JP4678114B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、スタイリング剤、ヘアパック、ヘアスプレー、育毛剤、養毛剤などとして使用される毛髪化粧料に関し、より詳しくは、毛髪に、従来にない優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続することができる毛髪化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、女性の髪は、清潔志向及びおしゃれ意識の高まりに伴い、毎日の洗髪やスタイリング、ドライヤーなどによる物理的損傷や染毛、ブリーチ、パーマ処理などによる化学的損傷を受けやすくなっている。損傷した毛髪の不具合点としては、乾燥後の毛髪のぱさつき、なめらかさの劣化、櫛通りの劣化などがあげられる。上述した髪の不具合点を改善するためにヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアムース、ヘアクリーム、ヘアスプレー、スタイリングフォームのような毛髪化粧料が用いられている。
【0003】
従来、このような毛髪化粧料として、例えば界面活性能を有するグアニジン誘導体及びその塩と高級アルコールとの組み合わせを主成分とするもの(特開平5−194150号公報)、或いは、上記グアニジン誘導体及びその塩と液状油分、カチオン性ポリマー、ポリグリセリン脂肪酸エステルなど、種々組み合わせたものが提案されている(特開平4−49220号公報、特開平4−54112号公報、特開2001−172129号公報)。また、有機変性粘土鉱物と水溶性高分子化合物と高分子量シリコーンを含有する毛髪化粧料(特開平5−246824号公報)、カチオン性増粘剤と有機変性粘土鉱物を含有する毛髪化粧料(特開平10−265344号公報)などが提案されている。
【0004】
しかしながら、従来の毛髪化粧料では、優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続する点において不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の毛髪化粧料のもつ欠点を克服し、優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続できる毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、(A)界面活性能を有するグアニジン誘導体又はその塩及び(B)有機変性粘土鉱物を含有する毛髪化粧料が、優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、本発明は、下記(A)成分及び(B)成分を含有してなることを特徴とする毛髪化粧料を提供する。
(A)下記一般式(1)で表されるグアニジン誘導体もしくはその塩、又はN−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−Lアルギニン塩酸塩
【化5】
[式中、R 1 は炭素数1〜22の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基又はアルケニル基である。AはCHR 6 (CH 2 ) n [但し、R 6 は水素原子又はCOOR 7 (R 7 は水素原子、炭素数1〜3の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基)を表し、nは1〜5の整数である。]を表し、Xは無機酸又は有機酸である。]
(B)第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理された変性粘土鉱物
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明につき更に詳細に説明する。本発明の毛髪化粧料は、上述したように、(A)界面活性能を有するグアニジン誘導体又はその塩及び(B)有機変性粘土鉱物を併用することにより、従来にない優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続できるものである。
【0009】
ここで、本発明の毛髪化粧料の(A)成分である界面活性能を有するグアニジン誘導体又はその塩としては、例えば下記一般式(1)で表されるものが挙げられる。
【0010】
【化1】
[式中、R1は炭素数1〜22の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、mは0又は1である。AはCHR6(CH2)n[但し、R6は水素原子又はCOOR7(R7は水素原子、炭素数1〜6の水素基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基)を表し、nは0〜9の整数である。]を表し、R2、R3は水素原子、炭素数1〜12の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、R4、R5は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、Xは無機酸又は有機酸である。]
【0011】
ここで、上記式(1)中の置換基R1は、炭素数1〜22、好ましくは11〜21、より好ましくは11〜17の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、例えば酸素原子を介在してもよいC11H23−、C12H25−、C13H27−、C14H29−、C15H31−、C16H33−、C17H35−、(C8H17)2CH−、4−C2H5C15H30−などの基が好適である。
【0012】
R2、R3は、水素原子又は炭素数1〜12の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、これらの中でも水素原子がより好適である。
【0013】
R4、R5は、水素原子、炭素数1〜6の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、これらの中でも水素原子がより好適である。
【0014】
Aは、CHR6(CH2)nで表され、nは0〜9、好ましくは1〜5の整数であり、(CH2)nとしては、好ましくは直鎖状のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基などが挙げられる。また、R6は、水素原子又はCOOR7で表され、R7は水素原子、炭素数1〜6、好ましくは1〜3の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、例えばCOOH、COOC2H5などが挙げられる。なお、mは0又は1である。
【0015】
また、本発明の(A)成分である界面活性能を有するグアニジン誘導体又はその塩としては、更に、下記一般式(2)で表されるものも好適に使用することができる。
【0016】
【化2】
(但し、上記式中、R8は炭素数2〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基であり、水素原子の一部がアルキル基で置換されていてもよい。R9は炭素数12〜24の分岐鎖状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基を表す。また、Xは無機酸又は有機酸である。)
【0017】
上記グアニジン誘導体は、通常、塩の形で配合される。即ち、上記一般式(1)及び上記一般式(2)中のXが、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等の無機酸、又はグリコール酸、酢酸、酒石酸、プロピオン酸、乳酸、クエン酸、サリチル酸、コハク酸、リンゴ酸、酪酸、p−トルエンスルホン酸、高級脂肪酸、L又はDL−ピロリドンカルボン酸、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸等の有機酸などとして用いることができるが、水への溶解性などの点から無機酸塩とする場合は塩酸塩若しくはリン酸塩、有機酸塩とする場合はグリコール酸塩、酢酸塩若しくはL−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩などが望ましい。なお、これらの塩とするためには、上記グアニジン誘導体を上記酸で中和すればよい。
【0018】
このような(A)成分の界面活性能を有するグアニジン誘導体及びそれらの塩として、より具体的には、例えばヘキサデシルグアニジン、オクタデシルグアニジン、2−オクチルドデシルグアニジン等のアルキルグアニジン、オレイルグアニジン等のアルキレングアニジン、2−グアニジノエチルラウロアミド、4−グアニジノブチルラウロアミド、3−グアニジノプロピルオクタノイルアミド、2−グアニジノエチルステアロイルアミド、6−グアニジノヘキシルミリストイルアミド等のアルキルアミドグアニジン、4−グアニジノブチルオレノイルアミドグアニジン等のアルキレンアミドグアニジン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンステアリル、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−Lアルギニン塩酸塩、N−ラウロイル−L−アルギニンプロピル、N−2−エチルヘキサノイル−L−アルギニンメチル等のアルギニン誘導体、1,8−ジグアニジノオクタン、1,18−ジグアニジノオレイン等のジグアニジン誘導体及びこれらの塩などが挙げられる。
【0019】
(A)成分のグアニジン誘導体又はその塩は、1種を単独で配合しても、2種以上を併用してもよく、また、その配合量は特に制限されないが、毛髪化粧料全体の0.01〜20%(質量%、以下同様)、好ましくは0.1〜10%、より好ましくは0.1〜3%とすることが好ましい。配合量が少なすぎると、本発明の効果が十分でない場合がある。一方、多すぎると経済的に不利になるばかりでなく、むしろべたついて重い仕上がりとなる傾向がある。
【0020】
本発明の毛髪化粧料の(B)成分である有機変性粘土鉱物は、水膨潤性粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤で処理して得られるものが好適である。上記水膨潤性粘土鉱物は、三層構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミニウムの1種で、具体的にはモンモリロナイト、サポナイト及びヘクトライトなどの天然又は合成のモンモリロナイト群(市販品ではビーガム、クニピア、ラポナイト、ベンゲルなどがある。)及びナトリウムシリシックマイカやナトリウム又はリチウムテニオライトの名で知られる合成雲母(市販品ではダイモナイト;トピー工業(株)などがある。)などである。
【0021】
上記第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は下記一般式(3)で表されるものである。(但し、下記式中、R1は炭素数10〜22、特に16〜22のアルキル基又はベンジル基、R2はメチル基又は炭素数10〜22、特に16〜22のアルキル基、R3とR4は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、Xはハロゲン原子又はメチルサルフェート残基を表す。)
【0022】
【化3】
【0023】
上記第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤として、より具体的には、例えば、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、アラキルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、アラキルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、アラキルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、及び相当するプロミド等、更にジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。本発明の実施にあたっては、これらのうち一種又は二種以上が任意に選択される。
【0024】
上記非イオン性界面活性剤は、そのHLB値が2〜16の範囲内に存し、3〜12のものが更に好適である。例示すれば、ポリオキシエチレン2〜30モル付加{以下POE(2〜30)と略す。}、オレイルエーテルPOE(2〜35)ステアリルエーテル、POE(2〜20)ラウリルエーテル、POE(1〜20)アルキルフェニルエーテル、POE(6〜18)べヘニルエーテル、POE(5〜25)2−デシルペンタデシルエーテル、POE(3〜30)2−デシルテトラデシルエーテル、POE(8〜16)2−オクチルデシルエーテル等のエーテル型活性剤、及びPOE(4〜60)硬化ヒマシ油、POE(3〜14)脂肪酸モノエステル、POE(6〜30)脂肪酸ジエステル、POE(5〜20)ソルビタン脂肪酸エステル等のエステル型活性剤、更にPOE(2〜30)グリセリルモノイソステアレート、POE(10〜60)グリセリルトリイソステアレート、POE(7〜50)硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE(12〜60)硬化ヒマシ油トリイソステアレート等のエーテルエステル型活性剤のエチレンオキシド付加型界面活性剤、及びデカグリセリルテトラオレート、ヘキサグリセリルトリイソステアレート、テトラグリセリルジイソステアレート、ジグリセリルジイソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノイソステアレート、グリセリルモノオレート等のグリセリン脂肪酸エステル等の多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤などが挙げられる。これらの中でデカグリセリルテトラオレート、ヘキサグリセリルトリイソステアレート、テトラグリセリルジイソステアレート等のトリグリセリン以上のポリグリセリン脂肪酸エステル、POE(2〜12)オレイルエーテル、POE(3〜12)ステアリルエーテル、POE(2〜10)ラウリルエーテル、POE(2〜10)ノニルフェニルエーテル、POE(6〜15)ベヘニルエーテル、POE(5〜20)2−デシルペンタデシルエーテル、POE(5〜17)2−デシルテトラデシルエーテル、POE(8〜16)2−オクチルデシルエーテル等のPOE付加エーテル型活性剤、及びPOE(10〜20)硬化ヒマシ油、POE(5〜14)オレイン酸モノエステル、POE(6〜20)オレイン酸ジエステル、POE(5〜10)ソルビタンオレイン酸エステル等のPOE付加エステル型活性剤、POE(3〜15)グリセリルモノイソステアレート、POE(10〜40)グリセリルトリイソステアレート等のPOE付加エーテルエステル型活性剤等のエチレンオキシド付加型の非イオン性界面活性剤が特に好ましい。本発明の実施にあたってはこれら非イオン性界面活性剤の中から一種又は二種以上が任意に選択されて用いられる。なお、上記ノニオン活性剤のHLB値は、下式の川上式により算出される。
【0025】
【数1】
【0026】
(ここでMwは、親水基部の分子量、Moは親油基部の分子量をそれぞれ表す。)
【0027】
本発明で用いる有機変性粘土鉱物は、例えば、水、アセトン、或いは低級アルコールなどの低沸点溶剤中で水膨潤性粘土鉱物と第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤とを分散撹拌処理し、次いで低沸点溶剤を除去することによって得られる(市販品ではエスベンE、エスベンW、エスベンX−L、エスベンN−400;(株)豊順洋行社製、クレイトンAF、クレイトンSO;サザンクレイプロダクト社製などがある。)。
【0028】
本発明で用いる有機変性粘土鉱物は、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤が層間に入り込むことによって水膨潤性粘土鉱物の層間隔が広がった状態になるので、X線回折で長面間隔を測定することにより第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤の吸着の有無を確認できる。
【0029】
本発明の有機変性粘土鉱物を調製する際の第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の配合割合は、上記水膨潤性粘土鉱物100質量部に対して、20〜120質量部が好ましく、更に好ましくは30〜100質量部である。第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の配合割合が少なすぎると十分な効果を有する有機変性粘土鉱物が得られない場合があり、逆に配合割合が多すぎると過剰の第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤が混入し、製剤の安定性を低下させてしまう場合がある。
【0030】
また、本発明の有機変性粘土鉱物を調製する際の非イオン性界面活性剤の配合割合は、水膨潤性粘土鉱物100質量部に対して、5〜120質量部が好ましく、更に好ましくは15〜100質量部である。非イオン性界面活性剤の配合割合が少なすぎると十分な効果を有する有機変性粘土鉱物が得られない場合があり、逆に配合割合が多すぎると過剰の非イオン性界面活性剤が混入し、製剤の安定性を低下させてしまう場合がある。
【0031】
本発明の毛髪化粧料の(B)成分である有機変性粘土鉱物は、1種を単独で配合しても、2種以上を併用しても良く、また、その配合量は特に制限されないが、毛髪化粧料全体の0.01〜20%、好ましくは0.05〜10%、より好ましくは0.05〜5%とすることが好ましい。配合量が少なすぎると本発明の効果が十分でない場合がある。一方、多すぎると経済的に不利になるばかりでなく、むしろべたついて重い仕上がりとなる傾向がある。
【0032】
本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で、通常の毛髪化粧料、特に乳化組成物に用いられる配合剤、例えば、界面活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類、アミノ酸類、水などを配合することができる。なお任意成分はこれらに限定されるものではない。
【0033】
本発明は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、スタイリング剤、育毛剤、養毛剤などの毛髪用組成物に用いることができ、また、各剤型の常法に準じて調製して、各製剤の常用量を通常の使用方法で使用することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、従来にない、優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続できる毛髪化粧料を得ることができる。
【0035】
【実施例】
以下、本発明を実施例及び比較例に基づいてより具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって限定されるものではない。なお、実施例及び比較例における化粧料の組成は質量%で示す。
【0036】
[実施例1〜8及び比較例1〜7]
表1に示すヘアリンス剤を製造した。
まず、試料の作成方法及び評価方法について説明する。
【0037】
(1)試料の作成
▲1▼油性成分を、40〜80℃で加温溶解して油相を調製する。
▲2▼その他の水性成分を水に25〜80℃に加熱溶解して水相を調整する。
▲3▼水相に、油相を添加し、アジホモミキサーで撹拌し、O/Wエマルジョンを形成する。
▲4▼パドルミキサーで撹拌、室温まで徐冷し、試料とする。
【0038】
(2)評価方法
20〜30代の女性30名について(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、実使用評価を行った。評価項目は、乾燥時仕上がり時のぱさつきのなさ、さらさら感、乾燥24時間後のさらさら感、総合評価について以下の評点に従い、行った。
【0039】
(評点)
◎;良好と答えた者が30名中25名以上
○;良好と答えた者が30名中15〜24名
△;良好と答えた者が30名中5〜14名
×;良好と答えた者が30名中5名未満
【0040】
【表1】
【0041】
*1;エスベンE 豊順洋行社製
*2;エスベンW 豊順洋行社製
*3;エスベンN−400 豊順洋行社製
*4;クレイトンAF サザンクレイプロダクト社製
*5;クレイトンSO サザンクレイプロダクト社製
*6;クニピアF クニミネ工業社製
*7;クニピアG クニミネ工業社製
*8;ベンゲルFW 豊順洋行社製
*9;スメクトンSA クニミネ工業社製
【0042】
[実施例9]
下記組成のヘアコンディショナーを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.5%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*10 0.3%
ジメチルシリコーン100万cst 1.0%
ジメチルシリコーン10万cst 1.0%
ジメチルシリコーン50cst 1.0%
グリシン 1.0%
セタノール 0.5%
ベヘニルアルコール 1.8%
オレイルアルコール 0.3%
オレイン酸 0.2%
イソステアリン酸 0.2%
ピロクトンオラミン 0.3%
トリメチルグリシン 0.2%
アルギニン 0.3%
システイン 0.3%
モノステアリン酸グリセリル 0.1%
モノラウリン酸ソルビタン 0.1%
パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05%
安息香酸 0.1%
トリイソプロパノールアミン 0.1%
グリコール酸 適量
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料B 0.6%
精製水 バランス
計 100.0%
*10 豊順洋行社製 エスベンW(以下同様)
【0043】
性状
pH6.5
粒子径0.5〜5μm
粘度4500cp/25℃
【0044】
[実施例10]
下記組成のヘアートリートメントを常法に準じて製造した。
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル 0.5%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*11 0.2%
ジメチルシリコーン1000万cst 0.5%
ジメチルシリコーン10万cst 1.0%
ジメチルシリコーン30cst 1.5%
セタノール 4.0%
アミノ変性シリコーン*12 0.3%
ベヘニルアルコール 3.0%
ステアリルアルコール 2.0%
イソステアリン酸 0.2%
グリセリン 3.0%
プロピレングリコール 5.0%
モノステアリン酸グリセリル 0.1%
モノラウリン酸ソルビタン 0.1%
モノラウリン酸グリセリン 0.1%
パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05%
グリコール酸 適量
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料C 0.5%
精製水 バランス
計 100.0%
*11 サザンクレイプロダクト社製 クレイトンAF(以下同様)
*12 信越化学製 KF867S
【0045】
性状
pH6.4
粘度130p/25℃
粒子径1〜5μm
【0046】
[実施例11]
下記組成のヘアエッセンスを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.1%
4−グアニジノブチルパルミテロアミド酢酸 0.2%
4−グアニジノブチルミリステロアミド酢酸 0.2%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*13 0.5%
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン*14 2.0%
セタノール 0.5%
ベヘニルアルコール 0.2%
ステアリルアルコール 0.7%
イソステアリン酸 0.2%
オレイン酸オレイル 0.2%
グリシン 0.8%
トリメチルグリシン 0.2%
アルギニン 0.3%
システイン 0.3%
モノステアリン酸グリセリル 0.1%
モノラウリン酸ソルビタン 0.1%
ポリオキシエチレン(40)硬化ひまし油 1.0%
パラオキシ安息香酸メチル 0.1%
パラオキシ安息香酸プロピル 0.02%
安息香酸 0.1%
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料D 0.3%
精製水 バランス
計 100.0%
*13 サザンクレイプロダクト社製 クレイトンSO
*14 東レダウコーニング社製 SH3775M
【0047】
性状
pH5.8
粒子径0.01〜0.1μm
粘度6500cp/25℃
外観 透明ジェル状
【0048】
[実施例12]
下記組成のヘアコンディショナーを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.15%
4−グアニジノブチルパルミテロアミド酢酸 0.2%
4−グアニジノブチルミリステロアミド酢酸 0.2%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*10 0.1%
ジメチルシリコーン100万cst 1.0%
ジメチルシリコーン10万cst 1.0%
ジメチルシリコーン30cst 1.0%
ステアリルアルコール 1.0%
セタノール 1.0%
ベヘニルアルコール 1.0%
ポリオキシエチレン(POE6)オレイルエーテル 0.1%
モノステアリン酸グリセリル 0.1%
モノラウリン酸ソルビタン 0.1%
パラオキシ安息香酸メチル 0.2%
パラオキシ安息香酸プロピル 0.05%
プロピレングリコール 8.0%
トリイソプロパノールアミン 0.1%
ヒドロキシエチルセルロース 0.5%
高重合ポリエチレングリコール*15 0.1%
グリコール酸 適量
酢酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
香料A 0.6%
精製水 バランス
計 100.0%
*15 ユニオン・カーバイド社製 POLYOX WSR N−60KCG
【0049】
性状
pH6.5
粒子径0.5〜10μm
粘度4500cp/25℃
【0050】
[実施例13]
下記組成のヘアジェルを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルパルミテロアミド酢酸 0.2%
4−グアニジノブチルミリステロアミド酢酸 0.2%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*10 0.5%
モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル 5.0%
カルボキシビニルポリマー 0.5%
クインスシードガム 0.3%
メチルシロキサン・ポリオキシエチレン共重合体 2.0%
N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアミノエチル−α−N−メチ
ルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体 2.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.3%
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1%
メチルパラベン 0.1%
トリエタノールアミン 0.5%
香料B 0.2%
エタノール 5.0%
精製水 バランス
計 100.0%
【0051】
性状
pH6.0
粘度50p/25℃
粒子径1〜5μm
【0052】
[実施例14]
下記組成のヘアワックスを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.1%
4−グアニジノブチルパルミテロアミド酢酸 0.2%
4−グアニジノブチルミリステロアミド酢酸 0.2%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*11 0.3%
ジイソステアリン酸デカグリセリル 5.0%
メチルシロキサン・ポリオキシエチレン共重合体 2.0%
ワセリン 3.0%
スクアラン 2.0%
キャンデリラロウ 1.0%
ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 0.3%
ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル 4.0%
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1%
プロピルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.3%
フェノキシエタノール 0.5%
エデト酸四ナトリウム 0.05%
トリエタノールアミン 0.5%
香料C 0.2%
精製水 残部
計 100.0%
【0053】
性状
pH6.4
粘度130p/25℃
粒子径1〜10μm
【0054】
[実施例15]
下記組成のヘアクリームを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルラウロアミド酢酸 0.5%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*10 0.1%
オルガノポリシロキサン 1.0%
トリステアリン酸ヘキサグリセリル 3.0%
カラヤガム 0.1%
メチルシロキサン・ポリオキシエチレン共重合体 0.5%
メチルポリシロキサン(10万cst) 5.0%
流動パラフィン 5.0%
パラフィンワックス 3.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 10.0%
ジヒドロキシベンゾフェノン 0.1%
プロピルパラベン 0.1%
メチルパラベン 0.3%
フェノキシエタノール 0.5%
ヤシ油脂肪酸ソルビタン 2.0%
モノステアリン酸グリセリン 1.0%
モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0%
トリエタノールアミン 0.5%
香料D 0.2%
精製水 残部
計 100.0%
【0055】
性状
pH6.0
粘度180p/25℃
粒子径1〜5μm
【0056】
[実施例16]
下記組成のヘアウォーターを常法に準じて製造した。
4−グアニジノブチルパルミテロアミド酢酸 0.3%
4−グアニジノブチルミリステロアミド酢酸 0.3%
ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト*11 0.2%
オルガノポリシロキサン 1.0%
ポリオキシエチレン変性シリコーン 0.5%
3−メチル−1,3−ブタンジオール 2.0%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5%
メチルポリシロキサン 3.0%
ポリオキシエチレンラウリルエーテル 0.4%
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.2%
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0%
メチルパラベン 0.3%
クエン酸ナトリウム 0.1%
ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸 0.1%
香料A 0.1%
エタノール 20.0%
精製水 残部
計 100.0%
【0057】
性状
pH6.8
粒子径0.005〜0.05μm
【0058】
上記実施例9〜16で調製した毛髪化粧料は、いずれも、従来にない優れたぱさつきを抑える効果を有し、且つべたつきのないさらさら感を与えることができ、更に皮脂分泌、スタイリング剤の崩れなどによって経時で起こるべたつきを抑え、さらさら感を持続する効果に優れていた。なお、上記実施例の香料A〜Dは、以下に記載の香料組成物A〜Dを使用した。
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【0063】
【表6】
【0064】
【表7】
【0065】
【表8】
【0066】
【表9】
【0067】
【表10】
【0068】
【表11】
Claims (5)
- 下記(A)成分及び(B)成分を含有してなることを特徴とする毛髪化粧料。
(A)下記一般式(1)で表されるグアニジン誘導体もしくはその塩、又はN−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−Lアルギニン塩酸塩
(B)第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理された変性粘土鉱物 - (A)成分が、2−グアニジノエチルラウロアミド、4−グアニジノブチルラウロアミド、4−グアニジノブチルパルミテロアミド、4−グアニジノブチルミリステロアミド、3−グアニジノプロピルオクタノイルアミド、2−グアニジノエチルステアロイルアミド及び6−グアニジノヘキシルミリストイルアミドから選ばれるアルキルアミドグアニジン又はその塩である請求項1記載の毛髪化粧料。
- (A)成分の配合量が0.1〜3質量%である請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
- (B)成分の配合量が0.05〜5質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の毛髪化粧料。
- ヘアリンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアエッセンス、ヘアジェル、ヘアワックス、ヘアクリーム又はヘアウォーターである請求項1〜4のいずれか1項記載の毛髪化粧料。
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