JP6909176B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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本発明は、毛髪化粧料に関する。
従来より、毛髪を整える整髪剤の機能(整髪力)を発揮するとともに、ちらほらとある白髪を目立たなくする特性を有する毛髪化粧料が用いられている。このような毛髪化粧料としては、例えば、多価アルコール、液状油分、セットポリマーなど、毛髪につや(艶)を付与する特性が高い成分を配合したものが知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。このような毛髪化粧料は、整髪後の艶により、白髪と黒髪の光の反射性を合わせることで白髪を目立たなくする技術を採用している。
特開平3−291210号公報 特開平8−59444号公報
しかしながら、整髪力を有し且つ白髪を目立たなくする従来の毛髪化粧料は、まとめる、固めるなどの整髪特性を有するものの、毛髪を立ち上げる力(立ち上げ力)に劣っていた。立ち上げ力に優れる整髪剤を好んで使用し、且つ白髪を目立たなくすることも可能な整髪剤を求める人が多数存在する一方で、これらの人に適する毛髪化粧料が存在していなかった。さらに、従来の技術では、白髪が目立たなくなるほどの艶を付与することができ且つ毛髪を立ち上げる力に優れる毛髪化粧料を得ることは困難であった。このため、毛髪を立ち上げる力に優れ、且つ白髪を目立たなくすることができる毛髪化粧料が求められている。
従って、本発明の目的は、毛髪を立ち上げる力に優れ、且つ白髪を目立たなくすることができる毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、オキシエチレンの平均付加モル数が特定範囲内にある二種のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、特定の数平均分子量のポリエチレングリコール、特定の増粘剤、特定の多価アルコール、及び特定の色剤をそれぞれ特定の配合量で含み、さらに水を含む毛髪化粧料が、毛髪を立ち上げる力に優れ、且つ白髪を目立たなくすることができることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
すなわち、本発明は、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、下記成分(F)、及び下記成分(G)を含み、上記成分(B)の含有割合が1.0〜15.0質量%、上記成分(C)の含有割合が1.0〜15.0質量%、上記成分(D)の含有割合が0.5〜6.0質量%、上記成分(E)の含有割合が0.1〜0.7質量%、上記成分(F)の含有割合が1.0〜15.0質量%、上記成分(G)の含有割合が0.001〜0.004質量%である、毛髪化粧料を提供する。
成分(A):水
成分(B):オキシエチレンの平均付加モル数30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
成分(C):オキシエチレンの平均付加モル数45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
成分(D):数平均分子量が300以上、8000以下のポリエチレングリコール
成分(E):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
成分(F):ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール
成分(G):青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤
上記毛髪化粧料は、さらに、下記成分(H)を含むことが好ましい。
成分(H):皮膜形成ポリマー
上記毛髪化粧料は、さらに、下記成分(I)を含むことが好ましい。
成分(I):数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット
本発明の毛髪化粧料によれば、毛髪を立ち上げる力に優れ、且つ白髪を目立たなくすることができる。
本発明の毛髪化粧料は、水;オキシエチレンの平均付加モル数30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;オキシエチレンの平均付加モル数45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油;数平均分子量が300以上、8000以下のポリエチレングリコール;カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー;ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール;並びに、青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤を少なくとも含む。
本明細書においては、水を「成分(A)」と称する場合がある。また、上記「オキシエチレンの平均付加モル数30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(B)」と称する場合がある。また、上記「オキシエチレンの平均付加モル数45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(C)」と称する場合がある。また、上記「数平均分子量が300以上、8000以下のポリエチレングリコール」を「成分(D)」と称する場合がある。さらに、上記「カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー」を「成分(E)」と称する場合がある。さらに、上記「ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール」を「成分(F)」と称する場合がある。さらに、上記「青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤」を「成分(G)」と称する場合がある。
本発明の毛髪化粧料は、さらに、皮膜形成ポリマーを含むことが好ましい。また、本発明の毛髪化粧料は、さらに、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットを含むことが好ましい。本明細書においては、上記「皮膜形成ポリマー」を「成分(H)」と称する場合がある。また、上記「数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット」を「成分(I)」と称する場合がある。
すなわち、本発明の毛髪化粧料は、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、及び成分(G)を少なくとも含む。また、本発明の毛髪化粧料は、さらに成分(H)及び/又は成分(I)を含むことが好ましい。本発明の毛髪化粧料は、上記成分(A)〜(I)以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明の毛髪化粧料に含まれる各成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)、成分(H)、成分(I)、及び他の成分などの各成分は、それぞれ、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
[成分(A)]
成分(A)は水である。成分(A)としては、精製水が好ましい。成分(A)は、本発明の毛髪化粧料を、ジェル状、グリース状などの水性の組成物として、油性感がなくさっぱりした感触とし、のびのよさを向上する効果を有する。本発明の毛髪化粧料中の成分(A)の含有割合は、特に限定されないが、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、25.0〜75.0質量%が好ましく、より好ましくは30.0〜65.0質量%である。
[成分(B)]
成分(B)は、オキシエチレンの平均付加モル数が30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。本発明の毛髪化粧料は、成分(B)を含むことにより、整髪後の毛髪に艶を付与することで白髪を目立たなくする特性に特に優れる。成分(B)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(B)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、毛髪に艶を付与する特性を発揮する観点から、30以上、40以下であり、好ましくは40である。
本発明の毛髪化粧料中の成分(B)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、1.0〜15.0質量%(すなわち、1.0質量%以上、15.0質量%以下)であり、好ましくは3.0〜10.0質量%、より好ましくは4.0〜8.0質量%である。上記含有割合を1.0質量%以上とすることにより、整髪後の毛髪に艶を付与することで白髪を目立たなくする特性に特に優れる。また、15.0質量%以下とすることにより、整髪後のべたつきが低減して使用感が向上する。上記成分(B)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(B)の合計量の割合である。
[成分(C)]
成分(C)は、オキシエチレンの平均付加モル数が45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。成分(C)を含むことにより、毛髪を立ち上げる力に特に優れる。成分(C)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(C)における、オキシエチレンの平均付加モル数は、毛髪を立ち上げる力を向上させる観点から、45以上、60以下であり、好ましくは50である。
本発明の毛髪化粧料中の成分(C)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、1.0〜15.0質量%であり、好ましくは5.0〜13.0質量%、より好ましくは7.0〜11.0質量%である。上記含有割合を1.0質量%以上とすることにより、特に毛髪を立ち上げる力に特に優れる。また、15.0質量%以下とすることにより、整髪後のべたつきが低減して使用感が向上する。上記成分(C)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(C)の合計量の割合である。
[成分(D)]
成分(D)は、数平均分子量が300以上、8000以下のポリエチレングリコールである。成分(D)を含むことにより、成分(B)及び成分(C)による毛髪を立ち上げる力をさらに向上させる。成分(D)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(D)の数平均分子量は、毛髪を立ち上げる力を向上させる観点から、300〜8000(300以上、8000以下)であり、好ましくは900〜7000である。
本発明の毛髪化粧料中の成分(D)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、0.5〜6.0質量%であり、好ましくは1.0〜5.0質量%、より好ましくは2.0〜4.0質量%である。上記含有割合を0.5質量%以上とすることにより、毛髪を立ち上げる力が充分に向上する。また、6.0質量%以下とすることにより、整髪後のべたつきが低減して使用感が向上する。上記含有割合が6.0質量%を超えると、成分(A)に他の配合成分が溶解しにくくなり、製剤安定性が低下する場合がある。また、整髪後にフレーキングが発生しやすくなる場合がある。上記成分(D)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(D)の合計量の割合である。
成分(C)は粘着性を有し、これにより髪型を作る際に毛髪を立ち上げる操作をしやすくする特性を発揮する。一方、成分(D)は毛髪化粧料が乾く際に毛髪化粧料にかたさを与えることにより毛髪を立ち上げやすくする特性を発揮する。このように、成分(C)と成分(D)とはそれぞれ、整髪時の異なる段階において毛髪の立ち上げに寄与するため、成分(C)と成分(D)を併用することによって、毛髪化粧料が優れた毛髪を立ち上げる力を発揮する。特に、毛髪を立ち上げる操作性と毛髪を立ち上げる力そのものを共に向上することにより、総合的に毛髪を立ち上げる力を向上し得る。成分(C)と成分(D)の質量比[成分(C)/成分(D)]は、特に限定されないが、毛髪を立ち上げる特性により優れる観点から、1.0〜13.0が好ましく、より好ましくは1.7〜5.5である。
[成分(E)]
成分(E)は、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマーである。すなわち、成分(E)は、カルボキシビニルポリマー及びアルキル変性カルボキシビニルポリマーのうちの、いずれか一方又は両方である。成分(E)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(E)は、毛髪化粧料を増粘させ、組成物を手に取って使用する場合などに垂れ落ちにくくし取り扱い性を向上でき、またべたつきを抑制することで使用感を向上でき、さらに、ジェル状やグリース状などの性状・剤型にしやすくすることができるため好ましい。
カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸の重合体であるものをいい、アルキル変性カルボキシビニルポリマーとは主としてアクリル酸とメタクリル酸アルキル(例えば炭素数が10〜30(C10〜C30))の共重合体であるものをいう。上記カルボキシビニルポリマーとしてとしては、特に限定されないが、INCI名で「CARBOMER(カルボマー)」と表記される化合物が挙げられる。上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーとしては、特に限定されないが、INCI名「ACRYLATES/C10−30 ALKYL ACRYLATE CROSSPOLYMER((アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー)」と表記される化合物が挙げられる。
上記カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名「Carbopol 934 Polymer」、商品名「Carbopol 940 Polymer」、商品名「Carbopol 941 Polymer」、商品名「Carbopol 980 Polymer」、商品名「Carbopol 981 Polymer」、商品名「Carbopol 1342 Polymer」、商品名「Carbopol 2984 Polymer」、商品名「Carbopol Ultrez 10 Polymer」、商品名「Carbopol ETD 2050 Polymer」(以上、Lubrizol Advanced Materials社製)、商品名「AQUPEC HV−501」、商品名「AQUPEC HV−504」、商品名「AQUPEC HV−505」(以上、住友精化株式会社製)、商品名「ハイビスワコー104」、商品名「ハイビスワコー105」(以上、和光純薬工業株式会社製)などが挙げられる。
上記アルキル変性カルボキシビニルポリマーの市販品としては、例えば、商品名「PEMULEN TR−1」、商品名「PEMULEN TR−2」、商品名「Carbopol ETD 2020 Polymer」、商品名「Carbopol ULTREZ 20 Polymer」、商品名「Carbopol ULTREZ 21 Polymer」、商品名「Carbopol SC−200 Polymer」(以上、Lubrizol Advanced Materials社製)などが挙げられる。
成分(E)は、特に限定されないが、塩基性物質で中和されているか、又は塩基性物質で中和して用いられてもよい。上記塩基性物質としては、例えば、トリエタノールアミンやモノエタノールアミン等のアルカノールアミン類、アンモニア、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の無機塩基、アルギニン等の塩基性アミノ酸などが挙げられる。また、上記塩基性物質の添加量は、充分に中和された成分(E)となる量であるか又は成分(E)を中和するのに充分な量であり、成分(E)及び上記塩基性物質の種類や成分(E)の使用量に応じて適宜配合すればよい。
本発明の毛髪化粧料中の成分(E)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、0.1〜0.7質量%であり、好ましくは0.3〜0.7質量%である。上記含有割合が0.1質量%以上であることにより、毛髪化粧料が充分に増粘して取り扱い性に優れる。また、0.7質量%以下であることにより、べたつきにくく、またのびのよさが向上し、使用感に優れる。上記成分(E)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(E)の合計量の割合である。
[成分(F)]
成分(F)は、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール(少なくとも1の多価アルコール)である。成分(F)を含むことにより、毛髪に艶を付与する特性を発揮し、白髪を目立たなくする効果を向上させる。成分(F)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
本発明の毛髪化粧料中の成分(F)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、1.0〜15.0質量%であり、好ましくは5.0〜13.0質量%である。上記含有割合が1.0質量%以上であることにより、艶を付与する効果が向上し、白髪を目立たなくする効果を充分に向上させる。また、15.0質量%以下であることにより、べたつきを抑制することができる。上記成分(F)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(F)の合計量の割合である。
成分(F)としては、白髪を目立たなくする特性による優れる観点から、上記の中でも、ジグリセリンが好ましい。成分(F)は、ジグリセリンを含むことが好ましい。本発明の毛髪化粧料中のジグリセリンの含有割合は、特に限定されないが、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、1.0〜15.0質量%が好ましく、より好ましくは5.0〜13.0質量%である。
[成分(G)]
成分(G)は、青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤である。上記色剤はいずれも緑〜紫の色を呈する色剤である。上記色剤を含むことにより、本発明の毛髪化粧料を用いて整髪した後、補色により白髪をぼかす効果を発揮し、白髪を目立たなくすることができる。成分(G)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
青色法定色素としては、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号が挙げられる。黒色法定色素としては、黒色401号が挙げられる。紫色法定色素としては、紫色201号、紫色401号が挙げられる。緑色法定色素としては、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料中の成分(G)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、0.001〜0.004質量%であり、好ましくは0.0015〜0.0035質量%である。上記含有割合が0.001質量%以上であることにより、補色により白髪を目立たなくすることができる。また、0.004質量%以下であることにより、衣服等に付着した際の着色を抑えることができる。上記成分(G)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(G)の合計量の割合である。
[成分(H)]
成分(H)は、皮膜形成ポリマーである。成分(H)は、例えば、溶媒に溶解して頭髪に塗布した後に、頭髪に皮膜を形成することができるポリマーである。成分(H)を配合すると、髪型を長時間保持する特性(整髪保持力)が向上するため好ましい。なお、本明細書において、成分(H)には、成分(D)、成分(E)、又は成分(I)に相当するポリマーは含まれないものとする。成分(H)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(H)としては、例えば、アニオン性皮膜形成ポリマー、カチオン性皮膜形成ポリマー、両性皮膜形成ポリマー、ノニオン性皮膜形成ポリマーなどが挙げられる。
上記アニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、アクリル樹脂アルカノールアミン、メチルビニルエーテル/マレイン酸エステル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/マレイン酸モノブチルエステル/イソボルニルアクリレート共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体、ポリビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、(スチレン/アクリル酸アルキル)共重合体、(スチレン/アクリル酸アミド)共重合体、アクリル酸アルキルエステル/メタクリル酸アルキルエステル/ジアセトンアクリルアミド/メタクリル酸共重合体、ウレタン−アクリル系共重合体、ポリスチレンスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。
上記カチオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩、ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/メタクリロイルアミノプロピルラウリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、(メタ)アクリル酸アルキルエステル/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、メタクリル酸ブチル/メタクリル酸2−エトキシエチル/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、塩化О−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、塩化メチルビニルイミダゾリウム・ビニルピロリドン共重合体、(ビニルピロリドン/ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド/ラウリルジメチルアミノプロピルメタクリルアミド)共重合体などが挙げられる。
上記両性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体[(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー]、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体、ジアルキルアミノエチルメタクリレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモノクロル酢酸両性化物、(イソブチレン/ジエチルアミノプロピルマレイミド/マレイン酸)共重合体などが挙げられる。
上記ノニオン性皮膜形成ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体[(ビニルピロリドン/VA)コポリマー]、ビニルピロリドン/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体、ビニルメチルエーテル・マレイン酸エチル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルカプロラクタム、ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル共重合体[(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー]などが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料中の成分(H)の含有割合は、特に限定されないが、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、0.5〜3.0質量%が好ましく、より好ましくは0.7〜2.0質量%である。上記含有割合が0.5質量%以上であると、整髪保持力が向上する。また、3.0質量%以下であると、乾燥後の毛髪の柔軟性が維持され毛髪の風合いが向上する。上記成分(H)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(H)の合計量の割合である。
[成分(I)]
成分(I)は、数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビットである。本発明の毛髪化粧料に成分(I)を配合することにより、本発明の毛髪化粧料の毛髪に艶を付与する効果が向上し、白髪を目立たなくする特性がより優れたものとなる。成分(I)は、一種のみを用いてもよいし、二種以上を用いてもよい。
成分(I)における、オキシプロピレンの平均付加モル数は、特に限定されないが、毛髪に艶を付与する効果を向上させ、白髪を目立たなくする特性により優れる観点から、4〜15が好ましく、より好ましくは8〜12である。
成分(I)の数平均分子量は、毛髪に艶を付与する効果を向上させ、白髪を目立たなくする特性をより優れたものとする観点から、300以上、1000以下である。成分(I)の数平均分子量は好ましくは400以上である。成分(I)の数平均分子量は好ましくは800以下である。
成分(I)の市販品としては、例えば、商品名「ニューポール SP−750」、商品名「サンニックス SP−750」(以上、三洋化成工業株式会社製)などが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料中の成分(I)の含有割合は、特に限定されないが、本発明の毛髪化粧料の総質量(100質量%)に対し、0.05〜5.0質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜3.0質量%である。上記含有割合が0.05質量%以上であると、毛髪に艶を付与する効果がより向上し、白髪を目立たなくする特性がより優れたものとなる。また、5.0質量%以下であると、べたつきを低減することができる。上記成分(I)の含有割合は、本発明の毛髪化粧料中の全ての成分(I)の合計量の割合である。
[その他の成分]
本発明の毛髪化粧料は、本発明の目的を阻害しない範囲内で、上記成分(A)〜(I)以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分しては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分などが挙げられる。具体的には、例えば、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数2〜4の低級アルコール;ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の成分(B)及び成分(C)以外の界面活性剤;1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール等の成分(F)以外の多価アルコール;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール等の炭素数12〜18の高級アルコール;ソルビトール、マルチトール、トレハロース等の糖アルコール;ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、キサンタンガム等の成分(E)以外の増粘剤;シリコーン油、植物油、エステル油、炭化水素油、ロウ、高級脂肪酸等の油剤;保湿剤;殺菌剤;パール化剤;グリチルリチン酸及びその塩等の抗炎症剤;メントール等の清涼剤;リン酸及びその塩類、クエン酸及びその塩類、乳酸及びその塩類、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン等のpH調整剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤(キレート剤);カオリン、シリカ、タルク等の粉体;ビタミン類;アミノ酸類;収斂剤;美白剤;動植物抽出物;防腐剤;溶剤;酸;アルカリなどが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、手に取って毛髪に塗布する場合に手からの垂れ落ちが生じにくく取り扱い性に優れる観点、毛髪を立ち上げる力に優れる観点から、ジェル状、グリース状が好ましい。即ち、本発明の毛髪化粧料は、ジェル状毛髪化粧料、グリース状毛髪化粧料であることが好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により製造することができる。例えば、各成分をディスパーミキサー、パドルミキサー等で攪拌し均一化する方法などが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。上記容器としては、ボトル容器、ジャー容器、チューブ容器などが挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、手に取って毛髪に塗布する場合に手からの垂れ落ちが生じにくく取扱い性に優れる観点から、粘度(25℃)が5000mPa・s以上であることが
好ましい。上記「粘度(25℃)」は、例えば、ブルックフィールド型回転粘度計を用いて25℃で測定することができる。
本発明の毛髪化粧料の稠度(25℃)は取扱い性に優れる観点から、40gf以下が好ましく、より好ましくは30gf以下である。上記「稠度(25℃)」は、例えば、17φ平型アダプターを備えた稠度計を用いて、25℃、スピード60mm/分、及びストローク20mmの条件で測定することができる。上記稠度計としては、株式会社サン科学製の「RHEO METER」などが挙げられる。
オキシエチレンの平均付加モル数30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油[成分(B)]及びオキシエチレンの平均付加モル数45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油[成分(C)]はいずれも毛髪を立ち上げる力と整髪後の毛髪に艶を付与する特性の両方を発揮するが、成分(B)は艶を付与する特性に、成分(C)は毛髪を立ち上げる力に、それぞれ特に優れるものであった。そして、本発明の毛髪化粧料は、成分(B)と成分(C)とを組み合わせて用いることで、双方の長所を発揮でき、毛髪を立ち上げる力と白髪を目立たなくする特性の両方に優れる。
そして、これらに加え、数平均分子量が300以上、8000以下のポリエチレングリコール[成分(D)]を配合することで、毛髪を立ち上げる力と艶を付与する効果をより向上させ、カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー[成分(E)]を配合することでべたつきを抑制しつつ系を増粘させて取り扱い性を向上させ、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール[成分(F)]を配合することで艶を付与する効果をより一層向上させる。さらに、青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤[成分(G)]を配合することで、艶により白髪と黒髪の光の反射性を合わせることに加え、毛髪中の黄色色素に由来する黄ばみを有する白髪を補色する効果により、白髪を目立たなくする効果に一層優れる。このような、白髪を目立たなくするほどの高い艶を付与し、且つ毛髪を立ち上げる力に優れる毛髪化粧料は、これまでに知られておらず、また技術的にも困難であったが、本発明により初めて達成されたものである。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、表に記載の配合量は、各成分の配合量(すなわち、各原料中の有効成分の配合量。所謂純分)であり、特記しない限り「質量%」で表す。
実施例1〜7、比較例1〜5
表に記した各成分(成分(A)〜(I)及びその他の成分)を用い、実施例及び比較例の各毛髪化粧料を常法により調製した。
表に記載の主な成分は、以下の通りである。
<成分(A)>
精製水
<成分(B)>
POE(40)硬化ヒマシ油:商品名「ブラウノンRCW−40」、青木油脂工業株式会社製、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(PEG−40水添ヒマシ油)、オキシエチレンの平均付加モル数:40
<成分(C)>
POE(50)硬化ヒマシ油:商品名「ブラウノンRCW−50」、青木油脂工業株式会社製、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(PEG−50水添ヒマシ油)、オキシエチレンの平均付加モル数:50
<成分(D)>
PEG4000:商品名「PEG#4000」、日油株式会社製、ポリエチレングリコール4000
PEG1500:商品名「PEG#1500」、日油株式会社製、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール300とポリエチレングリコール1540の混合物
PEG1000:商品名「PEG#1000」、日油株式会社製、ポリエチレングリコール1000
<成分(E)>
カルボキシビニルポリマー:商品名「カーボポール980」、日本ルーブリゾール株式会社製
<成分(H)>
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー:商品名「MV−6427F」、交洋ファインケミカル株式会社製、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体
<成分(I)>
ポリオキシプロピレンソルビット:商品名「サンニックス SP−750」、三洋化成工業株式会社製、数平均分子量690
(評価)
実施例及び比較例で得られた各毛髪化粧料について以下の通り評価した。評価結果は表に記載した。
[試験例1:毛髪を立ち上げる力]
実施例及び比較例で得られた各毛髪化粧料約0.5gを掌にとり、掌上でのばした後、ウィッグ(株式会社ビューラックス製、商品名「スタッフス カットウィッグ」)に塗布した。塗布は、ウィッグの左右いずれかの半分に対して行った。その後、手櫛で整髪を行い、ウィッグの頭頂部の毛髪を根元から上方へ立ち上げてまとめるように整髪を施した。そして、ウィッグの頭頂部の整髪状態より「毛髪を立ち上げる力」を下記の基準で判定した。
<毛髪を立ち上げる力の判定基準>
○(良好):毛髪を立ち上げるように整髪することができた。
×(不良):毛髪を立ち上げることができなかった。
[試験例2:白髪を目立たなくする特性]
実施例及び比較例で得られた各毛髪化粧料約0.2gを白髪10%混合毛束(株式会社ビューラックス製、商品名「BM−MIX−K10」)に塗布した。その後、塗布前の毛束と白髪の目立ち度合いを目視にて評価した。
<白髪の目立ち度合いの判定基準>
○(良好):未塗布毛束と比較し、白髪の量が明らかに少なく見える。
△(不十分):未塗布毛束と比較し、白髪の量がやや少なく見える。
×(不良):未塗布毛束と比較し、白髪の量が同じに見える。
Figure 0006909176
本発明の毛髪化粧料(実施例)は、毛髪を立ち上げる力及び白髪を目立たなくする特性に優れていた。一方、成分(B)を含まない場合(比較例1)、成分(F)を含まない場合(比較例4)、及び成分(G)を含まない場合(比較例5)には、白髪を目立たなくする特性に劣っていた。また、成分(C)を含まない場合(比較例2)及び成分(D)を含まない場合(比較例3)には、毛髪を立ち上げる力に劣っていた。
さらに、以下に、本発明の毛髪化粧料の処方例を示す。
(処方例1:ジェル状毛髪化粧料)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.О.) 4.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.О.) 6.5質量%
ポリエチレングリコール1000 2.0質量%
ポリエチレングリコール4000 1.0質量%
カルボキシビニルポリマー 0.4質量%
ジグリセリン 5.0質量%
紫色401号 0.002質量%
(ビニルピロリドン/VA)コポリマー 1.0質量%
香料 0.2質量%
無水エタノール 10.0質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
無水亜硫酸ナトリウム 0.05質量%
加水分解コラーゲン 0.5質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%
(処方例2:ジェル状毛髪化粧料)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.О.) 10.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.О.) 3.0質量%
ポリエチレングリコール1500 1.5質量%
ポリエチレングリコール4000 1.0質量%
カルボキシビニルポリマー 0.6質量%
ジグリセリン 5.0質量%
ジプロピレングリコリコール 5.0質量%
青色1号 0.0015質量%
(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー
1.0質量%
無水エタノール 5.0質量%
トリメチルグリシン 2.0質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
無水亜硫酸ナトリウム 0.05質量%
加水分解ヒアルロン酸 0.001質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%
(処方例3:ジェル状毛髪化粧料)
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.О.) 8.0質量%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.О.) 8.0質量%
ポリエチレングリコール1000 3.0質量%
ポリエチレングリコール4000 2.0質量%
カルボキシビニルポリマー 0.5質量%
ジグリセリン 15.0質量%
黒色401号 0.002質量%
ポリビニルピロリドン 1.0質量%
香料 0.2質量%
無水エタノール 10.0質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
エデト酸二ナトリウム 0.01質量%
シリカ 0.1質量%
加水分解コラーゲン 0.01質量%
精製水 残部
合計 100.0質量%

Claims (1)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、下記成分(F)、下記成分(G)、下記成分(H)、及び下記成分(I)を含み、
    前記成分(B)の含有割合が1.0〜15.0質量%、前記成分(C)の含有割合が1.0〜15.0質量%、前記成分(D)の含有割合が0.5〜6.0質量%、前記成分(E)の含有割合が0.1〜0.7質量%、前記成分(F)の含有割合が1.0〜15.0質量%、前記成分(G)の含有割合が0.001〜0.004質量%である、毛髪化粧料。
    成分(A):水
    成分(B):オキシエチレンの平均付加モル数30以上、40以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    成分(C):オキシエチレンの平均付加モル数45以上、60以下のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
    成分(D):数平均分子量が300以上、4000以下のポリエチレングリコール
    成分(E):カルボキシビニルポリマー及び/又はアルキル変性カルボキシビニルポリマー
    成分(F):ジグリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、及びプロピレングリコールからなる群より選択される1以上の多価アルコール
    成分(G):青色法定色素、黒色法定色素、紫色法定色素、緑色法定色素、ベンガラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸リチウムコバルト、及びマンガンバイオレットからなる群より選択される1以上の色剤
    成分(H):皮膜形成ポリマー
    成分(I):数平均分子量が300以上、1000以下であるポリオキシプロピレンソルビット
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