JP2002060321A - 泡沫状頭髪化粧料 - Google Patents

泡沫状頭髪化粧料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】泡沫状頭髪化粧料において、気泡性(泡のふく
らみ)が良好であるために使用性(使いやすさ)が良
く、優れた毛髪セット効果を有しながらもべたつきやフ
レーキング(皮膜形成樹脂の剥離)を生じることなく、
毛髪を適度に束ね、しかも指通りが良く、かつ、皮膜形
成樹脂の膜の適度な保湿性により、毛髪にごわつきのな
い、しなやかな感触を付与することのできる新しい泡沫
状頭髪化粧料を提供する。 【解決手段】皮膜形成樹脂および糖アルコールを含有す
る原液と噴射剤からなることを特徴とする泡沫状頭髪化
粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアゾール型頭髪
化粧料で容器のノズルから泡沫状に吐出し、あるいは吐
出後に泡状になり、適度な気泡性と泡もちを有する泡沫
状頭髪化粧料に関し、更に詳細には、気泡性(泡のふく
らみ)が良好であるために使用性(使いやすさ)が良
く、優れた毛髪セット効果を有しながらもべたつきやフ
レーキング(皮膜形成樹脂の剥離)を生じることなく、
毛髪を適度に束ね、しかも指通りが良く、かつ、皮膜形
成樹脂の膜の適度な保湿性により、毛髪にごわつきのな
い、しなやかな感触を与える泡沫状頭髪化粧料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】整髪料は、毛髪を思い通りの形状や感触
にして整え維持する目的で使用され、霧状、液状、ジェ
ル状、泡沫状等様々な形態のものがある。これらはアニ
オン性、カチオン性、ノニオン性、両性等各種の皮膜形
成樹脂を水、低級アルコール等の溶媒に溶解したものが
骨格となっており、これに活性剤、油剤、増粘剤、場合
により噴射剤等を適宜配合して用いられている。これら
様々な形態の整髪料のうち、特に泡沫状のものは泡が毛
髪になじみやすく、頭皮に付着しにくいため使いやすい
ので広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな整髪料は、毛髪のセット効果を高めるために皮膜形
成樹脂を多量に配合すると、整髪の際の指通りを悪化さ
せたり、乾いた後に髪のごわつきや皮膜形成樹脂の剥離
(フレーキング)を生じることがあった。また、泡沫状
頭髪化粧料においては皮膜形成樹脂を高配合することに
より気泡性(泡のふくらみ)が低下することがあった。
このような問題を解決するために、多価アルコールやそ
の誘導体、ラノリン、エステル類等各種添加剤の配合に
よる改良が試みられたが、添加に伴ってセット効果が低
下してしまい、整髪料として満足のいくものが得られな
い場合や気泡性を損なうことがあった。同様に、皮膜形
成樹脂の配合量を低減しても、毛髪の感触や気泡性は向
上するが、セット効果の面で満足のいくものが得られな
かった。そこで、泡沫状頭髪化粧料において、気泡性
(泡のふくらみ)が良好であるために使用性(使いやす
さ)が良く、優れた毛髪セット効果を有しながらもべた
つきやフレーキング(皮膜形成樹脂の剥離)を生じるこ
となく、毛髪を適度に束ね、しかも指通りが良く、か
つ、皮膜形成樹脂の膜の適度な保湿性により、毛髪にご
わつきのない、しなやかな感触を付与することのできる
新しい泡沫状頭髪化粧料の開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
上記欠点を克服すべく鋭意研究を行った結果、皮膜形成
樹脂と糖アルコールを組み合わせてなる原液と噴射剤を
用いた泡沫状頭髪化粧料が、気泡性(泡のふくらみ)が
良好であるために使用性(使いやすさ)が良く、優れた
毛髪セット効果を有しながらもべたつきやフレーキング
(皮膜形成樹脂の剥離)を生じることなく、毛髪を適度
に束ね、しかも指通りが良く、かつ、皮膜形成樹脂の膜
の適度な保湿性により、毛髪にごわつきのない、しなや
かな感触を与える泡沫状頭髪化粧料が得られることを見
いだし、この知見に基づいて本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、皮膜形成樹脂および
糖アルコールを含有する原液と噴射剤からなることを特
徴とする泡沫状頭髪化粧料にある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
本発明に用いられる皮膜形成樹脂はアニオン性、カチオ
ン性、ノニオン性、両性等各種の皮膜形成樹脂が挙げら
れる。アニオン性皮膜形成樹脂としては、アクリル樹脂
アルカノールアミン液、ビニルメチルエーテル・マレイ
ン酸ブチル共重合体液等が挙げられる。一般的にアニオ
ン性の皮膜形成樹脂は透明でなめらかな皮膜を形成し、
高いセット保持力を示す。アクリル樹脂アルカノールア
ミン液として、互応化学社のプラスサイズシリーズが、
ビニルメチルエーテル・マレイン酸ブチル共重合体液と
してISP社のGANTREZシリーズが挙げられる。
【0007】カチオン性皮膜形成樹脂としては、ビニル
ピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル
酸共重合体ジエチル硫酸塩等が挙げられる。一般的にカ
チオン性皮膜形成樹脂は柔軟性に優れ、毛髪への親和
性、密着性に優れるため、毛髪にしなやかで滑らかな風
合いを与える特徴を持つ。ビニルピロリドン・N,N−
ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジエチル硫
酸塩として、ISP社のGafquatシリーズや大阪
有機化学工業社のHCポリマーシリーズ等が挙げられ
る。
【0008】ノニオン性皮膜形成樹脂としては、ポリビ
ニルピロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合
体等が挙げられる。一般的にノニオン性皮膜形成樹脂
は、皮膜が柔軟で、水への再溶解性も高いという特徴を
持つため、毛髪のセット保持、なめらかな風合いの付与
に有効である。ポリビニルピロリドンとしては、BAS
F社のLuviskol Kシリーズ、ISP社のPV
P Kシリーズが、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重
合体としては、BASF社のLuviskolVAシリ
ーズ、ISP社のPVP/VAシリーズが挙げられる。
【0009】両性皮膜形成樹脂としては、N−メタクリ
ロイルエチルN,N−ジメチルアンモニウム・α−N−
メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキル共重
合体、およびアクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共
重合体等が挙げられる。一般的に両性皮膜形成樹脂は、
透明でなめらかな皮膜を形成して良好な整髪性を与える
ものである。アクリル酸オクチルアミド・アクリル酸ヒ
ドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルアミノエチル共
重合体として、NSC社のAMPHOMERシリーズ
が、N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチルアンモ
ニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリ
ル酸アルキル共重合体として、三菱化学社のユカフォー
マーSM、ユカフォーマーRシリーズ、ユカフォーマー
301が挙げられる。
【0010】本発明の泡沫状頭髪化粧品においては、使
用後のセット力および毛髪の良好な感触を得る上で、上
記の皮膜形成樹脂のうち好ましくは、ビニルピロリドン
・N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体
ジエチル硫酸塩、N−メタクリロイルエチルN,N−ジ
メチルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイ
ン・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸オクチ
ルアミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル
酸ブチルアミノエチル共重合体、アクリル樹脂アルカノ
ールアミン液、ポリビニルピロリドンから選ばれる1種
または2種以上である。
【0011】また、本発明において、皮膜形成樹脂は1
種または2種以上を組み合わせて用いることができ、そ
の配合量は樹脂分として原液組成中好ましくは0.1〜
10質量%(以下、特に記載のない場合、質量%を%と
略す)、より好ましくは0.3〜9%、更に好ましくは
0.5〜8%である。0.1%未満では皮膜形成樹脂の
十分な効果が得られない場合があり、10%を超えると
頭髪化粧料としての品質を損なう場合がある。
【0012】本発明に用いられる糖アルコールは、グル
コースやキシロース等の単糖類あるいはマルトース等の
二糖類を始めとする少糖類を電解還元、高圧水素還元等
で還元することによって得られるものであり、ソルビト
ール、キシリトール、マルチトール、マンニトール等が
挙げられる。
【0013】本発明で用いられる糖アルコールは、高い
保湿性により毛髪にしなやかさを付与すると考えられ
る。また、糖アルコールは併用する皮膜形成樹脂に対し
て可塑剤や改質剤等として働き、毛髪上により柔軟でな
めらかな樹脂皮膜を形成し、指通りを向上させるととも
に乾燥後のフレーキングを防止する働きを有するものと
考えられる。
【0014】本発明の泡沫状頭髪化粧品においては、使
用後の毛髪の束なり感および毛髪の良好な感触を得る上
で、上記の糖アルコールのうち好ましくは、ソルビトー
ル、マルチトールから選ばれる1種または2種である。
【0015】本発明において、糖アルコールは1種また
は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合
量は、固形分として原液組成中好ましくは0.01〜2
0%、より好ましくは0.05〜15%、更に好ましく
は0.1〜10%である。0.01%未満では糖アルコ
ールの十分な効果が得られない場合があり、20%を超
えると頭髪化粧料としての品質を損なう場合があり、特
に使用中や使用後にべたつきやごわつきを生じる場合が
ある。
【0016】本発明の泡沫状頭髪化粧料には、上記の必
須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない
量、質的範囲で、粘度調整剤、髪質改良剤、pH調整
剤、界面活性剤、乳化助剤、油性成分、水性成分、紫外
線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケ
ア用の美容成分等、頭髪化粧料において汎用である他の
成分の配合が可能である。
【0017】粘度調整剤としては、他のノニオン性、ア
ニオン性またはカチオン性の水溶性高分子等を挙げるこ
とができ、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、
カルボキシビニルポリマー、カチオン化セルロース、カ
チオン化デンプン、カチオン化グアーガム等を例示する
ことができる。また、髪質改善剤としては、シリコーン
油、高重合シリコーン、環状シリコーン、ポリエーテル
変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カチオン性シ
リコーン等のシリコーン誘導体やカチオン性界面活性剤
等を挙げる事ができる。pH調整剤としては、クエン
酸、乳酸等の酸またはその塩を、界面活性剤としては、
通常使用されるアニオン性界面活性剤、両性界面活性
剤、ポリオキシアルキレン付加型界面活性剤等のノニオ
ン性界面活性剤を、乳化助剤としては、高級アルコー
ル、グリセリン脂肪酸エステル等を、油性成分として
は、直鎖または分岐鎖を有するエステル類、炭化水素
類、油脂類、高級脂肪酸等を、水性成分としては、多価
アルコール、低級アルコール等を例示することができ
る。
【0018】また、本発明の泡沫状頭髪化粧料には、通
常エアゾール製品として用いられている液化石油ガス
(LPG)、窒素ガス、炭酸ガス、ジメチルエーテル
(DME)等の噴射剤を単独あるいは混合して用いられ
る。
【0019】本発明の泡沫状頭髪化粧品においては、良
好な泡のふくらみ、泡のもち、低温下での気泡性を得る
上で、上記の噴射剤のうち好ましくは、液化石油ガス
(LPG)、ジメチルエーテル(DME)が単独である
いは混合して使用され、より好ましくは液化石油ガス
(LPG)とジメチルエーテル(DME)の混合ガスで
ある。
【0020】本発明の泡沫状頭髪化粧料は、通常のエア
ゾール容器に充填することができ、容器のノズルから泡
沫状に吐出し、あるいは吐出後に泡状になり、適度な気
泡性と泡もちを有するヘアスタイリングフォーム等の泡
沫状エアゾール型整髪料として実施できる。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
る。なお、これらは本発明を何ら限定するものではな
い。
【0022】実施例1〜14および比較例1〜2(ヘア
スタイリングフォーム) 表1に示す配合組成のへアスタイリングフォームを常法
にて調製し、セット保持力、毛髪の束なり感、指通り、
フレーキング(皮膜形成樹脂の剥離)、使用後の毛髪の
感触(しなやかさ、ごわつきのなさ)および泡のふくら
み(使用性)について評価した。表1に結果を併せて示
す。
【0023】
【表1】
【0024】(評価方法) 〈1〉セット保持力試験 長さ15cm、重さ1gの毛束に実施例1〜14および
比較例1〜2の各試料0.5gを均一に塗布し、直径2
cmのロッドに巻き、45℃の恒温室内に6時間放置し
て完全に乾燥させた。乾燥後、ロッドを取り外し、毛束
の見かけの長さを(L)を測定し、次いで、温度25
℃、湿度90%の恒温高湿室に毛束を吊るし、30分後
に取り出し、再び毛束の見かけの長さ(Lo)を測定し
た。
【0025】セット保持力を次式にて求めた。 セット保持力(%)=〔(15-Lo)÷(15-L)〕
×100 従って、この値が100に近いほどセット保持力が強い
ことを示す。
【0026】評価基準は、以下の通りである。 ◎ : 80% 以上 (非常に良い) ○ : 50%以上80%未満 (良い) △ : 30%以上50%未満 (やや悪い) × : 30%未満 (悪い)
【0027】〈2〉実用テスト(実用評価) 20名の被験者によって、本発明品を使用し整髪を行っ
た後、毛髪の束なり感、指通りのよさ、フレーキングの
なさ、毛髪の感触(しなやかさ、ごわつきのなさ)等の
髪の質感について5点満点で官能評価した。また使用時
に、泡のふくらみ(使用性)を評価した。
【0028】評価基準は、評価点数の平均値を用い、次
のように評価した。 ◎ : 4以上 (非常に良い) ○ : 3.5以上4未満 (良い) △ : 2.5以上3.5未満 (やや悪い) × : 2.5未満 (悪い)
【0029】表1の結果から明らかなように、本発明の
ヘアスタイリングフォームは比較例1〜14のものと比
較して、セット保持力に優れて指通りも良く、感触的に
もしなやかでごわつきのないものであった。また、使用
時の気泡性(泡のふくらみ)が良好のため使用性が良
く、乾燥後のフレーキングも見られないことから、ヘア
スタイリングフォームとして優れた効果を有するもので
あることが実証された。
【0030】実施例15(ウェーブ用フォーム) 下記に示す配合組成のウェーブ用フォームを常法にて調
製した。 (組成) (成 分) (%) (1)N−メタクリロイルエチルN,N−ジメチル アンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン ・メタクリル酸アルキル共重合体 *2 1.0 (2)マルビトール 2.0 (3)イソステアリルアルコール 5.0 (4)メチルフェニルポリシロキサン 3.0 (5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.2 (6)グリセリン 5.0 (7)エタノール 10.0 (8)香料 適 量 (9)精製水 〔(1)〜(9)の原液組成で100%とした〕残 量 原液 92.0 噴射剤(LPG) 6.0 噴射剤(DME) 2.0 *2:ユカフォーマーRFN(三菱化学社製)(純樹脂分としての%で記載)
【0031】得られた実施例15のウェーブ用フォーム
は、気泡性が良好で使用感も良く、ウェーブのある毛髪
に適度な束なり感を持たせ、また優れたセット力を有す
るものであり、しかも毛髪のしなやかさ、指通りの良さ
においても優れた効果を示すものであった。
【0032】実施例16(トリートメントフォーム) 下記に示す配合組成のトリートメントフォームを常法に
て調製した。 (組成) (成 分) (%) (1)ポリビニルピロリドン 0.3 (2)キシリトール 0.5 (3)セタノール 0.5 (4)メチルフェニルポリシロキサン 0.5 (5)ポリオキシエチレンセチルエーテル(E.O.15) 0.7 (6)グリセリン 1.0 (7)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5 (8)香料 適 量 (9)精製水 〔(1)〜(9)の原液組成で100%とした〕残 量 原液 95.0 噴射剤(LPG) 4.5
【0033】得られた実施例16のトリートメントフォ
ームは、気泡性も良好で使用感も良く、毛髪に適度な束
なり感を持たせ、毛髪のしなやかさ、指通りの良さにお
いても優れた効果を示すものであった。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の泡沫状頭髪
化粧料は、気泡性(泡のふくらみ)が良好であるために
使用性(使いやすさ)が良く、優れた毛髪セット効果を
有しながらもべたつきやフレーキング(皮膜形成樹脂の
剥離)を生じることなく、毛髪を適度に束ね、しかも指
通りが良く、かつ、皮膜形成樹脂の膜の適度な保湿性に
より、毛髪にごわつきのない、しなやかな感触を与える
性質を有し、泡沫状頭髪化粧料として優れた品質を有す
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膜形成樹脂および糖アルコールを含有
    する原液と噴射剤からなることを特徴とする泡沫状頭髪
    化粧料。
  2. 【請求項2】 皮膜形成樹脂が、ビニルピロリドン・
    N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸共重合体ジ
    エチル硫酸塩、N−メタクリロイルエチルN,N−ジメ
    チルアンモニウム・α−N−メチルカルボキシベタイン
    ・メタクリル酸アルキル共重合体、アクリル酸オクチル
    アミド・アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸
    ブチルアミノエチル共重合体、アクリル樹脂アルカノー
    ルアミン液、ポリビニルピロリドンからなる群より選ば
    れる1種または2種以上であることを特徴とする請求項
    1記載の泡沫状頭髪化粧料。
  3. 【請求項3】 糖アルコールが、ソルビトール及びマル
    チトールからなる群より選ばれる1種または2種である
    ことを特徴とする請求項2記載の泡沫状頭髪化粧料。
  4. 【請求項4】 噴射剤が、液化石油ガスおよびジメチル
    エーテルの混合ガスであることを特徴とする、請求項3
    記載の泡沫状頭髪化粧料。
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