JP7030081B2 - 鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、加圧タンク及び車輪速センサーをコンパクトに配置し、外部に露出すること無く外観性を向上させることが可能な鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造を提供することにある。
また、上記構成において、前記加圧タンク(66k)は、前記ベース部(66j)から車幅方向外側に突出する円筒形状を成すようにしても良い。
また、上記構成において、前記車輪速センサー(85)は、車両側面視で、前記加圧タンク(66k)の下側に配置されていても良い。
また、上記構成において、前記ベース部(66j)は、前記車軸支持部(66c)から車体後方に延び、前記ベース部(66j)の下端部は、底面視で三角形状を成す左右一対の突出部(66z)を備え、前記車輪速センサー(85)は、底面視で前記突出部(66z)の幅よりも車幅方向内側に突出し、前記保護部材(86)は、前記車輪速センサー(85)の下方で前記突出部(66z)の側縁(66t)の傾斜に沿った下部延出部(86e)を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記車輪速センサー(85)の検出部(85b)は、前記車輪速センサー(85)を保護する保護部材(86)に設けられる筒状部(86b)によって周囲が覆われるようにしても良い。
また、上記構成において、前記車輪速センサー(85)の検出部(85b)の前方に、前記車輪速センサー(85)を前記センサー取付け部(66r)に固定する締結部材(87)が配置されていても良い。
また、上記構成において、加圧タンクは、ベース部から車幅方向外側に突出する円筒形状を成すので、加圧タンクをベース部から車幅方向内側へ突出しないようにすることで、ベース部内側のスペースを確保でき、車輪速センサーを配置しやすくできる。
また、上記構成において、車輪速センサーは、車両側面視で、加圧タンクの下側に配置されているので、下側のキャリパ支持部の下方から車輪速センサーのメンテナンスを容易に行うことができる。
また、上記構成において、車輪速センサーの検出部は、車輪速センサーを保護する保護部材に設けられる筒状部によって周囲が覆われるので、保護部材の筒状部で車輪速センサーの検出部を保護できる。
また、上記構成において、車輪速センサーの検出部の前方に、車輪速センサーをセンサー取付け部に固定する締結部材が配置されているので、締結部材で車輪速センサーの検出部を前方から保護できる。
図1は、本発明の実施形態のフロントフォーク下部構造を備えた自動二輪車1を示す左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
メインフレーム16は、メインフレーム16の前部から下方に延びてエンジン11を支持するエンジンハンガー部(不図示)を備える。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム17に支持されるピボット軸22に軸支される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる。スイングアーム13は、前端部がピボット軸22に軸支され、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪3は、スイングアーム13の後端部に設けられる車軸3aに軸支される。
リアサスペンション24の下端は、リンク機構25を介し、スイングアーム13、及び、ピボットフレーム17の下端部に連結される。
エンジン11は、車幅方向に水平に延びるクランク軸27を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前部から前上方に延びるシリンダー部29とを備える。シリンダー部29には、シリンダー部29内を往復運動するピストン(不図示)が収容される。シリンダー部29のシリンダー軸線29aは鉛直に対し前傾する。
エアクリーナーボックス31は、シリンダー部29の後上方に配置される。エアクリーナーボックス31は、スロットルボディ(不図示)を介し、シリンダー部29の後面の吸気ポートに接続される。
エンジン11の排気管32は、シリンダー部29の前面の排気ポートから下方に引き出され、エンジン11の下方を通って後方に延びる。排気管32の後端は、後輪3の側方に配置されるマフラー33に接続される。
燃料タンク35は、メインフレーム16の上方で、シート14とエアクリーナーボックス31との間に配置される。
エンジン11を冷却するラジエータ36は、エンジン11の前方に配置される。
車体カバー37は、前部にカウル38を備える。
カウル38は、フロントカウル40、ミドルカウル41及びアンダーカウル42からなる。
フロントカウル40は、フロントフォーク12の上部及びヘッドパイプ15を前方から覆うとともに、左右一対のヘッドライト44の周囲を覆う。ミドルカウル41は、エンジン11の前部を側方から覆う左右一対のメインカウル46と、左右のメインカウル46の車幅方向外側方に配置された左右一対のアウタカウル47とからなる。アンダーカウル42は、エンジン11を下方から覆う。
車体カバー37は、エアクリーナーボックス31及び燃料タンク35の一部を覆うタンクカバー51と、車体の後部を覆うリアカバー52とを備える。
乗員が足を置くステップ58は、ピボットフレーム17に支持され、ピボットフレーム17の後方に配置される。
フロントカウル40の上部には、中央部に配置されたウインドスクリーン61と、ウインドスクリーン61の車幅方向両側方に配置された左右一対のバックミラー62とが設けられている。
図1及び図2において、フロントフォーク12は、左右一対の緩衝器であるフォークチューブ63を備える。
フォークチューブ63は、上部を構成するアッパーチューブ64と、アッパーチューブ64の内側にスライド可能に嵌合するロアチューブ65と、ロアチューブ65の下端部に固定された車軸支持部材66とから構成される。ロアチューブ65は、フォークチューブ63の下部を構成する。
前輪2を制動するディスクブレーキ67は、前輪2(詳しくは、前輪2を構成するホイール5)に取付けられたブレーキディスク68と、ブレーキディスク68を挟持して制動可能なブレーキキャリパ69とを備える。
ブレーキキャリパ69の内側には、ブレーキディスク68を挟持して押え付ける一対のブレーキパッド76が付設されている。一対のブレーキパッド76は、ブレーキキャリパ69に設けられたピストン(不図示)の押圧力によってブレーキディスク68に押し付けられる。
ディスク本体74は、一対のブレーキパッド76に挟持される部分である。
車軸支持部材66は、後部に、ブレーキキャリパ69を支持するキャリパブラケット66aを一体に備える。
ブレーキキャリパ69は、キャリパブラケット66aに一対のボルト78で締結されている。
車軸支持部材66は、キャリパブラケット66a、車軸支持部66c、フェンダ支持部66dを一体に備える。
車軸支持部66cは、筒状に形成されてロアチューブ65の下端部に嵌合するフォーク下端嵌合部66eと、フォーク下端嵌合部66eの下部に一体に形成された軸支持本体部66fとを備える。
フォーク下端嵌合部66eは、上端部及び下端部の外周面に、それぞれ環状に径方向外側に突出することで補強部となる上環状突出部66u、下環状突出部66vを備える。
左右の環状側方突出部66w及び左右のボルト挿通部66xは、それぞれ車軸挿通穴66bから下方斜め前方に延びるスリット66yによって二分される。
上部キャリパ支持部66g及び下部キャリパ支持部66hには、それぞれボルト78でブレーキキャリパ69が取付けられている。
中間壁部66jには、外側方に突出する円筒状の加圧タンク66kが設けられている。加圧タンク66kは、車軸支持部66c側から後方斜め上方に延びている。
閉空間とされたガス室には加圧されたガスが充填され、油室は、フロントフォーク12内の油室に連通している。これにより、フロントフォーク12内の油室に充填された作動油は、ガス室の加圧されたガスの圧力によって常に正圧に保たれる。この結果、フロントフォーク12内の油室の作動油には、キャビテーションが発生しにくくなり、安定した減衰力を発生させることができる。
左右の軸支持本体部66fからキャリパブラケット66aの下端部の両側面までには、それぞれ側方に突出する左右一対の下端部側方突出部66zが延びている。
フェンダ支持部66dは、車軸支持部66c(詳しくは、フォーク下端嵌合部66e)の前部上部から上方に延びる前部支持部66mと、キャリパブラケット66a(詳しくは、上部キャリパ支持部66g)から上方に延びる後部支持部66nとからなる。フロントフェンダー54(図1参照)は、前部支持部66m及び後部支持部66nのそれぞれの上端部にビス81で取付けられている。
ここでは、パルサーローター84は、ホイール5の左右一側(左側)に取付けられている。また、車輪速センサー85は、左右一対の車軸支持部材66のうち、左側の車軸支持部材66のキャリパブラケット66aに取付けられている。
パルサーローター84は、ホイール5に複数のボルト71でブレーキディスク68と共締めされた複数のローター取付け部84aと、複数のローター取付け部84aに一体に設けられたドーナツ状で板状の被検知部84bとからなる。
被検知部84bは、周方向に隔てて配置された複数のスリット84cを備える。
車輪速センサー85は、パルサーローター84の回転を検出する。
図4に示すように、キャリパブラケット66aは、前輪2(図3参照)、詳しくは、ホイール5(図3参照)に面する内面66pに平坦部66qを備える。平坦部66pの下部には、センサー取付け部66rが一体に設けられている。センサー取付け部66rは、車幅方向内側(内面66p側)の下端部側方突出部66zの上方に形成されている。
車輪速センサー85によって前輪2の回転を検出することで、車輪速センサー85から出力される回転信号が、車体に備えるECU(電子制御ユニット)にて前輪2の回転速度に算出され、自動二輪車1(図1参照)の各部の制御に利用される。
図3及び図4において、加圧タンク66k及び車輪速センサー85は、上部キャリパ支持部66gよりも下方で下部キャリパ支持部66hよりも上方の空間90に配置される。
このような左右の下端部側方突出部66zを設けることで、図4において、キャリパブラケット66aと車軸支持部66cとの境界部70aを補強でき、ひいては、車軸支持部材66を補強できる。
車輪速センサー85は、加圧タンク66kよりも下方に配置されている。このように車輪速センサー85を配置することで、キャリパブラケット66aの下端部の下方から車輪速センサー85への作業がし易く、メンテナンスが必要な場合に有利な配置である。
図6及び図7において、車輪速センサー85は、基部85aと、基部85aからパルサーローター84(図3参照)側に突出する検出部85bと、基部85aから引き出されたケーブル85cとを備える。
基部85aは、長円状の板状部85dと、板状部85dの一端部に一体に設けられた円柱状の基部端部85eとからなり、板状部85dにおいて、車軸支持部材66の車軸挿入穴66b寄りの部分に、ボルト87が通されるボルト挿通穴85fが開けられている。
ケーブル85cは、基部85aの基部端部85eからフロントフォーク12、車体フレーム10(図1参照)に配索されて車体に設けられた上記ECUに接続される。これにより、検出部85bで検出されたパルサーローター84の回転信号が上記ECUに入力される。
基部覆い部86aは、横覆い部86c、上覆い部86d、下覆い部86e、前覆い部86fを備える。
図5において、下覆い部86eの外縁86gは、下端部側方突出部66zの側縁66tに沿って形成されている。
このような保護カバー86を設けることで、車輪速センサー85を上方、側方、下方及び前方から覆うことができ、車輪速センサー85を保護できる。
加圧タンク66kの内側面70hは、中間壁部66jの内面66pにおける平坦部66qの一部を構成し、内側面70hと、内側面70h以外の平坦部66qの部分とは、面一とされている。
車輪速センサー85のケーブル85cは、車輪速センサー85から、平坦部66qを通る平面91と、環状側方突出部66wを通る平面92との間の空間93を通ってフロントフォーク12の上部へ配索される。
このように、車輪速センサー85のケーブル85cを空間93に配索することで、ケーブル85cを前方から車軸支持部材66で保護できる。
また、加圧タンク66kは、車軸支持部66cの上環状突出部66u及び下環状突出部66vの突出部70jよりも車幅方向内側に配置されている。これにより、車軸支持部66cによって前方から加圧タンク66kを保護できる。
キャリパブラケット66aのセンサー取付け部66rは、台座部70b、ストッパ部70c、ねじ穴70d、凹部70eを備える。
図6及び図9に示すように、台座部70bは、内面66pに形成された平坦部66qから車幅方向内側に一体に突出した部分であり、車輪速センサー85の板状部85dの底面が当てられる。ストッパ部70cは、台座部70cの上縁に一体に形成された部分であり、車輪速センサー85の板状部85dの周面が当てられるストッパ面70fが下端に形成され、ストッパ面70fによって車輪速センサー85が回転止めされる。
センサー取付け部66rの後方の平坦部66qにも、車輪速センサー85の基部端部85eのキャリパブラケット66aへの干渉を防止する後方凹部70gが形成されている。
この構成によれば、上部キャリパ支持部66g、下部キャリパ支持部66h間の空間90を有効活用して、加圧タンク66k及び車輪速センサー85をコンパクトに配置できるとともに外観性を向上できる。
この構成によれば、キャリパブラケット66aと加圧タンク66kとを一体にするとともにセンサー取付け部66rを集約することで、コンパクトなレイアウトにできる。また、これとともに、キャリパブラケット66aと加圧タンク66kとを別体にする場合に比べてすっきりした外観として外観性を向上できる。
この構成によれば、車輪速センサー85が外部に露出しないため、外観性を向上できる。
また、図2及び図3に示したように、加圧タンク66kは、中間壁部66jから車幅方向外側に突出する円筒形状を成す。
この構成によれば、加圧タンク66kを中間壁部66jから車幅方向内側へ突出しないようにすることで、中間壁部66jの車幅方向内側の空間90を確保でき、車輪速センサー85を配置しやすくできる。
この構成によれば、下部キャリパ支持部66hの下方から車輪速センサー85のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、図4に示したように、車輪速センサー85は、車輪速センサー85を保護する保護部材としての保護カバー86と合わせてセンサー取付け部66rに取付けられる。
この構成によれば、簡単な構造で車輪速センサー85の保護が可能であり、また、チッピングなどの外乱から車輪速センサー85を保護できる。
この構成によれば、左右一対の下端部側方突出部66zを備えることで、中間壁部66jの強度を向上できる。また、下端部側方突出部66zを三角形状とすることで下端部側方突出部66zの体積を抑えて重量増を少なくできる。また、車輪速センサー85が突出する部分を保護カバー86で覆うことで車輪速センサー85の保護も可能になる。
この構成によれば、車軸2a及び車軸2aの周囲の部品によって車輪速センサー85を前方から保護できる。
この構成によれば、保護カバー86の検出部覆い部86bで車輪速センサー85の検出部85bを保護できる。
この構成によれば、ボルト87で車輪速センサー85の検出部85bを前方から保護できる。
例えば、上記実施形態において、図4に示したように、車輪速センサー85を、車両側面視で、加圧タンク66kの下側に配置したが、これに限らず、車輪速センサー85を、車両側面視で、加圧タンク66kの上側に配置しても良い。
また、本発明は、自動二輪車1に適用する場合に限らず、自動二輪車1以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。
2 前輪
2a 車軸
12 フロントフォーク
66a キャリパブラケット
66c 車軸支持部
66g 上部キャリパ支持部(キャリパ支持部)
66h 下部キャリパ支持部(キャリパ支持部)
66j 中間壁部(ベース部)
66k 加圧タンク
66p 内面(面)
66r センサー取付け部
66t 下端部側方突出部の側縁
66z 下端部側方突出部(突出部)
67 ディスクブレーキ
69 ブレーキキャリパ(キャリパ)
85 車輪速センサー
85b 検出部
86 保護カバー(保護部材)
86b 検出部覆い部(筒状部)
86e 下覆い部(下部延出部)
87 ボルト(締結部材)
Claims (9)
- 前輪(2)を懸架するフロントフォーク(12)を備え、前記フロントフォーク(12)が、加圧式フロントフォークであって加圧タンク(66k)を備えるとともに、前記フロントフォーク(12)の下端部に、ディスクブレーキ(67)を構成するキャリパ(69)を支持するキャリパブラケット(66a)と、車輪速センサー(85)が取付けられるセンサー取付け部(66r)とを備える鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造において、
前記キャリパブラケット(66a)は、上下一対のキャリパ支持部(66g,66h)を備え、車両側面視で、上下一対の前記キャリパ支持部(66g,66h)間に前記加圧タンク(66k)が配置され、
前記キャリパブラケット(66a)は、前記前輪(2)の車軸(2a)を支持する車軸支持部(66c)と、前記加圧タンク(66k)と、前記センサー取付け部(66r)と、一体に形成され、
前記車輪速センサー(85)は、車両側面視で、前記加圧タンク(66k)の下側に配置されている
ことを特徴とする鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。 - 前記キャリパブラケット(66a)は、前記車軸支持部(66c)から延びるベース部(66j)と、前記ベース部(66j)の上端部及び下端部から延びる上下一対の前記キャリパ支持部(66g,66h)とを備え、前記加圧タンク(66k)及び前記センサー取付け部(66r)は、前記ベース部(66j)に一体に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記センサー取付け部(66r)は、前記ベース部(66j)の車幅方向内側の面(66p)に形成されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記加圧タンク(66k)は、前記ベース部(66j)から車幅方向外側に突出する円筒形状を成すことを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記車輪速センサー(85)は、前記車輪速センサー(85)を保護する保護部材(86)と合わせて前記センサー取付け部(66r)に取付けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記ベース部(66j)は、前記車軸支持部(66c)から車体後方に延び、前記ベース部(66j)の下端部は、底面視で三角形状を成す左右一対の突出部(66z)を備え、前記車輪速センサー(85)は、底面視で前記突出部(66z)の幅よりも車幅方向内側に突出し、前記保護部材(86)は、前記車輪速センサー(85)の下方で前記突出部(66z)の側縁(66t)の傾斜に沿った下部延出部(86e)を備えることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記車輪速センサー(85)は、車両側面視で、前記前輪(2)の車軸(2a)の後方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記車輪速センサー(85)の検出部(85b)は、前記車輪速センサー(85)を保護する保護部材(86)に設けられる筒状部(86b)によって周囲が覆われることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
- 前記車輪速センサー(85)の検出部(85b)の前方に、前記車輪速センサー(85)を前記センサー取付け部(66r)に固定する締結部材(87)が配置されていることを特徴とする請求項8に記載の鞍乗り型車両のフロントフォーク下部構造。
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