JPWO2019155700A1 - サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法 - Google Patents

サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法 Download PDF

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Abstract

仕様の異なる多種多様なセンサに対応することが可能なサーボシステムを提供することを目的とする。モータの回転を検出するエンコーダと、当該回転とは異なる状態を検出するセンサと、モータを駆動制御するサーボアンプとにそれぞれ接続されるセンサハブを備え、センサハブは、エンコーダに着脱可能に接続される。センサハブは、エンコーダから出力されるエンコーダ信号及びセンサから出力されるセンサ信号に信号処理を施し、サーボアンプに送信する。

Description

本発明は、サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法に関し、特に産業用装置の制御や保全で活用するセンサを備えたサーボシステムに関する。
FA(Factory Automation)分野では、産業用装置の動作状況やその周辺環境の状態を様々なセンサで検出し、検出した信号を制御機器で活用する高度通信システムの構築が求められている。その一つとして、産業用装置の駆動制御を行うサーボシステムがある。一般にサーボシステムは、モータと、モータを駆動するサーボアンプと、サーボアンプへ駆動指令を送信するコントローラを有する。モータの回転軸近傍には、モータの回転を制御するため、角度や角速度等の回転情報を検出するエンコーダが取り付けられる。サーボアンプは、コントローラから送信される駆動指令と、エンコーダから送信されるモータの回転情報とに基づきモータを制御する。
さらにサーボシステムでは、モータ又はその周辺の状態を検出するセンサが使用される。センサを用いることにより、例えば、モータの駆動シーケンスの非定常的な制御、モータの被駆動体の制御精度の改善、モータの制御モードの変更等に活用することができる。また、センサを用いてモータ又はその周辺の局所的な異音や振動等を検知することにより、産業用装置の保全に活用することが可能になる。このように、センサの検出信号を駆動制御や保全で活用するには、サーボアンプ若しくはコントローラ、又はコントローラより上位の制御機器に送信する必要がある。一方、産業用装置に適用されるサーボシステムでは、サーボアンプ及びコントローラに対して、モータが離れた位置に設置される場合が多い。このような場合、モータ又はその周辺に設けられたセンサの検出信号をサーボアンプ及びコントローラに伝送するための信号線が長くなることにより、配線作業が煩雑となるとともに、検出信号の伝送特性が悪化するおそれがある。
このような問題に対して、特許文献1では、モータの動作を検出し、検出された動作を示すフィードバック信号を生成するエンコーダを備え、エンコーダがモータの被駆動体の状態を検出するセンサからの検出信号を、センサケーブルを介して受け、フィードバック信号と検出信号とを制御機器に出力することにより、センサケーブルの長さを短くし、配線作業の煩雑性を改善している。
特開2015−95221号公報
しかしながら、エンコーダにセンサケーブルを接続し、センサから検出された検出信号とエンコーダから検出されたフィードバック信号とを制御機器に出力する構成では、センサの仕様に対応した入力部を予めエンコーダに設ける必要があり、エンコーダの入力部に対応しない仕様のセンサを用いる場合には、その都度エンコーダごと交換する必要があるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、仕様の異なる多種多様なセンサに対応することが可能なサーボシステムを提供することを目的とする。またセンサを接続することが可能なセンサハブを提供することを目的とする。また、センサハブを用いた産業用装置の診断方法を提供することを目的とする。
本発明に係るサーボシステムは、モータと、モータの回転を検出するエンコーダと、エンコーダに着脱可能に接続される第1接続部、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部、及び第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号を伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部を有するセンサハブと、通信ケーブルを介して送信されるエンコーダ信号、センサ信号及びコントローラから送信される駆動指令に基づいてモータを駆動制御するサーボアンプとを備える。
本発明に係るセンサハブは、モータの回転を検出するエンコーダに着脱可能に接続される第1接続部と、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部と、第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号の少なくともいずれかをモータを駆動制御するサーボアンプに伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部とを備える。
本発明に係る産業用装置の診断方法は、モータの回転を検出するエンコーダとモータに電流を供給するサーボアンプとの間がエンコーダに接続可能なコネクタを備える通信ケーブルを介して着脱可能に接続され、サーボアンプは通信ケーブルを介して送信されるエンコーダの検出信号に基づいて、モータに供給する電流を調整して駆動制御を行うサーボシステムを含む産業用装置の診断方法であって、通信ケーブルとエンコーダとの間に、第1〜第3接続部を有するセンサハブを、第1接続部にエンコーダを接続し、第2接続部にモータの回転とは異なる状態を検出するセンサを接続し、第3接続部に通信ケーブルのコネクタを接続することで接続するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、エンコーダの検出信号をエンコーダからサーボアンプへ送信するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、センサの検出信号をセンサからサーボアンプへ送信するステップと、エンコーダの検出信号とセンサの検出信号とに基づいて産業用装置を診断するステップとを備える。
本発明のサーボシステムによれば、エンコーダ、センサ及びサーボアンプにそれぞれ接続されるセンサハブを備え、センサハブがエンコーダに着脱可能に接続される構成とすることにより、接続されるセンサの仕様に応じてセンサハブを適宜選択することができ、多種多様なセンサに対応することが可能となる。また本発明のセンサハブによれば、センサの仕様に対応してエンコーダに着脱可能に接続されることにより、エンコーダ及びセンサから出力された信号をサーボアンプに送信することが可能となる。また本発明の産業用装置の診断方法によれば、センサハブをサーボシステムに追加又は交換することにより、センサをサーボシステムに容易に追加又は交換する事が可能となる。
本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係るセンサハブの概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係るセンサハブの概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係るセンサハブで生成するデータフレームの構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るサーボシステムの概略構成図である。 本発明の実施の形態3に係るセンサハブの概略構成図である。 本発明の実施の形態3に係るセンサハブで生成するデータフレームの構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態4に係るサーボシステムの概略構成図である。 本発明の実施の形態5に係るサーボシステムにセンサハブを導入する工程を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係るサーボシステムを図面に基づいて説明する。以下では、1軸の回転型サーボモータを有するサーボシステムを例に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの概略構成図である。図1に示すように、サーボシステム100は、モータ10と、モータ10の駆動指令を生成するコントローラ11と、モータ10を駆動制御するサーボアンプ12と、モータ10の回転を検出するエンコーダ13と、エンコーダ13が検出しないその他の状態を検出するセンサ14と、エンコーダ13から出力されたエンコーダ信号S13及びセンサ14から出力されたセンサ信号S14を受信し、サーボアンプ12に送信するセンサハブ15とを備える。ここでは、センサ14はモータ10又はモータ10周辺の状態を検出している。
モータ10とサーボアンプ12は、モータ10の電機子に電流を供給するため、動力線ケーブルC3を介して互いに接続される。サーボアンプ12は、コントローラ11からの駆動指令と、センサハブ15から送信されるエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14とに基づいて供給する電流を調整し、モータ10の駆動制御を行う。
図2は、本発明の実施の形態1に係るセンサハブの概略構成図である。図2に示すように、センサハブ15は、エンコーダ13が接続される第1接続部15a(以下、エンコーダ接続部と記す)と、一端がセンサ14に接続されたセンサケーブルC4が接続される第2接続部15b(以下、センサ接続部と記す)と、一端がサーボアンプ12に接続された通信ケーブルC2が接続される第3接続部15c(以下、アンプ接続部と記す)とを有する。
センサハブ15のエンコーダ接続部15aは、例えば、エンコーダ13が接続されるための複数の接続ピンを有するコネクタである。エンコーダ13は、例えば、センサハブ15のエンコーダ接続部15aの接続ピンに対応する端子孔が形成されたコネクタ13aを有する。センサハブ15のエンコーダ接続部15aの接続ピンが、エンコーダ13のコネクタ13aの端子孔に嵌合されることにより、センサハブ15とエンコーダ13とが着脱可能に接続される。ここで、センサハブ15のエンコーダ接続部15aを導電部が印刷された配線板とし、エンコーダ13のコネクタ13aに嵌合することにより接続されることもできる。また、センサハブ15のエンコーダ接続部15aと、エンコーダ13のコネクタ13aとは、ケーブルを介して互いに接続されることもできる。
センサハブ15のセンサ接続部15bは、例えば、3本のセンサケーブルC4が接続されるための複数の接続ピンを有するコネクタである。センサ接続部15bの形状及び接続ピンの数は、センサケーブルC4のコネクタC4a、C4b、C4cの仕様に対応するように形成される。ここで、センサ14及びセンサケーブルC4の数は適宜変更できる。また、センサケーブルC4のコネクタC4a、C4b、C4cは一体化することもできる。
センサハブ15のアンプ接続部15cは、例えば、通信ケーブルC2のコネクタC2aが備える接続ピンが嵌合される端子孔を有するコネクタである。
ここで、センサハブ15が備えるエンコーダ接続部15a、センサ接続部15b及びアンプ接続部15cの形状、接続ピンの数、端子孔の数は、図2に示した構成に限定されず、サーボシステム100の用途に合わせて適宜変更できる。また、エンコーダ接続部15a、センサ接続部15b及びアンプ接続部15cは、対応するコネクタに応じて、接続ピンを端子孔、端子孔を接続ピンとすることもできる。
センサハブ15は、エンコーダ接続部15aを介してエンコーダ13から出力されたエンコーダ信号S13と、センサ接続部15bを介してセンサ14から出力されたセンサ信号S14とを受信し、アンプ接続部15cに接続された通信ケーブルC2を介してサーボアンプ12に送信する。
センサハブ15は、サーボアンプ12からの指令に応じて、センサ判別部153でセンサ接続部15bに接続されたセンサ14の接続状況を判別し、判別結果をサーボアンプ12に送信する。センサ14の接続状況とは、例えば、センサ接続部15bに接続されたセンサ14の数、センサ14の種別、センサ信号S14の数等である。センサ14の接続状況は、例えば、センサ信号S14の電圧値の変化に基づいて、所定の期間に検出されるセンサ信号S14の数をカウントすることで判別される。
サーボアンプ12は、判別結果を受けて通信仕様設定部122でセンサハブ15とサーボアンプ12との間の通信仕様を設定する。センサハブ15は、設定された通信仕様に応じて、信号処理部152でエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14をシリアル信号に変換する。センサハブ15は、アンプ接続部15cに接続された通信ケーブルC2を介して、通信仕様設定部122で設定された通信仕様で、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14をサーボアンプ12に送信する。
上述のとおり、本発明の実施の形態1に係るサーボシステム100は、エンコーダ13に着脱可能に接続されるエンコーダ接続部15a、センサ14にセンサケーブルC4を介して接続されるセンサ接続部15b及びサーボアンプ12に通信ケーブルC2を介して接続されるアンプ接続部15cを有するセンサハブ15を備え、センサハブ15がエンコーダ接続部15a、センサ接続部15bを介してエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14をそれぞれ受信し、アンプ接続部15c及び通信ケーブルC2を介してサーボアンプ12に送信する。
上述の構成により、接続されるセンサ14の仕様に応じて、センサハブ15を適宜選択し、選択したセンサハブ15をエンコーダ13に取り付けることができる。これにより、仕様の異なるセンサ14を新たに取り付ける際でも、エンコーダ13を取り替える必要がないため、多種多様なセンサ14に即座に対応することが可能となる。
また、サーボシステム100は、モータ10に設けられたエンコーダ13と、モータ10又はその周辺に設けられたセンサ14に接続されたセンサケーブルC4とをセンサハブ15に接続する。この構成により、モータ10から離れた位置に設置されるコントローラ11又はサーボアンプ12にセンサケーブルC4を接続する場合に比べ、センサケーブルC4の配線作業の煩雑性を改善するとともに、センサ14で検出されたセンサ信号S14の伝送特性を向上させることが可能となる。
またサーボシステム100は、センサハブ15がセンサ接続部15bに接続されたセンサ14の接続状況を判別し、その判別結果に基づき、サーボアンプ12がサーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する。この構成により、サーボシステム100は、センサハブ15を交換又はセンサハブ15にセンサ14を追加、変更を行う際に、サーボアンプ12でセンサ信号S14を即座に読み取ることが可能となる。
コントローラ11は、モータ10の位置や速度パターン等の駆動指令を生成し、サーボアンプ12に送信する。コントローラ11は、PLC(Programmable Logic Controller)、モータ駆動用CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、パルス発生器等を備える制御機器である。
コントローラ11とサーボアンプ12とは、ネットワークケーブルC1を介して接続される。ネットワークケーブルC1には、例えばツイストペアのイーサネット(登録商標)ケーブルや光ファイバケーブル等、汎用の通信ケーブルを使用することができる。
サーボアンプ12は、センサハブ15と信号を送受信する送受信部121と、センサハブ15で判別されたセンサ14の接続状況に応じて、サーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する通信仕様設定部122と、センサハブ15から送信されたシリアル信号をパラレル信号に変換するパラレル変換部123とを備える。
サーボアンプ12の送受信部121、通信仕様設定部122及びパラレル変換部123は、例えば産業用マイコン(CPU)、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field−programmable gate array)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)等のLSI(Large−Scale Integration)を含む電子回路により実現される。また、送受信部121と、通信仕様設定部122と、パラレル変換部123との間のデータ通信は、サーボアンプ12が備える図示しないバッファやメモリを介したバス通信により行う。通信仕様設定部122とパラレル変換部123とのいずれか1つ又は両方は、サーボアンプ12の外部の機器に組み込まれていてもよい。
サーボアンプ12とセンサハブ15とは、双方向での信号の送受信が可能な通信ケーブルC2を介して互いに接続される。通信ケーブルC2は、センサハブ15のアンプ接続部15cと接続するコネクタC2aを有し、例えば、少なくとも1系統のデジタル信号の信号線と、アナログ信号の信号線と、サーボアンプ12からセンサハブ15へ電源電圧を供給する電源線とを内包するケーブルである。信号線と電源線は、それぞれ別のケーブルで接続されてもよい。
サーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信は、シリアル通信が適用される。シリアル通信が適用されることにより、通信ケーブルC2の信号線の数を少なくすることが可能となる。通信方式は、半二重通信方式でも全二重通信方式でもよく、通信方式をセンサハブ15に認識させるための通信セレクト線を通信ケーブルC2に含ませてもよい。また、エンコーダ13が内蔵する図示しない温度センサや加速度センサ等の信号を伝送するために、モータ10からコントローラ11へ伝送する通信線を通信ケーブルC2に含ませてもよい。
エンコーダ13は、モータ10の回転を検出し、検出されたモータ10の回転を示すエンコーダ信号S13をセンサハブ15に送信する。エンコーダ13は、エンコーダ信号S13をセンサハブ15に送信するための送受信部131を有し、送受信部131は、センサハブ15のエンコーダ接続部15aと接続するためのコネクタ13aを備える。エンコーダ13が検出するモータ10の回転は、例えば回転軸の角度、角速度、角加速度である。エンコーダ13は、例えばモータ10の回転軸近傍に取り付けられて設けられる。
エンコーダ13の検出方式は、アブソリュート方式、インクリメンタル方式等である。エンコーダ13は、エンコーダ13の検出回路の状態や信号検出時のアラームを出力するために、例えば温度センサ等の検出器を内部に備えてもよい。また、エンコーダ13は、モータ10が備えるベアリング機構の磨耗及び劣化やモータ回転時の駆動反力を検出するために、例えば加速度センサを内部に備えてもよい。エンコーダ13が、モータ10の回転とは異なるその他の状態も検出する場合、その検出結果(エンコーダ13に設けられた温度センサ、加速度センサ等の検出結果)は、モータ10の回転情報とともにセンサハブ15に送信される。
エンコーダ信号S13は、エンコーダ13の送受信部131がセンサハブ15へ送信する電気信号であり、例えば、エンコーダ13で検出したモータ10の回転情報、エンコーダ13の検出回路が備える温度センサ等で検出したエンコーダ13の内部情報、エンコーダ13のアラーム情報である。
センサ14は、エンコーダ13の検出対象であるモータ10の回転とは異なる検出対象の状態を検出し、検出された状態を示すセンサ信号S14をセンサハブ15に送信する。センサ14は、モータ10の回転とは異なる検出対象の状態として、例えば、モータ10又はモータ10周辺の温度、振動、音等を検出する。モータ10周辺とは、例えば、モータ10の被駆動体、モータ10を固定する架台、被駆動体が作用を及ぼす対象である。被駆動体が作用を及ぼす対象とは、例えば、モータ10によって駆動されるロボットが把持する部品や、モータ10によって駆動される加工機が加工するワーク等である。センサ14は、例えば加速度センサやカメラである。その他、位置センサ、速度センサ、圧力センサ、マイクロフォン、ジャイロセンサ、流量センサ、温度センサ、照度センサ、磁気センサ、赤外線センサ等を用いてもよい。
センサ14は、モータ10、エンコーダ13、モータ10の被駆動体、モータ10を固定する架台又は被駆動体が作用を及ぼす対象の少なくともいずれかに設置される。また治具やスタンドを用いてこれらの周辺に設置してもよい。また、センサ14は、計測対象物の絶対的な状態を検出してもよいし、相対的な状態を検出してもよい。
センサ信号S14は、センサ14がセンサケーブルC4を介してセンサハブ15へ送信する電気信号である。ここで、センサ14とセンサハブ15との間で送受信されるセンサ信号S14は、圧縮又は変調されていてもよい。センサ14とセンサハブ15との間で送受信されるセンサ信号S14は、例えば、シングルエンド方式若しくは差動方式で伝送されるアナログ信号又はデジタル信号と、信号の基準を示すグランド信号とを含む信号である。
センサ14とセンサハブ15とは、センサケーブルC4を介して互いに接続される。センサケーブルC4は、センサ14が出力するセンサ信号S14をセンサハブ15へ伝送する少なくとも1本の通信ケーブルである。センサ14がデジタル信号を出力する場合は、センサハブ15とセンサ14との間をパラレル通信で接続しても、シリアル通信で接続してもよい。シリアル通信を適用することにより信号線の本数を少なくすることができる。
センサ14とセンサハブ15との間の通信は、例えば、RS(TIA/EIA)232/422/485、USB(Universal Serial Bus)、I2C(Inter Integrated Circuit)、SPI(Serial Peripheral Interface)、I2S(Inter IC Sound)、1−Wire、Ethernet(登録商標)/IP、10BaseT等のシリアル通信規格を採用することができる。シリアル通信の伝送方式は同期式であっても非同期式であってもよい。
センサケーブルC4は、センサ14が出力するセンサ信号S14をセンサハブ15へ伝送する信号線だけでなく、センサハブ15からセンサ14へ電力を供給する電源線を備えてもよい。センサケーブルC4が複数の信号線及び電源線を備える場合は、ビニルやシールド線等により束ねて被覆し、複合通信ケーブルとして一部又は全体を一本化してもよい。センサ14としてマイクロフォン及びカメラを用いる場合、マイクロフォンの音響信号とカメラの映像信号をHDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)ケーブルを介してTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)等の伝送方式で同時に送信してもよい。
また、センサ信号S14を無線で伝送することが可能なセンサ14を用いる場合は、センサハブ15にWSN(Wireless Sensor Networks)等の無線基地局を設けてセンサ信号S14を受信し、通信ケーブルC2を介してサーボアンプ12の送受信部121に送信してもよい。これにより、コントローラ11又はサーボアンプ12に基地局を設ける場合に比べて、無線を飛ばす距離を短くすることができ、通信の遅れや信頼性を改善することができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るセンサハブを示す概略構成図である。センサハブ15は、エンコーダ13、センサ14及びサーボアンプ12に信号を送受信する送受信部151と、送受信される信号を処理する信号処理部152と、センサ14の接続状況を判別するセンサ判別部153とを備える。
信号処理部152は、アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換部152aと、パラレル信号をシリアル信号に変換するシリアル変換部152bとを備える。シリアル変換部152bは、サーボアンプ12の通信仕様設定部122で設定されたシリアル通信のデータフレームの構成に基づいて、センサ信号S14をシリアル信号に変換する。センサハブ15は、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を例えば異なる2系統のシリアル通信でそれぞれサーボアンプ12に送信する。
ここで、シリアル変換部152bは、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14とを1つのシリアル信号に複合し、1系統のシリアル通信でサーボアンプ12に伝送してもよい。また、シリアル変換部152bは、センサ14が複数接続されている場合、複数のセンサ信号S14を1つのシリアル信号に複合し、1系統のシリアル通信でサーボアンプ12に伝送してもよい。1系統のシリアル通信とすることにより、サーボアンプ12とセンサハブ15との間の信号線の数を少なくすることができる。
またシリアル変換部152bは、センサ信号S14を間引いてセンサ信号S14のサンプリング周期とは異なる周期の信号に変換してもよいし、データ容量を抑えるために冗長なデータを削除してもよい。また、センサハブ15が通信エラーや電力エラーを検知した際に発生する通信アラーム信号及び電力アラーム信号等のアラーム情報をシリアル信号へ重畳させてもよいし、センサハブ15の周囲温度や稼動時間等の診断情報をシリアル信号へ重畳させてもよい。
センサ判別部153は、例えば、センサ信号S14の電圧値に基づいて、センサ14の接続状況として、センサ14の数、センサ14の種別、センサ信号S14の数等を判別して、判別結果をセンサハブ15の送受信部151に出力する。
センサハブ15の信号処理部152は、アナログ回路、パッケージIC(Integrated Circuit)、産業用マイコン(CPU)、ASIC、FPGA、CPLD等のLSIを含む電子回路により実現される。信号処理部152は、雑音の除去や通信精度を向上させるために図示しないフィルタ処理手段やバッファ処理手段を備えてもよい。また信号処理部152は、AD変換するアナログ形式のセンサ信号S14の種類や数が多い場合は、マルチプレクサやスイッチ用ICを含んでもよい。
図4(a)、(b)は、本発明の実施の形態1に係るセンサハブのシリアル変換部で生成されるシリアル通信のデータフレームの構成の一例を示す図である。図4(a)、(b)は、それぞれエンコーダ信号S13、センサ信号S14のデータフレームである。図4(a)、(b)に示すように、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14は、例えば異なる2系統のシリアル通信で送信される。
シリアル通信のデータフレームは、例えば、ヘッダと、データフィールドと、フッタによって構成される。ヘッダは、エンコーダ13又はセンサ14の動作状態に関するアラーム情報や、ビットレート等の通信仕様を送信する領域である。フッタは、誤り検出符号を送信する領域であり、これに基づきサーボアンプ12は、データ転送に伴う伝送路ノイズ等の誤りを検知する。誤り検知方式としては、パリティ、チェックサム、巡回冗長検査等を適用できる。
データフィールドは、フレーム化されたエンコーダ信号S13又はセンサ信号S14を送信する領域であり、信号はスタートビット、データビット、パリティビット、ストップビット等により構成される。図4(b)に示すように、センサ14が、例えば加速度センサ及び圧力センサである場合、データフィールドは、加速度センサが出力するX軸、Y軸、Z軸方向の3つの加速度センサ信号S141a、S141b、S141cと、圧力センサが出力する圧力センサ信号S142とが複合されて構成される。
次に、サーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する際のサーボシステム100の動作について説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの動作を示すフローチャートである。以下では、センサ14からのセンサ信号S14がアナログ形式でセンサハブ15に出力されるものとする。
サーボアンプ12は、センサ14の判別を要求する判別リクエスト信号S03をセンサハブ15に送信する(ST101)。センサハブ15は、センサ14からセンサ信号S14を受信する(ST102)。センサハブ15は、受信したアナログ形式のセンサ信号S14を予め定めた一定の期間、AD変換部152aでデジタル信号に変換する(ST103)。AD変換する期間は、例えば、サーボアンプ12又はセンサハブ15が行うことのできるシリアル通信の最短の更新周期に設定する。
センサハブ15は、センサ信号S14をシリアル変換部152bでシリアル信号に変換する(ST104)。センサハブ15は、センサ判別部153で、センサ信号S14の電圧値の変化に基づき、センサ信号S14の数を判別する(ST105)。例えば、センサ信号S14の電圧が一定の期間に閾値よりも大きく、又は小さくなった場合に、センサ信号S14を受信したとみなしてセンサ信号S14の数を判別する。
センサハブ15は、センサ判別部153で判別したセンサ信号S14の数を、センサ判別信号S16としてサーボアンプ12に送信する(ST106)。
サーボアンプ12の通信仕様設定部122は、センサ判別信号S16に基づき、サーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する(ST107)。通信仕様設定部122は、サーボアンプ12とセンサハブ15との間のシリアル通信のデータフレームを設定する。通信仕様設定部122が設定するデータフレームは、センサ信号S14の数と、センサ信号S14の種別と、センサ信号S14のデータサイズと、センサ信号S14の送信順序と、センサ14とセンサハブ15との間の通信方式に応じて決定される。
サーボシステム100は、ST101からST107を実行することにより、センサハブ15に接続されたセンサ14に応じて、センサハブ15とサーボアンプ12との間の通信仕様を設定することができる。これにより、センサハブ15のセンサ接続部15bに接続されたセンサ14に応じてシリアル通信の更新周期や通信速度や通信データ量を最適化することができる。
ST101からST107は一部を省略、又は一部の順番を入れ替えて実施してもよい。例えば、AD変換部152aでデジタル信号に変換されたパラレル形態のセンサ信号S14を、シリアル変換部152bを介さずに、センサ判別部153へ送信してもよい。また、センサ判別部153が判別したセンサ信号S14の数や、サーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様は、センサハブ15が備える図示しない記録回路に保存してもよい。サーボシステム100の運用時に保存した内容を呼び出すことで、ステップST101からST107の動作を省略することができる。
次に、エンコーダ13及びセンサ14で検出された信号を、ST101からST107により設定された通信仕様でセンサハブ15を介してサーボアンプ12に送信する動作について図6に基づいて説明する。図6は、本発明の実施の形態1に係るサーボシステムの動作を示すフローチャートである。以下では、エンコーダ13で検出されたエンコーダ信号S13は、エンコーダ13内部でシリアル信号に変換され、エンコーダ13とセンサハブ15との間は、シリアル通信されるものとする。
サーボアンプ12は、ST101からST107で設定された通信仕様での応答を要求する第1通信リクエスト信号S01をセンサハブ15に送信する(ST201)。第1通信リクエスト信号S01は、サーボアンプ12とセンサハブ15との間のビットレート、通信帯域、更新周期等の通信仕様を指定し、エンコーダ信号S13又はセンサ信号S14の応答を要求する。
センサハブ15は、第1通信リクエスト信号S01に基づいて、設定された通信仕様でエンコーダ13からの応答を要求する第2通信リクエスト信号S02を生成し、エンコーダ13に送信する(ST202)。第2通信リクエスト信号S02は、エンコーダ13とセンサハブ15との間のビットレート、通信帯域、更新周期等の通信仕様を指定し、エンコーダ13にエンコーダ信号S13の応答を要求する。エンコーダ13は、第2通信リクエスト信号S02で指定された通信仕様でエンコーダ信号S13をセンサハブ15に送信する(ST203)。
センサハブ15は、センサ14からセンサ信号S14を受信し、AD変換部152aでデジタル信号に変換する(ST204)。シリアル変換部152bは、第1通信リクエスト信号S01で指定された通信仕様に応じてセンサ信号S14をシリアル変換する。シリアル変換部152bは、例えば、センサハブ15の送受信部151で第1通信リクエスト信号S01に基づいて生成された複数のセンサ信号S14の複合を要求する複合リクエスト信号S04に応じて、複数のセンサ信号S14をシリアル信号に複合し、センサ複合信号S15として出力する(ST205)。
センサハブ15は、エンコーダ信号S13とセンサ複合信号S15とを、例えば異なる2系統のシリアル通信により、それぞれサーボアンプ12に送信する(ST206)。
サーボアンプ12は、パラレル変換部123でセンサ複合信号S15をパラレル信号として分離し、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を取得する(ST207)。このとき、センサ複合信号S15にセンサ判別信号S16を含ませることにより、サーボアンプ12のパラレル変換部123でセンサ複合信号S15を分離できるようにしてもよい。
サーボシステム100は、ST201からST207を実行することにより、サーボアンプ12の通信仕様設定部122で設定した通信仕様に基づいてエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を取得することができる。
ST201からST207は一部を省略又は一部の順番を入れ替えて実施してもよい。シリアル信号の通信方式は調歩同期式に限定されない。シリアル信号の通信方式は、半二重式と全二重式のいずれの方式でもよい。また、各種リクエスト信号は、同期式通信のためのクロック信号を含んでもよい。また第2通信リクエスト信号S02は、モータ10及びエンコーダ13によって要否や内容が変わる信号であり、モータ10及びエンコーダ13の種類によっては第2通信リクエスト信号S02を使用しなくてもよい。
上述のとおり、本発明の実施の形態1に係るサーボシステム100は、エンコーダ13に着脱可能に接続されるセンサハブ15を備え、センサハブ15を介してエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14がサーボアンプ12に送信される。この構成により、センサ14の仕様に応じてセンサハブ15を適宜選択してエンコーダ13に接続することができる。これにより、多種多様なセンサ14からの情報を利用してモータ10の駆動を制御することが可能となる。
またサーボシステム100は、センサハブ15のセンサ判別部153がセンサ14の接続状況を判別し、この判別結果に基づきサーボアンプ12の通信仕様設定部122がサーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する。この構成により、サーボシステム100は、センサハブ15を交換又はセンサハブ15にセンサ14を追加、変更を行う際に、サーボアンプ12でセンサ信号S14を即座に読み取ることができる。またサーボシステム100は、センサハブ15とサーボアンプ12との間のシリアル通信の更新周期や通信速度や通信データ量を最適化することができる。
なお、センサハブ15のエンコーダ接続部15aは、通信ケーブルC2が備えるコネクタC2aと同一形状で、かつ同じピンアサインで構成されると好ましい。またセンサハブ15のアンプ接続部15cは、エンコーダ13のコネクタ13aと同一形状で、かつ同じピンアサインで構成されると好ましい。
このように構成することで、サーボシステム100の立上げ時やメンテナンス時にセンサハブ15を使用し、運用時には使用したセンサハブ15を取り外し、通信ケーブルC2のコネクタC2aをエンコーダ13に接続することができる。
また、サーボシステム100では、サーボアンプ12からセンサハブ15、エンコーダ13及びセンサ14へ電力が供給されるように構成されると好ましい。サーボアンプ12から供給される電力は、通信ケーブルC2の電源線を介して電力信号としてセンサハブ15に送信され、センサハブ15を介してエンコーダ13の図示しない回路基板及びセンサ14へと供給される。
このように構成することで、センサハブ15は、電力をサーボアンプ12から得ることができ、センサハブ15を容易に交換することができる。
ここで、電力信号は、例えばプラス又はマイナスの電線とグランド線とを含む。電力信号が伝送する電力は、直流信号でも交流信号でもよい。またセンサハブ15は、センサ14へ供給する電力ラインの種類を増やすため、昇圧又は降圧回路を含んでもよい。これにより、センサハブ15に接続されるセンサ14の数を増やすことができる。また、サーボアンプ12や設備電源の電圧変動の影響を受けないように構成するために、センサハブ15にバッテリーを搭載してもよい。サーボアンプ12の供給電力が乏しい場合や供給電圧の変動が大きい場合は、センサハブ15の外部からセンサハブ15、エンコーダ13、そしてセンサ14のいずれか1つ又は複数へ電力を供給してもよい。
またセンサハブ15は、1つのセンサハブ15に対応できるセンサ14の仕様を限定し、センサ14の仕様に応じてセンサハブ15を適宜交換するように構成されると好ましい。これにより、1つのセンサハブ15で多種多様なセンサ14に対応するようにした場合に比べ、ハードウェア及びソフトウェアを冗長にする必要がなく、センサハブ15の基板サイズや設定データを小さく抑えることができる。
また、図1では、センサハブ15が鉛直方向上側からモータ10へ装着される例を示したが、センサハブ15はエンコーダ13の周辺でスペースが確保し易い場所や、EMC(Electromagnetic Compatibity)の良好な場所に配置すればよい。また、センサハブ15は、回路基板や構造が2つ以上に分割されていてもよい。例えば、エンコーダ接続部15aと信号処理部152とがケーブルを介して接続されてもよい。
実施の形態2.
本発明を実施するための実施の形態2に係るサーボシステム100について図7に基づいて説明する。ここで、実施の形態1に係るサーボシステム100と重複する説明は、適宜簡略化又は省略する。図7中、実施の形態1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。本実施の形態に係るサーボシステム100は、アナログ信号で出力するセンサ14に加えて、さらにシリアル形式のデジタル信号で出力するセンサ14bを接続可能なセンサハブ15を備える。
図7は、本発明の実施の形態2に係るサーボシステムの概略構成図である。センサハブ15は、エンコーダ接続部15a、センサ接続部15b、アンプ接続部15cを有し、エンコーダ接続部15aは、エンコーダ13に着脱可能に接続される。また、センサハブ15のセンサ接続部15bは、例えば、アナログ信号で出力される3つのセンサ14及びシリアル形式のデジタル信号で出力されるセンサ14bがセンサケーブルC4を介して接続される。センサ14、14b及びセンサケーブルC4の数は、これに限らず適宜変更できる。
センサ14bは、例えば、マイクロフォンであり、モノラルの音響信号をシリアル形式でセンサ信号S14bとしてセンサハブ15に送信する。センサ14bは、例えばI2S形式で、センサハブ15と通信する。このとき、センサケーブルC4は、SCLK(Serial Clock)信号と、WDCLK(Word Clock)信号と、SD(Serial Data)信号との伝送線を含む。
センサハブ15の信号処理部152は、I2S形式でセンサ14bから送信されるSD信号を電圧値へ変換するシリアルインターフェース(シリアルI/F)152cを備える。シリアルインターフェース152cで電圧値に変換されたセンサ信号S14bは、センサ判別部153に出力され、センサ14、14bの接続状況として、センサ14、14bの数、センサ14、14bの種別、センサ信号S14、S14bの数等が判別される。
センサ14bとセンサハブ15との間の通信仕様を設定する際、サーボアンプ12は、センサハブ15が対応する各種シリアル通信方式の第3通信リクエスト信号S05を、センサハブ15を介してセンサ14bへ順次送信する。
第3通信リクエスト信号S05は、センサハブ15が対応するセンサ14bと、センサハブ15との間のビットレート、通信帯域、更新周期等の通信仕様を指定し、センサ信号S14bの応答を要求する。例えば、センサ14bに対してI2S方式で応答可能かどうかを確認するのであれば、サーボアンプ12はWDCLK信号及びSCLK信号を送信し、I2S方式の通信仕様で規定された応答が所定のタイミングで取得できるかを確認する。これにより、センサハブ15とセンサ14bとの間の通信仕様を設定することができる。
センサハブ15とセンサ14bとの間の通信形式は、I2Sの他に例えば、RS(TIA/EIA)232/422/485、USB(Universal Serial Bus)、I2C(Inter Integrated Circuit)、SPI(Serial Peripheral Interface)、1−Wire、Ethernet/IP(登録商標)、10BaseT等のシリアル通信規格を採用することができ、シリアル通信の伝送方式は同期式であっても非同期式であってもよい。シリアルインターフェース152cは、産業用マイコンのURAT(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)やトランシーバICにより実現してもよい。
センサハブ15のセンサ判別部153で判別されたセンサ14、14bの接続状況に応じて、サーボアンプ12の通信仕様設定部122がセンサハブ15とサーボアンプ12との間の通信仕様を設定する。センサハブ15は、設定された通信仕様に応じて、エンコーダ接続部15aを介して送信されたエンコーダ信号S13及びセンサ接続部15bを介して送信されたセンサ信号S14、S14bを、アンプ接続部15cに接続された通信ケーブルC2を介してサーボアンプ12に送信する。
上述のとおり、本発明の実施の形態2に係るサーボシステム100によれば、エンコーダ13に着脱可能に接続されるエンコーダ接続部15a、シリアル形式で出力されるセンサ14bを接続可能なセンサ接続部15b、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14、S14bをサーボアンプ12に伝送する通信ケーブルC2が接続されるアンプ接続部15cを有するセンサハブ15を備え、センサ14の仕様に応じてセンサハブ15を適宜選択してエンコーダ13に取り付けることで、多種多様なセンサ14に対応することが可能となる。
また、センサ14bとセンサハブ15との間がシリアル通信で送受信される場合でも、センサ判別部153で、センサ14、14bの接続状況を判別し、判別結果に応じてサーボアンプ12とセンサハブ15との間のシリアル通信の通信仕様を設定することができ、シリアル通信の更新周期や通信速度や通信データ量を最適化することが可能となる。
なお、センサ14bとセンサハブ15との間のシリアル通信方式の仕様を限定してもよい。これにより、センサ接続部15bに設けるシリアル通信用のポートの種類を少なくすることができ、センサハブ15を小型かつ低コストにすることが可能となる。
実施の形態3.
本発明を実施するための実施の形態3に係るサーボシステム100について図8、9に基づいて説明する。ここで、実施の形態1に係るサーボシステム100と重複する説明は、適宜簡略化又は省略する。図8、9中、実施の形態1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。本実施の形態に係るサーボシステム100は、実施の形態1のサーボシステム100において、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14とを異なる2系統のシリアル形式で通信する構成であったのに対し、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14とを複合し、1系統のシリアル形式で通信する構成とした。
図8は、本発明の実施の形態3に係るセンサハブの概略構成図である。図8に示すように、センサハブ15は、エンコーダ13に着脱可能に接続されるエンコーダ接続部15a、一端がセンサ14に接続されたセンサケーブルC4が接続されるセンサ接続部15b及び一端がサーボアンプ12に接続された通信ケーブルC2が接続されるアンプ接続部15cを有する。
センサハブ15の信号処理部152は、センサ信号S14に加えてエンコーダ信号S13を受信する。センサハブ15の送受信部151は、第1通信リクエスト信号S01で指定されたシリアル信号のデータフレームの構成に応じて、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14とを複合することを要求する複合リクエスト信号S04を生成する。シリアル変換部152bは、複合リクエスト信号S04に応じてエンコーダ信号S13とセンサ信号S14とをシリアル信号に複合して、複合信号S17として出力する。センサハブ15は、複合信号S17を1系統のシリアル通信によりサーボアンプ12へ送信する。
一例として、2byteのエンコーダ信号S13と合計5byteのセンサ信号S14とを複合して、センサハブ15からサーボアンプ12へ送信する場合について説明する。ここでセンサ14は、加速度センサ、圧力センサ及びマイクロフォンとする。
センサ信号S14は、それぞれ1byteのデジタルデータであるX軸、Y軸、Z軸方向の加速度センサ信号S141a、S141b、S141c、圧力センサ信号S142、マイクロフォン信号S143である。ここで、エンコーダ信号S13及び各センサ信号S141a、S141b、S141c、S142、S143のデータサイズやセンサ14の数、シリアル通信のデータフレームの構成は適宜変更できる。
サーボアンプ12の通信仕様設定部122は、信号処理部152が受信したセンサ信号S14の数が5つであることをセンサ判別信号S16に基づき認識すると、第1通信リクエスト信号S01をシリアル変換部152bへ送信する。第1通信リクエスト信号S01は、1系統のシリアル通信により2byteのエンコーダ信号S13と、合計5byteのセンサ信号S14とを同時に送信するためのデータフレームの構成に関する情報を含む。
一回の更新で送信可能なシリアル通信のデータ容量が5byteであるのに対して、エンコーダ信号S13及び各センサ信号S141a、S141b、S141c、S142、S143のデータ容量の合計は7byteである。
このような場合、更新周期毎に送信するデータを分割、間引き、圧縮等を行う。例えば、センサハブ15のシリアル変換部152bは、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14のいずれか1つ又は両方に対して、サーボアンプ12とセンサハブ15との間のシリアル通信の更新周期毎にデータを分割する信号処理を施す。
図9は、シリアル変換部が生成するシリアル通信のデータフレームの構成の一例である。図9に示すように、サーボアンプ12の通信仕様設定部122は、モータ10の回転制御に必要なエンコーダ信号S13については毎回送信し、各センサ信号S141a−c、S142、S143は2回に一度の更新周期で送信するデータフレームを生成するように指示をセンサハブ15のシリアル変換部152bに送信する。この指示に従って、シリアル変換部152bは、図9に示すデータフレームを生成し、データフレームをシリアル通信のデータフィールドに付加して送信する。
ここで、センサハブ15は、更新周期毎にデータを分割する例を示したが、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14のいずれか1つ又は両方に対して、データを間引く信号処理を施してもよい。また、センサハブ15は、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14のいずれか1つ又は両方に対して、データを圧縮する信号処理を施してもよい。
また、データを間引いたり、圧縮したりした際に欠損したデータS200を付加情報として重畳させてもよい。図9では、偶数回目の更新周期において、1データフレーム(1byte)分の通信容量にデータS200を付加している。
また、センサハブ15が送信するデータ容量を削減するため、エンコーダ信号S13又はセンサ信号S14の特徴量を抽出して、サーボアンプ12へ送信してもよい。例えば、センサハブ15は、エンコーダ信号S13とセンサ信号S14とのいずれか1つ又は両方に対して、時間領域のデータから周波数領域のデータへ変換する信号処理を施してもよい。
上述のとおり、本発明の実施の形態3に係るサーボシステム100によれば、センサハブ15を、エンコーダ13に着脱可能とすることで、センサ14の仕様に応じてセンサハブ15を適宜選択してエンコーダ13に接続することができ、多種多様なセンサ14に対応することが可能となる。さらに、サーボシステム100は、センサハブ15がエンコーダ信号S13とセンサ信号S14を複合した複合信号S17を生成し、1系統のシリアル通信によりサーボアンプ12へ送信することができ、通信ケーブルC2の信号線の省配線化が可能となる。
また、センサハブ15がエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14に対し、更新周期毎にデータを分割、データの間引き、圧縮等の信号処理を施すことにより、一回の更新で送信可能なシリアル通信のデータ容量に対してデータ容量が多い場合でも、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を送信することが可能となる。
実施の形態4.
本発明を実施するための実施の形態4に係るサーボシステム100について図10に基づいて説明する。ここで、実施の形態1に係るサーボシステム100と重複する説明は、適宜簡略化又は省略する。図10中、実施の形態1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。本実施の形態に係るサーボシステム100は、サーボシステム100を含む産業用装置全体の実行計画に基づきサーボシステム100の駆動タイミングを指令する上位処理装置101を備える。
上位処理装置101は、例えばクラウド、エッジコンピュータ、IPC(Industrial Personal Computer)、MES(Manufacturing Execution System)等を含む、システム全体の集中管理を目的とした産業用装置の制御装置である。
上位処理装置101は、コントローラ11に、双方向での信号の送受信が可能なネットワークケーブルC0で接続される。サーボシステム100は、上位処理装置101を備え、コントローラ11がモータ10の駆動タイミングを指令することで、産業用装置全体の実行計画に基づき、モータ10の回転を制御することができる。
また、上位処理装置101は、センサ14からのセンサ信号S14を解析することで、産業用装置の経年劣化等を診断し、サーボシステム100で使用する各機器やモータ10の被駆動体等の予防保全や計画保全を実施することができる。
例えば、エンコーダ13とサーボアンプ12の間を所定の通信ケーブルで直接に接続して動作する既存のサーボシステム100において、図10に示す通信ケーブルC2としてその既存の通信ケーブルを用い、既存の通信ケーブルとエンコーダ13の間にセンサハブ15を接続して、そのセンサハブ15に接続したセンサ14からのセンサ信号S14に基づいて上位処理装置101が産業用装置を診断するようにすることができる。
サーボシステム100は、センサハブ15が既に接続され、その既存のセンサハブ15では新たなセンサ14を接続又は識別できない場合、その既存のセンサハブ15を、そのセンサ14を接続又は識別可能な新しいセンサハブ15に交換するようにしてもよい。診断が一時的なものであるならば、診断後は交換後のセンサハブ15を元のセンサハブ15に戻してもよいし、そのまま交換後のセンサハブ15をモータ10の駆動制御に使い続けてもよい。診断に用いるセンサハブ15は、診断のためにエンコーダ13からのエンコーダ信号S13を上位処理装置101に送るようにしてもよいし、診断ではエンコーダ信号S13を使わなくてもよい。
また、センサハブ15にエンコーダ接続部15aを設けず、センサハブ15にエンコーダ13が接続されない状態で診断を行ってもよい。交換後のセンサハブ15をモータ10の駆動制御にも用いる場合には、エンコーダ13からのエンコーダ信号S13をサーボアンプ12へ送信する機能を、当該センサハブ15に設ける。
実施の形態5.
以下では、サーボシステム100にセンサハブ15を接続し、産業用装置を診断する方法の実施の一例を説明する。図11は、本発明の実施の形態5に係るサーボシステムにセンサハブを導入する工程を示すフローチャートである。以下では、サーボアンプ12とエンコーダ13とが接続されている既存のサーボシステム100にセンサハブ15を追加する場合について記載する。
サーボシステム100の使用者は、センサハブ15を取り付けるためにサーボアンプ12の電源をオフにして、エンコーダ13のコネクタ13aから通信ケーブルC2のコネクタC2aを取り外す(ST301)。
サーボシステム100の使用者は、センサハブ15を、サーボアンプ12、エンコーダ13及びセンサ14にそれぞれ接続する(ST302)。サーボシステム100の使用者は、通信ケーブルC2のコネクタC2aをセンサハブ15のアンプ接続部15cに接続することにより、サーボアンプ12とセンサハブ15とを接続する。またサーボシステム100の使用者は、エンコーダ接続部15aをエンコーダ13のコネクタ13aへ接続することにより、センサハブ15をエンコーダ13に取り付ける。サーボシステム100の使用者は、センサケーブルC4のコネクタC4aをセンサ接続部15bへ接続することにより、センサ14とセンサハブ15とを接続する。ここで、取り付け作業は順序が入れ替わっても構わない。
サーボシステム100の使用者は、サーボアンプ12と、エンコーダ13と、センサ14と、センサハブ15との間で配線ミスがないことを目視やテスター等により確認する(ST303)。
サーボシステム100の使用者は、サーボアンプ12の電源を投入し、サーボアンプ12からセンサハブ15、エンコーダ13と、センサ14とへ電力を供給する(ST304)。サーボシステム100の使用者は、センサハブ15と、エンコーダ13と、センサ14への電力供給が正常であることを目視やテスター等により確認する(ST305)。
電力が正常に供給されていることを確認し易くするために、センサハブ15は電源電圧の変動を産業用マイコン等の演算回路で監視し、センサハブ15又はサーボアンプ12が備えるランプの点灯又は点滅、若しくはビープ音等により電力アラームを通知してもよい。センサハブ15が電力アラームを出力する場合は、サーボシステム100へ追加するセンサ14又はセンサハブ15に外部電源を使用してもよい。
また、サーボアンプ12からセンサハブ15又はセンサ14へ電力の供給が正常に行えない場合は、電力供給が可能となるように動作電圧や電流容量が異なる仕様のセンサ14又はセンサハブ15へ交換してもよい。センサ14又はセンサハブ15を交換する場合は(ST302)へ戻る。
センサハブ15への電力供給が正常である場合は、センサ接続部15bへ接続されたセンサ14の接続状況をセンサハブ15のセンサ判別部153が判別し、サーボアンプ12がサーボアンプ12とセンサハブ15との間の通信仕様を設定する(ST306)。センサハブ15は、設定された通信仕様で、エンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を、サーボアンプ12及び上位処理装置101に送信する(ST307)。(ST306)及び(ST307)の詳細な動作は、実施の形態1の(ST101)から(ST107)及び(ST201)から(ST207)と同様であるため省略する。
ST301からST307を実行することにより、サーボアンプ12及び上位処理装置101にエンコーダ信号S13及びセンサ信号S14を送信し、サーボシステム100を含む産業用装置の駆動制御や予防保全のための診断を行うことができる。本発明の実施の形態5に係るセンサハブ15を用いた産業用装置の診断方法は、センサハブ15を追加又は交換することにより、既存のモータ10、通信ケーブルC2及びエンコーダ13を用いることができるため、センサ14をサーボシステム100に容易に追加する事が可能となる。
(ST301)から(ST307)は一部を省略したり、一部の順番を入れ替えたりして実施してもよい。また、本一子の形態ではセンサハブ15を既存のサーボシステム100に追加する方法を示したが、サーボシステム100を新設する際にセンサハブ15をサーボシステム100に組み込んでもよい。
なお、実施の形態1から5において、モータ10として一軸の回転型モータを例に説明したが、回転型モータに限定されず、固定子に対して可動子を並進方向に駆動するリニアモータを使用してもよい。
また、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、実施の形態1から4は開示されている複数の構成要素の適宜組み合わせてもよい。
100 サーボシステム、
10 モータ、11 コントローラ、12 サーボアンプ、13 エンコーダ、
14 センサ、15 センサハブ、15a エンコーダ接続部、15b センサ接続部、15c アンプ接続部、151 送受信部、152 信号処理部、153 センサ判別部。
本発明に係るサーボシステムは、モータと、モータの回転を検出するエンコーダと、エンコーダに着脱可能に接続される第1接続部、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部、及び第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号を伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部を有し、第2接続部に接続されたセンサの接続状況に応じて設定された通信仕様で通信ケーブルを介してセンサ信号を送信するセンサハブと、通信ケーブルを介して送信されるエンコーダ信号、センサ信号及びコントローラから送信される駆動指令に基づいてモータを駆動制御するサーボアンプとを備える。
本発明に係るセンサハブは、モータの回転を検出するエンコーダに着脱可能に接続される第1接続部と、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部と、第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号の少なくともいずれかをモータを駆動制御するサーボアンプに伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部とを備え、第2接続部に接続されたセンサの接続状況を判別し、判別された接続状況を、通信ケーブルを介してサーボアンプに送信する。
本発明に係る産業用装置の診断方法は、モータの回転を検出するエンコーダとモータに電流を供給するサーボアンプとの間がエンコーダに接続可能なコネクタを備える通信ケーブルを介して着脱可能に接続され、サーボアンプは通信ケーブルを介して送信されるエンコーダの検出信号に基づいて、モータに供給する電流を調整して駆動制御を行うサーボシステムを含む産業用装置の診断方法であって、通信ケーブルとエンコーダとの間に、第1接続部、第2接続部、第3接続部を有するセンサハブを、第1接続部にエンコーダを接続し、第2接続部にモータの回転とは異なる状態を検出するセンサを接続し、第3接続部に通信ケーブルのコネクタを接続することで接続するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、エンコーダの検出信号をエンコーダからサーボアンプへ送信するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、センサハブの第2接続部に接続されたセンサの接続状況に応じて設定された通信仕様でセンサの検出信号をセンサからサーボアンプへ送信するステップと、エンコーダの検出信号とセンサの検出信号とに基づいて産業用装置を診断するステップとを備える。
センサハブ15は、センサ14からセンサ信号S14を受信し、AD変換部152aでデジタル信号に変換する(ST204)。シリアル変換部152bは、第1通信リクエスト信号S01で指定された通信仕様に応じてセンサ信号S14をシリアル変換する。シリアル変換部152bは、例えば、センサハブ15の送受信部151で受信した第1通信リクエスト信号S01に基づいて生成された複数のセンサ信号S14の複合を要求する複合リクエスト信号S04に応じて、複数のセンサ信号S14をシリアル信号に複合し、センサ複合信号S15として出力する(ST205)。
また、図1では、センサハブ15が鉛直方向上側からモータ10へ装着される例を示したが、センサハブ15はエンコーダ13の周辺でスペースが確保し易い場所や、EMC(Electromagnetic Compatibility)の良好な場所に配置すればよい。また、センサハブ15は、回路基板や構造が2つ以上に分割されていてもよい。例えば、エンコーダ接続部15aと信号処理部152とがケーブルを介して接続されてもよい。
(ST301)から(ST307)は一部を省略したり、一部の順番を入れ替えたりして実施してもよい。また、本実施の形態ではセンサハブ15を既存のサーボシステム100に追加する方法を示したが、サーボシステム100を新設する際にセンサハブ15をサーボシステム100に組み込んでもよい。
本発明に係るサーボシステムは、モータと、モータの回転を検出するエンコーダと、エンコーダに着脱可能に接続される第1接続部、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部、及び第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号を伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部を有し、第2接続部に接続されたセンサの接続状況をセンサ信号の電圧値に基づいて判別するセンサ判別部を備え、判別された接続状況を、通信ケーブルを介して送信するセンサハブと、センサ判別部で判別された接続状況を受信し、通信ケーブルを介して送信されるエンコーダ信号、センサ信号及びコントローラから送信される駆動指令に基づいてモータを駆動制御するサーボアンプとを備える。
本発明に係るセンサハブは、モータの回転を検出するエンコーダに着脱可能に接続される第1接続部と、回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部と、第1接続部を介してエンコーダから出力されるエンコーダ信号及び第2接続部を介してセンサから出力されるセンサ信号の少なくともいずれかをモータを駆動制御するサーボアンプに伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部とを備え、第2接続部に接続されたセンサの接続状況をセンサ信号の電圧値に基づいて判別し、判別された接続状況を、通信ケーブルを介してサーボアンプに送信する。
本発明に係る産業用装置の診断方法は、モータの回転を検出するエンコーダとモータに電流を供給するサーボアンプとの間がエンコーダに接続可能なコネクタを備える通信ケーブルを介して着脱可能に接続され、サーボアンプは通信ケーブルを介して送信されるエンコーダの検出信号に基づいて、モータに供給する電流を調整して駆動制御を行うサーボシステムを含む産業用装置の診断方法であって、通信ケーブルとエンコーダとの間に、第1接続部、第2接続部、第3接続部を有するセンサハブを、第1接続部にエンコーダを接続し、第2接続部にモータの回転とは異なる状態を検出するセンサを接続し、第3接続部に通信ケーブルのコネクタを接続するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、エンコーダの検出信号をエンコーダからサーボアンプへ送信するステップと、第2接続部に接続されたセンサの接続状況をセンサの検出信号の電圧値に基づいて判別し、判別された接続状況を、通信ケーブルを介してサーボアンプに送信するステップと、センサハブ及び通信ケーブルを介して、センサハブの第2接続部に接続されたセンサの接続状況に応じて設定された通信仕様でセンサの検出信号をセンサからサーボアンプへ送信するステップと、エンコーダの検出信号とセンサの検出信号とに基づいて産業用装置を診断するステップとを備える。

Claims (11)

  1. モータと、
    前記モータの回転を検出するエンコーダと、
    前記エンコーダに着脱可能に接続される第1接続部、前記回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部、及び前記第1接続部を介して前記エンコーダから出力されるエンコーダ信号及び前記第2接続部を介して前記センサから出力されるセンサ信号を伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部を有するセンサハブと、
    前記通信ケーブルを介して送信される前記エンコーダ信号、前記センサ信号及びコントローラから送信される駆動指令に基づいて前記モータを駆動制御するサーボアンプと
    を備えることを特徴とするサーボシステム。
  2. 前記通信ケーブルは、前記センサハブの前記第3接続部に接続されるコネクタを備え、前記エンコーダは、前記センサハブの前記第1接続部に着脱可能に接続されるコネクタを備え、前記通信ケーブルの前記コネクタは、前記エンコーダの前記コネクタに接続可能であることを特徴とする請求項1に記載のサーボシステム。
  3. 前記センサハブは、前記エンコーダ信号及び前記センサ信号の少なくともいずれかをシリアル信号に変換する信号処理部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーボシステム。
  4. 前記センサハブは、前記エンコーダ信号及び前記センサ信号を異なる系統のシリアル通信で前記サーボアンプに送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のサーボシステム。
  5. 前記センサハブは、前記エンコーダ信号及び前記センサ信号を前記信号処理部で複合し、1系統のシリアル通信で前記サーボアンプに送信することを特徴とする請求項3に記載のサーボシステム。
  6. 前記センサハブは、前記第2接続部に接続された前記センサの接続状況を前記センサ信号の電圧値に基づいて判別するセンサ判別部を備え、判別された前記接続状況を、前記通信ケーブルを介して前記サーボアンプに送信することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のサーボシステム。
  7. 前記サーボアンプは、前記センサハブの前記センサ判別部で判別された前記接続状況に基づき、前記サーボアンプと前記センサハブとの間の通信仕様を設定する通信仕様設定部を備えることを特徴とする請求項6に記載のサーボシステム。
  8. モータの回転を検出するエンコーダに着脱可能に接続される第1接続部と、
    前記回転とは異なる状態を検出するセンサが接続される第2接続部と、
    前記第1接続部を介して前記エンコーダから出力されるエンコーダ信号及び前記第2接続部を介して前記センサから出力されるセンサ信号の少なくともいずれかを前記モータを駆動制御するサーボアンプに伝送する通信ケーブルが接続される第3接続部と
    を備えることを特徴とするセンサハブ。
  9. 前記エンコーダ信号及び前記センサ信号をシリアル信号に変換する信号処理部と、前記第2接続部に接続された前記センサの接続状況を前記センサ信号の電圧値に基づいて判別するセンサ判別部とを備え、前記第3接続部及び前記通信ケーブルを介して前記センサの前記接続状況を前記サーボアンプへ送信することを特徴とする請求項8に記載のセンサハブ。
  10. モータの回転を検出するエンコーダと前記モータに電流を供給するサーボアンプとの間が前記エンコーダに接続可能なコネクタを備える通信ケーブルを介して着脱可能に接続され、前記サーボアンプは前記通信ケーブルを介して送信される前記エンコーダの検出信号に基づいて、前記モータに供給する前記電流を調整して駆動制御を行うサーボシステムを含む産業用装置の診断方法であって、
    前記通信ケーブルと前記エンコーダとの間に、第1〜第3接続部を有するセンサハブを、前記第1接続部に前記エンコーダを接続し、前記第2接続部に前記モータの回転とは異なる状態を検出するセンサを接続し、前記第3接続部に前記通信ケーブルの前記コネクタを接続することで接続するステップと、
    前記センサハブ及び前記通信ケーブルを介して、前記エンコーダの前記検出信号を前記エンコーダから前記サーボアンプへ送信するステップと、
    前記センサハブ及び前記通信ケーブルを介して、前記センサの検出信号を前記センサから前記サーボアンプへ送信するステップと、
    前記エンコーダの前記検出信号と前記センサの前記検出信号とに基づいて前記産業用装置を診断するステップと
    を備えることを特徴とする産業用装置の診断方法。
  11. 前記エンコーダの前記検出信号及び前記センサの前記検出信号をシリアル信号に変換し、前記センサハブ及び前記通信ケーブルを介して前記サーボアンプへ送信するステップを備えることを特徴とする請求項10に記載の産業用装置の診断方法。
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