JP2012207641A - 電動コンプレッサの駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源供給線の切断の際にスパークが発生することを防ぐこと。
【解決手段】電源部101は、直流電圧及び検出信号を生成する。電源ライン111は、電源部101から直流電圧を供給する。検出信号線112は、電源部101から検出信号をグランドに流す。接続部103は、電源ライン111及び検出信号線112を各々接続または切断するとともに、電源ライン111を切断する際に検出信号線112を切断する。検出部102は、接続部103において電源ライン111が切断された際に、検出信号線112を流れる検出信号の電流変化を検出して、電源部101と接続部103との間において電源ライン111を切断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源供給線の切断を検出する電動コンプレッサの駆動装置に関する。
従来、電動コンプレッサの駆動装置において、電動コンプレッサに電源を供給する電源供給線をコネクタにより接続するものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1によれば、例えば電動コンプレッサの修理または点検の際に、コネクタを抜いて電源供給線を切断して電源部と電動コンプレッサとを切り離すことにより、電動コンプレッサを修理または点検することができる。
特許文献1の電動コンプレッサでは、コネクタにおける電源供給線が切断された場合に、電源の供給を受けていたモータ制御部内の残留電圧を貯留又は放電させることにより、コネクタの残留電圧によって感電することがないようにしている。
特開2010−96123号公報
しかしながら、特許文献1においては、電源供給線により電源が供給されている状態でコネクタにおいて電源供給線を切断することになるので、切断の際にコネクタ間でスパークが生じるという問題がある。
本発明の目的は、電源供給線の切断の際にスパークが発生することを防ぐことができる電動コンプレッサの駆動装置を提供することである。
本発明の電動コンプレッサの駆動装置は、直流電圧及び検出信号を生成する電源部と、前記電源部から前記直流電圧を供給する電源供給線と、前記電源部から前記検出信号をグランドに流す検出信号線と、前記電源供給線により供給される前記直流電圧を交流電圧に変換する変換手段と、前記変換手段により変換された前記交流電圧により電動モータを駆動して冷媒を圧縮する圧縮機構部と、前記電源供給線及び前記検出信号線を各々接続または切断する第1の接続手段と、前記電源部と前記第1の接続手段との間において前記電源供給線を切断する切断手段と、を具備する電動コンプレッサの駆動装置であって、前記切断手段は、前記第1の接続手段において前記検出信号線が切断された際の前記検出信号の電流変化を検出して前記電源供給線を切断するように構成され、前記第1の接続手段は、前記切断手段において前記検出信号線が切断された後に前記電源供給線を切断するように構成される。
本発明によれば、第1の接続手段は、切断手段において電源供給線が切断された後に前記電源供給線を切断するように構成されるので、第1の接続手段の接続が解除された時点では第1の接続手段には電源が供給されていない。以上により本発明は、電源供給線の切断の際にスパークが発生することを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電動コンプレッサの駆動装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における接続部の好ましい構成を示す図 本発明の実施の形態2に係る電動コンプレッサの駆動装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る電動コンプレッサの駆動装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る電動コンプレッサの駆動装置の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<電動コンプレッサの駆動装置の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動コンプレッサの駆動装置100の構成を示すブロック図である。
インバータECU150は、制御部104と、駆動回路105と、パワー素子106とを有する。インバータECU150は、電動モータ107の駆動を制御する。圧縮機構部160は、電動モータ107を有する。圧縮機構部160は、電動モータ107を駆動して冷媒を圧縮する。
電源ライン111は、グランド線111aと電源供給線111bとから構成される。電源ライン111は、電源部101からの直流電圧を、パワー素子106に供給する。電源部101と、接続部103と、パワー素子106とは、この順番でグランド線111aにより接続されている。電源部101と、検出部102と、接続部103と、パワー素子106とは、この順番で電源供給線111bにより接続されている。電源供給線111bには、検出部102においてスイッチ102bが設けられている。
電源部101と、検出部102と、接続部103とは、この順番で検出信号線112により接続されている。検出信号線112は、インバータECU150において、抵抗113を介して接地される。検出信号線112は、電源部101により生成した検出信号をグランドに流す。検出信号線112には、検出部102においてコイル102aが設けられている。
電源部101は、直流電圧を生成し、生成した直流電圧を電源ライン111により、検出部102へ供給する。グランド線111aは、電源部101の接地電位に接続される。電源部101は、検出信号を生成し、生成した検出信号を検出信号線112により検出部102へ出力する。
電源部101は、電源ライン111に供給する直流電圧を、検出信号として出力することができる。電源部101は、検出信号として、電源ライン111に供給する直流電圧より低い電圧(例えば、鉛蓄電池の12Vの電圧)を出力することもできる。この場合には、別途の信号を生成する必要がないため有利である。
検出部102は、電源部101と接続部103との間において直列に挿入される。検出部102は、電源部101と接続部103との間において、コイル102aとスイッチ102bとが並列に接続される回路構成を有する。コイル102aは、検出信号線112に設けられる。スイッチ102bは、電源供給線111bに設けられる。
検出部102は、検出信号線112により、電源部101から入力した検出信号を接続部103へ出力する。検出部102は、接続部103において検出信号線112が切断されることによるコイル102aにおける電流変化を検出して、スイッチ102bをオフにする。例えば、検出部102は、接続部103において検出信号線112が切断されることによりコイル102aの電流がゼロに変化し、スイッチ102bをオフにする。これにより、検出部102は、電源ライン111を切断し、電源部101から接続部103に供給される直流電圧を遮断する。
検出部102は、コイル102aの電流がゼロに変化しない場合には、スイッチ102bをオンにする。これにより、検出部102は、電源供給線111bにより、電源部101からの直流電圧を接続部103へ供給する。
具体的には、検出部102は、例えばリレーであり、接続部103が接続中の場合には、コイル102aに電流が流れ、スイッチ102bはオンしている。即ち、スイッチ102bは、磁石を有し、バネ等でオフする側に付勢されている。コイル102aに電流が流れている場合には、コイル102aの磁力とスイッチ102bの磁石とが引き合ってスイッチ102bはオンしている。一方、接続部103が接続解除されている場合には、コイル102aに流れている電流が遮断され、スイッチ102bはオフする。即ち、コイル102aに流れている電流が遮断されると、コイル102aの磁力がなくなり、スイッチ102bはバネ力でオフする方向へ動く。
接続部103は、検出部102とパワー素子106との間において、電源ライン111及び検出信号線112を各々接続または切断する。接続部103は、互いに挿抜自在な検出部102側の電源コネクタ103aと、電源コネクタ103bとにより構成される。接続部103は、電源コネクタ103aと電源コネクタ103bとの接続を解除することにより、検出信号線112を切断した後に電源ライン111を切断する。
接続部103は、電源ライン111が接続されている場合に、電源供給線111bにより、検出部102を介して電源部101から供給される直流電圧をパワー素子106へ供給する。検出信号線112が接続されている場合において、検出信号線112により、検出部102から接続部103に入力した検出信号は、抵抗113を介してグランドに流れる。抵抗113は、検出信号線112に流れる電流を抑制するための抵抗である。なお、接続部103の詳細な構成については、後述する。
制御部104は、駆動回路105に対して、電動モータ107の駆動開始または駆動停止の制御を行う。
駆動回路105は、制御部104の制御に従って、パワー素子106を通電または遮断する制御を行う。
パワー素子106は、駆動回路105の制御に従って、電源供給線111bにより、接続部103から供給される直流電圧を通電または遮断する。これにより、パワー素子106は、直流電圧を交流電圧に変換して電動モータ107に供給する。
電動モータ107は、パワー素子106からの交流電圧により駆動して冷媒を圧縮する処理を行う。
<接続部の構成>
図2は、接続部103の構成を示す図である。
電源コネクタ103aは、検出信号線112に接続される検出信号用接続部である検出信号用端子P1と、電源供給線111bに接続される電源用プラス側端子P2と、グランド線111aに接続される電源用マイナス側端子P3とを有する。電源用プラス側端子P2及び電源用マイナス側端子P3は、電源用接続部を構成する。電源コネクタ103aは検出部102の側に接続され、電源コネクタ103bは、電源コネクタ103aと接続される。
電源コネクタ103bは、検出信号線112に接続される検出信号用接続部である検出信号用端子S1と、電源供給線111bに接続される電源用プラス側端子S2と、グランド線111aに接続される電源用マイナス側端子S3とを有する。電源用プラス側端子S2及び電源用マイナス側端子S3は、電源用接続部を構成する。
検出信号用端子P1と検出信号用端子S1とは、何れか一方がプラグで何れか他方がソケットである。電源用プラス側端子P2と電源用プラス側端子S2とは、何れか一方がプラグで何れか他方がソケットである。電源用マイナス側端子P3と電源用マイナス側端子S3とは、何れか一方がプラグで何れか他方がソケットである。
検出信号用端子P1と検出信号用端子S1とを接続することにより、検出信号線112が接続され、検出信号用端子P1と検出信号用端子S1との接続を解除することにより、検出信号線112が切断される。電源用プラス側端子P2と電源用プラス側端子S2とを接続するとともに、電源用マイナス側端子P3と電源用マイナス側端子S3とを接続することにより、電源ライン111が接続される。電源用プラス側端子P2と電源用プラス側端子S2との接続を解除するとともに、電源用マイナス側端子P3と電源用マイナス側端子S3との接続を解除することにより、電源ライン111が切断される。
電源用プラス側端子P2及び電源用マイナス側端子P3は、検出信号用端子P1よりも、嵌合方向に突出している。即ち、電源用プラス側端子P2及び電源用マイナス側端子P3は、電源コネクタ103aの電源コネクタ103bに対する挿入方向において、検出信号用端子P1よりも突出している。
<接続部における電源供給線及び検出信号線の切断のタイミング>
電源コネクタ103aと電源コネクタ103bとの接続を解除する際に、電源用プラス側端子P2、S2及び電源用マイナス側端子P3、S3よりも、検出信号用端子P1、S1の方が先に切断される。
従って、電源ライン111が切断する前に、検出信号線112の切断を検出することができる。
<電動コンプレッサの駆動装置の動作>
接続部103において検出信号線112が切断された場合に、コイル102aにおける電流が変化する。検出部102は、この電流の変化を検出して、スイッチ102bをオフにする。例えば、検出部102は、検出信号線112の電源コネクタ103aが切断した場合に、スイッチ102bをオフにする。
これにより、電源部101から接続部103に供給されていた直流電圧は、検出部102により遮断される。
そして、その後、接続部103において電源供給線111b及びグランド線111aが切断される。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、電源部と接続部との間に設けられた検出部により接続部における検出信号線の切断を検出した際に、検出部において電源供給線を切断し、その後接続部において電源供給線が切断されるので、接続部における電源供給線の切断の際にスパークが発生することを防ぐことができる。
(実施の形態2)
<電動コンプレッサの駆動装置の構成>
図3は、本発明の実施の形態2に係る電動コンプレッサの駆動装置300の構成を示すブロック図である。
図3に示す電動コンプレッサの駆動装置300は、図1に示す実施の形態1に係る電動コンプレッサの駆動装置100に対して、エアコンECU301と、通信部303と、接続部302と、通信線313とを追加し、検出信号線112の代わりに検出信号線312を有するものである。なお、図3において、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
インバータECU350は、制御部104と、駆動回路105と、パワー素子106と、通信部303とを有する。インバータECU350は、電動モータ107の駆動を制御する。
電源部101と、検出部102と、接続部103と、接続部302とは、この順番で検出信号線312により接続されている。検出信号線312は、インバータECU350において、抵抗314を介して接地されている。抵抗314は、検出信号線312に流れる電流を抑制するための抵抗である。検出信号線312は、電源部101から出力される検出信号をインバータECU350内のグランドに流す。検出信号線312には、検出部102においてコイル102aが設けられ、インバータECU350において抵抗314が設けられている。
エアコンECU301と、接続部302と、通信部303とは、通信線313により接続されている。通信線313は、エアコンECU301と通信部303との間で行われる通信の信号を伝送する。
エアコンECU301は、ユーザの操作により、電動モータ107の駆動開始を指示する駆動ONのエアコン制御信号、電動モータ107の駆動停止を指示する駆動OFFのエアコン制御信号、または、電動モータ107の回転数を指示するエアコン制御信号を接続部302へ出力する。
接続部302は、エアコンECU301と通信部303との間において、通信線313及び検出信号線312を各々接続または切断する。接続部302は、互いに挿抜自在な通信コネクタ302aと通信コネクタ302bとにより構成される。接続部302は、通信コネクタ302aと通信コネクタ302bとの接続が解除されることにより、通信線313を切断する。接続部302は、通信線313の切断の際に検出信号線312を切断する。
接続部302は、通信線313が接続されている際に、エアコンECU301から入力したエアコン制御信号を通信部303へ出力する。
通信部303は、通信機能を有し、通信線313により、接続部302から入力したエアコン制御信号を解析し、解析結果を制御部104へ出力する。
制御部104は、通信部303からの解析結果に基づいて、駆動回路105に対して、電動モータ107の駆動開始または駆動停止の制御を行う。
<電動コンプレッサの駆動装置の動作>
接続部103または接続部302において検出信号線312が切断された場合に、コイル102aにおける電流が変化する。検出部102は、この電流の変化を検出して、スイッチ102bをオフにする。例えば、検出部102は、検出信号線312の電源コネクタ103aが切断した場合に、スイッチ102bをオフにする。
これにより、電源部101から接続部103に供給されていた直流電圧は、検出部102により遮断される。
そして、その後、接続部103において電源供給線111b及びグランド線111aが切断される。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、上記の実施の形態1の効果に加えて、通信線の接続部において通信線が切断された際に、検出部において電源供給線を切断するので、エアコンECUによるインバータECUに対する制御が不能な状態において、インバータECUに電源が供給されることを防ぐことができる。
(実施の形態3)
<電動コンプレッサの駆動装置の構成>
図4は、本発明の実施の形態3に係る電動コンプレッサの駆動装置400の構成を示すブロック図である。
図4に示す電動コンプレッサの駆動装置400は、図3に示す実施の形態2に係る電動コンプレッサの駆動装置300に対して、エアコンECU301の代わりにエアコンECU401を有し、検出信号線312の代わりに検出信号線412を有するものである。なお、図4において、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
電源部101と、検出部102と、接続部103と、接続部302と、エアコンECU401とは、この順番で検出信号線412により接続されている。検出信号線412は、エアコンECU401において、抵抗414を介して接地されている。抵抗414は、検出信号線412に流れる電流を抑制するための抵抗である。検出信号線412は、電源部101から出力される検出信号をエアコンECU401内のグランドに流す。検出信号線412には、検出部102においてコイル102aが設けられ、エアコンECU401において抵抗414が設けられている。
エアコンECU401は、抵抗414における電圧変化を検出することにより、接続部103における電源ライン111と、接続部302における通信線313との何れか一方または双方が切断されていることを検出する。例えば、エアコンECU401は、抵抗414における電圧変化量が閾値未満になった場合に、接続部103における電源ライン111と、接続部302における通信線313との何れか一方または双方が切断されていることを検出する。
抵抗414における電圧変化量が閾値未満になった場合とは、例えば、電源部101が検出信号として電源ライン111に供給する直流電圧を出力している場合は、この直流電圧であったものが、所定の閾値未満の電圧である略グランドの電圧に変化した場合である。
エアコンECU401は、切断を検出した際に、その旨を表示または音声により報知する。なお、エアコンECU401におけるその他の構成は、上記の実施の形態2の構成と同一であるので、その説明を省略する。
<電動コンプレッサの駆動装置の動作>
接続部103における検出信号線412と、接続部302における検出信号線412との何れか一方または双方が切断された場合に、抵抗414における電圧が変化する。エアコンECU401は、この電圧の変化を検出することにより、接続部103における電源供給線111bと、接続部302における通信線313との何れか一方または双方が切断されたことを報知する。例えば、エアコンECU401は、抵抗414における電圧変化量が閾値未満になった場合に、接続部103における電源供給線111bと、接続部302における通信線313との何れか一方または双方が切断されたことを報知する。
なお、その他の動作は、上記の実施の形態2と同一であるので、その説明を省略する。また、検出部102の動作は、上記の実施の形態2と同一であるので、その説明を省略する。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、上記の実施の形態2の効果に加えて、ユーザが操作するエアコンECUにおいて、電源供給線の切断または通信線の切断を検出してその旨を報知するので、ユーザに対して早期に報知することができる。
(実施の形態4)
<電動コンプレッサの駆動装置の構成>
図5は、本発明の実施の形態4に係る電動コンプレッサの駆動装置500の構成を示すブロック図である。
図5に示す電動コンプレッサの駆動装置500は、図1に示す実施の形態1に係る電動コンプレッサの駆動装置100に対して、エアコンECU501と、通信部503と、接続部502と、電圧検出部504と、通信線513とを追加し、検出信号線112の代わりに検出信号線512を有するものである。なお、図5において、図1と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
インバータECU550は、制御部104と、駆動回路105と、パワー素子106と、通信部503と、電圧検出部504とを有する。インバータECU550は、電動モータ107の駆動を制御するとともに、接続部103が非接続であることをエアコンECU501に報知する。
電源部101と、検出部102と、接続部103と、接続部502とは、この順番で検出信号線512により接続されている。検出信号線512は、インバータECU550において、抵抗514を介して接地されている。抵抗514は、検出信号線512に流れる電流を抑制するための抵抗である。検出信号線512は、電源部101から出力される検出信号をインバータECU550内のグランドに流す。検出信号線512には、検出部102においてコイル102aが設けられ、インバータECU550において抵抗514が設けられている。
エアコンECU501は、ユーザの操作により、電動モータ107の駆動開始を指示する駆動ONのエアコン制御信号、または電動モータ107の駆動停止を指示する駆動OFFのエアコン制御信号を、接続部502を介して通信部503へ出力する。また、エアコンECU501は、接続部502から報知情報を取得し、接続部103における電源ライン111が切断された旨を報知する。
接続部502は、エアコンECU501と通信部503との間において、通信線513及び検出信号線512を各々接続または切断する。また、接続部502は、互いに挿抜自在な通信コネクタ502aと通信コネクタ502bとにより構成される。また、接続部502は、通信コネクタ502aと通信コネクタ502bとの接続が解除されることにより、通信線513を切断する。また、接続部502は、通信線513の切断の際に信号検出ライン512を切断する。
また、接続部502は、通信線513が接続されている際に、通信線513により、エアコンECU501から入力したエアコン制御信号を通信部503へ出力する。また、接続部502は、通信線513が接続されている際に、通信線513により、通信部503から入力した報知情報をエアコンECU501へ出力する。
通信部503は、通信機能を有し、接続部502から入力したエアコン制御信号を解析し、解析結果を制御部104へ出力する。通信部503は、電圧検出部504から判定結果を取得した際に、接続部103における電源供給線111bが切断されたことを示す報知情報を生成し、生成した報知情報を接続部502へ出力する。
電圧検出部504は、検出信号線512における接続部103と接続部502との間の電圧を検出する。また、電圧検出部504は、検出した電圧が閾値以下の場合に、接続部103の接続が解除され、接続部103における検出信号線512が切断されたものと判定し、判定結果を通信部503へ出力する。
電圧検出部504における検出した電圧が閾値以下になった場合とは、例えば、電源部101が検出信号として電源供給線111bに供給する直流電圧を出力している場合は、この直流電圧であったものが、所定の閾値未満の電圧である略グランドの電圧に変化した場合である。
<電動コンプレッサの駆動装置の動作>
例えば、検出部102は、接続部103または接続部502において検出信号線512が切断されることによりコイル102aの電流がゼロに変化し、スイッチ102bをオフにする。
これにより、電源部101から接続部103に供給されていた直流電圧は、検出部102により遮断される。
そして、接続部103において検出信号線512が切断されている場合には、検出部102により電源供給線111bが切断された後に、接続部103において電源供給線111b及びグランド線111aが切断される。
一方、接続部103において検出信号線512が切断された場合に、電圧検出部504において検出した電圧は閾値以下になる。これにより、電圧検出部504は、接続部103において電源供給線111bが切断されたものと判定し、判定結果を通信部503へ出力する。通信部503は、接続部103における電源供給線111bが切断されていることを示す報知情報を、接続部502を介してエアコンECU501へ出力する。そして、エアコンECU501は、接続部103における電源供給線111bが切断されていることをユーザに報知する。
<本実施の形態の効果>
本実施の形態によれば、上記の実施の形態1の効果に加えて、電源供給線の接続部において検出信号線が切断された際に、電源供給線が切断されたことをエアコンECUにより報知するので、ユーザに対して感電を防ぐための注意喚起を行うことができる。
本発明にかかる電動コンプレッサの駆動装置は、電源供給線の切断を検出するのに好適である。
100 電動コンプレッサの駆動装置
101 電源部
102 検出部
102a コイル
102b スイッチ
103 接続部
103a、103b 電源コネクタ
104 制御部
105 駆動回路
106 パワー素子
107 電動モータ
111 電源ライン
112 検出信号線
113 抵抗
150 インバータECU
160 圧縮機構部

Claims (7)

  1. 直流電圧及び検出信号を生成する電源部と、
    前記電源部から前記直流電圧を供給する電源供給線と、
    前記電源部から前記検出信号をグランドに流す検出信号線と、
    前記電源供給線により供給される前記直流電圧を交流電圧に変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記交流電圧により電動モータを駆動して冷媒を圧縮する圧縮機構部と、
    前記電源供給線及び前記検出信号線を各々接続または切断する第1の接続手段と、
    前記電源部と前記第1の接続手段との間において前記電源供給線を切断する切断手段と、
    を具備する電動コンプレッサの駆動装置であって、
    前記切断手段は、前記第1の接続手段において前記検出信号線が切断された際の前記検出信号の電流変化を検出して前記電源供給線を切断するように構成され、
    前記第1の接続手段は、前記切断手段において前記検出信号線が切断された後に前記電源供給線を切断するように構成される、
    電動コンプレッサの駆動装置。
  2. 前記電源部は、前記電源供給線に供給する前記直流電圧を前記検出信号として出力する請求項1記載の電動コンプレッサの駆動装置。
  3. 前記第1の接続手段は、挿抜自在な前記切断手段側の第1のコネクタと、第2のコネクタとから構成され、
    前記第1のコネクタは、
    前記検出信号線と接続する第1の検出信号用端子と、
    前記電源供給線と接続する第1の電源用端子と、
    を有し、
    前記第2のコネクタは、
    前記検出信号線と接続し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの挿抜により前記第1の検出信号用端子と接続または非接続となる第2の検出信号用端子と、
    前記電源供給線と接続し、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの挿抜により前記第1の電源用端子と接続または非接続となる第2の電源用端子と、
    を有し、
    前記第1の電源用端子は、前記第1のコネクタの前記第2のコネクタに対する挿入方向において、前記第1の検出信号用端子よりも突出している請求項1記載の電動コンプレッサの駆動装置。
  4. 通信機能を有する通信手段と、
    エアコン制御装置と前記通信手段との間において通信信号を伝送する通信線と、
    前記通信線及び前記検出信号線を各々接続または切断するとともに、前記通信線を切断する際に前記検出信号線を切断する第2の接続手段と、
    をさらに具備し、
    前記切断手段は、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段において前記検出信号線が切断された際の前記検出信号の電流変化を検出して、前記電源部と前記第1の接続手段との間において前記電源供給線を切断する請求項1記載の電動コンプレッサの駆動装置。
  5. 前記検出信号線は、前記切断手段、前記第1の接続手段、前記第2の接続手段をこの順で経由してグランドに接続する、請求項4記載の電動コンプレッサの駆動装置。
  6. 前記検出信号線における前記第1の接続手段と前記第2の接続手段との間の電圧を検出する電圧検出手段をさらに具備し、
    前記通信手段は、前記電圧検出手段により検出した電圧が閾値以下の場合に、前記第1の接続手段において前記電源供給線が切断されたことを示す報知情報を前記エアコン制御装置に送信し、
    前記エアコン制御装置は、前記通信手段より受信した前記報知情報により報知を行う請求項4記載の電動コンプレッサの駆動装置。
  7. 通信機能を有する通信手段と、
    エアコン制御装置と前記通信手段との間において通信信号を伝送する通信線と、
    前記通信線及び前記検出信号線を各々接続または切断するとともに、前記通信線を切断する際に前記検出信号線を切断する第2の接続手段と、
    をさらに具備し、
    前記検出信号線は、前記検出信号を前記エアコン制御装置内のグランドに流し、
    前記エアコン制御装置は、前記第1の接続手段または前記第2の接続手段において前記検出信号線が切断された際の前記検出信号の電圧変化を検出して、前記電源供給線または前記通信線の切断を報知する請求項1記載の電動コンプレッサの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014143879A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Calsonic Kansei Corp モータ制御装置及び電動コンプレッサ
CN111684711A (zh) * 2018-02-06 2020-09-18 三菱电机株式会社 伺服系统、传感器集线器及工业用装置的诊断方法

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