JP2011247302A - 圧縮天然ガス充填装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】CNGの充填を任意の時点で停止させる。
【解決手段】車載のCNGタンク14と連通するCNG充填口12Aに対して、着脱可能な充填ノズル24と、蓄ガス器18から充填ノズル24へのCNG供給流量を制御する流量制御弁26と、CNGタンク14へ供給されるCNGの供給圧力Pを検出する圧力センサ28と、CNGの充填を停止させるための充填停止条件として、CNGタンク14の満充填であるとみなされる所定圧力Pmaxに対する目標割合αを入力する停止条件入力部32と、充填停止条件に応じて流量制御弁26を制御するコントロールユニット34と、を含んで、CNG充填装置20を構成する。コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmaxに目標割合αを乗じた圧力Pα以上となったときに、CNG供給流量を徐々に減少させるように流量制御弁26を閉弁する。
【選択図】図1
【解決手段】車載のCNGタンク14と連通するCNG充填口12Aに対して、着脱可能な充填ノズル24と、蓄ガス器18から充填ノズル24へのCNG供給流量を制御する流量制御弁26と、CNGタンク14へ供給されるCNGの供給圧力Pを検出する圧力センサ28と、CNGの充填を停止させるための充填停止条件として、CNGタンク14の満充填であるとみなされる所定圧力Pmaxに対する目標割合αを入力する停止条件入力部32と、充填停止条件に応じて流量制御弁26を制御するコントロールユニット34と、を含んで、CNG充填装置20を構成する。コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmaxに目標割合αを乗じた圧力Pα以上となったときに、CNG供給流量を徐々に減少させるように流量制御弁26を閉弁する。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮天然ガス(CNG)充填装置に関する。
車両に搭載されたCNGタンクにCNGを充填するCNG充填装置としては、例えば、特許文献1に記載されるものが知られている。すなわち、CNGガスを貯留する定置型の蓄ガス器内とCNGタンク内との圧力差を利用して、CNGタンクにCNGを充填する充填制御を行うものである。この場合、圧力差がなくなったとき、要するに、蓄ガス器内の圧力とCNGタンク内の圧力とが略等しくなったときに、満充填とみなして充填が完了する。
しかしながら、CNGタンクへのCNGの充填が進むと、CNGタンクの内圧上昇とともに圧力差が減少し、CNGタンクへ流入するCNG流量が減少して充填速度が低下してしまう。したがって、CNGの充填が完了するまでに長時間を要するおそれがある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、CNGの充填を任意の時点で停止できるCNG充填装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、CNGの充填を任意の時点で停止できるCNG充填装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係るCNG充填装置は、車載のCNGタンクと連通するCNG充填口に対して、着脱可能な充填ノズルと、CNG供給源から充填ノズルへのCNGの供給流量を制御する流量制御弁と、CNGの充填を停止させるための充填停止条件を入力する充填停止条件入力手段と、充填停止条件入力手段により入力された充填停止条件に応じて流量制御弁を制御する制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
本発明のCNG充填装置によれば、CNGタンクに対するCNGの充填停止条件を入力することで、CNGの充填を任意の時点で停止でき、充填時間の短縮が可能となる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、CNG充填装置が組み込まれたCNG充填システムの実施形態の一例を示している。
CNG充填システム10は、例えば、車両12に搭載されたCNGタンク14にCNGを供給するためのCNG充填所などに設置される。
図1は、CNG充填装置が組み込まれたCNG充填システムの実施形態の一例を示している。
CNG充填システム10は、例えば、車両12に搭載されたCNGタンク14にCNGを供給するためのCNG充填所などに設置される。
CNG充填システム10は、天然ガスを圧縮してCNGを生成する圧縮機16と、このCNGを貯留する蓄ガス器18と、蓄ガス器18からCNGタンク14へCNGを供給するCNG充填装置20と、を含んで構成される。
圧縮機16は、例えば、都市ガス中圧導管22などの天然ガス供給源から供給される0.1〜1.0MPaの天然ガスを圧縮してCNGを生成し、このCNGを蓄ガス器18に供給する。蓄ガス器18は、このCNGを貯留して、CNGタンク14に対するCNGの供給源となる。
圧縮機16は、例えば、都市ガス中圧導管22などの天然ガス供給源から供給される0.1〜1.0MPaの天然ガスを圧縮してCNGを生成し、このCNGを蓄ガス器18に供給する。蓄ガス器18は、このCNGを貯留して、CNGタンク14に対するCNGの供給源となる。
蓄ガス器18内のCNG圧力Pgは、圧力PgとCNGタンク14内の圧力Ptとの圧力差ΔP(=Pg−Pt)を利用して、蓄ガス器18からCNGタンク14内へのCNGの供給を可能にすべく、CNGタンク14の満充填とみなされる所定圧力Pmaxよりも高い圧力である。所定圧力Pmaxは、例えば、CNGタンク14の耐圧について法定された圧力(20MPa)である。したがって、圧縮機16は、天然ガスを所定圧力Pmaxよりも高い圧力(例えば25MPa)まで昇圧する。
CNG充填装置20は、充填ノズル24と、流量制御弁26と、圧力センサ28(供給圧力検出手段)と、供給開始指示部30と、停止条件入力部32(充填停止条件入力手段)と、コントロールユニット34(制御手段)と、を含んで構成される。
充填ノズル24は、CNGタンク14と連通する車両12のCNG充填口12Aに対して、着脱可能に取り付けられる。充填ノズル24は、カップリング24Aを備え、このカップリング24Aが、車両12のCNG充填口12Aに備えられたカップリング12Bと連結する。これにより、CNG充填装置20とCNGタンク14との間で気密性を維持しつつ、CNG充填装置20からCNGタンク14へCNGが供給される。
充填ノズル24は、CNGタンク14と連通する車両12のCNG充填口12Aに対して、着脱可能に取り付けられる。充填ノズル24は、カップリング24Aを備え、このカップリング24Aが、車両12のCNG充填口12Aに備えられたカップリング12Bと連結する。これにより、CNG充填装置20とCNGタンク14との間で気密性を維持しつつ、CNG充填装置20からCNGタンク14へCNGが供給される。
充填ノズル24には、折曲自在な充填ホース36が接続され、充填ホース36は、圧力センサ28の下流側と接続される。流量制御弁26は、蓄ガス器18から供給されるCNGを、開弁により充填ノズル24へ供給する一方、閉弁により遮断する。
圧力センサ28は、充填ノズル24を介してCNGタンク14へ供給されるCNGのうち、流量制御弁26を通過したCNGの供給圧力Pを検出できるように配設される。供給圧力Pは、流量制御弁26の下流がCNGタンク14と連通しているため、CNGタンク14内の圧力Ptに略等しいとみなすことができる。なお、圧力センサ28は、CNGタンク14内の圧力Ptを検出できるように、カップリング24Aに設けてもよい。
圧力センサ28は、充填ノズル24を介してCNGタンク14へ供給されるCNGのうち、流量制御弁26を通過したCNGの供給圧力Pを検出できるように配設される。供給圧力Pは、流量制御弁26の下流がCNGタンク14と連通しているため、CNGタンク14内の圧力Ptに略等しいとみなすことができる。なお、圧力センサ28は、CNGタンク14内の圧力Ptを検出できるように、カップリング24Aに設けてもよい。
供給開始指示部30は、CNG充填装置20に対してCNG供給の開始を指示するための指示操作部である。供給開始指示部30は、ユーザーが指示操作できるように、CNG充填装置20の筐体20Aの表面に配設され、例えば、タッチパネル方式の液晶パネルが用いられる。この方式では、ユーザーが、液晶パネルに表示された特定の画像(アイコン)に触れることでCNGの供給が開始する。
停止条件入力部32は、CNGの充填を停止させるための充填停止条件を入力操作する入力操作部である。停止条件入力部32は、ユーザーが入力操作できるように、CNG充填装置20の筐体20Aの表面に配設され、例えば、供給開始指示部30に用いられるタッチパネル方式の液晶パネルが共用される。この方式では、ユーザーが、液晶パネルに表示された特定の画像(アイコン)に触れることで、CNGの充填を停止させるための充填停止条件を入力することができる。
停止条件入力部32により入力する充填停止条件は、CNGタンク14の満充填とみなされる所定圧力Pmaxに対する目標割合αである。目標割合αは、百分率で表される場合、所定圧力Pmaxに相当する100[%]を上限とした値、例えば、100%、80%、50%などである。
コンピュータを内蔵するコントロールユニット34は、例えば、CNG充填装置20の筐体20A内に収容され、流量制御弁26、圧力センサ28、供給開始指示部30及び停止条件入力部32と電気的に接続される。そして、コントロールユニット34は、ROM(Read Only Memory)などに記憶された第1の制御プログラムを実行することにより、充填停止条件に応じて、流量制御弁26を制御する。
コンピュータを内蔵するコントロールユニット34は、例えば、CNG充填装置20の筐体20A内に収容され、流量制御弁26、圧力センサ28、供給開始指示部30及び停止条件入力部32と電気的に接続される。そして、コントロールユニット34は、ROM(Read Only Memory)などに記憶された第1の制御プログラムを実行することにより、充填停止条件に応じて、流量制御弁26を制御する。
図2は、コントロールユニット34において、供給開始指示部30が操作されたことを契機として実行される第1の制御プログラムを示す。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ2では、圧力センサ28により検出された供給圧力Pが、圧力Pα(=Pmax・α/100)以上となっているか否かを判定する。そして、PがPα以上となっている場合にはステップ3へと進む一方(Yes)、PがPα未満の場合には再度本ステップを実行する(No)。
ステップ1(図では「S1」と略記する。以下同様)では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ2では、圧力センサ28により検出された供給圧力Pが、圧力Pα(=Pmax・α/100)以上となっているか否かを判定する。そして、PがPα以上となっている場合にはステップ3へと進む一方(Yes)、PがPα未満の場合には再度本ステップを実行する(No)。
ステップ3では、流量制御弁26を閉弁して、CNGの充填を停止させる。このとき、流量制御弁26は、CNGの供給流量を徐々に減少させるように閉弁する(以下同様)。
このようなCNG充填装置20によれば、供給圧力Pが、停止条件入力部32によって入力した目標割合αに所定圧力Pmaxを乗じた圧力Pα以上となった場合に、CNGの充填が停止する。このため、ユーザーにおいて満充填までCNGの供給を望まない場合には、100%未満の目標割合αを入力することで、充填時間の短縮を図ることができる。これにより、積荷運搬などの輸送時間や、CNG充填所における充填待ち時間も短縮することができる。
このようなCNG充填装置20によれば、供給圧力Pが、停止条件入力部32によって入力した目標割合αに所定圧力Pmaxを乗じた圧力Pα以上となった場合に、CNGの充填が停止する。このため、ユーザーにおいて満充填までCNGの供給を望まない場合には、100%未満の目標割合αを入力することで、充填時間の短縮を図ることができる。これにより、積荷運搬などの輸送時間や、CNG充填所における充填待ち時間も短縮することができる。
次に、CNG充填システム10に用いられるCNG充填装置20の第1の変形例について説明する。
CNG充填装置20は、圧力センサ28に代えて、CNGタンク14へ供給されるCNGの供給流量Sを検出する質量流量計(供給流量検出手段)を用いる。また、停止条件入力部32により入力する充填停止条件は、CNGの目標供給時間Tsである。
CNG充填装置20は、圧力センサ28に代えて、CNGタンク14へ供給されるCNGの供給流量Sを検出する質量流量計(供給流量検出手段)を用いる。また、停止条件入力部32により入力する充填停止条件は、CNGの目標供給時間Tsである。
図3は、コントロールユニット34において、供給開始指示部30が操作されたことを契機として実行される第2の制御プログラムを示す。
ステップ11では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ12では、CNGの供給が開始されてから経過した経過時間Tが、目標供給時間Ts以上となっているか否かを判定する。そして、TがTs以上となっている場合にはステップ13へと進む一方(Yes)、TがTs未満の場合にはステップ14へと進む(No)。なお、経過時間Tは、例えば、コントロールユニット34に内蔵されたタイマ(経過時間計時手段)などによって計時される。
ステップ11では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ12では、CNGの供給が開始されてから経過した経過時間Tが、目標供給時間Ts以上となっているか否かを判定する。そして、TがTs以上となっている場合にはステップ13へと進む一方(Yes)、TがTs未満の場合にはステップ14へと進む(No)。なお、経過時間Tは、例えば、コントロールユニット34に内蔵されたタイマ(経過時間計時手段)などによって計時される。
ステップ13では、流量制御弁26を閉弁する。
ステップ14では、質量流量計により検出される供給流量Sが、所定流量Sd以下となったか否かを判定する。ここで、所定流量Sdとは、経過時間Tが目標供給時間Tsに到達する前にCNGタンク14が満充填された場合(例えば、CNGタンク14の容量が小さい場合)にCNGの充填を停止すべく、CNGタンク14が満充填されたとみなされる流量である。そして、SがSd以下となっている場合にはステップ13へと進む一方(Yes)、SがSdより大きい場合にはステップ12へ戻る(No)。
ステップ14では、質量流量計により検出される供給流量Sが、所定流量Sd以下となったか否かを判定する。ここで、所定流量Sdとは、経過時間Tが目標供給時間Tsに到達する前にCNGタンク14が満充填された場合(例えば、CNGタンク14の容量が小さい場合)にCNGの充填を停止すべく、CNGタンク14が満充填されたとみなされる流量である。そして、SがSd以下となっている場合にはステップ13へと進む一方(Yes)、SがSdより大きい場合にはステップ12へ戻る(No)。
このようなCNG充填装置20によれば、ユーザーが、停止条件入力部32によって、充填停止条件を目標供給時間Tsとして入力することができ、経過時間TがTs以上となった場合にCNGの充填が停止する。このため、Tsが満充填までの供給時間Tfよりも短い場合には、充填時間を短縮することができる。一方、様々な容量のCNGタンク14が存在することから、TsがTfよりも長い場合も想定される。しかし、供給流量Sが満充填とみなされる流量Sd以下となった場合には、経過時間Tが目標供給時間Ts以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26が閉弁されて、CNGの充填が停止される。このため、実質的に満充填となったCNGタンク14にさらなる充填が行われることを抑制することができる。
次に、CNG充填システム10に用いられるCNG充填装置20の第2の変形例について説明する。なお、第1の変形例と同一構成については、同一符号を付すことでその説明を省略又は簡潔にする。
停止条件入力部32により入力する充填停止条件は、質量として表されるCNGの目標充填量Msである。
停止条件入力部32により入力する充填停止条件は、質量として表されるCNGの目標充填量Msである。
図4は、コントロールユニット34において、供給開始指示部30が操作されたことを契機として実行される第3の制御プログラムを示す。
ステップ21では、後述の積算値Siを0に初期化する。
ステップ22では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ23では、所定時間tごとに質量流量計から入力されるCNGの供給流量Sを、Si=Si+S・tなる式により積算して積算値Siを算出する。
ステップ21では、後述の積算値Siを0に初期化する。
ステップ22では、流量制御弁26を開弁する。
ステップ23では、所定時間tごとに質量流量計から入力されるCNGの供給流量Sを、Si=Si+S・tなる式により積算して積算値Siを算出する。
ステップ24では、積算値Siが、目標充填量Ms以上になっているか否かを判定する。そして、SiがMs以上になっている場合にはステップ25へ進む一方(Yes)、SiがMs未満の場合にはステップ26へと進む(No)。
ステップ25では、流量制御弁26を閉弁する。
ステップ26では、質量流量計により検出される供給流量Sが、所定流量Sd以下となったか否かを判定する。そして、SがSd以下となっている場合にはステップ25へと進む一方(Yes)、SがSdより大きい場合にはステップ23へ戻る(No)。
ステップ25では、流量制御弁26を閉弁する。
ステップ26では、質量流量計により検出される供給流量Sが、所定流量Sd以下となったか否かを判定する。そして、SがSd以下となっている場合にはステップ25へと進む一方(Yes)、SがSdより大きい場合にはステップ23へ戻る(No)。
このようなCNG充填装置20によれば、ユーザーが、停止条件入力部32によって、目標充填量Msを入力することができ、供給流量Sを順次積算した積算値Siが目標充填量Ms以上となった場合にCNGの充填が停止する。このため、Msが満充填とみなされる充填量Mfよりも少ない場合には、充填時間を短縮することができる。一方、様々な容量のCNGタンク14が存在することから、MsがMfよりも多い場合も想定される。しかし、供給流量Sが満充填とみなされる流量Sd以下となった場合には、積算値Siが目標充填量Ms以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26が閉弁されて、CNGの充填が停止される。このため、実質的に満充填となったCNGタンク14にさらなる充填が行われることを抑制することができる。
前述の実施形態及びその変形例のように、流量制御弁26は、CNGの充填を完了するときに供給流量Sを徐々に減少させる。ここで、「徐々に減少」とは、CNGタンク14に備えられた過流防止弁が作動しない程度に、供給流量Sを減少させることをいう。また、過流防止弁は、CNGタンク14に対する圧力が急激に変化した場合に、CNGタンク14に充填されたCNGが外部に流出することを防止する装置である。この装置が作動することにより、車両12の内燃機関に対するCNGの供給が遮断される。
したがって、流量制御弁26が、供給流量Sを徐々に減少させつつ、CNGタンク14へのCNGの供給を停止することにより、供給流量Sの急激な減少を抑えて、過流防止弁の作動による車両内燃機関へのCNG供給の遮断を抑制することができる。
前述の第1の変形例及び第2の変形例において、CNG充填装置20は、圧力センサ28を更に含んで構成されてもよい。この場合、第1の変形例において、コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmax以上になった場合に、経過時間TがCNGの目標供給時間Ts以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26を閉弁する制御を行う。また、第2の変形例において、コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmax以上になった場合に、積算値Siが目標充填量Ms以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26を閉弁する制御を行う。これにより、CNGタンク14が満充填となったか否かを供給流量S及び供給圧力Pの2つのパラメータから判断することが可能となるので、実質的に満充填となったCNGタンク14にさらなる充填が行われることを一層抑制することができる。
前述の第1の変形例及び第2の変形例において、CNG充填装置20は、圧力センサ28を更に含んで構成されてもよい。この場合、第1の変形例において、コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmax以上になった場合に、経過時間TがCNGの目標供給時間Ts以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26を閉弁する制御を行う。また、第2の変形例において、コントロールユニット34は、供給圧力Pが所定圧力Pmax以上になった場合に、積算値Siが目標充填量Ms以上になったか否かにかかわらず、流量制御弁26を閉弁する制御を行う。これにより、CNGタンク14が満充填となったか否かを供給流量S及び供給圧力Pの2つのパラメータから判断することが可能となるので、実質的に満充填となったCNGタンク14にさらなる充填が行われることを一層抑制することができる。
なお、前述の実施形態及びその変形例において、充填停止条件は、夫々、目標割合α、目標供給時間Ts及び目標充填量Msとしたが、これら3種類の充填停止条件の中から任意の1種類を選択できるようにしてもよい。これにより、ユーザーが選択した種類の充填停止条件でCNGの充填を完了させることができる。
12A CNG充填口
14 CNGタンク
18 蓄ガス器
20 CNG充填装置
24 充填ノズル
26 流量制御弁
28 圧力センサ
32 停止条件入力部
34 コントロールユニット
14 CNGタンク
18 蓄ガス器
20 CNG充填装置
24 充填ノズル
26 流量制御弁
28 圧力センサ
32 停止条件入力部
34 コントロールユニット
Claims (7)
- 車載のCNGタンクと連通するCNG充填口に対して、着脱可能な充填ノズルと、
CNG供給源から前記充填ノズルへのCNGの供給流量を制御する流量制御弁と、
CNGの充填を停止させるための充填停止条件を入力する充填停止条件入力手段と、
前記充填停止条件入力手段により入力された前記充填停止条件に応じて前記流量制御弁を制御する制御手段と、
を含んで構成されたことを特徴とする圧縮天然ガス充填装置。 - CNGタンクへ供給されるCNGの供給圧力を検出する供給圧力検出手段を更に備え、前記充填停止条件は、前記CNGタンクの満充填であるとみなされる所定圧力に対する目標割合であって、かつ、前記制御手段は、前記供給圧力検出手段により検出された前記供給圧力が前記所定圧力に前記目標割合を乗じた圧力以上になった場合に、前記流量制御弁を閉弁することを特徴とする請求項1記載の圧縮天然ガス充填装置。
- CNGの供給が開始されてから経過した経過時間を計時する経過時間計時手段を更に備え、前記充填停止条件は、CNGの目標供給時間であって、かつ、前記制御手段は、前記経過時間計時手段により計時された前記経過時間が前記目標供給時間以上になった場合に、前記流量制御弁を閉弁することを特徴とする請求項1記載の圧縮天然ガス充填装置。
- 前記CNGタンクへ供給されるCNGの供給流量を検出する供給流量検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記供給流量検出手段により検出された前記供給流量が所定流量以下となった場合に、前記経過時間が前記目標供給時間以上になったか否かにかかわらず、前記流量制御弁を閉弁することを特徴とする請求項3記載の圧縮天然ガス充填装置。
- 前記CNGタンクへ供給されるCNGの供給流量を検出する供給流量検出手段を更に備え、前記充填停止条件は、CNGの目標充填量であって、かつ、前記制御手段は、前記供給流量検出手段により検出された前記供給流量を順次積算した積算値が前記目標充填量以上となった場合に、前記流量制御弁を閉弁することを特徴とする請求項1記載の圧縮天然ガス充填装置。
- 前記制御手段は、前記供給流量が所定流量以下となった場合に、前記積算値が前記目標充填量以上になったか否かにかかわらず、前記流量制御弁を閉弁することを特徴とする請求項5記載の圧縮天然ガス充填装置。
- 前記流量制御弁は、CNGの充填を停止するときに供給流量を徐々に減少させることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の圧縮天然ガス充填装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014092282A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Magna Steyr Fahrzeugtechnik Ag & Co Kg | ストップバルブ付きフィラーネックアセンブリ |
CN104421611A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-18 | 铃木株式会社 | 燃料气体填充装置 |
-
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