JP3962591B2 - インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの制御方法 - Google Patents

インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタの制御方法 Download PDF

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    • G06K15/1822Analysing the received data before processing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録装置及びその制御方法に関するものであり、特に、高解像度かつ多ノズルを有するカラーインクジェットプリンタにおける記録の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における記録データの処理においては、プリントバッファにあるインデックスデータを読み込む際に、そのまま、すべてのデータをインデックス展開して、それをプリントバッファに書き込み、再度、印刷する時に、その展開データを読み出すことで、印刷を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来例における処理では、ノズル数が増えてきた場合、メモリへのアクセスが間に合わなくなったり、膨大なデータをレジスタに蓄えるにも、回路的に膨大なものとなるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メモリアクセスの高速化を図り、システムスループットの向上を図ることを目的とする。上記課題を解決し、その目的を達成するべく、本発明にかかるインクジェットプリンタは、外部機器から送信されたn(nは複数)ビットで表されるインデックスデータをメモリに格納し、該格納されたインデックスデータからインデックスデータの解像度のn倍の解像度のドットデータに展開し、そのドットデータに基づき、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上に走査させて記録を行うインクジェットプリンタであって、
書き込み要求に従って前記メモリに対して前記インデックスデータを書き込む書き込み処理、及び読み出し要求に従って前記メモリから1カラム分の同一のインデックスデータをn回の読み出す読み出し処理をFIFO制御により行うメモリ制御手段と、
前記記録ヘッドが備えるノズル数に対応する1カラム分のドットデータを保持するレジスタと、
前記メモリ制御手段により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、nカラム分のドットデータに展開し、展開されたnカラム分のドットデータのうち1カラム分を選択して前記レジスタに格納する展開手段と、
前記展開手段により前記レジスタに格納された1カラム分のドットデータを、前記記録ヘッドへ転送する記録ヘッド制御手段とを備え
記展開手段は、前記メモリ制御手段により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、異なるカラムを選択する
ことを特徴とする。
【0006】
上記のインクジェットプリンタにおいて、前記書き込み要求には、書き込みデータの色を特定するための色情報が含まれ、
前記メモリ制御手段は、前記色情報に基づき前記データを色ごとに前記メモリに書き込みを行うことを特徴とする。
【0007】
上記のインクジェットプリンタにおいて、前記読み取り要求には、読み取りデータの色を特定するための色情報が含まれ、
前記メモリ制御手段は、前記色情報に基づき読み取り対象のデータが黒データかカラーデータか否かを判断し、該判断に基づき前記FIFOポインタの更新を行うことを特徴とする。
【0009】
また、外部機器から送信されたn(nは複数)ビットで表されるインデックスデータをメモリに格納し、該格納されたインデックスデータからインデックスデータの解像度のn倍の解像度のドットデータに展開し、そのドットデータに基づき、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上に走査させて記録を行うインクジェットプリンタの制御方法は、
書き込み要求に従って前記メモリに対して前記インデックスデータを書き込む書き込み処理、及び読み出し要求に従って前記メモリから1カラム分の同一のインデックスデータをn回の読み出す読み出し処理をFIFO制御により行うメモリ制御工程と、
前記メモリ制御工程により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、nカラム分のドットデータに展開し、展開されたnカラム分のドットデータのうち1カラム分を選択して、前記記録ヘッドが備えるノズル数に対応する1カラム分のドットデータを保持するレジスタに格納する展開工程と、
前記展開工程により前記レジスタに保持された1カラム分のドットデータを、前記記録ヘッドへ転送する記録ヘッド制御工程とを備え
記展開工程は、前記メモリ制御工程により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、異なるカラムを選択する
ことを特徴とする。
【0010】
記録データをインデックスデータとして持つとき、インデックス展開前のデータ処理回路と、インデックス展開をする回路との間に、専用FIFOメモリを設け、そこに一時格納し、そのデータの読み出しは、記録ヘッドの処理に必要となる部分をポインタにより特定することで、メモリアクセスを効率的に行ない、スループットの向上を図ることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0012】
なお、以下に説明する実施形態では、インクジェット記録方式を用いた記録装置としてプリンタを例に挙げ説明する。
【0013】
本明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
【0014】
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0015】
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
【0016】
<装置本体の概略説明>
図12は、本発明の代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視図である。図12において、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5011を介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール5003に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJCが搭載されている。
【0017】
5002は紙押え板であり、キャリッジHCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に対して押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検知器である。
【0018】
5016は記録ヘッドIJHの前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは言うまでもない。
【0019】
また、5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0020】
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来た時にリードスクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれば、本例にはいずれも適用できる。
【0021】
<制御構成の説明>
次に、上述した装置の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0022】
図13はインクジェットプリンタIJRAの制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を示す同図において、1700は記録信号を入力するインターフェース、1701はMPU、1702はMPU1701が実行する制御プログラムを格納するROM、1703は各種データ(上記記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存しておくDRAMである。1704は記録ヘッドIJHに対する記録データの供給制御を行うゲートアレイ(G.A.)であり、インターフェース1700、MPU1701、RAM1703間のデータ転送制御も行う。1710は記録ヘッドIJHを搬送するためのキャリアモータ、1709は記録紙搬送のための搬送モータである。1705は記録ヘッドを駆動するヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を駆動するためのモータドライバである。
【0023】
上記制御構成の動作を説明すると、インターフェース1700に記録信号が入るとゲートアレイ1704とMPU1701との間で記録信号がプリント用の記録データに変換される。そして、モータドライバ1706、1707が駆動されると共に、ヘッドドライバ1705に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆動され、記録が行われる。
【0024】
ここでは、MPU1701が実行する制御プログラムをROM1702に格納するものとしたが、EEPROM等の消去/書き込みが可能な記憶媒体を更に追加して、インクジェットプリンタIJRAと接続されたホストコンピュータから制御プログラムを変更できるように構成することもできる。
【0025】
なお、上述のように、インクタンクITと記録ヘッドIJHとは一体的に形成されて交換可能なインクカートリッジIJCを構成しても良いが、これらインクタンクITと記録ヘッドIJHとを分離可能に構成して、インクがなくなったときにインクタンクITだけを交換できるようにしても良い。
【0026】
図14は、インクタンクとヘッドとが分離可能なインクカートリッジIJCの構成を示す外観斜視図である。インクカートリッジIJCは、図14に示すように、境界線Kの位置でインクタンクITと記録ヘッドIJHとが分離可能である。インクカートリッジIJCにはこれがキャリッジHCに搭載されたときには、キャリッジHC側から供給される電気信号を受け取るための電極(不図示)が設けられており、この電気信号によって、前述のように記録ヘッドIJHが駆動されてインクが吐出される。
【0027】
なお、図14において、500はインク吐出口列である。また、インクタンクITにはインクを保持するために繊維質状もしくは多孔質状のインク吸収体が設けられている。
【0028】
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態にかかる記録装置の回路構成を示すブロック図である。同図において、103はインデックスデータ(コンピュータで処理可能なデータとしてコード化されたデータ)形式の記録データを格納するプリントバッファである。102はプリントバッファ103より、データを取り出すための、メモリ制御回路である。101は、メモリ制御回路102で取り出されたインデックスデータを間引いたり、変換したりするための、インデックスデータ処理回路である。
【0029】
110は、本発明にかかるインデックスSRAMコントローラである。インデックスSRAMコントローラ110は、その構成に専用FIFO制御回路111とメモリ制御回路112とを有しており、SRAM113を制御する。
【0030】
ここで、専用FIFO制御回路111はSRAM113をFIFO制御するための専用制御回路であり、メモリ制御回路112はSRAM113に対して、データの書き込み、読み出しのためのリードライト波形など、メモリの入出力を制御するための制御信号を出力するメモリ制御回路である。
【0031】
インデックス展開処理回路120はインデックスSRAMコントローラ110より、データを読み出すための回路である。インデックス展開処理回路120により読み出されたインデックスデータは、リアルデータに変換され、インクジェットヘッド制御回路130のに渡される。ここで、ヘッドへの具体的な転送順に並べ替えられたり、濃度調整などが行なわれている。
【0032】
作成された最終記録データは、131のインクジェットヘッドに送信される。
【0033】
図2は記録システム全体の構成を示したブロック図である。221は、プリンタに記録をリクエストするホストコンピュータであり、220は、プリンタのCPUボードである。204はCPUボード220に搭載されたインターフェースコントローラであり、本実施形態ではIEEE1284インターフェース用のコントローラを使用しているが、これに限定するものではない。
【0034】
201はプリンタの制御全体をつかさどるCPUであり、202はCPU201によって使用される、プログラムやデータの処理に使用されるメモリである。
【0035】
203はモータコントローラであり、225のキャリッジ(CR)モータや226の紙送り(LF)モータを制御する。
【0036】
224は、CRモータ225によって駆動されるベルトであり、ベルトに取付けられたキャリッジユニット223を主走査方向として往復動作させる(図12の矢印a,b方向)。
【0037】
140は記録装置における制御回路を構成するASICであり、プリントバッファ103は、ASIC140によって使用されるプリントバッファである。インクジェットヘッド131はキャリッジ223に搭載されていて、往復運動の際に記録処理する構成となっている。
【0038】
<記録データの制御>
記録制御方法の態様として、以下の手順に従うのが望ましい。
【0039】
例えば、外部機器から送信されたデータをメモリに格納し、その格納されたデータを読み取り、記録ヘッドの構成に合わせた記録データとして展開して記録する記録制御方法は、データをメモリにFIFO形式に書き込み処理するための書き込み要求と、その格納されているデータを、アドレスポインタにより指定して読み取り処理するための読み取り要求とから、データの書き込み若しくは読み取りの優先順位を決定する決定ステップと、その決定ステップにおける決定に基づき、メモリに対してデータの書き込み若しくは読み取りの制御をするメモリ制御ステップと、を備え、決定ステップは、データの読み取りアドレスを特定するポインタを、上記の読み取り要求に合わせて更新し、メモリ制御ステップは、ポインタにより特定されたメモリアドレスに従い、メモリにFIFO形式で格納されているデータを分割して読み取り制御する。
【0040】
この手順を実行する場合、データの入出力は、図4、図5、図9に示すタイミングチャートに従い制御されることになる。
【0041】
以下、データのライト動作、リード動作を具体的に説明する。
【0042】
図3は、図1で示した、インデックスSRAMコントローラ110の周辺を具体的な信号線を記入して、記録データの制御およびそのデータの流れを説明するブロック図である。
【0043】
<ライト動作>
まず、インデックスデータ処理回路101に処理済のデータが用意される。その時点で、インデックスデータ処理回路101はライトリクエスト信号(wr_req)301を専用FIFO制御回路111にアサートすると同時に、ライトデータ(wr_data)305をメモリ制御回路112に出力し、更に、ライトする色の指定(wr_color)303、ライトするデータ量(wr_mode)304を指定するライトモードを専用FIFO制御回路111に出力する。
【0044】
専用FIFO制御回路111は、先ず、ライトリクエスト信号(wr_req)301を受付て、この受付けに基づきメモリ制御回路112に対して、リクエスト信号(req)321を出力する。
【0045】
同時に、色指定の信号(wr_color)303から作成した色指定(color)323、データ量の信号(wr_mode)304から作成したモード指定(mode)324がメモリ制御回路112に出力される。
【0046】
メモリ制御回路112は、受け取ったリクエスト信号(req)321、色指定信号(color)323、モード指定信号(mode)324と、ライトデータ(wr_data)305から、メモリ113を制御するのに必要な波形を作成して、アドレス信号(address)325と、リード/ライト信号などのコントロール信号(control)326と、ライトデータ(wr_data)327を出力する。
【0047】
メモリ制御回路112は、メモリ113にアクセスが終了した時点でアック信号(ack)322を専用FIFO制御回路111に対して出力する。
【0048】
専用FIFO制御回路111は、アック信号(ack)322を受けた時点で、インデックスデータ処理回路101に対してアック信号(wr_ack)302を出力すると同時に、専用FIFO制御回路111の内部にある、指定された色に対するFIFOカウンタを1アップする。
【0049】
以上の信号の授受によりライトデータを所定の条件に従いメモリに格納制御することが可能になる。
【0050】
<リード動作>
次に、メモリに格納されたデータのリード動作について説明する。
【0051】
先ず、インデックス展開処理回路120は、次に処理するべきデータのリードリクエスト信号(rd_req)311を専用FIFO制御回路111に送信する。リードリクエスト信号(rd_req)311がアサートされると同時に、インデックス展開処理回路120はリードするデータの色の指定(rd_color)313、リードするデータ量及び、FIFOを何回読んでカウントダウンするかを指定するリードモード(rd_mode)314の各信号を専用FIFO制御回路111に出力する。
【0052】
専用FIFO制御回路111は、先ず、リードリクエスト信号(rd_req)311を受付ると、メモリ制御回路112に対して、リクエスト信号(req)321を出力する。
【0053】
色の指定信号(rd_req)313に基づき、色指定信号(color)323を生成し、リードモード(rd_mode)314に基づくモード信号(mode)324をメモリ制御回路112に出力する。
【0054】
メモリ制御回路112は、専用FIFO制御回路111から受信した信号(321、323、324)から、メモリ113を制御するのに必要な信号波形を生成して、読み出しデータのアドレスを指定するためのアドレス信号(address)325、データの読み出しを制御するためのコントロール信号(control)326を送り、所定のリードデータ(rd_data)328を取り出す。
【0055】
メモリ制御回路112は、メモリ113との間でアクセスが終了した時点でアック信号(ack)322を専用FIFO制御回路111に対して送り、また、メモリ113より読み出したデータをリードデータ(rd_data)315としてインデックス展開処理回路120に対して出力する。
【0056】
専用FIFO制御回路111は、アック信号(ack)322を受信した時点で、インデックス展開処理回路120に対してアック信号(rd_ack)312を出力すると同時に、専用FIFO制御回路111の内部にある、指定された色に対するFIFOカウンタを指定された回数分、読み出された時点で1ダウンする。
【0057】
図4は、図3で説明したライト、リード動作と、FIFOポインタ値の関係を示すタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が1回のライト動作で値を1アップし、リード動作により値を1ダウンする場合のFIFO制御波形を示した図である。
【0058】
420はライトリクエスト信号(wr_req)の波形であり、421は、このライトリクエスト信号に対するライトアック(wr_ack)信号の波形である。422はFIFOポインタ値を示す。423はリードリクエスト信号(rd_req)の波形であり、424は、423のリードリクエスト信号を受けて出力されるリードアック信号(rd_ack)の波形である。
【0059】
タイミングチャート401においてライトリクエスト信号が入力されると、ライトアック信号402が出力される。この時点でFIFOポインタ値(403)は"0"からポインタ値(404)として"1"になる。
【0060】
次に、タイミングチャート405において次のライトリクエスト信号が入力されると、406においてライトアック信号が出力される。この時点でFIFOポインタ値(404)は"1"からポインタ値(407)として"2"に変化する。ライト信号、ライトアック信号に従って、FIFOポインタ値は1つずつカウントアップされる。
【0061】
また、タイミングチャート408において、リードリクエスト信号(rd_req)が入力され、409においてリードアック信号(rd_ack)が出力されると、FIFOポインタ値(407)は"2"から、ポインタ値(410)として"1"に変化する。
【0062】
更に、タイミングチャートにおける411において、リードリクエスト信号が入力されると、タイミングチャート412においてリードアック信号(rd_ack)424が出力され、FIFOポインタ値(410)は"1"からポインタ値(413)として"0"に変化する。
【0063】
1回のリードリクエスト信号、リードアック信号に従い、FIFOポインタ値は1つずつカウントダウンする。
【0064】
図5は、図3において説明した動作を説明するタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が2回のライト動作で1カウントアップする場合、若しくは2回のリード動作において1カウントダウンする場合の処理を具体的に説明するものである。
【0065】
520はライトリクエスト信号(wr_req)の波形であり、521は、このライトリクエスト信号に従ったライトアック信号(wr_ack)の波形である。522はFIFOポインタ値を示し、523はリードポインタの値を示す。
【0066】
また、524はリードリクエスト信号(rd_req)の波形であり、525は、このリードリクエスト信号を受けたリードアック信号(rd_ack)の波形である。
【0067】
まず、タイミングチャート501において、ライトリクエスト信号が入力され、ライトアック信号502が出力される。この時点でFIFOポインタ値(503)は"0"からポインタ値(504)に"1"に変化する。
【0068】
タイミングチャート505において2つ目のライトリクエスト信号が入力され、ライトアック信号506が出力される。この時点でFIFOポインタ値(504)は"1"からポインタ値(507)として"2"に変化する。この時点では、リードポインタ値(508)は"0"のままである。
【0069】
一方、タイミングチャート509においてリードリクエストが入力されると、リードアック信号510が出力される。この時点でリードポインタ値(508)は"0"からリードポインタ値(511)として"1"にカウントアップする。
【0070】
タイミングチャート512において、次のリードリクエスト信号が入力されると、リードアック信号513が出力される。この時点でリードポインタ値(511)は"1"からリードポインタ値(515)として"0"にカウントダウンする。
【0071】
同時に、FIFOポインタ値(507)は"2"からFIFOポインタ値(514)として"1"にカウントダウンする。
【0072】
以上が、1つ目のライトリクエスト信号501に対する、2つのリードリクエスト信号の出力と、FIFOポインタ値、リードポインタ値の変化である。
【0073】
更に、リードリクエスト信号516が入力され、リードアック信号517が出力されると、この時点でリードポインタ値(515)は"0"からリードポインタ値(518)として"1"にカウントアップする。
【0074】
リードリクエスト519が入力され、リードアック信号520が出力されると、この時点でリードポインタ値(518)は"1"からリードポインタ値(522)として"0"にカウントダウンする。
【0075】
同時にFIFOポインタ値(514)は"1"からFIFOポインタ値(521)として"0"にカウントダウンして処理を終了する。
【0076】
以上が、2つ目のライトリクエスト信号505に対する、2つのリードリクエスト信号の出力と、FIFOポインタ値、リードポインタ値の変化である。
【0077】
<インデックスデータの展開>
インデックスデータの展開処理の詳細を説明する前に、従来例における処理を説明する。図6は従来例におけるインデックスデータの展開方法について説明する図である。図6において、プリントバッファ103より読み出されたデータは、601に示すデータ配列のように、300dpi 2bitより構成される1カラム分のデータである。図6においては、300dpi、2bitのインデックスデータ4個、"00""01""10""11"を例示している。このデータをインデックス展開回路602に入力し、展開すると1つのインデックスデータは縦横600dpiの解像度で2×2のマトリックスに展開される。
【0078】
すなわち、データとしては600dpi 8ドットの2カラム分のデータが作成される。
【0079】
従来例においては、インデックス展開した値は、全てレジスタに格納される。本例では8ビットのデータが16ビットのデータになるだけであるが、ノズル数が増えてくると、例えば、1280ノズルの場合、2560ビットものレジスタが必要となる。4色のカラープリンタにおいては、その4倍で増えたレジスタの量は5120ビットとなる。
【0080】
また、インデックス展開されたデータを一旦プリントバッファ103に戻して、必要なときに再度読み出す構成をとる他の従来例においては、103のプリントバッファにライト、リードする分、プリントバッファの使用効率が落ちてしまうという問題もある。
【0081】
たとえば、2560ビットのデータを格納するのに、32ビットメモリ使用した場合、2560/32=80メモリサイクルとなり、リードとライトを双方考慮すると、その2倍の160サイクルの処理が必要となる。ここで、1サイクル100nsのRAMを使用すれば、16usの時間が必要となる。
【0082】
インデックスデータを読み出すだけの場合、1280/32=40サイクルで済んでいたので、その4倍のメモリアクセスを必要とすることとなる。
【0083】
図7は本実施形態におけるインデックスデータの展開処理方法について説明する図である。プリントバッファ103より読み出されたデータは、インデックスデータの形式で601に示したような構造となっている。601においては300dpi、2bitのインデックスデータとして、"00""01""10""11"、の4個を例示している。
【0084】
このデータを内蔵SRAM113に格納する。
【0085】
格納されたデータをインデックス展開回路120に入力し、展開すると、1つのインデックスデータは縦横600dpiの解像度で、2×2のマトリックスに展開され、読み出されたインデックスデータは全体として600dpi 8ドットの2カラム分のデータを作成することが可能である。
【0086】
本実施形態においては、すべてインデックス展開した値のうち、使用する1カラム分のデータにアクセスし、レジスタに格納するため、1280ノズルの場合、1280ビットのレジスタだけで十分である。
【0087】
但し、次のカラムデータを必要とするときは、図7の2回目のリードとして示すように内蔵SRAM113の読み出しから行なって、インデックス展開処理回路120による再度の展開を行なう必要がある。
【0088】
データとしては、1回目のリードにより展開処理した1カラム目のデータ701と、2回目のリードにより展開処理したの2カラム目のデータ702が別個に展開処理されてインクジェット記録ヘッド制御回路130に送信される。
【0089】
専用内蔵SRAM113を使用することで、従来例の処理において生じたメモリアクセスの問題は解消できる。
【0090】
内蔵SRAMなので、基本的にはASICの外に配置されたDRAMのプリントバッファよりも、一回のアクセス時間は数倍高速に行なうことが可能であり、かつ、システムとして要求スピードが速くても、要求に応じてパス幅を拡張することで、簡単に高速化対応することが可能である。
【0091】
本実施形態では、プリントバッファに関しては、1回のライト動作及びリード動作に対して、内蔵SRAMは1回のライト、2回のリード動作であり、両メモリに対するアクセスは2:3の関係になる。両メモリに対するアクセスの同調を図るためには内蔵SRAM113に対するアクセススピードはプリントバッファに対するアクセススピードに対して1.5倍あればよい。
【0092】
また、内蔵SRAM113の周辺制御をFIFO制御とすることで、インデックスデータ処理回路101と、インデックス展開処理回路120のアクセス方法をタイミング的に容易に制御することができる。
【0093】
すなわち、メモリに対するデータの入出力制御をFIFOとすることで、常にインデックスデータ処理回路101は、RAM113に読み書きできるし、またインデックス展開処理回路120は、データをいつでも読み出すことができる。
【0094】
図10は内蔵SRAMの、メモリマップを示している。
【0095】
このメモリマップにおいて、1001はアドレスの上位2ビットは、色の情報(colorアドレス)である。
【0096】
また、1002の2ビットはBANKアドレスで、FIFO制御によって切り替えられるアドレスである。
【0097】
これらのアドレスデータは、一回のリクエストによって、ブロック間にて送受信が行なわれる実際のデータのアドレスであり、8ビットのメモリで2048ビットまで対応している。
【0098】
図11は記録データの制御を実行するための構成を示すブロック図である。
【0099】
専用FIFO制御回路111の内部には、優先順位決定回路1101を有し、優先順位決定回路1101はインデックスデータ処理回路101から出力されるライトリクエスト信号(wr_req)301を受け付けるか、インデックス展開処理回路120から出力されるリードリクエスト信号(rd_req)311信号を受け付けるかを決定し、決定した方のリクエスト信号(req)321をメモリ制御回路112に出力すると同時に、選択されたリクエストにおける色とモードをそれぞれ色信号(color)323とモード信号(mode)324としてメモリ制御回路112に出力する。
【0100】
メモリ制御回路112は、受信したリクエスト信号321に対するアック信号(ack)322を優先順位決定回路1101に返信する。
【0101】
メモリ制御回路112におけるFIFO制御は現在どちらのリクエスト信号が受け付けられているかを示すセレクト信号1105と、アック信号322、カラー信号322、モード信号324によって行なわれる。
【0102】
専用FIFO制御回路111にはブラックFIFOポインタ制御回路1102と、カラーFIFOポインタ制御回路1103が存在する。カラーFIFOポインタ制御回路1103はFIFOポインタとしてはシアン、マゼンタ、イエロー各色持っており、動作モード制御自体は共通化されている。
【0103】
ブラックとカラーとで別のFIFOポインタ制御回路を持つことで、ブラックとカラーのデータ構造を変えたときに、たとえば、ブラックはリアルデータ、カラーはインデックス2ビットのデータである場合においても対応可能となる。
【0104】
FIFO制御の結果、次に使用するバンクアドレスが決定され、ブラックのバンクアドレス1106、カラーのバンクアドレス1107が112のメモリ制御回路に出力される。
【0105】
セレクタ1104は、色信号323によりブラックのバンクアドレス信号1106とカラーのバンクアドレス信号1107とをセレクトして、使用されるバンクアドレス325が出力される。メモリ制御回路112は、所定のリクエスト信号に応じて、メモリのバンクアドレスを制御して内蔵SRAMにアクセスしてデータのリード、ライトの制御を行なう。
【0106】
以上説明したように、本実施形態によればインデックスデータ処理回路101とインデックス展開処理回路120との間にメモリ113を配置して、FIFOポインタ制御動作回路(1102、1103)により、使用するデータ構造にあわせてリード、ライトを制御する、たとえば、2ビットインデックスデータの場合は、2カラム分のデータが作成できるため2回読み込んだ後、FIFOポインタを更新するという特殊な制御を行なうこととなる。中間メモリとして、ASIC内蔵SRAMを使用することで、メモリアクセスの高速化が容易となり、システムスループット向上が図れる。
【0107】
また、専用のFIFOを読み出す毎に、必要な1カラムだけを処理することで、多値インデックスデータになればなるほど、インデックス展開処理回路の回路規模を小さくすることが可能となる。
【0108】
<第2の実施形態>
図8は図7で説明した、内蔵SRAM113からのデータのリードを1回目と2回目に分けて読み出す処理を拡張させた、異なるインデックスデータの展開処理を説明する図である。
【0109】
プリントバッファ103より読み出されたデータは、インデックスデータの形式で801に示したような構造となっている。図8は300dpi、4bitのインデックスデータ2個、"0010""1000"、を例示している。
【0110】
このデータを第1の実施形態と同様に内蔵SRAM113に格納する。
【0111】
格納されたデータをインデックス展開回路802に入力して、展開すると1つのインデックスデータは縦横1200dpiの解像度で、4×4のマトリックスに展開される。すなわち、データとしては1200dpi、8ドットの4カラム分のデータを作成することが可能である。
【0112】
本実施形態においては、すべてインデックス展開した値のうち、使用する1カラム分のデータにアクセスし、レジスタに格納するため、1280ノズルの場合、1280ビットのレジスタだけで十分である。ただし、次のカラムデータを必要とするときは、RAM113の読み出しから行なって、再度展開を行なわなければならない。
【0113】
最初の1カラムを使用する場合、SRAMから1回目のリードにより展開した展開データ803の1カラム分(ハッチングを付した部分)のみを記録データとして使用して、2カラム目は、2回目のリードにより展開した展開データ804の1カラム分のデータが記録データとして処理の対象とされる。以下、同様に3カラム目は、3回目のリードに基づき、インデックス展開したデータ805の3カラム目の1カラム分のデータ、4カラム目は、4回目のリードに基づき、インデックス展開したデータ806の4カラム目の1カラム分のデータを使用する。
【0114】
専用内蔵SRAM113を使用することで、従来例の処理において生じたメモリアクセスの問題は解消できる。
【0115】
内蔵SRAMなので、基本的にはASICの外に配置されたDRAMのプリントバッファよりも、一回のアクセス時間は数倍高速に行なうことが可能であり、かつ、システムとして要求スピードが速くても、要求に応じてパス幅を拡張することで、簡単に高速化対応することが可能である。
【0116】
本実施形態では、プリントバッファに関しては、1回のライト動作及びリード動作に対して、内蔵SRAMは1回目のライト、4回のリード動作であり、両メモリに対するアクセスは2:5の関係になる。両メモリに対するアクセスの同調を図るためには内蔵SRAM113に対するアクセススピードはプリントバッファに対するアクセススピードに対して2.5倍あればよい。
【0117】
また、内蔵SRAM113の周辺制御をFIFO制御とすることで、インデックスデータ処理回路101と、インデックス展開処理回路120のアクセス方法をタイミング的に容易に制御することができる。
【0118】
すなわち、メモリに対するデータの入出力制御をFIFOとすることで、常にインデックスデータ処理回路101は、RAM113に読み書きできるし、またインデックス展開処理回路120は、データをいつでも読み出すことができる。
【0119】
図9は、図8において説明した動作を説明するタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が4回リード動作でカウントを1ダウンする場合の処理を具体的に説明するものである。
【0120】
950はライトリクエスト(wr_req)信号の波形を示し、951は、そのライトリクエスト信号に対するライトアック(wr_ack)信号の波形である。952はFIFOポインタの値を示す。953はリードポインタの値であり、954はリードリクエスト信号(rd_req)の波形、955はリードアック信号(rd_ack)の波形である。
【0121】
タイミングチャート901においてライトリクエスト信号が入力されると、ライトアック信号902が出力される。この時点でFIFOポインタ値(903)は"0"からポインタ値(904)として"1"になる。
【0122】
タイミングチャート905において、2つ目のライトリクエスト信号が入力されると、906においてライトアック信号が出力される。この時点でFIFOポインタ値(904)は"1"からポインタ値(907)として"2"に変化する。
【0123】
2つのライトリクエスト信号が入力されることにより、FIFOポインタ値は0から1、1から2へと1つずつカウントアップされる。第2の実施形態の場合、1つのライトリクエスト信号に対して、以下に示す4回のリードリクエスト信号が発行される。
【0124】
タイミングチャート908においてリードリクエスト信号が入力されると、909においてリードアック信号が出力される。この時点でリードポインタ値(910)として"0"がリードポインタ値(911)として"1"に変化する。
【0125】
タイミングチャート912において2つ目のリードリクエスト信号が入力されると、リードアック信号913が出力される。この時点でリードポインタ値(911)は"1"からポインタ値(914)として"2"に変化する。
【0126】
更に、タイミングチャート915において3つ目のリードリクエスト信号が入力され、リードアック信号916が出力されると、リードポインタ値(914)は"2"からポインタ値(917)として"3"に変化する。
【0127】
タイミングチャート918において4つ目のリードリクエスト信号が入力され、リードアック信号(919)が出力されると、リードポインタ値(917)は"3"からリードポインタ値(921)として"0"に変化する。
【0128】
同時にFIFOポインタ値(907)は"2"からFIFOポインタ値(920)として"1"に変化する。
【0129】
以上が、1つのライトリクエスト信号901に対する、4つのリードリクエスト信号の出力と、FIFOポインタ値、リードポインタ値の変化である。
【0130】
リードリクエスト信号922、925、928、931は2つ目のライトリクエスト信号905に対する4つのリードリクエスト信号であり、この場合でも同様に、リードポインタ値は1つのリードリクエスト信号の出力に応じて1つずつカウントアップしていき、4つ目のリードリクエスト信号を出力した後、0にリセットされる。このとき、FIFOポインタ値も1から0にカウントダウンして処理を終了する。
【0131】
以上説明したように、本実施形態によればインデックスデータ処理回路101とインデックス展開処理回路802との間にメモリ113を配置して、FIFOポインタ制御動作回路(1102、1103)により、使用するデータ構造にあわせてリード、ライトを制御する、たとえば、4ビットインデックスデータの場合は4回繰り返し読んだ後に、FIFOポインタを更新する制御を行なうこととなる。中間メモリとして、ASIC内蔵SRAMを使用することで、メモリアクセスの高速化が容易となり、システムスループット向上が図れる。
【0132】
また、専用のFIFOを読み出す毎に、必要な1カラムだけを処理することで、多値インデックスデータになればなるほど、インデックス展開処理回路の回路規模を小さくすることが可能となる。
【0133】
なお、以上の実施形態において、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
【0134】
以上の実施形態は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0135】
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。
【0136】
この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0137】
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0138】
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4459600号明細書に記載された構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0139】
さらに、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0140】
加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0141】
また、以上説明した記録装置の構成に、記録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加することは記録動作を一層安定にできるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などがある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0142】
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもできる。
【0143】
以上説明した実施の形態においては、インクが液体であることを前提として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0144】
加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0145】
このような場合インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明においては、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0146】
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
【0147】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0148】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0149】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0150】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した(図5および/または図9に示す)タイミングチャートに対応する処理手順に従うプログラムコードが格納されることになる。
【0151】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればインデックスデータ処理回路とインデックス展開処理回路との間にメモリを配置して、FIFOポインタ制御動作回路により、使用するデータ構造にあわせてリード、ライトを制御する、たとえば、nビットインデックスデータの場合は、1ビットずつ、n回に分けて読むように、FIFOポインタを更新する制御を行なうことでデータ出力および、入力の負荷を緩和できる。
【0152】
メモリとして、ASIC内蔵SRAMを使用することで、メモリアクセスの高速化を容易となり、システムスループット向上が図れる。
【0153】
また、専用のFIFOを読み出す毎に、必要な1カラムだけを展開することで、多値インデックスデータになればなるほど、インデックス展開処理回路の回路規模を小さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかる記録装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】記録システム全体の構成を示したブロック図である。
【図3】インデックスSRAMコントローラ110における記録データの制御およびそのデータの流れを説明するブロック図である。
【図4】ライト、リード動作と、FIFOポインタ値の関係を示すタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が1回のライト動作で値を1アップし、リード動作により値を1ダウンする場合のFIFO制御波形を示した図である。
【図5】図3において説明した動作を説明するタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が2回のライト動作で1カウントアップする場合、若しくは2回のリード動作において1カウントダウンする場合の処理を具体的に説明するものである。
【図6】従来例におけるインデックスデータの展開方法を説明する図である。
【図7】第1の実施形態におけるインデックスデータの展開処理方法について説明する図である。
【図8】第2の実施形態を説明する図であり、内蔵SRAM113からデータを複数回に分けてリードし、展開処理する方法を説明する図である。
【図9】図8において説明した動作を説明するタイミングチャートであり、FIFOポインタ値が4回リード動作でカウントを1ダウンする場合の処理を具体的に説明する図である。
【図10】内蔵SRAMの、メモリマップを示す図である。
【図11】記録データの制御を実行するための構成を示すブロック図である。
【図12】本発明を適用する好適な実施形態であるプリンタの外観を示す図である。
【図13】図12のプリンタの制御構成を示すブロック図である。
【図14】プリンタのインクジェットカートリッジを示す図である。
【符号の説明】
101 インデックスデータ処理回路
102 メモリ制御回路
103 プリントバッファ
110 インデックスSRAMコントローラ
111 専用FIFO制御回路
112 メモリ制御回路
113 内蔵SRAM
120 インデックス展開処理回路
130 インクジェットヘッド制御回路
131 インクジェットヘッド
140 ASIC
201 CPU
202 メモリ
203 モータコントローラ
204 インターフェースコントローラ
220 プリンタのCPUボード
221 ホストコンピュータ
223 キャリッジベルト
224 ベルト
225 キャリッジモータ
226 紙送りモータ
301 ライトリクエスト信号
302 ライトアック信号
303 ライトする色信号
304 ライトモード信号
305 ライトデータ
311 リードリクエスト信号
312 リードアック信号
313 リードする色信号
314 リードモード信号
315 リードデータ
321 リクエスト信号
322 アック信号
323 色信号
324 モード信号
325 メモリアドレス
326 メモリコントロール信号
327 メモリライトデータ
328 メモリリードデータ
601 インデックスデータイメージ図
602 インデックス展開処理回路
603 インデックス展開後のデータイメージ図
701 1カラム目の記録データイメージ図
702 2カラム目の記録データイメージ図
801 第2の実施例におけるインデックスデータイメージ図
802 第2の実施例におけるインデックス展開処理回路
803 1カラム目の記録データイメージ図
804 2カラム目の記録データイメージ図
805 3カラム目の記録データイメージ図
806 4カラム目の記録データイメージ図
1001 色の情報アドレス
1002 BANKアドレス
1003 データアドレス
1101 優先順位決定回路
1102 ブラックFIFOポインタ制御回路
1103 カラーFIFOポインタ制御回路
1104 バンクアドレスのセレクタ
1106 ブラックのバンクアドレス
1107 カラーのバンクアドレス

Claims (6)

  1. 外部機器から送信されたn(nは複数)ビットで表されるインデックスデータをメモリに格納し、該格納されたインデックスデータからインデックスデータの解像度のn倍の解像度のドットデータに展開し、そのドットデータに基づき、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上に走査させて記録を行うインクジェットプリンタであって、
    書き込み要求に従って前記メモリに対して前記インデックスデータを書き込む書き込み処理、及び読み出し要求に従って前記メモリから1カラム分の同一のインデックスデータをn回の読み出す読み出し処理をFIFO制御により行うメモリ制御手段と、
    前記記録ヘッドが備えるノズル数に対応する1カラム分のドットデータを保持するレジスタと、
    前記メモリ制御手段により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、nカラム分のドットデータに展開し、展開されたnカラム分のドットデータのうち1カラム分を選択して前記レジスタに格納する展開手段と、
    前記展開手段により前記レジスタに格納された1カラム分のドットデータを、前記記録ヘッドへ転送する記録ヘッド制御手段とを備え
    記展開手段は、前記メモリ制御手段により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、異なるカラムを選択する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ
  2. 前記書き込み要求には、書き込みデータの色を特定するための色情報が含まれ、
    前記メモリ制御手段は、前記色情報に基づき前記データを色ごとに前記メモリに書き込みを行うことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ
  3. 前記読み取り要求には、読み取りデータの色を特定するための色情報が含まれ、
    前記メモリ制御手段は、前記色情報に基づき読み取り対象のデータが黒データかカラーデータか否かを判断し、該判断に基づき前記FIFOポインタの更新を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ
  4. 前記展開手段は、1つの多値データをn×nのマトリックスに展開することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ
  5. 前記メモリ制御手段に対して、プリントバッファから読み出したインデックスデータの書き込み要求を出力するインデックスデータ処理手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ
  6. 外部機器から送信されたn(nは複数)ビットで表されるインデックスデータをメモリに格納し、該格納されたインデックスデータからインデックスデータの解像度のn倍の解像度のドットデータに展開し、そのドットデータに基づき、記録ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体上に走査させて記録を行うインクジェットプリンタの制御方法であって、
    書き込み要求に従って前記メモリに対して前記インデックスデータを書き込む書き込み処理、及び読み出し要求に従って前記メモリから1カラム分の同一のインデックスデータをn回の読み出す読み出し処理をFIFO制御により行うメモリ制御工程と、
    前記メモリ制御工程により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、nカラム分のドットデータに展開し、展開されたnカラム分のドットデータのうち1カラム分を選択して、前記記録ヘッドが備えるノズル数に対応する1カラム分のドットデータを保持するレジスタに格納する展開工程と、
    前記展開工程により前記レジスタに保持された1カラム分のドットデータを、前記記録ヘッドへ転送する記録ヘッド制御工程とを備え
    記展開工程は、前記メモリ制御工程により前記メモリからインデックスデータを1回読み出す毎に、異なるカラムを選択する
    ことを特徴とするインクジェットプリンタの制御方法。
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