WO2004106404A1 - 有機導電性ポリマー組成物、それを用いた透明導電膜及び透明導電体、並びに、該透明導電体を用いた入力装置及びその製造方法 - Google Patents

有機導電性ポリマー組成物、それを用いた透明導電膜及び透明導電体、並びに、該透明導電体を用いた入力装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

 本発明は、透明性、導電性に優れた有機導電性ポリマー組成物、透明導電膜及び透明導電体、並びに、長期間の繰返し使用にも抵抗劣化せず信頼性及び寿命を飛躍的に向上させた入力装置及びその効率的な製造方法の提供を目的とする。 前記有機導電性ポリマー組成物は、ポリチオフェン誘導体ポリマーと、水溶性有機化合物(窒素含有有機化合物を除く)と、ドーパントとを少なくとも含む。前記入力装置の製造方法は、透明基体上に前記有機導電性ポリマー組成物を用いて透明導電膜を形成し、該透明導電膜における対向する端部に、一対の第一電極を該透明導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第一導電体を製造する第一導電体製造工程と、基体上に導電膜を形成し、該導電膜における対向する端部に、一対の第二電極を該導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第二導電体を製造する第二導電体製造工程と、該第一導電体と該第二導電体とを互いに直交する方向に配置して貼り合わせる貼り合せ工程とを含む。

Description

有機導電性ポリマー組成物、 それを用いた透明導電膜及び透明導電体、 並びに、 該透明導電体を用いた入力装置及びその製造方法 技術分野
本宪明は、タツチパネル型入力装置に好適に使用可能な有機導電性ポリマー組成物 、該有機導電性ポリマー組成物を用いて形成した透明導電膜、 及ぴ該透明導電膜を用 明
いた透明導電体、並びに、該透明導電体を用いた入力装置及びその製造方法に関する 田 背景技術
タツチパネルは、 液晶表示器、 ブラウン管、 E L (エレク ト口ルミネッセンス) 表 示器などの表示装置の前面に配置され、そのタツチ面における任意の座標が指又はべ ンの先端などで押圧されるとその座標位置を電気信号としてコンピュータ応用機器 に出力可能な二次元情報入力装置である。 近年、 該タツチパネルは、 携帯型情報端末 などの普及 ·進展に伴い、 そのデータ入力における優れたマン一マシンィンターフェ イス性能が評価されて、 電子手帳や P D Aなどをはじめ、 携帯電話、 P H S、 電卓、 時計、 G P S、 銀行 A TMシステム、 自動販売機、 P O Sシステム、 など多方面への 応用が広がっている。 該タツチパネルの中でも特に抵抗式アナ口グタツチパネルは、 一般に、導電性を有する透明フィルムと導電性を有する透明基板とを絶縁性スぺーサ 一を介して対向配置させてなり、該透明フィルムにおける任意の座標が指又はペンの 先端などで押圧されると該透明フィルムが撓んで前記透明基板に部分的に接触して 電位を出力可能であり、 各種の入力装置等として応用可能である。
従来、 前記透明フィルムとしては、 I T O (インジウム錫酸化物) 導電層を有する ポリエチレンテレフタレート (P E T) フィルムが多く用いられてきた。 しかしなが ら、 この場合、 前記 I T O (インジウム錫酸化物) 自体は、 セラミックスの一種であ ることから、 前記 I T O導電層は、 前記 P E Tフィルムが変形する度に応力を受け、 長期間に亘る操り返しの使用により、 脆性破壊し、 抵抗劣化が生じてしまう。 また、 前記 I TO導電層は、スパッタリングなどにより前記 PETフィルム上の全面に形成 されるのが通常であり、そのパターニングにはフォトリソグラフィ一等の煩雑な手法 が必要である。 更に、 配線パターンが形成される部分を、 フォトレジスト、 ソルダー レジスト、 絶縁ペースト、 絶縁フィルム等により絶縁させなければならない、 という 問題がある。
このため、前記 I T O導電層上に、導電性ポリマーと非導電性ポリマーとの混合物 からなる被覆層を更に形成し、長期間に亘る繰り返しの使用の結果、前記 I TO導電 層が脆性破壊しても、該被覆層により前記 I TO導電層の不連続性を力パーし抵抗劣 化が生じないようにする提案がなされている (例えば、 特許文献 1参照) 。 し力 し、 この場合、 前記被覆層の形成に多大なコストを要してしまうという問題がある。 また、前記 I TO導電層に代えて、 有機導電性高分子化合物及び p型無機半導体を 含む膜を用いることも提案されている (例えば、 特許文献 2参照) 。 し力 し、 この場 合、該膜の繰返し使用時の耐久性が十分でなく、 タツチパネル等の用途には向かない という問題がある。
特許文献 1
特表平 1 1— 506849号公報
特許文献 2
特開 2002-93242号公報 本発明は、 従来における問題を解決し、 透明性及び導電性に優れ、 低コストで容易 に所望の形状の透明導電膜を形成可能な有機導電性ポリマー組成物、低コストで所望 の形状に量産可能であり、 透明性、 導電性、 可撓性等に優れ、 タツチパネル型入力装 置に特に好適な透明導電膜及び透明導電体、 並びに、 タツチパネル型入力装置等とし て低コストで量産可能であり、長期間に亘つて繰り返し使用しても抵抗劣化せず、信 頼性及び寿命を飛躍的に向上させた入力装置及びその効率的な製造方法を提供する ことを目的とする。 発明の開示
本発明の有機導電性ポリマー組成物は、 下記一般式 ( 1 ) で表されるポリチォフエ ン誘導体ポリマーと、 水溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) と、 ドーパン トとを少なくとも含むことを特徴とする。
一般式 ( 1 )
Figure imgf000005_0001
該有機導電性ポリマー組成物においては、該ポリチオフェン誘導体ポリマーと、該 水溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) と、 該ドーパントとを少なくとも含 むことにより、透明性及び導電性に優れ、低コストで容易に所望の形状の透明導電膜 を形成可能である。 本発明の透明導電膜は、本発明の有機導電性ポリマー組成物を用いて形成され、 か つ表面抵抗率が 1 0, 0 0 0 ΩΖ口以下であることを特徴とする。
該透明導電膜は、 低コストで所望の形状に量産可能であり、 透明性、 導電性、 可撓 性等に優れ、 タツチパネル型入力装置に特に好適である。 本発明の透明導電体は、本発明の前記透明導電膜を透明基体上に有してなることを 特徴とする。
該透明導電体は、 低コストで所望の形状に量産可能であり、 透明性、 導電性、 可撓 性等に優れ、 タツチパネル型入力装置に特に好適である。 本発明の入力装置は、 第一導電体と、 該第一導電体に対し絶縁性 0スぺーサーを介 して対向配置された第二導電体とを有してなり、該第一導電体が、本発明の前記透明 導電体であり、かつ押圧により変形して前記第二導電体に部分的に接触可能であるこ とを特徴とする。
該入力装置においては、前記第一導電体における任意の位置で押圧されると該第一 導電体が変形し、前記第二導電体に部分的に接触する。 押圧された該第一電極におけ る座標位置が電気信号として出力され検知される。該入力装置を長期間に亘つて繰返 し使用しても、前記第一導電体が本発明の前記透明導電体であるので、抵抗劣化が生 じない。 このため、 該入力装置においては、 信頼性及ぴ寿命が飛躍的に向上し、 耐久 性が要求されるタツチパネル型入力装置等に特に好適である。 本発明の入力装置の製造方法は、透明基体上に本発明の前記有機導電性ポリマー組 成物を用いて透明導電膜を形成し、 該透明導電膜における対向する端部に、 一対の第 一電極を該透明導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第一導電体を製造する第 一導電体製造工程と、 基体上に導電膜を形成し、 該導電膜における対向する端部に、 一対の第二電極を該導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第二導電体を製造す る第二導電体製造工程と、該第一導電体と該第二導電体どを <前記第一電極と前記第 二電極とが互いに直交する方向に配置して貼り合わせる貼り合せ工程とを含むこと を特徴とする。
該入力装置の製造方法では、 前記第一導電体製造工程において、透明基体上に本発 明の前記有機導電性ポリマー組成物を用いて透明導電膜が形成され、該透明導電膜に おける対向する端部に、一対の第一電極を該透明導電膜に電気を導通可能に対向配置 させて第一導電体が製造される。 前記第二導電体製造工程において、基体上に導電膜 が形成され、該導電膜における対向する端部に、一対の第二電極を該導電膜に電気を 導通可能に対向配置させて第二導電体が製造される。 前記貼り合せ工程において、前 記第一導電体における前記第一電極と、前記第二導電体における前記第二電極とが互 いに直交する方向に配置されて貼り合わせられる。 その結果、本発明の入力装置が製 造される。 図面の簡単な説明
図 1は、 本発明の入力装置の一例を示す断面概略説明図である。
図 2は、 本発明の入力装置の一例を示す概略平面図である。
図 3は、 本発明の入力装置の製造方法における工程を示す概略説明図である。 発明を実施するための最良の形態
(入力装置) 本発明の入力装置は、 第一導電体と第二導電体とを有してなり、 更に必要に応じて 適宜選択したその他の部材等を有してなる。 一第一導電体一
前記第一導電体としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ るが、 例えば、 可撓性を有し透明であるのが好ましく、 透明導電体が特に好適に挙げ られる。 該第一導電体は、 押圧されると変形して前記第二導電体に部分的に接触可能 である。
なお、 前記透明には、 無色透明のほか、 有色透明、 半透明、 有色半透明などが含ま れる。
前記透明導電体としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ るが、 例えば、 本発明の透明導電体が特に好適に挙げられる。
前記本発明の透明導電体は、 以下の透明基体上に以下の透明導電膜を有してなる。 該本発明の透明導電体の用途としては、 例えば、 タツチパネル型入力装置、 コンデ ンサ一、二次電池、 接続用部材、 高分子半導体素子、 帯電防止フィルム、 ディスプレ ィ、 エネルギー変換素子、 レジスト、 などが挙げられる。
該本発明の透明導電体は、 低コストで所望の形状に量産可能であり、透明性、 導電 性、 可撓性等に優れ、 前記本発明の透明導電体に好適であり、 長期間に亘り繰り返し 使用しても抵抗劣化せず、信頼性及び寿命を飛躍的に向上可能な点で特にタツチパネ ル型入力装置等の入力装置に好適である。 一一透明基体一一
前記透明基体としては、 特に制限はなく、 その材料、 形状、 構造、 厚み等について は公知のものの中から適宜選択することができる。
前記材料としては、 例えば、 樹脂などが好適に挙げられる。 該樹脂としては、 特に 制限はなく、 公知のものの中から適宜選択することができ、 例えば、 ポリエチレンテ レフタレート樹脂、 ポリプチレンテレフタレート樹脂、 ポリエチレンナフタレート樹 脂、 ポリ塩化ビニル樹脂、 ポリエーテルサルホン樹脂、 ポリカーボネート樹脂、 ポリ スチレン樹脂、 ポリイミド樹脂、 ポリエーテルイミド榭脂、 ポリ酢酸ビニル樹脂、 ポ リ塩化ビニリデン樹脂、 ポリフッ化ビニリデン樹脂、 ポリビュルアルコール樹脂、 ポ リビュルァセタール樹脂、 ポリビュルプチラール樹脂、 ポリアタリロニトリル樹脂、 ポリオレフインポリスチレン樹脂、 ポリアミ ド樹脂、 ポリブタジエン樹脂、 酢酸セル ロース、 硝酸セルロース、 アクリロニトリル一ブタジエン一スチレン共重合樹脂、 な どが挙げられる。 これらは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよ い。 これらの中でも、 透明性及び可撓性に優れる点で、 ポリエチレンテレフタレート 樹脂が好ましい。
前記形状としては、 例えば、 タツチパネル型入力装置などに応用される場合には板 状が好適に挙げられる。
前記構造としては、 1種単独の部材等で形成された構造であってもよいし、 2以上 の部材等が組合された構造であってもよい。
前記厚みとしては、 例えば、 タツチパネル型入力装置などに応用される場合には、 機械的強度が十分でありかつ適度な可撓性を示す程度の厚みが好ましい。 一一透明導電膜一一
前記透明導電膜としては、 透明であり、 導電性を有していればよく、 目的に応じて 適宜選択することができるが、 例えば、 本発明の透明導電膜が特に好適に挙げられる 前記本発明の透明導電膜における電気抵抗値としては、 表面抵抗率として、 10, 000 Ω /口以下であることが必要であり、 5000 Ω /口以下が好ましく、 250 0 Ω /口以下がより好ましい。
前記表面抵抗率が 10, 000 Ω /口を超えると、 入力時の応答性が低下すること がある。
前記表面抵抗率は、 例えば、 J I S K6911、 ASTM D257、 などに準 拠して測定することができ、 また市販の表面抵抗率計を用いて簡便に測定することが できる。
前記本発明の透明導電膜における厚みとしては、 特に制限はなく、 目的に応じて適 宜選択することができ、 例えば、 0. 01〜10 //mが好ましく、 0. l〜l / mが より好ましい。 前記厚みが、 0 . 0 1 未満であると、 前記透明導電膜の抵抗が不安定化するこ とがあり、 1 0 z mを超えると、 前記透明基体との密着性が低下することがある。 前記本努明の透明導電膜の形成方法としては、特に制限はなく公知の方法の中から 適宜選択することができ、 例えば、 塗布法、 印刷法、 などが好適に挙げられる。 これ らは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。
前記塗布法としては、 特に制限はなく、公知の方法の中から適宜選択することがで き、 例えば、 ロールコート法、 バーコート法、 ディップコーティング法、 グラビアコ ート法、 カーテンコート法、 ダイコート法、 スプレーコート法、 ドクターコート法、 などが挙げられる。
前記印刷法としては、 特に制限はなく、公知の方法の中から適宜選択することがで き、 例えば、 スクリーン印刷法、 スプレー印刷法、 インクジェット印刷法、 凸版印刷 法、 囬版印刷法、 平版印刷法、 などが挙げられる。
前記本発明の透明導電膜は、前記透明基体上の全面に形成されていてもよいし、部 分的に形成されていてもよい。 後者の場合、 タツチパネル型入力装置等の入力装置に おいて、電極や配線パターンなどを形成するスペースを確保する必要がある場合に有 利である。 即ちタツチパネル型入力装置等の入力装置においては、一般に前記透明基 体上の全面に形成した I T O導電層をエッチングによる除去又は絶縁フィルムによ る被覆等する必要があり、 処理が複雑で高コストであるが、 この場合にはその必要が なく処理が簡便で低コストである点で有利である。 .
前記本発明の透明導電膜は、 低コストで所望の形状に量産可能であり、 透明性、 導 電性、 可撓性等に優れ、 前記本発明の透明導電体に好適であり、 長期間に亘り繰り返 し使用しても抵抗劣化せず、信頼性及び寿命を飛躍的に向上可能な点で特にタツチパ ネル型入力装置等の入力装置に好適である。
前記本発明の透明導電膜は、本発明の有機導電性ポリマー組成物を用いて形成され ること以外には、 特に制限はなく、 その形状、構造、 大きさ等については目的に応じ て適宜選択することができる。 前記本努明の有機導電性ポリマー組成物は、 ポリチォフェン誘導体ポリマーと、水 溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) と、 ドーパントとを少なくとも含んで なり、 更に必要に応じて、 分散溶媒、 その他の成分を含む。
ポリチオフヱン誘導体ポリマ
前記ポリチォフェン誘導体ポリマーは、 下記一般式 (1 ) で表され、 市販品であつ てもよいし、 適宜合成したものであってもよい。
一般式 ( 1 )
Figure imgf000010_0001
ただし、 nは整数を表す。 前記ポリチォフェン誘導体ポリマーの合成の方法としては、 特に制限はなく、公知 の方法の中から適宜選択することができ、例えば、 以下の方法などが好適に挙げられ る。
即ち、 まず、 該スキームに示す通り、 チォジグリコール酸を出発物質とした 5段階 の合成により、 3, 4一エチレンジォキシチォフェン (モノマー) を合成する。
HO2C / ヽ s, ヽ ≡^ Et02C Asへ o2Et Et0^c¾Et
NaOMe
1
Figure imgf000010_0002
Figure imgf000010_0003
(R, R' = Me or Et) なお、 前記 3, 4一エチレンジォキシチォフェン (モノマー) は、 バイエノレ社より B AY T R O N M (登録商標) の商品名にて巿販もされている。
次に、 該 3 , 4—エチレンジォキシチォフェン (モノマー) と、 酸化剤として p— トルエンスルホン酸第二鉄と、 溶媒としてブタノールとを、 混合攪拌し、 2 0〜1 8 0 °Cで 3 0分以上重合反応させることにより、前記ポリチォフェン誘導体ポリマーを 合成する。
なお、 このとき、 前記 p—トルエンスルホン酸第二鉄の前記ブタノール中の濃度は 、 3 0〜6 0質量%であることが好ましく、 また、 前記 3, 4—エチレンジォキシチ ォフェンと前記 p—トルエンスルホン酸との質量混合比 (3, 4—エチレンジォキシ チォフェン: p—トルエンスルホン酸) は、 1 : 0 . 2〜1 : 5が好ましい。
前記ポリチォフェン誘導体ポリマーの前記有機導電性ポリマー組成物における含 有量としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができるが、 0 . 1 〜1 0質量%が好ましい。
前記含有量が、 0 . 1質量%未満であっても 1 0質量%を超えても、 該有機導電性 ポリマー組成物の電気抵抗値が十分に低下しないことがある。
水溶性有機化合物
前記水溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) としては、 水溶性の有機化合 物であれば特に制限はなく、 公知のものの中から適宜選択することができ、 例えば、 酸素含有化合物が好適に挙げられる。 なお、 本発明においては、 前記窒素含有化合物 を有する有機導電性ポリマー組成物で形成した膜は表面抵抗率が高く、高性能なタッ チパネル型入力装置等には不向きであるため、該水溶性有機化合物から前記窒素含有 化合物は除かれる。 一方、前記酸素含有化合物を有する有機導電性ポリマー組成物で 形成した膜は表面抵抗率が低く、 高性能なタツチパネル型入力装置等に好適である。 なお、 前記水溶性の程度としては、 例えば、 2 5 °Cの水に対し、 1質量%以上溶解 するものが好ましく、 5質量%以上溶解するものがより好ましい。
前記酸素含有化合物としては、 酸素を含有する限り特に制限はなく、 例えば、 水酸 基含有化合物、 カルボ-ル基含有化合物、 エーテル基含有化合物、 スルホキシド基含 有化合物、 などが挙げられる。
前記水酸基含有化合物としては、 例えば、 エチレングリコール、 ジエチレングリコ ール、 プロピレングリコール、 トリメチレングリコール、 1 , 4一ブタンジオール、 グリセリンなどが挙げられ、 これらの中でも、 エチレングリコール、 ジエチレングリ コールが好ましい。
前記カルボニル基含有化合物としては、 例えば、 イソホロン、 プロピレンカーボネ ート、 シクロへキサノン、 y一ブチロラタトン、 などが挙げられる。
前記エーテル基含有化合物としては、 例えば、 ジエチレングリコールモノェチルェ 一テル、 などが挙げられる。
前記スルホキシド基含有化合物としては、 例えば、 ジメチルスルホキシド、 などが 挙げられる。
これらは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。 これらの中 でも、 ジメチルスルホキシド、 エチレングリコール、 ジエチレングリコールなどが好 ましい。
前記水溶性有機化合物の沸点としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択す ることができるが、 例えば、 1 2 0 °C以上であることが好ましい。
前記沸点が 1 2 0 °C未満であると、 前記水溶性有機化合物が揮発し易く、 前記有機 導電性ポリマー組成物の電気抵抗値が十分に低下しないことがある。
前記水溶性有機化合物の前記有機導電性ポリマー組成物における含有量としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ、 例えば、 0 . 1〜5 0質量
%が好ましく、 1〜: L 0質量%がより好ましい。
前記含有量が、 0 . 1質量%未満であっても 5 0質量。/。を超えても、 該有機導電性 ポリマー組成物の抵抗値が十分に低下しないことがある。
ドーパント
前記ドーパントとしては、電気抵抗値を低下させることができる限り特に制限はな く、 公知のものの中から適宜選択することができ、 例えば、 電子吸引性物質 (エレク トロン ·ァクセプタ) などが好適に挙げられる。
前記電子吸引性物質としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することが でき、 例えば、 ルイス酸、 などが挙げられる。
前記ルイス酸としては、 電子を収容可能である限り特に制限はなく、 例えば、 スル ホン酸化合物、 ホウ酸化合物、 リン酸化合物、 塩素酸化合物、 などが挙げられる。 前記スルホン酸化合物としては、 例えば、 ポリスチレンスルホン酸、 アルキルナフ タレンスノレホン酸、 メタンス /レホン酸、 パラ トルエンスルホン酸、 ナフタレンスノレホ ン酸、 トリフルォロメタンスルホン酸、 ショゥ脳スルホン酸、 ポリ ビュルナフタレン スルホン酸、 などが挙げられる。
前記ホウ酸化合物としては、 例えば、 テトラフルォロホウ酸、 などが挙げられる。 前記リン酸ィ匕合物としては、 例えば、 へキサフルォロリン酸、 などが挙げられる。 前記塩素酸化合物としては、 過塩素酸、 塩素酸、 亜塩素酸、 次亜塩素酸、 などが挙 げられる。
これらは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。 これらの中 でも、 ポリスチレンスルホン酸、 アルキルナフタレンスルホン酸が好ましレ、。
前記ドーパントの前記有機導電性ポリマー組成物における含有量としては、特に制 限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ、 例えば、 1 0〜 5 0質量%が好ま しく、 5〜 3 0質量%がより好ましい。
前記含有量が、 1 0質量%未満であっても 5 0質量%を超えても、 前記有機導電性 ポリマー組成物の抵抗値が十分に低下しないことがある。
なお、前記ドーパントの前記有機導電性ポリマー組成物中の含有量を制御すること により、該有機導電性ポリマー組成物を用いて形成した前記本発明の透明導電膜の電 気抵抗値を所望の程度に制御することができる。
分散溶媒
前記分散溶媒としては、前記ポリチォフェン誘導体ポリマー、 前記水溶性有機化合 物及び前記ドーパントを溶解可能である限り特に制限はなく、 例えば、 極性溶媒、 な どが挙げられる。
前記極性溶媒としては、 例えば、 水;メタノール、 エタノール、 1—プロパノール 、 2—プロパノール、 1ーブタノール等のアルコール類;アセトン、 メチルェチルケ トン、 メチルブチルケトン等のケトン類;酢酸メチル、 酢酸ェチル、 酢酸ィソプロピ ル、 酢酸ブチル、 プロピオン酸メチル等のエステル類、 などが挙げられる。 これらは 、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。 これらの中でも、 環境 への悪影響が少ない点で水が好ましい。
その他の成分 前記その他の成分としては、 特に制限はなく、公知の添加剤等の中から適宜選択す ることができ、 例えば、 紫外線吸収剤、 酸化防止剤、 重合禁止剤、 表面改質剤、 脱泡 剤、 可塑剤、 抗菌剤、 などが挙げられる。 これらは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。
前記本発明の有機導電性ポリマー組成物の用途としては、 タツチパネル型入力装置 、 各種導電膜、 コンデンサー、 二次電池、 接続用部材、 高分子半導体素子、 帯電防止 フィルム、 ディスプレイ、 エネルギー変換素子、 レジスト、 などの各種分野が挙げら れる。
前記本発明の有機導電性ポリマー組成物は、前記本発明の透明導電膜、 前記本発明 の透明導電体、 前記本発明の入力装置等に好適に使用することができる。 一第二導電体一
前記第二導電体は、前記第一導電体に対し絶縁性スぺーサーを介して対向配置され る。
前記第二導電体としては、導電性を有する限り特に制限はなく、公知のものの中か ら適宜選択することができ、例えば、基体上に導電膜を有するものなどが挙げられる 体
前記基体としては、 特に制限はなく、 その材料、 色、 形状、 構造、 大きさ等につい ては適宜選択することができる。
前記材料としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ、 例え ば、 基材としての硬度に優れ、 またその表面への導電層の形成のし易さ等の点で、 ガ ラス、 樹脂などが好適に挙げられる。
前記樹脂としては、 例えば、 硬質樹脂、 などが挙げられる。 該硬質樹脂としては、 例えば、 アクリル樹脂、 メタクリル樹脂、 硬質ポリ塩化ビニル樹脂、 ポリサルホン樹 脂、 ポリエーテルサルホン樹脂、 ポリエーテルエーテルケトン樹脂、 ポリエチレンテ レフタレート樹脂、 ポリアセタール樹脂、 ポリアミド樹脂、 ポリイミド樹脂、 ポリア ミドイミド樹脂、 ポリマレイミド樹脂、 などが挙げられる。
前記色としては、 有色であってもよいし、 無色であってもよく、 用途等に応じて適 宜選択することができるが、 前記無色の場合、 有色透明、 無色透明、 半透明などが挙 げられる。
前記形状としては、 特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することができ、 液晶 表示器などに配置される観点から板状のものが好適に挙げられる。
一一導電膜一一
前記導電膜としては、 特に制限はなく、公知の導電膜の中から適宜選択することが でき、 例えば、 I T O導電膜、 前記透明導電膜、 などが挙げられる。
前記 I T o導電膜は、蒸着法やスパッタリング法、 などの公知の薄膜形成方法によ り形成することができる。
なお、 前記第二導電体として、 上述した本発明の透明導電体を用いてもよい。 この 場合、前記第一導電体及ぴ該第二導電体の双方が可撓性を有する結果、該入力装置を 曲面状に配置でき、 設置場所、 デザインの選択の自由度を向上でき、 ガラスなどの硬 質材料を使用しないため小型軽量化が可能で携帯性に優れた装置等にできる点で有 利である。 前記絶縁性スぺーサ一としては、 特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択す ることができ、 その材料としては、 例えば、 アクリル系樹脂、 などが挙げられる。 前記絶縁性スぺーサ一の形成方法としては、 特に制限はなく、公知の方法の中から 適宜選択することができ、 例えば、 フォトリソグラフィー、 などが挙げられる。
—その他の部材ー
前記その他の部材としては、特に制限はなく、 目的に応じて適宜選択することがで き、 例えば、 電極、 ランドパターン、 配線パターン、 ドットスぺーサ一、 などが挙げ られる。
前記電極、前記ランドパターン及ぴ前記配線パターンとしては、 電気を導通可能で ある限り特に制限はなく、 公知のものの中から適宜選択することができ、 例えば、 ポ リエステル系銀ペースト、 などが挙げられる。
前記電極、 前記ランドパターン及ぴ前記配線パターンの形成方法としては、 特に制 限はなく、 公知の電極形成方法の中から適宜選択することができ、 例えば、 塗布方法 、 印刷方法、 などの方法が挙げられる。
前記ドットスぺーサ一としては、 特に制限はなく、公知のものの中から適宜選択す ることができ、 その材料としては、 例えば、 アクリル系樹脂、 などが挙げられ、 その 形状としては、 例えば、 ドット状などが挙げられる。
前記ドットスぺーサ一の形成方法としては、 特に制限はなく、公知の方法の中から 適宜選択することができ、 例えば、 フォトリソグラフィー、 などが挙げられる。 以下に、 本発明の入力装置の一例について、 図面を参照しながら説明する。 図 1は 、 本発明の入力装置の一例を示す断面概略説明図である。
該入力装置は、 タツチパネル型入力装置であり、 該入力装置においては、 指先等に よる入力が行われるタツチ面となる前記第一導電体としての前記本発明の透明導電 体と、 前記第二導電体とが、 絶縁性スぺーサー 5 0を介して対向配置されている。 前 記本発明の透明導電体は、透明基体 1上に、前記本発明の透明導電膜である透明導電 膜 2を有してなる。 前記第二導電体は、 基体 1 1上に導電膜 1 0を有してなる。 導電 膜 1 0上にはドットスぺーサ一 4 0が形成されている。
該入力装置においては、 前記第一導電体が、 前記本発明の透明導電体であり、 可撓 性を有するため、 該透明導電体が外部から押圧されると、 該透明導電体が変形し、 透 明導電膜 2が導電膜 1 0に部分的に接触する。 その結果、 電位が出力可能となり入力 装置が駆動する。 図 1に示す本発明の入力装置について、 図 2を参照しながら更に説明する。 図 2は 、 図 1に示す入力装置の概略平面図である。
図 2に示す通り、 前記第一導電体には、 透明導電膜 2が部分的に形成され、 一対の 第一電極 5が透明導電膜 2と接した状態で対向配置されている。第一電極 5における 一端部には、透明導電膜 2と接していない絶縁部において、 ランドパターン 7が対向 形成され、 また、 配線パターン 2 0が形成されている。
一方、 前記第二導電体には、 導電膜 1 0が部分的に形成され、一対の第二電極 1 5 が導電膜 1 0と接した状態で対向配置されている。導電膜 1 0と接していない絶縁部 において配線パターン 2 0が形成されている。 このため、該入力装置においては、前記第一導電体と前記第二導電体とが接触して いない場合には、 電流が生じないが、 両者が一部接触すると、 その箇所において電流 が生じ、 入力が行われる。
本発明の入力装置は、長期間に亘つて繰返し使用しても、前記第一導電体が本発明 の前記透明導電体であるので、 抵抗劣化が生じない。 このため、 該入力装置において は、信頼性及ぴ寿命が飛躍的に向上し、各種の機器に好適に使用することができるが 、耐久性が要求されるタツチパネル型入力装置等に特に好適に使用することができる 本発明の入力装置は、公知の製造方法の中から適宜選択した方法により製造するこ とができるが、 以下の本発明の入力装置の製造方法により、好適に製造することがで きる。
(入力装置の製造方法)
本発明の入力装置の製造方法は、 第一導電体製造工程と、 第二導電体製造工程と、 貼り合せ工程とを含み、 更に必要に応じて適宜選択したその他の工程とを含む。 一第一導電体製造工程一
前記第一導電体製造工程は、前記透明基体上に前記本発明の有機導電性ポリマー組 成物を用いて前記透明導電膜を形成し、該透明導電膜における対向する端部に、 一対 の第一電極を該透明導電膜に電気を導通可能に対向配置させて前記第一導電体を製 造する工程である。
前記透明基体、 前記有機導電性ポリマー組成物、 前記透明導電膜、 前記透明導電膜 等の詳細、 これらの形成方法等については、 上述した通りである。
前記第一電極としては、 特に制限はなく、公知の電極の中から目的に応じて適宜選 択することができ、 例えば、 ポリエステル系銀ペーストを用いて形成した電極、 など が挙げられる。
前記第一電極の形成方法としては、特に制限はなく公知の方法の中から適宜選択す ることができ、 例えば、 上述の塗布法、 上述の印刷法、 などの方法が挙げられる。 前記第一電極は、 例えば、 前記透明導電膜の両端部に対向して、 力っ該透明導電膜 に対し電気を導通可能にその一部が接触した状態で配置される。
前記第一電極の一端には、ランドパターンが対向して設けられていることが好まし い。 該ランドパターンは、 例えば、 導電性樹脂を介して配線パターンと接続されて、 前記第一電極へ電気を導通可能とする部分であり、前記透明導電膜と接触しない絶縁 部に形成されることが好ましい。
—第二導電体製造工程—
前記第二導電体製造工程は、前記基体上に前記導電膜を形成し、該導電膜における 対向する端部に、一対の前記第二電極を該導電膜に電気を導通可能に対向配置させて 第二導電体を製造する工程である。
前記基体、 前記導電体等の詳細、 これらの形成方法等については、 上述した通りで ある。
前記第二電極としては、特に制限はなく、公知の電極の中から適宜選択した電極が 挙げられ、 例えば、 ポリエステル系銀ペーストを用いて形成した電極、 などが挙げら れる
前記第二電極の形成方法としては、特に制限はなく公知の方法の中から適宜選択す ることができ、 例えば、 上述の塗布法、 上述の印刷法、 などの方法が挙げられる。 前記第二電極は、 例えば、 前記導電膜の両端部に、 かつ該導電膜に対し電気を導通 可能にその一部が接触した状態で配置される。
前記第二電極の一端には、配線パターンが対向して設けられていることが好ましい 。該配線パターンは、 前記第一電極及び前記第二電極へ電気を導通可能とする部分で あり、 前記導電膜と接触しない絶縁部に形成されることが好ましい。 一貼り合せ工程一
前記貼り合せ工程は、前記第一導電体と前記第二導電体とを、前記第一電極及び前 記第二電極とが互レヽに直交する方向に配置して貼り合わせる工程である。
前記貼り合せ工程における貼合せの方法としては、前記第一導電体と前記第二導電 体とを貼り合わせることができる限り特に制限はなく、公知の貼合方法等の中から適 宜選択することができ、 例えば、 両面テープを用いる方法、 接着剤を用いる方法、 加 熱する方法、 加圧する方法、 これらの併用法、 などが挙げられる。 これらは、 1種単独で使用してもよいし、 2種以上を併用してもよい。 これらの中 でも、 以下の前記両面テープを用いる方法が好ましい。 即ち、 前記第二導電体の外周 部に両面テープを額縁状に貼付し、該両面テープ 1辺の両端部に孔を設け、該孔に導 電性樹脂を滴下した後、 該第二導電体に前記第一導電体を貼合せる方法が好ましい。 この場合、貼合せ後においても該第一導電体と該第二導電体とを簡便に電気を導通可 能にすることができる。
前記導電性樹脂としては、 導電性を有する限り特に制限はなく、公知の導電性樹脂 の中から適宜選択することができ、 例えば、 エポキシ系導電性樹脂、 などが挙げられ る。 ここで、本発明の入力装置の製造方法の一例について、 図面を参照しながら説明す る。
まず、 図 3中段に示すように、前記透明基体としての透明導電膜形成用フィルム上 に、前記本発明の有機導電性ポリマー組成物を部分的に印刷することにより前記透明 導電膜 (本発明の透明導電膜) (図示せず) を形成する。 その後、 該透明導電膜に一 対の第一電極を対向配置させ、該透明導電膜と接しない絶縁部 (前記透明導電膜形成 用フィルム) 上に、所定のパターンマスクを介して銀ペーストにより印刷してランド パターン 7を形成し、前記第一導電体を製造する。 以上が前記第一導電体製造工程で ある。
一方、 図 3上段に示すように、 前記基体としての透明導電膜形成用基板上に、 例え ば I T O導電膜である前記導電膜 (図示せず) を全面に形成する。 その後、 該導電膜 の周辺部を、 定法によりレジストを塗布し、 エッチングすることにより除去して、 前 記絶縁部を形成する。 なお、 前記導電膜の周辺部に、 定法により絶縁ペーストを印刷 することにより前記絶縁部を形成してもよい。 そして、一対の第二電極 1 5及び配線 パターン 2 0を前記絶縁部上に形成する。 なお、 配線パターン 2 0は、所定のパター ンマスクを介して銀ペーストを印刷することにより形成することができる。 こうして 前記第二導電体を製造する。 以上が、 前記第二導電体製造工程である。
次に、 図 3上段に示すように、 前記第二導電体上に、 両面テープを額縁状に貼り付 け、 該額縁状の両面テープにおける一辺の両端に、 一対の孔が設けられており、 該孔 には導電性樹脂が充填される。 その後、前記第一電極と前記第二電極とを直交方向に 配置するようにして前記第一導電体と前記第二導電体とを貼り合わせる。 なお、 この とき、 ランドパターン 7と前記導電性樹脂とが接触するようにしておくと、貼合せ後 においても前記第一電極に電気を導通可能にすることができる。 以上が、 前記貼り合 せ工程である。 本努明の入力装置の製造方法によると、前記本発明の入力装置を簡便にかつ効率的 に製造することができる。 以下;本発明の実施例について説明するが 本発明はこれちの実施例に何ら限定さ れるものではない。 以下の実施例は、前記本発明の有機導電性ポリマー組成物により 形成した前記本発明の透明導電膜を用いた前記本発明の透明導電体を備えた前記本 発明の入力装置を、 前記本発明の入力装置の製造方法により製造する内容である。
(実施例 1 )
一有機導電性ポリマー組成物の調製—
前記ポリチォフェン誘導体として下記の一般式 (1 ) で表されるポリ (3, 4—ェ チレンジォキシチォフェン) に前記ドーパントとしてポリスチレンスルホン酸を 3 0 質量%ドープした物質を、 前記分散溶媒としての水に、 2質量%含有させた溶液 (長 瀬産業社製、 D E NAT R O N # 5 0 0 2 T) に、 前記水溶性有機化合物としてェ チレングリコール (沸点 = 1 9 7 . 2 °C、 和光純薬社製) を添加してその含有量を 5 質量%とし、各成分が均一になるまで 1時間攪拌混合し、 実施例 1の有機導電性ポリ マー組成物を調製した。
一般式 ( 1 )
Figure imgf000020_0001
ただし、 nは整数を表す。
(実施例 2 )
一有機導電性ポリマー組成物の調製一 実施例 1において、 エチレングリコールをジエチレングリコール (沸点 =244. 3°C、 和光純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 2の有機導電 性ポリマー組成物を調製した。
(実施例 3)
—有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレングリコールをジメチルスルホキシド (沸点 =189.
0°C、 和光純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 3の有機導電 性ポリマー組成物を調製した。
(実施例 4)
一有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレングリコールをプロピレングリコール (沸点 =187. 4°C、 和光純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 4の有機導電 性ポリマー組成物を調製した。
(実施例 5)
一有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレンダリコールをトリメチレンダリコール (沸点 = 213 . 5°C、 和光純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 5の有機導 電性ポリマー組成物を調製した。
(実施例 6)
—有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレングリコールを 1, 4一ブタンジオール (沸点 =235 . 0°C、 和光純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 6の有機導 電性ポリマー組成物を調製した。
(実施例 7)
一有機導電性ポリマー組成物の調製—
実施例 1において、 エチレングリコールをグリセリン (沸点 =290. 0。C、 和光 純薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 実施例 7の有機導電性ポリマー 組成物を調製した。
(比較例 1 ) 一有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレングリコールを N, N—ジメチルホルムアミド (和光純 薬社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 比較例 1の有機導電性ポリマー組 成物を調製した。
(比較例 2)
一有機導電性ポリマー組成物の調製一
実施例 1において、 エチレングリコールを N—メチルー 2—ピロリ ドン (和光純薬 社製) に替えた以外は、 実施例 1と同様にして、 比較例 2の有機導電性ポリマー組成 物を調製した。
(実施例 8)
一第一導電膜 (透明導電膜)'及び第一導電体の作製一
前記透明基体としてのポリエチレンテレフタレート樹脂 (厚さ 188 //m、 297 mmX 210mm,東レネ土製) による透明基板上に、 実施例 1で調製した有機導電性 ポリマー組成物をバーコ一ター (No. 9、 ウエット膜圧 20 /xm) を用いてバーコ ート法により塗布した。 なお、 該塗布は、 該透明基板の外周部を除く部分について行 つた。 その結果、 該透明基板の外周部には絶縁部が形成された。 その後、 1 20°Cの 環境下で 10分間加熱乾燥することにより、前記本発明の透明導電膜である前記第一 導電膜 (厚み:約 0. 4 //m) を前記透明基体上に形成した。 なお、 該透明導電膜の 表面抵抗率を J I S K6911に準拠して測定した。 結果を表 1に示した。
次に、 図 3中段に示すように、該第一導電膜の両端に対向配置させる一対の第一電 極と、前記絶縁部に位置させるランドパターン 7とを、 それぞれ所定のパターンマス クを介してポリエステル系銀ペースト (東洋紡社製、 DW-250-H5) により印 刷して形成し、 前記本発明の透明導電体としての前記第一導電体を作製した。
(実施例 9〜 14 )
一第一導電膜 (透明導電膜) 及び第一導電体の作製一
実施例 8において、 実施例 1で調製した有機導電性ポリマー組成物を、 それぞれ順 に実施例 2〜 7で調製した有機導電性ポリマー組成物に替えた以外は、実施例 8と同 様にして、 それぞれ実施例 9〜 14の第一導電膜 (透明導電膜) (厚み:約 0. 4 μ m) 及び第一導電体を作製し、 該第一導電膜の表面抵抗率を測定した。 結果を表 1に 示した。 '
(比較例 3)
一第一導電膜 (透明導電膜) 及び第一導電体の作製一
前記透明基体としてのポリエチレンテレフタレート樹脂 (厚み: 188 /ζπι、 29 7mmX 210mm, 東レネ土製) による透明基板上の全面に、真空蒸着法により第一 導電膜 (透明導電膜) としての I TO導電膜 (厚み:約 0. 02/xm) を形成した。 その後、 定法により該 I TO導電膜にレジストを塗布し、該 I TO導電膜の外周部を エッチングすることにより、 I TO導電膜を除去した絶縁部を形成した。 なお、 実施 例 8と同様にして前記第一導電膜 (I TO導電膜) の表面抵抗率を測定した。 結果を 表 1に示した。 .
次に、 図 3中段に示すように、 該第一導電膜 (透明導電膜) 上に、 対向配置させる —対の第一電極と、 前記絶縁部に配置させるランドパターン 7とを、所定のパターン マスクを介してポリエステル系銀ペースト (東洋紡社製、 DW-250-H5) によ り印刷して、 比較例 1の第一導電体を作製した。
(比較例 4〜 5 )
一第一導電体 (透明導電膜) 及び第一導電体の作製一
実施例 8において、実施例 1で調製した有機導電性ポリマー組成物をそれぞれ比較 例 1〜 2で調製した有機導電性ポリマー組成物に替えた以外は、実施例 8と同様にし て比較例 4〜 5の第一導電体 (透明導電膜) (厚さ約 0. 4 μ m) 及び第一導電体を 作製し、 表面抵抗率を測定した。 結果を表 1に示した。
(実施例 15)
ータツチパネル型入力装置の製造—
タツチパネル型入力装置を図 3に示すような工程により製造した。
まず、 図 3上段に示すように、 前記基体としてのガラス板 (厚み: 1. lmm、 4 0 OmmX 300 mm) 上の全面に、真空蒸着法により前記導電膜としての I TO導 電膜を形成し、定法により該 I TO導電膜上にレジストを塗布しエッチングすること により、配線パターン 20が形成される部分の I TO導電膜を除去して絶縁部を形成 した。 次に、 該 I TO導電膜上に、 アクリル系樹脂を用いてフォトリソグラフィ一に より、 厚み 5 μπιのドットスぺーサ一の形成を行った。 次に、 前記 I T Ο導電膜の両 端に配置させる一対の第二電極 1 5と、前記 I TO導電膜を除去した絶縁部に配置さ せる配線パターン 20とを、所定のパターンマスクを介してポリエステル系銀ペース ト (東洋紡社製、 DW— 250— H5) により印刷して第二導電体を作製した。 次に 、 図 3の上段に示すように、 作製した第二導電体上に額縁上の両面テープを貼り付け 、該額縁上の両面テープに予め設けられた一対の孔にエポキシ系導電性樹脂 (藤倉化 成社製、 X A— 9 1 0) を滴下し充填した。
次に、 前記第一導電体として、 実施例 8の第一導電体を用い、 該第一導電体におけ る前記第一電極と、前記第二導電体における前記第二電極とが互いに直交するように 、 かつ、 ランドパターン 7と前記導電性樹脂とが互いに接触するようにして、 前記第 一導電体と前記第二導電体とを貼り合わせた。 その後、配線引き出し用のタブ電極を 前記配線パターンと接触するように圧着させてタツチパネル型入力装置を製造した。 製造したタツチパネル型入力装置について、以下のリユアリティー変化の測定を行 つた。 結果を表 2に示した。
一リニアリティ一変化の測定一
製造したタツチパネル型入力装置におけるタツチ面に文字入力を行レ、、文字入力後 の前記第一電極及ぴ前記第二電極における電圧を測定し、 リニァリティーからのずれ である抵抗率変化 (ΔΕ) を求めた。 そして、 同じ文字について該抵抗率変化 (ΔΕ ) の最大値が 1 · 5%を超えるまで文字入力を繰り返し行い、 該抵抗率変化 (ΔΕ) の最大値が 1. 5%を超えたときの文字入力数を測定した。
(実施例 1 6 )
ータツチパネル型入力装置の製造一
タツチパネル型入力装置の製造について図 3を参照しながら説明する。
図 3上段に示すように、 実施例 2で調製した有機導電性ポリマー組成物を用いて、 前記基体としてのガラス板 (厚み: 1. lmm、 40 OmmX 30 Omm) 上にパー コーター (No. 9、 ウエット膜圧 20 / m) を用いて塗布を行った。 該塗布は、 該 ガラス板の外周部を除く部分についてのみ行った。 該外周部には絶縁部を形成した。 その後、 1 20°Cの環境下で 1 0分間加熱乾燥することにより前記導電膜 (厚み:約 0. μτα) を形成した。 次に、 該導電膜上に、 アクリル系樹脂を用いてフォトリソ グラフィ一により、 厚み 5 ^umのドットスぺーサ一の形成を行った。 なお、 前記導電 膜は、 実施例 9で作製した透明導電膜と同じである。
次に、前記導電膜の両端に配置させる一対の第二電極 1 5と、前記絶縁部に配置さ せる配線パターン 2 0とを、所定のパターンマスクを介してポリエステル系銀ペース ト (東洋紡社製、 DW- 2 5 0 - H 5 ) により印刷して、 第二導電体を作製した。 次に、 図 3の上段に示すように、前記第二導電体上に額縁上の両面テープを貼り付 け、 該額縁上の両面テープに予め設けられた一対の孔にエポキシ系導電性樹脂 (藤倉 化成社製、 X A - 9 1 0 ) を滴下し充填させた。
次に、 前記第一導電体として、 実施例 9の第一導電体を用い、 前記第一電極と前記 第二電極とが互いに直交するように、 かつ、 ランドパターン 7と前記導電性樹脂とが 互いに接触するようにして、前記第一導電体と前記第二導電体とを貼り合わせた。 そ の後、配線引き出し用のタプ電極を前記配線パターンと接触するように圧着してタツ チパネル型入力装置を製造し、実施例 1 5と同様にしてリエァリティー変化を測定し た。 結果を表 2に示した。
(実施例 1 7 )
ータツチパネル型入力装置の製造一
実施例 1 5において、前記第一導電体として、 実施例 8の第一導電体を実施例 1 0 の第一導電体に替え、 及ぴ、 前記第二導電体の作製において、 実施例 2の有機導電性 ポリマー組成物を実施例 3の有機導電性ポリマー組成物に替えた以外は、実施例 1 5 と同様にしてタツチパネル型入力装置を製造し、 リニアリティー変化を測定した。 結 果を表 2に示した。
(比較例 6 )
ータツチパネル用入力装置の製造一
実施例 1 5において、 前記第一導電体として、 実施例 8の第一導電体を比較例 3の 第一導電体に替えた以外は、実施 1 5と同様にしてタツチパネル型入力装置を製造し 、 リニアリティー変化を測定した。 結果を表 2に示した。 表 1 第 1導電体
組成物 水溶性有機化合物 沸点 (°c) 表面抵抗率(Ω ロ) (第 1導電膜)
実施例 8 実施例 1 エチレングリコール 197.2 1,600
実施例 9 実施例 2 ジエチレングリコール 244.3 1,500
実施例 10 実施例 3 ジメチルスルホキシド 189.0 1,800
実施例 11 実施例 4 プロピレングリコール 187.4 2,160
実施例 12 実施例 5 トリメチレングリコール 213.5 2,010
実施例 13 実施例 6 1 , 4一ブタンジォ一ル 235.0 2,490
実施例 14 実施例 7 グリセリン 290.0 1,820
比較例 3(ITO) ― ― ― 4,000
比較例 4 比較例 1 Ν, Ν—ジメチルホルムアミド 153.0 2,720
比較例 5 比較例 2 Ν—メチルー 2—ピロリドン 202.0 3,000 表 1の結果から、前記水溶性有機化合物として、 沸点が 120°C以上のものを使用 し、かつ窒素含有ィ匕合物を使用しなかった実施例 8〜14における前記透明導電膜は 、 比較例 3における I TO導電膜、 比較例 4〜 5における導電膜と比較して表面抵抗 率が小さく、 極めて導電性に優れていた。 表 2
Figure imgf000026_0001
表 2の結果から、 実施例 15〜17のタツチパネル型入力装置は、 比較例 6のタツ チパネル型入力装置と比較して、 2倍以上の入力を繰り返した場合であっても抵抗劣 化が抑制され、 リニアリティー変化が許容範囲 (ΔΕが 1. 5%以下) であり、 飛躍 的に信頼性及び寿命が向上した, 産業上の利用可能性
本発明によると、従来における問題を解決することができ、透明性及び導電性に優 れ、低コストで容易に所望の形状の透明導電膜を形成可能な有機導電性ポリマー組成 物、 低コストで所望の形状に量産可能であり、 透明性、 導電性、 可撓性等に優れ、 タ ツチパネル型入力装置に特に好適な透明導電膜及び透明導電体、並びに、 タツチパネ ル型入力装置等として低コストで量産可能であり、長期間に亘つて繰り返し使用して も抵抗劣化せず、信頼性及び寿命を飛躍的に向上させた入力装置及びその効率的な製 造方法を提供することができる。

Claims

求 の 範
1 . 下記一般式 (1 ) で表されるポリチォフェン誘導体ポリマーと、 水溶性有機 化合物 (窒素含有有機化合物を除く) と、 ドーパントとを少なくとも含むことを特徴 とする有機導電性ポリマー組成物。
一般式 (1 )
Figure imgf000028_0001
ただし、 nは整数を表す。
2 . 水溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) の沸点が、 1 2 0 °C以上で ある請求の範囲第 1項に記載の有機導電性ポリマー組成物。
3 . 水溶性有機化合物 (窒素含有有機化合物を除く) i 酸素含有化合物から選 択される請求の範囲第 1項から第 2項のいずれかに記載の有機導電性ポリマー組成 物。
4 . 酸素含有化合物が、 水酸基含有化合物、 力ルポニル基含有化合物、 エーテル 基含有化合物及びスルホキシド基含有化合物から選択される少なくとも 1種である 請求の範囲第 3項に記載の有機導電性ポリマー »成物。
5 . ドーパントが、 ルイス酸から選択される請求の範囲第 1項から第 4項のいず れかに記載の有機導電性ポリマー組成物。
6 . ルイス酸が、 スルホン酸ィヒ合物、 ホウ酸化合物、 リン酸化合物及び塩素酸化 合物から選択される少なくとも 1種である請求の範囲第 5項に記載の有機導電性ポ リマー組成物。
7 . 水を更に含有する請求の範囲第 1項から第 6項のいずれかに記載の有機導電 性ポリマー組成物。
8 . タツチパネル型入力装置に用いられる請求の範囲第 1項から第 7項のいずれ かに記載の有機導電性ポリマー組成物。
9 · 請求の範囲第 1項から第 8項のいずれかに記載の有機導電性ポリマー組成物 を用いて形成され、 かつ表面抵抗率が 1 0, 0 0 0 ΩΖ口以下であることを特徴とす る透明導電膜。
1 0 . 請求の範囲第 9項に記載の透明導電膜を透明基体上に有してなることを特 徴とする透明導電体。
1 1 . 透明導電膜が透明基体上に部分的に形成された請求の範囲第 1 0項に記載 の透明導電体。
1 2 . 透明基体が可撓性であり樹脂で形成された請求の範囲第 1 0項から第 1 1 項のいずれかに記載の透明導電体。
1 3 . タツチパネル型入力装置に用いられる請求の範囲第 1 0項から第 1 2項の いずれかに記載の透明導電体。
1 4 . 第 導電体と、該第一導電体に ¾·し絶縁性スぺーサーを介して対向配置さ れた第二導電体とを有してなり、該第一導電体が、請求の範囲第 1 0項から第 1 3項 のいずれかに記載の透明導電体であり、かつ押圧により変形して前記第二導電体に部 分的に接触可能であることを特徴とする入力装置。
1 5 . 第二導電体が、 基体上に導電膜を有してなり、 該導電膜が、 I T O (イン ジゥム錫酸化物) 膜、 及び、 請求の範囲第 9項に記載の透明導電膜の少なくともいず れかである請求の範囲第 1 4項に記載の入力装置。
1 6 . 第二導電体が、請求の範囲第 1 0項から第 1 3項のいずれかに記載の透明 導電体である請求の範囲第 1 4項から第 1 5項のいずれかに記載の入力装置。
1 7 . タツチパネル型入力装置である請求の範囲第 1 4項から第 1 6項のいずれ かに記載の入力装置。
1 8 . 透明基体上に、請求の範囲第 1項から第 8項のいずれかに記載の有機導電 性ポリマー組成物を用いて透明導電膜を形成し、該透明導電膜における対向する端部 に、一対の第一電極を該透明導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第一導電体を 製造する第一導電体製造工程と、
基体上に導電膜を形成し、該導電膜における対向する端部に、一対の第二電極を該 導電膜に電気を導通可能に対向配置させて第二導電体を製造する第二導電体製造ェ 程と、
該第一導電体と該第二導電体とを、前記第一電極と前記第二電極とが互レ、に直交す る方向に配置して貼り合わせる貼り合せ工程と を含むことを特徴とする入力装置の製造方法。
1 9 . 透明導電膜が透明基体上に部分的に形成される請求の範囲第 1 8項に記載 の入力装置の製造方法。
2 0 . 透明導電膜が塗布法及び印刷法の少なくともいずれかにより形成される請 求の範囲第 1 8項から第 1 9項のいずれかに記載の入力装置の製造方法。
2 1 . 塗布法が、 ロールコート法、 パーコート法、 ディップコーティング法、 グ ラビアコート法、 カーテンコート法、 ダイコート法、 スプレーコート法及ぴドクター コート法から選択される請求の範囲第 2 0項に記載の入力装置の製造方法。
2 2 . 印刷法が、 スクリーン印刷法、 スプレー印刷法、 インクジェット印刷法、 凸版印刷法、凹版印刷法及ぴ平版印刷法から選択される請求の範囲第 2 0項から第 2 1項のいずれかに記載の入力装置の製造方法。
2 3 . 透明基体が可撓性であり透明樹脂で形成された請求の範囲第 1 8項から第 2 2項のいずれかに記載の入力装置の製造方法。
2 4 . 入力装置がタツチパネル型入力装置である請求の範囲第 1 8項から第 2 3 項のいずれかに記載の入力装置の製造方法。
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