WO1999022695A1

WO1999022695A1 - Masque de beaute cosmetique emulsionne

Info

Publication number: WO1999022695A1
Application number: PCT/JP1998/004906
Authority: WO
Inventors: Isamu Kaneda; Fumiaki Matsuzaki; Toshio Yanaki; Toshihito Yabu
Original assignee: Shiseido Company, Ltd.
Priority date: 1997-10-31
Filing date: 1998-10-29
Publication date: 1999-05-14
Also published as: EP0978270B1; JPH11139928A; KR20000069795A; EP0978270A1; DE69833384T2; EP0978270A4; DE69833384D1; TW580394B; CN1242695A; US6596285B2; CN1155357C; US20010006661A1

Description

明細書乳化型パック化粧料技術分野

本発明はパック化粧料に関する。更に詳細には、パック塗布後の乾燥時間が短くかつ使用性にすぐれたピールォフタィプの乳化型パック化粧料に関する。背景技術

パック化粧料は皮膚の保湿や清浄を目的として広く使われている化粧品で、使用方法の違いによってピールオフタイプ拭き取りまたは洗い流しタイブ貼付タイプなどいくつかの種類がある。

これらの中でも、皮膚に塗布して乾燥させ形成した皮膜を剥離して使用するピールオフタイプは皮膚表面の汚れや古い角質、毛穴の黒ずみゃ角栓などを除去する効果に優れ、また皮膜による閉塞による保湿効果に優れており使用満足感が高いため非常に多く用いられている。

しかしながら、ピールオフタイプのパック化粧料の欠点は、塗布後の放置時間（乾燥時間）が長いことであり、通常一回の使用に 3 0分程度かかるため日常の忙しい生活のなかではこれがパック化粧料を使用する上での障害となっている。そのため従来より乾燥時間を短くするための工夫がいくつか行われている。たとえば、処方中のアルコール含量を増やすことにより乾燥時間が短縮するが、この場合アルコール濃度が高まることにより、皮膚や目に刺激が現れるなどの問題が生じる。また、処方中の水分量を少なくするために粉末などを多く配合したり、乾燥するときの皮膜形成を促進するために皮膜剤と相互作用してゲルを形成する物質を添加する等により乾燥時間が短縮するが、これらの場合はいずれも製品を保管中に経時でゲル化をおこして製品そのものが固くなるなど安定性に問題が生じる。このように乾燥時間が短く、製品として問題がないピールオフタイプのパック化粧料をえることは困難であった。

本発明者等は、上記現状に鑑み、乾燥時間が短く製品として問題がない速乾性のパック化粧料を得るベく鋭意研究を行った結果、驚くべきことにポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して、 2 0〜8 0重量％または 1 5〜 5 0重量。 /₀含有させ、さらに好ましくは界面活性剤を含有させると、乾燥時間が短く、かつ極めてスムーズに剥離できる使用性に優れたピールオフタイプのパック化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。

本発明は、乾燥時間が短く使用性に優れた速乾性のピールオフタイプのパック化粧料を提供することを目的とする。発明の開示

すなわち、本発明は、ポリビエルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 2 0 〜8 0重量％含有することを特徴とする乳化型パック化粧料を提供するものである。

また、本発明は、ポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 1 5〜 5 0重量⁰ん含有することを特徴とする乳化型パック化粧料を提供するものである。

さらに、本発明は、ポリビュルアルコールと油分と水とを含有する乳化 ¾パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 2 5〜 4 0重量％含有することを特徴とする乳化型パック化粧料を提供するものである。

また、本発明は、さらに界面活性剤を含有することを特徴とする前記の乳化型パック化粧料を提供するものである。

さらに、本発明は、前記界面活性剤の含有量が、乳化型パック化粧料全量に対して 1〜 2 0重量％であることを特徴とする前記の乳化型パック化粧料を提供するものである。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の構成について詳述する。

本発明に用いるポリビュルアルコールは、乳化型パック化粧料の被膜剤及び乳化剤として機能するもので、被膜剤及び乳化剤として作用する限り特に制限はなく、例えば、市販品のポリビニルアルコールを用いることが出来る。

ポリビュルアルコールは、重合度とけん化度の違いによっていくつかのグレードに分けられたものが市販されている。重合度は通常 4 %濃度水溶液の 2 0 °Cにおける粘度を測定することによって示される。本発明においては、 4 c p s程度の低粘度のものから 7 0 c p s程度の高粘度のものまで使用することができる。しかしながら、重合度が高くなるほど形成する皮膜の強度が増加しパックの粘度が増加するという傾向があるため、適度な皮膜の強度とパックとして塗布しやすい粘度を考慮すると、 3 0から 5 0 c p sの粘度範囲を有する重合度のポリビニルアルコールを用いることが好ましい。

一方、けん化度はポリビニルアルコールの製造時におけるポリ酢酸ビニルのァセチル基のけん化の割合の違いによるもので、ほぼ完全に（けん化度： 9 8〜 1 0 0 % ) けん化を行った「完全けん化型」と、部分的に（けん化度： 8 7〜 8 9 %) けん化を行い、ァセチル基をある程度残した「部分けん化型」とに大きく分けられる。本発明においてはいずれのけん化型のものも使用することができるが、部分けん化型のほうが室温での溶解性が高く低温での粘度安定性が良好であり、配合する油分の乳化能に優れるため、部分けん化型のポリビュルアルコールを用いるほうが好ましい。上記のポリビニルアルコールの配合量はパック化粧料全量に対して 5〜 2 0重量％の配合範囲が好ましく、さらに好ましくは 9〜 1 5重量％の範囲である。 5重量％未満の配合量では、十分な強度の皮膜が形成されず、均一に剥離しがたい。一方、 2 0重量％を越える配合量では、粘度が高すぎるため塗布しづらい場合がある。

本発明に使用される油分は特に限定されず、通常、乳化化粧料に利用される油分であれば使用でき、例えば、マカデミアナッツ油、月見草油、ォリーブ油、ミンク油、ホホバ油、ラノリン、スクワレン等の天然動植物油脂類；流動パラフィン、スクヮラン、ワセリン等の炭化水素類；セタノール、ステアリルアルコール、セチルアルコール等の高級アルコール類；ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベへニン酸、イソステアリン酸、ォレイン酸、リノレン酸、リノール酸、リノレイン酸、ォキシステアリン酸等の高級脂肪酸類；テトラ 2—ェチルへキサン酸ペンタエリスリット、イソプロピルミリスチン酸、イソプロピルパルミチン酸、イソプロピルイソステアリン酸、 2ェチルへキサン酸グリセリール等のエステル類；ジメチルポリシロキサン、メチルフエ二ルポリシロキサン、メチルハイド口ジェンポリシロキサン、ジメチルシロキサン · メチルフエニルシロキサン共重合体等の低粘度から高粘度までのジオルガノポリシロキサン、ォクタメチノレシクロテトラシロキサン、デカメチルシク口ペンタシロキサン、テトラメチルテトラフェニルテトラシクロシロキサン等の環状シロキサン、高重合度のガム状ジメチルポリシロキサン、ガム状のジメチルシロキサン · メチルフエニルシロキサン共重合体、ガム状ジメチルポリシロキサン等の環状シロキサン溶液、炭素原子数 6〜 5 0のアルキル基を有するジォルガノポリシロキサン、ァミノ変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン油等が挙げられる。油分は一種または二種以上が配合されるが、揮発性シリコーン油を配合することが塗布時の使用感の点から好ましい。また天然動植物油脂類を配合することで、剥離後に肌にしつとり感を持たせることも可能である。

油分の配合量は、乳化型パック化粧料全量に対して、 2 0〜8 0重量％または 1 5〜5 0重量％である。 1 5重量％未満では即乾性の効果が乏しく、また、 5 0重量％または 8 0重量％を越えて配合すると粘度が高く塗布時の使用性に問題が生じる場合がある。特に、使用性の点からは、 2 5 〜4 0重量％が好ましい。本発明に用いる水は上記必須成分と共に撹拌混合され乳化組成物を形成し、常法により本発明の乳化型パック化粧料を製造することが出来る。水の配合量は特に制限はないが、乳化型パック化粧料全量に対して通常 3 0〜 6 0重量。 /。配合することが好ましい。油分の配合比の上昇に伴い水分量は相対的に減少するが、各配合比のパック化粧料の水分蒸発速度に差は見られず、油分配合による速乾性は、水分量とは関係がない。

本発明においてはさらに界面活性剤を配合することが好ましく、上記組成の乳化型パック化粧料に界面活性剤を含有させると、乾燥時間及び使用性の点で顕著な効果が発揮される。

本発明に用いる界面活性剤は特に制限されないが、非ィオン界面活性剤 (親水性又は親油性）が好ましい。具体的には、例えば、 P0E-ソルビタンモノォレエート、 P0E -ソルビタンモノステアレート、 P0E-ソルビタンテトラオレエート等の P0E -ソルビタン脂肪酸エステル類、 P0E-ソルビットモノラゥレート P0E-ソノレビットモノォレエート、 P0E—ソノレビットペンタォレエート、 P0E-ソルビットモノステアレート等の P0E ソルビット脂肪酸エステル類、 P0E-グリセリンモノステアレート、 P0E -グリセリンモノイソステアレート、 P0E-グリセリントリイソステアレート等の P0E-グリセリン脂肪酸エステル類、 P0E—モノォレエート、 p_0E—ジステアレート、 P0E-モノジォレエート、ジステアリン酸エチレングリコール等の P0E-脂肪酸ェステル類、 P0E-ラウリルエーテル、 P0E-ォレイルエーテル、 P0E-ステアリルエーテル、 P0E-ベへニルエーテル、 P0E- 2 -オタチルドデシルエーテル、 P0E-コレスタノールエーテル等の P0E-アルキルエーテル類、プルロニック等のプノレロニック型類、 P0E · POP -セチルエーテル、 P0E . P0P-2 -デシルテトラデシルエーテル、 P0E · POP -モノブチルエーテル、 P0E · POP-水添ラノリン、 P0E · POP-グリセリンエーテル等の P0E · POP-アルキルエーテル類、テトロニック等のテトラ Ρ0Ε ·テトラ POP-エチレンジァミン縮合物類、 P0E-ヒマシ油、 P0E-硬化ヒマシ油、 P0E -硬化ヒマシ油モノイソステアレート、 P0E -硬化ヒマシ油トリイソステアレート、 P0E-硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、 P0E -硬化ヒマシ油マレイン酸等の P0E-ヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、 P0E -ソルビットミッロゥ等の P0E-ミッロウ · ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアル力ノールアミド、 P0E-プロピレングリコール脂肪酸エステル、 P0E - アルキルァミン、 P0E-脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、 P0E-ノニルフエニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエトキシジメチルアミンォキシド、トリオレィルリン酸等が挙げられる。

界面活性剤の配合量は特に限定されないが、乳化型パック化粧料全量に対して 1〜 2 0重量％の範囲で配合されることが好ましく、さらに好ましくは、 3〜 1 0重量％である。 1重量％未満の配合量では使用性及び乾燥時間の向上に対して効果が現れにくい場合があり、また、 2 0重量％を超える配合量では粘度が高すぎるため使用性が損なわれる場合がある。

なお、ポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料は公知であるが従来の乳化型パック化粧料の油分の配合量は 1 0重量％以下であり、油分を 1 5重量％以上に高配合した例はない。さらに、油分を 1 5重量％以上配合しかつ界面活性剤を配合することを特徴とするポリビュルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料は、化粧用乳化組成物としても新規なものであり、該乳化組成物が化粧料として利用された例は本発明が最初である。

本発明のパック化粧料中は、上記の必須構成成分のほかに、本発明の効果を損なわない範囲で必要に応じ一般的に化粧料に配合される成分を配合することが出来る。配合可能な成分としては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、 1 , 3—ブタンジオール、ソノレビトーノレ、マルチトールなどの多価アルコール、タルク、カオリン、酸化チタン、無水ケィ酸等の粉末、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビュル、カルボキシメチルセルロース、キサンタンガム等の水溶性高分子、防腐剤、殺菌剤、紫外線吸収剤、キレート剤、酸化防止剤、香料などが挙げられる。実施例

以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例における配合量は重量⁰ /₀である。実施例で製造した本発明の乳化型パック化粧料の乾燥時間及び使用性については以下の評価法により評価した。

[乾燥時間の測定]

パック化粧料の乾燥時間は、女性専門パネル 1 0名で実際に実施例及び比較例のパック化粧料を使用し各パネルの官能評価によって測定した。測定は、 2 5 °C、 4 0 % R Hの恒温恒湿度の室内において行った。各パネルがサンプルを顔に均一に塗布し、塗布したパックが指で触れてもベたつかず一枚の膜となってはがせるようになった時点を乾燥したと判断して塗布してから乾燥するまでの時間を分単位で記録した。各パネル 1 0名のデータを平均してこれを乾燥時間とした。

[使用性試験]

女性専門パネル 1 0名で実際に実施例及び比較例のパック化粧料を使用し、乾燥後のパックのピールオフ（剥離）の使用性について官能試験を行い、以下の基進で評価した。

◎ ： 1 0名中 8名以上がピールオフしやすく使用性が良好と回答した。〇： 1 0名中 6名以上がピールオフしゃすく使用性が良好と回答した。 △ ： 1 0名中 4名以上がピールオフしやすく使用性が良好と回答した。 X ： 1 0名中 4名未満がピールオフしやすく使用性が良好と回答した。「請求の範囲第 1項記載の発明」

「表 1」及び「表 2」に記載の配合組成より成るパック化粧料を製造し、上述の乾燥時間の測定と使用性試験を行った。なお、以下の実施例で用いたポリビニルアルコールは重合度 4 O cps ( 2 0 °C、 4 %濃度水溶液）、けん化度 8 8 %のものである。

「表 1」比較例実施例

成分名 1 1 2 3 4 5 6 7 ポリビニルアルコール 1 4 1 2 1 0 9 8 6 5 3 プロピレングリコール 5 5 5 5 5 5 5 5 エタノール 5 5 5 5 5 5 5 5 スクヮラン 10 20 30 40 50 60 70 80 防腐剤適量適量置適量適量適量適置量精製水残余残余残余残余残余残余残余残余乾燥時間（分） 1 7 1 4 7 6 6 5 5 5 使用性 △ O ◎ 0) 〇〇〇厶「表 2」比較例実施例

成分名 2 8 9 10 11 12 13 14 ポリビニルアルコール 14 12 10 9 B 6 5 3 プロピレングリコール 5 5 5 5 5 5 5 5 エタノール 5 5 5 5 5 5 5 5 ォクタメチルテトラシロキサン 10 20 30 40 50 60 70 80 防腐剤適量適量適量適 S 置適量適 S 精製水残余残余残余残余残余残余残余残余乾燥時間（分） 17 13 7 6 6 5 5 5 使用性 Δ O ◎ ◎ 〇〇 O Δ

「表 1」及び「表 2」から明らかなように、油分を 20〜 80重量％配合した実施例の乳化型パック化粧料は、従来技術の比較例に比べ、乾燥時間が極めて短く、ピールオフ時の使用性も優れていることが分かる。油分の配合量が 3 0〜40重量％である場合は、特に優れた使用性を有している。

「請求の範囲第 2項〜第 5項記載の発明」

「表 3」〜「表 5」に記載の配合組成より成るパック化粧料を製造し、上述の乾燥時間の測定と使用性試験を行った。なお、以下の実施例で用レ' たポリビュルアルコールは重合度 4 Ocps (20°C、 4%濃度水溶液）、けん化度 88%のものである。

「表 3 J 処方比較例 3 実施例 15 実施例 16 実施例 17 実施例 18 ホ。リヒ"ニルアルコール 1 4 1 2 1 0 1 0 8 すロヒ。レンク--リコール 5 5 5 5 5 エタノ-ル 5 5 5 5 5 ハ。ラフィン 1 0 1 5 2 5 3 5 5 0 防腐剤

精製水残余残余残余残余残余乾燥時間 1 7 1 3 1 0 7 7 使用性 Δ 〇 ◎ ◎ 〇

「表 4」処方比較例 4 実施例 19 実施例 20 実施例 21 ホ。リヒ、 -ニルアルコール 1 4 1 2 1 2 1 2 ロヒ。レンク、'リコール 5 5 5 5 エタノ-ル 5 5 5 5 ホ。リメチルシロキサン 1 0 1 5 1 5 1 5 ホ。リオキシエチレンラウリル:エーテル 0 1 3 1 0 週量

精製水残余残余残余残余乾燥時間 1 7 1 0 6 6 使用性 Δ 〇 ◎ ◎

「表 5」処方実施例 22 実施例 23 実施例 24 ホ。リヒ-、ニルアルコール 1 0 1 0 1 0

フ。ロヒ。レンク、、リコール 5 5 5

エタノール 5 5 5

ホリメチルンロキサン 2 5 2 5 2 5

ホ°リオキシエチレンラウリル ^ -テル 1 3 1 0 精製水残余残余残余乾燥時間 7 5 5 使用性〇 ◎ ◎

「表 3」「表 4 J 「表 5」から明らかなように、油分を 1 5〜 5 0重量 %配合した実施例の乳化型パック化粧料は、従来技術の比較例に比べ、乾燥時間が極めて短く、ピールオフ時の使用性も優れていることが分かる。さらに、界面活性剤を配合すると乾燥時間がさらに短縮され、その含有量が 3〜 1 0重量⁰ /。の場合は使用性がさらに向上することが分かる。

「請求の範囲第 1項記載の発明のその他の実施例」

「実施例 2 5」

下記の組成からなるピールオフマスクを調製した ₍

[処方] (1) ポリビニルアルコール（重合度 40cps,けん化度 88%) 12 重量％

(2) カノレボキシメチノレセノレロース 2

(3) 1， 3—ブチレングリコール 2

(4) ジメチルポリシロキサン 30

(5) クェン酸 0. 1

(6) クェン酸ナトリウム 0. 3

(7) エタノール 10

(8) ホ。リオキシエチレン（16) 2-ォクチルド、テ、 'シルエ-テル 1

(9) 防腐剤

( 10)香料

(11)精製水残余

[製法]

( 11 )に（1 )から（6)を添加後、 80°Cで加熱攪拌し溶解させる。（7)に（8)力ら（10)を溶解したものを添加混合し、冷却する。

得られたピールオフマスクは乾燥時間が短く使用性も良好であった。「実施例 2 6」

下記の組成からなるピールオフマスクを調製した。

[処方]

(1) ボリビュルアルコール（重合度 40cps,けん化度 88%) 10 重量％ (2) 酸化チタン 5

(3) グリセリン 2

(4) ホホバ油 10

(5) スクヮラン 20

(6) ェタノ一ノレ 10

(7) ホ。リオキシエチレン（20)カレヒ、、タンモノステアリン酸エステル 1

(8) 防腐剤 (9) 香料

(10)精製水残余

[製法]

実施例 2 5に準ずる。

得られたピールオフマスクは乾燥時間が短く使用性も良好であった。「実施例 2 7」

下記の組成からなるピールオフマスクを調製した。

[処方;]

(1) ポリビニルアルコール（重合度 40cps,けん化度 88%) 10 重量％ (2) キサンタンガム 0. 5

(3) ジメチルポリシロキサン 35

(4) 酸化チタン 5

(5) タルク 10

(6) エタノール 10 (7) 防腐剤

(8) 香料

(9) 精製水

[製法]

実施例 2 5に準ずる。

得られたピールオフマスクは乾燥時間が短く使用性も良好であった

「請求の範囲第 2項〜第 5項記載の発明のその他の実施例」

「実施例 2 8」

下記の処方からなるピールオフマスクを調整した。

処方

1 ) ポリビュルアルコール 12重量％ 2 ) プロピレングリコーノレ 3

3) ジメチルシロキサン 20

4) クェン酸 0.07

5) タエン酸ナトリウム 0.03 6 ) ェタノール 7

7 ) ホ。リオキシエチレント、'テ、、シルエーテル 5

8) 防腐剤

9) 香料適量

1 0 ) 精製水残余「実施例 2 9」

下記の処方からなるピールオフマスクを調整した ₍

処方

1 ) ポリビニルアルコール 12重量％

2) 1.3ブチレングリコーノレ 5 3) スクヮラン 10

4) 流動ハ°ラフィン 10

5) クェン酸 0.1

6 ) ホ。リオキシエチレンカレビタンモノステアリン酸エステル 6

7) ァスコルビン酸 3 8) ェタノール 10

9) 防腐剤

1 0) 香料適量

1 1 ) 精製水

「実施例 3 0」

下記の処方からなるピールオフマスクを調整した,

1 ) ポリビニノレアノレコーノレ 12重量％ 2) ザンサンガム 0.1

3) グリセリン 3

4) ジメチルポリシロキサン 10

5) スクヮラン 5

6) ホホバ油 7

7 ) ホ。リオキシエチレンラウリルエーテル 5

8) 酢酸トコフエロール 0.1

9) ァスコルン酸 3

1 0) キレート剤

1 1 ) 防腐剤

1 2 ) 精製水残余産業上の利用可能性

以上のように、本発明によれば、パック塗布後の乾燥時間が短くかつ使用性に優れたバック化粧料を提供することが出来る。

Claims

請求の範囲

1 . ポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 2 0〜8 0重量％含有することを特徴とする乳化型パック化粧料。

2 . ポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 1 5〜5 0重量％含有することを特徴とする乳化型パック化粧料。

3 . ポリビニルアルコールと油分と水とを含有する乳化型パック化粧料において、油分を乳化型パック化粧料全量に対して 2 5〜4 0重量％含有することを特徴とする乳化型パック化粧料。

4 . さらに界面活性剤を含有することを特徴とする請求の範囲第 2項記載の乳化型パック化粧料。

5 . 前記界面活性剤の含有量が、乳化型パック化粧料全量に対して 1〜2 0重量％であることを特徴とする請求の範囲第 4項記載の乳化型パック化粧料。