JPH04293338A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH04293338A
JPH04293338A JP3059000A JP5900091A JPH04293338A JP H04293338 A JPH04293338 A JP H04293338A JP 3059000 A JP3059000 A JP 3059000A JP 5900091 A JP5900091 A JP 5900091A JP H04293338 A JPH04293338 A JP H04293338A
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transmission
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slave station
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三戸 純一
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
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    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/423Loop networks with centralised control, e.g. polling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
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  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータ制御、主
軸モータ制御を行なうサーボアンプ、主軸アンプと数値
制御装置本体間をシリアル伝送線ラインにより結合し、
両者間でデータ伝送を行う数値制御装置や、数値制御装
置本体側の機械入出力部が不足した場合に付加されるリ
モート制御装置と数値制御装置本体間をシリアル伝送線
ラインにより結合し、両者間でデータ伝送を行う数値制
御装置等に採用される通信システムに関するものである
【0002】
【従来の技術】図11は、現在  ドイツ工作機械製造
者協会(VereinsDeutschev Werk
zeugmaschinen fabriken e.
V.)と中央電機電子工業組合(Zentralver
band Elektrotechnik−und E
lektronikindustrie e.V.)に
て検討が進められている、工作機械における数値制御機
構と駆動機構間のシリアルリアルタイム通信システム(
以下SERCOSと称す)に基づく数値制御装置のH/
W構成(以下トポロジーと称す)であり、1は数値制御
装置本体内に実装された、サーボアンプ、主軸アンプ等
とシリアル伝送を行なうマスター局、2はマスター局1
とシリアル伝送ラインで結ばれたスレーブ局であり、サ
ーボアンプ、主軸アンプの制御部が相当する。3はスレ
ーブ局2の制御部により駆動されるドライブ部であり、
具体的にはサーボアンプ、主軸アンプのパワー部が相当
する。4はマスター局1と複数のスレーブ局2間を結ぶ
シリアル伝送ラインであり、矢印方向へシリアルデータ
伝送を行う。
【0003】即ち、SERCOSは、図11に示すよう
な数値制御機構本体内に複数のマスタ局1を持ち、個々
のマスター局が駆動制御部側のI/Fであるスレーブ局
2を複数持ったリング構成のシリアル伝送ライン4をも
つトポロジーである。
【0004】ここで、SERCOSのシリアル伝送ライ
ン4の具体的仕様について、図12〜図16を用いて説
明する。マスター局1とスレーブ局2間のシリアル伝送
フォーマットは、図12に示す様な一個の開始フラグ、
宛先・発信元アドレス、データ、冗長コード[以下FC
S(Frame  Check  Sequence)
と称す、複数ビットにおよぶ総データの誤りを検出する
ために付加される]及び一個の終了フラグから構成され
るHDLC手順(ハイレベルデータリンク制御手順のフ
レーム構成・・・・JIS×5104)と同様なフォー
マットを使用する。 フレーム構成の詳細については、HDLC手順の内容を
参照する事とし、本文では省略する。
【0005】また、具体的なシリアル伝送ライン4の仕
様としては、図15に示す様な光ファイバー伝送路を使
用し、SMA規格〔IEC86B(C020)〕コネク
タにより光ファイバーケーブルに接続される。
【0006】また、1本の光ファイバー伝送路をリング
構成にして使用する為、伝送クロックと伝送データをマ
ルチプレクスして送信し、受信側では、送信信号より伝
送クロックと伝送データを分離抽出している。この伝送
クロックと伝送データをマルチプレクスした信号を作る
為に、図14に示すNRZI(Noreturn to
  Zero Inverted)コード化を使用する
。図14の下向きの矢印は伝送クロックの変化点を示し
、下側の0,1の伝送データと上側の伝送クロックを合
せてNRZIコード化した例が、中段に示す波形であり
、データ“0”を送出する伝送クロックのタイミングで
波形反転を生ずる。受信側では、波形反転のタイミング
で伝送クロックを抽出すると共に、抽出した伝送クロッ
クのタイミングに合せて波形をサンプリングし、伝送デ
ータの0,1を判別する。
【0007】図13は、伝送ライン上に伝送されるデー
タの時間的配置を示した図であり、MSTはマスター局
1からスレーブ局2への伝送タイミングデータ、AT1
、AT2〜ATXは各々のスレーブ局2からマスター局
1への送信データ、MDTはマスター局1からスレーブ
局2への送信データである。
【0008】具体的なデータの内容としては、MSTの
タイミングにより伝送周期(TCYC)(例えば1.7
ms)が決定されるが、MSTはシステムモード(立上
げ、運転モード等)等が含まれているフレームであり、
その機能は主にスレーブ局2との同期確立を目的として
いる。また、AT1、AT2〜ATXは、MST伝送後
のある規定時間(T1.1、T1.2、T1.X)経過
後、各々のスレーブ局2からマスター局1へ伝送される
フレームであり、スレーブ局2であるサーボアンプ、主
軸アンプ等のモーター位置データ、モーター速度データ
、モーター電流データ、アラームステータス等を含むも
のである。また、マスター局1はMST伝送後  T2
時間経過後MDTを伝送するが、この中では、サーボア
ンプ、主軸アンプに対するモーター駆動指令や各サーボ
アンプ、主軸アンプに対するモード指定(周速一定制御
モード、C軸制御モード等)等のデータが含まれるもの
である。この様にTCYCの周期でマスター局1とスレ
ーブ局2の間で交信を行なう事により、数値制御装置と
しての機能を実現する。
【0009】次に図16は、1つのマスター局1に2つ
のスレーブ局2が接続された場合の概略接続ブロック図
である。図16において、CONTROLLER MA
STERはマスター局1を、またCONTROLLER
 SLAVE1及びSLAVE2はスレーブ局2を示す
。又、TXMT(el/opt)は送信部であり、RE
CV(opt/el)は受信部であり、各々の部分で電
気信号→光信号変換、光信号→電気信号変換が行われる
。また、MUXは送信信号切替え部であり、ここで入力
された2信号のどちらかが選択されて後段のTXMTよ
り送信される。 次に、REG(DPLL REGEN)は、受信信号再
生部であり、前段のRECVで受信されたNRZI信号
を受信データ(RXD)と受信クロック(RCLK)に
分離してコントローラに与える。なお、図中、TXCL
Kはクロック、TFFはフリップフロップ、TXDは送
信データ、MUXはマルチプレックス、IDLEは送信
の切換信号、TXMTは送信器である。以上のように従
来における、サーボモータ制御、主軸モータ制御を行な
うサーボアンプ、主軸アンプと数値制御装置本体間をシ
リアル伝送線ラインにより結合し、両者間でデータ伝送
を行う数値制御装置は、構成されている。
【0010】また図17は、数値制御装置本体側の機械
入出力部が不足した場合に付加されるリモート制御装置
と数値制御装置本体間をシリアル伝送線ラインにより結
合し、両者間でデータ伝送を行う従来の数値制御装置の
概略構成図であり、図において、1はマスター局で、数
値制御装置本体が相当する。、2はスレーブ局で、リモ
ート制御装置が相当する。4はマスター局1である数値
制御装置本体とスレーブ局2であるリモート制御装置を
結ぶHDLC手順に従ったシリアル伝送ライン、5は数
値制御装置にて制御される工作機械のインターフェイス
部、6は操作者が数値制御装置を操作するための操作ボ
ード、6Aはキーボード、6BはCRT、7はサーボア
ンプ、8は主軸アンプ、7Aはサーボモータ、8Aは主
軸モータ、1Aは数値制御装置本体側機械入出力部、2
Aはリモート制御装置側機械入出力部である。
【0011】次にこの数値制御装置の動作を説明する。 マスター局1である数値制御装置本体の内部には、数値
制御装置が取り付けられる工作機械の機械シーケンスを
実行するためのシーケンスプログラムが内蔵されており
、マスター局1である数値制御装置本体内にあるCPU
によりシーケンスプログラムが逐次実行され、機械シー
ケンス処理が実行される。ここで図17におけるスレー
ブ局2であるリモート制御装置は、マスター局1である
数値制御装置本体側の機械入出力部が不足した場合に付
加されるものであり、機械側の機械インターフェイス部
5に対しては、数値制御装置本体側でシーケンス処理さ
れた結果がリモート制御装置へシリアル伝送ライン4を
通じてHDLC伝送され、リモート制御装置側で出力さ
れると共に、リモート制御装置側で入力された結果がシ
リアル伝送ライン4を通じてHDLC伝送され、数値制
御装置本体側でシーケンス処理される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図11〜図16に示す
従来のもの(サーボモータ制御、主軸モータ制御を行な
うサーボアンプ、主軸アンプと数値制御装置本体間をシ
リアル伝送線ラインにより結合し、両者間でデータ伝送
を行う数値制御装置)は、以上のように構成されている
ので、マスター局1とこのマスター局1に接続されるス
レーブ局2との同期性を確保するために、マスター局1
からスレーブ局2に対しマスタ同期フレームMSTを送
信し、このフレームを基準にして同期確保を図ってやる
必要があるが、この方式では同期確立の為にフレームが
余分に必要な事になり伝送効率が悪い。
【0013】因みにマスター局が複数軸(X軸、Y軸、
Z軸等)を同期制御できる数値制御本体で、スレーブ局
がサーボアンプ・主軸アンプの場合、両者の同期をとら
ないと、サーボアンプで駆動される各軸が時間的にバラ
バラの動きをしたり、サーボアンプで駆動される各軸と
主軸アンプで駆動される主軸とが時間的にバラバラの動
きをすることになり、目的とする加工を行うことができ
ない。
【0014】また図17に示すもの(数値制御装置本体
側の機械入出力部が不足した場合に付加されるリモート
制御装置と数値制御装置本体間をシリアル伝送線ライン
により結合し、両者間でデータ伝送を行う数値制御装置
)は、機械側の機械インターフェイス部5に対しては、
数値制御装置本体側でシーケンス処理された結果がリモ
ート制御装置へシリアル伝送ライン4を通じてHDLC
伝送され、リモート制御装置側で出力されると共に、リ
モート制御装置側で入力された結果がシリアル伝送ライ
ン4を通じてHDLC伝送され、数値制御装置本体側で
シーケンス処理されるものであるので、数値制御装置本
体とリモート制御装置との間における機械側の機械イン
ターフェイス部5に対する入出力制御が時間的にずれた
。ちなみに、この入出力制御が時間的にずれると、例え
ばロボットによるワークの搬送工程と工作機械によるワ
ークの切削タイミングとが合致せず、目的とする加工を
行うことができない事態が生じる。
【0015】なお、この図17に示すものにおいてこの
不具合を解消するためには、図11〜図16に示すもの
と同様に同期フレームを用いることにより、上記数値制
御装置本体とリモート制御装置との間における機械側の
機械インターフェイス部5に対する入出力制御を同期化
させるか、または工作機械のインターフェイス部5に上
記時間的ずれを考慮した遅延回路を設けたり、機械のシ
ーケンスプログラムを上記時間的ずれを考慮して作成す
る等して、この入出力制御を同期化させることと実質的
に同一の機能を達成させる必要がある(このことは、ひ
いては伝送効率の悪化につながる)。
【0016】また、HDLCフレームまたはこれに準拠
するフレームにおいて、伝送障害を引き起こすのは、開
始フラグと終了フラグである。そのフレーム中、アドレ
ス、データ及びアドレス、データ部分の誤りを検出する
ためのフレームチェックシーケンスコードの部分に伝送
誤りがあったとしても、それは、そのフレーム自体が無
意味のものとなるだけで伝送障害になることはない。と
ころで、従来のものは、HDLCフレームまたはこれに
準拠するフレームの開始フラグと終了フラグが単一であ
るため、電源ラインに、図19に示すような電源ノイズ
と呼ばれる比較的低周波に同期したパルス幅の短いノイ
ズ成分が重畳され、この伝送ラインノイズによって次の
ような伝送障害が生じてフレーム構成を識別できなくな
り、その復旧作業に非常に時間を要するという欠点があ
った。即ち、図18において、フレーム101の開始フ
ラグA1に伝送誤りが生じた場合、開始フラグA1を検
出出来ずに開始フラグを待ち続け、B1の位置の終了フ
ラグを、開始フラグと誤認する。また正常にA1の開始
フラグが認識された場合でも、B1の位置の終了フラグ
を伝送誤りで識別できないと、フレーム102のC1の
位置の開始フラグを終了フラグと誤認する。
【0017】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、特別な同期フレーム等を用いずに
、マスター局とスレーブ局との間またはスレーブ局間の
同期確保ができる通信システムを提供しようとするもの
である。また本発明は伝送ラインノイズに対して強い通
信システムを提供しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係る通信シ
ステムは、マスター局と、このマスター局とシリアル伝
送ラインで接続されるスレーブ局とを備え、上記スレー
ブ局は、マスター局より送信される送信フレーム中に含
まれるアドレス情報が自分自身のアドレスと一致したと
きデータを取込むと共に、マスター局との間、または所
定のスレーブ局との間の被制御体に対する制御タイミン
グが一致するよう、自分自身の基準タイミングをプリセ
ットするように構成したものである。また第二の発明に
係る通信システムは、第一の発明に係る通信システムに
おいて、基準タイミングをプリセット後、所定時間経過
しなければ基準タイミングを再度プリセットしないよう
に構成したものである。また第三の発明に係る通信シス
テムは、マスター局とスレーブ局との間でシリアル伝送
を行うための送信フレームとして、そのフレーム中に含
まれる開始フラグ及び終了フラグを各々複数個有するも
のとしたものである。更にまた第四の発明に係る通信シ
ステムは、マスター局とリアル伝送ラインで接続される
スレーブ局に、基準カウンタと制御タイミング設定用レ
ジスタとを設け、このスレーブ局として、マスター局よ
り送信される送信フレーム中に含まれるアドレス情報が
自分自身のアドレスと一致したときデータを取込むと共
に、マスター局との間の被制御体に対する制御タイミン
グが一致するよう上記基準カウンタをプリセットし、基
準カウンタの内容と制御タイミング設定用レジスタの内
容とが一致したとき、マスター局の被制御体に対する制
御タイミングと一致する制御信号を出力し、かつマスタ
ー局とスレーブ局との間の実際の制御タイミングデータ
を収集するとともに、この実際の制御タイミングデータ
に基づいて、上記制御タイミング設定用レジスタに所定
の値を設定するものとしたものである。
【0019】
【作用】第一の発明に係る通信システムによれば、マス
ター局からの同期フレーム送信が無くても、スレーブ局
自身が、マスター局との間、またはスレーブ局との間の
同期を確保する。また第二の発明に係る通信システムに
よれば、伝送ラインにノイズが入って誤ったアドレスが
送信された場合等にあっても、正常に動作する。また第
三の発明に係る通信システムによれば、確実に開始フラ
グ及び終了フラグを検出できる。更にまた第四の発明に
係る通信システムによれば、制御タイミング設定用レジ
スタに、マスター局との間の制御タイミングを一致させ
るのに必要なデータを確実に設定できる。
【0020】
【実施例】実施例1. 以下本発明の第一の実施例を図1〜図7を用いて説明す
る。なおこの実施例は、サーボモータ制御、主軸モータ
制御を行なうサーボアンプ、主軸アンプと数値制御装置
本体間をシリアル伝送線ラインにより結合し、両者間で
データ伝送を行う数値制御装置に実施した場合の例であ
る。図2は本発明に係る通信システムが採用される上記
数値制御装置のシステム構成を示す図で、図中1は数値
制御装置本体内に実装された、サーボアンプ、主軸アン
プとシリアルデータ伝送を行うマスター局、2はマスタ
ー局1にシリアル伝送ラインで結ばれたスレーブ局で、
サーボアンプ・主軸アンプの制御部が相当する。3はス
レーブ局2の制御部より駆動されるドライブ部であり、
サーボアンプ・主軸アンプのパワー部が相当する。4は
マスター局1と複数のスレーブ局2間を結ぶシリアルデ
ータ伝送ラインで、矢印方向へシリアルデータ伝送を行
う。
【0021】図3はスレーブ局が4局ある場合のマスタ
ー局側の送信開始信号発生回路を示す図、図4はマスタ
ー局側の送信回路を示す図、図1はスレーブ局2の1局
分の構成図、図5はマスター局1とスレーブ局2間の詳
細なデータ伝送タイミングを示す図、図6は本通信シス
テムの全体の動作を示すタイミング図、図7は本実施例
に於て使用されるシリアル伝送フレーム構成を示す図で
ある。図3において、10は発振回路、11はNC内部
基準カウンタで、図6に示すように、発振回路10のク
ロック源を分周した3.5msec、1.7msec、
0.8msec、0.4msec、0.2msecの周
波数をカウントするものである。12A〜12Dは送信
タイミング設定レジスタで、各スレーブ局2への送信タ
イミングがCPU13によりセットされる。具体的には
、スレーブ局1#0への送信タイミングを決定するレジ
スタ12Aには“0000”が、スレーブ局1#1への
送信タイミングを決定するレジスタ12Bには“000
1”が、スレーブ局1#2への送信タイミングを決定す
るレジスタ12Cには“0010”が、スレーブ局1#
3への送信タイミングを決定するレジスタ12Dには“
0011”が夫々セットされる。なおこのセット時、周
波数0.2msecのものは、セットしなくても送信タ
イミングに支障が生じないのでセットされない。
【0022】14A〜14Dはコンパレータで、NC内
部基準カウンタ11の内容と送信タイミング設定レジス
タ12A〜12Dの内容とを比較し、両者の内容が合致
したとき、該当するスレーブ局2へデータの送信を開始
させる信号を、図4に示す送信回路のデータ送信回路1
5、FCS計算・送信回路16及び開始・終了フラグ送
信回路17に各々出力する。具体的には、NC内部基準
カウンタ11の内容が“0000”になったとき、レジ
スタ12Aの内容“0000”と合致するので、スレー
ブ局1#0へデータの送信を開始させる信号を図4の送
信回路に出力する。又NC内部基準カウンタ11の内容
が“0001”、“0010”、“0011”になると
、レジスタ12B〜12Dの内容と夫々合致するので、
その内容が合致したとき、スレーブ局1#1〜3へデー
タの送信を開始させる信号を図4の送信回路に順次出力
する。
【0023】又図4において、15はアドレスを含むデ
ータを送信するHDLCフレームまたはこれに準拠する
フレームの送信回路で、コンパレータ14からの出力信
号が入力されたとき、図1に示すスレーブ局への送信を
開始する。16は複数ビットに及ぶ総データの誤りを検
出するために付加される冗長コードの計算・送信を行う
FCS計算・送信回路で、コンパレータ14からの出力
信号が入力されたとき、図1に示すスレーブ局への送信
を開始する。17はHDLCフレームまたはこれに準拠
するフレームの区切りを示すための開始フラグ及び終了
フラグを送信する開始・終了フラグ送信回路で、コンパ
レータ14からの出力信号が入力されたとき、図1に示
すスレーブ局への送信を開始すると共に、フラグ一個を
送信完了したことを示す送信完了信号17Aを、後述す
るフラグ数カウンタ20に出力する。18はHDLCフ
レームまたはこれに準拠するを構成するための開始フラ
グ、終了フラグ、データ送信、FCS送信を切り替える
ためのOR回路、19はCPU13で処理された並列デ
ータを直列データに変換するためのパラレル/シリアル
変換回路、20は開始フラグと終了フラグの送信フラグ
数をカウントするためのフラグ数カウンタ、21はCP
U13にて予めフラグ数が設定されるフラグ数設定レジ
スタ、22はフラグ数カウンタ20の内容とフラグ数設
定レジスタ21との内容を比較し、両者の値が一致した
ときフラグ送信を停止させる送信停止信号22Aを開始
・終了フラグ送信回路17に出力するコンパレータであ
る。なおこの送信回路から送信されるデータのフレーム
構成は、図7Aに示すようなHDLC規格またはHDL
C規格に準拠したフレーム構成を取ると共に、耐伝送ラ
インノイズ特性を高めるため開始フラグ及び終了フラグ
を各々4個設けている。また、データは、図5に示すよ
うに伝送ライン4による遅延を伴い△T時間遅れてスレ
ーブ局2に受信される。また図5、図6中、202はデ
ータフレーム、203は基準カウンタロード信号を示す
【0024】又図1において、101はマスター局1か
ら送信されるデータを受信するレシーバ、102は受信
シフトレジスタで、実用上3〜4個設けられる。116
は受信開始信号及び受信終了信号を出力してHDLCフ
レームまたはこれに準拠するフレームの開始、終了を検
出するためのフラグ検出回路、117は受信データのF
CSを計算すると共に、受信データの後に送信されてき
たFCSデータと比較し、比較結果が不一致の場合にF
CSエラー信号を出力しエラー発生を検出するFCS計
算・比較回路、118は受信した直列データを並列デー
タへ変換するためのシリアル/パラレル変換回路、10
3は受信RAMで、マスター局1から送信されるデータ
を自局分のみ格納する。104は受信アドレス設定レジ
スタで、各スレーブ局2対応で割付けられた受信アドレ
スがCPU105にて予め設定されている。106は基
準カウンタプリセット用レジスタで、マスター局1から
送信される周期と位相が合うように、マスター局1側の
送信タイミング設定レジスタ12A〜12Dと同一の値
が、各スレーブ局2対応でCPU15にて予め設定され
ている。具体的には、スレーブ1#0の基準カウンタプ
リセット用レジスタ106には“0000”が、スレー
ブ局1#1の基準カウンタプリセット用レジスタ106
には“0001”が、スレーブ局1#2の基準カウンタ
プリセット用レジスタ106には“0010”が、又ス
レーブ局1#3の基準カウンタプリセット用レジスタ1
06には“0011”が夫々設定される。
【0025】107はコンパレータで、マスター局1か
ら送信されるフレーム中のアドレスと受信アドレス設定
レジスタ104に設定されたアドレスと比較し、両者の
アドレスが合致したとき、基準カウンタプリセット用レ
ジスタ106に設定されている内容をスレーブ側基準の
カウンタ108にロードし、基準カウンタ108の内容
をプリセットする基準カウンタロード信号203を発生
させる。なおこのロード信号203は、基準カウンタ1
08に入力される。109はマスター局1の発振回路1
0と同一周波数のクロック源を有する発振回路、108
はこの発振回路109のクロック源をマスター局1側の
周波数と合致するように分周した3.5msec、1.
7msec、0.8msec、0.4msecの周波数
をカウントする基準カウンタ、110は割込みタイミン
グ設定レジスタで、全てのスレーブ局2がマスター局1
からのデータを受信した後の割込みタイミング値(この
実施例の場合は“1000”)がCPU105にて予め
設定されている。 なお、このタイミング値は、同期制御を必要とするスレ
ーブ局2全てに同一の値が設定される。111は基準カ
ウンタ108の内容と割込みタイミング設定レジスタ1
10の内容とを比較し、両者の内容が合致したとき、C
PU105に割込み信号を出力するコンパレータ、11
2はCPU105にてPWM出力回路113、パワー回
路114を通じて制御されるサーボモータ(又は主軸モ
ータ)、115はモータ112の位置等をCPU105
にフィードバックするための検出器I/F、119は送
信RAMである。なおその他の構成については従来のも
のと同様であるので説明を省略する。
【0026】次に動作について主に図6を用いて説明す
る。即ち、マスター局1の送信タイミング設定レジスタ
図12A〜12Dに、夫々“0000”、“0001”
、“0010”、“0011”をCPU13により予め
設定しておく。一方、スレーブ局2の受信アドレスレジ
スタ104に、各スレーブ局2対応で割付けられた受信
アドレスをCPU105にて予め設定しておくと共に、
基準カウンタプリセット用レジスタ106に、マスター
局1の送信タイミング設定レジスタ図12A〜12Dと
同一の値、即ち、“0000”、“0001”、“00
10”、“0011”をCPU105にて予め設定して
おき、更に各スレーブ局2に全てのデータ送信が完了し
た後各スレーブ局2が同期して制御を開始できるよう、
割込みタイミング設定レジスタ110に、CPU105
への割込みタイミング値(“1000”)をCPU10
5にて予め設定しておく。
【0027】このように各レジスタ12A〜12D、1
04、106、110に所定の値を設定した後、マスタ
ー局1からスレーブ局2へのデータ送信を開始させる。 。そしてNC内部基準カウンタ11の内容と送信タイミ
ング設定レジスタ12A〜12Dの内容とをコンパレー
タ14A〜14Dにて比較し、両者の内容が合致したと
き、該当するスレーブ局2へのデータ送信を開始させる
信号を、図4に示す送信回路のデータ送信回路15、F
CS計算・送信回路16及び開始・終了フラグ送信回路
17に各々出力する。具体的には、NC内部基準カウン
タ11の内容が“0000”になったとき、レジスタ1
2Aの内容“0000”と合致するので、スレーブ局1
#0へデータの送信を開始させる信号を図4の送信回路
に出力する。又NC内部基準カウンタ11の内容が“0
001”、“0010”、“0011”になると、レジ
スタ12B〜12Dの内容と夫々合致するので、その内
容が合致したとき、スレーブ局1#1〜3へデータの送
信を開始させる信号を図4の送信回路に順次出力する。
【0028】図4における送信回路において、スレーブ
局2へのデータ送信を開始させる信号が、データ送信回
路15、FCS計算・送信回路16及び開始・終了フラ
グ送信回路17に各々順次入力されるので、データ送信
回路15、FCS計算・送信回路16及び開始・終了フ
ラグ送信回路17よりOR回路18を通じてスレーブ局
2へのデータ送信を順次開始する。このとき開始・終了
フラグ送信回路17は、フラグ一個を送信する毎にフラ
グ一個を送信完了したことを示す送信完了信号17Aを
、フラグ数カウンタ20に出力するとともに、コンパレ
ータ22が、フラグ数カウンタ20の内容とフラグ数設
定レジスタ21との内容を比較し、両者の値が一致した
ときフラグ送信を停止させる送信停止信号22Aを開始
・終了フラグ送信回路17に出力してフラグデータ送信
を停止させる。
【0029】一方、各スレーブ局2では、図5に示すよ
うに送信を開始されてから伝送ライン4による遅延(△
T時間)を伴ってレシーバ101、受信シフトレジスタ
102、シリアル/パラレル変換回路118を通じて自
分自身のデータを受信RAM103に取込む。スレーブ
局1#0がまずデータを受信RAM103に取込むので
、このとき、受信シフトレジスタ102に入ったアドレ
スと受信アドレス設定レジスタ104に設定されたアド
レスとが合致するため、コンパレータ107が基準カウ
ンタロード信号203を基準カウンタ108に出力する
。このロード信号203が基準カウンタ108に入力さ
れると、基準カウンタプリセット用レジスタ106に予
めセットされている“0000”が基準カウンタ108
にロードされ、基準カウンタ108は“0000”にプ
リセットされ、“0000”より発振回路109からの
クロックをカウントし始める。スレーブ局1#0がデー
タを取込み基準カウンタ108が“0000”よりカウ
ントし始めた後、スレーブ局1#1がデータを受信RA
M103に取込むと共に、スレーブ局1#1の基準カウ
ンタ108には、上述したスレーブ局1#0と同様の動
作にて“0001”がプリセットされ、スレーブ局1#
1の基準カウンタ108は“0001”より発振回路1
09からのクロックをカウントし始める。なお、このと
き、スレーブ局1#0の基準カウンタ108の値は、ス
レーブ局1#1の基準カウンタ108の値と同一の値と
なっている。スレーブ局1#2、スレーブ局1#3の基
準カウンタも上記と同様に“0010”、“0011”
と順次プリセットされるので、スレーブ局1#0〜1#
3へのデータ送信が完了した時点では各スレーブ局の基
準カウンタ108の値は揃うことになる。
【0030】そしてこのように各スレーブ局の基準カウ
ンタ108の値が合致している状態において、割込みタ
イミング設定レジスタ110の内容(この実施例の場合
は“1000”)と基準カウンタ108の内容とが合致
すると、各コンパレータ111は各CPU105に割込
み信号を出力する。 この割込み信号が各CPU105に入力されると各CP
U105は、各受信RAM103に格納されている各モ
ータ112の制御データ(この実施例の場合は、電流ル
ープ処理、位置ループ処理及び速度ループ処理データ)
を各スレーブ局とも同時に読み出し、各PWM出力回路
113、各パワー回路114を通じて各モータ112を
同期制御する。よって従来のように同期フレームを送信
しなくても、各スレーブ局間の同期をとることができる
ようになり、即ち同期フレームを送信しなくても、各モ
ータ112を同期補間させることが可能となる。因みに
従来例の項でも述べたように同期補間を必要とする時間
帯において同期補間を行わないと、目的とする加工を行
う事ができない。また送信フレーム構成として、開始フ
ラグと終了フラグを複数持つ構成としているので、耐伝
送ラインノイズ性が高まり、図7Bに示すように伝送ラ
インノイズによってA1,A2,B1,B2等のフラグ
を検出出来なかったとしても、A3,A4,B3,B4
の位置で開始フラグと終了フラグを確実に検出できるよ
うになり、また送信側でフラグ数をカウントし、所定の
フラグ数送信を完了したならばフラグデータ送信を停止
させるので、フレームの受信開始が出来ない、受信終了
が出来ないといった不都合を解消できるようになる。ま
た、図4に示すように、フラグ数設定レジスタ21を有
しているので、工場環境に応じて、即ち、伝送障害とな
るノイズが多い工場では開始、終了フラグ数を多くする
等容易にそのフラグ数を増減できる。なお、発振回路1
0、109として同一周波数のクロック源を有するもの
を用いた場合について説明したが、必ずしも同一周波数
のクロック源を有するものを用いる必要はない。
【0031】実施例2. また第一の実施例で説明した構成は、図17に示すもの
(数値制御装置本体側の機械入出力部が不足した場合に
付加されるリモート制御装置と数値制御装置本体間をシ
リアル伝送線ラインにより結合し、両者間でデータ伝送
を行う数値制御装置)にも適用可能である。即ち、この
図17に示すものの回路構成は、PWM出力回路113
、パワー回路114、サーボモータ(又は主軸モータ)
112及び検出器I/F115が、工作機械のインター
フェイス部5に変更されるだけで、その他の回路構成は
第一の実施例で説明した構成と実質的に同一である。
【0032】次にこの図17に示すものに、第一の実施
例で説明した構成を適用した場合の動作について、処理
タイミングを示す図8を用いて説明する。数値制御装置
は、通常  リアルタイムOSの下でマルチタスク処理
を行っており、システムとしての基準クロック信号(図
中Aで示す)があり、1サイクルの区間を繰り返し実行
する。B,Dは数値制御装置本体側の処理内容を示した
ものであり、R1,R2,R3は数値制御装置本体側の
受信データ処理、S1,S2,S3は数値制御装置本体
からの送信データ処理、O1,O2,O3は数値制御装
置本体側の出力処理、I1,I2,I3は入力処理であ
る。またC,Eはリモート制御装置側の処理内容を示し
たものであり、数値制御装置本体側の処理内容と区別す
るために頭にRを付加している。また、B,Cは従来方
式、D,Eは本発明方式である。従来は、数値制御装置
本体からリモート制御装置への送信処理S1の後、数値
制御装置本体側での出力処理O1、入力処理I1が実行
される。リモート制御装置側では、数値制御装置本体側
の送信処理S1を受けて、受信処理RR1が実行され、
その後リモート制御装置側での出力処理RO1、入力処
理RI1が実行されるので、数値制御装置本体側の入力
処理I1とリモート制御装置側の入力処理RI1は時間
的なずれを生じることになる。
【0033】これに対し、本発明では、スレーブ局2の
受信アドレスレジスタ104に、スレーブ局2対応で割
付けられた受信アドレスをCPU105にて予め設定し
ておくと共に、基準カウンタプリセット用レジスタ10
6に、所定の値、例えば”0000”、または”010
0”等をCPU105にて予め設定しておき、更に割込
みタイミング設定レジスタ110に、数値制御装置本体
とリモート制御装置とにおける工作機械のインターフェ
イス部5への入出力処理が同期して行われるよう予め定
めた所定の値、即ちリモート制御装置側の受信処理RR
1〜数値制御装置本体側の出力処理O2までの時間(基
準カウンタプリセット用レジスタ106に”0000”
が設定されている場合)、またはその時間に相当する時
間(基準カウンタプリセット用レジスタ106に”00
00”以外の値、例えば”0100”が設定されている
場合、リモート制御装置側の受信処理RR1〜数値制御
装置本体側の出力処理O2までの時間に”0100”を
加算した時間)をCPU105にて予め設定しておく。 このため数値制御装置本体側の送信処理S1を受けてリ
モート制御装置側の受信処理RR1が実行され、このと
き検知された宛先アドレスD,A検知信号により基準カ
ウンタ108が例えば■0000”にプリセットされ、
基準カウンタ108は発振回路109からのクロックを
プリセット値から再度カウントし始める。そしてこの基
準カウンタ108がカウントしている状態に於て、割込
みタイミング設定レジスタ110の内容と基準カウンタ
108の内容とが合致すると、コンパレータ111はC
PU105に割込み信号を出力する。この割込み信号が
CPU105に入力されるとCPU105は、受信RA
M103に格納されている制御データを読み出し、数値
制御装置本体側の出力処理O2、入力処理I2と同時刻
に、リモート制御装置側の出力処理RO1、入力処理R
I1を実行する。このため、工作機械側から見た数値制
御装置の機械入出力のタイミングが、数値制御装置本体
に内蔵された機械入出力部とリモート制御装置に内蔵さ
れた機械入出力部とに係わらず、ほぼ同一タイミングと
なる。
【0034】なお、リモート制御装置側の入出力処理が
従来方式より1サイクル遅れるが、入力から出力への応
答時間を考えると、従来方式では、 RI1→RS1→R2  →O2  (リモート側入力
から本体側出力まで) I1  →S2  →RR2→RO2(本体側入力から
リモート側出力まで) 本発明では、 RI1→RS2→R3  →O3  (リモート側入力
から本体側出力まで) I1  →S1  →RR1→RO1(本体側入力から
リモート側出力まで) となり、両者とも1サイクル程度かかり、差異のないこ
とがわかる。
【0035】実施例3. また、上記第二の実施例において、割込みタイミング設
定レジスタ110に、数値制御装置本体とリモート制御
装置とにおける工作機械のインターフェイス部5への入
出力処理が同期して行われるよう予め定めた所定の値、
即ちリモート制御装置側の受信処理RR1〜数値制御装
置本体側の出力処理O2までの時間(基準カウンタプリ
セット用レジスタ106に”0000”が設定されてい
る場合)、またはその時間に相当する時間(基準カウン
タプリセット用レジスタ106に”0000”以外の値
、例えば”0100”が設定されている場合、リモート
制御装置側の受信処理RR1〜数値制御装置本体側の出
力処理O2までの時間に”0100”を加算した時間)
をCPU105にて予め設定しておくものについて説明
した。ところが、リモート制御装置側の受信処理RR1
〜数値制御装置本体側の出力処理O2までの時間は、種
々の要因、例えば工作機械のインターフェイス部5の入
出力特性等により変動する。このため、割込みタイミン
グ設定レジスタ110に予め設定する値は、リモート制
御装置側の受信処理RR1〜数値制御装置本体側の出力
処理O2までの時間を実測し、この実測時間を考慮した
時間を設定することが好ましい。
【0036】図9及び図10は、このリモート制御装置
側の受信処理RR1〜数値制御装置本体側の出力処理O
2までの時間を実測し、この実測時間を考慮した時間を
、割込みタイミング設定レジスタ110に設定する場合
の実施例を示す。即ち、図9は数値制御装置本体側の機
械入出力部が不足した場合に付加されるリモート制御装
置と数値制御装置本体間をシリアル伝送線ラインにより
結合し、両者間でデータ伝送を行う数値制御装置の概略
構成図、図10はその要部詳細回路を示し、図において
、1B,1Cは数値制御装置本体側のHDLCフレーム
またはこれに準拠するフレームの送信部及び受信部、1
AA,1ABは本体側機械出力部及び本体側機械入力部
、100A,100Bはリモート制御装置側のHDLC
フレームまたはこれに準拠するフレームの受信部及び送
信部で、図1におけるレシーバ101、受信シフトレジ
スタ102、フラグ検出回路116、FCS計算・比較
回路117、シリアル/パラレル変換回路118、受信
RAM103、送信RAM119及び受信アドレス設定
レジスタ104が相当する。120は基準カウンタ10
8の内容を、数値制御装置本体から出力されたHDLC
フレームの受信開始信号が入力されたときラッチする第
一のラッチ回路、121は基準カウンタ108の内容を
、数値制御装置本体からの機械出力信号が入力されたと
きラッチする第二のラッチ回路、122は数値制御装置
本体からの機械出力信号を入力し、この信号が入力され
たとき、第二のラッチ回路121に対してセンサーラッ
チ信号を出力するセンサー入力部、123は機械出力信
号線、124は受信開始信号、125はセンサーラッチ
信号、126は割込み信号、2AA,2ABはリモート
側機械出力部及びリモート側機械入力部である。なお、
他の構成については第二の実施例のものと同様であるの
で、説明を省略する。
【0037】次にこの第三の実施例の動作を説明する。 即ち、数値制御装置本体の送信部1Bから送信されたデ
ータは、伝送ライン4を通り、リモート制御装置の受信
部100Aで受信される。受信されたデータフォーマッ
ト中のアドレス部が、CPU107にて受信アドレス設
定レジスタ104に予め設定されたアドレスと一致する
と、フラグ検出回路116より受信開始信号124が出
力される。この受信開始信号124は、発振回路109
に基づいて定常的にカウントを行っている基準カウンタ
108に入力され、第一のラッチ回路120が、このと
きの基準カウンタ108の内容をラッチする。次に数値
制御装置本体が機械出力処理を開始すると、機械出力部
1AAより機械出力信号線123に信号出力される。こ
の信号をリモート制御装置内にあるセンサー入力部12
2に入力し、入力に対応して出力されたセンサーラッチ
信号125により、上記と同様に基準カウンタ108の
内容を、第二のラッチ回路121がラッチする。 リモート制御装置のCPU105は、この第一のラッチ
回路120と第二のラッチ回路121との内容を比較し
、その差分に基づいて、リモート制御装置のリモート機
械出力部2AAに出力処理するタイミングを、割り込み
タイミング設定レジスタ110に設定する。具体的には
、基準カウンタプリセット用レジスタ106に”000
0”が設定される場合には、リモート制御装置側の受信
処理RR1〜数値制御装置本体側の出力処理O2までの
時間を設定し、また基準カウンタプリセット用レジスタ
106に”0000”以外の値、例えば”0100”が
設定される場合には、リモート制御装置側の受信処理R
R1〜数値制御装置本体側の出力処理O2までの時間に
”0100”を加算した時間を設定する。なお、これ以
後の動作については、第二の実施例と同様であるので、
説明を省略する。
【0038】また、この第三の実施例では、リモート制
御装置に特別にセンサー入力部122を設ける例を示し
たが、リモート機械入出力部2Aを利用してもよい。ま
た、この第三の実施例では、機械出力処理のタイミング
を、数値制御装置本体とリモート制御装置で合わせる場
合について示したが、機械入力処理についても、数値制
御装置本体側の機械出力処理と機械入力処理の処理タイ
ミングの時間差が予め分かれば、機械入力処理も数値制
御装置本体とリモート制御装置で合わせることが可能で
ある。
【0039】なおまた、上記各実施例において、スレー
ブ局が自局アドレス検出時に自局内の基準カウンタ10
8をプリセットする構成としたが、一度プリセットした
後所定時間(例えば伝送周期時間)経過しなければ再度
プリセットしない構成とすることが好ましい。このよう
に構成すれば、伝送ラインにノイズが入って誤ったアド
レスが送信されたり、コンパレータ107が誤動作して
誤って自局アドレスと認識した場合等にあっても、本通
信システムは正常に動作し、信頼性が更に向上する。又
上記各実施例においては、数値制御装置に採用した場合
について説明したが、同期制御を必要とする他の制御装
置の通信システムにも本発明が適用できることは言うま
でもない。
【0040】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、マスター局
と、このマスター局とシリアル伝送ラインで接続される
スレーブ局とを備え、上記スレーブ局として、マスター
局より送信される送信フレーム中に含まれるアドレス情
報が自分自身のアドレスと一致したときデータを取込む
と共に、マスター局との間、または所定のスレーブ局と
の間の被制御体に対する制御タイミングが一致するよう
、自分自身の基準タイミングをプリセットするように構
成したので、特別なクロック信号伝送線を使用せずにマ
スター局とスレーブ局間、またはスレーブ局間同士の同
期が図れ、データ伝送の高速化を図ることができる。 また本発明によれば、基準タイミングをプリセット後、
所定時間経過しなければ基準タイミングを再度プリセッ
トしないように構成したので、伝送ラインにノイズが入
って誤ったアドレスが送信されたり、コンパレータが誤
動作して誤って自局アドレスと認識した場合等にあって
も、本通信システムは正常に動作し、信頼性が更に向上
する。また本発明によれば、送信フレームとして、その
フレーム中に含まれる開始フラグ及び終了フラグを各々
複数個有するものとしたので、耐伝送ラインノイズ性が
高まり、伝送ラインノイズ等によって数個のフラグを検
出出来なかったとしても、開始フラグと終了フラグを確
実に検出できるようになり、フレームの受信開始が出来
ない、受信終了が出来ないといった不都合を解消できる
ようになる。更にまた本発明によれば、マスター局とリ
アル伝送ラインで接続されるスレーブ局に、基準カウン
タと制御タイミング設定用レジスタとを設け、このスレ
ーブ局として、マスター局より送信される送信フレーム
中に含まれるアドレス情報が自分自身のアドレスと一致
したときデータを取込むと共に、マスター局との間のひ
制御体に対する制御タイミングが一致するよう上記基準
カウンタをプリセットし、基準カウンタの内容と制御タ
イミング設定用レジスタの内容とが一致したとき、マス
ター局の被制御体に対する制御タイミングと一致する制
御信号を出力し、かつマスター局とスレーブ局との間の
実際の制御タイミングデータを収集するとともに、この
実際の制御タイミングデータに基づいて、上記制御タイ
ミング設定用レジスタに所定の値を設定するように構成
したので、数値制御装置本体の送信タイミングや機械入
出力のタイミングが変化しても、制御タイミング設定用
レジスタに、マスター局との間の制御タイミングを一致
させるのに必要なデータを自動的かつ確実に設定できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスレーブ局の構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る通信システムが採用さ
れる数値制御装置のシステム構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係るスレーブ局が4局ある
場合のマスター局側の送信開始信号発生回路を示す図で
ある。
【図4】本発明の一実施例に係るマスター局側の送信回
路を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係るマスター局とスレーブ
局間の詳細なデータ送信タイミングを示す図である。
【図6】本発明の一実施例に係る通信システムの全体の
動作を示すタイミング図である。
【図7】本発明の一実施例に係るシリアル伝送フレーム
構成及び伝送ラインのデータの流れを示す図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る処理タイミングを示
す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例に係る通信システムが
採用される数値制御装置のシステム構成を示す図である
【図10】本発明の更に他の実施例に係る要部詳細回路
を示す図である。
【図11】従来例に係るシリアルリアルタイム通信シス
テムに基づくトポロジーを示す図である。
【図12】従来例に係るSERCOSの1回のシリアル
伝送に使用されるデータのフレーム構成を示す図である
【図13】従来例に係るSERCOSのシリアル伝送ラ
インの時間的配置図である。
【図14】従来例に係るSERCOSのシリアル伝送デ
ータのコード化の例を示す図である。
【図15】従来例に係るSERCOSのシリアル伝送ラ
インに使用される光ファイバー伝送路を示すイメージ図
である。
【図16】従来例に係るSERCOSの伝送ラインの接
続概略図である。
【図17】他の従来例に係る通信システムが採用される
数値制御装置のシステム構成を示す図である。
【図18】従来の欠点を説明するための伝送ラインのデ
ータの流れを示す図である。
【図19】伝送ラインに影響を及ぼす電源ノイズの特性
を示す図である。
【符号の説明】
1  マスター局 2  スレーブ局 4  シリアルデータ伝送ライン 11  NC内部基準カウンタ 12A  送信タイミング設定レジスタ12B  送信
タイミング設定レジスタ12C  送信タイミング設定
レジスタ12D  送信タイミング設定レジスタ13 
 CPU 14A  コンパレータ 14B  コンパレータ 14C  コンパレータ 14D  コンパレータ 105  CPU 106  基準カウンタプリセット用レジスタ107 
 コンパレータ 108  基準カウンタ 110  割込みタイミング設定レジスタ111  コ
ンパレータ 120  第一のラッチ回路 121  第二のラッチ回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マスター局と、このマスター局とシリ
    アル伝送ラインで接続されるスレーブ局とを備え、上記
    スレーブ局は、マスター局より送信される送信フレーム
    中に含まれるアドレス情報が自分自身のアドレスと一致
    したときデータを取込むと共に、マスター局との間、ま
    たは所定のスレーブ局との間の被制御体に対する制御タ
    イミングが一致するよう、自分自身の基準タイミングを
    プリセットすることを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】  基準タイミングをプリセット後、所定
    時間経過しなければ基準タイミングを再度プリセットし
    ないことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】  マスター局とスレーブ局との間でシリ
    アル伝送を行うための送信フレームとして、そのフレー
    ム中に含まれる開始フラグ及び終了フラグを各々複数個
    有するものとしたことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】  マスター局とシリアル伝送ラインで接
    続されるスレーブ局に、基準カウンタと制御タイミング
    設定用レジスタとを設け、このスレーブ局として、マス
    ター局より送信される送信フレーム中に含まれるアドレ
    ス情報が自分自身のアドレスと一致したときデータを取
    込むと共に、マスター局との間の被制御体に対する制御
    タイミングが一致するよう上記基準カウンタをプリセッ
    トし、基準カウンタの内容と制御タイミング設定用レジ
    スタの内容とが一致したとき、マスター局の被制御体に
    対する制御タイミングと一致する制御信号を出力し、か
    つマスター局とスレーブ局との間の実際の制御タイミン
    グデータを収集するとともに、この実際の制御タイミン
    グデータに基づいて、上記制御タイミング設定用レジス
    タに所定の値を設定するものとしたことを特徴とする通
    信システム。
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