WO2021065546A1 - 鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造 - Google Patents

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WO2021065546A1
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大石 健一
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本田技研工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/02Headlights
    • B62J6/022Headlights specially adapted for motorcycles or the like
    • B62J6/027Supporting means therefor, e.g. mounting brackets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J6/00Arrangement of optical signalling or lighting devices on cycles; Mounting or supporting thereof; Circuits therefor
    • B62J6/05Direction indicators
    • B62J6/055Electrical means, e.g. lamps

Definitions

  • FIG. 8 is a front view of the right side portion of the front portion of the motorcycle as viewed from the front side.
  • FIG. 9 is a plan view of the right side portion of the headlight viewed from above with a part of the vehicle body cover and the blinker removed.
  • FIG. 10 is a perspective view of a state in which the right turn signal is attached to the right side cover as viewed from the inside and the rear side in the vehicle width direction.
  • FIG. 11 is a cross-sectional view taken along the line XI-XI of FIG. 6, showing a cross section of the co-fastening fixing portion.
  • FIG. 12 is an enlarged cross-sectional view of the co-fastening fixing portion of FIG.
  • FIG. 13 is an enlarged cross-sectional view of the engaged state of the headlight side engaging portion of FIG.
  • FIG. 14 is a view of the headlight side engaging portion as viewed from the rear side.
  • FIG. 1 is a left side view of the motorcycle 1 according to the embodiment of the present invention.
  • the occupant straddles the vehicle body frame 10 (vehicle body), the steering system 11 that supports the front wheels 2 so as to be steerable, the power unit 12 supported by the rear portion of the vehicle body frame 10, and the rear wheels 3.
  • the motorcycle 1 includes a vehicle body cover 14 that covers the vehicle body.
  • the front center cover 39 is fixed to the blinkers 42L and 42R by engaging with the cover mounting portions 66 of the blinkers 42L and 42R.
  • the front center cover 39 is also fixed to the vehicle body by other fixing portions.
  • the front center cover 39 covers a part of the garnish 40, the upper surface portion of the blinker lens 61 inside in the vehicle width direction, the headlight 41, and the like from above.
  • the headlight side fastened portion 55 and the blinker side fastened portion 64 are jointly tightened by a bolt 49 inserted from above into the inner peripheral portion 70c of the upward protruding portion 47a.
  • the headlight side fastened portion 55 and the blinker side fastened portion 64 can be easily fastened together by the bolt 49 inserted from above into the inner peripheral portion 70c of the upward protruding portion 47a. Further, it is possible to prevent an excessive load from the bolt 49 from acting on the headlight side fastened portion 55 and the blinker side fastened portion 64.

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造において、組み付け性を向上する。 車体10に締結されるヘッドライト41と、ヘッドライト41に隣接して配置され、車体10に締結されるウインカー42L,42Rとを備える鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造において、車体10は、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rが共締めされる共締め固定部47を備え、共締め固定部47は、上方に突出する上方突出部47aを備え、ヘッドライト41は、上方突出部47aに係合して締結されるヘッドライト側被締結部55を備え、ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト側被締結部55に上方から重ねて配置されるとともに上方突出部47aに係合して締結されるウインカー側被締結部64を備え、上方突出部47aの突出長さは、ヘッドライト側被締結部55の厚みよりも大きい。

Description

鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造
 本発明は、鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造に関する。
 従来、鞍乗り型車両において、車体の前部のフロントカバーに、ヘッドライトとウインカーとを隣接して設ける構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-23615号公報
 ところで、上記従来のようにヘッドライトとウインカーとを隣接して設ける場合、ヘッドライトとウインカーとの位置精度の確保、及び、部品点数の削減のため、ヘッドライトとウインカーとを共締めすることが考えられる。共締めによって固定する場合、ヘッドライト及びウインカーを順番に組み付ける工程が必要となるが、先に組み付けた部品を良好に車体側に保持できることが組み付け性の観点から望まれる。
 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造において、先に組み付けた部品を良好に車体側に保持できるようにし、組み付け性を向上することを目的とする。
 この明細書には、2019年9月30日に出願された日本国特許出願・特願2019-178803の全ての内容が含まれる。
 鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造は、車体(10)に締結されるヘッドライト(41)と、前記ヘッドライト(41)に隣接して配置され、前記車体(10)に締結されるウインカー(42L,42R)とを備える鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造において、前記車体(10)は、前記ヘッドライト(41)及び前記ウインカー(42L,42R)が共締めされる共締め固定部(47)を備え、前記共締め固定部(47)は、上方に突出する上方突出部(47a)を備え、前記ヘッドライト(41)は、前記上方突出部(47a)に係合して締結されるヘッドライト側被締結部(55)を備え、前記ウインカー(42L,42R)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)に上方から重ねて配置されるとともに前記上方突出部(47a)に係合して締結されるウインカー側被締結部(64)を備え、前記上方突出部(47a)の突出長さ(H)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)の厚み(t1)よりも大きいことを特徴とする。
 また、上述の構成において、前記ヘッドライト(41)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)よりも下方に、前記車体(10)に係合するヘッドライト側係合部(56)を備え、前記ヘッドライト側係合部(56)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)が前記上方突出部(47a)に係合した状態で、前記ヘッドライト(41)を前記上方突出部(47a)を中心に回動させることで前記車体(10)に係合可能であっても良い。
 また、上述の構成において、前記ヘッドライト側係合部(56)は、後方に延出する突起部であるとともに前記ヘッドライト(41)のハウジング(50)に一体に形成され、前記ヘッドライト側係合部(56)は、車両側面視で、前記ヘッドライト側被締結部(55)の下方に配置されるとともに、前記車体(10)に対し、車両前後方向に係合可能に設けられ、前記ハウジング(50)の成形における型からの抜き方向は、車両前後方向であっても良い。
 さらに、上述の構成において、前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記ヘッドライト(41)の左右にそれぞれ設けられ、前記ウインカー(42L,42R)は、前記ヘッドライト(41)の左側に設けられる左側ウインカー(42L)と、前記ヘッドライト(41)の右側に設けられる右側ウインカー(42R)とを備え、左側の前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記左側ウインカー(42L)と共に前記共締め固定部(47)に共締めされ、右側の前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記右側ウインカー(42R)と共に前記共締め固定部(47)に共締めされても良い。
 また、上述の構成において、前記上方突出部(47a)は、上方に突出する筒状部であり、前記上方突出部(47a)の前記突出長さ(H)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)と前記ウインカー側被締結部(64)とが重なった部分の厚み(t3)と略同一であり、前記ヘッドライト側被締結部(55)及び前記ウインカー側被締結部(64)は、前記上方突出部(47a)の内周部(70c)に上方から差し込まれるボルト(49)によって共締めされても良い。
 また、上述の構成において、前記ヘッドライト側係合部(56)は、後方に延出する突起部であり、前記車体(10)に設けられる係合孔部(48)に係合し、前記ヘッドライト側係合部(56)の上面部(72b)の少なくとも一部には、前記係合孔部(48)に対し径方向に逃げる逃げ部(72c)が設けられ、前記ヘッドライト側係合部(56)の下面部(72a)において前記係合孔部(48)を貫通した部分には、前記係合孔部(48)の径方向外側に延出するフランジ部(73)が設けられても良い。
 また、上述の構成において、前記車体(10)は、操舵系(11)を操舵自在に支持するヘッドパイプ(15)を備え、前記ヘッドパイプ(15)は、前方に延出するステー(19)を備え、前記共締め固定部(47)は、前記ステー(19)の上面(46)に設けられ、前記ヘッドライト(41)から後方に延出する前記ヘッドライト側係合部(56)が係合する係合孔部(48)は、前記ステー(19)の前面(45)に設けられても良い。
 鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造は、車体に締結されるヘッドライトと、ヘッドライトに隣接して配置され、車体に締結されるウインカーとを備え、車体は、ヘッドライト及びウインカーが共締めされる共締め固定部を備え、共締め固定部は、上方に突出する上方突出部を備え、ヘッドライトは、上方突出部に係合して締結されるヘッドライト側被締結部を備え、ウインカーは、ヘッドライト側被締結部に上方から重ねて配置されるとともに上方突出部に係合して締結されるウインカー側被締結部を備え、上方突出部の突出長さは、ヘッドライト側被締結部の厚みよりも大きい。
 この構成によれば、ヘッドライト側被締結部が車体の上方突出部に係合するため、ヘッドライトの重量によってヘッドライトを自然に車体側に保持しておくことができる。上方突出部の突出長さがヘッドライト側被締結部の厚みよりも大きいため、上方突出部によってヘッドライトを良好に保持できる。そして、ヘッドライト側被締結部を上方突出部に保持した状態で、上方からウインカー側被締結部を上方突出部に組み付けでき、組み付け性が良い。
 また、上述の構成において、ヘッドライトは、ヘッドライト側被締結部よりも下方に、車体に係合するヘッドライト側係合部を備え、ヘッドライト側係合部は、ヘッドライト側被締結部が上方突出部に係合した状態で、ヘッドライトを上方突出部を中心に回動させることで前記車体に係合可能であっても良い。
 この構成によれば、ヘッドライトは、上方突出部に対する上方からの係合と、上方突出部を中心とする回動によるヘッドライト側係合部の係合との2種類の動作によって車体側に組み付けられる。このため、ヘッドライトを車体側に良好に保持できる。
 また、上述の構成において、ヘッドライト側係合部は、後方に延出する突起部であるとともにヘッドライトのハウジングに一体に形成され、ヘッドライト側係合部は、車両側面視で、ヘッドライト側被締結部の下方に配置されるとともに、車体に対し、車両前後方向に係合可能に設けられ、ハウジングの成形における型からの抜き方向は、車両前後方向であっても良い。
 この構成によれば、ヘッドライトのハウジングに一体に形成されるヘッドライト側係合部がハウジングの成形における型からの抜き方向に延びるため、ハウジング及びヘッドライト側係合部を容易に形成できる。
 さらに、上述の構成において、ヘッドライト側被締結部は、ヘッドライトの左右にそれぞれ設けられ、ウインカーは、ヘッドライトの左側に設けられる左側ウインカーと、ヘッドライトの右側に設けられる右側ウインカーとを備え、左側のヘッドライト側被締結部は、左側ウインカーと共に共締め固定部に共締めされ、右側のヘッドライト側被締結部は、右側ウインカーと共に共締め固定部に共締めされても良い。
 この構成によれば、ヘッドライト側被締結部がヘッドライトの左右に設けられるため、上方突出部を介し、ヘッドライトを良好に保持できる。また、左側ウインカー及び右側ウインカーが個別に車体側に締結されるため、ウインカーの形状及び配置の自由度が高い。
 また、ヘッドライトを上方突出部を中心に回動させる場合には、回動の中心が左右の複数のヘッドライト側被締結部によって規定されるため、ヘッドライトを適切に回動させることができ、ヘッドライト側係合部を車体に係合させ易い。
 また、上述の構成において、上方突出部は、上方に突出する筒状部であり、上方突出部の突出長さは、ヘッドライト側被締結部とウインカー側被締結部とが重なった部分の厚みと略同一であり、ヘッドライト側被締結部及びウインカー側被締結部は、上方突出部の内周部に上方から差し込まれるボルトによって共締めされても良い。
 この構成によれば、上方突出部の内周部に上方から差し込まれるボルトによって、ヘッドライト側被締結部及びウインカー側被締結部を容易に共締めできる。また、ヘッドライト側被締結部及びウインカー側被締結部にボルトから過度な負荷が作用することを防止できる。
 また、上述の構成において、ヘッドライト側係合部は、後方に延出する突起部であり、車体に設けられる係合孔部に係合し、ヘッドライト側係合部の上面部の少なくとも一部には、係合孔部に対し径方向に逃げる逃げ部が設けられ、ヘッドライト側係合部の下面部において係合孔部を貫通した部分には、係合孔部の径方向外側に延出するフランジ部が設けられても良い。
 この構成によれば、ヘッドライト側係合部の上面部に逃げ部が設けられるため、ヘッドライト側係合部を係合孔部に係合させ易い。また、ヘッドライト側係合部の下面部のフランジ部によって、ヘッドライト側係合部を係合孔部に対し抜け止めできる。
 また、上述の構成において、車体は、操舵系を操舵自在に支持するヘッドパイプを備え、ヘッドパイプは、前方に延出するステーを備え、共締め固定部は、ステーの上面に設けられ、ヘッドライトから後方に延出するヘッドライト側係合部が係合する係合孔部は、ステーの前面に設けられても良い。
 この構成によれば、ヘッドライトをステーの上方側及び前方側から組み付けでき、ヘッドライトを車体に容易に組み付けできる。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図2は、自動二輪車を前方から見た正面図である。 図3は、自動二輪車の前部を後方のシート側から見た図である。 図4は、ヘッドパイプの周辺部を車両前方側から見た正面図である。 図5は、自動二輪車の前部を車幅の中央で切断した断面図であり、図8のV-V断面図である。 図6は、自動二輪車の前部を前方側から見た正面図である。 図7は、自動二輪車の前部を前方側から見た正面図である。 図8は、自動二輪車の前部の右側の部分を前方側から見た正面図である。 図9は、車体カバーの一部及びウインカー等を取り外した状態でヘッドライトの右側の部分を上方から見た平面図である。 図10は、右側のサイドカバーに右側のウインカーが取り付けられた状態を車幅方向内側且つ後方側から見た斜視図である。 図11は、図6のXI-XI断面図であり、共締め固定部の断面を示す。 図12は、図11の共締め固定部を拡大した断面図である。 図13は、図5のヘッドライト側係合部の係合状態を拡大した断面図である。 図14は、ヘッドライト側係合部を後方側から見た図である。
 以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
 図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
 自動二輪車1は、車体フレーム10(車体)と、前輪2を操舵可能に支持する操舵系11と、車体フレーム10の後部に支持されるパワーユニット12と、後輪3と、乗員が跨るようにして着座するシート13とを備えるスクーター型の鞍乗り型車両である。
 また、自動二輪車1は、車体を覆う車体カバー14を備える。
 車体フレーム10は、車体フレーム10の前端部に設けられるヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15の後面から後下方に延びるダウンフレーム16と、ダウンフレーム16の下端部から後方に延びるロアフレーム17と、ロアフレーム17の後端部から後上方に延びるシートフレーム18とを備える。
 ヘッドパイプ15は、前輪2と同様に車幅の中央に位置する。
 パワーユニット12は、後輪3の駆動源としてのエンジンと後輪3を支持するスイングアームとを備えたユニットスイングエンジンである。パワーユニット12は、パワーユニット12の前部に設けられるリンク機構(不図示)を介して揺動自在に車体フレーム10に支持される。
 シート13の下方には、シートフレーム18によって支持される収納ボックス(不図示)が配置される。シート13は、上記収納ボックスを介してシートフレーム18に支持される。
 シート13に着座する乗員が足を置く板状のステップフロア20は、シート13の前下方に設けられ、ロアフレーム17を上方から覆う。
 操舵系11は、前輪2の左右にそれぞれ配置される一対のフロントフォーク11aと、左右のフロントフォーク11aの上端部を車幅方向に連結するブリッジ部材11bと、ブリッジ部材11bの中央から上方に延びてヘッドパイプ15に回動自在に支持されるステアリングシャフト11cと、このステアリングシャフト11cの上端部に固定される操舵用のハンドル11dとを備える。
 前輪2は、フロントフォーク11aの下端部を左右に連結する車軸2aに支持される。
 前輪2を上方から覆うフロントフェンダー21は、操舵系11に固定される。
 図2は、自動二輪車1を前方から見た正面図である。図3は、自動二輪車1の前部を後方のシート13側から見た図である。
 図1~図3を参照し、車体カバー14は、ハンドル11dの左右の中央部を覆うトップカバー31と、ヘッドパイプ15を前方から覆うフロントカバー32と、フロントカバー32の左右の側方に左右一対設けられるサイドカバー33と、前輪2の後方且つダウンフレーム16の前方で左右のサイドカバー33の間に設けられるインナーカバー34とを備える。
 また、車体カバー14は、左右のサイドカバー33の間でヘッドパイプ15を後方から覆う上部後面カバー35と、左右のサイドカバー33の間でダウンフレーム16を後方から覆う下部後面カバー36とを備える。
 さらに、車体カバー14は、ステップフロア20の下方でロアフレーム17を外側方から覆うロアカバー37と、シート13の下方でシートフレーム18及び上記収納ボックスを外側方から覆うリアサイドカバー38とを備える。
 フロントカバー32は、車幅方向の中央に設けられるフロントセンターカバー39と、フロントセンターカバー39の下方に設けられるガーニッシュ40とを備える。フロントカバー32は、車両側面視では、後上がりに傾斜して配置される板状部材である。
 各サイドカバー33の上縁33aは、フロントカバー32の左右の側縁に合わさる。
 各サイドカバー33は、上縁33aからダウンフレーム16に沿うように下方に延び、ダウンフレーム16の下端部の近傍まで延びる。
 各サイドカバー33は、操舵系11等の車体を側方から覆う側面カバー部33bと、車体を後方側から覆う後面カバー部33cとを一体に備える。
 サイドカバー33の後面カバー部33cの車幅方向の内縁33dは、上部後面カバー35及び下部後面カバー36の側縁に合わさる。
 車両の前方を照らすヘッドライト41は、車両正面視では、フロントカバー32の下縁32aに連続するように、フロントカバー32の下方に設けられる。また、ヘッドライト41は、車両正面視では、左右のサイドカバー33の前縁33eの間に設けられ、車幅の中央に位置する。
 方向指示器である左右一対のウインカー42L,42Rは、フロントカバー32の左右の両側部においてそれぞれフロントカバー32と一体的に設けられる。ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト41に隣接して配置され、ヘッドライト41に対し後上方に位置する。ウインカー42Lは、ヘッドライト41の左側に設けられる左側ウインカーであり、ウインカー42Rは、ヘッドライト41の右側に設けられる右側ウインカーである。ウインカー42L,42Rは、車幅の中央を中心に、略左右対称に設けられる。
 トップカバー31の前面には、ポジションランプ43が設けられる。
 図4は、ヘッドパイプ15の周辺部を車両前方側から見た正面図である。図5は、自動二輪車1の前部を車幅の中央で切断した断面図であり、後述する図8のV-V断面図である。図4では、車体カバー14、ヘッドライト41、及びウインカー42L,42Rは不図示である。図5では、車体カバー14は不図示である。
 図4及び図5を参照し、車体フレーム10は、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rを支持するステー19を備える。ステー19は、ブリッジ部材11bの上方に設けられ、ヘッドパイプ15の前面に固定される。
 ステー19は、ヘッドパイプ15の前面から略水平に前方に延出する棒状の前方延出部19aと、前方延出部19aの前端に設けられる支持部19bとを備える。
 支持部19bは、板状部材であり、板厚方向を車両前後方向に指向させて配置される。
 支持部19bは、ヘッドパイプ15の前方でヘッドパイプ15を車幅方向(左右方向)に跨ぐように配置される。詳細には、支持部19bは、正面視では、略三角形状の板である。支持部19bは、支持部19bの外形を構成する三角形の一つの頂点が下方に指向する向きで配置される。
 支持部19bの後面において、支持部19b車幅方向の中央部の下部に、前方延出部19aの前端が結合される。
 支持部19bは、自動二輪車1の前方に面する略三角形状の前壁部45と、前壁部45の上縁から後方に延出する上壁部46とを備える。前壁部45はステー19の前面を構成し、上壁部46はステー19の上面を構成する。
 ステー19は、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rが共締めされる共締め固定部47を左右一対備える。一対の共締め固定部47は、ヘッドパイプ15に対し左右の外側に設けられており、ヘッドパイプ15に対し車幅方向の一方側と他方側とに分けて配置される。
 詳細には、共締め固定部47は、支持部19bの上壁部46において、車幅方向の両端部にそれぞれ設けられる。共締め固定部47には、上方からボルト49が締結される。
 さらに、ステー19は、ヘッドライト41が係合する係合孔部48を支持部19bに備える。係合孔部48は、支持部19bの前壁部45を車両前後方向に貫通する。係合孔部48は、正面視では、左右方向よりも上下方向に長い長孔である。係合孔部48は、車幅の中央において、支持部19bの下部に設けられる。係合孔部48は、車幅方向において左右の共締め固定部47の間、且つ、共締め固定部47の下方に位置する。
 係合孔部48は、孔の内周部に、筒状のグロメット48aを備える。グロメット48aは、ゴム等の弾性部材で構成される。
 図6及び図7は、自動二輪車1の前部を前方側から見た正面図である。図6では、フロントセンターカバー39及びガーニッシュ40を取り外した状態が図示される。図7では、図6に対しガーニッシュ40を取り付けた状態が図示される。図8は、自動二輪車1の前部の右側の部分を前方側から見た正面図である。図8では、フロントセンターカバー39、ガーニッシュ40、及びサイドカバー33を取り外した状態が図示される。ここで、図8では、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rは右側の部分のみが図示されるが、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rは、車幅の中央を基準に左右略対称に設けられる。
 図9は、車体カバー14の一部及びウインカー42L,42R等を取り外した状態でヘッドライト41の右側の部分を上方から見た平面図である。
 図5~図9を参照し、ヘッドライト41は、前面の略全体に開口50aを備える箱状のハウジング50と、ハウジング50に支持される発光部51と、ハウジング50に前方から合わさって開口50aを塞ぐレンズ52とを備える。
 ヘッドライト41は、ステー19の支持部19bの前方に配置される。
 ハウジング50は、上下方向よりも車幅方向に長い箱状であり、正面視でヘッドパイプ15を車幅方向に跨ぐように配置される。
 ハウジング50の前面において開口50aの周縁部には、レンズ52の後縁部52aが前方から合わさる合わせ部50bが設けられる。
 レンズ52は、ハウジング50の開口50aを塞ぎ、発光部51を前方から覆う。発光部51は、例えばLEDによって構成される発光体(不図示)と、この発光体の光を前方に反射するリフレクター(不図示)とを備える。
 ハウジング50の上面50cには、ステー19に固定される取付部54が設けられる。取付部54は、平面視において、ハウジング50の車幅方向の中央部に設けられる。
 取付部54は、上面50cにおいて合わせ部50bの部分から上方に延びる上方延出部54aと、上方延出部54aから後方に延びる後方延出部54bとを備える。後方延出部54bは、上面50cの一部を上方から覆う板状である。
 後方延出部54bの車幅方向の両端部には、ステー19の一対の共締め固定部47に固定されるヘッドライト側被締結部55がそれぞれ設けられる。すなわち、ヘッドライト側被締結部55は、後方延出部54bに左右一対で設けられる。
 詳細には、ヘッドライト側被締結部55は、略水平に設けられる板状部55aと、板状部55aを上下に貫通する孔部55bとを備える。
 ハウジング50の後面50dには、ステー19の係合孔部48に係合するヘッドライト側係合部56(図5)が設けられる。
 ヘッドライト側係合部56は、後面50dから後方に延出する突起部であり、ハウジング50に一体に形成される。ヘッドライト側係合部56は、ヘッドライト41における車幅方向の中央部に設けられ、車幅の中央に位置する。ヘッドライト側係合部56は、車幅方向において左右のヘッドライト側被締結部55の間に位置する。また、ヘッドライト側係合部56は、車両側面視では、ヘッドライト側被締結部55の真下に位置する。
 ハウジング50は、樹脂等の材料を型で成形して製造される。ハウジング50の成形の際の型の抜き方向R(図5)は、後面50dに略直交する方向であり、ハウジング50が自動二輪車1に搭載された状態では、車両前後方向である。
 ヘッドライト側係合部56は、抜き方向Rに延びる突起部であり、車両前後方向に延びる。このため、型によってハウジング50を成形する際に、ヘッドライト側係合部56をハウジング50に容易に一体に成形できる。
 ハウジング50の後面50dにおいてヘッドライト側係合部56の真下には、ボルト孔50eが設けられる。ボルト孔50eには、ヘッドライト41の光軸調整用の調整ボルト57が挿通される。ボルト孔50eに後方から挿通される調整ボルト57は、発光部51に螺合する。調整ボルト57を回転させることで、発光部51の位置が変更され、光軸が調整される。
 調整ボルト57は、ヘッドライト41の車幅方向の中央部に設けられる。このため、調整ボルト57によって、光軸をバランス良く調整できる。
 また、ハウジング50の左右の側部の下端部には、下方に延出する下部取付片50f(図8)が左右一対で設けられる。
 ヘッドライト41は、レンズ52の上部から上方に延出する上部取付片52b(図8)を備える。上部取付片52bは、左右のヘッドライト側被締結部55に対し車幅方向外側且つ前方に、左右一対で設けられる。
 図10は、右側のサイドカバー33に右側のウインカー42Rが取り付けられた状態を車幅方向内側且つ後方側から見た斜視図である。
 図5~図8、及び図10を参照し、ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト41の上方から後上がりに後方へ延びる。ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト41の取付部54に対し車幅方向外側に配置される。
 各ウインカー42L,42Rは、上面の略全体が開口する箱状のウインカーケース60と、ウインカーケース60の上面の開口を塞ぐウインカーレンズ61と、ウインカーケース60に収納され、ウインカーレンズ61によって覆われるウインカー発光部(不図示)とを備える。
 ウインカーケース60は、ウインカーケース60の前端部における車幅方向内側の側面部60aから車幅方向内側に延出する板状の延出部63を備える。
 延出部63には、共締め固定部47に固定されるウインカー側被締結部64が設けられる。
 ウインカー側被締結部64は、略水平に設けられる板状部64aと、板状部64aを上下に貫通する孔部64bとを備える。
 ウインカー側被締結部64の前下方において、延出部63の前端部には、ナット部を備える固定片65(図8)が装着される。
 また、ウインカーケース60は、側面部60aから車幅方向内側に延出するカバー取付部66を、ウインカー側被締結部64の後方に備える。
 図10に示すように、ウインカーケース60の下面部には、下方に突出する固定部60b,60cが前後に並んで設けられる。
 サイドカバー33は、内面から車幅方向内側に延出する複数のボス部33f,33gを備える。
 右側のウインカー42Rは、ボス部33f,33gが固定部60b,60cの孔部に挿通され、ボス部33f,33gに締結される固定具67a,67bによって、右側のサイドカバー33に固定される。
 左側のウインカー42Lも、右側のウインカー42Rと同様の構造によって左側のサイドカバー33に固定される。
 図8を参照し、ヘッドライト41は、下部取付片50fに車幅方向内側から挿通される固定具50gによってサイドカバー33の内面部に締結される。
 また、図6及び図8を参照し、ヘッドライト41は、サイドカバー33の前部及び上部取付片52bに前方から挿通される固定具50hによって、サイドカバー33に締結される。
 図6~図8を参照し、ガーニッシュ40は、ガーニッシュ40に前方から挿通される固定具40aによって、ウインカー42L,42Rの固定片65に締結される。ガーニッシュ40は、ヘッドライト41のレンズ52の上部、ウインカーレンズ61の一部、及び固定具50hを前方から覆う。
 図6~図8を参照し、フロントセンターカバー39は、ウインカー42L,42Rのカバー取付部66に係合することでウインカー42L,42Rに固定される。フロントセンターカバー39は、他の固定部によっても車体に固定される。フロントセンターカバー39は、ガーニッシュ40の一部、ウインカーレンズ61の車幅方向内側の上面部、及びヘッドライト41等を上方から覆う。
 図11は、図6のXI-XI断面図であり、共締め固定部47の断面を示す。
 図6及び図11を参照し、ステー19の前方延出部19aの側面部には、連動ブレーキユニット68が取り付けられる。連動ブレーキユニット68は、前輪2のブレーキの動作と後輪3のブレーキの動作とを連動させる。連動ブレーキユニット68には、乗員のブレーキ操作を連動ブレーキユニット68に入力する入力配管68aと、連動ブレーキユニット68を前輪2のブレーキ装置に接続する出力配管68bとが接続される。
 なお、連動ブレーキユニット68に替えて、ブレーキの液圧を制御するABS(Anti-lock Brake System)モジュール69をステー19に取り付けても良い。
 図11を参照し、ヘッドライト41のヘッドライト側被締結部55、及び、ウインカー42L,42Rのウインカー側被締結部64は、ボルト49によってステー19の共締め固定部47に共締めされる。
 図12は、図11の共締め固定部47を拡大した断面図である。
 図12を参照し、共締め固定部47は、ステー19の支持部19bの上壁部46に筒状部材70を結合して構成される。
 上壁部46は、上壁部46を上下に貫通する取付孔46aを備える。
 筒状部材70は、取付孔46aに挿通される筒状部70aと、筒状部70aの下端から径方向外側に延びる鍔状部70bとを備える。筒状部70aは、円筒である。筒状部70aは、筒の内周部70cにねじ部が形成されたナット部である。
 筒状部材70は、筒状部70aが取付孔46aに下方から挿通され、鍔状部70bが取付孔46aの周縁部の下面に溶接されることで、ステー19に結合される。
 共締め固定部47は、筒状部70aが上壁部46から上方に突出した部分である上方突出部47aを備える。上方突出部47aの突出長さHは、上壁部46の上面から上方突出部47aの上端47bまでの距離である。
 ヘッドライト41のヘッドライト側被締結部55は、共締め固定部47の上方突出部47aに組み付けられる。詳細には、ヘッドライト側被締結部55は、孔部55bが上方突出部47aに上方から嵌合し、板状部55aがステー19の上壁部46によって下方から受けられる。
 上方突出部47aの突出長さHは、ヘッドライト側被締結部55の板状部55aの厚みt1よりも大きい。このため、ヘッドライト側被締結部55が上方突出部47aに組み付けられた状態では、上方突出部47aは、板状部55aの上面から上方に突出する。
 ウインカー42Lのウインカー側被締結部64は、ヘッドライト側被締結部55に上方から重ねて、共締め固定部47の上方突出部47aに組み付けられる。詳細には、ウインカー側被締結部64は、孔部64bが上方突出部47aに上方から嵌合し、板状部64aがヘッドライト側被締結部55の板状部55aによって下方から受けられる。
 板状部55aの厚みt1と板状部64aの厚みt2とを重ねた場合の厚みt3は、上方突出部47aの突出長さHと略同一である。すなわち、ヘッドライト側被締結部55とウインカー側被締結部64とが重なった部分の厚みt3は、突出長さHと略同一である。
 ボルト49は、上方突出部47aの筒状部70aの内周部70cに上方から挿入され、筒状部70aに締結される。ボルト49は、ボルト49の頭部49aの下面にワッシャー49bを備える。ボルト49は、ワッシャー49bが上方突出部47aの上端47bに当接する位置まで締め込まれる。
 ヘッドライト側被締結部55及びウインカー側被締結部64は、ボルト49の締結力によって、ワッシャー49bと上壁部46の上面との間に狭持される。
 厚みt3が突出長さHと略同一であるため、ボルト49の締結力によってウインカー側被締結部64及びヘッドライト側被締結部55が過度に圧縮されることが防止される。
 ここでは、図12を参照して左側の共締め固定部47について説明したが、右側の共締め固定部47においても、ヘッドライト側被締結部55及び右側のウインカー42Rのウインカー側被締結部64が、左側の共締め固定部47と同様の構造によって締結される。
 図13は、図5のヘッドライト側係合部56の係合状態を拡大した断面図である。図14は、ヘッドライト側係合部56を後方側から見た図である。
 ヘッドライト41のヘッドライト側係合部56は、グロメット48aを介しステー19の係合孔部48に前方から差し込まれ、係合孔部48に係合する。
 グロメット48aは、グロメット48aの外周部の溝部48bを介しステー19に取り付けられる。グロメット48aは、グロメット48aの前面において係合孔部48の周縁部に、ハウジング50の後面50dを受ける環状の受け部48cを備える。受け部48cは、ステー19の前壁部45の前面から前方に突出する。
 ヘッドライト側係合部56は、ヘッドライト側係合部56の外周部72の全周がグロメット48aの内周部48dに係合する。
 詳細には、外周部72の下面部72aは、略水平に後方へ延びており、略全体がグロメット48aの内周部48dに係合する。
 外周部72の上面部72bは、ヘッドライト側係合部56の基端部56aから先端部56bに向かうに従って下方に位置するように傾斜している。外周部72の上面部72bは、基端部56aがグロメット48aの内周部48dに係合する。外周部72の上面部72bにおいて基端部56aよりも先端部56b側の部分は、グロメット48aの内周部48dに対して径方向内側に逃げる逃げ部72cである。
 ヘッドライト側係合部56の先端部56bは、係合孔部48を係合孔部48の後方まで貫通しており、グロメット48aよりも後方に位置する。
 先端部56bの下部には、係合孔部48の径方向外側に延出するフランジ部73が設けられる。ヘッドライト側係合部56は、フランジ部73が係合孔部48の後面側の周縁部に引っ掛かることで、係合孔部48に対し抜け止めされる。
 図14に示すように、ヘッドライト側係合部56の軸方向視では、フランジ部73は、略半円形状である。ヘッドライト側係合部56の軸方向視において、フランジ部73の略半円形状を2等分する中心線73aは、車幅方向外側且つ下方を指向し、鉛直方向に対し傾斜している。ボルト孔50eは、フランジ部73の真下に位置する。
 型によってハウジング50を成形する際に、フランジ部73を成形する型のスライド方向は、中心線73aに沿う方向である。ヘッドライト側係合部56の軸方向視において、中心線73aは、ボルト孔50eに重ならない。このため、型によってハウジング50を成形する際に、フランジ部73を成形する型が、ボルト孔50eの成形の邪魔になることを防止でき、ボルト孔50e及びフランジ部73を容易に成形できる。
 ここで、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rの車体への組み付け手順の一例を説明する。
 この組み付け作業において、ウインカー42Rは、図10に示すように、ウインカー42Rを固定具67a,67bを介して右側のサイドカバー33に組み付けた小組体75として予め用意される。同様に、ウインカー42Lは、固定具67a,67bを介して左側のサイドカバー33に組み付けた小組体75(図6)として予め用意される。
 まず、ヘッドライト41が車体に組み付けられる。ヘッドライト41は、製造ライン上で搬送される車体に対して組み付けられる。ヘッドライト41は、ウインカー42L,42Rよりも先に車体(車体フレーム10)に組み付けられる部品である。
 詳細には、図4、図9、図11、及び図12を参照し、ヘッドライト41は、左右のヘッドライト側被締結部55が、孔部55bを介してステー19の左右の上方突出部47aに上方から嵌合させられる。
 次に、ヘッドライト41は、左右の上方突出部47aを中心にして後方に回動させられ、図5及び図13に示すように、ヘッドライト側係合部56がステー19の係合孔部48に前方から係合する。
 この状態では、ヘッドライト41は、左右の上方突出部47a及び係合孔部48を介し、車体フレーム10に仮組みされた状態にある。
 ヘッドライト側係合部56を係合孔部48に係合させる際、ヘッドライト41は、左右の上方突出部47aを左右に結ぶ仮想の軸線を中心に回動する。このため、ヘッドライト41を後方へ適切に回動させることができ、ヘッドライト側係合部56を係合孔部48に容易に係合させることができる。
 上記のようにヘッドライト41が車体フレーム10に仮組みされた状態では、図12に示すように、上方突出部47aは、左右のヘッドライト側被締結部55の上面よりも上方に突出する。このため、ヘッドライト側被締結部55の孔部55bが、上方突出部47aから抜け難くなり、例えば、車体が製造ライン上で振動した場合であっても、ヘッドライト41を車体フレーム10上に良好に保持しておくことができる。
 また、ヘッドライト側係合部56は、上方突出部47aに対し上下方向に係合し、ヘッドライト側係合部56は、係合孔部48に対し前後方向に係合する。このため、ヘッドライト41の動きを複数の方向に規制でき、ヘッドライト41を車体フレーム10上に良好に保持できる。
 続いて、図6及び図12を参照し、左側の小組体75が左側の共締め固定部47に取り付けられ、右側の小組体75が右側の共締め固定部47に取り付けられる。
 詳細には、各小組体75は、ウインカー側被締結部64が孔部64bを介してステー19の上方突出部47aに上方から嵌合し、ウインカー側被締結部64は、ヘッドライト側被締結部55に上方から重なる。
 その後、ボルト49が上方突出部47aに上方から締結され、ヘッドライト側被締結部55及びウインカー側被締結部64は、ボルト49によって上方突出部47aに共締めされる。これにより、ウインカー42L,42R及びサイドカバー33が、一度に車体側に固定される。
 ガーニッシュ40(図7)、フロントセンターカバー39(図2)、固定具50h(図6)、及び、固定具50g(図8)は、ボルト49の締結後に固定される。
 以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1のヘッドライト組み付け構造は、車体フレーム10に締結されるヘッドライト41と、ヘッドライト41に隣接して配置され、車体フレーム10に締結されるウインカー42L,42Rとを備え、車体フレーム10は、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rが共締めされる共締め固定部47を備え、共締め固定部47は、上方に突出する上方突出部47aを備え、ヘッドライト41は、上方突出部47aに係合して締結されるヘッドライト側被締結部55を備え、ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト側被締結部55に上方から重ねて配置されるとともに上方突出部47aに係合して締結されるウインカー側被締結部64を備え、上方突出部47aの突出長さHは、ヘッドライト側被締結部55の厚みt1よりも大きい。
 この構成によれば、ヘッドライト側被締結部55が車体フレーム10の上方突出部47aに係合するため、ヘッドライト41の重量によってヘッドライトを自然に車体フレーム10側に保持しておくことができる。上方突出部47aの突出長さHがヘッドライト側被締結部55の厚みt1よりも大きいため、上方突出部47aによってヘッドライト41を良好に保持できる。そして、ヘッドライト側被締結部55を上方突出部47aに保持した状態で、上方からウインカー側被締結部64を上方突出部47aに組み付けでき、組み付け性が良い。
 また、ヘッドライト41は、ヘッドライト側被締結部55よりも下方に、車体フレーム10に係合するヘッドライト側係合部56を備え、ヘッドライト側係合部56は、ヘッドライト側被締結部55が上方突出部47aに係合した状態で、ヘッドライト41を上方突出部47aを中心に回動させることで車体フレーム10に係合可能である。
 この構成によれば、ヘッドライト41は、上方突出部47aに対する上方からの係合と、上方突出部47aを中心とする回動によるヘッドライト側係合部56の係合との2種類の動作によって車体フレーム10側に組み付けられる。このため、ヘッドライト41を車体フレーム10側に良好に保持できる。
 また、ヘッドライト側係合部56は、後方に延出する突起部であるとともにヘッドライト41のハウジング50に一体に形成され、ヘッドライト側係合部56は、車両側面視で、ヘッドライト側被締結部55の下方に配置されるとともに、車体フレーム10に対し、車両前後方向に係合可能に設けられ、ハウジング50の成形における型からの抜き方向Rは、車両前後方向である。
 この構成によれば、ヘッドライト41のハウジング50に一体に形成されるヘッドライト側係合部56がハウジング50の成形における型からの抜き方向Rに延びるため、ハウジング50及びヘッドライト側係合部56を容易に形成できる。
 さらに、ヘッドライト側被締結部55は、ヘッドライト41の左右にそれぞれ設けられ、ウインカー42L,42Rは、ヘッドライト41の左側に設けられる左側ウインカーであるウインカー42Lと、ヘッドライト41の右側に設けられる右側ウインカーであるウインカー42Rとを備え、左側のヘッドライト側被締結部55は、ウインカー42Lと共に共締め固定部47に共締めされ、右側のヘッドライト側被締結部55は、ウインカー42Rと共に共締め固定部47に共締めされる。
 この構成によれば、ヘッドライト側被締結部55がヘッドライト41の左右に設けられるため、上方突出部47aを介し、ヘッドライト41を良好に保持できる。また、ウインカー42L及びウインカー42Rが個別に車体フレーム10側に締結されるため、ウインカー42L,42Rの形状及び配置の自由度が高い。
 また、ヘッドライト41を上方突出部47aを中心に回動させる場合には、回動の中心が左右の複数のヘッドライト側被締結部55によって規定されるため、ヘッドライト41を適切に回動させることができ、ヘッドライト側係合部56を車体フレーム10に係合させ易い。
 また、上方突出部47aは、上方に突出する筒状部であり、上方突出部47aの突出長さHは、ヘッドライト側被締結部55とウインカー側被締結部64とが重なった部分の厚みt3と略同一であり、ヘッドライト側被締結部55及びウインカー側被締結部64は、上方突出部47aの内周部70cに上方から差し込まれるボルト49によって共締めされる。
 この構成によれば、上方突出部47aの内周部70cに上方から差し込まれるボルト49によって、ヘッドライト側被締結部55及びウインカー側被締結部64を容易に共締めできる。また、ヘッドライト側被締結部55及びウインカー側被締結部64にボルト49から過度な負荷が作用することを防止できる。
 また、ヘッドライト側係合部56は、後方に延出する突起部であり、車体フレーム10に設けられる係合孔部48に係合し、ヘッドライト側係合部56の上面部72bの少なくとも一部には、係合孔部48に対し径方向に逃げる逃げ部72cが設けられ、ヘッドライト側係合部56の下面部72aにおいて係合孔部48を貫通した部分には、係合孔部48の径方向外側に延出するフランジ部73が設けられる。
 この構成によれば、ヘッドライト側係合部56の上面部72bに逃げ部72cが設けられるため、ヘッドライト側係合部56を係合孔部48に係合させ易い。また、ヘッドライト側係合部56の下面部72aのフランジ部73によって、ヘッドライト側係合部56を係合孔部48に対し抜け止めできる。
 また、車体フレーム10は、操舵系11を操舵自在に支持するヘッドパイプ15を備え、ヘッドパイプ15は、前方に延出するステー19を備え、共締め固定部47は、ステー19の上面である上壁部46に設けられ、ヘッドライト41から後方に延出するヘッドライト側係合部56が係合する係合孔部48は、ステー19の前面である前壁部45に設けられる。
 この構成によれば、ヘッドライト41をステー19の上方側及び前方側から組み付けでき、ヘッドライト41を車体フレーム10に容易に組み付けできる。
 なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
 上記実施の形態では、車体として車体フレーム10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。車体は、ヘッドライト41及びウインカー42L,42Rを締結可能なものであれば、どのような部品であっても良い。
 上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
 1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
 10 車体フレーム(車体)
 11 操舵系
 15 ヘッドパイプ
 19 ステー
 41 ヘッドライト
 42L ウインカー(左側ウインカー)
 42R ウインカー(右側ウインカー)
 45 前壁部(ステーの前面)
 46 上壁部(ステーの上面)
 47 共締め固定部
 47a 上方突出部
 48 係合孔部
 49 ボルト
 50 ハウジング
 55 ヘッドライト側被締結部
 56 ヘッドライト側係合部
 64 ウインカー側被締結部
 70c 内周部
 72a 下面部
 72b 上面部
 72c 逃げ部
 73 フランジ部
 t1 厚み(ヘッドライト側被締結部の厚み)
 t3 厚み(ヘッドライト側被締結部とウインカー側被締結部とが重なった部分の厚み)
 H 突出長さ
 R 抜き方向

Claims (7)

  1.  車体(10)に締結されるヘッドライト(41)と、前記ヘッドライト(41)に隣接して配置され、前記車体(10)に締結されるウインカー(42L,42R)とを備える鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造において、
     前記車体(10)は、前記ヘッドライト(41)及び前記ウインカー(42L,42R)が共締めされる共締め固定部(47)を備え、
     前記共締め固定部(47)は、上方に突出する上方突出部(47a)を備え、
     前記ヘッドライト(41)は、前記上方突出部(47a)に係合して締結されるヘッドライト側被締結部(55)を備え、
     前記ウインカー(42L,42R)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)に上方から重ねて配置されるとともに前記上方突出部(47a)に係合して締結されるウインカー側被締結部(64)を備え、
     前記上方突出部(47a)の突出長さ(H)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)の厚み(t1)よりも大きいことを特徴とする鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  2.  前記ヘッドライト(41)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)よりも下方に、前記車体(10)に係合するヘッドライト側係合部(56)を備え、
     前記ヘッドライト側係合部(56)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)が前記上方突出部(47a)に係合した状態で、前記ヘッドライト(41)を前記上方突出部(47a)を中心に回動させることで前記車体(10)に係合可能であることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  3.  前記ヘッドライト側係合部(56)は、後方に延出する突起部であるとともに前記ヘッドライト(41)のハウジング(50)に一体に形成され、
     前記ヘッドライト側係合部(56)は、車両側面視で、前記ヘッドライト側被締結部(55)の下方に配置されるとともに、前記車体(10)に対し、車両前後方向に係合可能に設けられ、
     前記ハウジング(50)の成形における型からの抜き方向は、車両前後方向であることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  4.  前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記ヘッドライト(41)の左右にそれぞれ設けられ、
     前記ウインカー(42L,42R)は、前記ヘッドライト(41)の左側に設けられる左側ウインカー(42L)と、前記ヘッドライト(41)の右側に設けられる右側ウインカー(42R)とを備え、
     左側の前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記左側ウインカー(42L)と共に前記共締め固定部(47)に共締めされ、
     右側の前記ヘッドライト側被締結部(55)は、前記右側ウインカー(42R)と共に前記共締め固定部(47)に共締めされることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  5.  前記上方突出部(47a)は、上方に突出する筒状部であり、前記上方突出部(47a)の前記突出長さ(H)は、前記ヘッドライト側被締結部(55)と前記ウインカー側被締結部(64)とが重なった部分の厚み(t3)と略同一であり、
     前記ヘッドライト側被締結部(55)及び前記ウインカー側被締結部(64)は、前記上方突出部(47a)の内周部(70c)に上方から差し込まれるボルト(49)によって共締めされることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  6.  前記ヘッドライト側係合部(56)は、後方に延出する突起部であり、前記車体(10)に設けられる係合孔部(48)に係合し、
     前記ヘッドライト側係合部(56)の上面部(72b)の少なくとも一部には、前記係合孔部(48)に対し径方向に逃げる逃げ部(72c)が設けられ、
     前記ヘッドライト側係合部(56)の下面部(72a)において前記係合孔部(48)を貫通した部分には、前記係合孔部(48)の径方向外側に延出するフランジ部(73)が設けられることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
  7.  前記車体(10)は、操舵系(11)を操舵自在に支持するヘッドパイプ(15)を備え、前記ヘッドパイプ(15)は、前方に延出するステー(19)を備え、
     前記共締め固定部(47)は、前記ステー(19)の上面(46)に設けられ、前記ヘッドライト(41)から後方に延出する前記ヘッドライト側係合部(56)が係合する係合孔部(48)は、前記ステー(19)の前面(45)に設けられることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両のヘッドライト組み付け構造。
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