JP2004185300A - ２重ループシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】配線本数を削減し、構成が簡単な２重ループシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】リニアスケールの変換器でエンコーダデータを取り込み１口のデータとしてサーボへ送り込む。
【選択図】 図１
【解決手段】リニアスケールの変換器でエンコーダデータを取り込み１口のデータとしてサーボへ送り込む。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は精密位置決めのＦＡ装置の２重ループシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図１の様にエンコーダ１とリニアスケール２のデータを別々にサーボドライブに渡していた。
従来方法では配線は個々に必要で且つ、サーボには２口のシリアル伝送の受け口が必要で有り配線が多く、又２重ループへはオプション基板で対応していた（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】特開２００１−１６６８０５号公報（第３頁、図１）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、配線本数を削減し、構成が簡単な２重ループシステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
リニアスケールの変換器でエンコーダデータを取り込み１口のデータとしてサーボへ送り込む。
【０００６】
【発明の実施の形態】
図３はシリアルデータの例を示す、エンコーダデータ、とリニアスケールデータは４バイトの位置データをサーボへフィードバックし、若干の補助データエリアが有る、ここの部分にエンコーダデータの下位を入れる事にする、エンコーダとリニアスケールは同時に動くので本来これらのデータは同一のものであるが機械の誤差等で差異が生ずる、これが為にリニアスケールが用いられる。しかしながら両者の誤差は当然僅かであるのでエンコーダ１の上位データは無駄データとなることは明白である。即ち合成に当たっては下位データのみで良い。図４はこの合成データのパターンを示す４バイトのリニアスケールデータに２バイトのエンコーダデータが付加されている。シリアルエンコーダは他にエンコーダの温度データ等を送っているが、これらは交互若しくは適宜送れば良く、このエリアがＰＲＭである。図２はエンコーダ信号がシリアル変換器３に入力され単一信号が、サーボドライブに行っているのを示す。
【０００７】
【発明の効果】
配線本数が半減し、２重ループでも特殊なハードウエアーを用意する必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術におけるエンコーダとリニアスケール、サーボドライバの接続状態を示す構成図。
【図２】本発明の実施例におけるエンコーダ信号がシリアル変換器に入力され単一信号が、サーボドライブに行っているのを示す図。
【図３】シリアルデータの一例でリニアスケールデータとエンコーダデータを別々に示した模式図。
【図４】リニアスケールデータとエンコーダデータの合成データを示す模式図。
【符号の説明】
１ エンコーダ
２ リニアスケール
３ シリアル変換器
【発明の属する技術分野】
本発明は精密位置決めのＦＡ装置の２重ループシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来は図１の様にエンコーダ１とリニアスケール２のデータを別々にサーボドライブに渡していた。
従来方法では配線は個々に必要で且つ、サーボには２口のシリアル伝送の受け口が必要で有り配線が多く、又２重ループへはオプション基板で対応していた（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】特開２００１−１６６８０５号公報（第３頁、図１）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、配線本数を削減し、構成が簡単な２重ループシステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
リニアスケールの変換器でエンコーダデータを取り込み１口のデータとしてサーボへ送り込む。
【０００６】
【発明の実施の形態】
図３はシリアルデータの例を示す、エンコーダデータ、とリニアスケールデータは４バイトの位置データをサーボへフィードバックし、若干の補助データエリアが有る、ここの部分にエンコーダデータの下位を入れる事にする、エンコーダとリニアスケールは同時に動くので本来これらのデータは同一のものであるが機械の誤差等で差異が生ずる、これが為にリニアスケールが用いられる。しかしながら両者の誤差は当然僅かであるのでエンコーダ１の上位データは無駄データとなることは明白である。即ち合成に当たっては下位データのみで良い。図４はこの合成データのパターンを示す４バイトのリニアスケールデータに２バイトのエンコーダデータが付加されている。シリアルエンコーダは他にエンコーダの温度データ等を送っているが、これらは交互若しくは適宜送れば良く、このエリアがＰＲＭである。図２はエンコーダ信号がシリアル変換器３に入力され単一信号が、サーボドライブに行っているのを示す。
【０００７】
【発明の効果】
配線本数が半減し、２重ループでも特殊なハードウエアーを用意する必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術におけるエンコーダとリニアスケール、サーボドライバの接続状態を示す構成図。
【図２】本発明の実施例におけるエンコーダ信号がシリアル変換器に入力され単一信号が、サーボドライブに行っているのを示す図。
【図３】シリアルデータの一例でリニアスケールデータとエンコーダデータを別々に示した模式図。
【図４】リニアスケールデータとエンコーダデータの合成データを示す模式図。
【符号の説明】
１ エンコーダ
２ リニアスケール
３ シリアル変換器
Claims (2)
- モーターの後端に付けられるロータリーエンコーダ（以下エンコーダと略す）と機械の動きを直にとらえるリニアスケールとを有するシステムにおいて、
エンコーダのデータをリニアスケールのデータ処理回路に取り込みエンコーダの下位データをリニアスケールのデータに混載させ、これをサーボへ１種類のシリアル伝送で送る２重ループシステム。 - 前記システムにおいて、
エンコーダの温度情報などのリアルタイム性を有しないものは交互、時分割で送る請求項１記載の２重ループシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002351394A JP2004185300A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | ２重ループシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002351394A JP2004185300A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | ２重ループシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004185300A true JP2004185300A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32753326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002351394A Pending JP2004185300A (ja) | 2002-12-03 | 2002-12-03 | ２重ループシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004185300A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007087222A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toyo Electric Corp | リニアスケール用信号伝送装置 |
| WO2017179156A1 (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 富士機械製造株式会社 | 対基板作業機 |
| WO2019155700A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 三菱電機株式会社 | サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法 |
| JP2020048410A (ja) * | 2016-02-29 | 2020-03-26 | 株式会社安川電機 | モータ制御システム、機器、及び産業用装置の診断方法 |
-
2002
- 2002-12-03 JP JP2002351394A patent/JP2004185300A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007087222A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Toyo Electric Corp | リニアスケール用信号伝送装置 |
| JP4624226B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2011-02-02 | 東洋電機株式会社 | リニアスケール用信号伝送装置 |
| JP2020048410A (ja) * | 2016-02-29 | 2020-03-26 | 株式会社安川電機 | モータ制御システム、機器、及び産業用装置の診断方法 |
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| WO2019155700A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-08-15 | 三菱電機株式会社 | サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法 |
| JPWO2019155700A1 (ja) * | 2018-02-06 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | サーボシステム、センサハブ及び産業用装置の診断方法 |
| TWI702483B (zh) * | 2018-02-06 | 2020-08-21 | 日商三菱電機股份有限公司 | 伺服系統、感測器集線器及產業用裝置之診斷方法 |
| KR20200103093A (ko) * | 2018-02-06 | 2020-09-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 서보 시스템, 센서 허브 및 산업용 장치의 진단 방법 |
| CN111684711A (zh) * | 2018-02-06 | 2020-09-18 | 三菱电机株式会社 | 伺服系统、传感器集线器及工业用装置的诊断方法 |
| KR102463968B1 (ko) | 2018-02-06 | 2022-11-04 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 서보 시스템, 센서 허브 및 산업용 장치의 진단 방법 |
| CN111684711B (zh) * | 2018-02-06 | 2023-08-22 | 三菱电机株式会社 | 伺服系统、传感器集线器及工业用装置的诊断方法 |
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