JP6121788B2 - 車輪速検出機構 - Google Patents

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本発明は、車輪速検出機構に関する。
従来、自動二輪車において、ABS(アンチロックブレーキシステム)や車体制御、エンジン制御及び車速表示等のために車輪速を検出する車輪速センサが取り付けられる構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、車輪速センサは、後輪ブレーキのキャリパブラケットに取り付けられ、車輪速センサの被検出体であるパルサリングは、ブレーキディスクの内周側でホイールに取り付けられている。
特開2009−173136号公報
しかしながら、上記従来の自動二輪車では、鋳造等によって成形される比較的大型なキャリパブラケットに、車輪速センサ用のセンサ取付孔が形成されるが、車輪速センサを取り付けない仕様の場合は、センサ取付孔が外観に露出するため、外観性に影響がでる。一方、センサ取付孔を設けないキャリパブラケットを作り分けることもできるが、この場合、大型部品の歩留まりが低下し、コストが増加してしまうため、簡単な構造で車輪速センサを設けることが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で車輪速センサを設けることが可能な車輪速検出機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車体(F)に揺動可能に支持され後輪側方まで延びるアーム部(31)を備え、後端で後輪(3)を回転可能に支持するリヤアーム(11)と、パワーユニット(20)からの駆動力を前記後輪(3)に伝達する環状駆動力伝達部材(19)と、前記環状駆動力伝達部材(19)の張力を調節可能な伝達部材アジャスト機構(70)と、車輪(39)とともに回転するパルサリング(91)と、当該パルサリング(91)に形成された被検出部(96)を検出する車輪速センサ(92)とを備える車輪速検出機構であって、前記伝達部材アジャスト機構(70)は、張力調整時に前記後輪(3)とともに移動するアジャスト部材(71L,171L)を備え、前記車輪速センサ(92)は、前記アジャスト部材(71L,171L)に取り付けられ、前記パルサリング(91)は、前記環状駆動力伝達部材(19)に回転させられるスプロケット(17)とともに前記車輪(39)に締結されていることを特徴とする。
本発明によれば、環状駆動力伝達部材の張力を調節可能な伝達部材アジャスト機構は、張力調整時に後輪とともに移動するアジャスト部材を備え、車輪速センサは、アジャスト部材に取り付けられるため、簡単な構造で車輪速センサを設けることができる。これにより、キャリパブラケットに車輪速センサ用のセンサ取付孔を設ける必要が無くなり、キャリパブラケットを作り分ける必要もなくなるため、大型部品の歩留まりを向上できる。また、張力調整時に、車輪速センサはアジャスト部材とともに移動するため、車輪速センサとパルサリングとの相対位置を調整する必要がなく、メンテナンス性が良い。また、パルサリングを簡単な構成で固定でき、部品点数を削減できるとともにメンテナンス性が良い。
また、本発明は、前記車輪(39)に取り付けられたブレーキディスク(51)を挟むことにより制動力を発生するブレーキキャリパ(52)を備え、前記後輪(3)の幅方向一側方に前記ブレーキディスク(51)が配置され、前記後輪(3)の幅方向他側方に前記アジャスト部材(71L,171L)及び前記パルサリング(91)が配置されることを特徴とする。
本発明によれば、車輪に取り付けられたブレーキディスクを挟むことにより制動力を発生するブレーキキャリパを備え、後輪の幅方向一側方にブレーキディスクが配置され、後輪の幅方向他側方にアジャスト部材及びパルサリングが配置される。このため、後輪の幅方向一側方のブレーキディスクと幅方向他側方のパルサリングとの間の距離を確保でき、ブレーキディスクの熱がパルサリングに及ぶことを防止できる。
た、本発明は、前記車輪速センサ(92)は、前記車輪(39)の車軸(16)の上側に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、車輪速センサを路面側の外力から保護できる。
さらに、本発明は、前記アジャスト部材(71L,171L)は、前記車輪速センサ(92)が取り付けられるセンサ取付部(78,178)まで一体的に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、車輪速センサを簡単な構造でアジャスト部材に取り付けできる。
また、本発明は、前記パルサリング(91)は、車幅方向外側へ折り曲げられた段部(94)を外周端に有し、当該段部(94)の先端は、前記スプロケット(17)の歯部(17a)から車幅方向に離間した位置で前記歯部(17a)に沿って形成されることを特徴とする。
本発明によれば、外側からの異物のスプロケット側への侵入をパルサリングによって抑止できるとともに、環状駆動力伝達部材の汚れが車輪速センサに及ぶことを低減できる。さらに、段部によってパルサリングの剛性を確保できる。
また、本発明は、前記車輪速センサ(92)は、側面視で前記環状駆動力伝達部材(19)のカバー(21)と重なることを特徴とする。
本発明によれば、車輪速センサは、側面視で環状駆動力伝達部材のカバーと重なるため、カバーで車輪速センサを保護できる。
本発明に係る車輪速検出機構では、簡単な構造で車輪速センサを設けることができる。また、張力調整時に、車輪速センサとパルサリングとの相対位置を調整する必要がなく、メンテナンス性が良い。
また、ブレーキディスクの熱がパルサリングに及ぶことを防止できる。
また、パルサリングを簡単な構成で固定でき、部品点数を削減できるとともにメンテナンス性が良い。
また、車輪速センサを路面側の外力から保護できる。
さらに、車輪速センサを簡単な構造でアジャスト部材に取り付けできる。
また、外側からの異物のスプロケット側への侵入をパルサリングによって抑止できるとともに、環状駆動力伝達部材の汚れが車輪速センサに及ぶことを低減できる。さらに、パルサリングの剛性を確保できる。
また、カバーを利用して車輪速センサを保護できる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。 スイングアーム及び後輪を上方から見た平面図である。 スイングアームの平面図である。 伝達部材アジャスト機構及び車輪速検出機構を示すアーム後部の左側面図である。 伝達部材アジャスト機構が設けられる後輪支持部の左側面図である。 後輪支持部を後方から見た図である。 アジャスト部材の左側面図である。 アジャスト部材を上方から見た平面図である。 図4のIX−IX断面図である。 第2の実施の形態における図4のIX−IX断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の右側面図である。
自動二輪車1は、車体フレームF(車体)にエンジン20(パワーユニット)が支持され、前輪2を支持するフロントフォーク10が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム11(リヤアーム)が車体フレームFの後部側に設けられ、乗員が着座するシート12が車体フレームFの上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
車体フレームFは、左右一対で設けられるセンターフレーム13をエンジン20の後方に備え、左右のセンターフレーム13には、車幅方向に延びるピボット軸14が挿通される。スイングアーム11は、前端をピボット軸14に揺動自在に軸支され、後端を左右一対のクッションユニット15によって支持される。クッションユニット15は、下端部がスイングアーム11の後端の上面に連結され、上端部が車体フレームFの後部に連結される。
スイングアーム11の後端には、車軸16が設けられ、後輪3は車軸16に軸支される。後輪3は、ドリブンスプロケット17(スプロケット)を備えており、エンジン20の出力軸に設けられたドライブスプロケット(不図示)とドリブンスプロケット17との間に巻き掛けられる無端状の駆動チェーン19(環状駆動力伝達部材)を介して回転駆動される。駆動チェーン19の上部は、スイングアーム11に取り付けられるチェーンカバー21(カバー)によって上方及び外側方を覆われる。
図2は、スイングアーム11及び後輪3を上方から見た平面図である。図2では、一部が断面で示されている。図3はスイングアーム11の平面図である。
スイングアーム11は、ピボット軸14が挿通される筒状の前端連結部30と、前端連結部30の両端部から後輪3の側方まで後方に延びる左右一対のアーム部31,32と、左右のアーム部31,32の前部の内側面同士を連結するクロス部材33とを備える。
アーム部31,32は、前端連結部30からクロス部材33の後方まで、後方側ほど車幅方向に互いに距離が広がるように延びるアーム前部34と、アーム前部34から前後方向に真っ直ぐに延びるアーム後部35とをそれぞれ備える。各アーム後部35の上面には、クッションユニット15の下端部か連結されるクッションブラケット22が設けられている。
左右のアーム後部35,35の後端部には、後輪3を支持する後輪支持部36,36が設けられている。後輪支持部36,36は、車幅方向に貫通する車軸孔37,37を備え、車軸16は、両端が車軸孔37,37に挿通される。アーム部31,32は、パイプ材の後端に、ブロック状の後輪支持部36,36を溶接部36aで溶接して形成されている。
左右の後輪支持部36,36には、駆動チェーン19の張力を調節可能な伝達部材アジャスト機構70が設けられている。
また、左側のアーム後部35近傍には、後輪3の車輪速を検出する車輪速検出部90(図4)が設けられている。
後輪3は、左右のアーム部31,32間に配置されて車幅方向の中央に位置し、車軸16に軸支される。
後輪3は、タイヤTと、タイヤTが取り付けられるホイール39(車輪)とを備える。ホイール39は、車軸16に嵌合するハブ部40と、ハブ部40の外周側に配置されタイヤTが装着されるリム部41と、リム部41とハブ部40とを連結する複数のスポーク部42とを備える。
ハブ部40は、車幅方向に延びる略円筒状に形成されており、車軸16が挿通される車軸挿通孔43を中央に備える。車軸挿通孔43の両端部には、ボールベアリング44a,44bが設けられており、ボールベアリング44a,44bの間には、車軸16よりも大径のスリーブ45が介装されている。右側のボールベアリング44bはシール部材46によりシールされている。
後輪3を制動する液圧式の後輪ブレーキ50は、後輪3の幅方向一側方(右側)に配置され、後輪3と右のアーム部32との間に位置している。
後輪ブレーキ50は、リング状のブレーキディスク51と、ブレーキディスク51を挟んで制動力を発生させるブレーキキャリパ52と、ブレーキキャリパ52を支持するキャリパブラケット53とを備える。
ブレーキディスク51は、内周側の周縁部に挿通される複数のディスク固定ボルト54によって、ハブ部40の一側面40a(右側面)に締結されている。
キャリパブラケット53は、車軸16が挿通される連結孔部53aを備え、連結孔部53aを介して車軸16に支持されるとともに、不図示の係合部を介してアーム部32に固定されている。連結孔部53aとボールベアリング44bとの間には、カラー55が介装されている。
後輪ブレーキ50のブレーキホース(不図示)は、ABSシステム(不図示)に接続されており、このABSシステムによって、後輪ブレーキ50を駆動する液圧が制御され、後輪ブレーキ50のロックが回避される。
ハブ部40の他側面側(左側面側)には、略円盤状のスプロケット支持部材60が設けられている。スプロケット支持部材60は、ハブ部40の他側面に形成された複数の凹部40bに嵌合する嵌合部61と、ドリブンスプロケット17が取り付けられる取付部62と、中央部に設けられ、車軸16が挿通される車軸挿通孔63とを備える。
嵌合部61と凹部40bの側壁との間において周方向には、ダンパー部材(不図示)が介装されており、後輪3とスプロケット支持部材60との間のトルクの伝達は、上記ダンパー部材を介して行われる。
スプロケット支持部材60の車軸挿通孔63には、ボールベアリング64が設けられている。ボールベアリング64は、シール部材65によりシールされている。ボールベアリング64とボールベアリング44aとの間には、カラー66が介装されている。また、ボールベアリング64と左側のアーム部31との間には、カラー67が介装されている。
図4は、伝達部材アジャスト機構70及び車輪速検出部90を示すアーム後部35の左側面図である。図4では、後輪3等の図示が省略されている。
伝達部材アジャスト機構70は、後輪支持部36に対して前後にスライド可能な左右一対のアジャスト部材71L,71Rと、アジャスト部材71L,71Rのスライド操作に用いられる調整用ボルト72,72(調整用部材)とを備える。
車輪速検出部90は、後輪3に取り付けられるパルサリング91と、左側のアジャスト部材71Lに取り付けられる車輪速センサ92とを備える。
図5は、伝達部材アジャスト機構70が設けられる後輪支持部36の左側面図である。図6は、後輪支持部36を後方から見た図である。後輪支持部36は左右対称に形成されているため、ここでは左側の後輪支持部36について説明する。
図5及び図6に示すように、後輪支持部36は、上面と下面との間隔が後方側ほど狭くなるテーパー状に形成されるとともに、外側面が傾斜して後方側ほど板厚が薄くなるように形成されている。後輪支持部36の内側面36bは、車軸16に対して略直交する平坦面である。
後輪支持部36は、外側面の上下の中間部を一段削るようにして形成されたアジャスター取付溝73を備える。アジャスター取付溝73の底面である取付面73aは、内側面36bと略平行な面であり、後輪支持部36の後端まで延びている。車軸孔37は、アジャスター取付溝73の中央部に形成された前後に長い長孔であり、車軸16が車軸孔37内で前後に移動されることで、車軸16の位置が調整される。
後輪支持部36の後面36cには、後面36cから車軸孔37まで貫通する調整用ねじ孔部74が形成されている。
図7は、アジャスト部材71Lの左側面図である。図8は、アジャスト部材71Lを上方から見た平面図である。
図2、図3、図7及び図8に示すように、アジャスト部材71Lは、アジャスター取付溝73の取付面73aに沿って前後に延びるアジャスター外板部75と、後輪支持部36の内側面36bに沿って前後に延びるアジャスター内板部76と、アジャスター外板部75及びアジャスター内板部76の後端同士を車幅方向に連結する後板部77とを備え、平面視では、前端が開放した略コの字状に形成されている。
左側のアーム部31に取り付けられるアジャスト部材71Lには、アジャスター内板部76の前部の上縁から上方に延出するセンサ取付部78が形成されている。
アジャスト部材71Lの前部には、アジャスター外板部75及びアジャスター内板部76を車幅方向に貫通する車軸通し孔79が形成されている。後板部77には、調整用ボルト72が係合する係合孔部77aが形成されている。アジャスター外板部75及びアジャスター内板部76の後部には、肉抜き孔80が形成されている。アジャスター外板部75及びアジャスター内板部76の後部の上縁部及び下縁部には、前後に所定間隔で設けられた複数の溝部からなる目盛り部81が形成されている。
右側のアジャスト部材71Rは、センサ取付部78を備えていない点を除き、アジャスト部材71Lと同様に構成されているため、アジャスト部材71Rの詳細な説明は省略する。
センサ取付部78は、アジャスター内板部76を上方に延長するようにしてアジャスト部材71Lと一体に形成されている。センサ取付部78の上部の外側面には、車輪速センサ92が取り付けられる取付面82が形成されている。取付面82には、車輪速センサ92が挿通されるセンサ支持孔82aと、センサ支持孔82aの前後に設けられる固定孔82b,82bとが形成されている。センサ取付部78において取付面82の下方には、肉抜き孔83が複数形成されている。
アジャスト部材71L,71Rは、後方側からアジャスター外板部75をアジャスター取付溝73に差し込むようにして後輪支持部36に組み付けられる。この状態では、後輪支持部36の取付面73a(図2)及び内側面36bは、アジャスター外板部75とアジャスター内板部76とによって挟まれる。アジャスト部材71L,71Rは、車軸通し孔79が後輪支持部36の車軸孔37に連通するように配置される。
図2及び図4に示すように、調整用ボルト72は、頭部72aと、調整用ねじ孔部74に螺合されるねじ部72bと、頭部72aとねじ部72bとの間に形成されるフランジ部72cとを備える。調整用ボルト72は、フランジ部72cが後面36cから所定間隔だけ離間した状態で取り付けられる。
アジャスト部材71L,71Rは、後板部77の内面が調整用ボルト72のフランジ部72cに後方から当接することで前後の位置を規制される。調整用ボルト72の頭部72aは、後板部77の係合孔部77aに挿通され、後板部77の後方に露出する。
図9は、図4のIX−IX断面図である。
図4及び図9を参照し、スプロケット支持部材60の取付部62の外側面には、外周部を周方向に亘って一段窪ませた環状段部62aが形成されている。リング状に形成されたドリブンスプロケット17は、環状段部62aに嵌めこまれ、内周側の周縁部に挿通される複数のスプロケット固定ボルト68によってスプロケット支持部材60に締結される。詳細には、スプロケット固定ボルト68は、環状段部62aに固定された植え込みボルトであり、ドリブンスプロケット17は、スプロケット固定ボルト68に螺合するナット68aによって固定される。
駆動チェーン19は、ドリブンスプロケット17の外周部に形成された歯部17aに噛み合う。ドリブンスプロケット17は、歯部17aよりも内周側の外側面に段差部17bを有し、歯部17aよりも内周側の板厚が薄く形成されている。
車輪速検出部90のパルサリング91は、ドリブンスプロケット17に共締めされている。パルサリング91は、ドリブンスプロケット17よりも板厚が薄い板材を、曲げ加工及び孔開け加工することで段付きのリング状(環状)に形成される。
パルサリング91は、ドリブンスプロケット17の段差部17bに当接する基部93と、基部93から車幅方向外側に折り曲げられた段部94とを有する。段部94は、基部93から車幅方向外側に突出する外側延出部95と、外側延出部95の端から屈曲してドリブンスプロケット17と略平行に径方向外側に延びる被検出部96とを備える。段部94を設けることで、パルサリング91の剛性が向上する。被検出部96には、車輪速センサ92が検出する孔97が周方向に所定間隔をあけて複数形成されている。
パルサリング91は、基部93に設けられた孔部93aを介してスプロケット固定ボルト68に嵌合され、ナット68aによってドリブンスプロケット17に共締めされる。このため、パルサリング91を固定する特別な部材を設ける必要がなく、構造を簡略化できる。
被検出部96は、車幅方向では、ドリブンスプロケット17の外側面から離間して駆動チェーン19の外側面よりも外側に位置し、径方向では、歯部17aの先端よりも内側に位置する。また、被検出部96の先端は、径方向において、駆動チェーン19の内周面19aと略一致した位置にある。また、被検出部96は、車幅方向において、スプロケット支持部材60の外側面及び固定具であるスプロケット固定ボルト68の端と略一致した位置に設けられている。
アジャスト部材71Lのセンサ取付部78(図9)は、後輪支持部36の内側面36bとカラー67とによって挟まれたアジャスター内板部76からアーム部31の上方に延びる。詳細には、センサ取付部78は、前後方向において車軸16に略一致した位置で上方に真っ直ぐ延出され、センサ支持孔82aがパルサリング91の被検出部96に側面視で重なる高さまで延びている。
車輪速センサ92は、筒状のセンサ本体部92aと、センサ本体部92aの外周部から外側に延びる取り付け板部92bと、センサ本体部92aから引き出されるケーブル92cとを備える。車輪速センサ92は、車軸16の中心を通る鉛直線V上に位置する。
車輪速センサ92は、センサ本体部92aがセンサ支持孔82aに外側から挿入されて支持されるとともに、取り付け板部92bに挿通されるセンサ固定ボルト98,98によって固定孔82b,82bに締結される。この状態では、センサ本体部92aの先端は、被検出部96に対して側面視で重なるとともに車幅方向で近接するため、孔97を良好に検出できる。車輪速センサ92は、センサ取付部78に取り付けられて後輪支持部36の上方且つ後輪支持部36の外側面よりも車幅方向内側に位置する。このため、下方の路面側から跳ね上げられる小石等の異物をスイングアーム11によって遮断でき、車輪速センサ92を保護できる。
また、側面視(図4)では、チェーンカバー21が車輪速センサ92に重なっており、車輪速センサ92は、外側方及び上方をチェーンカバー21によって覆われている。このため、車輪速センサ92をチェーンカバー21で保護できる。
車輪速センサ92の信号は、ケーブル92cを介して自動二輪車1の制御部(不図示)に出力される。車輪速センサ92は、後輪3と一体に回転するパルサリング91の孔97を検出し、例えば、所定時間当たりに検知された孔97の数に基づいて、後輪3の車輪速(回転状態)を算出し、この算出値に基づいて上記ABSシステムは液圧を制御する。
図2に示すように、後輪3、キャリパブラケット53及びスプロケット支持部材60は、車軸16に挿通されて左右の後輪支持部36,36間に狭持されている。詳細には、後輪3、キャリパブラケット53及びスプロケット支持部材60は、車軸16の頭部16aと車軸16の先端に締結される車軸ナット16bとの間に生じる軸方向の圧縮力によって、後輪支持部36,36間に狭持されている。頭部16aは、左側のアジャスト部材71Lのアジャスター外板部75に当接し、車軸ナット16bは、右側のアジャスト部材71Rのアジャスター外板部75に当接する。後輪3は、固定された車軸16に対し、ボールベアリング44a,44b,64を介して回転する。
スイングアーム11、駆動チェーン19、伝達部材アジャスト機構70、後輪ブレーキ50及び車輪速検出部90は、駆動チェーン19の張力の調整が可能且つ車輪速を検出できるとともに後輪ブレーキ50を備えた車輪速検出機構を構成する。
ここで、図2及び図4を参照し、駆動チェーン19の張力の調整について説明する。
駆動チェーン19の張力の調整は、後輪3とともにドリブンスプロケット17を前後に移動させることで行われる。車軸16は車軸通し孔79,79に嵌合されて左右のアジャスト部材71L,71Rに一体化されているため、アジャスト部材71L,71Rを前後にスライドさせることで、車軸16を介して後輪3を前後に移動させることができる。
駆動チェーン19の張力を調整する場合、まず、車軸ナット16bの締結が緩められる。これにより、車軸16の軸方向の圧縮力が解除され、左右のアジャスト部材71L,71R、後輪3、キャリパブラケット53及びスプロケット支持部材60は移動可能となる。
次いで、頭部72aを介して調整用ボルト72を回転させることで、調整用ボルト72のフランジ部72cの位置が後輪支持部36に対して相対移動し、フランジ部72cによるアジャスト部材71L,71Rの位置の規制が変更される。例えば、駆動チェーン19の張力を増加させる場合、各調整用ボルト72を反時計方向に回転させることで、フランジ部72cは後方に移動し、アジャスト部材71L,71Rは各フランジ部72cに押されて図4に矢印Sで示すように後方に移動し、これに伴い、後輪3、ドリブンスプロケット17、パルサリング91及びキャリパブラケット53等は一体に後方へ移動する。ドリブンスプロケット17が後方に移動することで駆動チェーン19の弛みが小さくなり、駆動チェーン19の張力は大きくなる。
アジャスト部材71L,71Rの位置は、目盛り部81と後面36cとの相対的な位置関係により正確に示される。
センサ取付部78は、アジャスト部材71Lに一体に設けられているため、駆動チェーン19の調整の際には、パルサリング91、ドリブンスプロケット17及び後輪3等と一体に移動する。すなわち、センサ取付部78は、駆動チェーン19の調整の際、パルサリング91と一体に移動し、センサ取付部78に取り付けられた車輪速センサ92とパルサリング91との位置関係は一定に保たれる。このため、駆動チェーン19の張力の調整の際に、車輪速センサ92とパルサリング91の位置を調整する必要が無く、メンテナンス性が良い。
また、車輪速センサ92及びパルサリング91は、後輪3の幅方向一側方に配置された後輪ブレーキ50に対して、後輪3を跨いで反対側の後輪3の幅方向他側方に配置されており、後輪ブレーキ50から離れた位置にある。このため、ブレーキディスク51が発熱した場合であっても、この熱がパルサリング91に及ぶことを防止でき、パルサリング91の歪みを防止できる。
さらに、パルサリング91の被検出部96によってドリブンスプロケット17の歯部17aを外側方から覆うため、外側からの異物がドリブンスプロケット17の歯部17a側に侵入することを抑制できる。また、駆動チェーン19側の汚れが車輪速センサ92側に飛ぶことをパルサリング91によって抑制できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、駆動チェーン19の張力を調節可能な伝達部材アジャスト機構70は、張力調整時に後輪3とともに移動するアジャスト部材71Lを備え、車輪速センサ92は、アジャスト部材71Lに取り付けられるため、簡単な構造で車輪速センサ92を設けることができる。これにより、大型部品であるキャリパブラケット53に車輪速センサ92用のセンサ取付孔を設ける必要が無くなり、センサ取付孔による外観への影響を無くすことができるとともに、キャリパブラケット53をセンサ取付孔の有無の仕様毎に作り分ける必要もなくなるため、大型部品の歩留まりを向上できる。また、駆動チェーン19の張力調整時に、車輪速センサ92はアジャスト部材71Lとともに移動するため、車輪速センサ92とパルサリング91との相対位置を調整する必要がなく、メンテナンス性が良い。
また、本第1の実施の形態では、ホイール39に取り付けられたブレーキディスク51を挟むことにより制動力を発生するブレーキキャリパ52を備え、後輪3の幅方向一側方にブレーキディスク51が配置され、後輪3の幅方向他側方にアジャスト部材71及びパルサリング91が配置される。このため、後輪3の幅方向一側方のブレーキディスク51と幅方向他側方のパルサリング91との間の距離を確保でき、ブレーキディスク51の熱がパルサリング91に及ぶことを防止できる。これにより、パルサリング91の周辺の設計にブレーキの熱影響を考慮する必要がなくなり、設計や開発が容易になる。
また、パルサリング91は、駆動チェーン19に回転させられるドリブンスプロケット17とともにホイール39に締結されているため、パルサリング91を簡単な構成で固定でき、部品点数を削減できるとともにメンテナンス性が良い。
また、車輪速センサ92は、ホイール39の車軸16の上側に配置されるため、車輪速センサ92を路面側の外力から保護できる。
さらに、アジャスト部材71Lは、車輪速センサ92が取り付けられるセンサ取付部78まで一体的に形成されているため、車輪速センサ92を簡単な構造でアジャスト部材71Lに取り付けできる。
また、パルサリング91は、車幅方向外側へ折り曲げられた段部94を外周端に有し、段部94の被検出部96の先端は、ドリブンスプロケット17の歯部17aから車幅方向に離間した位置で歯部17aに沿って形成されるため、外側からの異物のドリブンスプロケット17側への侵入をパルサリング91によって抑止できるとともに、駆動チェーン19の汚れが車輪速センサ92に及ぶことを低減できる。さらに、段部94によってパルサリング91の剛性を確保できる。
また、車輪速センサ92は、側面視で駆動チェーン19のチェーンカバー21と重なるため、チェーンカバー21で車輪速センサ92を保護できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、環状駆動力伝達部材として駆動チェーン19を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、環状駆動力伝達部材は、ドライブスプロケットとドリブンスプロケットとの間に巻き掛けられる無端状の駆動ベルトであっても良い。
また、上記第1の実施の形態では、パワーユニットとしてエンジン20を例に挙げて説明したが、これに限らず、パワーユニットは、例えば、モーター(電動機)であっても良い。
また、上記第1の実施の形態では、車輪速センサ92はABSシステムの制御に用いられるものとして説明したが、これに限らず、車輪速センサ92は、車体制御、エンジン制御及びトラクションコントロール等に利用されるものであっても良い。
さらに、上記第1の実施の形態では、被検出部96の先端は、径方向において、駆動チェーン19の内周面19aと略一致した位置にあるものとして説明したが、これに限らず、被検出部96を径方向にさらに延出し、被検出部96で駆動チェーン19の側面を覆う構成としても良い。
[第2の実施の形態]
以下、図10を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
上記第1の実施の形態では、センサ取付部78は、アジャスター内板部76に設けられるものとして説明したが、本第2の実施の形態は、センサ取付部178が、アジャスター外板部75に設けられる点が、上記第1の実施の形態と異なる。
図10は、第2の実施の形態における図4のIX−IX断面図である。
図10に示すように、左側の後輪支持部36に取り付けられるアジャスト部材171Lは、アジャスター外板部75、アジャスター内板部76及び後板部77(図2)を備え、アジャスター外板部75には、後輪支持部36の上方に延びるセンサ取付部178が一体に設けられている。
センサ取付部178は、後輪支持部36の上面に形成されたスリット36dを通って上方に延びる。
センサ取付部178は、アジャスター外板部75の上縁からスリット36dを通って上方に延びる上方延出部178aと、上方延出部178aの上端から車幅方向内側に屈曲されてパルサリング91側に延びる屈曲部178bと、屈曲部178bの端からパルサリング91に沿うように上方に延びる取付面182とを備える。取付面182は、センサ支持孔82a及び固定孔82b,82b(図7)を備え、車輪速センサ92は取付面182に固定されて被検出部96に対向する。
第2の実施の形態によれば、車輪速センサ92は、アジャスト部材171Lに取り付けられるため、簡単な構造で車輪速センサ92を設けることができる。また、ブレーキディスク51とパルサリング91との間の距離を後輪3を跨いで確保できるため、ブレーキディスク51の熱がパルサリング91に及ぶことを防止できる。また、張力調整時に、車輪速センサ92は、パルサリング91と一体に移動するアジャスト部材171Lとともに移動するため、車輪速センサ92とパルサリング91との相対位置を調整する必要がなく、メンテナンス性が良い。
3 後輪
11 スイングアーム(リヤアーム)
16 車軸
17 ドリブンスプロケット(スプロケット)
17a 歯部
19 駆動チェーン(環状駆動力伝達部材)
20 エンジン(パワーユニット)
21 チェーンカバー(カバー)
31 アーム部
39 ホイール(車輪)
51 ブレーキディスク
52 ブレーキキャリパ
70 伝達部材アジャスト機構
71L,171L アジャスト部材
78,178 センサ取付部
91 パルサリング
92 車輪速センサ
94 段部
96 被検出部
F 車体フレーム(車体)

Claims (6)

  1. 車体(F)に揺動可能に支持され後輪側方まで延びるアーム部(31)を備え、後端で後輪(3)を回転可能に支持するリヤアーム(11)と、パワーユニット(20)からの駆動力を前記後輪(3)に伝達する環状駆動力伝達部材(19)と、前記環状駆動力伝達部材(19)の張力を調節可能な伝達部材アジャスト機構(70)と、車輪(39)とともに回転するパルサリング(91)と、当該パルサリング(91)に形成された被検出部(96)を検出する車輪速センサ(92)とを備える車輪速検出機構であって、
    前記伝達部材アジャスト機構(70)は、張力調整時に前記後輪(3)とともに移動するアジャスト部材(71L,171L)を備え、
    前記車輪速センサ(92)は、前記アジャスト部材(71L,171L)に取り付けられ
    前記パルサリング(91)は、前記環状駆動力伝達部材(19)に回転させられるスプロケット(17)とともに前記車輪(39)に締結されていることを特徴とする車輪速検出機構。
  2. 前記車輪(39)に取り付けられたブレーキディスク(51)を挟むことにより制動力を発生するブレーキキャリパ(52)を備え、
    前記後輪(3)の幅方向一側方に前記ブレーキディスク(51)が配置され、前記後輪(3)の幅方向他側方に前記アジャスト部材(71L,171L)及び前記パルサリング(91)が配置されることを特徴とする請求項1記載の車輪速検出機構。
  3. 前記車輪速センサ(92)は、前記車輪(39)の車軸(16)の上側に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の車輪速検出機構。
  4. 前記アジャスト部材(71L,171L)は、前記車輪速センサ(92)が取り付けられるセンサ取付部(78,178)まで一体的に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車輪速検出機構。
  5. 前記パルサリング(91)は、車幅方向外側へ折り曲げられた段部(94)を外周端に有し、当該段部(94)の先端は、前記スプロケット(17)の歯部(17a)から車幅方向に離間した位置で前記歯部(17a)に沿って形成されることを特徴とする請求項からのいずれかに記載の車輪速検出機構。
  6. 前記車輪速センサ(92)は、側面視で前記環状駆動力伝達部材(19)のカバー(21)と重なることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の車輪速検出機構。
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