JPS63217999A - 誘導機駆動用インバ−タの制御装置 - Google Patents

誘導機駆動用インバ−タの制御装置

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JPS63217999A
JPS63217999A JP62049726A JP4972687A JPS63217999A JP S63217999 A JPS63217999 A JP S63217999A JP 62049726 A JP62049726 A JP 62049726A JP 4972687 A JP4972687 A JP 4972687A JP S63217999 A JPS63217999 A JP S63217999A
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Michihiro Yoshida
通廣 吉田
Toshio Yabuki
俊生 矢吹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、誘導機(例えば、空気調和機における圧縮機
等の変動負荷を駆動する誘導電動機)に対する出力波形
を正弦波に近似させるようなスイッチング波形でドライ
ブされるインバータ回路(DC−AC変換回路)の制御
装置であって、誘導機に供給される駆動電流を検出し、
この電流値に基づいて位相補正値を算出し、この位相補
正値に基づいて基準となる正弦波に対して位相変調を施
すように構成した誘導機駆動用インバータの制御装置に
関する。
〈従来の技術〉 従来から空気調和機における圧縮機等の変動負荷を駆動
する誘導T4動機を制御するために、広範囲にわたる駆
動制御が可能であるという点に着目してインバータ回路
を使用している。
ところで、誘導電動機が軽負荷、低慣性の状態であれば
、特定の周波数帯域で、インバータ回路の周波数が負荷
である機械系の固有振動数に一致し共振によって異常振
動が発生し、運転に支障を来すという問題がある。
この問題を解決する方法として、従来から一般的に行わ
れていた方法は、誘導機に対する駆動電流を検出し、こ
の検出電流に基づいて周波数補正値を算出し、目標値で
ある設定周波数竪固波数補正値を加味してインバータ回
路を駆動するための周波数を決めるという方法である。
しかし、周波数変調によって補正していることから、最
大効率線上での運転ができないほか、予測制御的な補正
を行えず応答性が不十分であるといった問題や、駆動電
流の検出回路やゲイン調整回路等に故障が発生すると、
周波数の暴走現象が発生して装置の破壊を招くといった
問題を有していた。
そこで、本出願人は、周波数変調にみられる上記の問題
を解決するものとして、位相変調に基づく補正方式を創
作し、既に提案している。以下、この提案例による位相
変調方式を説明する。
第4図において、31は交流電源、32は整流回路、3
3は平滑回路、34はPWM (パルス幅変調)信号発
生回路、35はインバータ回路、36は誘導電動機、3
7は圧縮機等の負荷、CTは誘導電動機36に対する駆
動電流■、をピックアップする変流器、38は変流器C
Tがピンクアップした電流を検出する検出回路、39は
検出電流値に応じた位相補正値φ(1)の信号を出力す
るゲイン調整回路である。駆動電流■。の検出は常時連
続的に行われる。
PWM信号発生回路34は、クロック発生器40と、外
部からの周波数設定信号(空気調和機の場合、検出した
室温と設定室温との偏差に対応する信号)fを制御信号
として入力してクロック発生器40からのクロフクパル
スを分周する分周器41と、この分周器41の分周信号
に基づいてθ信号(θ=2πft)を生成するθ発生器
42と、θ信号と位相補正値φ(1)とを加算する加算
器43と、基準となる正弦波V cosθに対して補正
値φ(1)による位相変調を施した正弦波V cos 
(θ±φ(t))を出力する基準正弦波発生器44と、
パルス幅変調の基準となるキャリア波(三角波)を出力
するキャリア波発生器45と、前記の正弦波V cos
 (θ±φ(t))とキャリア波とを比較する比較器4
6と、比較器46からの比較出力に基づいて、誘導電動
機36のコイルに流れる電流1.4が正弦波に近づくよ
うにパルス幅変調(PWM)が施されたスイッチング信
号をインバータ回路35に出力するスイッチング信号発
生器47とから構成されている。
検出回路38とゲイン調整回路39とは、誘導電動機3
6に対する駆動電流■。から位相補正値φ(1)を算出
するためのものである。
第5図(A)、  (B)は駆動電流■。、カ行電流!
0、回生電流1.′、カ行電流基本分■Il、を示す、
駆動電流!、は、正のカ行電流!、8と負の回生電流■
ゎ、′とを合わせたものである。
検出回路38は、変流器CTが検出した誘導電動813
6に対する駆動電流■。を検出する直流電流検出回路4
8と、この直流電流検出回路48が検出した直流電流!
。1から回生電流■、′を除いた誘導電動!1136に
対するカ行電流!。のみを検出するカ行電流検出回路4
9と、このカ行電流!、□から高調波成分を除いた基本
骨tesのみを検出するカ行電流基本分検出回路50と
から構成されている。また、ゲイン調整回路39は、基
本骨1esにゲインαを掛算して位相補正値φ(t)(
−α×10)を出力するものである。
誘導電動機36のコイルに流れる電流!工の波形が正弦
波から大きくずれると異常振動の原因となるが、この場
合、第5図(B)に示すように、カ行電流基本分検出回
路50から出力されるカ行電流基本分10に異常な波形
部分が発生し、異常振動基本骨■■として検出される(
正常な場合、T。
は一定である)、ゲイン調整回路39は、この異常振動
基本骨!。に基づいて、そのときの駆動電流!。に対応
した位相補正値φ(1)を出力する。
PWM信号発生回路34においては、加算2S43が位
相補正値φ(1)をθ発生器42からのθ信号に加算す
ることにより、θ±φ(1)を得る。基準正弦波発生器
44は、基準となる正弦波V cosθに対して補正値
φ(1)による位相変調を施した正弦波■cos (θ
±φ(t))を出力し、比較器46およびスイッチング
信号発生器47は、この正弦波v cos(θ±φ(t
))とキャリア波発生器45からのキャリア波とにより
誘導電動機36のコイルに流れる電流■。を正弦波に近
づけるようにパルス幅変調(PWM)を施したスイッチ
ング信号をインバータ回路35に出力する。これによっ
て異常電流を解消し、共振による異常振動を防止した状
態で誘導電動Ja36を駆動することができる。
この提案例の位相変調による異常電流抑制の機能を第6
図に基づいてさらに詳しく説明する。第6図は誘導電動
機36に対する入力端子、駆動電流を示す、実線A、B
は基準とすべき正弦波、一点鎖線Cは異常電流が生じた
ときに位相変調を施さない場合の電流波形である0時刻
(、において異常振動基本骨10が検出されると、これ
に対応した位相補正値φ(tl)に基づいて破線りで示
すような位相変調を入力電圧に施す。これによって、破
線Eで示すように異常i流の増大が抑制される。
さらに、時刻りにおいて異常振動基本骨!。。
が検出されると、これに対応した位相補正値φ(t2)
に基づいて二点鎖線Fで示すような位相変調を入力端子
に施す、これによって、二点鎖線Gで示すように異常電
流の増大が抑制される。以下、同様に位相変調を施すこ
とにより、電流波形を正弦波に近づけるのである。
この位相変調方式において、ミクロ的には周波数が変化
したようにみえるが、マクロ的にみると位相が変化して
いるだけであって、周波数は変化しないのである。従っ
て、周波数変調の場合には困難であった最大効率線上で
の運転が行える。また、周波数は、r=dφ(t)/d
tであり、補正値φ(1)の微分の形で変化するから、
位相変調によると、周波数変調の場合よりもπ/2だけ
進んだ状態つまり予測制御的に補正することができ、応
答性が優れている。加えて、位相を補正するだけであっ
て周波数の補正は行わないから、変流器CTからゲイン
調整回路39までの系のいずれかに故障が発生したとし
ても、周波数はθ発生器42からの出力信号に依存して
定められた状態に維持されるだけであって、周波数の暴
走現象の発生が防止され、装置の破壊までは至らない。
ところで、この提案例の位相変調方式には、運転周波数
が変化した場合に、次のような不都合がある。
即ち、運転周波数を変化させるべきことが周波数設定信
号の変化によって指令された場合において、位相変調に
基づく補正も同時に機能するときには、補正が正常なも
のからかけ離れてしまい、第7図に示すように、誘導電
動[36のコイルに流れる電流I、lが異常発振を起こ
し、ついにはインバータ回路35に過電流トリップがか
かって運転自体が停止する。
この不都合を回避するためには、第4図に示すように、
例えば検出回路38とゲイン調整回路39との間に、周
波数変化時に検出回路38からゲイン調整回路39への
信号伝達をカットして位相変調制御を中断するための制
御オフ回路51を挿入する必要がある。この制御オフ回
路51は、周波数変化時にトランジスタQを導通して信
号ライン52をアースする一方、周波数不変のときはト
ランジスタQを遮断して信号伝達を許容するものである
。制御オフ回路5Iを挿入することにより、周波数変化
にもかかわらず、第8図に示すように誘導電動機36の
コイルに流れる電流■7の異常発振は起こらない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記の提案例において、周波数変化時に
位相変調制御を中断したとしても、電気・機械系の慣性
作用や弾性作用による過渡現象のために、電気系・機械
系ともに異常振動を起こす場合があって、このような場
合には、やはり、周波数変化時にインバータ回路35の
過電流トリップによって運転そのものが停止されてしま
うという問題がある。
本発明は、提案例にみられるこのような事情に鑑みてな
されたものであって、周波数変化時においてもy4常振
動抑制機能を発揮できるようにすることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成をとる。
即ち、本発明の誘導機駆動用インバータの制御装置は、 誘導機(6)の駆動電流(IIl)を検出し、この電流
値に基づいて位相補正値(φ(t))を算出し、この位
相補正値(φ(t))に基づいて基準となる正弦波に対
して位相変調を施す誘導機駆動用インバータの制御装置
において、 前記駆動電流(Ie )の位相と検出信号の位相とが実
質的に一致する手段によって前記駆動電流(Is )を
検出する電流検出手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
〈作用〉 本発明の構成による作用は、次の通りである。
本発明が上記の構成をとったのは、次のような理由によ
る。即ち、周波数変化時に異常発振が生じる原因を種々
の試験によって調べたところ、駆動電流と位相変調のた
めに検出した信号との位相差(結果的に第5図(B)の
10と(C)の!。、′との位相差)が大きいことが原
因であること、そして、この位相差をなくすことによっ
て異常振動の発生が防止されることを確認できたという
事実に基づく。
即ち、位相差のない電流検出手段によって駆動電流(I
Il)を検出し、この検出信号に基づいて位相補正値(
φ(t))を算出するから、周波数変化時において、位
相変調制御を中断しなくても異常発振が回避される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1z隻班 第1図は本発明の第1実施例に係る誘導機駆動用インバ
ータの制御装置の回路図である。
第1図において、lは交流電源、2は整流回路、3は平
滑回路、4はPWM (パルス幅変調)信号発生回路、
5はインバータ回路、6は誘導電動機、7は圧縮機等の
負荷である。
本実施例の場合、誘導電動機6に対する駆動電流i、の
検出手段として、ホール素子を利用した直流変流器(D
C−CT)8を用いている。その理由は、交流用の変流
器CTでは位相がずれるのに対し、直流変流器DC−C
Tでは位相のずれが生じないからである。
この直流変流器8は、原理的には、第2図に示すように
、電源ライン9と磁性体10がつくる磁界Hをホール素
子11の厚み方向に印加する一方、磁界Hと直角な方向
でホール素子11に定電流i・を流し、磁界Hおよび直
流の定電流10の両者に直角な方向で誘起電圧Vを取り
出すものである。即ち、電源ライン9に流れる駆動電流
!。が変化すると磁界Hが変化し、これに伴って誘起電
圧Vも変動する。この場合、ホール素子11の特性上、
誘起電圧Vの位相は駆動電流I、の位相と一致する。
12は直流変流器8がピックアップした誘導電動ja6
に対する駆動電流■。を検出する検出回路であり、この
検出回路12は、直流電流検出回路13と、カ行電流検
出回路14と、カ行電流基本分検出回路15とから構成
されている。
直流電流検出回路13は、駆動電流■。を電圧の形で検
出するものであり、直流変流器8、オペアンプOP1、
抵抗R,,Rtから構成されている。
カ行電流検出回路14は、直流電流検出回路13が検出
した電流■□から回生電流1 ON’を除いた誘導電動
機6に対するカ行電流■、のみを電圧の形で検出するも
のであり、実質的に理想ダイオードを構成するところの
オペアンプop、、ダイオードD+、Dtおよび抵抗R
a、R4から構成されている。
カ行電流基本分検出回路15は、カ行電流1.!から高
調波成分を除いた基本骨ll13のみを電圧の形で検出
するものであり、抵抗RS、コンデンサC1から構成さ
れている。
16は検出回路12の出力■asにゲインαを掛算して
位相補正値φ(t)(−α×l11s)をつくるゲイン
調整回路であり、可変抵抗VR,で構成されている。
PWM信号発生回路4は、提案例の場合と同様に、クロ
ック発生器17、分周器18、θ発生器19、加算器2
0、基準正弦波発生器21、キャリア波発生器22、比
較器23、スイッチング信号発生器24から構成されて
いる。
次に、本実施例の動作を説明する。
誘導電動機6に対する駆動電流I0によって直流変流器
8におけるホール素子11に誘起された電圧Vが直流電
流検出回路13によって検出される。
この検出電流■。、の位相はホール素子11における誘
起電圧■の位相と一致するから、結局、検出電流!11
1の位相は誘導電動機6に対する駆動電流I0の位相と
一致する。
カ行電流検出回路14において、検出電流■。、から回
生電流I DE’を除いたカ行電流■owのみが検出さ
れ、カ行電流基本分検出回路15によってカ行電流■。
2のうちの基本分子D3が検出され、ゲイン調整回路1
6によって基本骨■。、にゲインαが掛算されて位相補
正値φ(【)が出力される。
PWM信号発生回路4においては、クロック発生器17
からのクロックパルスを、外部からの周波数設定信号(
空気調和機の場合、検出した室温と設定室温との偏差に
対応する信号)rを制御信号として入力する分周器18
により分周し、θ発生器19は、この分周信号に基づい
てθ信号を生成する。
ところで、従来回路では、交流用の変流器CTで誘導電
動機36に対する駆動電流■。を検出しているために、
駆動電流Toの検出値が第5図(C)に示す■。、のよ
うにカ行電流I0の基本変化分1、より位相がずれる場
合があり、このような場合には制御が不可能になってし
まう。
しかし、本実施例では、ホール素子11を利用した直流
変流器8で誘導電動機6に対する駆動電流IIlを検出
しているから、その駆動電流■。についての最終的な検
出値■。、の位相がカ行電流■otの基本変化分の位相
と常に一致することになり、位相変調が正常に行われる
この位相変調による異常電流抑制の機能は第6図で説明
したのと同様であり、最大効率線上での運転が行えると
ともに、周波数変調の場合よりもπ/2だけ進んだ状態
つまり予測制御的に補正することができる。さらに、位
相を補正するだけであって周波数の補正は行わないから
、直流変流器8からゲイン調整回路16までの系のいず
れかに故障が発生しても、周波数はθ発生器19からの
出力信号に依存して定められた状態を維持するだけで周
波数の暴走現象の発生はなく、装置の破壊までは至らな
い。
しかも、誘導電動機6に対する駆動電流■。の検出手段
として、ホール素子11を利用した直流変流器8を用い
ているから、この直流変流器8による検出電流の位相は
駆動電流I、の位相と一致する。従って、運転周波数を
変化させるべきことが周波数設定信号の変化によって指
令された場合において、位相変調制御を中断することな
く継続しても、電気・機械系の慣性作用や弾性作用によ
る過渡現象が抑制され、提案例にみられたような周波数
変化時の過電流トリップは起きない、つまり、周波数変
化時においても位相変調に基づく異常振動抑制機能を維
持することができ、提案例のように周波数変化時に位相
変調を中断する必要はない。
第1実施斑 次に、第2実施例を第3図に基づいて説明する。
第3図は誘導機駆動用インバータの制御装置の回路図で
ある。
第3図において、第1実施例に係る第1図に示した符号
と同一の符号は、第2実施例においても、その符号が示
す部品1部分等と同様のものを指す。
また、特記しない限り、接続関係についても第2実施例
と第1実施例とは同様の構成を存している。
第2実施例は、駆動電流■、の検出信号の位相が駆動電
流■。の位相と実質的に一致する状態で駆動電流1.を
検出する手段が第1実施例と異なっている。
即ち、電源ライン9にシャント抵抗R5が挿入され、シ
ャント抵抗R1の両端間がV/Fコンバータ(電圧−周
波数変換回路)25の入力端子に接続され、V/Fコン
バータ25の出力端子に発光ダイオードLEDが接続さ
れている0発光ダイオードLEDとともにフォトカプラ
PCを構成するフオドトランジスタPTrがF/Vコン
バータ26の入力端子に接続され、F/Vコンバータ2
6の出力端子が第1実施例における検出回路12と同様
の検出回路27に接続され、この検出回路27がA/D
コンバータ28を介してマイクロコンピュータにおける
CPU29に接続されている。フォトカプラPCは、強
電回路であるV/Fコンバータ25と、弱電回路である
F/Vコンバータ26とを電気的に絶縁するものである
駆動電流1゜はシャント抵抗R8によって電圧に変換さ
れ、V/Fコンバータ25に出力される。
シャント抵抗R8がピックアンプして出力する検出信号
の位相は、駆動’l:1tXI sの位相と一致する。
V/Fコンバータ25は、シャント抵抗R8から入力し
た電圧に対応した周波数でパルス信号を出力し、そのパ
ルス信号をフォトカプラPCを介してF/Vコンバータ
26に伝送する。F/Vコンバータ26は、入力したパ
ルス信号をその周波数に対応した電圧に変換し、検出回
路27に出力する。この出力電圧信号はA/Dコンバー
タ2Bによってデジタル信号に変換された後、CPU2
9に読み込まれる。CPU29は、そのソフト処理によ
り、入力したデジタル信号に基づいて、誘導電動機6の
コイルに流れる電流!8が正弦波に近づくようなスイッ
チング信号をインバータ回路5に出力する。
シャント抵抗R3による検出信号の位相が駆動電流re
の位相と一致しているため、第1実施例の場合と同様に
、誘導電動4116のコイルに流れる電流■9の波形が
正弦波から大きくずれた状態で運転周波数が変化した場
合において、位相変調制御を継続しても、異常発振を抑
制することができ、共振による異常振動を防止した状態
で誘導電動機6を制御して負荷7を駆動することができ
る。
〈発明の効果〉 本発明によれば、次の効果が発揮される。
即ち、位相差のない電流検出手段によって駆動電流(I
m)を検出し、この検出信号に基づいて位相補正値(φ
(t))を算出するから、運転周波数の変化時において
、位相変調制御を中断しなくても異常発振を抑制でき、
共振による異常振動を防止した状態で誘導機(6)を駆
動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は誘導機駆動用インバータの制御装置の回路図、第2
図は直流変流器の構成図である。 第3図は第2実施例に係る誘導機駆動用インバータの制
御装置の回路図である。 第4図ないし第8図は提案例に係り、第4図は誘導機駆
動用インバータの制御装置の回路図、第5図(A)〜(
C)は各電流の波形図、第6図は位相変調の動作説明図
、第7図は異常発振ありの場合の波形図、第8図は異常
発振なしの場合の波形図である。 6・・・誘導電動機(誘導i) 8・・・直流変流器(DC−CT) 9・・・電源ライン 11・・・ホール素子 25・・・V/Fコンバータ 26・・・F/Vコンバーク R8・・・シャント抵抗 ■、・・・駆動電流 φ(1)・・・位相補正値 PC・・・フォトカプラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘導機(6)の駆動電流(I_D)を検出し、こ
    の電流値に基づいて位相補正値(φ(t))を算出し、
    この位相補正値(φ(t))に基づいて基準となる正弦
    波に対して位相変調を施す誘導機駆動用インバータの制
    御装置において、 前記駆動電流(I_D)の位相と検出信号の位相とが実
    質的に一致する手段によって前記駆動電流(I_D)を
    検出する電流検出手段を設けたことを特徴とする誘導機
    駆動用インバータの制御装置。
  2. (2)前記電流検出手段が、ホール素子(11)を利用
    した直流変流器(8)である特許請求の範囲第(1)項
    記載の誘導機駆動用インバータの制御装置。
  3. (3)前記電流検出手段が、電源ライン(9)に挿入さ
    れたシャント抵抗(R_S)と、このシャント抵抗(R
    _S)の両端電圧を周波数に変換するV/Fコンバータ
    (25)と、このV/Fコンバータ(25)の次段に介
    挿されたフォトカプラ(PC)と、フォトカプラ(PC
    )の次段のF/Vコンバータ(26)とから構成されて
    いる特許請求の範囲第(1)項記載の誘導機駆動用イン
    バータの制御装置。
JP62049726A 1987-03-03 1987-03-03 誘導機駆動用インバ−タの制御装置 Pending JPS63217999A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000080999A (ja) * 1999-09-24 2000-03-21 Hitachi Ltd インバ―タ装置
JP2019054607A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社東芝 モータ駆動制御装置とモータ駆動制御方法

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