JP6464130B2 - パルサーリング取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パルサーリング取付構造に関する。
従来、鞍乗り型車両において、車輪速センサに検出される被検出部を備えたパルサーリングをホイールに取り付けるパルサーリング取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−202869号公報
ところで、上記従来のようなパルサーリング取付構造では、走行中、または、タイヤ交換等の整備作業中に、パルサーリングに対し外力が作用し塑性変形してしまうことを防止するために、パルサーリング全体を肉厚に設ける必要があり、軽量化やコストの観点で改善の余地があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、パルサーリングの変形を抑制可能なパルサーリング取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、車軸(19)に軸支されるハブ(23)を備えたホイール(22)と、当該ホイール(22)に取り付けられ、車輪速センサ(35)に検出される円環状の被検出部(60)を備えたパルサーリング(34)とを備えたパルサーリング取付構造において、前記パルサーリング(34)は、前記ハブ(23)の外面に設けられた受け部(70)に対して近接するように延出するリブ(62)を備え、前記パルサーリング(34)は、前記リブ(62)と前記受け部(70)との間に隙間(G)が形成されるように前記ホイール(22)に取り付けられ、前記隙間(G)は、前記パルサーリング(34)が弾性変形領域内で変形でした場合に、前記リブ(62)が前記受け部(70)に当接する大きさに設定されていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記リブ(62)は、前記車軸(19)の軸方向に延出して前記受け部(70)に近接していても良い。
また、上記発明において、前記受け部(70)は、前記車軸(19)の軸方向に延出して前記リブ(62)に近接していても良い。
さらに、上記発明において、前記ハブ(23)は、前記車軸(19)を外周側から覆う筒状部(40)を備え、前記受け部(70)は、前記筒状部(40)における前記車軸(19)の軸方向の端に形成された平面である構成としても良い。
また、上記発明において、前記受け部(70)は、前記リブ(62)の厚み方向において、前記リブ(62)の厚み(t2)よりも大きな厚み(t1)に形成されていても良い。
また、上記発明において、前記リブ(62)は円環状に連続して設けられていても良い
た、上記発明において、前記車軸(19)は、ベアリング(43)を介して前記ハブ(23)に支持され、前記ハブ(23)は、前記ベアリング(43)をその内周部に保持する筒状のベアリング保持部(40)を備え、前記受け部(70)は、前記ベアリング保持部(40)の軸方向の外端に形成された面であり、前記パルサーリング(34)は、前記車軸(19)が通される挿通孔(61)を備え、前記リブ(62)は、前記挿通孔(61)の周縁部から前記車軸(19)の軸方向に延出する円環状の壁部であっても良い。
また、上記発明において、前記パルサーリング(34)は、径方向において前記リブ(62)よりも外側の位置に前記被検出部(60)を備え、径方向において前記被検出部(60)よりも外側の位置に、当該パルサーリング(34)を前記ホイール(22)に固定する固定部(63)を備えても良い。
また、本発明は、車軸(19)に軸支されるハブ(23)を備えたホイール(22)と、当該ホイール(22)に取り付けられ、車輪速センサ(35)に検出される円環状の被検出部(60)を備えたパルサーリング(34)とを備えたパルサーリング取付構造において、前記パルサーリング(34)は、前記ハブ(23)の外面に設けられた受け部(70)に対して近接するように延出するリブ(62)を備え、前記パルサーリング(34)は、前記車軸(19)が通される挿通孔(61)を備え、前記リブ(62)は、前記挿通孔(61)の周縁部から前記車軸(19)の軸方向に延出する円環状の壁部であることを特徴とする。
本発明に係るパルサーリング取付構造によれば、パルサーリングは、ホイールのハブの外面に設けられた受け部に対して近接するように延出するリブを備える。これにより、パルサーリングの剛性をリブで向上できるとともに、パルサーリングが外力によって撓む場合には、ハブの外面の受け部に近接するリブが受け部に突き当たることでパルサーリングの変形を受けることができ、パルサーリングの変形量を小さく抑えることができる。
また、上記発明において、リブは、車軸の軸方向に延出して受け部に近接していても良い。この構成によれば、パルサーリングに対して車軸の軸方向に作用する外力をリブ及び受け部で受けることができ、軸方向の変形を効果的に抑制できる。
また、上記発明において、受け部は、車軸の軸方向に延出してリブに近接していても良い。この構成によれば、パルサーリングに対して車軸の軸方向に作用する外力をリブ及び受け部で受けることができ、軸方向の変形を効果的に抑制できる。
さらに、上記発明において、ハブは、車軸を外周側から覆う筒状部を備え、受け部は、筒状部における車軸の軸方向の端に形成された平面であっても良い。この構成によれば、リブを平面で効果的に受けることができ、パルサーリングの変形量を抑えることができる。また、筒状部の端とパルサーリングとの間をリブで塞ぐことができるため、小石等が筒状部の内側から外側に移動することを抑制できる。
また、上記発明において、受け部は、リブの厚み方向において、リブの厚みよりも大きな厚みに形成されていても良い。この構成によれば、リブの厚み方向の全体を受け部で受けることができ、パルサーリングの変形量を抑えることができる。
また、上記発明において、リブは円環状に連続して設けられていても良い。この構成によれば、パルサーリングの剛性をバランス良く向上できるとともに、パルサーリングが撓む際には、リブを受け部に効率良く突き当てることができる。また、リブが円環状であり、リブをその全周に亘って受け部に近接させることができることができるため、小石等がリブの内周側から外周側に移動することを抑制できる。
また、上記発明において、パルサーリングは、リブと受け部との間に隙間が形成されるようにホイールに取り付けられていても良い。この構成によれば、隙間を設けることで、パルサーリングが弾性変形可能な変形量を大きく確保でき、パルサーリングに作用する外力をパルサーリングの弾性変形によって効果的に逃がすことができる。さらに、パルサーリング及び受け部の寸法管理を厳しくしなくとも、パルサーリングを適切な状態でホイールに取り付けできる。
また、上記発明において、隙間は、パルサーリングが弾性変形領域内で変形でした場合に、リブが受け部に当接する大きさに設定されていても良い。これにより、パルサーリングが弾性変形するとリブが受け部に当接してパルサーリングの塑性変形が防止されるため、パルサーリングは、外力が除かれると、元の正常な形状に戻ることができる。
さらに、上記発明において、車軸は、ベアリングを介してハブに支持され、ハブは、ベアリングをその内周部に保持する筒状のベアリング保持部を備え、受け部は、ベアリング保持部の軸方向の外端に形成された面であり、パルサーリングは、車軸が通される挿通孔を備え、リブは、挿通孔の周縁部から車軸の軸方向に延出する円環状の壁部であっても良い。この構成によれば、ベアリング保持部、及び、車軸の挿通孔から延出されるリブを用いる簡単な構成で、筒状のベアリング保持部の外端と円環状のリブとを近接させることができ、パルサーリングの変形を抑制できる。
また、上記発明において、パルサーリングは、径方向においてリブよりも外側の位置に被検出部を備え、径方向において被検出部よりも外側の位置に、パルサーリングをホイールに固定する固定部を備えても良い。この構成によれば、パルサーリングにおいて被検出部を形成するための部分を、ベアリング保持部の近くに位置するリブと固定部との間に確保でき、被検出部を形成するための部分をパルサーリングの径方向に大きく確保できる。このため、被検出部の配置の自由度が向上する。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 後輪の周辺部の右側面図である。 図2のIII−III断面図であり、右側のアーム部の周辺部の断面を示す図である。 ブレーキディスクが取り付けられたハブの斜視図である。 ブレーキディスク及びパルサーリングが取り付けられた状態のハブの右側面図である。 図5におけるパルサーリングのVI−VI断面図である。 図3におけるパルサーリング及び車輪速センサの周辺部を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、運転者が跨るようにして着座するシート13が車体フレームFの後部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。自動二輪車1は、不整地(オフロード)の走行性能が高い不整地走行車両である。
前輪2は、フロントフォーク11の下端の前輪車軸2aに軸支されている。
燃料タンク14は、エンジン10の上方で車体フレームFに支持されている。エンジン10の排気管15は、エンジン10の前部から引き出されて後方へ延び、後輪3の外側方のマフラー16に接続されている。
自動二輪車1は、車幅方向に延びるピボット軸17を車体フレームFの後部の下部に備える。
スイングアーム12は、その前端部をピボット軸17に軸支されており、ピボット軸17を中心に揺動可能である。スイングアーム12と車体フレームFとの間には、リアサスペンション18が掛け渡されている。
スイングアーム12は、ピボット軸17から後方に延びる左右一対のアーム部12L,12R(左側のアーム部12Lは不図示)と、アーム部12L,12Rの前部を車幅方向に繋ぐクロスメンバ(不図示)とを備える。
後輪3は、左右のアーム部12L,12Rの間に配置されており、アーム部12L,12Rの後端部間を繋ぐ後輪車軸19(車軸)によって軸支されている。
エンジン10の動力は、エンジン10の出力軸に設けられる駆動スプロケット(不図示)と後輪3の従動スプロケット(不図示)との間に巻き掛けられる駆動チェーン20によって後輪3に伝達される。
図2は、後輪3の周辺部の右側面図である。
図1及び図2に示すように、後輪3は、タイヤ21と、タイヤ21が取り付けられるホイール22とを備える。
ホイール22は、後輪車軸19に軸支されるハブ23と、その外周部にタイヤ21が取り付けられる円環状のリム24と、ハブ23とリム24とを連結するスポーク25(図2では不図示)とを備える。スポーク25は、ハブ23からリム24へ略放射状に延びる複数本のワイヤースポークによって構成されている。
自動二輪車1は、後輪3を制動する液圧式の後輪ブレーキ装置27を備える。後輪ブレーキ装置27は、運転者が操作するブレーキペダル28と、ハブ23に固定されるブレーキディスク29と、ブレーキディスク29を挟んで制動するキャリパ30と、ブレーキペダル28の操作による液圧をキャリパ30に伝達するブレーキホース31とを備える。
また、自動二輪車1は、後輪3の回転速度を検出する車輪速検出装置を有する。この車輪速検出装置は、ハブ23に固定されるパルサーリング34と、パルサーリング34の回転を検出する車輪速センサ35とを備えて構成される。車輪速センサ35は、自動二輪車1のエンジン10等の各部を制御するECU(制御部)に接続されている。
スイングアーム12には、駆動チェーン20の張りを調整するアジャスト機構が設けられている。このアジャスト機構は、後輪車軸19が挿通されるブロック状のスライド部材36と、スライド部材36の位置を規制する位置決め部材37とを備える。このアジャスト機構は、左右のアーム部12L,12Rにそれぞれ設けられている。
図3は、図2のIII−III断面図であり、右側のアーム部12Rの周辺部の断面が示されている。ここで、図3ではスポーク25は不図示である。
図2及び図3を参照し、ハブ23は、ハブ23の軸方向の両端部(左右方向の端部)にそれぞれ設けられる筒状部であるベアリング保持部40(左側のベアリング保持部は不図示)と、左右のベアリング保持部40を車幅方向に繋ぐ連結筒部41と、ベアリング保持部40から径方向外側へ延出する側面視で円板状の延出部42とを備える。
ベアリング保持部40は、ベアリング43を収容するベアリング収容部40aと、ベアリング収容部40aの車幅方向外側に設けられるシール部材収容部40bとを備える。
ベアリング43は、ベアリング収容部40aの内周部に嵌合する外輪43aと、後輪車軸19の外周部に嵌合する内輪43bと、外輪43aと内輪43bとの間に設けられるボール43cとを備えるボールベアリングである。
シール部材収容部40bの内周部には、円環状のシール部材44が嵌合される。
ハブ23の延出部42は、ベアリング収容部40aの外周部から径方向外側に延出するフランジ状の側壁部42aと、側壁部42aの径方向の外端部から車幅方向外側に延出して筒状に形成される外側筒状部42bとを備える。
また、ハブ23は、側壁部42aから車幅方向外側に膨出するスポーク連結部45を備える。スポーク連結部45は、側壁部42a及び外側筒状部42bに跨って形成されているとともに、ハブ23の周方向に互いに略等間隔をあけて複数形成されている。
スポーク連結部45には、スポーク25のワイヤースポークが固定されるスポーク孔部45aが形成されている。詳細には、スポーク25の各ワイヤースポークは、外側筒状部42bの内周面側からスポーク孔部45aに挿通され、その一端に形成された鍔部がスポーク孔部45aの周縁部に密着する。スポーク25の各ワイヤースポークは、スポーク孔部45aからリム24の幅方向の中央部に向かってハブ23の径方向外側に延び、その他端がリム24の中央部に結合される。
また、ハブ23は、外側筒状部42bの外周部から径方向外側に突出するステー部42cを備える。ステー部42cは、外側筒状部42bの周方向に略等間隔をあけて複数形成されている。
ハブ23と右側のアーム部12Rとの間には、後輪車軸19が挿通される円筒状のカラー46と、キャリパ30を支持する保持部材47と、アーム部12Rの内側面に一体的に設けられた板材12aとが介装されている。
カラー46は、軸方向の内端部の外周部がシール部材44の内周部に嵌合するとともに、上記内端部の端面がベアリング43の内輪43bに当接する。
保持部材47は、貫通孔47aに後輪車軸19が挿通されるとともに、カラー46の軸方向の外端と板材12aとの間に狭持されている。キャリパ30は、保持部材47の前端部に固定されている。また、保持部材47の下部には、ブレーキディスク29の下部を側方及び前方から覆うディスクカバー48が固定されている。
保持部材47は、車幅方向に貫通するセンサ挿通孔47bを、側面視でパルサーリング34に重なる位置に有する。
車輪速センサ35は、保持部材47の外側面に取り付けられている。車輪速センサ35は、後輪車軸19の上方且つキャリパ30の後方に配置されており、側面視では、ハブ23の外側筒状部42bよりも後輪車軸19側に位置する。車輪速センサ35の検出部35aは、センサ挿通孔47bに通されてパルサーリング34に近接する。
アーム部12R,12L(左側のアーム部12Lは不図示)の後端部には、後輪車軸19が挿通される車軸挿通孔50と、外側面に形成される保持溝51とが形成されている。車軸挿通孔50は前後に長い長孔状に形成されており、保持溝51を車幅方向に貫通している。保持溝51には、スライド部材36が前後にスライド可能に保持される。保持溝51の前端には、後方に延出する位置決め部材37が設けられている。スライド部材36の前端は、位置決め部材37の後面に当接する。
位置決め部材37は、保持溝51の前端に締め込まれるボルトであり、位置決め部材37の締め込み量を調整することで、左右のスライド部材36を介して後輪車軸19の前後方向の位置を変更でき、これにより、駆動チェーン20の張りを調整できる。
図4は、ブレーキディスク29が取り付けられたハブ23の斜視図である。図4ではパルサーリング34は不図示である。
図3及び図4を参照し、ハブ23の左端には、右端の延出部42とほぼ同様の延出部142が設けられ、延出部142の中心部には、ベアリング保持部40と同様のベアリング保持部(不図示)が形成されている。このベアリング保持部には、図3のものと同様のベアリング43及びシール部材44が設けられ、シール部材44にはカラー46が嵌合する。
ハブ23の連結筒部41内には、後輪車軸19が挿通されるスリーブ52が設けられている。スリーブ52は、右のベアリング43の内輪43bと左のベアリングの内輪(不図示)との間に介装されている。
駆動チェーン20が巻き掛けられる上記従動スプロケット(不図示)は、延出部142の外側面に固定される。
後輪車軸19は、ボルト状に形成されており、左側のアーム部12L(不図示)のスライド部材36から挿通されてハブ23を貫通し、先端のねじ部19aが右側のアーム部12Rの側方に突出する。ねじ部19aには、ナット19bが締結される。
ホイール22は、後輪車軸19の締結の軸力によって左右の内輪43bが左右のカラー46に狭持されることで、後輪車軸19上に回転自在に取り付けられている。
図5は、ブレーキディスク29及びパルサーリング34が取り付けられた状態のハブ23の右側面図である。
図2〜図5を参照し、ブレーキディスク29は、後輪車軸19と同軸の位置関係でハブ23の径方向外側の位置に設けられるとともに、ハブ23に固定されている。
ブレーキディスク29は、キャリパ30によって狭持される円環状のディスク部29aと、ディスク部29aの内周部からハブ23側に向かって径方向内側に突出する固定片29bとを備える。
ディスク部29aは、ハブ23の外側筒状部42bの外径よりも大径に形成されている。固定片29bは、ブレーキディスク29の周方向に略等間隔で複数形成されている。
ブレーキディスク29は、固定片29bがハブ23のステー部42cに車幅方向外側から重ねて配置されており、固定片29bに車幅方向外側から挿通されるディスク固定ボルト29cによってステー部42cに締結されている。
図2〜図5を参照し、ハブ23の延出部42には、パルサーリング34が取り付けられるパルサーリング固定部55が形成されている。
パルサーリング固定部55は、延出部42の側壁部42aから車幅方向外側に突出するように形成された筒状のボス部であり、ハブ23の径方向では外側筒状部42bとベアリング保持部40との間に形成されている。
また、パルサーリング固定部55は、外側筒状部42bの内周部に対しても一体的に形成されている。パルサーリング固定部55は、ハブ23の周方向に互いに間隔をあけて複数設けられている。
各パルサーリング固定部55は、ハブ23の径方向において、スポーク孔部45aよりも外側且つ外側筒状部42bよりも内側に設けられている。
図6は、図5におけるパルサーリング34のVI−VI断面図である。図7は、図3におけるパルサーリング34及び車輪速センサ35の周辺部を示す断面図である。
図2〜図7を参照し、パルサーリング34は、後輪車軸19と同軸に配置される円環状の被検出部60と、後輪車軸19が通される挿通孔61と、挿通孔61の内周部から後輪車軸19の軸方向に車幅方向内側へ延出する円環状のリブ62と、被検出部60の外周部から径方向外側に延出する取付片63(固定部)とを備える。
パルサーリング34は、例えば金属板をプレス成型して製造されるものであり、被検出部60、リブ62及び取付片63が一体に形成されている。
パルサーリング34は、ハブ23の外側面に取り付けられる。パルサーリング34は、ブレーキディスク29及び後輪車軸19と同軸に配置されるとともに、ディスク部29aの内周部よりも径方向の内側に配置されており、ハブ23の外側筒状部42bの内側に設けられている。
また、パルサーリング34は、後輪車軸19の軸方向では、ハブ23と保持部材47との間に配置されており、カラー46を外周側から囲むように設けられている。
被検出部60は、ブレーキディスク29と略平行に配置されるリング状の円板であり、この円板を板厚方向に貫通する検出用孔60aを複数備える。検出用孔60aは、円環状の並びとなるようにパルサーリング34の周方向に等間隔で複数形成されており、隣接する検出用孔60a,60aの間には、これら検出用孔60a,60aを仕切る仕切り部60bが形成されている。検出用孔60a及び仕切り部60bは、ハブ23の径方向において、ベアリング保持部40と外側筒状部42bとの間に配置されている。
車輪速センサ35は、検出部35aが検出用孔60a及び仕切り部60bに車幅方向外側から近接するように配置されており、ホイール22と一体に回転する被検出部60を検出することで、ホイール22の回転速度(車輪速)を検出する。
詳細には、車輪速センサ35は、ホイール22の回転に伴って検出用孔60a及び仕切り部60bが検出部35aの近傍を通過する際に生じる磁束の変化を、ホイール22の回転速度に応じたパルス波として上記ECUに出力する。
パルサーリング34の取付片63は、パルサーリング34の周方向に間隔をあけて複数設けられている。取付片63は、被検出部60の外周部からハブ23側へ車幅方向内側に延びる軸方向延出部63aと、軸方向延出部63aの端からパルサーリング34の径方向外側へ延出する当接部63bとを備える。
取付片63の当接部63bは、ハブ23のパルサーリング固定部55の端面に車幅方向外側から当接する。当接部63bには孔63cが形成されている。
パルサーリング34は、当接部63bの孔63cに車幅方向外側から挿通されるパルサーリング固定ボルト64によって、パルサーリング固定部55に締結されている。
パルサーリング34の中央の挿通孔61は、リング状に形成された被検出部60の円形の内周部であり、カラー46の外径よりも大径に形成されている。
リブ62は、挿通孔61の周縁部の全周からハブ23に向かって立設される壁部であり、カラー46及び後輪車軸19を周囲から囲むように円環状に連続する円筒状に形成されている。
パルサーリング34は、円環状のリブ62が後輪車軸19及びベアリング保持部40と同軸となるようにハブ23に固定されており、後輪車軸19及びカラー46はリブ62の内周部62aを通されている。
本実施の形態では、パルサーリング34は、パルサーリング34が外力等で変形した場合に、パルサーリング34のリブ62がハブ23の外面に当接してパルサーリング34の変形が抑制されるように設けられている。
詳細には、図7に示すように、リブ62は、ハブ23の筒状に形成されたベアリング保持部40の端面に対して軸方向に近接する当接面62bを、車幅方向内側の端面に備える。この当接面62bは、リブ62の周方向の全体に亘り、後輪車軸19に直交する平面状に形成されている。
ベアリング保持部40は、リブ62の当接面62bに対向する受け部70を、車幅方向外側の端面に備える。受け部70は、ベアリング保持部40の周方向の全体に亘り、当接面62bと略平行な平面状に形成されている。当接面62bと受け部70とは同軸の位置関係で配置されている。
図5及び図7を参照し、リブ62は、後輪車軸19の軸方向で見た場合に、当接面62bの少なくとも一部がハブ23の受け部70に重なるように設けられている。
詳細には、当接面62bの外径は受け部70の外径と略同一である。また、受け部70の径方向の厚みt1は、リブ62の当接面62bの径方向の厚みt2よりも大きな厚みに形成されており、受け部70の内径は当接面62bの内径よりも小さい。すなわち、本実施の形態では、リブ62は、後輪車軸19の軸方向で見た場合に、その全体が受け部70に重なる。
パルサーリング34は、当接面62bとハブ23の受け部70との間に、隙間Gが形成されるようにハブ23に固定されている。隙間Gは、当接面62bと受け部70とを後輪車軸19の軸方向に離間させる隙間であり、当接面62bの周方向の全体に亘って略同一の大きさに設定されている。
詳細には、隙間Gは、パルサーリング34に後輪車軸19の軸方向(車幅方向)や径方向からの外力が作用してパルサーリング34が変形する場合に、パルサーリング34が塑性変形する前段階の弾性変形領域内の変形量で当接面62bが受け部70に当接する所定の大きさに設定されている。例えば、隙間Gは1(mm)程度である。
このため、走行中に飛び石等によってパルサーリング34に外力が作用したり、整備作業中に工具等によってパルサーリング34に外力が作用したりすることによって、パルサーリング34が撓む場合であっても、パルサーリング34は、弾性変形領域内の変形量で当接面62bが受け部70に当接することで、塑性変形することが防止される。隙間Gを設けることでパルサーリング34が弾性変形可能な変形量を大きく確保できるため、パルサーリング34に作用する外力をパルサーリング34の弾性変形によって効果的に逃がすことができ、パルサーリング34の塑性変形を防止できる。
上記の外力が除かれると、パルサーリング34は弾性変形の復元力によって元の形状に戻る。
また、比較的大きな隙間Gが設定されているため、パルサーリング34の寸法精度を厳しくしなくとも、通常の走行中に振動等によって当接面62bの一部が受け部70に当接することを防止できる。このため、パルサーリング34の製造が容易であるとともに、当接面62bと受け部70とが当接することによる音の発生を防止できる。
また、当接面62b及び受け部70は互いに対向する平面であるため、パルサーリング34の変形を受け部70で効果的に受けることができ、パルサーリング34の変形を防止できる。
さらに、受け部70の厚みは、径方向において当接面62bの厚みよりも大きいため、リブ62の当接面62bを全体的に受け部70に当接させることができる。このため、パルサーリング34の変形を効果的に防止できる。
また、ハブ23のベアリング保持部40と外側筒状部42bとの間の空間Sは、パルサーリング34のリブ62及び被検出部60によって、カラー46とベアリング保持部40との間の空間に対して区切られている。このため、小石等の異物が、カラー46の周囲の空間から空間Sに侵入することが防止される。
また、パルサーリング34の取付片63は、軸方向延出部63a及び当接部63bを備えてパルサーリング34の軸方向及び径方向に延びているため、その全体で曲がるようにして大きく弾性変形できる。このため、パルサーリング34が弾性変形可能な変形量を大きく確保できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、パルサーリング34の取付構造は、後輪車軸19に軸支されるハブ23を備えたホイール22と、ホイール22に取り付けられ、車輪速センサ35に検出される円環状の被検出部60を備えたパルサーリング34とを備え、パルサーリング34は、ハブ23の外面に設けられた受け部70に対して近接するように延出するリブ62を備える。これにより、パルサーリング34の剛性をリブ62で向上できるとともに、パルサーリング34が外力によって撓む場合には、ハブ23の外面の受け部70に近接するリブ62が受け部70に突き当たることでパルサーリング34の変形を受けることができ、パルサーリング34の変形量を小さく抑えることができる。
また、リブ62は、後輪車軸19の軸方向に延出して受け部70に近接しているため、パルサーリング34に対して後輪車軸19の軸方向に作用する外力をリブ62及び受け部70で受けることができ、軸方向の変形を効果的に抑制できる。
また、受け部70は、後輪車軸19の軸方向に延出してリブ62に近接しているため、パルサーリング34に対して後輪車軸19の軸方向に作用する外力をリブ62及び受け部70で受けることができ、軸方向の変形を効果的に抑制できる。
さらに、ハブ23は、後輪車軸19を外周側から覆う筒状部であるベアリング保持部40を備え、受け部70は、ベアリング保持部40における後輪車軸19の軸方向の端に形成された平面であるため、リブ62を平面で効果的に受けることができ、パルサーリング34の変形量を抑えることができる。また、ベアリング保持部40の端とパルサーリング34との間をリブ62で塞ぐことができるため、小石等がベアリング保持部40の内側から外側に移動することを抑制できる。
また、受け部70は、リブ62の厚みt2の方向において、厚みt2よりも大きな厚みt1に形成されているため、リブ62における厚みt2の方向の部分の全体を受け部70で受けることができ、パルサーリング34の変形量を抑えることができる。
また、リブ62は円環状に連続して設けられているため、パルサーリング34の剛性をバランス良く向上できるとともに、パルサーリング34が撓む際には、リブ62を受け部70に効率良く突き当てることができる。また、リブ62が円環状であり、リブ62をその全周に亘って受け部70に近接させることができることができるため、小石等がリブ62の内周側から外周側に移動することを抑制できる。
また、パルサーリング34は、リブ62と受け部70との間に隙間Gが形成されるようにホイール22に取り付けられているため、パルサーリング34が弾性変形可能な変形量を大きく確保でき、パルサーリング34に作用する外力をパルサーリング34の弾性変形によって効果的に逃がすことができる。さらに、パルサーリング34及び受け部70の寸法管理を厳しくしなくとも、パルサーリング34を適切な状態でホイール22に取り付けできる。
さらに、隙間Gは、パルサーリング34が弾性変形領域内で変形でした場合に、リブ62が受け部70に当接する大きさに設定されている。これにより、パルサーリング34が弾性変形するとリブ62が受け部70に当接してパルサーリング34の塑性変形が防止されるため、パルサーリング34は、外力が除かれると、元の正常な形状に戻ることができる。
また、後輪車軸19は、ベアリング43を介してハブ23に支持され、ハブ23は、ベアリング43をその内周部に保持する筒状のベアリング保持部40を備え、受け部70は、ベアリング保持部40の軸方向の外端に形成された面であり、パルサーリング34は、後輪車軸19が通される挿通孔61を備え、リブ62は、挿通孔61の周縁部から後輪車軸19の軸方向に延出する円環状の壁部である。これにより、ベアリング保持部40、及び、挿通孔61から延出されるリブ62を用いる簡単な構成で、筒状のベアリング保持部40の外端と円環状のリブ62とを近接させることができ、パルサーリング34の変形を抑制できる。
また、パルサーリング34は、径方向においてリブ62よりも外側の位置に被検出部60を備え、径方向において被検出部60よりも外側の位置に、パルサーリング34をホイール22に固定する取付片63を備える。これにより、パルサーリング34において被検出部60を形成するための部分を、ベアリング保持部40の近くに位置するリブ62と取付片63との間に確保でき、被検出部60を形成するための部分をパルサーリング34の径方向に大きく確保できる。このため、被検出部60の配置の自由度が向上する。また、被検出部60が受け部70の近傍まで径方向に延びているため、車輪速センサ35を後輪車軸19に近い位置に配置できる。このため、車輪速センサ35をコンパクトに配置できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、リブ62は、後輪車軸19の軸方向で見た場合に、その全体が受け部70に重なるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リブ62は、軸方向視で少なくとも一部が受け部70に重なっていれば良い。
また、上記実施の形態では、リブ62はカラー46を周囲から囲むように円環状であるものとして説明したが、これに限らず、例えば、リブは、挿通孔61の内周部の一部分からハブ23側に突出する突部であっても良い。
また、上記実施の形態では、後輪3のホイール22に取り付けられるパルサーリング34を例に挙げて説明したが、前輪2のホイールに設けられるパルサーリングの取付構造に本発明を適用しても良い。
また、上記実施の形態では自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両、4輪以上を備えた鞍乗り型車両、及び、スクーターなどの鞍乗り型車両に適用可能である。
19 後輪車軸(車軸)
22 ホイール
23 ハブ
34 パルサーリング
35 車輪速センサ
40 ベアリング保持部(筒状部)
43 ベアリング
60 被検出部
61 挿通孔
62 リブ
63 取付片(固定部)
70 受け部
G 隙間
t2 厚み(リブの厚み)

Claims (9)

  1. 車軸(19)に軸支されるハブ(23)を備えたホイール(22)と、当該ホイール(22)に取り付けられ、車輪速センサ(35)に検出される円環状の被検出部(60)を備えたパルサーリング(34)とを備えたパルサーリング取付構造において、
    前記パルサーリング(34)は、前記ハブ(23)の外面に設けられた受け部(70)に対して近接するように延出するリブ(62)を備え
    前記パルサーリング(34)は、前記リブ(62)と前記受け部(70)との間に隙間(G)が形成されるように前記ホイール(22)に取り付けられ、
    前記隙間(G)は、前記パルサーリング(34)が弾性変形領域内で変形でした場合に、前記リブ(62)が前記受け部(70)に当接する大きさに設定されていることを特徴とするパルサーリング取付構造。
  2. 前記リブ(62)は、前記車軸(19)の軸方向に延出して前記受け部(70)に近接していることを特徴とする請求項1記載のパルサーリング取付構造。
  3. 前記受け部(70)は、前記車軸(19)の軸方向に延出して前記リブ(62)に近接していることを特徴とする請求項1または2記載のパルサーリング取付構造。
  4. 前記ハブ(23)は、前記車軸(19)を外周側から覆う筒状部(40)を備え、前記受け部(70)は、前記筒状部(40)における前記車軸(19)の軸方向の端に形成された平面であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパルサーリング取付構造。
  5. 前記受け部(70)は、前記リブ(62)の厚み方向において、前記リブ(62)の厚み(t2)よりも大きな厚み(t1)に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のパルサーリング取付構造。
  6. 前記リブ(62)は円環状に連続して設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のパルサーリング取付構造。
  7. 前記車軸(19)は、ベアリング(43)を介して前記ハブ(23)に支持され、
    前記ハブ(23)は、前記ベアリング(43)をその内周部に保持する筒状のベアリング保持部(40)を備え、前記受け部(70)は、前記ベアリング保持部(40)の軸方向の外端に形成された面であり、
    前記パルサーリング(34)は、前記車軸(19)が通される挿通孔(61)を備え、前記リブ(62)は、前記挿通孔(61)の周縁部から前記車軸(19)の軸方向に延出する円環状の壁部であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のパルサーリング取付構造。
  8. 前記パルサーリング(34)は、径方向において前記リブ(62)よりも外側の位置に前記被検出部(60)を備え、径方向において前記被検出部(60)よりも外側の位置に、当該パルサーリング(34)を前記ホイール(22)に固定する固定部(63)を備えることを特徴とする請求項記載のパルサーリング取付構造。
  9. 車軸(19)に軸支されるハブ(23)を備えたホイール(22)と、当該ホイール(22)に取り付けられ、車輪速センサ(35)に検出される円環状の被検出部(60)を備えたパルサーリング(34)とを備えたパルサーリング取付構造において、
    前記パルサーリング(34)は、前記ハブ(23)の外面に設けられた受け部(70)に対して近接するように延出するリブ(62)を備え、
    前記パルサーリング(34)は、前記車軸(19)が通される挿通孔(61)を備え、前記リブ(62)は、前記挿通孔(61)の周縁部から前記車軸(19)の軸方向に延出する円環状の壁部であることを特徴とするパルサーリング取付構造。
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