JP2000080999A - インバ―タ装置 - Google Patents

インバ―タ装置

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JP2000080999A
JP2000080999A JP11270719A JP27071999A JP2000080999A JP 2000080999 A JP2000080999 A JP 2000080999A JP 11270719 A JP11270719 A JP 11270719A JP 27071999 A JP27071999 A JP 27071999A JP 2000080999 A JP2000080999 A JP 2000080999A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はターボ機械を駆動するインバータと
その応用装置に関し、その目的とするところは、該イン
バータに外部から速度指令することなく、予め負荷パタ
ーンに基づく運転プログラムを有して、小型軽量、安価
なターボ機械用インバータを実現すること。 【解決手段】 ターボ機械用インバータはコンバータC
NVとインバータINVとで主回路を構成し、負荷状態
を検出するシャント抵抗SHと、予め、負荷状態に応じ
て、どんな速度で運転するかを決定する負荷状態と速度
との関係を設定するコンソールCONSとインバータを
制御し、データを格納するマイクロコンピュータMC
U、表示回路LCD、点孤回路及び電流制御回路G、安
定化電源AVR、外部から運転指令信号を入力し、MC
Uに送信するフォトカプラFTCより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はターボ機械を駆動するイ
ンバータとその応用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ターボ形ポンプ、ターボ形送風機等のタ
ーボ機械は、給水量、風量は運転速度に、給水圧、風圧
は運転速度の2乗に、これらの出力は運転速度の3乗に
比例する。このことは負荷量の低減に伴って、運転速度
も下げられることを示しておりこれによって、省エネル
ギーを図ることができる等のメリットがある。
【0003】そこで上記ターボ機械をインバータで速度
制御して駆動すると、容易に給水量、給水圧、風量及び
風圧を負荷変動に応じて制御できる。このため、今後、
増々インバータによる速度制御が増えてくるものと考え
られる。
【0004】これらのうち、給水装置にインバータを使
用した例を図1〜図3により説明する。図1は給水装置
の構成図であり、同給水装置は給水管1、6、ポンプ
3、モータ4、圧力タンク7、仕切弁2−1、2−2、
急閉式逆止め弁5、圧力センサ8、圧力計9、図3に示
す制御装置から構成されている。図2は同給水装置の運
転特性図であり、縦軸に圧力H、横軸に水量Qを取って
示したものである。曲線Aはポンプの運転速度がNAの
時のQ−H特性曲線であり、同様に曲線B,Cはそれぞ
れ運転速度がNB,NCの時のQ−H特性曲線である。実
際のポンプの運転速度は無段階であるが、これらの曲線
A,B,Cは便宜上、段階的な速度での性能を示したも
のである。又、HOは最大給水量QAを出した場合に、最
高位水栓で十分に水を使用することが可能な必要最低圧
力(全揚程)である。
【0005】同図に於いて、ポンプは使用水量がQA→
QB→Oと変化した場合に本例ではポンプ吐出し圧力を
HO一定に保ち、イ(運転速度NA)、ロ(運転速度N
B)、ハ(運転速度NC)と運転するものである。図3は
前述の給水装置の制御回路図を示し、PWは電源、EL
Bは漏電しゃ断器、INVはインバータである。CON
Sはコンソールであり、同インバータの制御定数(例え
ば加減速時間、V/F特性など)設定部及び表示部であ
る。IMは図1に示すモータ4、SSは起動用スイッ
チ、STXはリレー、CUは制御ユニットであり、マイ
クロプロセッサCPU、メモリM、入出力ポートPIO
−1、PIO−2,PIO−3,安定化電源AVR、デ
ジタル・アナログ変換器(D/A変換器)D/A、アナ
ログ・デジタル変換器(A/D変換器)A/D、定数設
定部SWを備えている。これらの図に於いて、仕切弁2
−2のみを閉じて、漏電しゃ断器にELBを投入し、ス
イッチSSを閉じると、インバータINVの主電源R,
S,T端子に電力が供給され、リレーSTXの接点が閉
じ、同インバータINVのFW端子とCOM端子が短絡
され、又、安定化電源AVRから制御ユニットCUへ電
源が供給され運転準備が完了する。この状態から仕切弁
2−2を開き、また、末端需要家側で水が使用されてい
ると、給水圧力が低下し圧力センサ8がこれを検出す
る。圧力センサ8の検出した圧力信号はA/D変換を介
して、入出力ポートPIO−2よりマイクロプロセッサ
CPUのレジスタに読込み、メモリMに格納される。こ
のデータが予め定数設定部SWにより設定されメモリM
に格納してある始動圧力より低い場合には、前記CPU
は例えば図2に示す運転速度NCの信号を入出力ポート
PIO−1よりD/A変換器を介してインバータINV
の速度入力端O,Lに出力する。このためインバータは
運転速度NCに対応した周波数及び電圧をモータIMに
出力する。こうして、ポンプ3は運転速度NCで運転す
る。この後、使用水量が変動して、給水圧力が変動する
と前記したように圧力センサ8がこれを検出し、これ
と、予め定数設定部SWにより設定し、メモリに格納し
てある吐出し目標圧力HOと比較し、両者が等しくなる
ようCPUはインバータに加減速指令を行い、給水圧力
をHOに一定に保って給水を行ってゆくものである。
【0006】尚これらの公知例に特公昭59−5479
7、特公昭57−113992、特公昭59−6559
1等がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に、ターボ機械に汎用インバータを使用する狙いは圧
力、風圧等の制御と省エネルギー化であり、このためそ
のインバータ周辺にマイコンを使用した高価な制御装置
が必要である。特に、同インバータはどんな速度で運転
するかを外部から、速度入力端子O,Lに指令せねばな
らない。このために、負荷状態に応じて、公知例に引用
したようなインバータ周辺での速度制御が必要となって
いる。
【0008】また、負荷状態を検出する手段として、圧
力センサや流量センサを配管に取付けているが、これが
高価であり、取付作業工数も製品コストを高めている。
【0009】最近ではターボ機械の小形化、装置全体の
コストダウンが強く要求される。そこで本発明の目的は 1)インバータ速度指令入力端子O,Lを省略し、複雑
な周辺回路を設けなくても、インバータ自身が負荷状態
に合った最適な運転を行なえるようにする、 2)周辺
制御回路をなくし、簡単な回路構成で、小形軽量、低コ
スト化を図る、 3)インバータの起動指令端子FW,
COM端子に、外部から運転指令手段を 接続するの
みで、全自動運転ができるようにする、4)負荷状態の
検出と、どのようなパターンで運転するかをインバータ
自身で行えるようにする、ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、インバータ
を具備し該インバータによりターボ機械を速度制御する
ターボ機械制御装置において、前記インバータの内部状
態量を前記ターボ機械の制御状態量と対応させて目標値
として前記インバータの内部に記憶する記憶手段と、前
記内部状態量を前記インバータの内部で検出する検出手
段と、検出されたインバータの内部状態量を前記記憶さ
れた目標値に一致させるように制御する制御手段を前記
インバータの内部に備えたことを特徴とし、好ましい実
施態様によれば次のようになる。
【0011】1)インバータ外部からの速度指令を不要
とするために、内部に設けた記憶手段に、予め速度指令
のアルゴリズムを記憶しておき、これに基いて、速度指
令する。ここで言う速度指令のアルゴリズムとは、予め
負荷状態(インバータの内部状態量)に対応してインバ
ータの速度を決定しておき、この関係に基いて、負荷状
態とインバータ速度を設定するコンソールがあり、この
設定したデータを格納する記憶手段があり、インバータ
内部に負荷状態を検出する手段があって、記憶手段に格
納している負荷状態とインバータ速度との関係が検出手
段が検出した実際の負荷状態と実速度との関係が経時変
化とともに一致することを意味する。
【0012】2)負荷の開始が何を契機としているかの
信号を圧力や流量等の信号量で外部からインバータへ出
力する。インバータはこの信号があれば運転、なければ
停止する。
【0013】3)ターボ機械の負荷特性は負荷増大に伴
って右上りの曲線であり、回転数を変えても同じであ
る。よって、予め、運転負荷パターンとインバータシャ
ント電圧変化(インバータ内部電流の変化に対応)との
関係を求めておき、これとインバータ速度とを関係付
け、且つ、これに基いて、請求項1)項に記載したよう
にアルゴリズム化する。
【0014】
【作用】インバータ外部の状態量と速度との関係に代え
て、インバータ内部の状態量と速度との関係を記憶する
記憶手段をインバータの内部に持ち、インバータ内部の
状態量に基づいてインバータの内部で速度指令が作成さ
れる。これによりインバータの外部からの速度指令が不
要になる。
【0015】また好ましい実施態様では、コンソールは
予めインバータが負荷状態に応じて、どんな速度で運転
するかを設定する。インバータ内部の記憶手段はこの設
定したデータを格納するとともに、運転プログラムが格
納されている。同インバータの負荷状態はシャント抵抗
間電圧の変化により検出する。
【0016】また、FW、COM入力端子はインバータ
運転指令入力端子であり、この信号が入力するとともに
前述の設定条件に基いて運転する。
【0017】ターボ機械を駆動する際には前述したF
W,COM入力端子に圧力、流量などのセンサー信号を
入力する。これによりターボ機械の負荷状態とこれによ
って予め、決めておいた速度に従って運転する。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図5〜図11を使用して説
明する。本発明の実施例の図5はターボ機械用インバー
タであり、R,S,Tは交流電源入力端子、U,V,W
は負荷モータ4への接続端子、CNVはコンバータ部で
あり、交流電源を直流に変換する回路モジュールを示
す。RSは電源投入時の突入電流抑制用抵抗、CBは平
滑コンデンサー、SHは負荷状態を検出するシャント抵
抗、INV1はトランジスタモジュールなどから成るイ
ンバータであり、後で述べる点弧回路、電流制御回路G
の指令により、コンバータにより変換した直流を負荷モ
ータが所望の周波数、電圧に変換するインバータであ
る。MCUはインバータ装置を監視、制御するためのマ
イクロコンピュータであり、例えばワンチップマイコン
等を使用する。AVRは安定な直流制御電源を供給する
ための安定化電源、FTCはフォトカプラー、R1,R2
は抵抗、D1,D2はダイオード、C1はコンデンサ、C
ONSは負荷特性を設定する、あるいはインバータの加
減速時間、V/F特性(インバータの出力電圧と周波数
の関係比)等を設定するコンソール、LCDは表示部、
FW及びCOM端子は運転指令端子である。
【0019】尚、MCUは信号端子CNOとCNGから
入力されるシャントSH間の電圧を読込む。また運転指
令信号は端子FW,COM間がショートされた時フォト
カプラーFTCがONすることにより信号レベルがHか
らLとなる信号PN5を読込む。さらにMCUより信号
SG1を介して点弧回路へインバータ周波数を指令し、
さらに、信号SG2を介して、電流制御回路Gを駆動
し、インバータ出力電圧を制御する。また負荷状態を検
出する検出手段はシャント抵抗SHに代えて、ホール素
子などを使用した電流検出器CTとすることもできる。
【0020】図6は本発明のインバータ(図5)をター
ボ機械である給水装置に応用した例であり、運転指令手
段として、圧力検出手段のリレーPSのON,OFF信
号を同インバータのFWとCOM端子との間に入力する
ものであり、極めて簡単な回路構成となっている。
【0021】図7は本発明の実施例のポンプ装置の代表
的モデルの性能曲線図であり、負荷状態をインバータの
シャント抵抗SHの両端電圧で表したものである。同図
に於いて、図2と同一符号で示すものは同じものである
から説明を省く。同図に於いて、Q1は給水系に所望な
最大使用水量、同様にHTは給水系に最大水量を流した
場合に所望な揚程であり、実揚程Ha,所要末端圧力H
p,配管損失Hfを含んでいる(イ点)。さらに、l1はこ
の給水系に水を流した場合の配管損失曲線(ロード曲
線)であり、負荷状態を圧力Hと水量Qで示したもので
ある。使用水量Q3(水量0)の時、配管損失は0であ
り、座標ハが定まり、使用水量Q2で所望な全揚程はH1
(配管損失はH1−(Hp+Ha))であり、座標ロが定
まる。これらの座標ハ、ロ、イを結んでロード曲線l1
が求まる。また、ポンプは運転速度N1(通常は最高速
度)のもとで、最大使用水量Q1、全揚程HTを満足す
るQ−H性能曲線Aを有するものが選定される。
【0022】ポンプは使用水量(負荷)がQ1→Q2→Q
3と変化した場合、ロード曲線l1上をイ(Q1,H0)→
ロ(Q2,H1)→ハ(Q3、H2)と運転する。
【0023】これらの負荷状態の変化に伴い、当然、イ
ンバータの負荷状態を表わすシャント抵抗の電圧も変化
する。この変化を前記したロード曲線l1と関連付けて
示したものが同図のロード曲線l2である。これは縦軸
にシャントSHの電圧SVを取って示してあり、曲線D
はポンプの運転速度をN1に固定した状態で使用水量を
Q1→Q2→Q3と変化させた場合のQ−SV曲線を示し
ている。同様に、曲線E,Fはそれぞれポンプの運転速
度をN2,N3に固定した状態で使用水量を同様に変化さ
せた場合のQ−SV曲線である。
【0024】尚、前述のロード曲線l2は座標ニ、ホ、
ヘを結ぶ曲線により得られる。
【0025】即ち、ロード曲線l1上の座標イに対し
て、ロード曲線l2上の座標ニが対応している。同様に
座標ロに対して、座標ホが、座標ハに対して、座標ヘが
それぞれ対応している。換言すると、使用水量Q1の
時、インバータの運転速度がN1のもとでシャントSH
の電圧がSV1になっておれば、給水系が所望な圧力H
Tを満足していることを意味している。同様に、使用水
量がQ2の時、インバータ運転速度がN2でシャント電圧
SV2で運転されておれば、給水系が所望な圧力H1を満
足しており、使用水量Q3、インバータ速度N3、シャン
ト電圧SV3であれば給水圧力H2を満足している。この
ことはインバータ内のマイクロコンピュータMCUのメ
モリに予めロード曲線l2を例えばSVとNとの関数又
はテーブル化したものを、コンソールCONSを用いて
設定して記憶しておき、検出したシャント電圧SVが記
憶してあるシャント電圧に一致するようにインバータの
運転速度Nを制御すれば良い。
【0026】これらの特性はポンプ特有の性能であり、
個々のポンプにより異なるため、予めそれぞれのポンプ
について、使用水量に応じた所望圧力との関係(配管抵
抗曲線l1)に対応して、その時の運転速度とインバー
タのシャント抵抗SHの電圧SVとの関係(ロード曲線
l2)を決め、このロード曲線l2に基いて、ポンプをど
のように運転させるかを決定しておく。
【0027】そして、これらの結果の例を整理してまと
めたものを表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】実施に於いては予めモデルA,B,C…に
ついて、前述のように図5に示すコンソールCONSに
より表1に示すデータを設定する。この例では3点のデ
ータであるが、適正に5点にする等考えても良いもので
あって3点に限定されるものではない。モデルAを例に
とって説明すると、流量Q1,圧力H0のとき、速度N1
にはNA1,シャント抵抗の電圧SV1にはSVA1が記憶
される。また流量Q2,力H2のとき、速度N2にはNA
2,シャント抵抗の電圧SV2にはSVA2が記憶される。
また流量Q3,圧力H3のとき、速度N3にはNA3,シャ
ント抵抗の電圧SV2にはSVA3が記憶される。
【0030】図8は制御のアルゴリズムを説明するため
に、代表的モデルについて、図7に示す性能曲線図を拡
大して示したものである。今、便宜上、使用水量Q1、
所要圧力H01、運転速度N1で座標1(Q1、H01)にい
るものとする。このときロード曲線l2上では当然、イ
ンバータの運転速度N1、シャント抵抗間電圧SV1で座
標6(N1,SV1)で運転しているものとする。この状
態で使用水量がQ1からQ5に減少した場合のアルゴリズ
ムを考える。
【0031】(1)初期値(図8より) N1時のシャント電圧目標値はSV1,N2時のシャント
電圧目標値はSV2,N3時のシャント電圧目標値はSV
3,となるようにN1とSV1,N2とSV2,N3とSV3
を対応させて記憶する。(表1に相当するテーブルを記
憶する。)あるいは負荷ロード曲線l2の関数として、 SV=f(N)………(1)式 を前述したマイクロプロセッサのメモリに格納してお
く。
【0032】(2)使用水量Q1→Q5に変化 運転速度がN1であるから、ポンプ特性曲線A上の座標
1は座標2に移動する。これに伴い、インバータシャン
ト抵抗間電圧が曲線D上の座標6(N1,SV1)から座
標7(N1,SV1’)に移動する。
【0033】ここで、インバータシャント電圧SV1’
を検出する。
【0034】(3)目標値であるSV1と検出したSV
1’とを比較する。この結果、SV1>SV1’であるか
ら、現在の速度からΔN(速度制御の最小分解能、例え
ば1bit)だけ減速する。尚、SV1〓SV1’であれ
ば現状速度を維持、SV1>SV1’であれば現在の速度
からΔNだけ増速すれば良いことは容易に分る。この状
態では運転速度はN4(N1−ΔN→N4)となり、ポン
プの性能曲線はA’となり座標は2から3に移動する。
又、Nとシャント電圧との曲線はD’となり、座標は7
(N1,SV1’)から8(N4,SV4’)に移動する。
N4に於ける目標シャント電圧は前述の(1)式からS
V〓f(N4)≡SV4が得られる。合せて、シャント電
圧SV4’を検出する。
【0035】(4)目標値であるSV4と検出したSV
4’と比較する。この結果、SV4〉SV4’であるか
ら、さらに現在の速度から△Nだけ減じる。これによ
り、運転速度はN5(N4−ΔN→N5)となり、ポンプ
性能曲線はA″となり、座標は曲線A″上の4へ移動
し、N−SV曲線はD″となり、座標8(N4、SV
4’)から座標9(N5、SV5’)ヘ移動する。
【0036】N4に於ける目標シャント電圧は(1)式
から、SV=f(N5)≡SV5が得られる。合せて、シ
ャント電圧SV5’を検出する。
【0037】(5)再再度、目標値であるSV5と検出
したSV5’と比較する。この結果はSV5〉SV5’で
あり、詳細な説明は省くが前述の要領により、ΔNだけ
減速し、配管抵抗曲線l1上の座標5に、負荷ロ−ド曲
線l2上の座標10に収束する。
【0038】この結果、運転速度はN6となり、目標シ
ャント電圧はSV6(=f(N6))となり、検出したシ
ャント電圧SV6’と一致する。よって、SV6’=SV
6となり、この使用量Q5の状態では運転速度N6で安定
する。
【0039】図9、図10、図11は前述のアルゴリズ
ムを具現化するためのフロ−チャ−トを示し、これに基
づいたプログラムが予めインバータ内のマイクロコンピ
ュータMCUに記憶してある。図9に於いて、ステップ
100で前述したアルゴリズムの初期設定を実行する。
この後、ステップ101で割込み待処理を実行する。割
込みがかかると図10に示す処理を実行する。この割込
み処理は例えばタイマ割込み等で実施する。ステップ2
01で、コンソールCONSのモード確認を行い、ステ
ップ202〜204でどの表示モードか判定し、この判
定結果に基いて、例えばステップ205でシャント電圧
表示、ステップ206で電流表示、ステップ207で周
波数表示を行う。ステップ202での判定結果、表示モ
ードでなければ、ステップ208へ進み、ここで、定数
設定モードか否か判定し、定数設定モードであればステ
ップ209へ進み、表1に基いて、運転速度とシャント
電圧との関係を例えばN1=SV1,N3=SV3等の各種
データを設定し、関数SV=f(N)((1)式)を求
めてメモリに記憶しておく。他の定数として、インバー
タ運転上必要なデータとして、最低速度、最高速度、V
/F特性、インバータ加速時間、減速時間等を設定す
る。設定が終了したらSET=0FFHと設定する。こ
れが終了したらステップ210で、割込から復帰され、
ステップ101へもどる。
【0040】次に、ステップ102へ進み、ここでSE
T=0FFHであるか判定し、0FFHでなければ、定
数設定が終了するまで、ステップ101をループする。
このループの実行中に、INT1の割込み処理を実行す
る。即ち、外部から運転指令信号、例ば始動条件が確立
し、図6に示す圧力検出手段PSが閉路すると、インバ
ータ端子FWとCOMが短絡され、フォトカプラーFT
CがONして、PN5が0となる。
【0041】フローチャート図11で示すように、21
3ステップでのPN5のビットチェック実行結果、21
5ステップへ進み、ここで運転可能状態を示すSTAR
T=0FFHを実行する。そうでなければ214ステッ
プでSTART=00Hを実行し、216ステップでこ
のループを抜ける。
【0042】次に、103ステップでSTART=0F
FHか判定し、00Hであれば0FFHとなるまで10
3〜101ステップを実行する。0FFHとなると始動
条件が確立したものとみなし、104ステップへ進む。
ここで、初期速度例えばN=N5で運転を始め、この時
の目標シャント電圧SV=SV1と設定し、メモリに格
納する。105ステップでシャント電圧を検出する。
(この結果をSV’とする。)さらに、次の106ステ
ップで、目標値であるSVと検出したSV’とを比較す
る。比較した結果、次の条件ジャンプを実行する。
【0043】 SV>SV’ならば107ステップへジャンプ SV=SV’ならば111ステップへジャンプ SV<SV’ならば109ステップへジャンプ 107ステップでは前述したアルゴリズムの通り、現状
の速度よりΔN(最小分解能)だけ減じて(N−ΔN→
N)減速処理を実行し、108ステップでは変速後の運
転速度に基いて、次の目標値となるシャント電圧を演算
式((1)式)から求め、新値に更新する。即ち、SV
=f(N−ΔN)→新しいシャント電圧SVに更新し、
111ステップへ進む。109ステップでの処理は10
7ステップでの処理とは逆にΔNだけ増速処理を実行
し、110ステップでこの変速後の運転速度からSV=
f(N+ΔN)による目標値の更新を行う。111ステ
ップで系の安定に必要な所定時間Δtの待ち時間処理を
実行後、112ステップではSTART=00Hか否か
判定し、00Hならば113ステップで停止処理を実行
して、102ステップへ進み、00Hでなければ105
ステップへ戻り、これ以降の処理を実行する。以上によ
り、アルゴリズムで説明したように所定値に収束する。
【0044】以上説明した実施例によれば次の効果があ
る。
【0045】(1)インバータの外部からの速度指令入
力端子及び、これの回路を省略したので、周辺の複雑な
制御回路が不要となり、低コスト化、小形軽量化が実現
でき、回路簡略化により信頼性が向上する。
【0046】(2)運転負荷状態を予めポンプとインバ
ータ特性の関係に基いてロード曲線を決定しておき、コ
ンソールにより、インバータに直接設定して記憶し、実
際の負荷状態はインバータのシャント電圧により検出
し、この検出したシャント電圧と前記した設定した負荷
状態(ロード曲線)とが一致するように制御するので、
ターボ機械に最適な運転が可能となる。
【0047】(3)(1)、(2)により、簡単な運転
指令手段で全自動運転が可能となる。さらに、このター
ボ機械を冷却水用等の補機として使用する際には主機と
の連動運転となり、主機から運転指令信号を貰えば、セ
ンサレスの極めて簡単な装置となる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、インバータ外部の状態
量と速度との関係に代えて、インバータ内部の状態量と
速度との関係を記憶する記憶手段をインバータの内部に
持ち、インバータ内部の状態量に基づいてインバータの
内部で速度指令が作成されるので、これによりインバー
タの外部からの速度指令が不要になる。
【0049】したがって次のような効果がある。
【0050】1)インバータ速度指令入力端子O,Lを
省略し、複雑な周辺回路を設けなくても、インバータ自
身が負荷状態に合った最適な運転を行なえるようにする
ことができる。
【0051】2)周辺制御回路をなくし、簡単な回路構
成で、小形軽量、低コスト化を図ることができる。
【0052】3)インバータの起動指令端子FW,CO
M端子に、外部から運転指令手段を接続するのみで、全
自動運転ができるようにすることができる。
【0053】4)負荷状態の検出と、どのようなパター
ンで運転するかをインバータ自身で行えるようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水装置の構成図である。
【図2】給水装置の運転特性図である。
【図3】従来の給水装置の制御回路図である。
【図4】従来の汎用インバータの概念図である。
【図5】本発明のターボ機械用インバータの概念図であ
る。
【図6】本発明のターボ機械用インバータを給水装置に
応用した場合の回路図である。
【図7】本発明のターボ機械用インバータでポンプを駆
動した場合の特性曲線図である。
【図8】本発明実施例のアルゴリズムに従って同ポンプ
を運転した際の負荷ロード曲線を示した特性図である。
【図9】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図10】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図11】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプロ
グラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…給水管、2−1…仕切弁、2−2…仕切弁、3…ポ
ンプ、4…モータ、5…急閉式逆止め弁、6…給水管、
7…圧力タンク、8…圧力センサ、9…点弧回路及び電
流制御回路、ELB…漏電しゃ断器、INV…インバー
タ、AVR…安定化電源ユニット、CNV…コンバー
タ、SH…シャント抵抗、CPU…マイクロプロセッ
サ、MCU…マイクロコンピュータ、CONS…コンソ
ール、LCD…表示回路、FTC…フォトカプラー。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力制御を行うターボ機械の回転速度を
    制御するインバータ装置において、前記圧力の変化に応
    じて変化する前記インバータ装置の内部電流の値を検出
    する手段と、該手段により検出された前記内部電流の値
    に応じて前記ターボ機械の回転速度を制御して前記圧力
    を目標値に制御する手段とを備えることを特徴とするイ
    ンバータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧力と前記ター
    ボ機械の回転速度との関係に対応した前記内部電流の値
    と前記ターボ機械の回転速度との関係を記憶した手段を
    備え、該手段に記憶されている前記関係に基づいて前記
    ターボ機械の回転速度を決定することを特徴とするイン
    バータ装置。
  3. 【請求項3】 ターボ機械を速度制御するインバータ装
    置において、前記インバータ装置または前記ターボ機械
    の負荷状態に関連して変化する前記インバータ装置の内
    部状態量の値を検出する手段と、該手段により検出され
    た値が所定の目標値となるように前記ターボ機械を速度
    制御する手段とを備えることを特徴とするインバータ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ターボ機械の出
    力負荷と前記ターボ機械の回転速度との関係に対応した
    前記内部状態量と前記ターボ機械の回転速度との関係を
    記憶した手段を備え、該手段に記憶されている前記関係
    に基づいて前記ターボ機械の回転速度を決定することを
    特徴とするインバータ装置。
  5. 【請求項5】 ターボ機械を速度制御するインバータ装
    置において、前記インバータ装置の内部状態量を監視す
    る手段と、該内部状態量が所定の負荷特性となるように
    前記ターボ機械を速度制御する手段とを備えることを特
    徴とするインバータ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ターボ機械の出
    力負荷と該ターボ機械の回転速度との間に定められた負
    荷特性に対応する関係として前記所定の負荷特性を記憶
    したし記憶手段を備えることを特徴とするインバータ装
    置。
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