JPWO2019064902A1 - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents
鞍乗り型車両の前部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019064902A1 JPWO2019064902A1 JP2019544358A JP2019544358A JPWO2019064902A1 JP WO2019064902 A1 JPWO2019064902 A1 JP WO2019064902A1 JP 2019544358 A JP2019544358 A JP 2019544358A JP 2019544358 A JP2019544358 A JP 2019544358A JP WO2019064902 A1 JPWO2019064902 A1 JP WO2019064902A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel speed
- speed sensor
- sensor
- bottom case
- brake caliper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/02—Front wheel forks or equivalent, e.g. single tine
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/41—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by the type of sensor
- B62J45/412—Speed sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/41—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by the type of sensor
- B62J45/413—Rotation sensors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J45/00—Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
- B62J45/40—Sensor arrangements; Mounting thereof
- B62J45/42—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting
- B62J45/423—Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting on or besides the wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K25/00—Axle suspensions
- B62K25/04—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
- B62K25/06—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with telescopic fork, e.g. including auxiliary rocking arms
- B62K25/08—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with telescopic fork, e.g. including auxiliary rocking arms for front wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
- B62L1/005—Brakes; Arrangements thereof constructional features of brake elements, e.g. fastening of brake blocks in their holders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K25/00—Axle suspensions
- B62K25/04—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork
- B62K2025/048—Axle suspensions for mounting axles resiliently on cycle frame or fork with suspension manual adjustment details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両の前部構造において、簡単な構造で車輪速センサーを支持するとともに、外観性を向上できるようにすることを目的とする。
本発明は、車輪(2)を支持する左右一対のフロントフォーク(24,224)と、前記車輪(2)に設けられるパルサローター(111)と、前記パルサローター(111)の回転を検出する車輪速センサー(112,212)とを備える鞍乗り型車両の前部構造において、前記フロントフォーク(24,224)は、前記車輪(2)の車軸(2a)を支持するボトムケース(96,296)を下端部に備え、前記ボトムケース(96,296)は、前記車輪(2)を制動するブレーキキャリパー(58)を支持するブレーキキャリパー支持部(98,298)を前記車軸(2a)の後方に備え、車両側面視において前記車軸(2a)と前記ブレーキキャリパー(58)との間で、前記ボトムケース(96,296)における前記パルサローター(111)側の面に、前記車輪速センサー(112,212)が取り付けられる車輪速センサー取付部(120,220)が設けられることを特徴とする。
また、上記発明において、前記下側アーム部(99)、前記上側アーム部(100)、及び前記結合部(101)は、車両側面視でV字形状部(102)を形成し、前記車輪速センサー取付部(120)は、前記車軸(2a)の後方で前記V字形状部(102)の底部となる前記結合部(101)に設けられても良い。
また、上記発明において、前記V字形状部(102)の前記底部(101)は、車両側面視で前記パルサローター(111)の外周部に重なる構成としても良い。
さらに、上記発明において、前記車輪(2)に固定されるとともに前記ブレーキキャリパー(58)に挟まれるブレーキディスク(57)が設けられ、前記パルサローター(111)は、リング状の被検出部(115)と、前記被検出部(115)から径方向外側に突出する取付部(117)とを備えるとともに、前記取付部(117)を介して前記ブレーキディスク(57)に取り付けられ、前記V字形状部(102)の前記底部(101)は、車両側面視で前記取付部(117)に重なっても良い。
また、上記発明において、前記車輪速センサー取付部(120)は、前記車輪速センサー(112)を前記ボトムケース(96)に固定する固定具(124)が挿通される複数の固定穴部(122,123)を備え、前記センサー用凹部(121)は、複数の前記固定穴部(122,123)の間に設けられても良い。
また、上記発明において、前記ボトムケース(96)に固定されて前記車輪速センサー(112)を前記パルサローター(111)側から覆うセンサーカバー(113)が設けられ、前記車輪速センサー(112)は、前記ボトムケース(96)と前記センサーカバー(113)との間に挟まれても良い。
さらに、上記発明において、前記車輪速センサー(112)は、前記固定孔(112c)が設けられるケース部(112a)と、前記ケース部(112a)から前記パルサローター(111)側に突出する検出部(112b)とを備え、前記センサーカバー(113)は、前記検出部(112b)が挿通される検出部挿通部(126a)を備えても良い。
また、上記発明において、前記車輪速センサー(112,212)は、信号を出力するケーブル(112d,212d)を備え、前記ケーブル(112d,212d)は、前記ブレーキキャリパー支持部(98,298)と前記ブレーキキャリパー(58)とで区画される開口(103,303)を通って外側に引き出されても良い。
この構成によれば、車軸を支持するボトムケースに車輪速センサーが取り付けられるため、車輪速センサーのための専用のステーを省略でき、簡単な構造で車輪速センサーを支持できるとともに外観性を向上できる。さらに、車輪速センサーは、ボトムケースにおけるパルサローター側の面に取り付けられるため、車両側面視ではボトムケースによって隠れる。このため、車輪速センサーが目立つことを防止でき、外観性を向上できる。
また、上記発明において、下側アーム部、上側アーム部、及び結合部は、車両側面視でV字形状部を形成し、車輪速センサー取付部は、車軸の後方でV字形状部の底部となる結合部に設けられても良い。この構成によれば、ブレーキキャリパー支持部がV字形状部であるため、ブレーキキャリパー支持部の形状をシンプルにして外観性を向上できるとともに、ブレーキキャリパー支持部を軽量に構成できる。また、ブレーキキャリパー支持部のV字形状部の底部は、V字形状部において面積を確保し易い部分であるため、車輪速センサー取付部を容易に設けることができる。
また、上記発明において、V字形状部の底部は、車両側面視でパルサローターの外周部に重なっても良い。この構成によれば、パルサローターの一部をブレーキキャリパー支持部のV字形状部の底部で隠すことができ、外観性が良い。
また、上記発明において、車輪速センサー取付部は、車輪速センサーが収納されるセンサー用凹部を備えても良い。この構成によれば、車輪速センサーをボトムケースに取り付ける構成であっても、車輪速センサー及びボトムケースを車幅方向にコンパクトに設けることができる。
また、上記発明において、ボトムケースに固定されて車輪速センサーをパルサローター側から覆うセンサーカバーが設けられ、車輪速センサーは、ボトムケースとセンサーカバーとの間に挟まれても良い。この構成によれば、ボトムケースとセンサーカバーとの間に車輪速センサーを挟むようにして、車輪速センサーの位置を規制できる。
さらに、上記発明において、車輪速センサーは、固定孔が設けられるケース部と、ケース部からパルサローター側に突出する検出部とを備え、センサーカバーは、検出部が挿通される検出部挿通部を備えても良い。この構成によれば、検出部がセンサーカバーの検出部挿通部に挿通されることで、検出部を保護できるとともに、車輪速センサーをセンサーカバーに位置決めできる。
また、上記発明において、車輪速センサーは、信号を出力するケーブルを備え、ケーブルは、ブレーキキャリパー支持部とブレーキキャリパーとで区画される開口を通って外側に引き出されても良い。この構成によれば、ブレーキキャリパー支持部とブレーキキャリパーとで区画される開口を利用して、ケーブルを適切にガイドできる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、符号を含め左側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2(車輪)を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられる車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート14が車体フレーム10の後部の上方に設けられる鞍乗り型車両である。
ヘッドパイプ15は、車体フレーム10の前端に設けられ、操舵系12を支持する。
メインフレーム16,16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに後方へ延びる。
サブフレーム17,17は、ヘッドパイプ15の下部から後方に延びてメインフレーム16,16の前部に連結される。
ダウンフレーム18,18は、サブフレーム17,17から下方に延びる。
シートフレーム20,20は、メインフレーム16,16の後端部から後上がりに後方へ延びる。
後部サブフレーム21,21は、ピボットフレーム19,19の上端部から後上方へ延びてシートフレーム20,20の後部に連結される。
フロントフォーク24,24は、自動二輪車1に設定されるキャスター角の分だけ、鉛直方向に対し後方に傾斜して設けられる。ヘッドパイプ15もキャスター角の分だけ後傾している。
前輪2は、フロントフォーク24,24の下端部間に渡されて車幅方向に延びる車軸2aに軸支される。
エンジン11は、クランク軸(不図示)を収容するクランクケース31と、クランクケース31の前部の上部から上方に延びるシリンダ部32とを備える。
エンジン11の排気管34は、シリンダ部32の前面から下方に引き出され、クランクケース31の下方を通って後方に延びる。排気管34の後端は、右側のピボットフレーム19の後下方に配置されるマフラー35に接続される。
エンジン11の吸気装置36は、シリンダ部32の後面に接続される。
燃料タンク38は、前後方向においてシート14とヘッドパイプ15との間に配置される。燃料タンク38は、メインフレーム16,16の上方に配置され、メインフレーム16,16に支持される。
乗員用の左右一対のステップ39,39は、ピボットフレーム19,19に支持される。
ヘッドライト40は、ヘッドパイプ15の前方に設けられる。左右一対の前側ウインカー41,41は、左右のフロントフォーク24,24の上端部にそれぞれ取り付けられる。
車速等の情報を表示するメーターユニット42は、ヘッドライト40の上方で、ハンドル27の前方に配置される。
メーターユニット42は、ヘッドライト40の上方に配置されるウインドスクリーン43によって前方から覆われる。
サイドスタンド44は、左側のピボットフレーム19の下端に設けられる。
車体カバー45は、メインフレーム16,16の前端部及びサブフレーム17,17を側方から覆う左右一対のフロントサイドカバー46,46と、シート14の下方でシートフレーム20,20を側方から覆う左右一対のリアサイドカバー47,47と、テールカウル48とを備える。
自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー50と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー51とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を制動する電子制御式のブレーキ装置52を備える。
ブレーキ装置52は、ブレーキマスターシリンダー56と、前輪2に設けられるブレーキディスク57と、フロントフォーク24,24に設けられるブレーキキャリパー58と、ブレーキマスターシリンダー56とブレーキキャリパー58とを接続するブレーキホース59と、ブレーキホース59の途中に設けられるブレーキ制御装置60とを備える。
ブレーキ制御装置60は、シリンダ部32の後方且つクランクケース31の後部の上方に配置される。ブレーキ制御装置60は、箱状部材であり、左右のメインフレーム16,16の後部の間に設けられる。
ブレーキホース59は、ブレーキマスターシリンダー56から後方に延びてブレーキ制御装置60に接続される入力側ブレーキホース(不図示)と、ブレーキ制御装置60から前方に延びて前輪2側のブレーキキャリパー58に接続される出力側ブレーキホース81とを備える。
図1及び図2を参照し、左右の各フロントフォーク24は、トップブリッジ25及びボトムブリッジ26に固定される固定チューブ24aと、固定チューブ24aに下方から嵌合し、固定チューブ24aに対して軸方向にストローク自在な可動チューブ24bとを備える。
可動チューブ24bは、固定チューブ24aに嵌合するチューブ本体95と、チューブ本体95の下端部に設けられるボトムケース96とを備える。
前輪2は、左右のボトムケース96,96の間に配置される。前輪2は、左右のボトムケース96,96間に渡される車軸2aに軸支される。
なお、左右のフロントフォーク24,24は、左右で同様に構成されるが、以下の説明では、左側のフロントフォーク24を参照して説明する。
ホイール5は、タイヤ4が取り付けられる環状のリム5aと、車軸2aに軸支されるハブ5bと、ハブ5bとリム5aとを接続するスポーク5cとを備える。
ハブ5bは、側面視では円形に形成され、車軸2aが挿通される車軸孔を中央に備える。
スポーク5cは、ハブ5bの外周部から放射状に径方向外側に延びてリム5aの内周部に結合される。
ブレーキディスク57は、ハブ5bよりも大径の孔部57aを中心に備える。孔部57aには車軸2aが通される。ブレーキディスク57は、孔部57aの周縁部に車幅方向外側から挿通されるディスク固定ボルト57bによって、スポーク5cの側面に締結される。ディスク固定ボルト57bは、ブレーキディスク57の周方向に複数設けられる。
ブレーキキャリパー58は、車両側面視で、上下に長いブロック状に形成される。
ブレーキキャリパー58は、ブレーキディスク57の外周部に沿って形成される溝部を前部に有する。ブレーキキャリパー58は、上記溝部に設けられるブレーキバッド(不図示)によってブレーキディスク57を車幅方向に狭持し、摩擦によって前輪2を制動する。
詳細には、キャリパー固定ボルト58c,58dは、ブレーキキャリパー58の後方から、前輪2の径方向(ラジアル方向)に挿通されてボトムケース96に締結される。すなわち、ブレーキキャリパー58は、いわゆるラジアルマウントキャリパーである。
出力側ブレーキホース81は、ブレーキキャリパー58の後面において、上下のキャリパー固定ボルト58c,58dの間の位置に接続される。
ボトムケース本体97の上部の筒状部の内周部には、チューブ本体95の下端が結合される。ボトムケース本体97の下部には、車幅方向に貫通する車軸支持孔部97aが設けられ、車軸2aは車軸支持孔部97aに支持される。
ボトムケース本体97の下面には、車軸支持孔部97aを下方に連通させる割り溝97bが形成される。ボトムケース本体97の下端部の前面には、割り溝97bを小さくするように締め込まれる割り締めボルト97cが設けられる。車軸2aは、割り締めボルト97cによる締結力によって車軸支持孔部97aに狭持される。
詳細には、ブレーキキャリパー支持部98は、車両側面視において、上側アーム部100、結合部101、及び下側アーム部99によって構成されるV字形状部102を形成する。結合部101は、V字形状部102のV字の底部を構成する。V字形状部102は、下側アーム部99が略水平に後方に延びるように、V字を後方側へ倒した向きで設けられる。
下側アーム部99の後端部には、下側のキャリパー固定ボルト58dが締結されるボルト固定部99aが設けられる。上側アーム部100の後端部には、上側のキャリパー固定ボルト58cが締結されるボルト固定部100aが設けられる。
車輪速検出装置110は、前輪2に固定されて前輪2と一体に回転するパルサローター111と、パルサローター111の回転を検出する車輪速センサー112と、車輪速センサー112を覆うセンサーカバー113(図3)とを備える。
被検出部115は、ブレーキディスク57と略平行に配置されるリング状の円板であり、この円板を板厚方向に貫通する検出用孔115aを複数備える。検出用孔115aは、円環状の並びとなるようにパルサローター111の周方向に等間隔で複数形成されており、隣接する検出用孔115a,115aの間には、これら115a,115aを仕切る仕切り部115bが形成されている。
パルサローター111の取付部117は、被検出部115の外周部から径方向外側に延出し、ブレーキディスク57の孔部57aの周縁部に車幅方向外側から重なる。取付部117は、パルサローター111の周方向に間隔をあけて複数設けられる。
パルサローター111は、取付部117に挿通されるディスク固定ボルト57bによってスポーク5cに固定される。すなわち、パルサローター111及びブレーキディスク57は、ディスク固定ボルト57bによって、スポーク5cに共締めされる。
パルサローター111は、車幅方向では、スポーク5cとボトムケース96との間に位置する。
外側段部102bは、ボトムケース96の外側面に設けられる。内側段部102cは、ボトムケース96の内側面96aに設けられる。
外側段部102b及び内側段部102cが設けられることで、V字形状部102の板厚は、後縁102a側の部分で小さくなる。
センサー用凹部121は、V字形状部102の結合部101において車軸支持孔部97aの後部に連続して設けられる。センサー用凹部121は、内側面96aにおけるボトムケース本体97の部分に対し、車幅方向外側に窪む。
センサー用凹部121の底面121aは、内側段部102cよりも車幅方向外側に窪む。センサー用凹部121の後端部は、内側段部102cに連続している。
図2及び図5に示すように、センサー用凹部121は、車両側面視におけるV字形状部102の中心線Lに沿って後上がりの姿勢で前後に延びる。
固定穴部122は、センサーカバー113を受ける座面122aと、座面122aに形成されるネジ穴122bとを備える。
固定穴部123は、センサーカバー113を受ける座面123aと、座面123aに形成されるネジ穴123bとを備える。
ネジ穴122b,123bには、センサーカバー113を固定するセンサーカバー固定ボルト124,124(固定具)が車幅方向内側から締結される。
ケース部112aは、ボトムケース96のセンサー用凹部121内に配置される。
検出部112bは、パルサローター111の被検出部115(図2)に車幅方向外側から近接するように配置されており、前輪2と一体に回転する被検出部115を検出することで、前輪2の回転速度(車輪速)を検出する。
詳細には、車輪速センサー112は、前輪2の回転に伴って被検出部115の検出用孔115a及び仕切り部115bが検出部112bの近傍を通過する際に生じる磁束の変化を、前輪2の回転速度に応じたパルス波として自動二輪車1の制御装置(不図示)に出力する。
ケーブル112dは、ケース部112aの後端から上方に引き出されて車体フレーム10側へ延び、上記制御装置に接続される。
センサーカバー本体部126は、車幅方向に延びる筒部126a(検出部挿通部)と、センサー連結ボルト125が締結される連結孔126bとを備える。
筒部126aの内周部は、車輪速センサー112の検出部112bが挿通される検出部挿通孔126cを構成する。検出部112bは、検出部挿通孔126cの内端からパルサローター111の被検出部115に臨む。
上フランジ部127は、固定穴部122の座面122aに当接し、センサーカバー固定ボルト124によってボトムケース96に固定される。
下フランジ部128は、固定穴部123の座面123aに当接し、センサーカバー固定ボルト124によってボトムケース96に固定される。
詳細には、車輪速センサー112は、検出部112bがセンサーカバー113の筒部126aに挿通されるとともに、センサー連結ボルト125によってセンサーカバー113に連結され、小組体となる。車輪速センサー112は、小組体の状態では、検出部112bが検出部挿通孔126cに挿通されることで回り止めされ、センサーカバー113に対して適正に取り付けられる。
次いで、上記小組体は、車輪速センサー112がセンサー用凹部121に入るようにボトムケース96にセットされ、センサーカバー固定ボルト124,124によって固定される。
すなわち、車輪速センサー112は、センサーカバー113を介してボトムケース96の内側面96aに取り付けられる。センサー連結ボルト125の頭部は、センサー用凹部121内に収納される。
車輪速センサー112のケーブル112dは、V字形状部102とブレーキキャリパー58の前縁とによって区画される開口103を通って内側面96a側からボトムケース96の外側へ出て、上方に配索される。これにより、開口103を利用する簡単な構造でケーブル112dの配索方向をガイドできる。
また、被検出部115の外周115c(図2)は、V字形状部102の後縁102aにおける結合部101の部分よりも車軸2a側に位置する。このため、被検出部115をV字形状部102によって効率良く隠すことができる。なお、パルサローター111の取付部117の先端部を、V字形状部102の後縁102aにおける結合部101の部分と車軸2aとの間に位置させ、取付部117をV字形状部102によって全体的に隠す構成としても良い。
この構成によれば、車軸2aを支持するボトムケース96に車輪速センサー112が取り付けられるため、車輪速センサー112のための専用のステーを省略でき、簡単な構造で車輪速センサー112を支持できるとともに外観性を向上できる。さらに、車輪速センサー112は、ボトムケース96における内側面96aに取り付けられるため、車両側面視ではボトムケース96によって隠れる。このため、車輪速センサー112が目立つことを防止でき、外観性を向上できる。
また、下側アーム部99、上側アーム部100、及び結合部101は、車両側面視でV字形状部102を形成し、車輪速センサー取付部120は、車軸2aの後方でV字形状部102の底部となる結合部101に設けられる。これにより、ブレーキキャリパー支持部98がV字形状であるため、ブレーキキャリパー支持部の形状をシンプルにして外観性を向上できるとともに、ブレーキキャリパー支持部98を軽量に構成できる。また、ブレーキキャリパー支持部98のV字形状部102の結合部101は、V字形状部102において面積を確保し易い部分であるため、車輪速センサー取付部120を容易に設けることができる。
また、V字形状部102の結合部101は、車両側面視でパルサローター111の外周部に重なる。これにより、パルサローター111の一部をブレーキキャリパー支持部98のV字形状部102の結合部101で隠すことができ、外観性が良い。
また、車輪速センサー取付部120は、車輪速センサー112が収納されるセンサー用凹部121を備える。これにより、車輪速センサー112をボトムケース96に取り付ける構成であっても、車輪速センサー112及びボトムケース96を車幅方向にコンパクトに設けることができる。
また、ボトムケース96に固定されて車輪速センサー112をパルサローター111側から覆うセンサーカバー113が設けられ、車輪速センサー112は、ボトムケース96とセンサーカバー113との間に挟まれる。これにより、ボトムケース96とセンサーカバー113との間に車輪速センサー112を挟むようにして、車輪速センサー112の位置を規制できる。
また、車輪速センサー112は、信号を出力するケーブル112dを備え、ケーブル112dは、ブレーキキャリパー支持部98のV字形状部102とブレーキキャリパー58とで区画される開口103を通って外側に引き出される。これにより、ブレーキキャリパー支持部98とブレーキキャリパー58とで区画される開口103を利用して、ケーブル112dを適切にガイドできる。
上記第1の実施の形態では、車輪速センサー取付部120は、V字形状部102の結合部101に設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車輪速センサー取付部120は、ボトムケース96の内側面96aに設けられれば良い。例えば、車輪速センサー取付部は、下側アーム部99、上側アーム部100及びボトムケース本体97のいずれかに設けられても良い。
また、上記第1の実施の形態では、車輪速センサー112は、センサーカバー113を介して車輪速センサー取付部120に取り付けられるものとして説明したが、これに限らず、例えば、車輪速センサー112は、ボルト等の固定具によってボトムケース96の内側面96aに直接固定されても良い。
また、上記第1の実施の形態では、車輪速センサー112は、センサーカバー113にセンサー連結ボルト125で連結されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車輪速センサー112は、ボトムケース96の内側面96aとセンサーカバー113との間に狭持されることで固定されても良い。
さらに、上記第1の実施の形態では鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両などに適用可能である。
以下、図6〜図8を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態は、車輪速センサー取付部220等の構成が、上記第1の実施の形態と異なる。
自動二輪車1は、左右のフロントフォーク24,24に替えて、左右のフロントフォーク224,224を備える。
車輪速センサー212は、前輪2の右側のフロントフォーク224に設けられる。
各フロントフォーク224は、固定チューブ24a(図1)と、固定チューブ24aに対して軸方向にストローク自在な可動チューブ224bとを備える。
可動チューブ224bは、固定チューブ24aに嵌合するチューブ本体95と、チューブ本体95の下端部に設けられるボトムケース296とを備える。
ブレーキキャリパー58は、上端部58a(一端部)及び下端部58b(他端部)に挿通される一対のキャリパー固定ボルト58c,58dによってボトムケース96に固定される。
ブレーキディスク57は、前輪2の右側面のスポーク5cに固定される。
ボトムケース本体297の上部の筒状部297dの内周部には、チューブ本体95の下端が結合される。ボトムケース本体297の下部には、車軸支持孔部97aが設けられる。
ボトムケース本体297には、割り溝97b及び割り締めボルト97cが設けられる。
下側アーム部299の後端部には、下側のキャリパー固定ボルト58dが締結されるボルト固定部299aが設けられる。上側アーム部300の後端部には、上側のキャリパー固定ボルト58cが締結されるボルト固定部300aが設けられる。
パルサローター111は、前輪2の右側方のブレーキディスク57に固定され、前輪2と右側のフロントフォーク224のボトムケース296との間に位置する。
図6〜図8を参照し、ボトムケース296は、結合部301において下側アーム部299と上側アーム部300との間に、調整用筒状部305と、上方に向けて開放する筒状のボス部306とを備える。
調整用筒状部305内には、フロントフォーク224の減衰力の調整機構307が設けられる。調整用筒状部305は、上側アーム部300に沿うように後上がりに設けられ、結合部301の後端まで延びる。調整機構307の操作用のダイヤル307a(図6)は、調整用筒状部305の後端に設けられる。
調整用筒状部305の外径は、ボトムケース本体297の筒状部297dの外径よりも小さい。
ボス部306には、フロントフォーク224内の内圧を調整するためのエアタンク308が設けられる。ボス部306は、調整用筒状部305の上方に設けられる。
車輪速センサー取付部220は、壁部301aの一部が車幅方向外側に窪むセンサー用凹部221と、センサーブラケット213を固定する固定具225が固定される固定穴部222と、センサー用凹部221の周縁部から車幅方向内側に突出する複数の突起223,223とを備える。
固定穴部222は、センサー用凹部221の前方に設けられる。
突起223,223は、センサー用凹部221を上下方向に挟むように一対設けられる。
ケース部212aは、ボトムケース296のセンサー用凹部221内に配置される。
検出部212bは、パルサローター111に車幅方向外側から近接するように配置される。
車輪速センサー212は、検出部212bが車幅方向外側から支持筒部213bの内周部に嵌合した状態でセンサーブラケット213に固定される。センサーブラケット213は、検出部212bを覆うカバーでもある。
センサーブラケット213は、取付片213aに車幅方向内側から挿通される固定具225によって、固定穴部222に固定される。ここでは、固定具225はボルトである。
センサーブラケット213は、一対の突起223,223の間に配置され、突起223,223によって位置を規制される。このため、センサーブラケット213の取り付けが容易であるとともに、1つの固定具225によってセンサーブラケット213を強固に固定できる。
また、ボトムケース296の内側面296aに設けられるセンサーブラケット213は、比較的小型であり、車両側面視において、その全体がボトムケース296に隠れる。このため、センサーブラケット213が目立つことを防止できる。
車輪速センサー212のケーブル212dは、開口303を通って内側面296a側からボトムケース296の外側へ配索されても良い。
また、ボトムケース296は、フロントフォーク224のチューブ本体95の下端が結合される筒状部297dと、フロントフォーク224の減衰力の調整機構307が設けられる調整用筒状部305とを備え、車輪速センサー取付部220は、筒状部297dと調整用筒状部305との間のセンサー用凹部221に設けられても良い。この構成によれば、センサー用凹部221に車輪速センサー212を配置して、車輪速センサー212を保護できるとともに、車輪速センサー212をセンサー用凹部221に隠すことができる。また、車輪速センサー212を車幅方向にコンパクトに配置できる。
2 前輪(車輪)
2a 車軸
24,224 フロントフォーク
57 ブレーキディスク
58 ブレーキキャリパー
58a 上端部(一端部)
58b 下端部(他端部)
95 チューブ本体
96,296 ボトムケース
96a,296a 内側面(パルサローター側の面)
98,298 ブレーキキャリパー支持部
99,299 下側アーム部
100,300 上側アーム部
101 結合部(底部)
102 V字形状部
103 開口
111 パルサローター
112,212 車輪速センサー
112a ケース部
112b 検出部
112c 固定孔
112d ケーブル
113 センサーカバー
115 被検出部
117 取付部
120,220 車輪速センサー取付部
121,221 センサー用凹部
122,123 固定穴部
124 センサーカバー固定ボルト(固定具)
125 センサー連結ボルト(センサー連結具)
126a 筒部(検出部挿通部)
126b 連結孔
127 上フランジ部(フランジ部)
128 下フランジ部(フランジ部)
297d 筒状部
301 結合部
305 調整用筒状部
307 調整機構
Claims (12)
- 車輪(2)を支持する左右一対のフロントフォーク(24,224)と、前記車輪(2)に設けられるパルサローター(111)と、前記パルサローター(111)の回転を検出する車輪速センサー(112,212)とを備える鞍乗り型車両の前部構造において、
前記フロントフォーク(24,224)は、前記車輪(2)の車軸(2a)を支持するボトムケース(96,296)を下端部に備え、
前記ボトムケース(96,296)は、前記車輪(2)を制動するブレーキキャリパー(58)を支持するブレーキキャリパー支持部(98,298)を前記車軸(2a)の後方に備え、
車両側面視において前記車軸(2a)と前記ブレーキキャリパー(58)との間で、前記ボトムケース(96,296)における前記パルサローター(111)側の面に、前記車輪速センサー(112,212)が取り付けられる車輪速センサー取付部(120,220)が設けられることを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ブレーキキャリパー支持部(98,298)は、前記ブレーキキャリパー(58)の一端部(58a)及び他端部(58b)を支持すべく2本で延びる下側アーム部(99,299)及び上側アーム部(100,300)と、前記下側アーム部(99,299)と前記上側アーム部(100,300)とを結合する結合部(101,301)とを備え、
前記車輪速センサー取付部(120,220)は、前記結合部(101,301)に設けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記下側アーム部(99)、前記上側アーム部(100)、及び前記結合部(101)は、車両側面視でV字形状部(102)を形成し、
前記車輪速センサー取付部(120)は、前記車軸(2a)の後方で前記V字形状部(102)の底部となる前記結合部(101)に設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記V字形状部(102)の前記底部(101)は、車両側面視で前記パルサローター(111)の外周部に重なることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記車輪(2)に固定されるとともに前記ブレーキキャリパー(58)に挟まれるブレーキディスク(57)が設けられ、
前記パルサローター(111)は、リング状の被検出部(115)と、前記被検出部(115)から径方向外側に突出する取付部(117)とを備えるとともに、前記取付部(117)を介して前記ブレーキディスク(57)に取り付けられ、
前記V字形状部(102)の前記底部(101)は、車両側面視で前記取付部(117)に重なることを特徴とする請求項3または4記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記車輪速センサー取付部(120,220)は、前記車輪速センサー(112,212)が収納されるセンサー用凹部(121,221)を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記車輪速センサー取付部(120)は、前記車輪速センサー(112)を前記ボトムケース(96)に固定する固定具(124)が挿通される複数の固定穴部(122,123)を備え、前記センサー用凹部(121)は、複数の前記固定穴部(122,123)の間に設けられることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ボトムケース(96)に固定されて前記車輪速センサー(112)を前記パルサローター(111)側から覆うセンサーカバー(113)が設けられ、
前記車輪速センサー(112)は、前記ボトムケース(96)と前記センサーカバー(113)との間に挟まれることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記車輪速センサー(112)は、前記車輪速センサー(112)を前記センサーカバー(113)に連結するセンサー連結具(125)が挿通される固定孔(112c)を備え、
前記センサーカバー(113)は、前記センサー連結具(125)が固定される連結孔(126b)と、前記センサーカバー(113)を前記ボトムケース(96)に固定する固定具(124)が挿通されるフランジ部(127,128)とを備えることを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記車輪速センサー(112)は、前記固定孔(112c)が設けられるケース部(112a)と、前記ケース部(112a)から前記パルサローター(111)側に突出する検出部(112b)とを備え、
前記センサーカバー(113)は、前記検出部(112b)が挿通される検出部挿通部(126a)を備えることを特徴とする請求項9記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記車輪速センサー(112,212)は、信号を出力するケーブル(112d,212d)を備え、前記ケーブル(112d,212d)は、前記ブレーキキャリパー支持部(98,298)と前記ブレーキキャリパー(58)とで区画される開口(103,303)を通って外側に引き出されることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ボトムケース(296)は、前記フロントフォーク(224)のチューブ本体(95)の下端が結合される筒状部(297d)と、前記フロントフォーク(224)の減衰力の調整機構(307)が設けられる調整用筒状部(305)とを備え、
前記車輪速センサー取付部(220)は、前記筒状部(305)と前記調整用筒状部(305)との間のセンサー用凹部(221)に設けられることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型車両の前部構造。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017185633 | 2017-09-27 | ||
JP2017185633 | 2017-09-27 | ||
PCT/JP2018/028718 WO2019064902A1 (ja) | 2017-09-27 | 2018-07-31 | 鞍乗り型車両の前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019064902A1 true JPWO2019064902A1 (ja) | 2020-07-02 |
JP6926216B2 JP6926216B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=65901235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019544358A Active JP6926216B2 (ja) | 2017-09-27 | 2018-07-31 | 鞍乗り型車両の前部構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6926216B2 (ja) |
BR (1) | BR112020000036B1 (ja) |
DE (1) | DE112018003632B4 (ja) |
WO (1) | WO2019064902A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7030081B2 (ja) * | 2019-06-27 | 2022-03-04 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造 |
EP4026762B1 (en) * | 2019-09-04 | 2024-02-21 | Honda Motor Co., Ltd. | Wheel speed sensor mounting structure |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271666A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車における車輪速センサ取付け構造 |
JP2007001532A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車の車速検出装置 |
JP2008120243A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の車輪速センサ取付構造 |
JP2014213818A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車輪速検出機構 |
WO2016157439A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 本田技研工業株式会社 | 車輪速センサの支持構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4520333B2 (ja) | 2005-03-09 | 2010-08-04 | 本田技研工業株式会社 | 車速センサの取付構造 |
JP4819455B2 (ja) * | 2005-09-15 | 2011-11-24 | 川崎重工業株式会社 | 車両の回転検出装置およびこれを備えた自動二輪車 |
JP5969179B2 (ja) * | 2011-07-31 | 2016-08-17 | 本田技研工業株式会社 | 車輪速センサの取付構造 |
JP6364664B2 (ja) * | 2015-03-20 | 2018-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両のセンサ取付構造 |
JP6699027B2 (ja) | 2016-04-01 | 2020-05-27 | 川研ファインケミカル株式会社 | 耐熱ガスバリア性被覆物 |
IT201600111385A1 (it) * | 2016-11-04 | 2018-05-04 | Piaggio & C Spa | Struttura di supporto per sensore di ruota fonica |
-
2018
- 2018-07-31 BR BR112020000036-1A patent/BR112020000036B1/pt active IP Right Grant
- 2018-07-31 DE DE112018003632.4T patent/DE112018003632B4/de active Active
- 2018-07-31 WO PCT/JP2018/028718 patent/WO2019064902A1/ja active Application Filing
- 2018-07-31 JP JP2019544358A patent/JP6926216B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005271666A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車における車輪速センサ取付け構造 |
JP2007001532A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 自動二輪車の車速検出装置 |
JP2008120243A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車の車輪速センサ取付構造 |
JP2014213818A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 車輪速検出機構 |
WO2016157439A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2016-10-06 | 本田技研工業株式会社 | 車輪速センサの支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2019064902A1 (ja) | 2019-04-04 |
JP6926216B2 (ja) | 2021-08-25 |
BR112020000036A2 (pt) | 2020-07-21 |
DE112018003632T5 (de) | 2020-05-28 |
BR112020000036B1 (pt) | 2024-03-12 |
DE112018003632B4 (de) | 2023-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016152557A1 (ja) | 鞍乗型車両のセンサユニット取付構造 | |
JP6926216B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP6464130B2 (ja) | パルサーリング取付構造 | |
JPH11314591A (ja) | スクータ用アンチロックブレーキ装置 | |
JP4409638B2 (ja) | スクータ用アンチロックブレーキ装置 | |
EP3225526B1 (en) | Saddle-riding-type vehicle cable support structure | |
EP3431374B1 (en) | Straddle-type vehicle | |
JP6773752B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP7113797B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
EP4026762B1 (en) | Wheel speed sensor mounting structure | |
WO2021065546A1 (ja) | 鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造 | |
WO2023139986A1 (ja) | ブレーキディスク | |
WO2021166437A1 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
CN112441164B (zh) | 鞍乘型车辆 | |
JP7419182B2 (ja) | ホイール | |
WO2023181790A1 (ja) | 鞍乗型車両 | |
CN215180287U (zh) | 车轮结构 | |
JP6966985B2 (ja) | 車輪カバー構造 | |
JP2023084414A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2021098473A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2021098457A (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP2002225688A (ja) | 自動二輪車における後車輪構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527 Effective date: 20200114 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210720 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6926216 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |