JPH10330227A - ゲル状整髪料 - Google Patents
ゲル状整髪料Info
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- JPH10330227A JPH10330227A JP15157297A JP15157297A JPH10330227A JP H10330227 A JPH10330227 A JP H10330227A JP 15157297 A JP15157297 A JP 15157297A JP 15157297 A JP15157297 A JP 15157297A JP H10330227 A JPH10330227 A JP H10330227A
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- JP
- Japan
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- hair
- gel
- component
- hair styling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】頭髪に対して優れた整髪力を有し、使用時の頭
髪へののび、なじみに優れ、べたつきが少なく、仕上が
りのフレーキングの少ない、使用感、仕上がり感の良好
なゲル状整髪料を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)ビニルピ
ロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸
共重合体ジエチル硫酸塩0.1〜10重量%、(B)非
イオン性セルロース誘導体0.05〜2重量%、(C)
低級1価アルコール及び/又は多価アルコール1〜50
重量%、(D)非イオン性界面活性剤0.1〜30重量
%を含有することを特徴とするゲル状整髪料。
髪へののび、なじみに優れ、べたつきが少なく、仕上が
りのフレーキングの少ない、使用感、仕上がり感の良好
なゲル状整髪料を提供する。 【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)ビニルピ
ロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸
共重合体ジエチル硫酸塩0.1〜10重量%、(B)非
イオン性セルロース誘導体0.05〜2重量%、(C)
低級1価アルコール及び/又は多価アルコール1〜50
重量%、(D)非イオン性界面活性剤0.1〜30重量
%を含有することを特徴とするゲル状整髪料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゲル状整髪料に関
し、更に詳細には、頭髪に対して優れた整髪力を有し、
使用時の頭髪へののび、なじみに優れ、べたつきが少な
く、仕上がりのフレーキングの少ない、使用感、仕上が
り感の良好なゲル状整髪料に関するものである。
し、更に詳細には、頭髪に対して優れた整髪力を有し、
使用時の頭髪へののび、なじみに優れ、べたつきが少な
く、仕上がりのフレーキングの少ない、使用感、仕上が
り感の良好なゲル状整髪料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲル状整髪料はその機能的な必要
条件として、(1)使用性(ゲルのかたさが適度で整髪
しやすいこと)に優れていること、(2)整髪保持効
果、再整髪性(整髪後櫛等で毛髪をとかした時の整髪形
状保持性)が高いこと、(3)フレーキング(使用後、
整髪料が毛髪から剥離し、白い粉状あるいはフケ状のも
のを生ずること)が目立たないこと等が挙げられ、これ
らの条件を満足するために種々の検討がなされてきた。
条件として、(1)使用性(ゲルのかたさが適度で整髪
しやすいこと)に優れていること、(2)整髪保持効
果、再整髪性(整髪後櫛等で毛髪をとかした時の整髪形
状保持性)が高いこと、(3)フレーキング(使用後、
整髪料が毛髪から剥離し、白い粉状あるいはフケ状のも
のを生ずること)が目立たないこと等が挙げられ、これ
らの条件を満足するために種々の検討がなされてきた。
【0003】例えば、良好な使用性を得るためには、ゲ
ルのかたさを適度に調整する必要があり、増粘剤として
カルボキシビニルポリマーが広く用いられてきた。更に
整髪保持効果を高めるために、セット剤としてビニルピ
ロリドン系ポリマー、酢酸ビニル系ポリマー、クロトン
酸系ポリマー、アクリル酸系ポリマーまたはこれらの共
重合体等が使用されている。又、フレーキングの発生を
抑えるために、油性物質やシリコーン誘導体を可塑剤と
して配合する等の試みがなされている。
ルのかたさを適度に調整する必要があり、増粘剤として
カルボキシビニルポリマーが広く用いられてきた。更に
整髪保持効果を高めるために、セット剤としてビニルピ
ロリドン系ポリマー、酢酸ビニル系ポリマー、クロトン
酸系ポリマー、アクリル酸系ポリマーまたはこれらの共
重合体等が使用されている。又、フレーキングの発生を
抑えるために、油性物質やシリコーン誘導体を可塑剤と
して配合する等の試みがなされている。
【0004】整髪料のかたさを適度に調整してゲル状に
保ち使用性を向上させるためには、増粘剤の配合が必須
条件であり、セット剤との相溶性を考慮して選択する必
要がある。例えば、セット剤としてビニルピロリドン系
重合体、増粘剤としてカルボキシルビニルポリマーを用
いた組合せがよく使用されているが、この組合せにおい
ては、毛髪へののび、毛髪へのなじみ等について十分な
使用感を得ることができないし、セット剤として毛髪へ
のなじみに優れた陽イオン性ポリマーを組合せて使用す
る場合には、整髪料の経時安定性が得られ難いため配合
条件が著しく制約される。
保ち使用性を向上させるためには、増粘剤の配合が必須
条件であり、セット剤との相溶性を考慮して選択する必
要がある。例えば、セット剤としてビニルピロリドン系
重合体、増粘剤としてカルボキシルビニルポリマーを用
いた組合せがよく使用されているが、この組合せにおい
ては、毛髪へののび、毛髪へのなじみ等について十分な
使用感を得ることができないし、セット剤として毛髪へ
のなじみに優れた陽イオン性ポリマーを組合せて使用す
る場合には、整髪料の経時安定性が得られ難いため配合
条件が著しく制約される。
【0005】又、増粘剤として、カルボキシルビニルポ
リマー等の陰イオン性ポリマーを配合した場合、塩基性
物質によって中和して使用する必要があり、pH領域が
中性から弱塩基性に限定され、弱酸性領域で安定でかつ
官能特性にすぐれた増粘剤とセット剤の組合せが十分に
検討されているとはいえない。
リマー等の陰イオン性ポリマーを配合した場合、塩基性
物質によって中和して使用する必要があり、pH領域が
中性から弱塩基性に限定され、弱酸性領域で安定でかつ
官能特性にすぐれた増粘剤とセット剤の組合せが十分に
検討されているとはいえない。
【0006】セット剤として、ビニルピロリドン系重合
体等の非イオン性ポリマーを配合すると高い整髪力が得
られるが、フレーキングの発生の問題が生じる。フレー
キングの発生を抑えるにはセット剤の配合量を調整する
方法がとられるが、ハードなセット力が必要とされる場
合にはこの方法は適しているとはいえない。フレーキン
グの発生を緩和する方法として、油性物質やシリコーン
誘導体等の可塑剤を使用する方法が用いられるが、可溶
化量に限度があるため、十分な改善効果は期待できな
い。
体等の非イオン性ポリマーを配合すると高い整髪力が得
られるが、フレーキングの発生の問題が生じる。フレー
キングの発生を抑えるにはセット剤の配合量を調整する
方法がとられるが、ハードなセット力が必要とされる場
合にはこの方法は適しているとはいえない。フレーキン
グの発生を緩和する方法として、油性物質やシリコーン
誘導体等の可塑剤を使用する方法が用いられるが、可溶
化量に限度があるため、十分な改善効果は期待できな
い。
【0007】以上のように、ゲル状整髪料の従来の技術
においては、高い整髪力が得られている。しかし、毛髪
へののび、なじみ、しなやかさ、再整髪性等の特性に優
れ、且つフレーキングの少ないゲル状整髪料は得られて
おらず、そのような製品の開発が望まれていた。
においては、高い整髪力が得られている。しかし、毛髪
へののび、なじみ、しなやかさ、再整髪性等の特性に優
れ、且つフレーキングの少ないゲル状整髪料は得られて
おらず、そのような製品の開発が望まれていた。
【0008】本発明者は、このような事情に鑑み、上記
欠点を克服すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の構成の
ゲル状整髪料が、毛髪へののび、なじみ、べたつきのな
さ等の使用感、整髪力に優れ、且つフレーキングの少な
いものであることを見いだし本発明を完成した。
欠点を克服すべく鋭意研究を重ねた結果、下記の構成の
ゲル状整髪料が、毛髪へののび、なじみ、べたつきのな
さ等の使用感、整髪力に優れ、且つフレーキングの少な
いものであることを見いだし本発明を完成した。
【0009】すなわち本発明は、次の成分(A)〜
(D); (A)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 0.1〜10
重量% (B)非イオン性セルロース誘導体 0.05〜2重量
% (C)低級1価アルコール及び/又は多価アルコール
1〜50重量% (D)非イオン性界面活性剤 0.1〜30重量% を含有することを特徴とするゲル状整髪料である。
(D); (A)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 0.1〜10
重量% (B)非イオン性セルロース誘導体 0.05〜2重量
% (C)低級1価アルコール及び/又は多価アルコール
1〜50重量% (D)非イオン性界面活性剤 0.1〜30重量% を含有することを特徴とするゲル状整髪料である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる(A)成分の
ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリル酸共重合体ジエチル硫酸塩は、ビニルピロリドン
とN,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸の共重合
体のジエチル硫酸塩からなる共重合物であり、カチオン
性のポリマーである。ビニルピロリドン・N,N−ジメ
チルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩
の皮膜は柔軟性に優れ、毛髪への親和性、密着性に優れ
るため、毛髪にしなやかで滑らかな風合いを与える特徴
を持ったポリマーである。(A)成分は、フレーキング
を抑制して毛髪にしなやかで滑らかな風合いと美しい外
観を付与することができ、かつ、洗髪時にもきしまず容
易にセット剤の除去が可能となる。ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジ
エチル硫酸塩は、例えば、GAF社製のGAFQUAT
シリーズ、大阪有機化学工業社製のHCポリマーシリー
ズ、BASF社のルビカットシリーズ等として、溶液に
なったものが市販されている。本発明に用いられる
(A)成分のビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩の配合量
は、樹脂分として全組成中0.1〜10重量%(以下、
重量%を単に「%」で示す)であり、特に1〜10%で
あるのが好ましい。(A)成分の配合量が0.1%未満
では十分な整髪力を得ることができず、又、10%を超
えると、フレーキングが発生する等ゲル状整髪料として
の品質を損なう場合がある。
ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリル酸共重合体ジエチル硫酸塩は、ビニルピロリドン
とN,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸の共重合
体のジエチル硫酸塩からなる共重合物であり、カチオン
性のポリマーである。ビニルピロリドン・N,N−ジメ
チルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩
の皮膜は柔軟性に優れ、毛髪への親和性、密着性に優れ
るため、毛髪にしなやかで滑らかな風合いを与える特徴
を持ったポリマーである。(A)成分は、フレーキング
を抑制して毛髪にしなやかで滑らかな風合いと美しい外
観を付与することができ、かつ、洗髪時にもきしまず容
易にセット剤の除去が可能となる。ビニルピロリドン・
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジ
エチル硫酸塩は、例えば、GAF社製のGAFQUAT
シリーズ、大阪有機化学工業社製のHCポリマーシリー
ズ、BASF社のルビカットシリーズ等として、溶液に
なったものが市販されている。本発明に用いられる
(A)成分のビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩の配合量
は、樹脂分として全組成中0.1〜10重量%(以下、
重量%を単に「%」で示す)であり、特に1〜10%で
あるのが好ましい。(A)成分の配合量が0.1%未満
では十分な整髪力を得ることができず、又、10%を超
えると、フレーキングが発生する等ゲル状整髪料として
の品質を損なう場合がある。
【0011】本発明に用いられる(B)成分の非イオン
性セルロース誘導体は、一般に毛髪化粧料に使用されて
いるものであれば特に限定されないが、例えば、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース等が挙げられる。本発明に用いら
れる(A)成分と相溶性が良好であり、毛髪へののび、
ひろがり等の使用感に優れ、増粘剤として十分な機能を
果たすものである。特にヒドロキシエチルセルロースは
曳糸性を有し、整髪性の向上に寄与するものであり好ま
しい。ヒドロキシエチルセルロースは、例えば、ハーク
レス社のナトロゾールシリーズ等として市販されてい
る。本発明に用いられる(B)成分の配合量は全組成中
0.05〜2%であり、特に0.1〜2%であるのが好
ましい。(B)成分の配合量が0.05%未満又は2%
を超えた範囲では、ゲル状整髪料としての品質を損なう
場合がある。
性セルロース誘導体は、一般に毛髪化粧料に使用されて
いるものであれば特に限定されないが、例えば、ヒドロ
キシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メチルセルロース等が挙げられる。本発明に用いら
れる(A)成分と相溶性が良好であり、毛髪へののび、
ひろがり等の使用感に優れ、増粘剤として十分な機能を
果たすものである。特にヒドロキシエチルセルロースは
曳糸性を有し、整髪性の向上に寄与するものであり好ま
しい。ヒドロキシエチルセルロースは、例えば、ハーク
レス社のナトロゾールシリーズ等として市販されてい
る。本発明に用いられる(B)成分の配合量は全組成中
0.05〜2%であり、特に0.1〜2%であるのが好
ましい。(B)成分の配合量が0.05%未満又は2%
を超えた範囲では、ゲル状整髪料としての品質を損なう
場合がある。
【0012】又、本発明において、(A)成分と(B)
成分の配合重量比(A)/(B)が1/1〜100/1
の範囲であると、本発明の効果がより優れたゲル状整髪
料が得られる。
成分の配合重量比(A)/(B)が1/1〜100/1
の範囲であると、本発明の効果がより優れたゲル状整髪
料が得られる。
【0013】本発明に用いられる(C)成分の低級1価
アルコール及び/又は多価アルコールは、一般に毛髪化
粧料に使用されているものであれば、特に限定されない
が、例えば、低級一価アルコールとしてエチルアルコー
ル等が挙げられ、多価アルコールとしてプロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、グリセリン、1,3
−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙
げられる。本発明において、(C)成分の低級1価アル
コール及び/又は多価アルコールは1種又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。本発明に用いられる
(C)成分の配合量は全組成中1〜50%であり、特に
5〜20%であるのが好ましい。(C)成分の配合量が
1%未満では本発明の十分な効果を得ることができず、
又、50%を超えるとゲル整髪料としての品質を損なう
場合がある。
アルコール及び/又は多価アルコールは、一般に毛髪化
粧料に使用されているものであれば、特に限定されない
が、例えば、低級一価アルコールとしてエチルアルコー
ル等が挙げられ、多価アルコールとしてプロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、グリセリン、1,3
−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等が挙
げられる。本発明において、(C)成分の低級1価アル
コール及び/又は多価アルコールは1種又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。本発明に用いられる
(C)成分の配合量は全組成中1〜50%であり、特に
5〜20%であるのが好ましい。(C)成分の配合量が
1%未満では本発明の十分な効果を得ることができず、
又、50%を超えるとゲル整髪料としての品質を損なう
場合がある。
【0014】本発明に用いられる(D)成分の非イオン
性界面活性剤は、一般に毛髪化粧料に使用されているも
のであれば特に限定されないが、例えば、ソルビタン脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエレン脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸アルカロール
アミド等が挙げられる。本発明に用いられる(D)成分
の配合量は、全組成中0.1〜30%であり、特に0.
5〜5%であるのが好ましい。(D)成分の配合量が
0.1%未満では本発明の十分な効果を得ることができ
ず、又、30%を超えると、使用時にべたつきが生じる
等ゲル状整髪料としての品質を損なう場合がある。
性界面活性剤は、一般に毛髪化粧料に使用されているも
のであれば特に限定されないが、例えば、ソルビタン脂
肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエレン脂肪酸エステ
ル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸アルカロール
アミド等が挙げられる。本発明に用いられる(D)成分
の配合量は、全組成中0.1〜30%であり、特に0.
5〜5%であるのが好ましい。(D)成分の配合量が
0.1%未満では本発明の十分な効果を得ることができ
ず、又、30%を超えると、使用時にべたつきが生じる
等ゲル状整髪料としての品質を損なう場合がある。
【0015】本発明のゲル状整髪料は、上記必須成分に
加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、
(A)成分以外のセット剤、(B)成分以外の水溶性高
分子、(D)成分以外の界面活性剤、パール剤、油性成
分、粉体、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌
剤、キレート剤、pH調整剤、着色剤、香料、美容成分
等、通常毛髪化粧料に配合される他の成分を選択して配
合することも可能である。
加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、
(A)成分以外のセット剤、(B)成分以外の水溶性高
分子、(D)成分以外の界面活性剤、パール剤、油性成
分、粉体、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌
剤、キレート剤、pH調整剤、着色剤、香料、美容成分
等、通常毛髪化粧料に配合される他の成分を選択して配
合することも可能である。
【0016】本発明のゲル状整髪料は、他の成分との併
用や容器の機構により種々の形態にて実施することがで
き、ヘアスタイリングムース、ヘアスプレー、ヘアセッ
トローション、ヘアスタイリングジェル、ヘアセットミ
スト、ヘアリキッド等の整髪用製品に用いることができ
る。
用や容器の機構により種々の形態にて実施することがで
き、ヘアスタイリングムース、ヘアスプレー、ヘアセッ
トローション、ヘアスタイリングジェル、ヘアセットミ
スト、ヘアリキッド等の整髪用製品に用いることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】実施例1〜9及び比較例1〜4 ヘアスタ
イリングジェル 下記表1に示す組成のヘアスタイリングジェルを下記方
法により調製し、使用感(毛髪へののび、なじみ、べた
つきのなさ)、整髪力、フレーキングのなさについて評
価を行った。この結果を表1に併記する。
イリングジェル 下記表1に示す組成のヘアスタイリングジェルを下記方
法により調製し、使用感(毛髪へののび、なじみ、べた
つきのなさ)、整髪力、フレーキングのなさについて評
価を行った。この結果を表1に併記する。
【0019】
【表1】 注1:ルビカットPQ11(20%水溶液;BASF社
製)を使用 注2:ナトロゾール250HHR(ハークレス社製)を
使用
製)を使用 注2:ナトロゾール250HHR(ハークレス社製)を
使用
【0020】(製法) 実施例1〜9及び比較例1〜3; A.室温にて成分(1)、(3)及び(9)を混合し均
一な溶液とする。 B.室温にて成分(6)〜(8)を混合し均一な溶液と
する。 C.AにBを加えて混合し、ヘアスタイリングジェルを
得た。 比較例4; A.室温にて成分(4)、(5)及び(9)を混合し均
一な溶液とする。 B.室温にて成分(2)及び(6)〜(8)を混合し均
一な溶液とする。 C.AにBを加えて混合し、ヘアスタイリングジェルを
得た。
一な溶液とする。 B.室温にて成分(6)〜(8)を混合し均一な溶液と
する。 C.AにBを加えて混合し、ヘアスタイリングジェルを
得た。 比較例4; A.室温にて成分(4)、(5)及び(9)を混合し均
一な溶液とする。 B.室温にて成分(2)及び(6)〜(8)を混合し均
一な溶液とする。 C.AにBを加えて混合し、ヘアスタイリングジェルを
得た。
【0021】(評価方法)今までにコールドパーマ、ブ
リーチ等の美容処理を行ったことのない日本人女性の毛
髪を束ねて毛束(長さ20cm、30g)とし、この毛
束に実施例1〜9及び比較例1〜4のヘアスタイリング
ジェルを試料として各々3g塗布してドライヤーで乾燥
した。専門評価者が各試料の使用感(毛髪へののび、な
じみ、べたつきのなさ)、整髪力、フレーキングのなさ
について官能評価を行った。評価は下記の評価基準を用
いた。
リーチ等の美容処理を行ったことのない日本人女性の毛
髪を束ねて毛束(長さ20cm、30g)とし、この毛
束に実施例1〜9及び比較例1〜4のヘアスタイリング
ジェルを試料として各々3g塗布してドライヤーで乾燥
した。専門評価者が各試料の使用感(毛髪へののび、な
じみ、べたつきのなさ)、整髪力、フレーキングのなさ
について官能評価を行った。評価は下記の評価基準を用
いた。
【0022】(評価項目) (1)使用感(毛髪へののび、なじみ、べたつきのな
さ) (2)整髪力 (3)フレーキングのなさ
さ) (2)整髪力 (3)フレーキングのなさ
【0023】(評価基準) ◎ : 非常に良い ○ : 良い △ : やや悪い × : 悪い
【0024】表1の結果から明らかなように、比較例1
〜4のものと比較して、本発明のヘアスタイリングジェ
ルは、使用感(毛髪へののび、なじみ、べたつきのな
さ)、整髪力、フレーキングのなさの全ての項目で良好
な結果を有し、ヘアスタイリングジェルとして優れた効
果を有するものであることが実証された。
〜4のものと比較して、本発明のヘアスタイリングジェ
ルは、使用感(毛髪へののび、なじみ、べたつきのな
さ)、整髪力、フレーキングのなさの全ての項目で良好
な結果を有し、ヘアスタイリングジェルとして優れた効
果を有するものであることが実証された。
【0025】 実施例10 ウォーターグリース (成分) (%) (1)ビニルピロリドン・N,N−ジメチル 2.0 アミノエチルメタクリル酸共重合体 ジエチル硫酸塩(注1) (2)ヒドロキシエチルセルロース(注2) 0.5 (3)エタノール 20.0 (4)グリセリン 30.0 (5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 (60.E.O.) (6)精製水 残量
【0026】(製法) A.室温にて成分(1)、(2)及び(6)を混合し均
一な溶液とする。 B.室温にて成分(3)〜(5)を混合し均一な溶液と
する。 C.AにBを加えて混合し、ウォーターグリースを得
た。
一な溶液とする。 B.室温にて成分(3)〜(5)を混合し均一な溶液と
する。 C.AにBを加えて混合し、ウォーターグリースを得
た。
【0027】実施例10のウォーターグリースは、毛髪
へのなじみ、のびが良くてべたつきがなく、整髪力に優
れ、乾燥後のフレーキングが見られない、ウォーターグ
リースとして優れた効果を有するものであった。
へのなじみ、のびが良くてべたつきがなく、整髪力に優
れ、乾燥後のフレーキングが見られない、ウォーターグ
リースとして優れた効果を有するものであった。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のゲル状整
髪料は、毛髪へののび、なじみ、べたつきのなさ等の使
用感、整髪力に優れ、フレーキングの少ない優れた効果
を有するものである。
髪料は、毛髪へののび、なじみ、べたつきのなさ等の使
用感、整髪力に優れ、フレーキングの少ない優れた効果
を有するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(A)〜(D); (A)ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩 0.1〜10
重量% (B)非イオン性セルロース誘導体 0.05〜2重量
% (C)低級1価アルコール及び/又は多価アルコール
1〜50重量% (D)非イオン性界面活性剤 0.1〜30重量% を含有することを特徴とするゲル状整髪料。 - 【請求項2】 (A)成分と(B)成分の配合重量比
(A)/(B)が1/1〜100/1であることを特徴
とする請求項1記載のゲル状整髪料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157297A JPH10330227A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ゲル状整髪料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157297A JPH10330227A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ゲル状整髪料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10330227A true JPH10330227A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15521463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15157297A Pending JPH10330227A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ゲル状整髪料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10330227A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1568352A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-08-31 | Beiersdorf AG | Polymerkombination für Stylingmittel |
JP2006096725A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Nsc Ltd | 毛髪化粧料 |
JP2006335649A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Mandom Corp | 頭髪用組成物 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP15157297A patent/JPH10330227A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1568352A1 (de) * | 2004-02-26 | 2005-08-31 | Beiersdorf AG | Polymerkombination für Stylingmittel |
JP2006096725A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Nsc Ltd | 毛髪化粧料 |
JP2006335649A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Mandom Corp | 頭髪用組成物 |
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