JPH07309732A - エアゾール型染毛剤 - Google Patents
エアゾール型染毛剤Info
- Publication number
- JPH07309732A JPH07309732A JP6128381A JP12838194A JPH07309732A JP H07309732 A JPH07309732 A JP H07309732A JP 6128381 A JP6128381 A JP 6128381A JP 12838194 A JP12838194 A JP 12838194A JP H07309732 A JPH07309732 A JP H07309732A
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- Japan
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- poe
- hair dye
- phenylenediamine
- aerosol type
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a)N,N−ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)−p−フェニレンジアミンまたはその塩、および
(b)液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルを
含有することを特徴とするエアゾール型染毛剤。 【効果】 地肌汚れが少なく、安定性に優れた効果が得
られる。
ル)−p−フェニレンジアミンまたはその塩、および
(b)液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルを
含有することを特徴とするエアゾール型染毛剤。 【効果】 地肌汚れが少なく、安定性に優れた効果が得
られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明はエアゾール型染毛剤に
関するもので、地肌汚れの少ない、安定性に優れたエア
ゾール型染毛剤に関するものである。
関するもので、地肌汚れの少ない、安定性に優れたエア
ゾール型染毛剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、染毛剤としては酸化染料中間体
を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤よりなる二
剤型の酸化染毛剤が広く利用されている。この染毛剤は
無色の低分子の酸化染料中間体を毛髪中に浸透させ、髪
の中で酸化重合を行なわせることにより色素を生成させ
毛髪を染着するものである。これらの染毛剤は要望に応
じた種々の色調に毛髪を染毛することができ、しかも、
その染毛力も優れているので非常に便利なものであり、
広く利用されていた。
を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤よりなる二
剤型の酸化染毛剤が広く利用されている。この染毛剤は
無色の低分子の酸化染料中間体を毛髪中に浸透させ、髪
の中で酸化重合を行なわせることにより色素を生成させ
毛髪を染着するものである。これらの染毛剤は要望に応
じた種々の色調に毛髪を染毛することができ、しかも、
その染毛力も優れているので非常に便利なものであり、
広く利用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、二剤
型の場合、使用直前に混合する操作が必要で、また混合
してすぐに毛髪へ塗布しなければならないなど、面倒な
制約があった。また、地肌に染着した場合、汚れを除去
することが困難であるという問題もあった。また、一剤
型の場合、空気中の酸素により速やかに発色させること
が必要であるが、一方、保存中に酸化されやすいという
安定性に問題もあった。
型の場合、使用直前に混合する操作が必要で、また混合
してすぐに毛髪へ塗布しなければならないなど、面倒な
制約があった。また、地肌に染着した場合、汚れを除去
することが困難であるという問題もあった。また、一剤
型の場合、空気中の酸素により速やかに発色させること
が必要であるが、一方、保存中に酸化されやすいという
安定性に問題もあった。
【0004】本発明は、上記課題を解決し、地肌汚れの
少ない、安定性に優れたエアゾール型染毛剤を提供する
ことを目的とする。
少ない、安定性に優れたエアゾール型染毛剤を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】 すなわち、本
発明の趣旨は、(a)N,N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)−p−フェニレンジアミンまたはその塩、および
(b)液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルか
らなることを特徴とするエアゾール型染毛剤にある。
発明の趣旨は、(a)N,N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)−p−フェニレンジアミンまたはその塩、および
(b)液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルか
らなることを特徴とするエアゾール型染毛剤にある。
【0006】以下、本発明の構成について詳細に説明す
る。本発明において(a)群成分として使用されるの
は、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェ
ニレンジアミンおよびその塩である。(a)群成分の配
合量は0.01〜15重量%であり、0.01重量%よ
りも少ないと十分な染毛効果が得られず、15重量%を
越えても、その効果は変わらず経済的ではない。なお、
配合量の下限については、0.1重量%が好ましく、
0.1重量%以上配合することにより、より優れた染毛
効果が得られる。上限については、10重量%が好まし
く、10重量%を越えた場合は染毛効果の上昇は少なく
なる。
る。本発明において(a)群成分として使用されるの
は、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェ
ニレンジアミンおよびその塩である。(a)群成分の配
合量は0.01〜15重量%であり、0.01重量%よ
りも少ないと十分な染毛効果が得られず、15重量%を
越えても、その効果は変わらず経済的ではない。なお、
配合量の下限については、0.1重量%が好ましく、
0.1重量%以上配合することにより、より優れた染毛
効果が得られる。上限については、10重量%が好まし
く、10重量%を越えた場合は染毛効果の上昇は少なく
なる。
【0007】(a)群成分と共に、(b)群成分とし
て、液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルを含
有することにより、地肌汚れの少ない、安定性に優れた
効果が得られる。その配合量は、1〜50重量%であ
り、1重量%よりも少ないか、あるいは50重量%を越
えると、地肌汚れがあり、安定性にも問題が生じる恐れ
がある。なお、配合量の下限については、3重量%が好
ましく、3重量%以上配合することにより、より優れた
地肌汚れの防止効果および安定性が得られる。上限につ
いては、30重量%が好ましく、30重量%を越えた場
合は地肌汚れの防止効果および安定性の上昇は少なくな
る。
て、液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルを含
有することにより、地肌汚れの少ない、安定性に優れた
効果が得られる。その配合量は、1〜50重量%であ
り、1重量%よりも少ないか、あるいは50重量%を越
えると、地肌汚れがあり、安定性にも問題が生じる恐れ
がある。なお、配合量の下限については、3重量%が好
ましく、3重量%以上配合することにより、より優れた
地肌汚れの防止効果および安定性が得られる。上限につ
いては、30重量%が好ましく、30重量%を越えた場
合は地肌汚れの防止効果および安定性の上昇は少なくな
る。
【0008】さらに(c)群成分として、2,4−ジア
ミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、ピ
ロガロール、没食子酸、フロログルシンまたはその塩を
含有することにより、染色性により優れた効果が得られ
る。(c)群成分の配合量は0.01〜10重量%であ
り、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性が得ら
れず、10重量%を越えても、その効果は変わらず経済
的ではない。なお、配合量の下限については、0.1重
量%が好ましく、0.1重量%以上配合することによ
り、より優れた染色性が得られる。上限については、5
重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は染色性の上
昇は少なくなる。また、(a)群成分と(c)群成分の
重量比はa:b=1:0.01〜5であると、より優れ
た染色性が得られる。
ミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、ピ
ロガロール、没食子酸、フロログルシンまたはその塩を
含有することにより、染色性により優れた効果が得られ
る。(c)群成分の配合量は0.01〜10重量%であ
り、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性が得ら
れず、10重量%を越えても、その効果は変わらず経済
的ではない。なお、配合量の下限については、0.1重
量%が好ましく、0.1重量%以上配合することによ
り、より優れた染色性が得られる。上限については、5
重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は染色性の上
昇は少なくなる。また、(a)群成分と(c)群成分の
重量比はa:b=1:0.01〜5であると、より優れ
た染色性が得られる。
【0009】さらに(d)群成分として、p−アミノフ
ェノール、2−クロル−p−フェニレンジアミン、p−
アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、レゾ
ルシン、p−メチルアミノフェノール、5−(2−ヒド
ロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,6
−ジアミノピリジン、m−フェニレンジアミン、1,5
−ジヒドロキシナフタレンまたはその塩を含有すること
により、染め上がりおよび染色性により優れた効果が得
られる。(d)群成分の配合量は0.01〜10重量%
であり、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性お
よび堅牢性が得られず、10重量%を越えても、その効
果は変わらず経済的ではない。なお、配合量の下限につ
いては、0.1重量%が好ましく、0.1重量%以上配
合することにより、より優れた染色性および堅牢性が得
られる。上限については、5重量%が好ましく、5重量
%を越えた場合は染色性および堅牢性の上昇は少なくな
る。また、重量比がa:d=1:0.01〜5であると
より優れた染色性および堅牢性が得られる。
ェノール、2−クロル−p−フェニレンジアミン、p−
アミノ−o−クレゾール、m−アミノフェノール、レゾ
ルシン、p−メチルアミノフェノール、5−(2−ヒド
ロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール、2,6
−ジアミノピリジン、m−フェニレンジアミン、1,5
−ジヒドロキシナフタレンまたはその塩を含有すること
により、染め上がりおよび染色性により優れた効果が得
られる。(d)群成分の配合量は0.01〜10重量%
であり、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性お
よび堅牢性が得られず、10重量%を越えても、その効
果は変わらず経済的ではない。なお、配合量の下限につ
いては、0.1重量%が好ましく、0.1重量%以上配
合することにより、より優れた染色性および堅牢性が得
られる。上限については、5重量%が好ましく、5重量
%を越えた場合は染色性および堅牢性の上昇は少なくな
る。また、重量比がa:d=1:0.01〜5であると
より優れた染色性および堅牢性が得られる。
【0010】さらに、(e)群成分として、直接染料を
配合することにより、染め上がりおよび染色性により優
れた効果が得られる。例えば、4−ニトロ−o−フェニ
レンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、
ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノ
ン、1,4−ジアミノアントラキノン、ピクラミン酸お
よびその塩、「医薬品等に使用することができるタール
色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により
定められた酸性染料である、赤色2号、赤色3号、赤色
102号、赤色104号の(1)、赤色105号の
(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、
赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色2
31号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、
赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4
号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の
(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の
(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色20
5号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色
3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑
色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色
202号、青色203号、青色205号、かっ色201
号、黒色401号などが挙げられる。その配合量は0.
001〜10重量%であり、0.001重量%よりも少
ないと十分な染め上がりおよび染色性が得られず、10
重量%を越えても、その効果は変わらず経済的ではな
い。なお、配合量の下限については、0.01重量%が
好ましく、0.01重量%以上配合することにより、よ
り優れた染め上がりおよび染色性が得られる。上限につ
いては、5重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は
染め上がりおよび染色性の上昇は少なくなる。
配合することにより、染め上がりおよび染色性により優
れた効果が得られる。例えば、4−ニトロ−o−フェニ
レンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、
ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノ
ン、1,4−ジアミノアントラキノン、ピクラミン酸お
よびその塩、「医薬品等に使用することができるタール
色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により
定められた酸性染料である、赤色2号、赤色3号、赤色
102号、赤色104号の(1)、赤色105号の
(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、
赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色2
31号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、
赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4
号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の
(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の
(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色20
5号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色
3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑
色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色
202号、青色203号、青色205号、かっ色201
号、黒色401号などが挙げられる。その配合量は0.
001〜10重量%であり、0.001重量%よりも少
ないと十分な染め上がりおよび染色性が得られず、10
重量%を越えても、その効果は変わらず経済的ではな
い。なお、配合量の下限については、0.01重量%が
好ましく、0.01重量%以上配合することにより、よ
り優れた染め上がりおよび染色性が得られる。上限につ
いては、5重量%が好ましく、5重量%を越えた場合は
染め上がりおよび染色性の上昇は少なくなる。
【0011】なお、(a)、(c)、(d)および
(e)群成分の塩としては、例えば、有機酸の塩あるい
は無機酸の塩、すなわち、硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩、
酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩等が挙げ
られる。
(e)群成分の塩としては、例えば、有機酸の塩あるい
は無機酸の塩、すなわち、硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩、
酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩等が挙げ
られる。
【0012】さらに、(f)群成分として高級アルコー
ルおよび/または炭化水素を加えると、安定性、染毛操
作性(例えば毛髪への塗布のしやすさ、垂れ落ちない、
混合操作の容易さなど)、染色性および堅牢性の点で優
れた効果が得られる。その配合量は0.1〜30重量%
であり、0.1重量%よりも少ないと十分な安定性、染
毛操作性、染色性および堅牢性が得られず、30重量%
を越えても、その効果は変わらず経済的ではない。な
お、配合量の下限については、1重量%が好ましく、1
重量%以上配合することにより、より優れた安定性、染
毛操作性、染色性および堅牢性の効果が得られる。上限
については、20重量%が好ましく、20重量%を越え
た場合は安定性、染毛操作性、染色性および堅牢性の効
果の上昇は少なくなる。
ルおよび/または炭化水素を加えると、安定性、染毛操
作性(例えば毛髪への塗布のしやすさ、垂れ落ちない、
混合操作の容易さなど)、染色性および堅牢性の点で優
れた効果が得られる。その配合量は0.1〜30重量%
であり、0.1重量%よりも少ないと十分な安定性、染
毛操作性、染色性および堅牢性が得られず、30重量%
を越えても、その効果は変わらず経済的ではない。な
お、配合量の下限については、1重量%が好ましく、1
重量%以上配合することにより、より優れた安定性、染
毛操作性、染色性および堅牢性の効果が得られる。上限
については、20重量%が好ましく、20重量%を越え
た場合は安定性、染毛操作性、染色性および堅牢性の効
果の上昇は少なくなる。
【0013】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、
オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オ
クチルドデカノールなどが挙げられる。これらの中でも
特に安定性の点から直鎖高級飽和アルコールであるラウ
リルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコールが好ましい。
ルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、
オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−オ
クチルドデカノールなどが挙げられる。これらの中でも
特に安定性の点から直鎖高級飽和アルコールであるラウ
リルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコールが好ましい。
【0014】炭化水素としては、例えば、パラフィン、
流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動パラフ
ィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン、セレシン、マイクロクリス
タリンワックス、オゾケライト、プリスタンなどが挙げ
られる。
流動パラフィン、流動イソパラフィン、軽質流動パラフ
ィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィ
ン、ワセリン、スクワラン、セレシン、マイクロクリス
タリンワックス、オゾケライト、プリスタンなどが挙げ
られる。
【0015】さらに(g)群成分として次に挙げる界面
活性剤を少なくとも1種以上加えると染色性及び堅牢性
の点で優れた効果が得られる。例えば、アニオン性界面
活性剤としては次のものが挙げられる。 1.硫酸エステル塩 1−1)アルキル硫酸エステル塩 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリ
ウム、ステアリル硫酸ナトリウムなど 1−2)アルキル及びアルキルアリルエーテル硫酸エス
テル塩 ポリオキシエチレン(以下、POEと略す。)ラウリル
エーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸ア
ンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、
POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、P
OEアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミン、POE
アルキルエーテル硫酸アンモニウムなど 1−3)高級脂肪酸エステル塩の硫酸エステル塩 硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウムなど 1−4)高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル
塩 1−5)硫酸化油硫酸化ヒマシ油など 2.リン酸エステル塩 POEラウリルエーテルリン酸、POEオレイルエーテ
ルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POEステア
リルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリン酸、
POEアルキルフェニルエーテルリン酸、およびその塩
(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩)など 3.スルホン酸塩 3−1)α−オレフィンスルホン酸塩 3−2)高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩 3−3)高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルロ
チルタウリンナトリウムなど 3−4)アルキルベンゼンスルホン酸塩 ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミンなど 3−5)スルホコハク酸塩 スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二
ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、PO
Eスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク
酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリ
ウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二
ナトリウムなど 4.カルボン酸塩 4−1)高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物 ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサル
コシン塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウ
ム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウ
ム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムな
どN−アシルグルタミン酸塩 4−2)脂肪酸石鹸 オレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸
などのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミ
ン塩あるいはアンモニウム塩
活性剤を少なくとも1種以上加えると染色性及び堅牢性
の点で優れた効果が得られる。例えば、アニオン性界面
活性剤としては次のものが挙げられる。 1.硫酸エステル塩 1−1)アルキル硫酸エステル塩 ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノール
アミン、ラウリル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリ
ウム、ステアリル硫酸ナトリウムなど 1−2)アルキル及びアルキルアリルエーテル硫酸エス
テル塩 ポリオキシエチレン(以下、POEと略す。)ラウリル
エーテル硫酸ナトリウム、POEラウリルエーテル硫酸
トリエタノールアミン、POEラウリルエーテル硫酸ア
ンモニウム、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム、
POEアルキルエーテル硫酸トリエタノールアミン、P
OEアルキルエーテル硫酸ジエタノールアミン、POE
アルキルエーテル硫酸アンモニウムなど 1−3)高級脂肪酸エステル塩の硫酸エステル塩 硬化ヤシ油脂肪酸グリセリル硫酸ナトリウムなど 1−4)高級脂肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル
塩 1−5)硫酸化油硫酸化ヒマシ油など 2.リン酸エステル塩 POEラウリルエーテルリン酸、POEオレイルエーテ
ルリン酸、POEセチルエーテルリン酸、POEステア
リルエーテルリン酸、POEアルキルエーテルリン酸、
POEアルキルフェニルエーテルリン酸、およびその塩
(ナトリウム塩、トリエタノールアミン塩)など 3.スルホン酸塩 3−1)α−オレフィンスルホン酸塩 3−2)高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩 3−3)高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩 ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウロイルロ
チルタウリンナトリウムなど 3−4)アルキルベンゼンスルホン酸塩 ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミンなど 3−5)スルホコハク酸塩 スルホコハク酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二
ナトリウム、POEスルホコハク酸二ナトリウム、PO
Eスルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、スルホコハク
酸POEラウロイルエタノールアミドエステル二ナトリ
ウム、ウンデシレノイルアミドエチルスルホコハク酸二
ナトリウムなど 4.カルボン酸塩 4−1)高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物 ラウロイルサルコシンナトリウムなどのN−アシルサル
コシン塩、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ナトリウ
ム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸二ナトリウ
ム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウムな
どN−アシルグルタミン酸塩 4−2)脂肪酸石鹸 オレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸
などのナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミ
ン塩あるいはアンモニウム塩
【0016】また、非イオン性界面活性剤としては次の
ものが挙げられる。 1.POEアルキルエーテル POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、P
OEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、PO
Eラウリルエーテルなど 2.POEアルキルアリルエーテル POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニ
ルエーテルなど 3.POEソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸P
OEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、
モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸PO
Eソルビタンなど 4.POEグリセリルモノ脂肪酸エステル モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸
POEグリセリンなど5.POEソルビトール脂肪酸エ
ステル テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン
酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビッ
ト、POEソルビットミツロウなど 6.ヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体 POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油など 7.POE脂肪酸エステル モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチ
レングリコールなど 8.高級脂肪酸グリセリンエステル 親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリ
ン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ンなど 9.ソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタ
ン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソル
ビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸
ソルビタンなど 10.ラノリン誘導体 POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEソ
ルビトールラノリンなど 11.アルキロールアミド ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミドなど 12.POE脂肪酸アミド POEステアリン酸アミドなど 13.ショ糖脂肪酸エステル 14.アルキルアミンオキシド ジメチルラウリルアミンオキシドなど
ものが挙げられる。 1.POEアルキルエーテル POEセチルエーテル、POEステアリルエーテル、P
OEベヘニルエーテル、POEオレイルエーテル、PO
Eラウリルエーテルなど 2.POEアルキルアリルエーテル POEノニルフェニルエーテル、POEオクチルフェニ
ルエーテルなど 3.POEソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸POEソルビタン、モノステアリン酸P
OEソルビタン、モノパルミチン酸POEソルビタン、
モノラウリン酸POEソルビタン、トリオレイン酸PO
Eソルビタンなど 4.POEグリセリルモノ脂肪酸エステル モノステアリン酸POEグリセリン、モノミリスチン酸
POEグリセリンなど5.POEソルビトール脂肪酸エ
ステル テトラオレイン酸POEソルビット、ヘキサステアリン
酸POEソルビット、モノラウリン酸POEソルビッ
ト、POEソルビットミツロウなど 6.ヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体 POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油など 7.POE脂肪酸エステル モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリ
ン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチ
レングリコールなど 8.高級脂肪酸グリセリンエステル 親油型モノオレイン酸グリセリン、親油型モノステアリ
ン酸グリセリン、自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ンなど 9.ソルビタン脂肪酸エステル モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタ
ン、トリオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソル
ビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸
ソルビタンなど 10.ラノリン誘導体 POEラノリン、POEラノリンアルコール、POEソ
ルビトールラノリンなど 11.アルキロールアミド ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミドなど 12.POE脂肪酸アミド POEステアリン酸アミドなど 13.ショ糖脂肪酸エステル 14.アルキルアミンオキシド ジメチルラウリルアミンオキシドなど
【0017】また、両性界面活性剤としてはカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型
などが挙げられ、例えば、2−アルキル−N−カルボキ
シメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
イン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシ
ノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイ
ミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウン
デシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリ
ルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、
ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油
アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボ
キシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシ
ド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−
N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒ
ドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナト
リウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カ
ルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダ
ゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピ
オン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナト
リウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチ
ルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン液等が挙げられる。
型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型
などが挙げられ、例えば、2−アルキル−N−カルボキ
シメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタ
イン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウンデシ
ノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメチルイ
ミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシルヒドロ
キシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウン
デシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチル
イミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチ
ルグリシン液、ステアリルジヒドロキシエチルベタイ
ン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリ
ルジメチルベタインナトリウム液、ビス(ステアリル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯体、
ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキ
シエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤシ油
アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボ
キシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキシ
ド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル−
N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒ
ドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシエチルイミダゾリニウムジナト
リウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ油
脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−カ
ルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミダ
ゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロピ
オン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプロ
ピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキシ
エチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナト
リウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエチ
ルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタ
イン液等が挙げられる。
【0018】また、カチオン性界面活性剤としては、下
記(1)式に示す一般式で表されるものが用いられる。
例えば、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラ
ウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチル
アンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリル
トリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアン
モニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化
ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウ
ム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩
化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げ
られる。
記(1)式に示す一般式で表されるものが用いられる。
例えば、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラ
ウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチル
アンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリル
トリメチルアンモニウム、臭化ラウリルトリメチルアン
モニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化
ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウ
ム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩
化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げ
られる。
【0019】
【化1】 (1)式中、R1,R2,R3,R4の1〜2個は直鎖また
は分枝鎖の炭素数8〜20の長鎖アルキル基、または長
鎖ヒドロキシアルキル基を示し、残余は炭素数1〜3の
アルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、Xはハ
ロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル硫酸基を示
す。
は分枝鎖の炭素数8〜20の長鎖アルキル基、または長
鎖ヒドロキシアルキル基を示し、残余は炭素数1〜3の
アルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、Xはハ
ロゲン原子または炭素数1〜2のアルキル硫酸基を示
す。
【0020】その配合量は、0.01〜40重量%であ
り、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性および
堅牢性が得られず、40重量%を越えても、その効果は
変わらず経済的ではない。なお、配合量の下限について
は、0.1重量%が好ましく、0.1重量%以上配合す
ることにより、より優れた染色性および堅牢性が得られ
る。上限については、30重量%が好ましく、30重量
%を越えた場合は染色性および堅牢性の上昇は少なくな
る。特に、アニオン性界面活性剤及び/又は非イオン性
界面活性剤を用いると染色性、堅牢性の点でより優れた
効果が得られる。また、(f)群成分と(g)群成分の
重量比はf:g=1:0.1〜10であると、より優れ
た染色性と堅牢性が得られる。
り、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性および
堅牢性が得られず、40重量%を越えても、その効果は
変わらず経済的ではない。なお、配合量の下限について
は、0.1重量%が好ましく、0.1重量%以上配合す
ることにより、より優れた染色性および堅牢性が得られ
る。上限については、30重量%が好ましく、30重量
%を越えた場合は染色性および堅牢性の上昇は少なくな
る。特に、アニオン性界面活性剤及び/又は非イオン性
界面活性剤を用いると染色性、堅牢性の点でより優れた
効果が得られる。また、(f)群成分と(g)群成分の
重量比はf:g=1:0.1〜10であると、より優れ
た染色性と堅牢性が得られる。
【0021】その他の酸化染料中間体としては、パラフ
ェニレンジアミン類、パラトルイレンジアミン類、アミ
ノフェノール類、アミノニトロフェノール類、ジフェニ
ルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニル
フェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類等およびそ
れらの塩類が挙げられる。その配合量は例えば、染毛剤
組成物の全重量に対して0.01〜10重量%程度であ
る。また、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発
行,薬事日報社)に収載されたものを用いることができ
る。更に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の保湿剤、亜硫酸塩、アスコルビン
酸等の安定剤、カルボキシメチルセルロース、第4級窒
素含有セルロースエーテル、キサンタンガム、カチオン
化ポリマー等の増粘剤、アンモニア、アルカノールアミ
ン等のアルカリ剤、香料などを必要に応じて適宜、配合
することができる。
ェニレンジアミン類、パラトルイレンジアミン類、アミ
ノフェノール類、アミノニトロフェノール類、ジフェニ
ルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニル
フェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類等およびそ
れらの塩類が挙げられる。その配合量は例えば、染毛剤
組成物の全重量に対して0.01〜10重量%程度であ
る。また、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発
行,薬事日報社)に収載されたものを用いることができ
る。更に、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の保湿剤、亜硫酸塩、アスコルビン
酸等の安定剤、カルボキシメチルセルロース、第4級窒
素含有セルロースエーテル、キサンタンガム、カチオン
化ポリマー等の増粘剤、アンモニア、アルカノールアミ
ン等のアルカリ剤、香料などを必要に応じて適宜、配合
することができる。
【0022】本発明のエアゾール型染毛剤を充填するた
めの容器としてアルミニウム缶の内層を樹脂でコーティ
ングした容器、あるいはポリエチレンテレフタレート、
ポリアクリロニトリルなどの合成樹脂製の容器が挙げら
れるが、耐薬品性の点からポリエチレンテレフタレート
製の容器(PET容器)が好ましい。
めの容器としてアルミニウム缶の内層を樹脂でコーティ
ングした容器、あるいはポリエチレンテレフタレート、
ポリアクリロニトリルなどの合成樹脂製の容器が挙げら
れるが、耐薬品性の点からポリエチレンテレフタレート
製の容器(PET容器)が好ましい。
【0023】この染毛剤を使用する場合は、毛髪に塗布
し、10〜30分放置した後、洗髪する。また、徐染性
タイプとした場合は、2〜数回染毛操作を繰り返すこと
により、人に気づかれずに徐々に白髪を目立たなくさせ
ることができる。
し、10〜30分放置した後、洗髪する。また、徐染性
タイプとした場合は、2〜数回染毛操作を繰り返すこと
により、人に気づかれずに徐々に白髪を目立たなくさせ
ることができる。
【0024】
<実施例1および比較例1〜3>
【0025】
【表1】
【0026】<評価方法> 1.地肌汚れ 上記のエアゾール型染毛剤1gを腕の内側部に直径1c
mの円状範囲に塗り、10分間放置した後、温水で洗い
流す。さらに石鹸を使用して1分間指で軽くこすり、温
水で洗い流した後、皮膚への染着の度合いを下記の基準
により評価し、結果を表1に示した。 ○…ほとんど跡が残らない。 △…わずかに褐色の跡が残る。 ×…褐色の跡が残る。
mの円状範囲に塗り、10分間放置した後、温水で洗い
流す。さらに石鹸を使用して1分間指で軽くこすり、温
水で洗い流した後、皮膚への染着の度合いを下記の基準
により評価し、結果を表1に示した。 ○…ほとんど跡が残らない。 △…わずかに褐色の跡が残る。 ×…褐色の跡が残る。
【0027】2.安定性 上記のエアゾール型染毛剤をPET容器に充填し、室温
で60日間放置した後のN,N−ビス(2−ヒドロキシ
エチル)−p−フェニレンジアミンまたはp−フェニレ
ンジアミンの安定性を調べた。そして調製時を100%
として下記の基準で評価し、結果を表1に示した。 ○…95%以上の安定性 △…85%〜94%の安定性 ×…85%未満の安定性
で60日間放置した後のN,N−ビス(2−ヒドロキシ
エチル)−p−フェニレンジアミンまたはp−フェニレ
ンジアミンの安定性を調べた。そして調製時を100%
として下記の基準で評価し、結果を表1に示した。 ○…95%以上の安定性 △…85%〜94%の安定性 ×…85%未満の安定性
【0028】3.容器の種類による保存性の比較 アルミニウム缶の内層をエポキシ樹脂でコーティングし
た容器、およびポリエチレンテレフタレート製の容器
(PET容器)に、上記の実施例1および比較例1のエ
アゾール型染毛剤を充填し、45℃、3カ月保存した
後、容器の内層の変化を観察した。その結果、実施例1
および比較例1のエアゾール型染毛剤をそれぞれ充填し
たPET容器には全く変化が認められなかった。一方、
実施例1のエアゾール型染毛剤を充填したアルミニウム
缶の内層をエポキシ樹脂でコーティングした容器には、
気泡が認められた。これは樹脂コーティングのピンホー
ルあるいは劣化によりアルミ缶との間に水素が発生して
気泡が生じたものである。また、比較例1のエアゾール
型染毛剤を充填したアルミニウム缶の内層をエポキシ樹
脂でコーティングした容器には、変色が認められた。こ
れも同様に内容物とアルミ缶が接触することにより変色
したものである。
た容器、およびポリエチレンテレフタレート製の容器
(PET容器)に、上記の実施例1および比較例1のエ
アゾール型染毛剤を充填し、45℃、3カ月保存した
後、容器の内層の変化を観察した。その結果、実施例1
および比較例1のエアゾール型染毛剤をそれぞれ充填し
たPET容器には全く変化が認められなかった。一方、
実施例1のエアゾール型染毛剤を充填したアルミニウム
缶の内層をエポキシ樹脂でコーティングした容器には、
気泡が認められた。これは樹脂コーティングのピンホー
ルあるいは劣化によりアルミ缶との間に水素が発生して
気泡が生じたものである。また、比較例1のエアゾール
型染毛剤を充填したアルミニウム缶の内層をエポキシ樹
脂でコーティングした容器には、変色が認められた。こ
れも同様に内容物とアルミ缶が接触することにより変色
したものである。
【0029】 実施例2 重量% N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン二塩酸塩 7.0 ジメチルエーテル 7.0 ピロガロール 0.8 没食子酸 0.5 2−クロル−p−フェニレンジアミン 0.1 m−アミノフェノール 0.3 1−アミノ−4−メチルアントラキノン 0.3 4−ニトロ−o−フェニレンジアミン 0.5 ポリオキシエチレン(10)オクチルフェニルエーテル 10.0 ラウリル硫酸ナトリウム 5.0 塩化セチルトリメチルアンモニウム 3.0 イソステアリルアルコール 8.0 メチルフェニルポリシロキサン 5.0 オレイン酸 5.0 亜硫酸ナトリウム 0.5 28%アンモニア水 pH9.5とする量 精製水で100%にする。 実施例1と同様に染毛すると、実施例1と同様に地肌汚
れがなく、優れた染め上がりが得られた。
れがなく、優れた染め上がりが得られた。
【0030】 実施例3 重量% N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン硫酸塩 4.0 液化石油ガス 5.0 ジメチルエーテル 5.0 1,2,4−ベンゼントリオール 0.5 p−アミノ−o−クレゾール 0.2 2−ニトロ−p−フェニレンジアミン 0.2 ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル 15.0 セトステアリルアルコール 8.0 流動パラフィン 2.0 28%アンモニア水 pH9とする量 精製水で100%にする。 実施例1と同様に染毛すると、実施例1と同様に地肌汚
れがなく、優れた染め上がりが得られた。
れがなく、優れた染め上がりが得られた。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の染毛剤組成物は、
地肌汚れが少なく、安定性に優れている。
地肌汚れが少なく、安定性に優れている。
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)N,N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)−p−フェニレンジアミンまたはその塩、および
(b)液化石油ガスおよび/またはジメチルエーテルを
含有することを特徴とするエアゾール型染毛剤。 - 【請求項2】 さらに(c)2,4−ジアミノフェノー
ル、1,2,4−ベンゼントリオール、ピロガロール、
没食子酸、フロログルシンまたはその塩を含有すること
を特徴とする請求項1記載のエアゾール型染毛剤。 - 【請求項3】 さらに(d)p−アミノフェノール、2
−クロル−p−フェニレンジアミン、p−アミノ−o−
クレゾール、m−アミノフェノール、レゾルシン、p−
メチルアミノフェノール、5−(2−ヒドロキシエチル
アミノ)−2−メチルフェノール、2,6−ジアミノピ
リジン、m−フェニレンジアミン、1,5−ジヒドロキ
シナフタレンまたはその塩を含有することを特徴とする
請求項1または2記載のエアゾール型染毛剤。 - 【請求項4】 さらに(e)直接染料を含有することを
特徴とする請求項1〜3記載のエアゾール型染毛剤。 - 【請求項5】 ポリエチレンテレフタレート製の容器に
充填したことを特徴とする請求項1〜4記載のエアゾー
ル型染毛剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128381A JPH07309732A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エアゾール型染毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6128381A JPH07309732A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エアゾール型染毛剤 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003281156A Division JP4030934B2 (ja) | 2003-07-28 | 2003-07-28 | エアゾール型染毛剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309732A true JPH07309732A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14983416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6128381A Pending JPH07309732A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | エアゾール型染毛剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07309732A (ja) |
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US7141079B2 (en) | 2000-04-12 | 2006-11-28 | L′Oreal | Oxidation dyeing composition for keratinous fibers and dyeing method using same |
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-
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- 1994-05-17 JP JP6128381A patent/JPH07309732A/ja active Pending
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