JP3373295B2 - ターボ機械制御方法とターボ機械装置 - Google Patents

ターボ機械制御方法とターボ機械装置

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JP3373295B2
JP3373295B2 JP12221494A JP12221494A JP3373295B2 JP 3373295 B2 JP3373295 B2 JP 3373295B2 JP 12221494 A JP12221494 A JP 12221494A JP 12221494 A JP12221494 A JP 12221494A JP 3373295 B2 JP3373295 B2 JP 3373295B2
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D15/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
    • F04D15/02Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions
    • F04D15/0245Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions responsive to a condition of the pump
    • F04D15/0254Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions responsive to a condition of the pump the condition being speed or load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D27/00Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
    • F04D27/008Stop safety or alarm devices, e.g. stop-and-go control; Disposition of check-valves

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボ機械制御方法と
ターボ機械装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターボ形ポンプ、ターボ形送風機等のタ
ーボ機械は、給水量、風量は運転速度に、給水圧、風圧
は運転速度の2乗に、これらの出力は運転速度の3乗に
比例する。このことは負荷量の低減に伴って、運転速度
も下げられることを示しており、これによって、省エネ
ルギーを図ることができる等のメリットがある。
【0003】そこで、上記ターボ形ポンプ等のターボ機
械をインバータで速度制御して駆動すると、容易に給水
量、給水圧、風量及び風圧を負荷変動に応じて制御でき
る。このため、今後、増々インバータによる速度制御が
増えてくるものと考えられる。
【0004】これらのうち、給水装置にインバータを使
用した例を図1〜図4により説明する。図1は給水装置
の構成図であり、同給水装置は給水管1,6、ポンプ
3、モータ4、圧力タンク7、仕切弁2−1,2−2、
急閉式逆止め弁5、圧力センサ8、圧力計9、図3に示
す制御装置から構成されている。図2は同給水装置の運
転特性図であり、縦軸に圧力Hを、横軸に水量Qをとっ
て示したものである。曲線Aはポンプの運転速度がNA
の時のQ−H特性曲線であり、同様に曲線B,Cはそれ
ぞれ運転速度がNB,NCの時のQ−H特性曲線である。
実際のポンプの運転速度は無段階であるが、これらの曲
線A,B,Cは便宜上、段階的な速度での性能を示した
ものである。又、HOは最大給水量QAを出した場合に、
最高位水栓で十分に水を使用することが可能な必要最低
圧力(全揚程)である。
【0005】同図において、ポンプは使用水量がQA→
QB→Oと変化した場合に本例ではポンプ吐出し圧力を
HO一定に保ち、イ(運転速度NA)、ロ(運転速度N
B)、ハ(運転速度NC)と運転するものである。図3は
前述の給水装置の制御回路図を示し、PWは電源、EL
Bは漏電しゃ断器、INVはインバータである。CON
Sはコンソールであり、同インバータの制御定数(例え
ば加減速時間、V/F特性など)設定部及び表示部であ
る。IMは図1に示すモータ4、SSは起動用スイッ
チ、STXはリレー、CUは制御ユニットであり、マイ
クロプロセッサCPU、メモリM、入出力ポートPIO
−1,PIO−2,PIO−3、安定化電源AVR、デ
ジタル・アナログ変換器(D/A変換器)D/A、アナ
ログ・デジタル変換器(A/D変換器)A/D、定数設
定部SWを備えている。これらの図において、仕切弁2
−2のみを閉じて、漏電しゃ断器ELBを投入し、起動
用スイッチSSを閉じると、インバータINVの主電源
R,S,T端子に電力が供給され、リレーSTXの接点
が閉じ、同インバータINVのFW端子とCOM端子が
短絡され、また、安定化電源AVRから制御ユニットC
Uへ電源が供給され運転準備が完了する。この状態から
仕切弁2−2を開き、また、末端需要家側で水が使用さ
れていると、給水圧力が低下し圧力センサ8がこれを検
出する。圧力センサ8の検出した圧力信号はA/D変換
を介して、入出力ポートPIO−2よりマイクロプロセ
ッサCPUのレジスタに読込み、メモリMに格納され
る。このデータが予め定数設定部SWにより設定されメ
モリMに格納してある始動圧力より低い場合には、前記
マイクロプロセッサCPUは、例えば図2に示す運転速
度NCの信号を入出力ポートPIO−1よりD/A変換
器を介してインバータINVの速度指令入力端子O,L
に出力する。このためインバータは運転速度NCに対応
した周波数及び電圧をモータIMに出力する。こうし
て、ポンプ3は運転速度NCで運転される。この後、使
用水量が変動して、給水圧力が変動すると、前記したよ
うに、圧力センサ8がこれを検出し、これと、予め定数
設定部SWからメモリMに格納されている吐出し目標圧
力HOとを比較し、両者が等しくなるよう、マイクロプ
ロセッサCPUはインバータINVに加減速指令を行
い、給水圧力をHOに一定に保って給水を行ってゆくも
のである。
【0006】図4は図3に示したターボ形ポンポ、ター
ボ形送風機を駆動する従来のターボ機械用インバータを
より詳細に示した図であり、R、S、Tは交流電源入力
端子、U、V、Wは負荷であるモータ4への接続端子、
CNVはコンバータ部であり、交流電源を直流電源に変
換する回路モジュールを示す。RSは電源投入時での突
入電流抑制抵抗、CBは平滑コンデンサー、SHは負荷
状態を検出するシャント抵抗、INVはトランジスタモ
ジュール等からなるインバータであり、点孤回路・電流
制御回路Gからの指令により、コンバータCNVからの
直流電源を所望の周波数、電圧に変換した上、モータ4
に出力するためのものである。MCUはインバータ装置
を監視、制御するためのマイクロコンピュータであり、
例えばワンチップマイコン等が使用される。AVRは安
定な直流制御電源を供給するための安定化電源、FTC
はフォトカプラー、R1,R2は抵抗、D1,D2はダ
イオード、C1はコンデンサ、CONS1は負荷特性を
設定したり、インバータINVの加減速時間、V/F特
性(インバータINVの出力電圧と周波数の関係比)等
を設定するコンソール、CONS2は表示部、FW,C
OMは起動指令入力端子である。そして、従来のターボ
機械用インバータは速度指令入力端子O,Lを備え、速
度指令入力端子Oから入力されたアナログ速度指令はA
/D変換器によりデジタル速度指令に変換された上、マ
イクロコンピュータMCUに入力される。なお、これら
の公知例としては、特開昭59−54797号公報や特
開昭57−113992号公報、特開昭59−6559
1号公報等が挙げられるものとなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に、ターボ形ポンプ等のターボ機械に汎用インバータを
使用する狙いは、圧力や風圧等の制御と省エネルギー化
であり、このため、そのインバータ周辺にはマイコンを
使用した高価な制御装置が必要である。特に、同インバ
ータが如何なる速度で運転されるべきかを、外部から速
度指令入力端子O,Lを介し指令しなければならない。
このために、負荷状態に応じて、公知例に引用したよう
なインバータ周辺での速度制御が必要となっている。
【0008】また、負荷状態を検出する手段として、圧
力センサや流量センサを配管に取付けているが、これが
高価であり、取付作業工数も製品コストを高めている。
【0009】最近では、ターボ機械の小形化や装置全体
のコストダウンが強く要求されている。そこで、本発明
の目的は 1)速度指令入力端子O,Lを省略し、複雑な周辺回路
を設けなくても、インバータ自身が負荷状態に合った最
適な運転を行なえるようにする、 2)周辺制御回路をなくし、簡単な回路構成で、小形軽
量、低コスト化を図る、 3)インバータの起動指令入
力端子FW,COMに、外部から運転指令手段を 接
続するのみで、全自動運転ができるようにする、 4)負荷状態の検出と、如何なるパターンで運転するか
をインバータ自身で行えるようにする、ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によるタ
ーボ機械制御方法は、吐出圧力の制御を行うターボ機械
の回転速度をインバータで制御するに際し、前記吐出圧
力を所定の目標値に制御するための目標吐出圧力と回転
速度の関係に対応させて目標電流と回転速度の関係
め記憶し、前記吐出圧力の変化に応じて変化する前記イ
ンバータの内部電流の値を検出し、検出される該値
記記憶された目標電流との大小を比較し、前記ターボ機
械の回転速度を増加又は減少させて前記吐出圧力を制御
するようにしたものである。
【0011】また、本発明によるターボ機械装置は、タ
ーボ機械やこのターボ機械の回転速度を制御するインバ
ータの他、前記吐出圧力の変化に応じて変化する前記イ
ンバータ内部の電流の値を検出する手段と、前記吐出圧
力を所定の目標値に制御するための目標吐出圧力と回転
速度の関係に対応させて目標電流と回転速度の関係
め記憶した手段と、検出される上記電流の値前記記憶
された目標電流との大小を比較し、前記ターボ機械の回
転速度を増加又は減少させて前記吐出圧力を制御する手
段とを備えさせるようにしたものである。
【0012】
【0013】
【作用】吐出圧力を所定の目標値に制御するための目標
吐出圧力と回転速度の関係に対応させた目標電流と回転
速度の関係予め求めておく場合は、インバータ内部の
状態量に基づいてインバータの内部で速度指令が作成さ
れることから、インバータ外部からの速度指令は不要と
されるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図5〜図11を使用
して説明する。本発明の実施例である図5はターボ形ポ
ンプ、ターボ形送風機を駆動するターボ機械用インバー
タを示したものであり、R,S,Tは交流電源入力端
子、U,V,Wはモータ4への接続端子、CNVはコン
バータ部であり、交流電源を直流電源に変換する回路モ
ジュールを示す。RSは電源投入時の突入電流抑制用抵
抗、CBは平滑コンデンサー、SHは負荷状態を検出す
るシャント抵抗、INVはトランジスタモジュールなど
から成るインバータであり、後で述べる点弧回路・電流
制御回路Gからの指令により、コンバータCNVからの
直流電源を所望の周波数、電圧に変換した上、モータ4
に出力するためのものである。MCUはインバータ装置
を監視、制御するためのマイクロコンピュータであり、
例えばワンチップマイコン等が使用される。AVRは安
定な直流制御電源を供給するための安定化電源、FTC
はフォトカプラー、R1,R2は抵抗、D1,D2はダ
イオード、C1はコンデンサ、CONSは負荷特性を設
定したり、インバータINVの加減速時間、V/F特性
(インバータINVの出力電圧と周波数の関係比)等を
設定するコンソール、LCDは表示部、FW,COMは
起動指令入力端子である。
【0015】なお、マイクロコンピュータMCUは信号
端子CNO,CNGから入力されるシャント抵抗SHの
両端間電圧を読込む。また、運転指令信号は、起動指令
入力端子FW,COM間がショートされた時、フォトカ
プラーFTCがONされ、信号レベルがHからLとなる
信号PN5を読込むことで、マイクロコンピュータMC
Uに取込まれる。更に、マイクロコンピュータMCUか
ら信号SG1を介して点弧回路へインバータ周波数を指
令し、更にまた、信号SG2を介して、電流制御回路G
を駆動し、インバータ出力電圧を制御する。尤も、負荷
状態を検出する検出手段としては、シャント抵抗SHに
代えて、ホール素子などを使用した電流検出器CTも使
用可となっている。
【0016】図6は本発明のインバータ(図5)をター
ボ形ポンプである給水装置に応用した例であり、運転指
令手段としては圧力検出手段のリレーが設けられ、その
リレー接点PSが起動指令入力端子FW,COM間に挿
入接続されており、極めて簡単な回路構成となってい
る。
【0017】図7は本発明の実施例のポンプ装置の代表
的モデルの性能曲線図であり、負荷状態をインバータの
シャント抵抗SHの両端間電圧で表したものである。同
図において、図2と同一符号で示すものは同じものであ
るから説明を省く。同図において、Q1は給水系に所望
な最大使用水量、同様にHTは給水系に最大水量を流し
た場合に所望な揚程であり、実揚程Ha,所要末端圧力
Hp,配管損失Hfを含んでいる(イ点)。更に、l1はこ
の給水系に水を流した場合の配管損失曲線(ロード曲
線)であり、負荷状態を圧力Hと水量Qで示したもので
ある。使用水量Q3(水量0)の時、配管損失は0であ
り、座標ハが定まり、使用水量Q2で所望な全揚程はH1
(配管損失はH1−(Hp+Ha))であり、座標ロが定
まる。これらの座標ハ、ロ、イを結んでロード曲線l1
が求まる。また、ポンプは運転速度N1(通常は最高速
度)の下で、最大使用水量Q1、全揚程HTを満足する
Q−H性能曲線Aを有するものが選定される。
【0018】ポンプは使用水量(負荷)がQ1→Q2→Q
3と変化した場合、ロード曲線l1上をイ(Q1,H0)→
ロ(Q2,H1)→ハ(Q3、H2)と運転する。
【0019】これらの負荷状態の変化に伴い、当然、イ
ンバータの負荷状態を表わすシャント抵抗SHの両端間
電圧も変化する(インバータ内部電流も変化する)。こ
の変化を前記したロード曲線l1と関連付けて示したも
のが同図のロード曲線l2である。これは、縦軸にシャ
ント抵抗SHの両端間電圧SVをとって示してあり、曲
線Dはポンプの運転速度をN1に固定した状態で、使用
水量をQ1→Q2→Q3と変化させた場合でのQ−SV曲
線を示している。同様に、曲線E,Fはそれぞれポンプ
の運転速度をN2,N3に固定した状態で、使用水量を同
様に変化させた場合でのQ−SV曲線である。
【0020】なお、前述のロード曲線l2は座標ニ、
ホ、ヘを結ぶ曲線により得られる。
【0021】即ち、ロード曲線l1上の座標イに対し
て、ロード曲線l2上の座標ニが対応している。同様
に、座標ロに対して座標ホが、座標ハに対して座標ヘが
それぞれ対応している。換言すると、使用水量Q1の
時、インバータの運転速度がN1の下でシャント抵抗S
Hの両端間電圧がSV1になっておれば、給水系が所望
な圧力HTを満足していることを意味している。同様
に、使用水量がQ2の時、インバータ運転速度がN2で、
両端間電圧SV2で運転されておれば、給水系が所望な
圧力H1を満足しており、使用水量Q3、インバータ速度
N3、両端間電圧SV3であれば、給水圧力H2を満足し
ている。このことは、インバータ内マイクロコンピュー
タMCUのメモリに予めロード曲線l2を、例えばSV
とNとの関数、またはテーブル化したものを、コンソー
ルCONSを用い設定記憶しておき、検出したシャント
抵抗SHの両端間電圧SVが記憶してある両端間電圧に
一致するように、インバータの運転速度Nを制御すれば
良い。
【0022】これらの特性はポンプ特有の性能であり、
個々のポンプにより異なるため、予めそれぞれのポンプ
について、使用水量に応じた所望圧力との関係(配管抵
抗曲線l1)に対応して、その時の運転速度とインバー
タのシャント抵抗SHの両端間電圧SVとの関係(ロー
ド曲線l2)を決め、このロード曲線l2に基いて、ポン
プを如何に運転させるかを決定しておく。
【0023】以下の表1は、それら結果の例を整理して
纏めて示したものである。
【表1】
【0024】実施においては、予めモデルA,B,C…
について、前述のように、図5に示すコンソールCON
Sにより表1に示すデータを設定する。この例では、3
点のデータであるが、適正に5点にする等でも良く、3
点に限定されるものではない。モデルAを例に採って説
明すると、流量Q1,圧力H0の時、速度N1にはNA1,
シャント抵抗Hの両端間電圧SV1にはSVA1が記憶
される。また、流量Q2,圧力H1のとき、速度N2には
NA2,両端間電圧SV2にはSVA2が記憶される。更
に、流量Q3,圧力H3のとき、速度N3にはNA3,両端
間電圧SV3にはSVA3が記憶される。
【0025】図8は制御のアルゴリズムを説明するため
に、代表的モデルについて、図7に示す性能曲線図を拡
大して示したものである。今、便宜上、使用水量Q1、
所要圧力H01、運転速度N1で座標1(Q1、H01)にい
るものとする。この時、ロード曲線l2上では、当然、
インバータの運転速度N1、シャント抵抗DHの両端間
電圧SV1で座標6(N1,SV1)で運転しているもの
とする。この状態で、使用水量がQ1からQ5に減少した
場合のアルゴリズムを考える。
【0026】(1)初期値(図8より) N1時でのシャント抵抗SHの両端間電圧の目標値はS
V1,N2時でのその目標値はSV2,N3時でのその目標
値はSV3となるように、N1とSV1,N2とSV2,N3
とSV3を対応させて記憶する(表1に相当するテーブ
ルを記憶する)。あるいは負荷ロード曲線l2の関数と
して、 SV=f(N)………(1)式 を前述したマイクロコンピュータMCUのメモリに格納
しておく。
【0027】(2)使用水量Q1→Q5に変化 運転速度がN1であるから、ポンプ特性曲線A上の座標
1は座標2に移動する。これに伴い、シャント抵抗SH
の両端間電圧が曲線D上の座標6(N1,SV1)から座
標7(N1,SV1’)に移動する。ここで、その両端間
電圧SV1’を検出する。
【0028】(3)目標値であるSV1と検出したSV
1’とを比較する。この結果、SV1>SV1’であるか
ら、現在の速度からΔN(速度制御の最小分解能、例え
ば1bit)だけ減速する。なお、SV1=SV1’であ
れば、現状速度を維持し、SV1<SV1’であれば、現
在の速度からΔNだけ増速すれば良いことは容易に判
る。この状態では、運転速度はN4(N1−ΔN→N4)
となり、ポンプの性能曲線はA’となり、座標は2から
3に移動する。また、Nと両端間電圧との曲線はD’と
なり、座標は7(N1,SV1’)から8(N4,SV
4’)に移動する。N4における目標両端間電圧は前述の
(1)式から、SV=f(N4)≡SV4が得られる。併
せて、両端間電圧SV4’を検出する。
【0029】(4)目標値であるSV4と検出したSV
4’と比較する。この結果、SV4>SV4’であるか
ら、更に現在の速度から△Nだけ減じる。これにより、
運転速度はN5(N4−ΔN→N5)となり、ポンプ性能
曲線はA″となり、座標は曲線A″上の4へ移動し、N
−SV曲線はD″となり、座標8(N4、SV4’)から
座標9(N5、SV5’)ヘ移動する。N4における目標
両端間電圧は(1)式から、SV=f(N5)≡SV5が
得られる。併せて、両端間SV5’を検出する。
【0030】(5)再々度、目標値であるSV5と検出
したSV5’と比較する。この結果はSV5>SV5’で
あり、詳細な説明は省くが、前述の要領により、ΔNだ
け減速し、配管抵抗曲線l1上の座標5に、負荷ロ−ド
曲線l2上の座標10に収束する。この結果、運転速度
はN6となり、目標シャント電圧はSV6(=f(N
6))となり、検出した両端間電圧SV6’と一致する。
よって、SV6’=SV6となり、この使用量Q5の状態
では運転速度N6で安定する。
【0031】図9、図10、図11は前述のアルゴリズ
ムを具現化するためのフロ−チャ−トを示し、これに基
づいたプログラムが予めインバータ内マイクロコンピュ
ータMCUに記憶してある。図9において、ステップ1
00で前述したアルゴリズムの初期設定を実行する。こ
の後、ステップ101で割込み待処理を実行する。
【0032】割込みがかかると、図10に示す処理を実
行する。この割込み処理は、例えばタイマ割込み等で実
施する。ステップ201で、コンソールCONSのモー
ド確認を行い、ステップ202〜204で何れの表示モ
ードかを判定し、この判定結果に基いて、例えばステッ
プ205でシャント抵抗SHの両端間電圧表示、ステッ
プ206で電流表示、ステップ207で周波数表示を行
う。ステップ202での判定結果、表示モードでなけれ
ば、ステップ208へ進み、ここで、定数設定モードか
否かを判定し、定数設定モードであればステップ209
へ進み、表1に基いて、運転速度とシャント抵抗SHの
両端間電圧との関係を、例えばN1=SV1,N3=SV3
等の各種データを設定し、関数SV=f(N)((1)
式)を求めてメモリに記憶しておく。他の定数として、
インバータ運転上、必要なデータとして、最低速度、最
高速度、V/F特性、インバータ加速時間、減速時間等
を設定する。設定が終了したら、SET=0FFHと設
定する。これが終了したらステップ210で割込から復
帰され、ステップ101へ戻る。
【0033】次に、ステップ102へ進み、ここで、S
ET=0FFHであるかを判定し、0FFHでなけれ
ば、定数設定が終了するまで、ステップ101をループ
する。このループの実行中に、INVへの割込み処理を
実行する。即ち、外部から運転指令信号、例ば始動条件
が確立し、図6に示すリレー接点PSが閉路すると、起
動指令入力端子FW,COM間が短絡され、フォトカプ
ラーFTCがONされる結果として、信号PN5はその
ビット状態が0となる。
【0034】図11にフローチャートとして示すよう
に、213ステップでは信号PN5のビット状態がチェ
ックされているが、そのチェック結果として0状態にあ
れば、215ステップへ進み、ここで運転可能状態を示
すべく、STARTはSTART=0FFHに設定され
るも、そうでなければ、214ステップで運転不可状態
を示すべく、STARTはSTART=00Hに設定さ
れた上、216ステップでこのループを抜けるものとな
っている。
【0035】次に、103ステップではSTARTが0
FFHであるかが判定され、00Hであれば、0FFH
となるまで103〜101ステップを実行する。0FF
Hとなると、始動条件が確立したものと見なし、104
ステップへ進む。ここで、初期速度、例えばN=N1で
運転を始め、この時のシャント抵抗SHの目標両端間電
圧SVをSV1と設定し、メモリに格納する。次に、1
05ステップではシャント抵抗SHの両端間電圧を検出
した上(この結果をSV’とする)、更に、次の106
ステップで目標値であるSVと検出したSV’とを比較
する。比較した結果、次の条件ジャンプを実行する。
【0036】 SV>SV’ならば107ステップへジャンプ SV=SV’ならば111ステップへジャンプ SV<SV’ならば109ステップへジャンプ 107ステップでは前述したアルゴリズムの通り、現状
の速度よりΔN(最小分解能)だけ減じて(N−ΔN→
N)減速処理を実行し、108ステップでは変速後の運
転速度に基いて、次の目標値となる両端間電圧を演算式
((1)式)から求め、新値に更新する。即ち、SV=
f(N−ΔN)→新しい両端間電圧SVに更新し、11
1ステップへ進む。一方、109ステップでの処理で
は、107ステップでの処理とは逆にΔNだけ増速処理
を実行し、110ステップでこの変速後の運転速度から
SV=f(N+ΔN)による目標値の更新を行う。11
1ステップで系の安定に必要な所定時間Δtの待ち時間
処理を実行後、112ステップではSTARTが00H
か否かを判定し、00Hならば113ステップで停止処
理を実行して、102ステップへ進み、00Hでなけれ
ば105ステップへ戻り、これ以降の処理を実行する。
以上により、アルゴリズムで説明したように、所定値に
収束する。
【0037】以上説明した実施例によれば次の効果があ
る。
【0038】(1)インバータの外部からの速度指令入
力端子及び、これの回路を省略したので、周辺の複雑な
制御回路が不要となり、低コスト化、小形軽量化が実現
でき、回路簡略化により信頼性が向上する。
【0039】(2)運転負荷状態を予めポンプとインバ
ータ特性の関係に基いてロード曲線を決定しておき、コ
ンソールにより、インバータに直接設定して記憶し、実
際の負荷状態はインバータ内のシャント抵抗両端間電圧
により検出し、この検出した両端間電圧と前記した設定
した負荷状態(ロード曲線)とが一致するよう、制御す
るので、ターボ機械に最適な運転が可能となる。
【0040】(3)上記(1),(2)により、簡単な
運転指令手段で全自動運転が可能となる。更に、このタ
ーボ機械を冷却水用等の補機として使用する際には、主
機との連動運転となり、主機から運転指令信号を貰え
ば、センサレスの極めて簡単な装置となる。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、インバータ内部の状態量と速度との関係から、イン
バータ内部で速度指令が作成されるので、インバータ外
部からの速度指令が不要になる。
【0042】したがって次のような効果がある。
【0043】1)インバータの速度指令入力端子O,L
を省略し、複雑な周辺回路を設けなくても、インバータ
自身が負荷状態に合った最適な運転を行なえるようにす
ることができる。
【0044】2)周辺制御回路をなくし、簡単な回路構
成で、小形軽量、低コスト化を図ることができる。
【0045】3)インバータの起動指令入力端子FW,
COMに、外部から運転指令手段を接続するのみで、全
自動運転が可能となる。
【0046】4)負荷状態の検出と、如何なるパターン
で運転するかをインバータ自身で行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水装置の構成図である。
【図2】給水装置の運転特性図である。
【図3】従来の給水装置の制御回路図である。
【図4】従来の汎用インバータの概念図である。
【図5】本発明のターボ機械用インバータの概念図であ
る。
【図6】本発明のターボ機械用インバータを給水装置に
応用した場合の回路図である。
【図7】本発明のターボ機械用インバータでポンプを駆
動した場合の特性曲線図である。
【図8】本発明実施例のアルゴリズムに従って同ポンプ
を運転した際の負荷ロード曲線を示した特性図である。
【図9】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図10】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプロ
グラムを示すフローチャートである。
【図11】本発明実施例のアルゴリズム及び運転のプロ
グラムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,6…給水管、2−1,2−2…仕切弁、3…ポン
プ、4…モータ、5…急閉式逆止め弁、7…圧力タン
ク、8…圧力センサ、G…点弧回路・電流制御回路、E
LB…漏電しゃ断器、INV…インバータ、AVR…安
定化電源、CNV…コンバータ、SH…シャント抵抗、
CPU…マイクロプロセッサ、MCU…マイクロコンピ
ュータ、CONS…コンソール、LCD…表示回路、F
TC…フォトカプラー。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 49/00 - 51/00 F04D 15/00 F04D 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出圧力の制御を行うターボ機械の回転
    速度をインバータで制御するターボ機械制御方法におい
    て、 前記吐出圧力を所定の目標値に制御するための目標吐出
    圧力と回転速度の関係に対応させて目標電流と回転速度
    の関係予め記憶し、前記吐出圧力の変化に応じて変化
    する前記インバータの内部電流の値を検出し、検出され
    る該値前記記憶された目標電流との大小を比較し、前
    記ターボ機械の回転速度を増加又は減少させることを特
    徴とするターボ機械制御方法。
  2. 【請求項2】 ターボ機械をインバータで速度制御する
    ターボ機械制御方法において、 ターボ機械の出力負荷を所定の目標値に制御するための
    前記ターボ機械の目標出力負荷と前記ターボ機械の回転
    速度の関係に対応させて前記インバータの目標電流と前
    記ターボ機械の回転速度の関係予め記憶し、前記イン
    バータ、または前記ターボ機械の負荷状態に関連して変
    化する前記インバータの内部電流の値を検出し、検出さ
    れる該値前記記憶された目標電流との大小を比較し
    前記ターボ機械の回転速度を増加又は減少させて前記出
    力負荷を制御することを特徴とするターボ機械制御方
    法。
  3. 【請求項3】 吐出圧力制御を行うターボ機械と、該タ
    ーボ機械の回転速度を制御するインバータとを備えるタ
    ーボ機械装置において、 前記吐出圧力の変化に応じて変化する前記インバータの
    内部電流の値を検出する手段と、前記吐出圧力を所定の
    目標値に制御するための目標吐出圧力と回転速度の関係
    に対応させて目標電流と回転速度の関係予め記憶した
    手段と、検出される上記内部電流の値と前記記憶された
    目標電流との大小を比較し、前記ターボ機械の回転速度
    増加又は減少させて前記吐出圧力を制御する手段とを
    備えることを特徴とするターボ機械装置。
  4. 【請求項4】 ターボ機械と、該ターボ機械を速度制御
    するインバータとを備えるターボ機械装置において、 前記インバータ、または前記ターボ機械の負荷状態に関
    連して変化するインバータの内部電流の値を検出する手
    段と、ターボ機械の出力負荷を所定の目標値に制御する
    ための前記ターボ機械の目標出力負荷と前記ターボ機械
    の回転速度の関係に対応させて目標電流と前記ターボ機
    械の回転速度の関係を予め記憶する手段と、検出される
    上記内部電流の値前記記憶された目標電流との大小を
    比較し、前記ターボ機械の回転速度を増加又は減少させ
    前記出力負荷を制御する手段とを備えることを特徴と
    するターボ機械装置。
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