JP2002068934A - 油中水型乳化組成物 - Google Patents
油中水型乳化組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】経時安定性、皮膚および／または髪に使用する
際の使用感の良い油中水型乳化組成物を提供する。 【構成】ポリオキシエチレン変性シリコーン、およびポ
リアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを含有することを特徴とする油中水型乳化組成物。
際の使用感の良い油中水型乳化組成物を提供する。 【構成】ポリオキシエチレン変性シリコーン、およびポ
リアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを含有することを特徴とする油中水型乳化組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオキシエチレ
ン変性シリコーン、およびポリアルキレングリコールジ
ポリヒドロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴と
する油中水型乳化組成物に関するもので、従来より一般
に用いられている油中水型乳化組成物に比べ、経時安定
性、皮膚および／または髪に使用する際の使用感の良い
油中水型乳化組成物に関する。
ン変性シリコーン、およびポリアルキレングリコールジ
ポリヒドロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴と
する油中水型乳化組成物に関するもので、従来より一般
に用いられている油中水型乳化組成物に比べ、経時安定
性、皮膚および／または髪に使用する際の使用感の良い
油中水型乳化組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、油中水型乳化組成物は水中油型
乳化組成物に比べ撥水性、耐水性の面で優れている。し
かし、油中水型乳化組成物は経時安定性、皮膚および／
または髪に使用する際の使用感が劣る。
乳化組成物に比べ撥水性、耐水性の面で優れている。し
かし、油中水型乳化組成物は経時安定性、皮膚および／
または髪に使用する際の使用感が劣る。
【０００３】一方、油中水型乳化組成物に関しては、多
くの研究がなされているが、化粧品等の商品として十分
に耐えうる経時安定性、使用感は得られていない。ま
た、経時安定性の面から油中水型乳化組成物に含有でき
る成分も限定され、良い使用感の処方設計はできない。
くの研究がなされているが、化粧品等の商品として十分
に耐えうる経時安定性、使用感は得られていない。ま
た、経時安定性の面から油中水型乳化組成物に含有でき
る成分も限定され、良い使用感の処方設計はできない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撥水性、耐水
性の面で優れている油中水型乳化組成物は、例えば化粧
品において発汗の多いスポーツ時、水辺での使用やサン
スクリーン剤としての使用等に利用する要望は高まって
おり、さらに経時安定性、使用感の良い油中水型乳化組
成物の処方設計が必要不可欠になっている。
性の面で優れている油中水型乳化組成物は、例えば化粧
品において発汗の多いスポーツ時、水辺での使用やサン
スクリーン剤としての使用等に利用する要望は高まって
おり、さらに経時安定性、使用感の良い油中水型乳化組
成物の処方設計が必要不可欠になっている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる実
状に鑑み鋭意検討した結果、化学式１で表わされるポリ
オキシエチレン変性シリコーン、およびＡＢＡ構造を有
するポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸
エステルを含有することにより、経時安定性、使用感の
良い油中水型乳化組成物の発明を完成するに至った。
状に鑑み鋭意検討した結果、化学式１で表わされるポリ
オキシエチレン変性シリコーン、およびＡＢＡ構造を有
するポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸
エステルを含有することにより、経時安定性、使用感の
良い油中水型乳化組成物の発明を完成するに至った。
【０００６】すなわち、本発明は油中水型乳化組成物に
おいて、ポリオキシエチレン変性シリコーン、およびポ
リアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを含有するものであり、経時安定性、使用感に優れた
ものである。
おいて、ポリオキシエチレン変性シリコーン、およびポ
リアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステ
ルを含有するものであり、経時安定性、使用感に優れた
ものである。
【０００７】以下、本発明の構成について詳述する。化
学式１で表わされるポリオキシエチレン変性シリコーン
のＲ１は水素またはアルキル基またはフェニル基、Ｒ２
は−（ＣxＨ2x）−（ＯＣ2Ｈ4）y−ＯＲ3、Ｒ ３は水素
またはアルキル基、ｘは１〜３０、ｙは１〜５０、ｍは
１〜１０００、ｎは１〜１００である。
学式１で表わされるポリオキシエチレン変性シリコーン
のＲ１は水素またはアルキル基またはフェニル基、Ｒ２
は−（ＣxＨ2x）−（ＯＣ2Ｈ4）y−ＯＲ3、Ｒ ３は水素
またはアルキル基、ｘは１〜３０、ｙは１〜５０、ｍは
１〜１０００、ｎは１〜１００である。
【０００８】本発明に特に適切なポリオキシエチレン変
性シリコーンは、Ｒ１がメチル基、Ｒ ３が水素、ｘが
３、ｙが１０、ｍが６０、ｎが３である化学式１の化合
物であり、例えば信越シリコーン社から「シリコーンＫ
Ｆ６０１７」の商品名で販売されているジメチルシロキ
サン・メチル（ポリオキシエチレン）シロキサン共重合
体のようなものがある。
性シリコーンは、Ｒ１がメチル基、Ｒ ３が水素、ｘが
３、ｙが１０、ｍが６０、ｎが３である化学式１の化合
物であり、例えば信越シリコーン社から「シリコーンＫ
Ｆ６０１７」の商品名で販売されているジメチルシロキ
サン・メチル（ポリオキシエチレン）シロキサン共重合
体のようなものがある。
【０００９】ポリオキシエチレン変性シリコーンの含有
量は、特に限定されるものではないが、０．１〜５重量
％とすることが好ましく、０．１重量％未満では油中水
型乳化組成物の経時安定性が劣り、５重量％を超えて含
有すると使用感が好ましくない。
量は、特に限定されるものではないが、０．１〜５重量
％とすることが好ましく、０．１重量％未満では油中水
型乳化組成物の経時安定性が劣り、５重量％を超えて含
有すると使用感が好ましくない。
【００１０】本発明で用いられるポリアルキレングリコ
ールジポリヒドロキシ脂肪酸エステルは、ＡＢＡ構造を
有する。
ールジポリヒドロキシ脂肪酸エステルは、ＡＢＡ構造を
有する。
【００１１】ポリアルキレングリコールジポリヒドロキ
シ脂肪酸エステルのポリアルキレングリコールは、好ま
しくはポリエチレングリコールであり、さらに好ましく
は２０〜４０モルのエチレンオキシドである。中でも３
０モルのエチレンオキシドが最も好ましい。
シ脂肪酸エステルのポリアルキレングリコールは、好ま
しくはポリエチレングリコールであり、さらに好ましく
は２０〜４０モルのエチレンオキシドである。中でも３
０モルのエチレンオキシドが最も好ましい。
【００１２】さらに、ポリアルキレングリコールジポリ
ヒドロキシ脂肪酸エステルの脂肪酸は、好ましくは１２
〜２２の炭素鎖である。中でもステアリン酸が好まし
い。
ヒドロキシ脂肪酸エステルの脂肪酸は、好ましくは１２
〜２２の炭素鎖である。中でもステアリン酸が好まし
い。
【００１３】本発明の油中水型乳化組成物の調製に用い
られるポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪
酸エステルは、例えばＩＣＩ社から「アラセル（Ａｒｌ
ａｃｅｌ）Ｐ１３５」の商品名で販売されている、ポリ
アルキレングリコールが３０モルのエチレンオキシドで
あるジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコ
ールのようなものがある。
られるポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪
酸エステルは、例えばＩＣＩ社から「アラセル（Ａｒｌ
ａｃｅｌ）Ｐ１３５」の商品名で販売されている、ポリ
アルキレングリコールが３０モルのエチレンオキシドで
あるジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコ
ールのようなものがある。
【００１４】本発明で用いられるポリアルキレングリコ
ールジポリヒドロキシ脂肪酸エステルの含有量は、特に
限定されるものではないが、０．５〜５重量％とするこ
とが好ましく、０．５重量％未満では油中水型乳化組成
物の経時安定性が劣り、５重量％を超えて含有すると使
用感が好ましくない。
ールジポリヒドロキシ脂肪酸エステルの含有量は、特に
限定されるものではないが、０．５〜５重量％とするこ
とが好ましく、０．５重量％未満では油中水型乳化組成
物の経時安定性が劣り、５重量％を超えて含有すると使
用感が好ましくない。
【００１５】一方、従来の技術においては油中水型乳化
組成物を皮膚および／または髪への使用時に特徴的なべ
たつき感があった。このべたつき感を無くし、さっぱり
した使用感を得るためにエタノールや揮発性シリコーン
等の含有が試みられたが経時安定性が不安定になるため
困難であった。
組成物を皮膚および／または髪への使用時に特徴的なべ
たつき感があった。このべたつき感を無くし、さっぱり
した使用感を得るためにエタノールや揮発性シリコーン
等の含有が試みられたが経時安定性が不安定になるため
困難であった。
【００１６】しかし本発明により、揮発性シリコーンを
含有しても経時安定性が良く、使用感はさっぱりとし、
使用感の良い処方設計が容易になった。
含有しても経時安定性が良く、使用感はさっぱりとし、
使用感の良い処方設計が容易になった。
【００１７】本発明で用いられる揮発性シリコーンは、
一般に環状シリコーンと称されるものであり、例えばオ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルペンタ
シロキサンであり、含有量は特に限定されるものではな
いが１〜４０重量％とすることが好ましい。
一般に環状シリコーンと称されるものであり、例えばオ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルペンタ
シロキサンであり、含有量は特に限定されるものではな
いが１〜４０重量％とすることが好ましい。
【００１８】さらに、本発明においてはエタノールを含
有しても経時安定性が良く、油中水型乳化組成物の皮膚
および／または髪への使用時に特徴的なべたつきが解消
され、使用感が良くなる。
有しても経時安定性が良く、油中水型乳化組成物の皮膚
および／または髪への使用時に特徴的なべたつきが解消
され、使用感が良くなる。
【００１９】本発明で用いられるエタノールの含有量
は、特に限定されるものではないが、使用感、経時安定
性の面より、１〜２０重量％とすることが好ましい。
は、特に限定されるものではないが、使用感、経時安定
性の面より、１〜２０重量％とすることが好ましい。
【００２０】本発明の油中水型乳化組成物は上記必須成
分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用い
られる各種成分、例えば油性成分、乳化剤、保湿剤、増
粘剤、薬効成分、防腐剤、顔料、粉体、ｐＨ調節剤、紫
外線吸収剤、抗酸化剤、香料等を適宜含有することがで
きる。
分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用い
られる各種成分、例えば油性成分、乳化剤、保湿剤、増
粘剤、薬効成分、防腐剤、顔料、粉体、ｐＨ調節剤、紫
外線吸収剤、抗酸化剤、香料等を適宜含有することがで
きる。
【００２１】具体的には油性成分としては、例えば流動
パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワック
ス、スクワラン、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロ
ウ、ラノリン、オリーブ油、ヤシ油、高級アルコール、
脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸のエステル、シリコー
ン油等が挙げられる。乳化剤としては、例えばポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤が挙げられ
る。保湿剤としては、例えばグリセリン、ソルビトー
ル、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、１，３−ブチレングリコ
ールなどが挙げられる。増粘剤としては、例えばカルボ
キシビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ゼラチン等が挙げられる。
薬効成分としては、例えばビタミンおよびその誘導体、
プラセンタエキス、コウジ酸、アルブチン、アラントイ
ン、グリチルリチン酸誘導体、各種植物抽出物等が挙げ
られる。
パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワック
ス、スクワラン、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロ
ウ、ラノリン、オリーブ油、ヤシ油、高級アルコール、
脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸のエステル、シリコー
ン油等が挙げられる。乳化剤としては、例えばポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤が挙げられ
る。保湿剤としては、例えばグリセリン、ソルビトー
ル、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、１，３−ブチレングリコ
ールなどが挙げられる。増粘剤としては、例えばカルボ
キシビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロー
ス、ポリビニルピロリドン、ゼラチン等が挙げられる。
薬効成分としては、例えばビタミンおよびその誘導体、
プラセンタエキス、コウジ酸、アルブチン、アラントイ
ン、グリチルリチン酸誘導体、各種植物抽出物等が挙げ
られる。
【００２２】本発明の油中水型乳化組成物は上記成分で
調製した、クリーム、乳液等の乳化系、液状、ゲル等の
形態とすることができる。
調製した、クリーム、乳液等の乳化系、液状、ゲル等の
形態とすることができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の油中水型乳化組成物は、化学式
１で表わされるポリエーテル変性シリコーン、およびＡ
ＢＡ構造を有するポリアルキレングリコールジポリヒド
ロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴とするもの
で、従来より一般に用いられている油中水型乳化組成物
に比べ経時安定性に優れ、さらに皮膚および／または髪
へ使用した際の使用感に優れたものである。
１で表わされるポリエーテル変性シリコーン、およびＡ
ＢＡ構造を有するポリアルキレングリコールジポリヒド
ロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴とするもの
で、従来より一般に用いられている油中水型乳化組成物
に比べ経時安定性に優れ、さらに皮膚および／または髪
へ使用した際の使用感に優れたものである。
【００２４】これらの効果を実証するために、表１の実
施例１〜６および表２の実施例７、比較例８〜１１、さ
らに表３の実施例１２〜１８を調製し評価した。その結
果を表１〜３に示す。含有量は重量％である。実施例に
先立ち、本発明で用いた製造方法、評価方法、判定基準
を説明する。
施例１〜６および表２の実施例７、比較例８〜１１、さ
らに表３の実施例１２〜１８を調製し評価した。その結
果を表１〜３に示す。含有量は重量％である。実施例に
先立ち、本発明で用いた製造方法、評価方法、判定基準
を説明する。
【００２５】（油中水型乳化組成物の製造方法）表１〜
３に示す各々の実施例および比較例の成分を７５℃にて
溶解混合し、同条件下でホモジナイザーによるせん断力
を利用し乳化する。その後、撹拌を続けながら冷却して
油中水型乳化組成物を得た。
３に示す各々の実施例および比較例の成分を７５℃にて
溶解混合し、同条件下でホモジナイザーによるせん断力
を利用し乳化する。その後、撹拌を続けながら冷却して
油中水型乳化組成物を得た。
【００２６】（使用感の評価方法）評価は官能評価専門
のパネラ２０〜５０歳代の女性１０名を対象として、官
能試験によるアンケートにより３段階（良い・どちらで
もない・悪い）で評価した。
のパネラ２０〜５０歳代の女性１０名を対象として、官
能試験によるアンケートにより３段階（良い・どちらで
もない・悪い）で評価した。
【００２７】（使用感の判定基準） ◎：使用感が良いを示す割合が８０％以上。 ○：使用感が良いを示す割合が５０％以上８０％未満。 △：使用感が良いを示す割合が２０％以上５０％未満。 ×：使用感が良いを示す割合が２０％未満。
【００２８】（安定性の評価方法）上記製造方法にて作
製した油中水型乳化組成物を４０℃にて１週間静置後の
外観、粘度等で判断した。
製した油中水型乳化組成物を４０℃にて１週間静置後の
外観、粘度等で判断した。
【００２９】（安定性の判定基準） 〇：調製時と比較し、変化なく良好。 △：調製時と比較し、多少の変化が見られる。 ×：油相、水相が分離し、不良。
【００３０】
【表１】
【００３１】
【表２】
【００３２】
【表３】
【００３３】以上説明したように、本発明によれば、ポ
リオキシエチレン変性シリコーン、およびＡＢＡ構造を
有するポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪
酸エステルを含有することにより、経時安定性、使用感
の良い油中水型乳化組成物を提供することが可能とな
る。
リオキシエチレン変性シリコーン、およびＡＢＡ構造を
有するポリアルキレングリコールジポリヒドロキシ脂肪
酸エステルを含有することにより、経時安定性、使用感
の良い油中水型乳化組成物を提供することが可能とな
る。
【００３４】
【実施例】以下に本発明を、詳細に説明するため実施例
を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
を挙げるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【００３５】実施例１９ クリーム Ａ ジメチルシロキサン・メチル（ポリオキシエチレ
ン）シロキサン共重合体 １．５重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．０ リンゴ酸ジイソステアリル ５．０ スクワラン ５．０ ビタミンＥアセテート ０．３ 香料 適量 Ｂ ポリエチレングリコール ５．０ エタノール ５．０ 硫酸マグネシウム ０．７ 植物抽出物 適量 防腐剤 適量 精製水 残余 得られたクリームは、平均粒子径１μｍ程度の良好な油
中水型乳化組成物であり、経時安定性に優れたものであ
った。また、使用感はさっぱりし、べたつきの無いもの
であった。
ン）シロキサン共重合体 １．５重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．０ リンゴ酸ジイソステアリル ５．０ スクワラン ５．０ ビタミンＥアセテート ０．３ 香料 適量 Ｂ ポリエチレングリコール ５．０ エタノール ５．０ 硫酸マグネシウム ０．７ 植物抽出物 適量 防腐剤 適量 精製水 残余 得られたクリームは、平均粒子径１μｍ程度の良好な油
中水型乳化組成物であり、経時安定性に優れたものであ
った。また、使用感はさっぱりし、べたつきの無いもの
であった。
【００３６】実施例２０ サンスクリーンクリーム Ａ ジメチルシロキサン・メチル（ポリオキシエチレ
ン）シロキサン共重合体 １．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ３．０ パラメトキシケイ皮酸２−エチルヘキシル ７．０ シリコーン処理微粒子酸化チタン ６．０ メチルフェニルポリシロキサン １０．０ イソノナン酸イソノニル ５．０ スクワラン ５．０ 香料 適量 Ｂ １，３−ブチレングリコール ５．０ エタノール ３．０防腐剤
適量 精製水 残余 得られたサンスクリーンクリームは、シリコーン処理微
粒子酸化チタンの分散が良く、乳化粒子は平均粒子径１
μｍ程度の良好な油中水型乳化組成物であり、サンスク
リーン効果の高いものであった。また、経時安定性に優
れており、使用感はさっぱりし、べたつきの無いもので
あった。
ン）シロキサン共重合体 １．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ３．０ パラメトキシケイ皮酸２−エチルヘキシル ７．０ シリコーン処理微粒子酸化チタン ６．０ メチルフェニルポリシロキサン １０．０ イソノナン酸イソノニル ５．０ スクワラン ５．０ 香料 適量 Ｂ １，３−ブチレングリコール ５．０ エタノール ３．０防腐剤
適量 精製水 残余 得られたサンスクリーンクリームは、シリコーン処理微
粒子酸化チタンの分散が良く、乳化粒子は平均粒子径１
μｍ程度の良好な油中水型乳化組成物であり、サンスク
リーン効果の高いものであった。また、経時安定性に優
れており、使用感はさっぱりし、べたつきの無いもので
あった。
【００３７】実施例２１ ホワイトニング乳液 Ａ ジメチルシロキサン・メチル（ポリオキシエチレ
ン）シロキサン共重合体 ２．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．０ デカメチルシクロペンタシロキサン ９．０ ジカプリン酸ネオペンチルグリコール ７．０ イソノナン酸イソノニル ７．０ 香料 適量 Ｂ アスコルビン酸リン酸マグネシウム ３．０ クエン酸ナトリウム ３．０ １，３−ブチレングリコール ５．０ エタノール １０．０ 防腐剤 適量 精製水 残余 得られたホワイトニング乳液は、平均粒子径１μｍ以下
の良好な油中水型乳化組成物であり、美白効果の期待で
きるものであった。また、経時安定性は良好であり、使
用感はさっぱりし、べたつきの無いものであった。
ン）シロキサン共重合体 ２．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．０ デカメチルシクロペンタシロキサン ９．０ ジカプリン酸ネオペンチルグリコール ７．０ イソノナン酸イソノニル ７．０ 香料 適量 Ｂ アスコルビン酸リン酸マグネシウム ３．０ クエン酸ナトリウム ３．０ １，３−ブチレングリコール ５．０ エタノール １０．０ 防腐剤 適量 精製水 残余 得られたホワイトニング乳液は、平均粒子径１μｍ以下
の良好な油中水型乳化組成物であり、美白効果の期待で
きるものであった。また、経時安定性は良好であり、使
用感はさっぱりし、べたつきの無いものであった。
【００３８】実施例２２ 保湿オイル Ａ ジメチルシロキサン・メチル（ポリオキシエチレ
ン）シロキサン共重合体 １．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．５ リンゴ酸ジイソステアリル ３．０ オクタメチルシクロテトラシロキサン ５．０ ミリスチン酸オクチルドデシル １０．０ スクワラン １０．０ 香料 適量 Ｂ グリセリン ５．０ ジプロピレングリコール ８．０ エタノール ３．０ キサンタンガム ０．１ ｐＨ調整剤 適量 防腐剤 適量 精製水 残余 得られた保湿オイルは、油中水型乳化組成物であり、べ
たつきが無くさっぱりした使い心地の良い使用感にも関
わらず、保湿効果が高く乾燥から肌を守る効果の高いも
のであった。
ン）シロキサン共重合体 １．０重量％ ジポリヒドロキシステアリン酸 ポリエチレングリコール ２．５ リンゴ酸ジイソステアリル ３．０ オクタメチルシクロテトラシロキサン ５．０ ミリスチン酸オクチルドデシル １０．０ スクワラン １０．０ 香料 適量 Ｂ グリセリン ５．０ ジプロピレングリコール ８．０ エタノール ３．０ キサンタンガム ０．１ ｐＨ調整剤 適量 防腐剤 適量 精製水 残余 得られた保湿オイルは、油中水型乳化組成物であり、べ
たつきが無くさっぱりした使い心地の良い使用感にも関
わらず、保湿効果が高く乾燥から肌を守る効果の高いも
のであった。
【００３９】（クリーム、サンスクリーンクリーム、ホ
ワイトニング乳液、保湿オイルの製造方法）Ａ部および
Ｂ部の成分をそれぞれ７０℃に加熱し、完全溶解したの
ちＢ部をＡ部に混合しホモジナイザーを用い乳化する。
その後、攪拌しながら室温まで冷却する。必要に応じエ
タノールや植物抽出物等は冷却中、約４０℃で添加す
る。
ワイトニング乳液、保湿オイルの製造方法）Ａ部および
Ｂ部の成分をそれぞれ７０℃に加熱し、完全溶解したの
ちＢ部をＡ部に混合しホモジナイザーを用い乳化する。
その後、攪拌しながら室温まで冷却する。必要に応じエ
タノールや植物抽出物等は冷却中、約４０℃で添加す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｋ 7/48 Ａ６１Ｋ 7/48 Ｂ０１Ｆ 17/42 Ｂ０１Ｆ 17/42 17/54 17/54 (72)発明者 中田 悟 愛知県名古屋市西区鳥見町２−７ 日本メ ナード化粧品株式会社総合研究所 Ｆターム(参考） 4C083 AB242 AB362 AC022 AC102 AC122 AC302 AC342 AC352 AC401 AC402 AC422 AD042 AD152 AD161 AD162 AD172 AD222 AD352 AD642 AD662 CC01 CC02 CC05 CC19 DD32 EE01 EE06 EE12 EE16 EE17 4D077 AA04 AA09 AB11 AB12 AC02 BA02 DD04Y DD32Y DD35Z DD56Y DE02Y DE07Y DE09Y
Claims (8)
- 【請求項１】化学式１で表わされるポリオキシエチレン
変性シリコーン、およびＡＢＡ構造を有するポリアルキ
レングリコールジポリヒドロキシ脂肪酸エステルを含有
することを特徴とする油中水型乳化組成物。 【化１】 Ｒ１は水素またはアルキル基またはフェニル基、Ｒ２は
−（ＣxＨ2x）−（ＯＣ2Ｈ4）y−ＯＲ3、Ｒ３は水素ま
たはアルキル基を表わし、さらにｘは１〜３０、ｙは１
〜５０、ｍは１〜１０００、ｎは１〜１００の範囲で変
化する。 - 【請求項２】化学式１で表わされるポリオキシエチレン
変性シリコーンのＲ１がメチル基、Ｒ３が水素、ｘが
３、ｙが１０、ｍが６０、ｎが３であることを特徴とす
る請求項１記載の油中水型乳化組成物。 - 【請求項３】ポリアルキレングリコールジポリヒドロキ
シ脂肪酸エステルのポリアルキレングリコールが３０モ
ルのエチレンオキシドであり、かつ脂肪酸がステアリン
酸であることを特徴とする請求項１乃至請求項２何れか
記載の油中水型乳化組成物。 - 【請求項４】化学式１で表わされるポリオキシエチレン
変性シリコーンの含有量が０．１〜５重量％である請求
項１乃至請求項３何れか記載の油中水型乳化組成物。 - 【請求項５】ポリアルキレングリコールジポリヒドロキ
シ脂肪酸エステルの含有量が０．５〜５重量％である請
求項１乃至請求項４何れか記載の油中水型乳化組成物。 - 【請求項６】請求項１乃至請求項５何れか記載の油中水
型乳化組成物であって、揮発性シリコーンの含有量が１
〜４０重量％であることを特徴とする油中水型乳化組成
物。 - 【請求項７】請求項１乃至請求項６何れか記載の油中水
型乳化組成物であって、エタノールの含有量が１〜２０
重量％であることを特徴とする油中水型乳化組成物。 - 【請求項８】皮膚および／または髪に使用することを目
的とした化粧品および／または皮膚用組成物であること
を特徴とする請求項１乃至請求項７何れか記載の油中水
型乳化組成物。
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