JP2000085076A - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JP2000085076A
JP2000085076A JP10260012A JP26001298A JP2000085076A JP 2000085076 A JP2000085076 A JP 2000085076A JP 10260012 A JP10260012 A JP 10260012A JP 26001298 A JP26001298 A JP 26001298A JP 2000085076 A JP2000085076 A JP 2000085076A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一般的なポリプロピレンや軟質ポリプロピレン
の抱える表面傷付き性と切削時のバリ発生と言う問題点
を解決するためになされたもので有り、従来の塩化ビニ
ル製の化粧シートに匹敵する若しくはそれを上回る表面
傷付き性を持ち、切削加工時にバリの発生しない化粧シ
ートを提供する。 【解決手段】引張弾性率が3000〜20000kgf
/cm2 、曲げ初期弾性率が10000〜30000k
gf/cm2 、ロックウエル硬度が80〜120である
オレフィン系樹脂層1を少なくとも具備する。また前記
オレフィン系樹脂層1が、アイソタクティックインデッ
クス(沸騰デカン可溶残分)が95%以上である高結晶
性ポリプロピレンを主成分とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築内装材、建具の表
面、家電品の表面材等に用いられる化粧シートに関する
もので木質ボード類、無機系ボード類、金属板等に貼り
合わせて化粧板として用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、前記建築内装材、建具の表
面、家電品の表面材等の用途に用いられる化粧シートと
しては塩化ビニル製のシートが用いられてきた。しか
し、塩化ビニル樹脂は焼却時に塩化水素ガスが発生し、
酸性雨やダイオキシンの要因になるとも言われており、
さらにはシートに添加された可塑剤のブリードアウト問
題も持ち上がっており、近年環境問題の観点から塩化ビ
ニル樹脂を用いない化粧シートが要求されつつある。
【0003】上記理由により近年、塩化ビニル製化粧シ
ートに替わる化粧シートとしてオレフィン系樹脂を使用
した化粧シートが数多く提案されている。(例えば特開
平2ー128843号、特開平4ー83664号、特開
平6ー1881号、特開平6ー198831号、特開平
9ー328562号など)
【0004】しかし、これらの方法では塩化ビニル樹脂
を使用しないことにより、焼却時の有毒ガス等の発生は
無くなるが、一般的なポリプロピレンシートもしくは軟
質ポリプロピレンシートを使用しているため表面の耐傷
付き性が無く、従来の塩化ビニル製の化粧シートの表面
傷付き性からは、はるかに劣っているものであった。ま
た、シートの柔らかさに起因するものと考えられるが、
丸鋸やルーダー等による切削加工時にバリが発生しやす
いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な一般的なポリプロピレンや軟質ポリプロピレンの抱え
る表面傷付き性と、切削時のバリ発生と言う問題点を解
決するためになされたもので有り、その課題とするとこ
ろは、従来の塩化ビニル製の化粧シートに匹敵する、若
しくはそれを上回る表面傷付き性を持ち、切削加工時に
バリの発生しない化粧シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の請求項1に係る発明は、引張弾性率が300
0〜20000kgf/cm2 、曲げ初期弾性率が10
000〜30000kgf/cm2 、ロックウエル硬度
が80〜120であるオレフィン系樹脂層を少なくとも
具備することを特徴とする化粧シートである。
【0007】また本発明の請求項2に係る発明は、上記
請求項1に係る発明において、前記オレフィン系樹脂層
が、アイソタクティックインデックス(沸騰デカン可溶
残分)が95%以上である高結晶性ポリプロピレンを主
成分とすることを特徴とする化粧シートである。
【0008】
【発明の実施形態】本発明の化粧シートに用いられるオ
レフィン系樹脂層としては、引張弾性率が3000〜2
0000kgf/cm2 、好ましくは4000〜150
00kgf/cm2 、曲げ初期弾性率が10000〜3
0000kgf/cm2 、好ましくは15000〜25
000kgf/cm2 、及びロックウエル硬度が80〜
120、好ましくは85〜110であることが重要であ
る。
【0009】これらの範囲を逸脱すると耐傷付き性向上
及び切削加工時のバリ抑制という本発明の目的が達せら
れなくなる。これらの数値は、上記請求項に記載したそ
れぞれ引張弾性率3000〜20000kgf/c
2 、曲げ初期弾性率10000〜30000kgf/
cm2 、ロックウエル硬度80〜120の数値範囲以下
の物性では、シートがいわゆる軟らか過ぎて傷がつきや
すく伸びやすいがために切削時にバリが発生するもの
で、上記請求項に記載した数値範囲以上の数値であれば
目的としては満足するものである。しかしながら用途に
よってVカット加工等の施される場合は、折り曲げ端部
に白化が発生する可能性が有るので、上記数値範囲の上
限内に収めることが望ましい。
【0010】また、前記オレフィン系樹脂層において
は、アイソタクティックインデックス(沸騰デカン可溶
残分)が95%以上である高結晶性ポリプロピレンを主
成分とすることが好ましく、アイソタクティックインデ
ックスが95%以下の通常の結晶性のポリプロピレンを
使用すると、引張弾性率、曲げ初期弾性率、ロックウエ
ル硬度が、本発明で規定する数値範囲外となり、本発明
の目的である、耐傷付き性の向上と切削時のバリ抑制の
実現が困難なものとなる。
【0011】上記した高結晶性ポリプロピレンは、プロ
ピレンの単独重合体すなわちホモポリマーでも良いし、
あるいは、エチレン、ブテン等と共重合した2次元、3
次元構造のランダム共重合体でも良い。重要なことは樹
脂層としてのアイソタクティシティが95%以上である
ことである。
【0012】上記オレフィン系樹脂層を、例えば押出機
を用いて製膜する場合には、高速成形性を要求される場
合があるが、このような場合は、ネックイン及び引き取
りムラを抑制するために、例えばポリエチレン等を添加
しても良い。但し、ポリエチレンの多量な添加は、せっ
かくの耐傷付き性を低下させるばかりでなく、主成分で
ある高結晶性ポリプロピレンと非相溶なポリエチレンと
の海島構造の影響で、Vカット加工を施した時にポリプ
ロピレンとポリエチレン界面での剥離に起因する端部の
白化が起こる可能性が有る。そのためポリエチレンの添
加は、例えば2〜15%程度、あるいはそれ以下が望ま
しい。
【0013】以下に本発明による高結晶性ポリプロピレ
ンを用いた化粧シートの構成の具体例を図に従って詳細
に説明する。
【0014】図1、図2、図3は、本発明に係る透明若
しくは着色透明な高結晶性ポリプロピレンシート1を用
いた隠蔽層付き単層の化粧シート7、9、11の一例を
示す側断面図である。
【0015】図1は、透明もしくは着色透明な高結晶性
ポリプロピレンシート1の両面を、コロナ処理、プラズ
マ処理、電子線処理、紫外線処理、重クロム酸処理等で
活性化処理し、ポリプロピレンシート1の片側の面に隠
蔽層2及び隠蔽層2の上に絵柄層3を設けた後、表面の
絵柄層3を保護するためにトップコート層4を施し、絵
柄層3と逆のポリプロピレンシート1面には、木質基材
等と貼り合わせる際の密着性を確保するためにプライマ
ー層6を設けた構成の化粧シート7である。なお、意匠
性を向上させるためにトップコート層4にエンボス模様
5を適宜設けることができる。
【0016】図2は、透明もしくは着色透明な高結晶性
ポリプロピレンシート1の両面を、コロナ処理、プラズ
マ処理、電子線処理、紫外線処理、重クロム酸処理等で
活性化処理し、ポリプロピレンシート1の片側の面に絵
柄層3を設け、絵柄層3とは逆のポリプロピレンシート
1の面に隠蔽性を付与したプライマー層8を設け、絵柄
層3の上にトップコート層4を施した化粧シート9であ
る。また、上記図1と同様にトップコート層4には適宜
エンボス模様5を設けてもよい。
【0017】図3は、透明もしくは着色透明な高結晶性
ポリプロピレンシート1の両面を、上記図1及び図2と
同様の処理で表面を活性化させ、そのポリプロピレンシ
ート1の片面に絵柄層3を設け、次に隠蔽付プライマー
層8を設け、絵柄層3とは逆のポリプロピレンシート1
の面にトップコート層4を設けた化粧シート11であ
る。また、意匠性を向上させるためにトップコート層4
又はトップコート層4からポリプロピレンシート1には
適宜エンボス模様5を設けてもよい。
【0018】上記図1の構成において、高結晶性ポリプ
ロピレンシート1、隠蔽層2、絵柄層3、トップコート
層4がそれぞれ接する面には密着性を向上させるために
プライマー層を設けてもよい。
【0019】図1及び図2でトップコート層4に設ける
エンボス模様5は、トップコートを施した後、トップコ
ートが半硬化、完全硬化の状態で凹凸模様を有するエン
ボス版を用いて熱及び圧力でエンボス模様を設けてもよ
いし、凹凸模様を有する賦型シートをトップコートを塗
布した直後に被覆し、トップコートが半硬化、完全硬化
の状態で賦型シートを剥離することによりエンボス模様
を設けてもよい。
【0020】一方、図3の構成のエンボス模様5は、高
結晶性ポリプロピレンシート1とトップコート層4とに
付与されるもので、その方法は製膜された後の化粧シー
トを熱及び圧力により凹凸模様を有するエンボス版を用
いてエンボス模様5を付与する方法や、押出機を用いて
製膜する際に凹凸模様を有する冷却ロールを用いて冷却
と同時にエンボスを設ける方法などが有る。また図3の
構成の化粧シートにおいては、エンボス模様5のエンボ
ス内部にインキ10をワイピングなどにより埋め込むこ
とによって、さらに意匠性を向上させることも可能であ
る。
【0021】高結晶性ポリプロピレン1よりなる本発明
の化粧シート7、9、11の製膜方法(形成方法)は、
特に製膜できれば問題なく規定されるものでは無いが、
押出機を用いる方法が最も一般的である。
【0022】図1において高結晶性ポリプロピレンシー
ト1に隠蔽層2、絵柄層3、プライマー層6、及び図2
において高結晶性ポリプロピレンシート1に隠蔽層2、
絵柄層3、プライマー層6、隠蔽性を付与したプライマ
ー層8、及び図3において高結晶性ポリプロピレンシー
ト1に絵柄層3、プライマー層6、隠蔽性を付与したプ
ライマー層8を設ける方法は、高結晶性ポリプロピレン
シート1に直接グラビア印刷、オフセット印刷、スクリ
ーン印刷、フレキソ印刷、静電印刷、インキジェット印
刷、金属蒸着あるいはスパッタリング法などが有る。
【0023】また、特にプライマー層6、隠蔽層2、隠
蔽性を付与したプライマー層を施す場合は、コンマコー
ター、ナイフコーター、リップコーター等を用いてもよ
い。さらには一度転写紙に印刷した後に、転写により各
層を高結晶性ポリプロピレンシート1に転写させてもよ
い。なお製膜に押出法を用いる場合は転写紙上に直接も
しくはアンカーコート層を設け、高結晶ポリピロピレン
単独もしくは接着性樹脂との共押出しにより樹脂を溶融
押し出しするとともに、隠蔽層2、絵柄層3、プライマ
ー層6及び隠蔽性を付与したプライマー層8を転写して
もよい。
【0024】また、トップコート層4を設ける方法も、
隠蔽層2や絵柄層3などを設ける方法と同様で何ら規定
されるものではない。
【0025】ここで使用される高結晶性ポリプロピレン
シート1には、必要に応じて熱安定剤、難燃剤、紫外線
吸収剤、光安定剤、ブロッキング防止剤、触媒捕捉剤等
が添加されている。熱安定剤としてはヒンダードフェノ
ール系、硫黄系、ヒドラジン系等、難燃剤としては水酸
化アルミニウム、水酸化マグネシウム等、紫外線吸収剤
としてはベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系、ベン
ゾフェノン系、トリアジン系等、光安定剤としてはヒン
ダードアミン系等を任意の組み合わせで添加するのが一
般的である。特に本用途に用いる場合は耐候性を考慮す
る必要があり、紫外線吸収剤と光安定剤は必須となり、
添加量はそれぞれ0.1〜1.0%が適量である。
【0026】図1、図2、図3の高結晶性ポリプロピレ
ンシート1の厚みは、基材との貼り合わせ時の作業のし
やすさ及び特に基材が木質の場合、表面の凹凸が化粧シ
ートに影響しないことを考慮すると30μm以上が望ま
しく、コスト等を考慮すると300μm以下が望まし
い。
【0027】絵柄層3にインキを使用する場合は、バイ
ンダーとして硝化綿、セルロース、塩化ビニルー酢酸ビ
ニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリウレタン、
アクリル、ポリエステル系等の単独もしくは各変性物の
中から適宜選定すればよい。これらインキのバインダー
は水性、溶剤系、エマルジョンタイプのいずれでも問題
なく、また1液タイプでも硬化剤を使用した2液反応タ
イプでも任意に選定可能であり、さらに紫外線や電子線
等の照射によりインキを硬化させることも可能であり、
中でも最も一般的な方法はウレタン系のインキでイソシ
アネートで硬化させる方法である。これらバインダー以
外には、通常のインキに含まれている顔料、染料等の着
色剤、体質顔料、溶剤、各種添加剤が添加されている。
特によく用いられる顔料には、縮合アゾ、不溶性アゾ、
キナクリドン、イソインドリン、アンスラキノン、イミ
ダゾロン、コバルト、フタロシアニン、カーボン、酸化
チタン、酸化鉄、雲母等のパール顔料等がある。また、
インキの塗布とは別に各種金属の蒸着やスパッタリング
により意匠を施すことも可能である。
【0028】隠蔽層2に使用される材料も基本的には絵
柄層3と同じものでよいが、目的として隠蔽性を持たせ
る必要があるために、顔料としては不透明な顔料、酸化
チタン、酸化鉄等を使用する。また隠蔽性を上げるため
に金、銀、銅、アルミ等の金属を添加することも可能で
ある。一般的にはフレーク状のアルミを添加させること
が多い。塗布厚みは2μm以下では隠蔽性を付与しにく
く、10μm以上では樹脂層の凝集力が弱くなるため2
〜10μm程度が妥当である。
【0029】プライマー層6に使用される材料も基本的
には絵柄層3、隠蔽層2と同じものでよいが、シート裏
面に施されるために特に着色する必要は無い。ただし、
ウエブ状で巻き取りを行うことを考慮するとブロッキン
グを避けるために、シリカ、アルミナ、マグネシア、酸
化チタン、硫酸バリウム等の無機充填材を添加させても
よい。塗布厚みは木質基材、金属基材等との密着を確保
する目的なので0.1〜3.0μm程度が妥当である。
【0030】隠蔽性を付与したプライマー層8に使用さ
れる材料も基本的には絵柄層3、隠蔽層2、プライマー
層6と同じものでよい。塗布厚みはプライマーとしての
機能だけだなく隠蔽性も付与するために、隠蔽層2と同
様に2〜10μm程度が妥当である。
【0031】トップコート層4に使用される材料も本発
明においては特に規定されるものではないが、ポリウレ
タン系、アクリル系、アクリルシリコン系、フッソ系、
エポキシ系、ビニル系、ポリエステル系、メラミン系、
アミノアルキッド系、尿素系等から適宜選択できる。形
態も水性、エマルジョン、溶剤系いずれでも可能であ
り、また硬化乾燥については、1液タイプでも硬化剤を
用いた2液タイプでも良い。中でもイソシアネート反応
を利用したウレタン系のトップコート剤が作業性や価
格、樹脂自体の凝集力等の観点からも望ましい。
【0032】イソシアネートにはトリレンジイソシアネ
ート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XD
I)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HMDI)、
メタジイソシアネート(MDI)、リジンジイソシアネ
ート(LDI)、イソホロジイソシアネート(IPD
I)、メチルヘキサンジイソシアネート(HTDI)、
メチルシクロヘキサノンジイソシアネート(HXD
I)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(T
MDI)等があり、これらの中から適宜選定できるが耐
候性を考慮すると2重結合をもつタイプよりも、直鎖状
の構造を持つタイプ、特にヘキサメチレンジイソシアネ
ート(HMDI)が最適である。
【0033】トップコート層4の表面の硬度をさらに向
上させるためには紫外線や電子線照射で硬化する樹脂の
使用も可能である。さらに耐候性を向上させるために紫
外線吸収材及び光安定材を適宜添加してもよい。また各
種機能を付与するために抗菌材、防カビ材等の機能性添
加材の添加も任意に行える。さらに、表面の意匠性から
艶の調整のため、あるいはさらに耐磨耗性を付与するた
めに、アルミナ、シリカ、窒化珪素、炭化珪素、ガラス
ビーズ等の添加も任意に行える。塗布厚みは通常2〜1
0μm程度が妥当である。
【0034】以上が本発明の隠蔽層付き単層の化粧シー
トの詳細であるが、図2は図1に比べてプライマー層8
が隠蔽層も兼ねているために価格の面で有利である。ま
た、図3は図1に比べて絵柄層3が化粧シートの裏に施
され、表面が高結晶性ポリプロピレンシートのために表
面物性の点では有利なシートと言える。
【0035】次に図4に単層ではあるが着色高結晶性ポ
リプロピレンシート12を使用した化粧シート13の一
例を示す。
【0036】図4に示す基本構成は、図1と比べてポリ
プロピレンシート12が着色されていて絵柄層3が省略
されている点で異なる以外は全く同一構成及び材料であ
る。ここで着色のための顔料としては通常、ポリプロピ
レンシート12の着色に使用されている公知のものから
求められる色相に合わせて任意に選定できる。シート1
2が着色されているために、図1、図2、図3の例のよ
うな隠蔽層2や隠蔽性を付与したプライマー層8などは
原則的には必要とせず、微妙な色合わせのために必要と
あれば施す程度でよい。
【0037】図5及び図6には、絵柄層3の施された各
種基材シート14と、アイソタクティックインデックス
が95%以上、引張弾性率が3000〜20000kg
f/cm2 、曲げ初期弾性率が10000〜30000
kgf/cm2 、ロックウエル硬度が80〜120の透
明な高結晶性ポリプロピレンシート1との積層タイプの
構成の一例を示す。ここで積層方法及び透明層の層数は
任意に選択できる。複数の合成樹脂シートを積層した多
層構成の化粧シートにあっては、表面の耐傷付き性を確
保するために、当該複数の合成樹脂シートのうち、少な
くとも最表面の主体とする合成樹脂シートを高結晶性ポ
リプロピレンシート1により構成する必要がある。
【0038】図5、又は図6に沿って以下に詳細に説明
する。
【0039】図5は上から順に、トップコート層4、透
明な高結晶性ポリプロピレンシート1、該トップコート
層4と透明な高結晶性ポリプロピレンシート1とに亘っ
て形成されたエンボス模様5、ポリプロピレンシート1
の下層に接着層15(感熱接着剤層、アンカーコート
層、ドライラミネート用接着剤層)、絵柄層3、着色基
材層14、プライマー層6が、この順に積層された化粧
シート16の構成の一例である。
【0040】ここでトップコート層4、エンボス模様5
は必要があれば設ければよく、プライマー層6も基材1
4がオレフィン系材料のように表面不活性な場合には必
要であるが、表面が活性な基材の場合は特に必要なもの
ではない。また、基材14にオレフィン系基材のような
表面が不活性な基材を用いる場合は、基材14の表裏に
コロナ処理、プラズマ処理、オゾン処理、電子線処理、
紫外線処理、重クロム酸処理等を行う必要が有る。さら
には絵柄層3との密着を確保させるためにはプライマー
層を設けることもある。
【0041】着色された基材14を使用するために、図
1、図2、図3の例のように特に隠蔽層2や隠蔽性を付
与したプライマー層8は原則的には必要としないが、微
妙な色相合わせのために必要とあれば、図4の一例と同
様に基材14と絵柄層3との間に着色ベタ層を設けても
よい。
【0042】図5における着色された基材14として
は、薄葉紙、チタン紙、樹脂含浸紙等の紙、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブチレン、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、ポリエステル、ポリアミド、エチレン
ー酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、アクリ
ル等の合成樹脂、あるいはこれら合成樹脂の発泡体、エ
チレンープロピレン共重合ゴム、エチレンープロピレン
ージエン共重合ゴム、スチレンーブタジエン共重合ゴ
ム、スチレンーイソプレンースチレンブロック共重合ゴ
ム、スチレンーブタジエンースチレンブロック共重合ゴ
ム、ポリウレタン等のゴム、有機もしくは無機系の不織
布、合成紙、アルミニウム、鉄、金、銀等の金属箔等か
ら任意に選定可能である。
【0043】図5の構成において、絵柄層3、トップコ
ート層4、プライマー層6、高結晶性ポリプロピレンシ
ート1については、前記単層構成(図1、図2、図3、
図4に示す層構成)における組成、厚み、形成方法と同
一でよい。
【0044】接着層15は接着方法で任意の材料選定が
可能で熱ラミネート、押し出しラミネート、ドライラミ
ネート等による積層方法が有り、接着材はアクリル系、
ポリエステル系、ポリウレタン系等の材料から選定でき
る。通常はその凝集力からイソシアネートを用いたポリ
オールとの反応の2液硬化タイプのウレタン系が望まし
い。
【0045】積層方法にも特に規制はないが熱圧を応用
した方法、押し出しでラミネートする方法及びドライラ
ミネート法等が一般的である。またエンボス模様を施す
場合には、一旦各種方法でラミネートしたシートに後か
ら熱圧によりエンボスを入れる方法、冷却ロールに凹凸
模様を設け押し出しラミネートと同時にエンボスを施す
方法が有る。また、押し出しと同時にエンボスを施した
透明な高結晶性ポリプロピレンシート1と基材14を熱
あるいはドライラミネートで貼り合わせる方法等があ
る。絵柄3及び接着層15を施す位置は通常通り基材1
4側でもよいし、高結晶性ポリプロピレンシート1側で
もよい。
【0046】さらに、図5においてはエンボス模様5の
中に図3と同様にインキ10をワイピングなどにより埋
め込んで意匠性を向上させることも可能である。
【0047】図6には、図5とは異なる積層タイプの構
成の一例を示す。プライマー層6、基材層14、絵柄層
3、透明高結晶性ポリプロピレンシート1、トップコー
ト層4、接着層15(又はアンカーコート層)、エンボ
ス模様5等は、図5と全く同様であるが、異なるところ
はアンカーコート層15と透明高結晶性ポリプロピレン
シート1との間に接着性樹脂層17が設けられていると
ころである。これは特に押し出しラミネート方法でさら
なるラミネート強度を求める場合に行うが、透明な高結
晶性ポリプロピレンシート1と接着性樹脂層17との共
押し出し法でラミネートを行う。
【0048】上記接着性樹脂層17は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、アクリル系等樹脂に酸変性を施した
もので、厚みは接着力向上の目的から2μm以上、また
厚過ぎるとせっかく高結晶性ポリプロピレンにより表面
硬度を向上させたにもかかわらず接着性樹脂層17の樹
脂自体の柔らかさの影響を受けるため20μm以下が望
ましい。
【0049】耐候性の面から絵柄及び基材を守るため
に、前記のようにトップコート及び透明高結晶性ポリプ
ロピレンに耐候性処方を施すだけではなく、接着層15
(又はアンカーコート層)に紫外線吸収剤及び光安定剤
を添加する方法もある。
【0050】図5、図6の例に示した高結晶性ポリプロ
ピレンシート1と基材14との積層タイプによる化粧シ
ートの厚みは、着色基材14としては印刷作業性、コス
トを考慮して20〜150μm、透明層(絵柄層3を除
く透明な高結晶性ポリプロピレンシート1及び他の透明
な積層部分)としては意匠性、後加工性、コストを考慮
して30〜150μm、積層品としての総厚みでは50
〜300μmの範囲が妥当である。通常は総厚みとして
100〜200μmが望ましい。
【0051】
【作用】以上のような本発明の化粧シートは、使用する
樹脂に塩化ビニル樹脂を使用しないため、焼却時等に有
毒ガスの発生もなく環境に優しいだけでなく、アイソタ
クティックインデックスが95%以上の高結晶性ポリプ
ロピレン樹脂を使用することで、引張弾性率が3000
〜20000kgf/cm2 、曲げ初期弾性率が100
00〜30000kgf/cm2 及びロックウエル硬度
が80〜120の物性確保が可能となり、最終的な化粧
シートとしては従来の塩化ビニル樹脂製の化粧シートと
同等以上の耐傷付き性を有し、またルーダー加工等の切
削時におけるバリの発生しない優れた化粧シートとなっ
た。
【0052】
【実施例】以下本発明の具体的実施例について詳細に記
す。 <実施例1>アイソタクティックインデックス(沸騰デ
カン可溶残分)96%の高結晶性ポリプロピレン樹脂
(J108M:グランドポリマー社製)に、ヒンダード
フェノール系酸化防止剤(イルガノックス1010:チ
バスペシャリティケミカルズ社製)を500ppm、ベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤(チヌビン328:チ
バスペシャリティケミカルズ社製)を2000ppm、
ヒンダードアミン系光安定剤(キマソーブ944:チバ
スペシャリティケミカルズ社製)を2000ppm添加
した樹脂を、押し出し機を用いて溶融押し出しを行い、
厚さ100μmの透明な高結晶性ポリプロピレンシート
1を得た。得られた透明な高結晶性ポリプロピレンシー
ト1の両面にコロナ処理を施し、表面の濡れを40dy
n/cm以上に保ち、一方の面にアルミニウムフレーク
5%及び酸化チタン及び酸化鉄の不透明顔料を添加した
ウレタン系隠蔽インキ(V180:東洋 インキ社製)
を5μm塗布して隠蔽層2を積層形成し、さらにその隠
蔽層2上にウレタン系絵柄インキ(V180:東洋イン
キ社製)をグラビア法により塗布して絵柄層3を積層形
成した。一方、絵柄層3とは反対の高結晶性ポリプロピ
レンシート1の面にシリカを5%添加したウレタン系の
プライマー(V180Me:東洋インキ社製)を1μm
塗布してプライマー層6を積層した。さらに前記絵柄層
3上に艶 調整のためにシリカを10%添加したウレタ
ン系トップコート(W184:大日本インキ社製)をグ
ラビア法により5μm塗布してトップコート層4を積層
形成し、トップコート層4が硬化した後にトップコート
層4の面に対して熱圧によりエンボス加工を行ってエン
ボス層5を設け、図1に示す化粧シート7を得た。因み
に実施例1中の高結晶性ポリプロピレンシート1の物性
は、引張弾性率が5000kgf/cm2 、曲げ初期弾
性率が11000kgf/cm2 、ロックウエル硬度が
90であった。
【0053】<実施例2>上記実施例1と同様の高結晶
性ポリプロピレン樹脂をシート上に溶融押し出して、エ
ンボス模様を設けた冷却ロールとプレスロールとの間に
導入し、エンボス模様5の施された厚さ100μmの透
明な高結晶性ポリプロピレンシート1を得た。得られた
シート1の両面にコロナ処理を行い、表面の濡れを40
dyn/cm以上に保ち、シート1のエンボス模様5と
反対面に、上記実施例1と同様の絵柄インキにより絵柄
層3、隠蔽性を付与したプライマー層8を順に設け、エ
ンボス模様5が施されたシート1の面には、上記実施例
1と同様のトップコート層4を設けて、図3に示す化粧
シート11を得た。なお、得られた高結晶性ポリプロピ
レンシート1の物性は上記実施例1と同じであった。
【0054】<実施例3>ヒンダードフェノール系酸化
防止剤(イルガノックス1010:チバスペシャリティ
ケミカルズ社製)を500ppm、ベンゾトリアゾール
系紫外線吸収剤(チヌビン328:チバスペシャリティ
ケミカルズ社製)を2000ppm、ヒンダードアミン
系光安定剤(キマソーブ944:チバスペシャリティケ
ミカルズ社製)を2000ppm、及び着色顔料が添加
された厚さ70μmの着色ポリプロピレン基材シート1
4上に、上記実施例1と同様の絵柄インキにより絵柄層
3を設け、該絵柄層3上にウレタン系アンカーコート剤
(EL150:東洋モートン社製)をグラビア法により
0.5μm塗布してアンカーコート層15を積層し、そ
のアンカーコート層15上に、上記実施例1と同様の添
加剤を添加したアイソタクティックインデックス99%
の高結晶性ポリプロピレン樹脂(CJ700:グランド
ポリマー社製)を70μmの厚みで押し出し機を用いて
シート状に溶融押し出して、得られた高結晶性ポリプロ
ピレンシート1と着色ポリプロピレン基材シート14と
を積層ラミネートした。なお、高結晶性ポリプロピレン
シート1の面へのエンボスは、冷却ロールに導管のエン
ボス模様を施しておき、積層ラミネート、冷却固化と同
時に付与してエンボス模様5を形成した。このようにし
て得られた高結晶性ポリプロピレンシート1のエンボス
模様5側にコロナ処理を施した後、上記実施例1と同様
のトップコート層4を施して、図5に示す化粧シート1
6を得た。因みに得られた高結晶性ポリプロピレンシー
ト1の物性は、引張弾性率が7000kgf/cm2
曲げ初期弾性率が17000kgf/cm2 、ロックウ
エル硬度が110であった。
【0055】<比較例1>上記実施例3と同一の着色し
た基材シート14に、上記実施例3と同様に絵柄層3及
びアンカーコート層15を設け、一方、絵柄層3とは反
対面の基材シート14の面にシリカを5%添加したウレ
タン系のプライマー(V180Me:東洋インキ社製)
を1μm塗布してプライマー層6を積層した。次に、前
記基材シート14のアンカーコート層15上から、上記
実施例1乃至実施例3と同様の添加剤を添加したアイソ
タクティックインデックス90%の通常の結晶性ランダ
ムポリプロピレン(S235WC:グランドポリマー社
製)を上記実施例3と同様の方法で押し出しラミネー及
びエンボスを行い、同様の方法でトップコートを施して
トップコート層4を積層して化粧シートを得た。この比
較例1におけるポリプロピレンシートの物性は、引張弾
性率が1000kgf/cm2 、曲げ初期弾性率が50
00kgf/cm2 、ロックウエル硬度が60であっ
た。
【0056】実施例1〜3と比較例1で得られたそれぞ
れ化粧シートを、ウレタン系の接着剤を用いて木質基材
に貼り合わせた後、ルーダー加工により切削性を、ホフ
マンスクラッチ及びコインスクラッチにより耐傷付き性
をそれぞれ評価した。結果が下表1である。
【0057】
【表1】
【0058】表1から明らかなように、本発明によるア
イソタクティックインデックス95%以上の高結晶性ポ
リプロピレン樹脂を使用した化粧シートは、従来のポリ
プロピレン樹脂を使用した化粧シートに比べて表面の耐
傷付き性に優れ、切削時にバリの発生しない優れた化粧
シートであることが判明した。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、塩化ビニル樹脂を一切
使用しないため環境に優しいだけだなく、表面の耐傷付
き性に優れ、切削時のバリ発生の無い、化粧シートが提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの一実施の形態を説明する
側断面図。
【図2】本発明の化粧シートの他の実施の形態を説明す
る側断面図。
【図3】本発明の化粧シートのその他の実施の形態を説
明する側断面図。
【図4】本発明の化粧シートのその他の実施の形態を説
明する側断面図。
【図5】本発明の化粧シートのその他の実施の形態を説
明する側断面図。
【図6】本発明の化粧シートのその他の実施の形態を説
明する側断面図。
【符号の説明】
1…高結晶性ポリプロピレンシート 2…隠蔽層 3…
絵柄層 4…トップコート層 5…エンボス模様 6…プライマ
ー層 7…隠蔽層付き単層の化粧シート 8…隠蔽性を付与し
たプライマー層 9…隠蔽層付き単層の化粧シート 10…ワイピングインキ 11…隠蔽層付き単層の化粧
シート 12…着色高結晶性ポリプロピレンシート 13…単層
の化粧シート 14…着色基材(基材シート) 15…接着層 16…
積層タイプの化粧シート 17…接着性樹脂層 18…積層タイプの化粧シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新名 勝之 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA21H AB10H AK03A AK07A BA01 CA06 CA13 CC00 DD01 EH461 EJ551 GB08 GB48 GB81 HB00 HB21 JA11A JB08A JK02A JK04A JK07A JK12A JK14 JL01 YY00A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引張弾性率が3000〜20000kgf
    /cm2 、曲げ初期弾性率が10000〜30000k
    gf/cm2 、ロックウエル硬度が80〜120である
    オレフィン系樹脂層を少なくとも具備することを特徴と
    する化粧シート。
  2. 【請求項2】前記オレフィン系樹脂層が、アイソタクテ
    ィックインデックス(沸騰デカン可溶残分)が95%以
    上である高結晶性ポリプロピレンを主成分とすることを
    特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
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