JP5460942B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は毛髪化粧料に関し、詳しくは、毛髪の膨潤を抑えて、毛髪内部タンパク質の溶出を防止し、乾燥した環境下でも毛髪のパサツキを押さえ、まとまりやすさ、しなやかさを改善する毛髪のダメージケア効果の高い毛髪化粧料に関する。
毛髪はヘアカラーやパーマなどの化粧処理によってダメージを受けると、パサツキ、まとまりやしなやかさが失われる。これらを改善する方法として、柔軟性、湿潤性を付与して感触を向上させることが従来行われてきた。例えば、ヘアージェル、ヘアクリーム、ヘアーフォーム、ヘアーローションなどの毛髪化粧料に、コンディショニング剤としてカチオン界面活性剤やシリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油分、被膜形成能を有する高分子化合物やコラーゲン等のタンパク質が配合されてきた。例えば、カチオン界面活性剤とシリコーン樹脂を配合することによって、毛髪の枝毛部分を効率良く接着させることができる毛髪化粧料(特許文献1参照)、植物タンパク誘導体と、カチオン性界面活性剤と、シリコーンとを含有することによって、毛髪に使用した後の仕上がり時に良好な滑らさ及びしっとり感を毛髪に付与する毛髪処理剤(特許文献2参照)が開示されている。また、タンパク質を基本とした素材は、毛髪に対して親和性が高く、ダメージ毛髪への収着性に優れていることから、各種の天然素材が開発されており、例えば、収着性に優れ、毛髪表面をなめらかにして櫛通り性を改善するものとして、シリコーン化ペプチド−ポリシロキサン化合物共重合体(特許文献3参照)などが開示されている。しかしながら、これらの組成物や素材は、一時的には、毛髪表面の状態を改善することから、ツヤや手触りなどにおいては優れているものの、長期間連用すると毛髪上に蓄積し、べたつき感、ごわつき感が生じたり、根本的な毛髪ダメージの改善にはいたっておらず、消費者の要求する様々な感触や機能の面で十分満足するレベルには至っていない。
また、二塩基酸ジエステル化合物の毛髪化粧料へ配合することは知られており、難溶性物質の溶解剤として汎用されている。毛髪化粧料でも応用例としては、例えば、スタイリング剤に配合することにより、スタイリング樹脂の固化状態をコントロールして、カール力やセット保持性を向上させる作用が開示されている(特許文献4参照)。また、セリシンは、絹糸を構成しているタンパク質で、繊維状フィブロインと同様に化粧品分野では利用されてきたタンパク質である。毛髪化粧料においては、グリコール類と固形油とカチオン界面活性剤と組み合わせることにより、しっとりとした感触やボリューム感を出す目的で使用されている例がある(特許文献5)。また、ペラルゴン酸とともに活性成分として配合することにより、毛髪保護性を保持しながら毛髪のpHを生理学的な範囲内に安定させる目的で使用されている例もある(特許文献6参照)。しかしながら、これらも、毛髪表面で皮膜特性をコントロールしたものであって、セリシンについては、その分子量による機能性や特性の違いなどを考慮せず、他のたんぱく質と同様に使用されてきたのが現状である。したがって、毛髪の膨潤を抑えて、毛髪内部タンパク質の溶出を防止する等の機能性や、乾燥した環境にあっても毛髪のパサツキを押さえるなどの毛髪のダメージケア効果については、検討された経緯もなかった。
特開平5−238920号公報 特開平4−139113号公報 特開2003−104847号公報 特開2003−171236号公報 特開2004−238356号公報 特公平07−074136号公報
そこで、本発明者は上記背景技術を鑑みて鋭意研究を重ねた結果、二塩基酸ジエステルと、特定分子量のセリシンを含有する毛髪化粧料によって、上述した問題点を解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の目的とするところは、毛髪の膨潤を抑えて、毛髪内部タンパク質の溶出を防止し、乾燥した環境下でも毛髪のパサツキを押さえ、まとまりやすさ、しなやかさを改善する毛髪のダメージケア効果の高い毛髪化粧料を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の毛髪膨潤抑制剤は、(A)下記一般式(1)
Figure 0005460942
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立的に炭素数1〜の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nはの整数である。)
で表される二塩基酸ジエステル化合物及び(B)平均分子量10,000〜20,000のセリシンを有効成分として含有することを特徴とするものである。また、この毛髪膨潤抑制剤には、更に(C)下記一般式(2)で表される高分子シリコーンの水性エマルジョンを含有することが好ましい。
Figure 0005460942
(上式中、R3はメチル基を表すか又はその一部がフェニル基を表してもよく、R4はメチル基または水酸基を表し、pは、500〜3,000の整数を表す)
本発明によれば、毛髪の膨潤を抑えて、毛髪内部タンパク質の溶出を防止し、乾燥した環境下でも毛髪のパサツキを押さえ、まとまりやすさ、しなやかさを改善する毛髪のダメージケア効果の高い毛髪化粧料を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いられる成分(A)の二塩基酸ジエステル化合物は、下記一般式(1)
Figure 0005460942
(式中、R1及びR2は、それぞれ独立的に炭素数1〜8の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは0〜18の整数である。)
で表される構造を有する二塩基酸とアルコールとのエステル化合物であり、炭素数1〜18の二塩基酸と炭素数1〜8のアルコールからなるエステルである。
二塩基酸ジエステル化合物を構成する二塩基酸の具体例を挙げれば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ノナメチレンジカルボン酸、デカメチレンジカルボン酸、ウンデカメチレンジカルボン酸、ドデカメチレンジカルボン酸、トリデカメチレンジカルボン酸、テトラデカメチレンジカルボン酸、ヘキサデカメチレンジカルボン酸、オクタデカメチレンジカルボン酸等が挙げられる。上記一般式(1)においては、nで示される数は0〜18であり、更に好ましくは2〜12である。二塩基酸ジエステル化合物を構成する炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖状の飽和又は不飽和アルコールの具体例を挙げれば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、1−ペンタノール、2−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチルブタノール、ジメチルプロパノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、2−エチルヘキサノール、4−エチルヘキサノール、アリルアルコール、クロチルアルコール、2−ブテノール、2−ペンテノール、3−ヘキセノール、2−ヘプテノール、フェノール、ベンジルアルコール等が挙げられる。上記一般式(1)においては、R1及びR2で示される炭化水素基の数は1〜8であり、更に好ましくは炭化水素基の数は1〜5である。また、R1及びR2で示されるアルコールは、互いに独立し、同一の炭素数であっても、異なった炭素数であってもよい。
また、これらの二塩基酸ジエステル化合物のうち、好ましいものとしては、コハク酸ジメチル、コハク酸ジエチル、コハク酸ジプロピル、アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチル、アジピン酸ジプロピル、ピメリン酸ジメチル、ピメリン酸ジエチル、ピメリン酸ジプロピル、スベリン酸ジメチル、スベリン酸ジエチル、スベリン酸ジプロピル、アゼライン酸ジメチル、アゼライン酸ジエチル、アゼライン酸ジプロピル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジプロピルが挙げられる。更に、アゼライン酸ジメチル、アゼライン酸ジエチル、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチルが特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料において、これらの二塩基酸ジエステル化合物は、それぞれ単独で用いることができるし、また2種以上を組み合わせて用いることもできる。また、これらの二塩基酸ジエステル化合物の毛髪化粧料中への配合量は、好ましくは0.1〜20%、更に好ましくは、0.5〜10%の範囲である。二塩基酸ジエステル化合物の配合量が0.1%未満の場合には、セリシンを含む各種成分の毛髪への浸透性が低下し、内部への油剤の浸透性も低下してその効果を充分に発揮することができない。また、20%を超える
と、乾燥後の仕上がり状態としてべたつきが生じ、使用上使いにくいという問題を発生し不都合を生じる場合がある。
本発明で用いられる成分(B)のセリシンは、絹糸を構成しているタンパク質で、繊維状フィブロインを覆うように存在しているタンパク質であり、通常3,000〜500,000の分子量を有している。本発明においては、セリシンは、酸やアルカリまたは酵素による加水分解処理や、ゲルろ過による精製法、分子膜による精製法などを用いて精製された平均分子量5,000〜20,000のセリシンが用いられ、更に平均分子量が10,000〜15,000のセリシンが特に好ましい。平均分子量が5,000未満の場合、毛髪に浸透してもすぐに洗い流され、リンス−オフ製剤に応用した場合、効果が発揮されにくく、また平均分子量が20,000を超えると、組成物中での安定性、毛髪の膨潤抑制効果やダメージケア効果に劣り好ましくない。本発明の毛髪化粧料中へのセリシンの配合量は、好ましくは0.001〜10%、更に好ましくは、0.01〜5%の範囲である。セリシンの配合量が0.001%未満の場合には目的とするダメージケア効果が得られない場合があり、また、10%を超えると、乾燥後の仕上がり状態として違和感を生じたり、組成物の安定性など不都合を生じる場合がある。
本発明においては、更に毛髪表面をコートすることによって、ダメージケア効果を高めることが可能であり、その目的で成分(C)の高分子シリコーンの水性エマルジョンを配合することが好ましい。高分子シリコーンの水性エマルジョンは、下記一般式(2)で表されるシリコーン重合体を水中に乳化させた水中油型エマルジョンである。
Figure 0005460942
(上式中、R3はメチル基を表すか又はその一部がフェニル基を表してもよく、R4はメチル基、水酸または水酸基を表し、pは、500〜3,000の整数を表す)
上記高分子シリコーンはnが大きくなるに従って、流動性が低下して粘性が高くなり、水性エマルジョンとする際には、低粘度の液状ジメチルポリシロキサン(粘度として200mPa・s以下のジメチルポリシロキサン)、デカメチルペンタシロキサン、軽質イソパラフィンや軽質流動イソパラフィン等との混合物として提供されてエマルジョンに供される。
上記高分子シリコーンを水中に乳化させる界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、陽イオン性界面活性剤や非イオン界面活性剤があげられるが、乳化安定性上、陽イオン性界面活性剤及び非イオン界面活性剤が好ましく、非イオン界面活性剤が特に好ましい。また、水性エマルジョンにおいて、界面活性剤の配合量は、高分子シリコーンが毛髪化粧料中において他成分と混合された後、乳化状態に保たれる限り、特に重要ではない。一般に、高分子シリコーンを含むシリコーン油の約2〜50%、好ましくは、約5〜30%であ
る。
また高分子シリコーンの水性エマルジョンの粒子サイズは、0.1〜100μmであることが好ましく、更に好ましくは、1.0〜50μmである。0.1μm未満の場合は、毛髪表面への吸着性に劣り、本発明の効果を発揮しない。また、100μmを越えると、本組成物へ配合した場合、安定性が悪く、エマルジョンの崩壊が発生して、安定性上好ましくない。本発明に用いる高分子シリコーンの水性エマルジョンを具体的に例示すると、BY22−019、BY22−020、BY22−034、BY22−055およびBY22−060等のBY22シリーズ(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、FZ−4144、FZ−4150、FZ−4158、FZ−4170、FZ−4185およびFZ−4188等のシリコンFZ−400シリーズ(日本ユニカー社製)、XS65−B5891、XS65−B7116等のXS65シリーズ(GE東芝シリコーン社製)等が挙げられる。
高分子シリコーンの水性エマルジョンの配合量は、高分子シリコーンの含有量が毛髪化粧料全量中、好ましくは0.1〜10%、さらに好ましくは0.5〜5%となるように配合される。高分子シリコーンの含有量が、0.1%未満の場合は毛髪の滑らかさが低減し、また、5.0%を越えると、感触上不都合が生じ、組成物の安定性を保つことが難しく好ましくない。
本発明の毛髪化粧料は、前記の必須成分に加えて必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で毛髪化粧料に通常使用されている任意の成分を使用することが出来る。これらの成分としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、油分、紫外線吸収剤、防腐剤、保湿剤、ポリマー類、アミノ酸誘導体、糖誘導体、香料、水、アルコール、増粘剤、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、薬剤等が挙げられる。
また本発明の毛髪化粧料は、頭髪や頭皮に使用するものを広く指し、例えば、ヘアローション、ヘアリキッド、ヘアクリーム、シャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアフォーム、ヘアスプレー、パーマ剤、染毛剤等が含まれる。また、剤形としては、液状、クリーム状、ペースト状、泡状、霧状、粉末状等種々のものとすることができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例及び比較例で採用した試験法、評価法を説明する。
1)毛髪膨潤抑制試験
市販のパーマ剤及びブリーチ剤で各3回処理したダメージ毛髪(10cm、5g)について、実施例および比較例の毛髪化粧料を5g均一に塗布を行い、一昼夜放置し乾燥させる。処理後のダメージ毛から30本毛髪を取り出し、マイクロスコープ(キーエンス社製)を用いて、毛髪の直径を計測した。次に、計測の終わった毛髪を水中に入れて、30分間放置して再度毛髪の直径を計測した。このように乾燥環境下での毛髪直径と、水中での毛髪直径の比から毛髪の膨潤率を算出した。尚、毛髪の膨潤率が低い程、毛髪膨潤抑制効果が優れていることを示す。
膨潤率 = 水中での毛髪直径/乾燥環境下での毛髪直径
2)タンパク質溶出抑制試験
前記毛髪膨潤抑制試験と同様な操作を行って処理した毛髪を精製水で洗浄を行って乾燥させた。次いで、毛髪1gを切り出し、pH8のリン酸緩衝液50mL中に30℃にて24時間浸漬を行った後、毛髪を取り除き、溶液中のタンパク質量をローリー法を用いて定
量した。
3)パサツキ、まとまりやすさ、しなやかさの評価(官能評価)
前記毛髪膨潤抑制試験と同様な操作を行って処理した毛髪を乾燥環境(25℃、湿度20%)に1時間放置した後、10名の専門パネルを用いて毛髪のパサツキ、まとまりやすさ、しなやかさの各項目について官能試験を行い、下記に示す判定基準により評価を行った。
評価基準
◎:パネルの8名以上が該当項目について良いと評価した
○:パネルの6名以上8名未満が該当項目について良いと評価した
△:パネルの4名以上6名未満が該当項目について良いと評価した
×:パネルの6名以上が該当項目について悪いと評価した
実施例1〜6、比較例1〜6
表1に示す処方の毛髪化粧料を常法に従って作成し、前記の諸試験を実施して評価を行った。その結果を併せて表1に示す。
Figure 0005460942
表1から明らかなように、本発明の毛髪化粧料は、比較例と比べて明らかに毛髪の膨潤率、タンパク質溶出量、パサツキ、まとまりやすさ、しなやかさ等の毛髪のダメージケア
効果の各項目に関する試験のいずれの評価においても優れていた。
以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の毛髪の膨潤率、タンパク質溶出量、パサツキ、まとまりやすさ、しなやかさ等の毛髪のダメージケア効果の各項目を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例7 ヘアトリートメント(フォーム状エアゾール)
<エアゾール原液>
配合量(%)
(1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3
(2)グリセリン 4.0
(3)セリシン(平均分子量:15,000)
(シルクゲンGソルブルS、一丸ファルコス社製) 3.0
(4)セバシン酸ジエチル 1.0
(5)メチルフェニルポリシロキサン
(SH−556、東レ・ダウコーニング社製) 1.0
(6)ジメチルポリシロキサン(6cs) 5.0
(7)シリコーン水性エマルジョン
(FZ−4188、日本ユニカー社製) 1.0
(8)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80E.O.) 2.5
(9)ポリオキシエチレンステアリルエーテル(15E.O.) 0.5
(10)メチルパラベン 0.1
(11)エタノール 15.0
(12)ヘアロールUC−4(三洋化成社製) 0.5
(13)加水分解コムギ 0.5
(14)加水分解コラーゲン 0.5
(15)真珠タンパク抽出液 0.5
(16)サボンソウエキス 0.5
(17)香料 0.2
(18)精製水 全量を100とする
<ガス充填>
(19)エアゾール原液 95.0
(20)噴射剤(液化石油ガス) 5.0
(製法)(1)〜(11)を均一に混合溶解させ、(12)〜(18)を混合したものを加えて乳化し、エアゾール原液(19)を得た。エアゾール原液をエアゾール缶に充填し、バルブ装着後、(20)の噴射剤を充填し、ボタンを装着してトリートメントフォームを調製した。
実施例8 スプレーミスト
<エアゾール原液>
配合量(%)
(1)セバシン酸ジイソプロピル 0.3
(2)セバシン酸ジエチル 1.0
(3)1,3−ブチレングリコール 1.0
(4)セリシン(平均分子量:12,000)
(カネボウ社製) 1.0
(5)シリコーン水性エマルジョン
(BY22−020、東レダウコーニング社製) 5.0
(6)香料 0.1
(7)シクロメチコン 15.0
(8)95度合成アルコール 全量を100とする
<ガス充填>
(9)エアゾール原液 75.0
(10)噴射剤(ジメチルエーテル) 25.0
(製法)(1)〜(8)を均一に混合溶解させ、エアゾール原液(9)を得た。エアゾール原液をエアゾール缶に充填し、バルブ装着後、(10)の噴射剤を充填し、ボタンを装着してミスト状に噴出されるスプレーミストを調製した。
実施例9 ヘアクリーム
配合量(%)
(1)塩化ベヘニルトリエチルアンモニウム 1.5
(2)プロピレングリコール 2.5
(3)セバシン酸ジエチル 2.0
(4)セリシン(平均分子量:15,000)
(シルクゲンGソルブルS、一丸ファルコス社製) 3.0
(5)ポリオキシエチレンセチルエーテル(7E.O.) 2.0
(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 1.5
(7)流動パラフィン 20.0
(8)ステアリルアルコール 3.0
(9)シリコーン水性エマルジョン
(BY22−020、東レダウコーニング社製) 2.0
(10)ウンデシレン酸トレハロース 0.5
(11)香料 適 量
(12)メチルパラベン 0.3
(13)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(10)を80℃にて均一に混合溶解させ、(12)及び(13)を80℃にて混合したものを加えて乳化し、次いで(11)を加えた後、ホモミキサーで混合分散を行いながら、室温まで冷却して、ヘアクリームを調製した。
実施例10 ヘアコンディショナー
配合量(%)
(1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0
(2)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.5
(3)1,3−ブチレングリコール 2.0
(4)セバシン酸ジエチル 3.0
(5)シリコーン水性エマルジョン
(XS65−B7116、GE東芝シリコン社製) 2.0
(6)セチルアルコール 5.0
(7)アルギニン誘導体(アミセーフLMA−60、味の素社製)1.0
(8)加水分解コムギ 1.0
(9)セリシン(平均分子量:15,000)
(シルクゲンGソルブルS、一丸ファルコス社製) 3.0
(10)メチルパラベン 0.2
(11)香料 微 量
(12)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(7)を80℃にて均一に混合溶解させ、(8)〜(12)を70℃にて混合したものを加えて乳化し、モミキサーで混合分散を行いながら、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。
実施例11 ヘアパック
配合量(%)
(1)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 3.0
(2)塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.5
(3)PG 3.0
(4)セバシン酸ジエチル 3.0
(5)シリコーン水性エマルジョン
(XS65−B7116、GE東芝シリコン社製) 6.0
(6)セトステアリルアルコール 8.0
(7)アミノ変性シリコーン
(アビルコート3474、デグサ社製) 1.0
(8)加水分解コムギ 1.0
(9)セリシン(平均分子量:15,000)
(シルクゲンGソルブルS、一丸ファルコス社製) 3.0
(10)メチルパラベン 0.2
(11)LIPIDURE−C(日本油脂社製) 0.5
(12)香料 微 量
(13)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(7)を80℃にて均一に混合溶解させ、(8)〜(13)を50℃にて混合したものを加えて乳化し、モミキサーで混合分散を行いながら、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。
実施例12 シャンプー
配合量(%)
(1)ラウリル硫酸トリエタノールアミン 10.0
(2)グリセリン 2.0
(3)セリシン(平均分子量:15,000)
(シルクゲンGソルブルS、一丸ファルコス社製) 3.0
(4)セバシン酸ジエチル 3.0
(5)POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 8.0
(6)ラウリル硫酸トリエタノールアミン 10.0
(7)ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 5.0
(8)ラウリン酸イソプロパノールアミド 3.0
(9)カチオン化セルロース誘導体
(カチナールHC−200、東邦化学工業社製) 0.2
(10)シリコーン水性エマルジョン
(BY22−020、東レダウコーニング社製) 2.0
(11)防腐剤 適 量
(12)香料 適 量
(13)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(13)を80℃にて均一に混合溶解させ、室温まで冷却して、シャンプーを調製した。

Claims (2)

  1. (A)下記一般式(1)
    Figure 0005460942

    (式中、R1及びR2は、それぞれ独立的に炭素数1〜3の直鎖状、分岐状のアルキル基,アルケニル基又はアリール基であり、nは2〜8の整数である。)で表される二塩基酸ジエステル化合物及び(B)平均分子量10,000〜20,000のセリシンを有効成分として含有することを特徴とする毛髪膨潤抑制剤。
  2. 更に、(C)下記一般式(2)で表される高分子シリコーンの水性エマルジョンを有効成分として含有することを特徴とする請求項1記載の毛髪膨潤抑制剤。
    Figure 0005460942

    (上式中、R3はメチル基を表すか又はその一部がフェニル基を表してもよく、R4はメチル基または水酸基を表し、pは、500〜3,000の整数を表す)
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