JPWO2021127004A5 - - Google Patents

Description

上記の説明において、異なる図面における同様の特徴点は、時にわずかに異なる用語で識別される。これは、存在しない相違点を意味することを意図したものではない。わずかに異なる特徴点は、異なる図面に図示されており、当業者は、本明細書で開示する任意の特徴点が、本明細書で開示する任意のカテーテル又は任意の他の構造と再び組み合わせされ得ることを理解するだろう。
本発明は以下の通りである。
［１］標的血管部位にアクセスするためのシステムであって、
近位端と、遠位端と、近位端上に位置したアクセスカテーテルハブとを有する長尺のフレキシブルな管状のアクセスカテーテル、及び
近位端と、遠位端と、近位端上に位置したレールハブとを有する長尺のフレキシブルなレール
とを含んでなり、
前記レールの遠位前進セグメントが、前記アクセスカテーテルハブが前記レールハブに隣接しているときに、前記アクセスカテーテルの遠位端を超えて少なくとも１０ｃｍ延びる、システム。
［２］前記アクセスカテーテルハブ上の係合構造をさらに含み、前記係合構造は前記レールハブ上の相補的な係合構造と着脱可能に係合するように構成される、上記［１］に記載のシステム。
［３］前記レールの遠位前進セグメントは、前記カテーテルハブが前記レールハブに隣接しているときに、前記アクセスカテーテルの遠位端を超えて少なくとも約１５ｃｍ延びる、上記［１］に記載のシステム。
［４］前記レールは遠位向きにフレキシブルさが増大する、上記［１］に記載のシステム。
［５］前記レールはガイドワイヤ内腔を含む、上記［１］に記載のシステム。
［６］前記ガイドワイヤ内腔は約０．０３５”（インチ）（約０．８８９ｍｍ）を超えない直径を有するガイドワイヤを収容することができ、前記カテーテルは少なくとも約２０フレンチであり、かつ、前記レールは前記アクセスカテーテルの内径より約０．０２５”（約０．６３５ｍｍ）より小さい外径を有する、上記［５］に記載のシステム。
［７］前記アクセスカテーテルハブは止血弁を含む、上記［１］に記載のシステム。
［８］前記アクセスカテーテルハブは前記レールハブの凹所内へとスナップフィットするように構成された突起を含む、上記［２］に記載のシステム。
［９］前記レールの壁厚さは少なくとも約０．０５インチ（約１．２７ｍｍ）である、上記［５］に記載のシステム。
［１０］前記レールの壁厚さは少なくとも約０．１０インチ（約２．５４ｍｍ）である、上記［５］に記載のシステム。
［１１］前記アクセスカテーテルは少なくとも約８フレンチである、上記［１］に記載のシステム。
［１２］前記アクセスカテーテルは少なくとも約２０フレンチである、上記［１］に記載のシステム。
［１３］前記アクセスカテーテルを通して延びるように構成された血栓除去カテーテルをさらに含む、上記［１］に記載のシステム。
［１４］前記血栓除去カテーテルを通して延びるように構成された血栓係合ツールをさらに含む、上記［１３］に記載のシステム。
［１５］前記血栓係合ツールは螺旋状ネジ山付きの血栓係合先端を有する長尺フレキシブルボディを含む、上記［１４］に記載のシステム。
［１６］前記ネジ山は前記長尺フレキシブルボディの周囲で約２回転～約１０回転延びる、上記［１５］に記載のシステム。
［１７］前記ネジ山は前記血栓除去カテーテルの隣接部分の内径の約６０％を超えない最大直径を有する、上記［１６］に記載のシステム。
［１８］デュアル拡張器アクセスシステムであって、
近位端と、遠位端と、内部を通して軸線方向に延びる中央内腔とを有する長尺管状ボディを含む大径アクセスカテーテル、
前記中央内腔を通して軸線方向にスライド移動可能な小径カテーテル、
前記小径カテーテルと前記大径カテーテルとの間で前記中央内腔を通して延ばすことが可能な第１拡張器、及び
前記小径カテーテルを通して延ばすことが可能な第２拡張器
とを含んでなる、デュアル拡張器アクセスシステム。
［１９］前記大径カテーテルは吸引カテーテルである、上記［１８］に記載のシステム。
［２０］前記小径カテーテルは血餅把持カテーテルである、上記［１９］に記載のシステム。
［２１］前記大径カテーテルと前記小径カテーテルとをインターロックするための近位カップリングをさらに含む、上記［１８］に記載のシステム。
［２２］前記第１拡張器はテーパー形状遠位端を有する、上記［１８］に記載のシステム。
［２３］前記大径アクセスカテーテルは少なくとも約１４フレンチである、上記［１２］に記載のシステム。
［２４］前記テーパー形状遠位端は前記小径カテーテルの前記遠位端を超えて配置可能である、上記［２２］に記載のシステム。
［２５］前記血栓把持カテーテルは螺旋状ネジ山付きの遠位先端を含む、上記［２０］に記載のシステム。
［２６］前記小径カテーテルは画像化カテーテルを含む、上記［１８］に記載のシステム。
［２７］前記第１拡張器は近位向き引き込み及び取り外しのために自身に沿って分裂することが可能な分裂ラインを有する、上記［１８］に記載のシステム。
［２８］前記分裂ラインは壁の脆弱化部分を含む、請求項２７に記載のシステム。
［２９］
前記分裂ラインは軸線方向の切り込み線を含む、上記［２７］に記載のシステム。
［３０］前記大径アクセスカテーテルは前記中央内腔を規定する内面を含み、かつ、前記内面は前記中央内腔内へと引き込まれた物質の挙動に影響を及ぼすための少なくとも１つの表面不連続性を含む、上記［１８］に記載のシステム。

Claims (15)

1. 標的血管部位にアクセスするためのシステムであって、
   近位端と、遠位端と、近位端上に位置したアクセスカテーテルハブとを有する長尺のフレキシブルな管状のアクセスカテーテル、及び
   近位端と、遠位端と、近位端上に位置したレールハブとを有する長尺のフレキシブルなレール
   とを含んでなり、
   前記レールの遠位前進セグメントが、前記アクセスカテーテルハブが前記レールハブに隣接しているときに、前記アクセスカテーテルの遠位端を超えて少なくとも１０ｃｍ延びる、システム。
2. 前記アクセスカテーテルハブ上の係合構造をさらに含み、前記係合構造は前記レールハブ上の相補的な係合構造と着脱可能に係合するように構成される、請求項１に記載のシステム。
3. 前記レールの遠位前進セグメントは、前記カテーテルハブが前記レールハブに隣接しているときに、前記アクセスカテーテルの遠位端を超えて少なくとも約１５ｃｍ延びる、請求項１に記載のシステム。
4. 前記レールは遠位向きにフレキシブルさが増大する、請求項１に記載のシステム。
5. 前記レールはガイドワイヤ内腔を含む、請求項１に記載のシステム。
6. 前記ガイドワイヤ内腔は約０．０３５”（インチ）（約０．８８９ｍｍ）を超えない直径を有するガイドワイヤを収容することができ、前記カテーテルは少なくとも約２０フレンチであり、かつ、前記レールは前記アクセスカテーテルの内径より約０．０２５”（約０．６３５ｍｍ）より小さい外径を有する、請求項５に記載のシステム。
7. 前記アクセスカテーテルハブは止血弁を含む、請求項１に記載のシステム。
8. 前記アクセスカテーテルハブは前記レールハブの凹所内へとスナップフィットするように構成された突起を含む、請求項２に記載のシステム。
9. 前記レールの壁厚さは少なくとも約０．０５インチ（約１．２７ｍｍ）または約０．１０インチ（約２．５４ｍｍ）である、請求項５に記載のシステム。
10. 前記アクセスカテーテルを通して延びるように構成された血栓除去カテーテルをさらに含む、請求項１に記載のシステム。
11. 前記血栓除去カテーテルを通して延びるように構成された血栓係合ツールをさらに含む、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記血栓係合ツールは螺旋状ネジ山付きの血栓係合先端を有する長尺フレキシブルボディを含む、請求項１１に記載のシステム。
13. 前記ネジ山は前記長尺フレキシブルボディの周囲で約２回転～約１０回転延びる、請求項１２に記載のシステム。
14. 血栓係合ツールの近位端に、血栓係合ツールの手動回転を可能にするように構成されたハンドルをさらに含む、請求項１２に記載のシステム。
15. 前記ネジ山は前記血栓除去カテーテルの隣接部分の内径の約６０％を超えない最大直径を有する、請求項１３に記載のシステム。