JP4728449B2 - 整髪用化粧料 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2009年4月16日付け出願の日本国特許出願2009−99939号の優先権を主張しており、ここに折り込まれるものである。
本発明は、整髪用化粧料、特に塗布しやすく、塗布後すぐに増粘するため、高い整髪効果を有しながら、毛髪へのなじみがよく、整髪終了時にはべたつきがなく再整髪性に優れた整髪用化粧料に関する。
整髪用化粧料とは、ヘアスタイルを整えたり、セットしたヘアスタイルを持続させたりするとともに、毛髪に潤いを与えるために用いられる製品である。これらの整髪用化粧料は、消費者のさまざまな使用形態および嗜好性に合わせ、ヘアフォーム、ヘアスプレー、ジェル、ヘアワックス、ポマード、ヘアクリーム等の多様な製品が販売されている。
例えば、多価アルコールにポリアルキレングリコールが付加した化合物を配合したリキッド状の整髪用化粧料が開示されている(特許文献1、特許文献2)。また、ビニル、アクリル、ウレタンなどの樹脂を配合したジェル状、スプレー状、フォーム状の整髪用化粧料が開示されている(特許文献3、特許文献4)。また、固形のロウを乳化して配合したワックス状の整髪用化粧料が開示されている(特許文献5、特許文献6)。
特開昭50−126841号公報 特開昭56−83414号公報 特開平6−135823号公報 特開2003−171236号公報 特開平10−45546号公報 特開2001−288041号公報
しかしながら、従来のワックス等の整髪用化粧料は、粘度が高いために整髪力および再整髪性には非常に優れているものの、毛髪へのなじみが悪く、均一に塗布することが困難であるとともに、整髪後もべたつき感を有し、毛髪にほこりがついてしまうものもあった。
一方、従来のリキッド状、ジェル状、スプレー状等の整髪用化粧料は、水系で粘度も高くないため毛髪へのなじみがよく、全体に均一に塗布可能であるが、塗布後、水やアルコールなどの揮発成分が揮散し乾くまで整髪力を発揮しにくいという欠点があった。
本発明は上記従来技術に鑑み行われたものであり、その解決すべき課題は、リキッド状、ジェル状、スプレー状のような均一に塗布可能な水系基剤においても、塗布直後より整髪効果を発揮でき、整髪終了時にはべたつきがなく適度なセット力と再整髪性に優れた整髪用化粧料を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明者らが鋭意研究を行った結果、整髪成分として水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能な特定のブロック型アルキレンオキシド誘導体を配合することにより、塗布時には毛髪へのなじみがよく、均一に塗布することが可能であり、さらに、塗布後に揮発性が水より高い低級アルコールが先に揮散し整髪成分が組成の変化した(低級アルコールが減じられた)溶媒中に混和するため増粘し、高い整髪力を発揮できるとともに、整髪終了時には本整髪剤が固まり過ぎない性質であるため、アレンジ力や再整髪性が維持でき、さらにべたつきもない整髪用化粧料の製造が可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる整髪用化粧料は、(a)常温(25℃)で固体で、水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能なブロック型アルキレンオキシド誘導体((I)、(II)、(III)式から選ばれる1種または2種以上の化合物)と、
(b)水および低級アルコールを含む溶媒とを含み、
(a)成分が(b)成分に溶解するものであり、
塗布後低級アルコールの優先的な揮散に伴い、(a)成分が組成の変化した溶媒中で混和状態を経て、実質的に全溶媒が揮散することを特徴とする整髪用化粧料である。
O−[(AO)p(EO)q(AO)r]−R (I)
O−[(EO)p(AO)q(EO)r]−R (II)
O−[(EO)p(AO)q(AO)s(EO)r]−R (III)
(式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、p、q、rおよびsは平均付加モル数で、1≦p+r≦90、1≦q+s≦90である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基又は水素原子であり、Rは炭素数1〜36の直鎖または分岐の炭化水素基である。)
前記整髪用化粧料において、(a)成分の配合量が1〜50質量%であることが好適である。
前記整髪用化粧料において、(b)成分の水の配合量が60質量%以下、低級アルコールの配合量が40質量%以上であることが好適である。
本発明によれば、整髪成分として水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能な特定のブロック型アルキレンオキシド誘導体を配合することで、毛髪へのなじみもよく、均一に塗布することが可能であるとともに、塗布直後より整髪力があり、整髪後はべたつかず、毛髪に適度なセット力を付与すると同時に、再整髪性にも優れた整髪用化粧料が得られる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体
本発明の整髪用化粧料に含まれるブロック型アルキレンオキシド誘導体は、下記(I)、(II)、(III)式から選ばれる1種または2種以上の化合物であり、常温(25℃)で固体で、水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能なものである。
O−[(AO)p(EO)q(AO)r]−R (I)
O−[(EO)p(AO)q(EO)r]−R (II)
O−[(EO)p(AO)q(AO)s(EO)r]−R (III)
上記(I)、(II)、(III)式において、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基であり、具体的には、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシイソブチレン基、オキシトリメチレン基、オキシテトラメチレン基などが挙げられる。好ましくは、オキシプロピレン基、オキシブチレン基が挙げられる。なお、EOはオキシエチレン基である。
p、q、r、sは平均付加モル数で、1≦p+r≦90である。また、1≦q+s≦90である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基またはオキシエチレン基が0であるとなめらかさが落ち、90を超えると使用時のべたつきが過剰になり、アレンジしづらくなる傾向にある。
また、炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%であり、好ましくは40〜70質量%である。オキシエチレン基の割合が20質量%未満であると、なめらかさに劣る傾向にあり、80質量%を超えると、べたつきを生じる傾向にある。
およびRは炭素数1〜4の炭化水素基もしくは水素原子で、炭化水素基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基などが挙げられる。好ましくはメチル基、エチル基である。炭素数5以上の炭化水素基では親水性が低下し、潤い感が低下する傾向にある。
およびRはそれぞれ同種のものを用いても、炭素数1〜4の炭化水素基と水素原子とが混在しても、異種の炭素数1〜4の炭化水素基が混在してもよい。より好ましくは、RおよびRが同一もしくは異なる炭素数1〜4の炭化水素基である。
また、Rは炭素数1〜36の直鎖または分岐の炭化水素基である。
本発明のアルキレンオキシド誘導体としては、具体的には、POE(25)POP(25)ジメチルエーテル、POE(22)POP(40)ジメチルエーテル、POE(35)POP(40)ジメチルエーテル、POE(50)POP(40)ジメチルエーテル、POE(55)POP(30)ジメチルエーテル、POE(30)POP(34)ジメチルエーテル、POE(25)POP(30)ジメチルエーテル、POE(27)POP(14)ジメチルエーテル、POE(55)POP(28)ジメチルエーテル、POE(36)POP(41)ジメチルエーテル、POE(52)POB(32)ジメチルエーテル、POE(64)POB(32)ジメチルエーテル、POE(34)POB(14)ジメチルエーテル、POE(35)POB(32)ジメチルエーテル等が挙げられる。
なお、上記POE、POP、POBは、それぞれポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレンの略であり、以下、このように略して記載することがある。
ブロック型アルキレンオキシド誘導体の本発明の整髪用化粧料における配合量は、1〜50質量%が好適であり、より好ましくは2〜20質量%である。配合量が1質量%未満では、配合による効果の発現が十分でない場合があり、また50質量%を超えるとべたつきを生じる場合がある。
本発明のブロック型アルキレンオキシド誘導体は公知の方法で製造することができる。例えば、水酸基を有している化合物にエチレンオキシドおよび炭素数3〜4のアルキレンオキシドを付加重合した後、ハロゲン化アルキルをアルカリ触媒の存在下にエーテル反応させることによって得られる。
(b)水および低級アルコールを含む溶媒
本発明の整髪用化粧料の溶媒は、水および低級アルコールを含むものである。

本発明に用いる水としては、特に限定されず、具体的にはイオン交換水、精製水、水道水等が挙げられる。
水の配合量は、整髪用化粧料全量に対し、60質量%以下であることが好適であり、特に50質量%以下であることが好適である。60質量%以上ではブロック型アルキレンオキシド誘導体が分離する場合があり、整髪効果が十分でない傾向にある。
低級アルコール
本発明に用いる低級アルコールとしては、炭素数1〜4の1価脂肪族アルコールを用いることができ、具体的にはエタノール、プロパノール、イソプロパノール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール等が挙げられる。好ましくはエタノールが挙げられる。
低級アルコールの配合量は、整髪用化粧料全量に対し、40質量%以上であることが好適であり、50質量%以上配合することが特に好適である。40質量%未満ではブロック型アルキレンオキシド誘導体が分離する場合があり、整髪効果が十分でない傾向にあるとともに、べたつく場合がある。
本発明にかかる整髪用化粧料は、(a)成分である特定のブロック型アルキレンオキシド誘導体が(b)成分である水および低級アルコールを含む溶媒に完全に溶解しているものである。このため、本発明にかかる整髪用化粧料を毛髪に塗布した際には、毛髪へのなじみがよく、均一に塗布することが可能である。さらに、塗布後優先的な低級アルコールの揮散に伴い、(a)成分が組成の変化した溶媒中で混和状態となることにより、塗布直後より優れた整髪力を備えている。
また、本発明にかかる整髪用化粧料は、整髪後には、実質的に全溶媒が揮散し、整髪成分である(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体が毛髪上に析出状態で付着されていることで、整髪力や再整髪性を発揮し、ヘアスタイルを持続することが可能である。
本発明の整髪用化粧料において、通常の使用時においては全溶媒が揮散する時間が20分以内、より好適には10分以内となるよう(b)成分である水および低級アルコールの配合量や配合比を調整することが望ましい。全溶媒が揮散するまでの時間があまりにも長いと、整髪しにくくなる場合があるが、ドライヤーなどで強制的に乾燥させながら整髪する方法も可能であることから、特に限定されるものではなく適宜調整可能である。
本発明の整髪用化粧料には、上記した必須成分に加えて、必要により適宜、保湿剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、防腐防黴剤、体質顔料、着色顔料、アルコール等、通常整髪用化粧料に用いられる成分を配合することができる。
また、本発明においては、整髪成分として特定のブロック型アルキレンオキシド誘導体を配合することで、従来の整髪成分であるワックス、皮膜形成性ポリマー等を使用する整髪用化粧料よりも毛髪へのなじみが良く、塗布時の整髪力がありながらも整髪終了時のべたつきがなく、適度なセット力と再整髪性を有する整髪用化粧料を得ることができるが、本発明の効果を損なわない範囲において、従来の整髪成分であるワックス、皮膜形成性ポリマー等と組み合わせて使用することも可能である。
また、本発明にかかる整髪用化粧料の剤形は、可溶化系、乳化系、粉末分散系、油−水の2層系、油−水−粉末の3層系等のいずれでも構わない。本発明の整髪用化粧料の好ましい使用態様としては、エアゾール形式ヘアスプレー、ポンプ方式ヘアスプレー、フォーム状エアゾール、ヘアミスト、セットローション、ヘアスタイリングジェル、ヘアリキッド等が挙げられる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。配合量については特に断りのない限り質量%を示す。実施例に先立ち、本発明で用いた採点基準および評価方法を説明する。
評価(1):なじみのよさ
1束の黒色バージンヘア(長さ20cm、質量4g)に試料を0.5g塗布し、指でなじませていったときのなじみのよさについて、10名の女性専門パネラーによる官能試験にて評価した。評価基準は、以下の通りである。
採点基準
5点:なじみがよい
4点:ややなじみがよい
3点:普通
2点:ややなじみが悪い
1点:なじみが悪い
評価(2):塗布時の整髪力(アレンジ力)
1束の黒色バージンヘア(長さ20cm、質量2g)に試料を0.5g塗布し、均一にのばした直後の毛束について、つまんでねじって動かしたときのアレンジのしやすさを10名の女性専門パネラーによる官能試験にて評価した。評価基準は、以下の通りである。
採点基準
5点:かなりアレンジしやすい
4点:ややアレンジしやすい
3点:普通
2点:ややアレンジしにくい
1点:アレンジできない
評価(3):整髪終了時の毛髪の固定力(セット力)
黒色バージンヘア(長さ10cm、質量0.5g)に、試料を0.2g塗布し、くしを使いなじませ、まっすぐになるよう形を整え、室温で20分乾燥させ、1試料あたり5本のストランドを作製した。このストランドを5mm押し当てたときの最大応力をレオメーター(RTC-2002DD(レオテック社製))を用いて測定した。評価方法は以下の通りである。
・評価方法
A:最大応力値が200g重以上
B:最大応力値が150〜200g重未満
C:最大応力値が100〜150g重未満
D:最大応力値が50〜100g重未満
E:最大応力値が50g重未満
評価(4):整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)
評価(2)を行った後、室温で20分乾燥させた毛束について、再びつまんでねじって動かしたときのアレンジのしやすさを10名の女性専門パネラーによる官能試験にて評価した。評価基準は、以下の通りである。
採点基準
5点:かなりアレンジしやすい
4点:ややアレンジしやすい
3点:普通
2点:ややアレンジしにくい
1点:アレンジできない
評価(5):整髪終了時のべたつきのなさ
評価(4)を行った際の毛髪のべたつき感を10名の女性専門パネラーによる官能試験にて評価した。評価基準は、以下の通りである。
採点基準
5点:全くべたつきを感じない
4点:ややべたつきを感じない
3点:どちらともいえない
2点:ややべたつきを感じる
1点:かなりべたつきを感じる
評価(6):塗布2時間後の再整髪力(アレンジ力)
評価(2)を行った後、2時間放置させた毛束において、再びつまんでねじって動かしたときのアレンジのしやすさを10名の女性専門パネラーによる官能試験にて評価した。評価基準は、以下の通りである。
採点基準
5点:かなりアレンジしやすい
4点:ややアレンジしやすい
3点:普通
2点:ややアレンジしにくい
1点:アレンジできない
評価(7):溶解性
試料を調整後、溶解性を目視で観察した。評価方法は以下の通りである。
・評価方法
A:透明で、均一に分散している
B:白濁があるが、均一に分散している
C:白濁があり、均一に分散していない
まず、本発明者らは、整髪成分としてさまざまな成分を配合した、下記表1に示す配合組成よりなる試料を調製し、常法により整髪用化粧料を製造した。
そして、各試料を評価項目(3)について上記評価方法で評価した。さらに、専門パネラーには、各試料を評価項目(1)、(2)、(4)〜(6)について上記採点基準にて評価してもらい、採点の合計を下記評価方法にて評価した。結果を表1に示す。
・評価方法
A:合計点が40点以上
B:合計点が30点以上40点未満
C:合計点が20点以上30点未満
D:合計点が20点未満
Figure 0004728449
表1によると、整髪成分としてアルキレンオキシド誘導体を配合した試験例1−1は、毛髪へのなじみがよく、塗布時の整髪力の優れた整髪用化粧料であった。また、整髪終了時には整髪用化粧料中の溶媒は揮散して適度な固定力(セット力)を有しながら、べたつきもなく、2時間後の毛束においても再整髪が可能であった。
一方、整髪成分としてポリビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体を配合した試験例1−2では、毛髪へのなじみはよいものであったが、塗布時の整髪力にやや劣り、べたつきのなさ、再整髪性にも劣るものであった。
整髪成分としてアクリル樹脂アルカノールアミンを配合した試験例1−3では、毛髪へのなじみおよび整髪終了時のセット力に優れていたが、塗布時の整髪力にやや劣り、一度乾燥してしまうと樹脂が固まってしまうため再整髪できず、べたつきも有するものであった。
整髪成分として両性ウレタン樹脂を配合した試験例1−4では、毛髪へのなじみおよび整髪終了時のセット力に優れていたが、塗布時の整髪力および再整髪性にやや劣り、べたつきも有するものであった。
整髪成分としてシリル化ウレタン系樹脂を配合した試験例1−5では、毛髪へのなじみおよび整髪終了時のセット力に優れていたが、塗布時の整髪力が十分でなく、一度乾燥してしまうと樹脂が固まってしまうため再整髪できず、べたつきも有するものであった。
整髪成分としてビーズワックスを配合した試験例1−6では、塗布時の毛髪のアレンジ力および再整髪性には優れているものの、毛髪へのなじみの点でやや劣り、整髪終了時の毛髪のセット力にも劣り、非常にべたつきのあるものであった。
整髪成分としてマイクロクリスタリンワックスを配合した試験例1−7では、塗布時の毛髪のアレンジ力および再整髪性には優れているものの、整髪終了時のべたつきが見られ、毛髪へのなじみおよびセット力にも劣るものであった。
以上のことから、整髪成分としてアルキレンオキシド誘導体を配合した場合に、従来の整髪成分を配合した整髪用化粧料と比較して、毛髪へのなじみが良く、塗布時の整髪力(アレンジ力)がありながら、整髪終了時も適度なセット力および優れた再整髪力(アレンジ力)を有し、べたつきが少なく、時間が経っても再整髪の可能な整髪用化粧料が製造可能であることがわかった。
そこで、本発明者らは、整髪成分として配合するアルキレンオキシド誘導体について検討を行った。
はじめに、下記表2に示す化合物1〜12のアルキレンオキシド誘導体について、常温(25℃)および60℃での状態、水およびエタノールへの溶解性を確認し、完全に溶解しているものを○、溶解していないものが若干見られたものを△、全く溶解していないものを×と評価した。結果を表2に示す。
Figure 0004728449
本発明者らは、上記の各アルキレンオキシド誘導体を用いて、下記表3および表4に記載した配合組成よりなる試料を調製し、下記製造方法に基づき、整髪用化粧料(透明毛髪化粧料)を製造した。
毛髪化粧料製造方法
化合物1〜12を加温融解させた後、エタノールに溶解させ、続いてイオン交換水を加えて撹拌混合し液状整髪剤を得た。
専門パネラーには各試料を評価項目(1)、(2)、(4)について上記採点基準にて評価してもらい、採点の合計を下記評価方法にて評価した。結果を表3、表4に示す。
・評価方法
A:合計点が40点以上
B:合計点が30点以上40点未満
C:合計点が20点以上30点未満
D:合計点が20点未満
Figure 0004728449
Figure 0004728449
表3によると、本発明にかかる常温で固体で、水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能なブロック型アルキレンオキシド誘導体(上記(I)、(II)、(III)式から選ばれる1種または2種以上の化合物)を配合した試験例2−1〜2−8の整髪用化粧料は、毛髪へのなじみがよく、塗布時の整髪力および整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)のどちらにも優れていた。
しかし、上記(I)式で表せるブロック型アルキレンオキシド誘導体であるが、常温において液体である化合物9を配合した試験例2−9は、毛髪へのなじみはよいが、塗布時の整髪力および整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)のどちらも劣るものであった。
また、上記(II)式のブロック型アルキレンオキシド誘導体における炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合が約87質量%であり、水および低級アルコールに透明溶解可能である化合物10を配合した試験例2−10は、毛髪へのなじみはよく、整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)に優れていたが、塗布時の整髪力に劣るものであった。
また、常温で固体であるが、水に溶解し低級アルコールに不溶な分子量4000のポリエチレングリコール(化合物11)を配合した試験例2−11は、整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)に優れていたが、毛髪へのなじみがやや劣り、塗布時の整髪力に劣るものであった。
また、常温において液体で、水への溶解性もやや劣るランダム型アルキレンオキシド誘導体(化合物12)を配合した試験例2−12は、毛髪へのなじみはよいが、塗布時の整髪力および整髪終了時の再整髪力(アレンジ力)に劣るものであった。
以上のことから、整髪成分として(a)常温(25℃)で固体で、水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能なブロック型アルキレンオキシド誘導体(上記(I)、(II)、(III)式から選ばれる1種または2種以上の化合物)を含み、溶媒に(b)水および低級アルコールを含む整髪用化粧料が、毛髪へのなじみに優れており、塗布直後から整髪力があることがわかった。また、このような本発明にかかる整髪用化粧料は、整髪終了後には全溶媒が揮散し、整髪成分が毛髪上で析出し、適度なセット力と再整髪性を有すると同時にべたつきもないものであった。
次に、本発明の特定の(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体を配合し、(b)水および低級アルコールの配合量、低級アルコールの種類を変化させた下記表5に記載した配合組成よりなる試料を調製し、上記製造方法に基づき整髪用化粧料を製造した。そして、上記表1と同様に評価項目(1)〜(6)について評価し、評価項目(7)について上記評価方法で評価した。結果を表5に示す。
Figure 0004728449
表5によれば、低級アルコールとしてエタノールを配合した場合、エタノールの配合量が少なく水の配合量が多い試験例3−1、3−2において、全ての評価において劣っており、エタノールの優先的な揮散に伴う整髪力の向上が実現できなかった。また(a)成分の溶解性に乏しいため(a)成分が白濁し、均一に分散していなかった。
一方、試験例3−3、2−3のように、エタノールの配合量を多くするにしたがって、均一に分散することが可能となり、塗布時の整髪力のみならず、エタノールの優先的な揮散に伴い整髪力の向上する整髪用化粧料が得られた。
また、低級アルコールとしてプロパノールを配合した場合にも、プロパノールの配合量が少なく水の配合量が多い試験例3−4において、プロパノールの優先的な揮散に伴う整髪力の向上が実現できなかった。また(a)成分の溶解性に乏しいため(a)成分が白濁し、均一に分散していなかった。
一方、試験例3−5〜3−7のように、プロパノールの配合量を多くするにしたがって、均一に分散することが可能となり、塗布時の整髪力のみならず、プロパノールの優先的な揮散に伴い整髪力の向上する整髪用化粧料が得られた。
これらのことから、本発明の整髪料化粧料において、化粧料中で(a)成分が(b)成分に溶解することが必要である。また、整髪成分として特定の(a)ブロック型アルキレンオキシド誘導体を配合した本発明の整髪用化粧料において、化粧料全量中に低級アルコールを40質量%以上、水を60質量%以下配合することが好適である。また、(a)成分の溶解性やなじみのよさ、塗布時の整髪力を考慮すると、特に低級アルコールを50質量%以上配合することが好適である。
以下に本発明にかかる整髪用化粧料の処方例を挙げるが、本発明の技術範囲はこれらにより限定されるものではない。得られた整髪用化粧料は、いずれも毛髪へのなじみがよく、均一に塗布することが可能であり、塗布直後より整髪力があるとともに、整髪終了後には全溶媒が揮散し、べたつきがなく、再整髪性も有するものであった。
処方例1 ミスト状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例1の化合物 10.0
(4)ソルビトール 3.0
(5)POP(70)デカグリセリルエーテル 3.0
(6)ビニルピロリドン・メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体ジエチル硫酸塩 3.0
(ガフコート755N(ISP社製))
(7)加水分解コムギタンパク液 0.5
(クロペプタイドW(クローダジャパン株式会社製))
(8)トリメチルグリシン 0.5
(9)ポリエーテル変性シリコーン 0.5
(FZ−2222(東レダウコーニング株式会社製))
(10)香料 適量
<製法>
(1)に(4)(7)(8)を溶解させた水相パーツに、(2)に融解させた(3)(5)(6)(9)(10)を順に入れ透明溶解させたものを添加し、攪拌溶解させることで、透明な外観の霧状整髪剤(ヘアミスト)を得た。
処方例2 ミスト状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 40.0
(3)試験例2の化合物 20.0
(4)トレハロース 0.5
(5)POP(9)ジグリセリル 3.0
(6)メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重合体 3.0
(ユカフォーマーR205(三菱化学株式会社製))
(7)ヒドロキシエチル尿素 0.5
(8)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(25%水溶液) 0.5
(9)ポリエーテル変性シリコーン 0.5
(SS−2802(東レダウコーニング株式会社製))
(10)香料 適量
<製法>
(1)に(4)(7)(8)を溶解させた水相パーツに、(2)に融解させた(3)(5)(6)(9)(10)を順に入れ透明溶解させたものを添加し、攪拌溶解させることで、透明な外観の霧状整髪剤(ヘアミスト)を得た。
処方例3 ミスト状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)イソプロパノール 40.0
(3)試験例3の化合物 5.0
(4)乳酸 0.02
(5)POP(9)ジグリセリル 3.0
(6)アクリル樹脂アルカノールアミン 3.0
(プラスサイズL−9909B(互応化学工業株式会社製))
(7)ポリエチレングリコール(分子量1500) 0.5
(8)POE(3)・POP(20)オリゴコハク酸エステル 0.5
(エステモール50(日清オイリオ株式会社製))
(9)ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート
0.1
(DEHYQUART L80(コグニス・ジャパン社製))
(10)香料 適量
<製法>
(1)に融解させた(7)(4)(9)を溶解させた水相パーツに、(2)に融解させた(3)(5)(6)(8)(10)を順に入れ透明溶解させたものを添加し、攪拌溶解させることで、透明な外観の霧状整髪剤(ヘアミスト)を得た。
処方例4 ジェル状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例4の化合物 20.0
(4)ジグリセリン 5.0
(5)キシリトール 0.5
(6)ヒドロキシプロピルセルロース 1.0
(HPC−H(日本曹達株式会社製))
(7)ビニルピロリドン・メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル・アクリル酸アルキル・ジアクリル酸トリプロピレングリコール共重合体
0.5
(コスカットGA467(大阪有機化学工業株式会社製))
(8)乳酸 0.3
(9)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(25%) 0.5
(10)ポリエーテル変性シリコーン 0.5
(SH3771(東レダウコーニング株式会社製))
(11)ポリ−γ−グルタミン酸Na 0.1
(ジェルプロテインA−8001(出光テクノファイン株式会社製))
(12)ハッカ油 0.1
<製法>
(2)に融解させた(3)(6)(7)(10)(12)を添加しよく均一分散させたものをアルコールパーツとする。一方、(1)に(4)(5)(8)(9)(11)を順に入れ透明溶解させたものにアルコールパーツを入れ、ホモミキサーを用い均一にすることで透明ジェル状の整髪剤を得た。
処方例5 ジェル状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例5の化合物 30.0
(4)POE(5)・POP(65)ペンタエリスリトールエステル
2.0
(5)ポリエチレングリコール(分子量6000) 2.0
(6)カルボキシビニルポリマー 0.2
(ハイビスワコー105(和光純薬工業株式会社製))
(7)アクリル酸・アクリル酸アルキル(C10−30)共重合体
0.2
(PEMULEN TR-2(B.F.Goodrich Chemical Company社製))
(8)2−アミノメチルプロパノール 0.3
(9)POE(24)・POP(13)デシルテトラデシルエーテル
0.5
(10)ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.3
(11)イザヨイバラ果実エキス 0.1
(12)香料 0.1
<製法>
(1)に(6)(7)を入れよく分散させた後、融解した(5)、(10)(11)をいれ水相パーツとする。一方、(2)に融解させた(3)(4)(9)(12)を添加し透明溶解させたものを水相パーツに添加、さらに(8)を入れ、攪拌させることで透明ジェル状の整髪剤を得た。
処方例6 ジェル状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例6の化合物 10.0
(4)イノシトール 0.4
(5)POE(10)メチルグルコシド 2.0
(グルカムE−10(日本ルーブリゾール株式会社製))
(6)ポリビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体 0.2
(PVP/VA S−630(ISP社製))
(7)ジメチルアクリルアミド・アクリロイルジメチルタウリンNaクロスポリマー(特開2005−132782の合成例4) 1.0
(8)POE(50)オレイルエーテル 0.5
(9)ポリエーテル変性シリコーン 0.3
(FZ−2222(東レダウコーニング株式会社製))
(10)真珠タンパクエキス 0.1
(11)香料 0.1
<製法>
(2)に融解させた(3)(8)、続いて(9)(11)を添加し、さらに(7)を入れ均一になるまで攪拌したものをアルコールパーツとする。一方、(1)に(4)(5)(6)(10)を添加し溶解させたものに、アルコールパーツを加え均一攪拌し透明ジェル状の整髪剤を得た。
処方例7 エアゾールスプレー
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例1の化合物 10.0
(4)アクリル樹脂アルカノールアミン 5.0
(プラスサイズL−9909B(互応化学工業株式会社製))
(5)ジグリセリン 0.5
(6)香料 0.1
<製法>
(2)に融解させた(3)、続いて(4)(6)を添加し、均一になるまで攪拌したものをアルコールパーツとする。一方、(1)に(5)を加え、さらにアルコールパーツを加え均一に攪拌したものを原液とする。この原液60%とジメチルエーテル40%をエアゾール缶に充填し混合し、エアゾールスプレーを得た。
処方例8 ミスト状整髪剤
(質量%)
(1)イオン交換水 残部
(2)エタノール 50.0
(3)試験例7の化合物 5.0
(4)1,3−BG 5.0
(5)香料 0.2
(6)ワインエキス 0.1
<製法>
(2)に融解させた(3)と、(5)(6)を添加しよく均一分散させたものをアルコールパーツとする。続いて、(1)に(4)を入れ透明溶解させたものにアルコールパーツを入れ、透明ミスト状の整髪剤を得た。

Claims (1)

  1. (a)常温(25℃)で固体で、水に不溶で低級アルコールに透明溶解可能なブロック型アルキレンオキシド誘導体((I)、(II)、(III)式から選ばれる1種または2種以上の化合物) 2〜30質量%と、
    (b)水および低級アルコールを含む溶媒とを含み、
    (a)成分が(b)成分に溶解するものであり、
    (b)成分の水の配合量が60質量%以下、低級アルコールの配合量が40質量%以上であって、
    塗布後低級アルコールの優先的な揮散に伴い、(a)成分が組成の変化した溶媒中で混和状態を経て、実質的に全溶媒が揮散することを特徴とする整髪用化粧料。
    Figure 0004728449
    (式中、AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基、EOはオキシエチレン基、p、q、rおよびsは平均付加モル数で、1≦p+r≦90、1≦q+s≦90である。炭素数3〜4のオキシアルキレン基とオキシエチレン基の合計に対するオキシエチレン基の割合は20〜80質量%である。RおよびRは同一もしくは異なっていてもよい炭素数1〜4の炭化水素基又は水素原子であり、Rは炭素数1〜36の直鎖または分岐の炭化水素基である。)
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