JP2006102222A - 離脱型バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が簡略化されており、複雑な装置を用いることなくバルーン部材とカテーテル本体とを分離することが可能な離脱型バルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】 流体の圧力により膨張されるバルーン本体5を有するバルーン部材2と、バルーン部材2のチューブ6に取り外し可能に連結されているカテーテル本体3とを有し、チューブ6内に弁体7が収納されており、カテーテル本体3の先端に中空貫通部3bが設けられており、中空貫通部3bの先端を弁体7よりもバルーン本体5側に位置させて流体を供給することによりバルーン本体5が膨張され、膨張されたバルーン本体5を有するバルーン部材2のチューブ6からカテーテル本体3が引き抜かれ、バルーン部材2が離脱されて体腔に留置されるように構成されている、離脱型バルーンカテーテル1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、膨張されたバルーンがその体積増加により体腔内に固定され、該バルーンに接続されていたカテーテル本体を生体内から引き抜き、除去することが可能である離脱型バルーンカテーテルに関し、より詳細には、バルーン部材とカテーテル本体とを容易に分離し、カテーテル本体を容易に抜去することが可能な離脱型バルーンカテーテルに関する。
従来、血管内手術法や内視鏡手術法において、バルーンカテーテルが広く用いられている。例えば、血管内の狭窄部を治療するために、血管内にバルーンカテーテルを挿入し、該バルーンカテーテルのバルーン部を膨らませる。それによって、狭窄部を拡張し、狭窄部の手術を容易に行うことが可能とされている。
また、血管に生じた孔を閉塞するための手術法で、バルーンカテーテルを血管内の孔が存在する位置まで導入し、バルーンに流体を注入して膨張させることにより、孔を一時的に閉塞する方法も用いられている。
このようなバルーンカテーテルの一種として、膨張したバルーン部材が離脱され、そのままの状態で体腔に留置される離脱型バルーンカテーテルが知られている。離脱型バルーンカテーテルでは、バルーン部材とカテーテル本体とが取り外し可能に連結されており、バルーン部材を体腔に挿入し、所定の位置まで達した際にバルーン部材を膨張させる。しかる後、カテーテル本体のみを体腔から抜去する。
上記離脱型バルーンカテーテルは、狭窄部を拡張したり、血管の孔を閉塞した状態を長時間に渡り維持する必要がある場合に用いられている。
また、離脱型バルーンカテーテルは、上記血管の手術だけでなく、内視鏡手術や他の体腔の狭窄部の処置にも非常に有用な医療器具である。
従来の離脱型バルーンカテーテルでは、バルーン部材とカテーテル本体とが切断性接続部材により接続されていた。例えば、カテーテル本体の先端に、筒状の切断性接続部材の後端が当接された状態で、これら両者の間に渡るように筒状のコネクターが圧入され、それによって、カテーテル本体と切断性接続部材とが接続されている。そして、上記切断性接続部材の前方にバルーン部材が連ねられている。使用に際しては、バルーン部材を体腔に挿入し、所定の位置まで達した後、バルーン部材を膨張させる。そして、バルーン部材の膨張を維持したまま、上記切断性接続部材を切断する。より具体的には、切断性接続部材の外周面には、長さ方向に隔てられて、第1,第2のリング状電極が形成されている。これらのリング状電極に高周波電圧を印加することにより、リング状電極間において、切断性接続部材を発熱・溶融させ、それによって切断性接続部材を切断する。このような離脱型バルーンカテーテルは、例えば下記の特許文献1や特許文献2に開示されている。
特公昭60−30225号 特許第2536923号
しかしながら、上記離脱型バルーンカテーテルでは、バルーン部材とカテーテル本体とを分離するに際し、高周波電圧を印加するための第1,第2のリング状電極を切断性接続
部材の外周面に形成しておかねばならず、さらに切断に際しては高周波印加装置が必要であった。そのため、バルーンカテーテルの構造が複雑化するだけでなく、切断に際して高価な切断装置を必要とし、さらに切断作業が煩雑であるという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、構造が簡略化されており、高価な切断装置を必要とせず、しかも容易にバルーン部材とカテーテル本体とを分離することを可能とする離脱型バルーンカテーテルを提供することにある。
本発明は、生体内に留置されるバルーン部材と、バルーン部材に取り外し可能に連結されているカテーテル本体とを有する離脱型バルーンカテーテルであって、前記バルーン部材が、流体を注入することにより膨張されるバルーンと、バルーン内部に流体を注入するための流体供給孔を備えるチューブと、弾性材料よりなり、前記チューブの内周面に気密的に圧接される外周面を有し、前記チューブの前記バルーン側において閉じられており、前記チューブの前記端部側の端部において開口されており、前記バルーン側の端部にスリットが形成されている弁体とを有し、前記カテーテル本体が、前記バルーン部材の前記チューブの開口端からチューブ内に挿入される長尺状の筒状部材と、前記筒状部材の先端に設けられており、かつ前記弁体のスリットを貫通するように前記筒状部材の先端に設けられた中空貫通部材とを有し、前記筒状部材の外周面が、前記バルーン部材のチューブの内周面に圧接されており、かつカテーテル本体と前記バルーン部材とが取り外し可能に連結されていることを特徴とする。
本発明に係る離脱型バルーンカテーテルのある特定の局面では、前記カテーテル本体に外挿されており、かつ一方端が前記バルーン部材の前記チューブの端部に当接され得るように構成されている外挿チューブがさらに備えられている。
本発明に係る離脱型バルーンカテーテルのさらに他の特定の局面では、前記バルーン部材のチューブが、バルーン内に連通されている内部流路を有するチューブ本体と、前記チューブ本体の前記カテーテル本体側に気密的に固定されている弁体収納チューブとが備えられており、該弁体収納チューブにおいて前記弁体が内部に配置されている。
本発明の離脱型バルーンカテーテルでは、バルーン部材が、バルーンとバルーンに流体を注入するためのチューブと、チューブ内に配置されており、チューブの内周面に気密的圧接される外周面を有する弾性材料からなる弁体とを有しており、カテーテル本体がバルーン部材の上記チューブの端部からチューブ内に挿入される長尺状の筒状部材と、筒状部材の先端に設けられており、弁体のスリットを貫通するように筒状部材の先端に設けられた中空貫通部材とを有する。そして、筒状部材の外周面が、バルーン部材のチューブの内周面に圧接されて、カテーテル本体とバルーン部材とが接続されている。
従って、離脱型バルーンカテーテルを血管などに挿入するに際しては、バルーン部材とカテーテル本体とが連結されたまま、血管内に挿入すればよい。そして、カテーテル本体からバルーン部材のチューブを介して、バルーン内に流体を注入することにより、バルーンを膨張することができる。
膨張されたバルーンを離脱させるに際しては、カテーテル本体の中空貫通部材の先端が弁体よりも後方に位置するようにカテーテル本体を引き戻せばよい。その結果、弁体のスリットがバルーン内の流体の圧力により閉じられ、バルーンが膨張した状態を維持する。そして、上記カテーテル本体は、バルーン部材のチューブの内周面に圧接されているが、取り外し可能に連結されているだけであるため、そのままカテーテル本体をバルーン部材
のチューブから引き抜けば、生体内からカテーテル本体のみを容易に抜去することができる。
従って、本発明によれば、離脱型バルーンカテーテルの構造を簡略化することができるだけでなく、膨張したバルーンとカテーテル本体とを複雑かつ高価な装置を必要とすることなく、容易に分離し、カテーテル本体を抜去することができる。
本発明において、カテーテル本体に外挿されており、かつ一方端がバルーン部材の上記チューブの端部に当接される外挿チューブがさらに備えられている場合には、外挿チューブの先端をバルーン部材のチューブの端部に当接させるように外挿チューブに上記チューブ側への力を加えることにより、カテーテル本体をバルーン部材のチューブから容易に引き抜くことが可能となる。従って、カテーテル本体のバルーン部材からの取り外しをより一層容易に行うことができる。
バルーン部材のチューブが、バルーン内に連通されている内部流路を有するチューブ本体と、チューブ本体のカテーテル本体側に気密的に固定されている弁体収納チューブとを備え、弁体収納チューブにおいて弁体が内部に配置されていてもよく、その場合には、チューブ本体を有するバルーンと、弁体が予め収納された弁体収納チューブとを接続することによりバルーン部材を構成することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を説明することにより本発明を明らかにする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る離脱型バルーンカテーテルを説明するための部分切欠断面図である。
離脱型バルーンカテーテル1は、バルーン部材2とバルーン部材2に取り外し可能に連結されたカテーテル本体3と外挿チューブ4とを有する。
バルーン部材2は、バルーン本体5とチューブ6とを有する。バルーン本体5は柔軟性を有する弾性材料からなり、内部に流体が注入されると流体の圧力により膨張される。従って、このような流体の圧力により膨張し、圧力が除かれた際に収縮し得る適宜の材料で構成され得る。このような材料としては、シリコーンゴム、天然ゴムラテックス、ポリエチレン、ポリアミド、フッ素樹脂などを例示することができるが、これらに特に限定されるものではない。
チューブ6は、先端6aが閉じられており、先端6aと反対側の端部6bが開口している筒状部材により構成されている。チューブ6の側面には、流体供給孔6cが設けられている。流体供給孔6cは、バルーン本体5の内部に位置している。従って、チューブ6の内部から流体供給孔6cを経由してバルーン本体5内に流体が注入されるように構成されている。バルーン本体5は、チューブ6の周囲を巻回するようにかつチューブ6の外周面に気密的に固定されている。従って、流体が流体供給孔6cからバルーン本体5内に注入されると、バルーン本体5に流体の圧力により膨張され得るように構成されている。
なお、本実施形態では、チューブ6はバルーン本体5の外側に延ばされているが、チューブ6はバルーン本体5の内部にのみ位置していてもよい。
チューブ6を構成する材料についても特に限定されず、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン、エチレン−プロピレン共重合体などのエチレン−α−オレフィン
共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、熱可塑性エラストマー、シリコーンゴム、ウレタンゴム、熱可塑性ウレタンエラストマー、ポリアミド、ポリアミド系エラストマー、フッ素樹脂などを挙げることができる。
チューブ6内には、弁体7が収納されている。弁体7は、図2に斜視図で示すように、円筒状の筒状部7aと、筒状部7aの一端に連ねられており、該一端側を閉じている半球部7bとを有する。半球部7bの先端には、十字状の貫通スリット7cが形成されている。筒状部7aの半球部7bとは反対側の端部は開口している。
弁体7は、弾性材料からなる。このような弾性材料としては、シリコーンゴム、ウレタンゴム、ブチルゴムなどのゴム材料やエラストマーなどを挙げることができる。
バルーン本体5を膨張するための流体の圧力が外側から半球部7bに加わった際には、スリット7cは該圧力により閉じ、流体の弁体7の内部への浸入を防止するように構成されている。
弁体7は、スリット7cが設けられている半球部7b側がバルーン本体5側に位置するようにチューブ6内に収納されている。そして、筒状部7aの外周面は、チューブ6の内周面に気密的に密着されている。
弁体7は、チューブ6内においてその位置が固定されていてもよく、あるいは筒状部7aの外周面がチューブ6の内周面に気密的に密着されている限り、チューブ6の長さ方向に移動され得るように構成されていてもよい。もっとも、好ましくは、弁体7は、チューブ6内において固定されていることが望ましい。弁体7がチューブ6内で固定されている場合には、後述する中空貫通部材の挿入及び引き抜きに際し、弁体7の移動を抑制することができ、バルーン本体5の膨張をより確実に維持することができる。
カテーテル本体3は、長尺状の筒状部材3aを有する。筒状部材3aの先端側部分は、バルーン部材2のチューブ6の内周面に圧接されており、かつ筒状部材3aは、チューブ6に対し、長さ方向に移動可能にチューブ6に連結されている。そして、筒状部材3aの先端には、筒状部材3よりも細い径の中空貫通部材3bが一体に設けられている。中空貫通部材3bの先端は、上記弁体7内に延び、かつスリット7cを超えて弁体7よりもバルーン本体5側に延ばされている。従って、チューブ6の弁体7よりもバルーン本体側の部分の内部空間と、カテーテル本体3aとが中空貫通部材3bにより連通されている。
上記筒状部材3aと中空貫通部3bとは、本実施形態では一体成形されている。このようなカテーテル本体3を構成する材料としては特に限定されず、上述したチューブ6を形成するための材料と同様の材料を用いることができる。
上記カテーテル本体3は、バルーン本体5を膨張させるための流体をバルーン部材2に供給する機能を果たす。また、カテーテル本体3の筒状部材3aは上記バルーン部材2とカテーテル本体3とを連結する機能も果たす。すなわち、上記のようにカテーテル本体3の筒状部材3aがチューブ6の内周面に圧接されて、バルーン部材2とカテーテル本体3とが取り外し可能に連結されている。
他方、外挿チューブ4が、カテーテル本体3に外挿されている。上記外挿チューブ4は、カテーテル本体3と同様に長尺状とされており、外部から手で操作され得る長さを有することが好ましい。外挿チューブ4は、カテーテル本体3に容易に外挿することができ、かつ外挿チューブ4に対して、カテーテル本体3をその長さ方向に容易に移動させ得る内
径を有することが望ましい。外挿チューブ4の先端4aは、図1に示す状態からさらに先端側に移動された際に、チューブ6の端部6bに当接され得るように形成されている。すなわち、端部6bに当接され得るように、外挿チューブ4の先端4aの寸法が定められている。外挿チューブ4は、任意の樹脂材料により構成され得る。このような樹脂材料としては、チューブ6を構成する材料として例示したものを適宜用いることができる。
次に、離脱型バルーンカテーテルの使用方法を図1を参照しつつ説明する。図1に示す初期状態のまま血管などの体腔内にバルーン部材2を先頭にして挿入する。そして、バルーン本体5が留置する位置まで達した際に、挿入を停止する。しかる後、カテーテル本体3内に空気などの流体を注入し、該流体をカテーテル本体3からチューブ6を介してバルーン本体5内に供給する。そして、バルーン本体5を図3に示すように膨張させる。この膨張により、バルーン本体5の外周面が血管などの体腔に圧接される。従って、バルーン本体5は、この圧接力により体腔の所望の位置に固定される。
次に、図3に示すように、弁体7から中空貫通部材3bが引き抜かれるように、カテーテル本体3を引き抜く。この際に、外挿チューブ4を手で前方に移動させ、外挿チューブ4の先端4aをチューブ6の端部6bに当接させると、外挿チューブ4により前方に力を加えて、上記当接状態を維持したまま、容易にカテーテル本体3を引き抜くことができる。カテーテル本体3を引き抜いた後、次に外挿チューブ4を抜去すればよい。従って、本実施形態の離脱型バルーンカテーテル1を用いた場合、バルーン部材2とカテーテル本体3との分離を極めて容易に行うことができ、しかも離脱型バルーンカテーテル1の構造の簡略化を果たすことが可能となる。
なお、上記実施形態では、バルーン部材2のチューブ6内に弁体7が収納されていたが、図5に示す変形例のように、チューブ16の後端に弁体収納チューブ17を接続・固定してもよい。ここでは、チューブ16の後端16aに弁体収納チューブ17が固定されており、弁体収納チューブ17内に弁体7が収納されている。このように、弁体7を収納する弁体収納チューブ17をバルーン本体5が取り付けられているチューブ16と別部材にすることにより、バルーン部材の製造・組み立てを容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る離脱型バルーンカテーテルを示す部分切欠断面図。 図1に示した実施形態で用いられている弁体の構造を説明するための斜視図。 図1に示した実施形態の離脱型バルーンカテーテルにおいて、バルーン本体を膨張させた後にカテーテル本体を引き抜く工程を説明するための部分切欠正面断面図。 図1に示した実施形態の離脱型バルーンカテーテルにおいて、外挿チューブを取り除く工程を説明するための略図的部分切欠正面断面図。 本発明の離脱型バルーンカテーテルの変形例を説明するための部分切欠正面断面図。
符号の説明
1…離脱型バルーンカテーテル
2…バルーン部材
3…カテーテル本体
3a…筒状部材
3b…中空貫通部材
4…外挿チューブ
4a…先端
5…バルーン本体
6…チューブ
6a…端部
6b…端部
6c…流体供給孔
7…弁体
7a…筒状部
7b…半球部
7c…スリット
16…チューブ
17…弁体収納チューブ

Claims (3)

  1. 生体内に留置されるバルーン部材と、バルーン部材に取り外し可能に連結されているカテーテル本体とを有する離脱型バルーンカテーテルであって、
    前記バルーン部材が、流体を注入することにより膨張されるバルーンと、バルーン内部に流体を注入するための流体供給孔を備えるチューブと、弾性材料よりなり、前記チューブの内周面に気密的に圧接される外周面を有し、前記チューブの前記バルーン側において閉じられており、前記チューブの前記端部側の端部において開口されており、前記バルーン側の端部にスリットが形成されている弁体とを有し、
    前記カテーテル本体が、前記バルーン部材の前記チューブの開口端からチューブ内に挿入される長尺状の筒状部材と、前記筒状部材の先端に設けられており、かつ前記弁体のスリットを貫通するように前記筒状部材の先端に設けられた中空貫通部材とを有し、前記筒状部材の外周面が、前記バルーン部材のチューブの内周面に圧接されており、かつカテーテル本体と前記バルーン部材とが取り外し可能に連結されていることを特徴とする、離脱型バルーンカテーテル。
  2. 前記カテーテル本体に外挿されており、かつ一方端が前記バルーン部材の前記チューブの端部に当接され得るように構成されている外挿チューブをさらに備える、請求項1に記載の離脱型バルーンカテーテル。
  3. 前記バルーン部材のチューブが、バルーン内に連通されている内部流路を有するチューブ本体と、前記チューブ本体の前記カテーテル本体側に気密的に固定されている弁体収納チューブとを備え、該弁体収納チューブにおいて前記弁体が内部に配置されている、請求項1または2に記載の離脱型バルーンカテーテル。
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