JPH078777B2 - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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- JPH078777B2 JPH078777B2 JP15524889A JP15524889A JPH078777B2 JP H078777 B2 JPH078777 B2 JP H078777B2 JP 15524889 A JP15524889 A JP 15524889A JP 15524889 A JP15524889 A JP 15524889A JP H078777 B2 JPH078777 B2 JP H078777B2
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- Japan
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- hair
- polyoxyethylene
- ether
- hair dye
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は染毛剤組成物に関するものであり、詳しくは、
皮膚に対する刺激が少なく、しかも、毛髪の艶や感触が
良好である染毛剤組成物に関するものである。
皮膚に対する刺激が少なく、しかも、毛髪の艶や感触が
良好である染毛剤組成物に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来染毛剤として、例えば、無色の低分子の酸化染料を
毛髪中に浸透させ、髪の中で酸化重合を行なわせること
により、色素を生成させ染着させる酸化染毛剤が知られ
ており、この酸化染毛剤の場合、種々の色調を得ること
ができる上、染毛力が優れているので一般に広く用いら
れている。また、酸性染料や塩基性染料を用いる溶媒染
色により毛髪を染色する半永久染毛剤もアレルギー体質
により酸化染毛剤を使用できない人には有用な染毛剤で
ある。
毛髪中に浸透させ、髪の中で酸化重合を行なわせること
により、色素を生成させ染着させる酸化染毛剤が知られ
ており、この酸化染毛剤の場合、種々の色調を得ること
ができる上、染毛力が優れているので一般に広く用いら
れている。また、酸性染料や塩基性染料を用いる溶媒染
色により毛髪を染色する半永久染毛剤もアレルギー体質
により酸化染毛剤を使用できない人には有用な染毛剤で
ある。
しかしながら、特に、酸化染毛剤の場合、毛髪の損傷が
あり、処理後における毛髪の艶や感触が悪くなる傾向が
ある。また、皮膚に対する刺激性もあり頭皮にも悪影響
を及ぼすことがある。
あり、処理後における毛髪の艶や感触が悪くなる傾向が
ある。また、皮膚に対する刺激性もあり頭皮にも悪影響
を及ぼすことがある。
従来、これらの欠点を緩和するために、各種の添加剤を
配合する方法が提案されているが、現在までのところ、
十分と言えるものは見い出されていない。
配合する方法が提案されているが、現在までのところ、
十分と言えるものは見い出されていない。
[発明の課題と解決手段] 本発明者は上記実情に鑑み、染毛剤の使用に際して、皮
膚に対する刺激が殆どなく、しかも、処理後における毛
髪損傷のない染毛剤組成物を得ることを目的として種々
検討した結果、両性界面活性剤などのある特定の3つの
化合物を併用して用いることにより、本発明の目的が達
成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
膚に対する刺激が殆どなく、しかも、処理後における毛
髪損傷のない染毛剤組成物を得ることを目的として種々
検討した結果、両性界面活性剤などのある特定の3つの
化合物を併用して用いることにより、本発明の目的が達
成されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、染色成分とともに両性界面
活性剤、分岐状高級アルコール及びアルキルエーテル型
ノニオン性界面活性剤を含有してなる染毛剤組成物に存
する。
活性剤、分岐状高級アルコール及びアルキルエーテル型
ノニオン性界面活性剤を含有してなる染毛剤組成物に存
する。
以下、本発明の構成につき詳細に説明する。
本発明の染毛剤で対象とする染色成分としては、特に限
定されるものではなく、公知の各種タイプの染毛剤が挙
げられ、例えば、酸化染料中間体を含む第1剤と酸化剤
を含む第2剤よりなる酸化染毛剤が代表的として挙げら
れる。この場合の酸化染毛剤の第1剤の酸化染料中間体
としては、通常、フェニレンジアミン類、アミノフェノ
ール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノー
ル類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン
類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリ
ジン類等もしくはその塩類及びこれらの混合物が挙げら
れ、その配合量は第1剤の全重量に対して例えば、0.01
〜10重量%程度である。また、第1剤中にはカップラー
として例えば、レゾルシン、ピロガロール、カテコー
ル、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン等
を配合することができる。更に、「染毛剤原料規格」
(改訂第三版、昭和60年5月、日本ヘアカラー工業会発
行)に掲載された化合物を配合することができる。そし
て、必要に応じて、グリセリン、プロピレングリコール
等の保湿剤、ラノリン、スクワラン、流動パラフィン等
の油性成分、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤などの界面活性剤、亜硫酸塩、
アスコルビン酸等の安定剤、カルボキシメチルセルロー
ス等の増粘剤、アンモニア、アルカノールアミン等のア
ルカリ剤、香料などを適宜、配合することができる。一
方、第2剤の酸化剤としては例えば、過酸化水素、過酸
化尿素などの酸化剤が挙げられる。また、第2剤中には
例えば、フェナセチン、EDTA等の安定剤、パラフィン等
の油脂類、高級アルコール、界面活性剤、酸、pH調整
剤、香料などを必要に応じて適宜、配合することができ
る。そして、第1剤と第2剤とは通常、使用直前に混合
して毛髪に塗布する。
定されるものではなく、公知の各種タイプの染毛剤が挙
げられ、例えば、酸化染料中間体を含む第1剤と酸化剤
を含む第2剤よりなる酸化染毛剤が代表的として挙げら
れる。この場合の酸化染毛剤の第1剤の酸化染料中間体
としては、通常、フェニレンジアミン類、アミノフェノ
ール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノー
ル類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン
類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリ
ジン類等もしくはその塩類及びこれらの混合物が挙げら
れ、その配合量は第1剤の全重量に対して例えば、0.01
〜10重量%程度である。また、第1剤中にはカップラー
として例えば、レゾルシン、ピロガロール、カテコー
ル、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン等
を配合することができる。更に、「染毛剤原料規格」
(改訂第三版、昭和60年5月、日本ヘアカラー工業会発
行)に掲載された化合物を配合することができる。そし
て、必要に応じて、グリセリン、プロピレングリコール
等の保湿剤、ラノリン、スクワラン、流動パラフィン等
の油性成分、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤などの界面活性剤、亜硫酸塩、
アスコルビン酸等の安定剤、カルボキシメチルセルロー
ス等の増粘剤、アンモニア、アルカノールアミン等のア
ルカリ剤、香料などを適宜、配合することができる。一
方、第2剤の酸化剤としては例えば、過酸化水素、過酸
化尿素などの酸化剤が挙げられる。また、第2剤中には
例えば、フェナセチン、EDTA等の安定剤、パラフィン等
の油脂類、高級アルコール、界面活性剤、酸、pH調整
剤、香料などを必要に応じて適宜、配合することができ
る。そして、第1剤と第2剤とは通常、使用直前に混合
して毛髪に塗布する。
本発明においては、両性界面活性剤、分岐状高級アルコ
ール及びアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の3
つを全て併用することを必須の要件とするものである。
要するに、後述の実施例と比較例のデータから明らかな
ように、これら化合物の1つでも欠ける場合は、本発明
の目的は達成されないのである。
ール及びアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の3
つを全て併用することを必須の要件とするものである。
要するに、後述の実施例と比較例のデータから明らかな
ように、これら化合物の1つでも欠ける場合は、本発明
の目的は達成されないのである。
先ず、本発明で用いる両性界面活性剤としては、通常、
下記一般式[I]〜[IV]で示される構造のものが挙げ
られる。
下記一般式[I]〜[IV]で示される構造のものが挙げ
られる。
1.イミダゾリン型両性界面活性剤 (式中、R1は平均炭素数10〜20の脂肪酸根、R2は水素,
ナトリウム又はCH2COOM、ZはCOOM,CH2COOM又は Mは水素,ナトリウム又は有機塩基、X1は水酸基,酸性
塩又は陰イオン性界面活性硫酸塩若しくは硫酸化物を表
わす) 2.アルキルベタイン、スルホベタイン (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R3,R5は炭素数1〜4のアルキル基。n1は1〜3の
整数、X2は‐COO-又は‐SO3 -を表わす) 3.アミドベタイン、アミドスルホベタイン (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R3,R5は炭素数1〜4のアルキル基、n1は1〜3の
整数、n2は1〜4の整数、X2は‐COO-又は‐SO3 -を表わ
す) 4.アルキルアミンオキサイド (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R6,R7は炭素数1〜3のアルキル基を表わす) これら具体例としては、例えば、2−アルキル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウ
ンデシノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメ
チルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウ
ム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキ
シメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジア
ミノエチルグリシン、ステアリルジヒドロキシエチルベ
タイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステ
アリルジメチルベタインナトリウム、ビス(ステアリル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯
体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤ
シ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カ
ルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキ
シド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル
−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウム
ヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキ
シエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナ
トリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ
油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−
カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミ
ダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロ
ピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプ
ロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキ
シエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナ
トリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエ
チルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベ
タイン等が挙げられる。これらの中で、例えば、ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジヒドロキ
シエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油
アルキルベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸トリエ
タノールアミン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナト
リウムなどのアルキルベタイン、スルホベタインが特に
好ましい。そして、これらの両性界面活性剤の配合量
は、通常、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であ
る。
ナトリウム又はCH2COOM、ZはCOOM,CH2COOM又は Mは水素,ナトリウム又は有機塩基、X1は水酸基,酸性
塩又は陰イオン性界面活性硫酸塩若しくは硫酸化物を表
わす) 2.アルキルベタイン、スルホベタイン (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R3,R5は炭素数1〜4のアルキル基。n1は1〜3の
整数、X2は‐COO-又は‐SO3 -を表わす) 3.アミドベタイン、アミドスルホベタイン (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R3,R5は炭素数1〜4のアルキル基、n1は1〜3の
整数、n2は1〜4の整数、X2は‐COO-又は‐SO3 -を表わ
す) 4.アルキルアミンオキサイド (式中、R4は炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル
基、R6,R7は炭素数1〜3のアルキル基を表わす) これら具体例としては、例えば、2−アルキル−N−カ
ルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウ
ムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ウ
ンデシノイル−カルボキシメトキシエチルカルボキシメ
チルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウ
ム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキ
シメチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジア
ミノエチルグリシン、ステアリルジヒドロキシエチルベ
タイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステ
アリルジメチルベタインナトリウム、ビス(ステアリル
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリン)クロル酢酸錯
体、ヤシ油アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒド
ロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ヤ
シ油アルキル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カ
ルボキシエチルイミダゾリニウムジナトリウムヒドロキ
シド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキシエチル
−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナトリウム
ヒドロキシド、ヤシ油アルキル−N−カルボキシメトキ
シエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナ
トリウムラウリル硫酸、ヤシ油アルキルベタイン、ヤシ
油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸−N−
カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシエチルイミ
ダゾリニウムベタインナトリウム、ラウリルアミノプロ
ピオン酸トリエタノールアミン、β−ラウリルアミノプ
ロピオン酸ナトリウム、ラウリルN−カルボキシメトキ
シエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムジナ
トリウムドデカノイルサルコシン、ラウリルジアミノエ
チルグリシンナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベ
タイン等が挙げられる。これらの中で、例えば、ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジヒドロキ
シエチルベタイン、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタ
イン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油
アルキルベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸トリエ
タノールアミン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナト
リウムなどのアルキルベタイン、スルホベタインが特に
好ましい。そして、これらの両性界面活性剤の配合量
は、通常、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であ
る。
次に、分岐状高級アルコールとしては、通常、オクチル
ドデカノール、イソヘプチルイソウンデカノール、ヘキ
シルデカノール、イソステアリルアルコール、デシルテ
トラデカノールなどの炭素数12〜30の高級アルコールが
挙げられ、なかでも、オクチルドデカノール、ヘキシル
デカノールが好ましい。この分岐状高級アルコールの配
合量は、通常、0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重量
%である。この分岐状高級アルコールは刺激性がほとん
どなく、安定性にも優れ、また粘度の調整が容易であ
り、他の原料との相容性にも優れている。一方、直鎖状
高級アルコールは安定性に問題がある。
ドデカノール、イソヘプチルイソウンデカノール、ヘキ
シルデカノール、イソステアリルアルコール、デシルテ
トラデカノールなどの炭素数12〜30の高級アルコールが
挙げられ、なかでも、オクチルドデカノール、ヘキシル
デカノールが好ましい。この分岐状高級アルコールの配
合量は、通常、0.1〜20重量%、好ましくは1〜10重量
%である。この分岐状高級アルコールは刺激性がほとん
どなく、安定性にも優れ、また粘度の調整が容易であ
り、他の原料との相容性にも優れている。一方、直鎖状
高級アルコールは安定性に問題がある。
また、アルキルエーテル型ノニオン界面活性剤として
は、通常、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルが挙げられ
る。ポリオキシエチレンアルキルエーテルの具体例して
は例えば、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオ
キシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレン
セトステアリルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチ
ルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキ
シエチレンオクチルドデシルエーテルなどである。ま
た、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルの具
体例としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェニルエーテル
などである。そして、本発明の場合、特にポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテルが好ましい。これらア
ルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の配合量は、通
常、1〜50重量%,好ましくは5〜40重量%である。
は、通常、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテルが挙げられ
る。ポリオキシエチレンアルキルエーテルの具体例して
は例えば、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオ
キシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレン
セトステアリルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチ
ルエーテル、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルセチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキ
シエチレンオクチルドデシルエーテルなどである。ま
た、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルの具
体例としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンジノニルフェニルエーテル
などである。そして、本発明の場合、特にポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテルが好ましい。これらア
ルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の配合量は、通
常、1〜50重量%,好ましくは5〜40重量%である。
本発明では上述したような各配合剤を染毛剤に添加する
ことにより、粘度5,000cps〜200,000cpsの半透明〜透明
のゲル状の染毛剤を得ることができる。
ことにより、粘度5,000cps〜200,000cpsの半透明〜透明
のゲル状の染毛剤を得ることができる。
[実施例] 次に、本発明を実施例を挙げて更に具体的に説明する
が、本発明はその要旨を超えない限りにおいては、以下
の実施例の記述に制約されるものではない。
が、本発明はその要旨を超えない限りにおいては、以下
の実施例の記述に制約されるものではない。
実施例1 (第1剤) ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン 30.0重量% ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル15.0 〃 ポリオキシエチレン(10)ドデシルエーテル15.0 〃 2−オクチルドデカノール 5.0 〃 プロピレングリコール 10.0 〃 塩化トリメチルステアリルアンモニウム 1.0 〃 パラフェニレンジアミン 0.7 〃 レゾルシン 0.2 〃 アンモニア 2.0 〃 EDTA 0.2 〃 亜硫酸ナトリウム 0.5 〃 精製水で100%とする。
ン 30.0重量% ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル15.0 〃 ポリオキシエチレン(10)ドデシルエーテル15.0 〃 2−オクチルドデカノール 5.0 〃 プロピレングリコール 10.0 〃 塩化トリメチルステアリルアンモニウム 1.0 〃 パラフェニレンジアミン 0.7 〃 レゾルシン 0.2 〃 アンモニア 2.0 〃 EDTA 0.2 〃 亜硫酸ナトリウム 0.5 〃 精製水で100%とする。
(第2剤) 過酸化水素 17.0重量% セタノール 2.0 〃 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2 〃 フェナセチン 0.1 〃 クエン酸 0.05 〃 精製水で100%とする。
上記組成の染毛剤を調製し、この染毛剤を用いて、パネ
ラー(10名)を対象とし染毛処理を行ない、頭皮への
刺激、毛髪の艶及び毛髪の仕上りについての回答を
得た結果を表1〜表3に示す。
ラー(10名)を対象とし染毛処理を行ない、頭皮への
刺激、毛髪の艶及び毛髪の仕上りについての回答を
得た結果を表1〜表3に示す。
比較例1 実施例1の染毛剤において、両性界面活性剤(ヤシ油脂
肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン)を抜
いたものについて同様のテストを行なった場合の結果を
表1〜表3に示す。
肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン)を抜
いたものについて同様のテストを行なった場合の結果を
表1〜表3に示す。
比較例2 実施例1の染毛剤において、分岐状高級アルコール(2
−オクチルドデカノール)を抜いたものについて同様の
テストを行なった場合の結果を表1〜表3に示す。
−オクチルドデカノール)を抜いたものについて同様の
テストを行なった場合の結果を表1〜表3に示す。
比較例3 実施例1の染毛剤において、アルキルエーテル型ノニオ
ン制界面活性剤(ポリオキシエチレン(2)ドデシルエ
ーテルおよびポリオキシエチレン(10)ドデシルエーテ
ル)を抜いたものについて同様のテストを行なった場合
の結果を表1〜表3に示す。
ン制界面活性剤(ポリオキシエチレン(2)ドデシルエ
ーテルおよびポリオキシエチレン(10)ドデシルエーテ
ル)を抜いたものについて同様のテストを行なった場合
の結果を表1〜表3に示す。
実施例2 β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム25.0重量% 2−イソヘプチルイソウンデカノール 1.0 〃 流動パラフィン 1.0 〃 ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル 5.0 〃 ポリオキシエチレン(30)セチルエーテル 15.0 〃 グリセリン 2.0 〃 ラウリル硫酸ナトリウム 0.2 〃 パラトルイレンジアミン 1.0 〃 4−ニトロ−オルトフェニレンジアミン 0.1 〃 パラアミノフェノール 0.5 〃 精製水で100%とする。
実施例1と同様に染毛すると、実施例1と同様に頭皮へ
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある黒褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある黒褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
実施例3 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 20.0重量% ポリオキシエチレン(2)ノニルフェニルエーテル 5.0
〃 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル10.0 〃 ポリオキシエチレン(15)オクチルフェニルエーテル 1
0.0 〃 2−ヘキシルデカノール 3.0 〃 4,4′−ジアミノジフェニルアミン 0.5 〃 α−ナフトール 0.5 〃 トリエタノールアミン 3.0 〃 EDTA 0.2 〃 精製水で100%とする。
〃 ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル10.0 〃 ポリオキシエチレン(15)オクチルフェニルエーテル 1
0.0 〃 2−ヘキシルデカノール 3.0 〃 4,4′−ジアミノジフェニルアミン 0.5 〃 α−ナフトール 0.5 〃 トリエタノールアミン 3.0 〃 EDTA 0.2 〃 精製水で100%とする。
実施例1と同様に染毛すると、実施例1と同様に頭皮へ
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある茶褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある茶褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
実施例4 2−アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン 10.0重量% ヒドロキシエチルココアミドエチルグリシネート10.0
〃 イソステアリルアルコール 3.0 〃 ポリオキシエチレン(3)ノニルフェニルエーテル 5.0
〃 ポリオキシエチレン(20)オクチルフェニルエーテル 1
0.0 〃 オレイン酸ジエタノールアミド 2.0 〃 ソルビトール 5.0 〃 N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノエタノ
ールアミン 0.5 〃 パラフェニレンジアミン 1.0 〃 レゾルシン 0.5 〃 メタアミノフェノール 0.3 〃 L−アルギニン 1.0 〃 アンモニア 3.0重量% 精製水で100%とする。
エチルイミダゾリニウムベタイン 10.0重量% ヒドロキシエチルココアミドエチルグリシネート10.0
〃 イソステアリルアルコール 3.0 〃 ポリオキシエチレン(3)ノニルフェニルエーテル 5.0
〃 ポリオキシエチレン(20)オクチルフェニルエーテル 1
0.0 〃 オレイン酸ジエタノールアミド 2.0 〃 ソルビトール 5.0 〃 N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノエタノ
ールアミン 0.5 〃 パラフェニレンジアミン 1.0 〃 レゾルシン 0.5 〃 メタアミノフェノール 0.3 〃 L−アルギニン 1.0 〃 アンモニア 3.0重量% 精製水で100%とする。
実施例1と同様に染毛すると、実施例1と同様に頭皮へ
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある灰褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
の刺激がなく、白髪は美しい艶のある灰褐色に染毛さ
れ、柔軟性のある仕上りが得られた。
[発明の効果] 本発明によれば、両性界面活性剤、分岐状高級アルコー
ル及びアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の三者
を同時に配合することにより、皮膚に対する刺激が少な
く、しかも、毛髪の艶や感触が良好な染毛剤となり得る
ので実用的に極めて望ましい。また、本発明の染毛剤は
透明〜半透明の美しい外観を有し、また、適度な粘度を
もつゲル状であるので、染毛操作も容易である。
ル及びアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤の三者
を同時に配合することにより、皮膚に対する刺激が少な
く、しかも、毛髪の艶や感触が良好な染毛剤となり得る
ので実用的に極めて望ましい。また、本発明の染毛剤は
透明〜半透明の美しい外観を有し、また、適度な粘度を
もつゲル状であるので、染毛操作も容易である。
Claims (1)
- 【請求項1】両性界面活性剤、分岐状高級アルコール及
びアルキルエーテル型ノニオン性界面活性剤を含有して
なる染毛剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15524889A JPH078777B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 染毛剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15524889A JPH078777B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 染毛剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320209A JPH0320209A (ja) | 1991-01-29 |
JPH078777B2 true JPH078777B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=15601772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15524889A Expired - Fee Related JPH078777B2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 染毛剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078777B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100407468B1 (ko) * | 2001-03-21 | 2003-11-28 | 동성제약주식회사 | 금속화합물을 함유하는 모발 염모제 조성물 |
EP1897532B2 (en) † | 2006-09-11 | 2014-11-05 | Kao Germany GmbH | Hair colouring composition |
JP5574577B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2014-08-20 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物及びその使用方法 |
EP2566443B1 (en) | 2010-05-07 | 2016-11-02 | L'Oréal | Ready-to-use cosmetic composition for oxidation dyeing keratin fibers |
KR20130041823A (ko) * | 2010-06-23 | 2013-04-25 | 가부시키가이샤 시세이도 | 산화염모제 조성물 |
WO2013136480A1 (ja) * | 2012-03-15 | 2013-09-19 | ホーユー株式会社 | 染毛剤及び染毛方法 |
JP6367548B2 (ja) * | 2012-12-25 | 2018-08-01 | 中野製薬株式会社 | 2剤式酸化染毛・脱色剤用第1剤 |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP15524889A patent/JPH078777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320209A (ja) | 1991-01-29 |
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