JP2016193853A - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】整髪保持力、アレンジ力に優れ、なおかつ、毛髪につやを付与する特性にも優れた整髪剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の整髪剤組成物は、成分A:パントテニルアルコールと、成分B:皮膜形成ポリマーと、成分C:ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコールとを含み、成分Aの含有量が0.5〜10.0質量%であり、成分Bの含有量が0.05〜10.0質量%であり、成分Cの含有量が0.05〜30.0質量%であり、成分Aの含有量に対する成分Bの含有量の質量比が0.05〜5であることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
毛髪を整えるために、液状、ジェル状、クリーム状及び固形状などの種々の性状の整髪剤組成物が用いられている。整髪剤組成物の発揮し得る整髪特性には様々なものがあり、例えば、毛髪同士をまとめる特性、毛髪の流れを作り髪型を作る特性、毛髪を固める特性、髪を立ち上げる特性、髪型を長時間保持する特性、毛髪につや(艶)を付与する特性、毛髪同士に滑りを良くしてさらさら感を付与する特性等が挙げられる。整髪剤は、目的とするヘアスタイルや、対象とする髪質などに応じて、上記の特性のうちの一つ又は複数を発揮するように設計されている。
例えば、従来、整髪剤組成物に特に毛髪を固める特性や髪型を長時間保持する特性を付与するために、皮膜形成ポリマーが用いられることが多い。皮膜形成ポリマーを用いた整髪剤組成物では、整髪後に、皮膜形成ポリマーに由来して、毛髪の表面に皮膜が形成される。このため、このような整髪剤組成物の毛髪を固める特性や髪型を長時間保持する特性は高くなる。一方で、毛髪の流れを作り髪型を作る特性は低下するため、髪型をアレンジすることが困難となる。
上記のような皮膜形成ポリマー配合による問題点を改良する試みとして、グリセリン脂肪酸エステル又はポリグリセリン脂肪酸エステルを併用することによりごわつきを改良した毛髪化粧料組成物(特許文献1)などが知られている。
特開2007−223943号公報
しかしながら、上記特許文献1の毛髪化粧料組成物においても、アレンジ力は未だ不十分であり、アレンジ力と整髪保持力の高いレベルでの両立はできていないのが現状である。さらに、近年、アレンジ力や整髪保持力に加えて、毛髪につやを付与できる整髪剤組成物が求められてきている。このつやの点でも、上記特許文献1の毛髪化粧料組成物は不十分であった。
従って、髪型を長時間保持する特性(整髪保持力)、毛髪の流れを作り髪型を作る特性(アレンジ力)、および毛髪につやを付与する特性を同時に高いレベルで発揮し得る整髪剤組成物を実現することは困難な現状であった。
本発明の目的は、整髪保持力、アレンジ力に優れ、なおかつ、毛髪につやを付与する特性にも優れた整髪剤組成物を提供することである。
本発明の整髪剤組成物は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)とを含み、上記成分(A)の含有量が0.5〜10.0質量%であり、上記成分(B)の含有量が0.05〜10.0質量%であり、上記成分(C)の含有量が0.05〜30.0質量%であり、上記成分(A)の含有量に対する上記成分(B)の含有量の質量比[(B)/(A)]が0.05〜5であることを特徴とする。
成分(A):パントテニルアルコール
成分(B):皮膜形成ポリマー
成分(C):ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコール
本発明の整髪剤組成物は、さらに、下記成分(D)を含んでいてもよい。
成分(D):(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを用いて得られるポリマー
上記成分(D)の含有量は0.02〜1.0質量%であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、上記構成を有することにより、毛髪の流れを作り髪型を作る特性(所謂、「アレンジ性」)及び髪型を長時間保持する特性(所謂、「整髪保持力」)に優れ、さらに毛髪につやを付与する特性にも優れる。
本発明の整髪剤組成物は、パントテニルアルコールと、皮膜形成ポリマーと、ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコールとを少なくとも含む。本明細書においては、上記「パントテニルアルコール」を「成分(A)」と称する場合がある。また、上記「皮膜形成ポリマー」を「成分(B)」と称する場合がある。さらに、上記「ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコール」を「成分(C)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物は、さらに、(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを用いて得られるポリマーを含んでいてもよい。本明細書においては、上記「(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを用いて得られるポリマー」を「成分(D)」と称する場合がある。
すなわち、本発明の整髪剤組成物は、成分(A)と成分(B)と成分(C)を少なくとも含む。本発明の整髪剤組成物は、さらに、成分(D)を含んでいてもよい。さらに他の成分を含んでいてもよい。上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
以下、本発明に係る整髪剤組成物に用いられる各成分の詳細を説明する。
(成分(A):パントテニルアルコール)
上記成分(A)は、パントテニルアルコール(パンテノール)である。上記成分(A)は、主として、アレンジ力を高める効果及び毛髪につやを付与する効果を有する。上記成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。上記パントテニルアルコールは、D体、L体、ラセミ体のいずれであってもよい。中でも、入手の容易性からD体(即ち、D−パントテニルアルコール)が好ましい。
上記成分(A)の市販品としては、例えば、BASFジャパン社製、商品名「D−Panthenol USP」;アルプス薬品工業社製、商品名「D−パントテニルアルコール」;DSNニュートリションジャパン社製、商品名「D−パントテニルアルコール」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(A)の含有量は、アレンジ力やつやを付与する効果を高める観点から、0.5質量%以上であり、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは1.3質量%以上である。また、使用感を向上する観点から、10.0質量%以下であり、好ましくは5.0質量%以下、より好ましくは3.0質量%以下である。上記成分(A)の含有量が上記下限以上であると、アレンジ力及び毛髪につやを付与する効果が良好になる。上記成分(A)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物ののびなじみが良好となり、使用感が良好になる。上記成分(A)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計量である。
(成分(B):皮膜形成ポリマー)
上記成分(B)は、皮膜形成ポリマーである。上記成分(B)は、例えば、溶媒に溶解して頭髪に塗布した後に、頭髪に皮膜を形成することができるポリマーである。上記成分(B)は、主として、整髪保持力を高める効果を有する。上記成分(B)としては、特に限定されないが、例えば、アニオン性皮膜形成ポリマー、カチオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマーなどが挙げられる。上記成分(B)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボルニルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体、ポリスチレンスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」及び/又は「メタクリル」を意味し、即ち、「アクリル」及び「メタクリル」の一方又は両方を意味する。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体などが挙げられる。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体[(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー]、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体などが挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体[(ビニルピロリドン/VA)コポリマー]、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルカプロラクタムなどが挙げられる。
上記の中でも、上記成分(B)としては、整髪保持力が特に良好となる観点から、アニオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマーが好ましい。中でも、アクリル樹脂アルカノールアミン、ポリビニルピロリドン、(ビニルピロリドン/VA)コポリマー、(VP/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール)コポリマー、(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマーが好ましい。特に、ポリビニルピロリドン、(ビニルピロリドン/VA)コポリマーが好ましい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(B)の含有量は、整髪保持力向上の観点から、0.05質量%以上であり、好ましくは0.5質量%以上である。また、ごわつき抑制やのびなじみ、使用感向上の観点から、10.0質量%以下であり、好ましくは5.0質量%以下である。上記成分(B)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。
上記成分(A)の含有量に対する上記成分(B)の含有量の質量比[(B)/(A)]は、アレンジ力と整髪保持力の両立の観点から、0.05以上であり、好ましくは0.07以上、より好ましくは0.1以上である。また、5以下であり、好ましくは3以下である。上記質量比を上記下限値以上とすることにより、整髪保持力が向上する。上記質量比を上記上限値以下とすることにより、のびなじみ、アレンジ力が向上する。
(成分(C):ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコール)
成分(C)は、ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコール(少なくとも1種の多価アルコール)である。上記ポリグリセリンの平均重合度は、3〜12が好ましく、より好ましくは5〜10である。上記成分(C)は、主として整髪保持力を低下させることなく、整髪後の頭髪につやを付与する役割を有する。上記成分(C)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(C)の含有量は、頭髪につやを付与する効果の観点から、0.05質量%以上であり、好ましくは3.0質量%以上であり、より好ましくは10.0質量%以上、20.0質量%以上である。また、整髪保持力を維持する観点から、30.0質量%以下であり、好ましくは27.0質量%以下である。上記成分(C)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(C)の含有量の合計量である。
(成分(D):(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを用いて得られるポリマー)
上記成分(D)は、(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを必須のモノマー成分として用いて得られるポリマーである。上記成分(D)は、毛髪につやを付与する効果をより一層高める効果を発揮する。上記成分(D)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(D)のポリマーを得るために用いられるモノマー成分は、(メタ)アクリル酸及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれた少なくとも1のモノマー成分(d1)と、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれた少なくとも1のモノマー成分(d2)とを少なくとも含む。さらに、その他のモノマー成分を含んでいてもよい。すなわち、上記成分(D)は、上記モノマー成分(d1)に由来する構成単位と上記モノマー成分(d2)に由来する構成単位とを少なくとも含むポリマーである。上記モノマー成分(d1)、上記モノマー成分(d2)は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記成分(D)としては、特に限定されないが、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.66〜67)で「ACRYLATES/STEARETH−20 METHACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.67)で「ACRYLATES/STEARETH−20 METHACRYLATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.57)で「ACRYLATES/BEHENETH−25 METHACRYLATE COPOLYMER((アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.68〜69)で「ACRYLATES/VINYL NEODECANOATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/ネオデカン酸ビニル)クロスポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.66)で「ACRYLATES/STEARETH−20 ITACONATE COPOLYMER((アクリレーツ/イタコン酸ステアレス−20)コポリマー)」と表記される化合物;INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第14版,第1巻,CTFA,2012年,p.60)で「ACRYLATES/CETETH−20 ITACONATE COPOLYMER((アクリレーツ/イタコン酸セテス−20)コポリマー)」と表記される化合物等が好ましい。
上記成分(D)の市販品としては、例えば、ダウケミカル社製、商品名「アキュリン22」、商品名「アキュリン88」、商品名「アキュリン28」、商品名「アキュリン38」;アクゾノーベル社製、商品名「STRUCTURE 2001」及び商品名「STRUCTURE 3001」等が挙げられる。
上記成分(D)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和されているか、又は塩基性物質で中和して用いられることが好ましい。この場合の塩基性物質としては、上述した塩基性物質が挙げられる。また、上記塩基性物質の添加量は、充分に中和された成分(D)となる量であるか、又は上記成分(D)を中和するのに充分な量であり、上記成分(D)及び上記塩基性物質の種類や上記成分(D)の使用量に応じて適宜配合すればよい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(D)の含有量は、毛髪につやを付与する効果及び増粘効果がより一層良好になる観点から、0.02質量%以上が好ましく、より好ましくは0.05質量%以上である。また、べたつきの抑制の観点から、1.0質量%以下が好ましく、より好ましくは0.5質量%以下である。上記成分(D)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
(他の成分)
本発明の整髪剤組成物は、水を含む。上記水としては、精製水が好ましい。本発明の整髪剤組成物100質量%中、水の含有量は、好ましくは20.0質量%以上、より好ましくは25.0質量%以上、好ましくは80.0質量%以下、より好ましくは70.0質量%以下である。
本発明の整髪剤組成物は、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマーを含んでもよい。本明細書においては、上記「カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー」を「成分(E)」と称する場合がある。上記成分(E)は、主として、系を増粘させる効果を有する。このため、本発明の整髪剤組成物をジェルや水溶性ポマードなどの剤型とする場合に有効である。上記成分(E)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
上記カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸の重合体であり、上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えばC10〜C30)の共重合体である。
上記カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名:カーボポール934、カーボポール940、カーボポール941、カーボポール981、カーボポール1342、カーボポール2984、カーボポールUltrez 10、カーボポールETD 2050(日本ルーブリゾール株式会社);商品名:AQUPEC HV−501、AQUPEC HV−504、AQUPEC HV−505、ハイビスワコー104、ハイビスワコー105(和光純薬工業株式会社)などが挙げられる。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名:PEMULEN TR−1、PEMULEN TR−2、カーボポールETD 2020、カーボポールULTREZ 20(日本ルーブリゾール株式会社)などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、上記成分(E)の含有量は、特に限定されないが、例えば、本発明の整髪剤組成物がジェル状である場合には、0.3質量%以上が好ましより好ましくは0.4質量%以上である。また、1.0質量%以下が好ましく、より好ましくは0.8%以下である。上記成分(E)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(E)の含有量の合計量である。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤等の界面活性剤;エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数2〜4の低級アルコール;グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール等の成分(C)以外の多価アルコール;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール及びオレイルアルコール等の炭素数12〜18の高級アルコール;ソルビトール、マルチトール及びトレハロース等の糖アルコール;シリコーン油;金属イオン封鎖剤;酸化防止剤;植物抽出エキス;染料;顔料;pH調整剤;香料;防腐剤;溶剤等を含んでいてもよい。
(整髪剤組成物の他の詳細)
本発明の整髪剤組成物の性状としては、特に限定されず、例えば、液状、ジェル状、クリーム状、グリース状などが挙げられる。中でも、毛髪への馴染みの観点から、ジェル状、グリース状であることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物の製造方法としては、特に限定されず、公知の整髪剤組成物の製造方法を用いることができる。本発明の整髪剤組成物の製造方法としては、例えば、各成分ディスパーミキサー、パドルミキサー等で攪拌し均一化する方法などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。上記容器としては、ボトル容器、ジャー容器、チューブ容器等が挙げられる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例では、下記の成分を用いた。
(成分(A))
パンテノール:BASFジャパン社製、商品名「D−Panthenol USP」、パントテニルアルコール
(成分(B))
PVP:第一工業製薬社製、商品名「クリージャス K−90」、ポリビニルピロリドン
(VP/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール)コポリマー:BASF社製、商品名「Luviset Clear AT 2」
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー(*1):大阪有機化学工業社製、商品名「PVA−6450」、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー(*2):交洋ファインケミカル社製、商品名「MV−6427F」、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー:交洋ファインケミカル社製、商品名「カフィックス AM−3016」、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体
ポリクオタニウム−11:大阪有機化学工業社製、商品名「H.C.ポリマー1N(M)」、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩
アクリル樹脂アルカノールアミン液:互応化学工業社製、商品名「プラスサイズL−6330」、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP
(成分(C))
ジグリセリン:阪本薬品工業社製、商品名「ジグリセリンS」
ジプロピレングリコール:AGCエスアイテック社製、商品名「DPG−FC」
ポリグリセリン:阪本薬品工業社製、商品名「ポリグリセリン#750」、ポリグリセリン−10
(成分(D))
(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー:ダウケミカル社製、商品名「アキュリンTM 22」、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)コポリマー
(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー:ダウケミカル社製、商品名「アキュリンTM 28」、(アクリレーツ/メタクリル酸ベヘネス−25)コポリマー
(アクリル酸アルキル/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー:ダウケミカル社製、商品名「アキュリンTM 88」、(アクリレーツ/メタクリル酸ステアレス−20)クロスポリマー
(成分(E))
カルボマー:和光純薬工業社製、商品名「ハイビスワコー104」、カルボキシビニルポリマー
(実施例1〜13及び比較例1〜6)
下記の表1〜3に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、整髪剤組成物を調製した。得られた整髪剤組成物の性状はいずれもジェル状であった。なお、表中の配合量は、純分の配合量で示した。
実施例および比較例で得られた各整髪剤組成物について、下記の評価を行った。評価結果は表中に示した。なお、評価は専門評価員3名が行った。
(1)のびなじみ
実施例および比較例で得られた各整髪剤組成物を、長さ10cmの毛束(重さ:約1.0g)に約0.5g塗布した。上記塗布時の整髪剤組成物ののびなじみを下記の基準で評価した。
<評価基準>
◎(優れる):整髪剤組成物が1回でスムーズにのびる。
○(良好):整髪剤組成物が2回でのびる。
×(不良):整髪剤組成物をのばすのに3回以上かかる。
(2)つや
上記「(1)のびなじみ」の評価後、整髪剤組成物が塗布された毛束を60℃で1時間乾燥した。乾燥後に上記毛束のつや(光沢)を観察し、下記の基準で評価した。
<評価基準>
◎(優れる):光沢が強い。
○(良好):やや光沢が強い。
×(不良):光沢があまりない。
(3)アレンジ力
上記「(2)つや」の評価後、整髪剤組成物が塗布され、乾燥された毛束を、手で曲げてくせ付けし、くせ付けの度合いを観察し、下記の基準で評価した。
<評価基準>
◎(優れる):良好にくせ付けすることができる。
○(良好):やや良好にくせ付けすることができる。
×(不良):くせ付けすることができない。
(4)整髪保持力
上記「(3)アレンジ力」の評価後、くせ付けした毛束を手で触り、整形(くせ付け)された毛束の変形の容易さを観察し、下記の基準で評価した。
<評価基準>
◎(優れる):整形した毛束の形が容易には変形しない。
○(良好):整形した毛束の形がやや容易に変形する。
×(不良):整形した毛髪の形が容易に変形する。
Figure 2016193853
Figure 2016193853
Figure 2016193853
また、上記実施例の整髪剤組成物が塗布され、乾燥された毛束はいずれもごわつきがなく良好な手触りであった。一方、比較例4の整髪剤組成物が塗布され、乾燥された毛束はごわつきが感じられ、手触りが不良であった。
本発明の整髪剤組成物の処方例を以下に示す。
(処方例1:グリース状整髪剤組成物)
カルボマー:0.5質量%
トリエタノールアミン:0.5質量%
ジグリセリン:15.0質量%
PVP:5.0質量%
パンテノール:5.0質量%
香料:0.1質量%
無水エタノール:2.0質量%
フェノキシエタノール :0.5質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.О.):0.7質量%
グリセリン:2.0質量%
マルチトール:2.0質量%
精製水:残部
合計:100質量%
(処方例2:ウォーター状整髪剤組成物)
カルボマー:0.2質量%
トリエタノールアミン:0.2質量%
ジグリセリン:5.0質量%
アクリル樹脂アルカノールアミン:0.5質量%
パンテノール:1.0質量%
香料:0.05質量%
無水エタノール:5.0質量%
フェノキシエタノール:0.5質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.О.):0.7質量%
1,3−ブチレングリコール:3.0質量%
精製水:残部
合計:100質量%

Claims (3)

  1. 下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)とを含み、
    前記成分(A)の含有量が0.5〜10.0質量%であり、前記成分(B)の含有量が0.05〜10.0質量%であり、前記成分(C)の含有量が0.05〜30.0質量%であり、
    前記成分(A)の含有量に対する前記成分(B)の含有量の質量比[(B)/(A)]が0.05〜5であることを特徴とする整髪剤組成物。
    成分(A):パントテニルアルコール
    成分(B):皮膜形成ポリマー
    成分(C):ジグリセリン、ポリグリセリン、及びジプロピレングリコールからなる群より選ばれた多価アルコール
  2. さらに、下記成分(D)を含む請求項1に記載の整髪剤組成物。
    成分(D):(メタ)アクリル酸、及び(メタ)アクリル酸アルキルエステルからなる群より選ばれたモノマーと、(メタ)アクリル酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、イタコン酸ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及びネオデカン酸ビニルからなる群より選ばれたモノマーとを用いて得られるポリマー
  3. 前記成分(D)の含有量が0.02〜1.0質量%である請求項2に記載の整髪剤組成物。
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