JP2020200006A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハブにダンパー部材を備える鞍乗り型車両において、抵抗機構の減衰力の設定の自由度を向上する。【解決手段】動力伝達部材によって駆動されるスプロケット58と、スプロケット58を支持するとともに、ホイール50に接続されるスプロケット支持部材57と、ホイール50のハブ53に設けられる凹部56bに収納され、ハブ53とスプロケット支持部材57との間に介装されるダンパー部材59とを備え、ハブ53とスプロケット支持部材57との相対回転によってダンパー部材59は変形し、ハブ53とスプロケット支持部材57との相対回転を減衰する抵抗機構80が設けられる鞍乗り型車両において、スプロケット支持部材57は、ハブ53の外周56cを径方向外側から覆う延出部67を備え、延出部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に抵抗機構80が配置される。【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、鞍乗り型車両において、パワーユニットの動力を駆動輪のホイールに伝達する動力伝達部材と、動力伝達部材によって駆動されるスプロケットと、スプロケットを支持するとともに、ホイールに接続されるスプロケット支持部材と、ホイールのハブに設けられる凹部に収納され、ハブとスプロケット支持部材との間に介装されるダンパー部材とを備え、ハブとスプロケット支持部材との相対回転によってダンパー部材が変形するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ハブとスプロケット支持部材との相対回転を減衰する抵抗機構が設けられる。この抵抗機構は、ハブの軸方向においてスプロケット支持部材とハブとの間に介装される摩擦板によって構成される。
実開昭58−064596号公報
しかしながら、上記従来の鞍乗り型車両では、ハブの軸方向においてスプロケット支持部材とハブとの間に摩擦板を設けるため、摩擦板の枚数や摩擦版の形状の制約が大きく、抵抗機構による減衰力の設定の自由度が低い。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ハブにダンパー部材を備える鞍乗り型車両において、抵抗機構の減衰力の設定の自由度を向上することを目的とする。
鞍乗り型車両は、パワーユニット(11)の動力を駆動輪(3)のホイール(50)に伝達する動力伝達部材(33)と、前記動力伝達部材(33)によって駆動されるスプロケット(58)と、前記スプロケット(58)を支持するとともに、前記ホイール(50)に接続されるスプロケット支持部材(57)と、前記ホイール(50)のハブ(53)に設けられる凹部(56b)に収納され、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との間に介装されるダンパー部材(59)とを備え、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転によって前記ダンパー部材(59)は変形し、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転を減衰する抵抗機構(80)が設けられる鞍乗り型車両において、前記スプロケット支持部材(57)は、前記ハブ(53)の外周(56c)を径方向外側から覆う延出部(67)を備え、前記延出部(67)の内周(67a)と前記ハブ(53)の前記外周(56c)との間に前記抵抗機構(80)が配置されることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記抵抗機構(80)は、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転に伴って互いに相対回転する複数の摩擦板(81)を備えても良い。
また、上述の構成において、複数の前記摩擦板(81)は、前記ハブ(53)に支持されるハブ側摩擦板(84)と、前記スプロケット支持部材(57)の前記延出部(67)に支持されるスプロケット側摩擦板(85)とを備えても良い。
さらに、上述の構成において、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に設けられる外周側支持部(60)に支持され、前記スプロケット側摩擦板(85)は、前記延出部(67)の前記内周(67a)に設けられる内周側支持部(87)に支持されても良い。
また、上述の構成において、前記スプロケット側摩擦板(85)及び前記ハブ側摩擦板(84)は、交互に並べて配置され、前記スプロケット側摩擦板(85)は、前記ハブ側摩擦板(84)よりも一枚多く設けられても良い。
また、上述の構成において、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に嵌合するリング状であり、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ側摩擦板(84)の内周部(84a)から径方向内側に突出する内側爪部(88)を備え、前記外周側支持部(60)は、車幅方向に延びる溝(60a)であり、前記内側爪部(88)は、前記溝(60a)に係合し、前記溝(60a)は、車幅方向外側に開放していても良い。
また、上述の構成において、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に嵌合するリング状であり、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ側摩擦板(84)の内周部(84a)から径方向内側に突出する内側爪部(88)を備え、前記外周側支持部(60)は、前記内側爪部(88)が係合する溝(60a)であり、前記凹部(56b)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に対し径方向内側で、前記ハブ(53)の周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、前記溝(60a)は、前記ハブ(53)の周方向において複数の前記凹部(56b)の間に配置されても良い。
また、上述の構成において、複数の前記摩擦板(81)が前記ハブ(53)の軸方向に互いに密着するように前記摩擦板(81)を付勢する付勢部材(82)が、前記延出部(67)の前記内周(67a)と前記ハブ(53)の前記外周(56c)との間に設けられても良い。
さらに、上述の構成において、前記付勢部材(82)は、前記延出部(67)の前記内周(67a)に着脱可能に係合するクリップ部材(83)と前記摩擦板(81)との間で圧縮されても良い。
また、上述の構成において、前記スプロケット(58)を前記スプロケット支持部材(57)に固定する固定ボルト(68)が設けられ、前記固定ボルト(68)は、前記スプロケット支持部材(57)から車幅方向外側に突出して前記スプロケット(58)を支持するボルト部(68a)と、前記凹部(56c)内に延出して前記ダンパー部材(59)に当接するダンパー当接部(68b)とを備えても良い。
鞍乗り型車両は、パワーユニットの動力を駆動輪のホイールに伝達する動力伝達部材と、動力伝達部材によって駆動されるスプロケットと、スプロケットを支持するとともに、ホイールに接続されるスプロケット支持部材と、ホイールのハブに設けられる凹部に収納され、ハブとスプロケット支持部材との間に介装されるダンパー部材とを備え、ハブとスプロケット支持部材との相対回転によってダンパー部材は変形し、ハブとスプロケット支持部材との相対回転を減衰する抵抗機構が設けられ、スプロケット支持部材は、ハブの外周を径方向外側から覆う延出部を備え、延出部の内周とハブの外周との間に抵抗機構が配置される。
この構成によれば、抵抗機構がスプロケット支持部材の延出部の内周とハブの外周との間に配置されるため、抵抗機構の形状及び配置の自由度が高い。このため、抵抗機構の減衰力の設定の自由度を向上できる。
また、上述の構成において、抵抗機構は、ハブとスプロケット支持部材との相対回転に伴って互いに相対回転する複数の摩擦板を備えても良い。
この構成によれば、延出部の内周とハブの外周との間に、摩擦板を高い自由度で配置できる。このため、摩擦板の摩擦力を調整し易く、抵抗機構の減衰力の設定の自由度を向上できる。
また、上述の構成において、複数の摩擦板は、ハブに支持されるハブ側摩擦板と、スプロケット支持部材の延出部に支持されるスプロケット側摩擦板とを備えても良い。
この構成によれば、ハブ側摩擦板とスプロケット側摩擦板との相対回転によって摩擦を発生させることができ、効果的に減衰力を発生させることができる。
さらに、上述の構成において、ハブ側摩擦板は、ハブの外周に設けられる外周側支持部に支持され、スプロケット側摩擦板は、延出部の内周に設けられる内周側支持部に支持されても良い。
この構成によれば、簡単な構造でハブ側摩擦板及びスプロケット側摩擦板を支持でき、抵抗機構をコンパクトに設けることができる。
また、上述の構成において、スプロケット側摩擦板及びハブ側摩擦板は、交互に並べて配置され、スプロケット側摩擦板は、ハブ側摩擦板よりも一枚多く設けられても良い。
この構成によれば、ハブ側摩擦板をスプロケット側摩擦板で挟むことができ、効果的に摩擦を発生させることができる。
また、上述の構成において、ハブ側摩擦板は、ハブの外周に嵌合するリング状であり、ハブ側摩擦板は、ハブ側摩擦板の内周部から径方向内側に突出する内側爪部を備え、外周側支持部は、車幅方向に延びる溝であり、内側爪部は、溝に係合し、溝は、車幅方向外側に開放しても良い。
この構成によれば、ハブ側摩擦板の内周部の内側爪部を、ハブの外周の溝に車幅方向外側から係合させることができ、ハブ側摩擦板をハブに容易に組み付けできる。
また、上述の構成において、ハブ側摩擦板は、ハブの外周に嵌合するリング状であり、ハブ側摩擦板は、ハブ側摩擦板の内周部から径方向内側に突出する内側爪部を備え、外周側支持部は、内側爪部が係合する溝であり、凹部は、ハブの外周に対し径方向内側で、ハブの周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、溝は、ハブの周方向において複数の凹部の間に配置されても良い。
この構成によれば、内側爪部が係合する溝が凹部の配置の邪魔になり難い。このため、凹部を大きくでき、ダンパー部材の容量を大きくできる。また、外周側支持部をハブの径方向にコンパクトに配置でき、ハブの大型化を抑制できる。
また、上述の構成において複数の摩擦板がハブの軸方向に互いに密着するように摩擦板を付勢する付勢部材が、延出部の内周とハブの外周との間に設けられても良い。
この構成によれば、延出部の内周とハブの外周との間に付勢部材をコンパクトに設けることができる。また、付勢部材の設定を調整することで、摩擦によって生じる減衰力を容易に調整できる。
さらに、上述の構成において、付勢部材は、延出部の内周に着脱可能に係合するクリップ部材と摩擦板との間で圧縮されても良い。
この構成によれば、クリップ部材を着脱することで、摩擦板及び付勢部材に容易にアクセスでき、減衰力の調整が容易である。また、摩擦板及び付勢部材を、スプロケット支持部材に係合するクリップ部材によってスプロケット支持部材に保持しておくことができ、抵抗機構をハブに組み付け易い。
また、上述の構成において、スプロケットをスプロケット支持部材に固定する固定ボルトが設けられ、固定ボルトは、スプロケット支持部材から車幅方向外側に突出してスプロケットを支持するボルト部と、凹部内に延出してダンパー部材に当接するダンパー当接部とを備えても良い。
この構成によれば、スプロケットを支持する固定ボルトがダンパー当接部を備えるため、固定ボルトによってダンパー部材を変形させることができる。このため、構造を簡略化できる。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 後輪の左側面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 ダンパーケースの分解斜視図である。 スプロケット支持部材及び抵抗機構の分解斜視図である。 図3における抵抗機構の周辺部を拡大した断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部側に設けられる車両である。自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。パワーユニットは、電動モーターであっても良い。
車体フレーム10は、車幅の中央に位置する単一のヘッドパイプ15と、左右一対のメインフレーム16と、左右一対のダウンフレーム17と、左右一対のピボットフレーム18と、左右一対のシートフレーム(不図示)と、左右一対のガセット19とを備える。
ヘッドパイプ15は、車体フレーム10の前端に設けられ、操舵系12を支持する。
メインフレーム16は、ヘッドパイプ15の上部から後下がりに後方へ延びる。
ダウンフレーム17は、ヘッドパイプ15の下部から後下方に延びる。
ピボットフレーム18は、メインフレーム16の後端部から下方に延びる。
上記シートフレームは、メインフレーム16の後端部から後方へ延び、シート14を支持する。
ガセット19は、メインフレーム16の前端部とダウンフレーム17の前端部とを上下に連結する。ダウンフレーム17の下端部とメインフレーム16の後部とは、前後に延びる連結部20によって連結される。
操舵系12は、ヘッドパイプ15に回動自在に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、左右一対のフロントフォーク21と、上記ステアリングシャフトの上端に固定されて左右のフロントフォーク21の上部を連結するトップブリッジ22と、上記ステアリングシャフトの下端に固定されて左右のフロントフォーク21を連結するボトムブリッジ23と、フロントフォーク21の上部に固定される操向ハンドル24とを備える。
前輪2は、左右のフロントフォーク21の下端部間に渡される前輪車軸2aに軸支される。
スイングアーム13を支持するピボット軸26は、左右のピボットフレーム18間に渡される。
スイングアーム13は、車両前後方向に延びる左右一対のアーム部13a(右側のアーム部13aは不図示)と、左右のアーム部13aの前部を車幅方向(左右方向)に連結するクロスメンバー(不図示)とを備える。
スイングアーム13は、左右のアーム部13aの前端部がピボット軸26によって軸支され、ピボット軸26を中心に上下に揺動自在である。
スイングアーム13には、左右のアーム部13aの後端部を車幅方向に繋ぐ後輪車軸3aが取り付けられる。後輪3は、後輪車軸3aに支持され、左右のアーム部13aの間に位置する。
スイングアーム13は、クッションユニット27を介して車体に連結される。
エンジン11は、メインフレーム16の下方でダウンフレーム17とピボットフレーム18との間に配置され、車体フレーム10に支持される。
エンジン11は、車幅方向に延びるクランク軸(不図示)を収容するクランクケース30と、クランクケース30の前部の上部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。
クランクケース30の後部には、エンジン11の回転を減速して出力する変速機(不図示)が内蔵される。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸32と後輪3との間に掛け渡される動力伝達部材33を介して後輪3に伝達される。後輪3は、動力伝達部材33を介してエンジン11に駆動される駆動輪である。動力伝達部材33は、ここではチェーンであるが、ベルトであっても良い。
エンジン11の排気管34は、シリンダー部31の前面の排気ポートから下方に引き出され、クランクケース30の下方を通って後方に延びる。
エンジン11の吸気系のエアクリーナーボックス35は、エンジン11の上方で左右のメインフレーム16の間に配置される。
燃料タンク37は、メインフレーム16の後部の上方に配置され、車両前後方向では、シート14とエアクリーナーボックス35との間に配置される。
自動二輪車1は、車体を覆う車体外装部品としての車体カバー40を備える。
車体カバー40は、操舵系12の上部及びヘッドパイプ15を前方側から覆うフロントカバー41と、車体フレーム10の前部及びエンジン11を左右の側方から覆う左右一対のサイドカバー42と、エンジン11及び車体フレーム10を下方から覆うアンダーカバー43と、エアクリーナーボックス35を上方から覆うカバー44と、車体の後部を覆うリアカバー45とを備える。
フロントフェンダー49は、フロントフォーク21に支持される。
図2は、後輪3の左側面図である。
後輪3は、後輪車軸3aに支持されるホイール50と、ホイール50に取り付けられるタイヤ51とを備える。
ホイール50は、側面視で円環状のリム52と、リム52の中心に配置されるハブ53と、リム52とハブ53とを接続する複数のスポーク54とを備える。
タイヤ51は、リム52の外周部に取り付けられる。
図3は、図2のIII−III断面図である。
図2及び図3を参照し、ハブ53は、車幅方向に延びる筒状部材である。ホイール50は、ハブ53の筒内に挿通される後輪車軸3aを中心に回転する。
ハブ53は、スポーク54を介してリム52に接続される筒状のハブ本体55と、ハブ本体55における車幅方向の一側面(左側面)に固定されるダンパーケース56とを備える。
ハブ本体55における車幅方向の他側面(右側面)には、後輪3のブレーキ装置のブレーキディスク(不図示)が固定される。
ダンパーケース56の外側面には、スプロケット支持部材57が取り付けられる。動力伝達部材33が接続されるスプロケット58は、スプロケット支持部材57の外側面に固定される。
スプロケット支持部材57とハブ53との間には、スプロケット支持部材57とハブ53との相対回転を減衰する抵抗機構80が設けられる。
図4は、図2のIV−IV断面図である。図5は、ダンパーケース56の分解斜視図である。
図3〜図5を参照し、ダンパーケース56は、ハブ53の軸方向視(車両側面視)では、円板状である。ここで、ハブ53の軸方向は、後輪車軸3aの軸方向に一致する。
ダンパーケース56の中心には、後輪車軸3aが挿通されるケース側車軸孔56aが設けられる。
ダンパーケース56の車幅方向の外側面には、車幅方向内側に凹む凹部56bが複数設けられる。
凹部56bは、ケース側車軸孔56aの周囲に複数設けられる。詳細には、凹部56bは、ハブ53の軸方向視では、ケース側車軸孔56aとダンパーケース56の外周56cとの間において、ハブ53の周方向に略等間隔で複数配置される。凹部56bは、ハブ53の軸方向視では、略円形の穴部であり、車幅方向外側に開口する。
各凹部56bには、ダンパー部材59が収納される。
ダンパー部材59は、エラストマーであり、例えばゴムである。ダンパー部材59は、ハブ53の軸方向視では円形のブロック状であり、孔部59aを中心に備える。
ダンパーケース56の外周56cには、外周側支持部60が複数設けられる。
外周側支持部60は、外周56c上において、ハブ53の周方向に互いに間隔をあけて複数個所に配置される。詳細には、外周側支持部60は、ハブ53の周方向において、複数の凹部56bの間の位置に設けられており、凹部56bを避けた位置に配置される。
各外周側支持部60は、車幅方向に延びる複数の溝60aから成る。溝60aは、ハブ53の軸方向視では、車幅方向外側に開放している。
ダンパーケース56は、ダンパーケース56に車幅方向外側から挿通される複数のケース固定具61によって、ハブ本体55の外側面に締結される。
ダンパーケース56のケース側車軸孔56aの内周部には、ホイールベアリング62と、ホイールベアリング62を軸方向に固定するリテーナー63とが嵌合する。
ホイールベアリング62は、後輪車軸3a側に固定される内輪62aと、ケース側車軸孔56aに固定される外輪62bと、内輪62aと外輪62bとの間に設けられるボール62cとを備える。
ハブ本体55の筒内においてダンパーケース56とは反対側の端部には、ホイールベアリング64(図3)が設けられる。
ハブ本体55の筒内には、ホイールベアリング62,64を軸方向に位置決めする筒部材55aが設けられる。筒部材55aは、内輪62a及びホイールベアリング64の内輪に当接する。リテーナー63は、外輪62bを車幅方向外側から押さえる。
ホイールベアリング62,64及び筒部材55aには、後輪車軸3aが挿通される。ホイール50は、ホイールベアリング62,64を介し、後輪車軸3aに支持される。
図6は、スプロケット支持部材57及び抵抗機構80の分解斜視図である。
図3、図4及び図6を参照し、スプロケット支持部材57は、ハブ53の軸方向視で円板状の側壁部66と、側壁部66の径方向の外縁から車幅方向内側に延出する周壁部67(延出部)とを備える。
側壁部66の中心には、後輪車軸3aが挿通される支持部材側車軸孔66aが設けられる。
側壁部66の外側面において支持部材側車軸孔66aの周囲には、車幅方向外側に一段高くなる環状の座部66bが設けられる。座部66bには、側壁部66を車幅方向に貫通する固定孔66cが設けられる。
固定孔66cは、ハブ53の周方向に略等間隔で複数配置される。詳細には、固定孔66cは、ダンパーケース56の各凹部56b(図4、図5)に対応した位置に設けられており、ハブ53の軸方向視では、各凹部56bに車幅方向外側から重なる。
各固定孔66cには、スプロケット58をスプロケット支持部材57に固定する固定ボルト68(図4)が取り付けられる。
固定ボルト68は、固定孔66cに車幅方向内側から挿通されて固定孔66cから車幅方向外側に突出するボルト部68aと、ダンパーケース56の凹部56b内に延出してダンパー部材59に当接するダンパー当接部68bとを備える。
ダンパー当接部68bは、ボルト部68a及び固定孔66cよりも大径の軸状部であり、車幅方向外側の端部68cが側壁部66の車幅方向の内側面に当接することで、軸方向に固定される。
ダンパー当接部68bは、凹部56b内でダンパー部材59の孔部59aに嵌合することで、ダンパー部材59に接続される。
スプロケット58は、円板状であり、動力伝達部材33に噛み合う歯部58aを外周部に備え、後輪車軸3aが貫通する中心孔58bを中心に備える。スプロケット58は、中心孔58bの周囲に、ボルト部68aが挿通される取付孔58cを複数備える。
スプロケット58は、取付孔58cがボルト部68aに挿通されて車幅方向の内側面が座部66bに当接する。スプロケット58は、ボルト部68aの端部に締結されるナット69によって座部66bに固定される。
スプロケット支持部材57の側壁部66は、ダンパーケース56の外側面を車幅後方外側から覆い、凹部56b及びダンパー部材59を隠す。
側壁部66は、ダンパーケース56の外周56cよりも径方向外側に延出する。側壁部66の径方向の外縁からハブ本体55側に向けて車幅方向内側に延びる周壁部67は、ダンパーケース56の外周56cよりも径方向外側に位置し、外周56cを径方向外側から覆う。周壁部67は、外周56cの周囲を一周する環状部である。
スプロケット支持部材57の支持部材側車軸孔66aの内周部には、ベアリング70と、ベアリング70を軸方向に固定するリテーナー71とが嵌合する。
ベアリング70は、後輪車軸3a側に固定される内輪70aと、支持部材側車軸孔66aに固定される外輪70bと、内輪70aと外輪70bとの間に設けられるボール70cとを備える。ベアリング70は、径方向及び軸方向の荷重を受けることが可能なアンギュラベアリングである。リテーナー71は、外輪70bを車幅方向外側から押さえる。
後輪車軸3a上には、ホイールベアリング62とベアリング70との間に第1カラー72が設けられる。
また、後輪車軸3a上には、ベアリング70とアーム部13aの内側面との間に、第2カラー73、及び第3カラー74が設けられる。
第1カラー72、第2カラー73、及び第3カラー74は、後輪車軸3aの外周に嵌合する筒状部材である。
後輪車軸3aは、左右のアーム部13aの後端部の車軸孔13bにそれぞれ挿通される。
後輪車軸3aは、一方のアーム部13aを車幅方向外側から押圧するフランジ部3bを一端に備える。後輪車軸3aの他端のねじ部には、他方のアーム部13a(不図示)を車幅方向外側から押圧するナット(不図示)が締結される。上記ナットの締結により、ホイールベアリング64、筒部材55a、ホイールベアリング62、第1カラー72、ベアリング70、第2カラー73、及び第3カラー74を軸方向に圧縮する軸力が発生する。この軸力により、ホイールベアリング64、ホイールベアリング62、及びベアリング70は、後輪車軸3a上に固定される。
詳細には、ホイールベアリング62は、内輪62aが筒部材55aと第1カラー72とに挟まれることで軸方向に位置決めされる。
また、ベアリング70は、内輪70aが第1カラー72と第2カラー73とに挟まれることで軸方向に位置決めされる。
ベアリング70に支持されるスプロケット支持部材57は、ベアリング70を介して軸方向に位置決めされる。
図3及び図4に示すように、抵抗機構80は、スプロケット支持部材57の周壁部67の内周67aとハブ53のダンパーケース56の外周56cとの間に配置される。
図7は、図3における抵抗機構80の周辺部を拡大した断面図である。
図3、図6及び図7を参照し、抵抗機構80は、複数の摩擦板81と、複数の摩擦板81を互いに密着させる付勢部材82と、摩擦板81及び付勢部材82の位置を規制するクリップ部材83とを備える。
摩擦板81は、ダンパーケース56の外周56cの外側、且つ、スプロケット支持部材57の周壁部67の内周67aの内側で、ハブ53の軸方向に複数枚重ねて配置される。
摩擦板81は、ハブ53のダンパーケース56に支持される複数のハブ側摩擦板84と、スプロケット支持部材57の周壁部67に支持される複数のスプロケット側摩擦板85とを備える。
スプロケット側摩擦板85は、内径がダンパーケース56の外周56cよりも大きなリングである。スプロケット側摩擦板85の内周部85aには、ダンパーケース56が挿通される。
スプロケット側摩擦板85の外周部には、径方向外側に突出する外側爪部86が複数設けられる。
外側爪部86は、スプロケット側摩擦板85の外周部上において、ハブ53の周方向に互いに間隔をあけて複数個所に配置される。各外側爪部86は、ハブ53の周方向に連なって設けられる複数の突起86aから成る。
スプロケット側摩擦板85は、スプロケット支持部材57の周壁部67の内側に収納される。
周壁部67の内周67aには、スプロケット側摩擦板85の外側爪部86が係合する内周側支持部87が複数設けられる。内周側支持部87は、内周67a上において、ハブ53の周方向に互いに間隔をあけて複数個所に配置される。
内周側支持部87は、内周67a上を車幅方向に延びる複数の溝87aから成る。溝87aは、車幅方向内側に開放している。溝87aには突起86aが係合する。
ハブ側摩擦板84は、スプロケット側摩擦板85と共に、スプロケット支持部材57の周壁部67の内側に収納される。
ハブ側摩擦板84は、内径がダンパーケース56の外周56cよりも大きなリングである。ハブ側摩擦板84の内周部84aには、ダンパーケース56が挿通される。
ハブ側摩擦板84の内周部84aには、径方向内側に突出してダンパーケース56の外周側支持部60に係合する内側爪部88が複数設けられる。
内側爪部88は、ハブ側摩擦板84の内周部84a上において、ハブ53の周方向に互いに間隔をあけて複数個所に配置される。各内側爪部88は、ハブ53の周方向に連なって設けられる複数の突起88aから成る。突起88aは、溝60aに係合する。
スプロケット側摩擦板85及びハブ側摩擦板84は、ハブ53の軸方向に交互に重ねた状態で、スプロケット支持部材57の周壁部67の内側に収納される。
詳細には、一枚のスプロケット側摩擦板85がスプロケット側摩擦板85の側壁部66の内側面側に配置され、このスプロケット側摩擦板85に重ねるようにしてハブ側摩擦板84及びスプロケット側摩擦板85が交互に配置される。
摩擦板81の内、最も車幅方向外側に配置される摩擦板及び最も車幅方向内側に配置される摩擦板は、共にスプロケット側摩擦板85である。すなわち、スプロケット側摩擦板85は、ハブ側摩擦板84よりも一枚多く設けられる。
スプロケット側摩擦板85は、ハブ側摩擦板84をスプロケット側摩擦板85の板厚方向の両側から挟んで狭持する。スプロケット側摩擦板85は金属板であり、金属によって構成される接触面でハブ側摩擦板84を狭持する。スプロケット側摩擦板85の上記接触面によって挟まれるハブ側摩擦板84の側面部には、スプロケット側摩擦板85の上記接触面よりも摩擦係数が大きい摩擦部が設けられる。
ハブ側摩擦板84は、内側爪部88を介してダンパーケース56の外周側支持部60に係合しているため、ダンパーケース56と一体に回転する。すなわち、ハブ側摩擦板84は、ホイール50と一体に回転する。
スプロケット側摩擦板85は、外側爪部86を介してスプロケット支持部材57の内周側支持部87に係合しているため、スプロケット支持部材57と一体に回転する。
このため、スプロケット支持部材57とホイール50(ダンパーケース56)とが相対回転する場合、スプロケット側摩擦板85とハブ側摩擦板84との間にも相対回転が生ずる。
クリップ部材83は、周壁部67の内周67aにおいて、摩擦板81よりも車幅方向内側の位置に配置される。クリップ部材83は、サークリップであり、内周67aに形成された係合溝67bに係合する。クリップ部材83は、係合溝67bに着脱可能に係合する。
クリップ部材83は、リング状であり、ダンパーケース56は、クリップ部材83の内周部に通される。
付勢部材82は、周壁部67の内周67aとダンパーケース56の外周56cとの間に配置される。
付勢部材82は、周壁部67の内側において、最も車幅方向内側に配置される摩擦板81であるスプロケット側摩擦板85とクリップ部材83との間に圧縮された状態で配置されるばねである。ここでは、付勢部材82は、皿ばねである。クリップ部材83と付勢部材82との間には、リング状のワッシャー89が介装される。
付勢部材82は、リング状であり、ダンパーケース56は、付勢部材82の内周部に通される。
付勢部材82は、摩擦板81を車幅方向外側に押圧することで、複数の摩擦板81をハブ53の軸方向に互いに密着させる。摩擦板81は、付勢部材82と側壁部66との間で圧縮される。付勢部材82を異なるばね定数のものに変更することで、摩擦板81で生じる摩擦力を容易に調整できる。
スプロケット支持部材57をホイール50に取り付ける際には、スプロケット支持部材57に対し、スプロケット側摩擦板85、ハブ側摩擦板84、付勢部材82、ワッシャー89、及びクリップ部材83を組み付けた小組体が用意される。
そして、車幅方向外側に開放した外周側支持部60に内側爪部88を車幅方向外側から挿入するようにして、上記小組体がダンパーケース56の外周56cに組み付けられる。このため、スプロケット支持部材57及び抵抗機構80を容易にホイール50に取り付けできる。
また、上記小組体をホイール50に取り付ける際には、スプロケット支持部材57の固定ボルト68のダンパー当接部68bも、ダンパー部材59の孔部59aに組み付けられる。
スプロケット支持部材57は、固定ボルト68及びダンパー部材59を介してダンパーケース56に接続されており、スプロケット支持部材57とホイール50との間のトルクの伝達は、固定ボルト68及びダンパー部材59を介して行われる。
また、スプロケット支持部材57は、抵抗機構80を介してダンパーケース56に接続されており、スプロケット支持部材57とホイール50との間のトルクの伝達は、抵抗機構80を介しても行われる。
自動二輪車1が一定速度で走行している場合等、スプロケット支持部材57とホイール50との間のトルクの変動が小さい場合には、スプロケット支持部材57とホイール50とは一体に回転する。
自動二輪車1の加速、減速、及び変速機による変速等によってスプロケット支持部材57とホイール50との間に大きなトルク変動が生じる場合、スプロケット支持部材57とホイール50とは相対回転する。
スプロケット支持部材57とホイール50とが相対回転する場合、ダンパー部材59がダンパー当接部68bと凹部56bとの間でホイール50の周方向に圧縮されて変形する。スプロケット支持部材57とホイール50との相対回転の量は、ダンパー部材59の変形量に対応する。
これにより、スプロケット支持部材57とホイール50との間のトルク変動による衝撃をダンパー部材59の変形によって吸収でき、スプロケット58や動力伝達部材33等の駆動系の部品に作用する負荷を低減できる。
また、スプロケット支持部材57とホイール50とが相対回転する場合、抵抗機構80のスプロケット側摩擦板85とハブ側摩擦板84とが相対回転し、スプロケット側摩擦板85とハブ側摩擦板84との間に発生する摩擦によって、スプロケット支持部材57とホイール50との相対回転が減衰される。
これにより、スプロケット支持部材57とホイール50との間のトルク変動による衝撃を、抵抗機構80の摩擦による抵抗によって減衰させることができ、スプロケット58や動力伝達部材33等の駆動系の部品に作用する負荷を低減できる。
抵抗機構80は、スプロケット支持部材57の周壁部67の内周67aとダンパーケース56の外周56cとの間に配置されるため、スプロケット側摩擦板85及びハブ側摩擦板84の径及び厚さ等のサイズの選択の自由度、及び、スプロケット側摩擦板85及びハブ側摩擦板84の枚数の選択の自由度が高い。このため、抵抗機構の減衰力の設定の自由度が高い。
また、付勢部材82をばね定数が異なるものに交換することで、抵抗機構80で発生する減衰力を容易に変更できる。
スプロケット支持部材57は、ベアリング70を介してハブ53の軸方向に位置決めされ、付勢部材82は、スプロケット支持部材57の周壁部67に支持される。これにより、付勢部材82が発生する付勢力は、スプロケット58に作用する負荷の影響を受け難い。このため、付勢部材82によってスプロケット側摩擦板85及びハブ側摩擦板84を適切に付勢でき、効果的に摩擦を発生させることができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1は、パワーユニットであるエンジン11の動力を後輪3のホイール50に伝達する動力伝達部材33と、動力伝達部材33によって駆動されるスプロケット58と、スプロケット58を支持するとともに、ホイール50に接続されるスプロケット支持部材57と、ホイール50のハブ53に設けられる凹部56bに収納され、ハブ53とスプロケット支持部材57との間に介装されるダンパー部材59とを備え、ハブ53とスプロケット支持部材57との相対回転によってダンパー部材59は変形し、ハブ53とスプロケット支持部材57との相対回転を減衰する抵抗機構80が設けられ、スプロケット支持部材57は、ハブ53の外周56cを径方向外側から覆う周壁部67を備え、周壁部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に抵抗機構80が配置される。
この構成によれば、抵抗機構80がスプロケット支持部材57の周壁部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に配置されるため、抵抗機構80の形状及び配置の自由度が高い。このため、抵抗機構80の減衰力の設定の自由度を向上できる。
また、抵抗機構80は、ハブ53とスプロケット支持部材57との相対回転に伴って互いに相対回転する複数の摩擦板81を備える。
この構成によれば、周壁部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に、摩擦板81を高い自由度で配置できる。このため、摩擦板81の摩擦力を調整し易く、抵抗機構80の減衰力の設定の自由度を向上できる。
また、複数の摩擦板81は、ハブ53に支持されるハブ側摩擦板84と、スプロケット支持部材57の周壁部67に支持されるスプロケット側摩擦板85とを備える。
この構成によれば、ハブ側摩擦板84とスプロケット側摩擦板85との相対回転によって摩擦を発生させることができ、効果的に減衰力を発生させることができる。
さらに、ハブ側摩擦板84は、ハブ53の外周56cに設けられる外周側支持部60に支持され、スプロケット側摩擦板85は、周壁部67の内周67aに設けられる内周側支持部87に支持される。
この構成によれば、簡単な構造でハブ側摩擦板84及びスプロケット側摩擦板85を支持でき、抵抗機構80をコンパクトに設けることができる。
また、スプロケット側摩擦板85及びハブ側摩擦板84は、交互に並べて配置され、スプロケット側摩擦板85は、ハブ側摩擦板84よりも一枚多く設けられる。
この構成によれば、ハブ側摩擦板84をスプロケット側摩擦板85で挟むことができ、効果的に摩擦を発生させることができる。
また、ハブ側摩擦板84は、ハブ53の外周56cに嵌合するリング状であり、ハブ側摩擦板84は、ハブ側摩擦板84の内周から径方向内側に突出する内側爪部88を備え、外周側支持部60は、車幅方向に延びる溝60aであり、内側爪部88は、溝60aに係合し、溝60aは、車幅方向外側に開放している。
この構成によれば、ハブ側摩擦板84の内周の内側爪部88を、ハブ53の外周56cの溝60aに車幅方向外側から係合させることができ、ハブ側摩擦板84をハブ53に容易に組み付けできる。
また、ハブ側摩擦板84は、ハブ53の外周56cに嵌合するリング状であり、ハブ側摩擦板84は、ハブ側摩擦板84の内周部84aから径方向内側に突出する内側爪部88を備え、外周側支持部60は、内側爪部88が係合する溝60aであり、凹部56bは、ハブ53の外周56cに対し径方向内側で、ハブ53の周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、溝60aは、ハブ53の周方向において複数の凹部56bの間に配置される。
この構成によれば、内側爪部88が係合する溝60aが凹部56bの配置の邪魔になり難い。このため、凹部56bを大きくでき、ダンパー部材の容量を大きくできる。また、外周側支持部60をハブ53の径方向にコンパクトに配置でき、ハブ53の大型化を抑制できる。
また、複数の摩擦板81がハブ53の軸方向に互いに密着するように摩擦板81を付勢する付勢部材82が、周壁部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に設けられる。
この構成によれば、周壁部67の内周67aとハブ53の外周56cとの間に付勢部材82をコンパクトに設けることができる。また、付勢部材82の設定を調整することで、摩擦によって生じる減衰力を容易に調整できる。
さらに、付勢部材82は、周壁部67の内周67aに着脱可能に係合するクリップ部材83と摩擦板81との間で圧縮される。
この構成によれば、クリップ部材83を着脱することで、摩擦板81及び付勢部材82に容易にアクセスでき、減衰力の調整が容易である。また、摩擦板81及び付勢部材82を、スプロケット支持部材57に係合するクリップ部材83によってスプロケット支持部材57に保持しておくことができ、抵抗機構80をハブ53に組み付け易い。
また、スプロケット58をスプロケット支持部材57に固定する固定ボルト68が設けられ、固定ボルト68は、スプロケット支持部材57から車幅方向外側に突出してスプロケット58を支持するボルト部68aと、凹部56b内に延出してダンパー部材59に当接するダンパー当接部68bとを備える。
この構成によれば、スプロケット58を支持する固定ボルト68がダンパー当接部68bを備えるため、固定ボルト68によってダンパー部材59を変形させることができる。このため、構造を簡略化できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、ハブ53は、ハブ本体55と、ハブ本体55に固定されるダンパーケース56とを備えるものとして説明したが、ハブ53は、ハブ本体55とダンパーケース56とが一体に形成されても良い。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
3 後輪(駆動輪)
11 エンジン(パワーユニット)
33 動力伝達部材
50 ホイール
53 ハブ
56b 凹部
56c 外周
57 スプロケット支持部材
58 スプロケット
59 ダンパー部材
60 外周側支持部
60a 溝
67 周壁部(延出部)
67a 内周
68 固定ボルト
68a ボルト部
68b ダンパー当接部
80 抵抗機構
81 摩擦板
82 付勢部材
83 クリップ部材
84 ハブ側摩擦板
84a 内周部
85 スプロケット側摩擦板
87 内周側支持部
88 内側爪部

Claims (10)

  1. パワーユニット(11)の動力を駆動輪(3)のホイール(50)に伝達する動力伝達部材(33)と、前記動力伝達部材(33)によって駆動されるスプロケット(58)と、前記スプロケット(58)を支持するとともに、前記ホイール(50)に接続されるスプロケット支持部材(57)と、前記ホイール(50)のハブ(53)に設けられる凹部(56b)に収納され、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との間に介装されるダンパー部材(59)とを備え、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転によって前記ダンパー部材(59)は変形し、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転を減衰する抵抗機構(80)が設けられる鞍乗り型車両において、
    前記スプロケット支持部材(57)は、前記ハブ(53)の外周(56c)を径方向外側から覆う延出部(67)を備え、
    前記延出部(67)の内周(67a)と前記ハブ(53)の前記外周(56c)との間に前記抵抗機構(80)が配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記抵抗機構(80)は、前記ハブ(53)と前記スプロケット支持部材(57)との相対回転に伴って互いに相対回転する複数の摩擦板(81)を備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 複数の前記摩擦板(81)は、前記ハブ(53)に支持されるハブ側摩擦板(84)と、前記スプロケット支持部材(57)の前記延出部(67)に支持されるスプロケット側摩擦板(85)とを備えることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に設けられる外周側支持部(60)に支持され、
    前記スプロケット側摩擦板(85)は、前記延出部(67)の前記内周(67a)に設けられる内周側支持部(87)に支持されることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記スプロケット側摩擦板(85)及び前記ハブ側摩擦板(84)は、交互に並べて配置され、前記スプロケット側摩擦板(85)は、前記ハブ側摩擦板(84)よりも一枚多く設けられることを特徴とする請求項3または4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に嵌合するリング状であり、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ側摩擦板(84)の内周部(84a)から径方向内側に突出する内側爪部(88)を備え、
    前記外周側支持部(60)は、車幅方向に延びる溝(60a)であり、前記内側爪部(88)は、前記溝(60a)に係合し、
    前記溝(60a)は、車幅方向外側に開放していることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に嵌合するリング状であり、前記ハブ側摩擦板(84)は、前記ハブ側摩擦板(84)の内周部(84a)から径方向内側に突出する内側爪部(88)を備え、前記外周側支持部(60)は、前記内側爪部(88)が係合する溝(60a)であり、
    前記凹部(56b)は、前記ハブ(53)の前記外周(56c)に対し径方向内側で、前記ハブ(53)の周方向に互いに間隔を開けて複数配置され、
    前記溝(60a)は、前記ハブ(53)の周方向において複数の前記凹部(56b)の間に配置されることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
  8. 複数の前記摩擦板(81)が前記ハブ(53)の軸方向に互いに密着するように前記摩擦板(81)を付勢する付勢部材(82)が、前記延出部(67)の前記内周(67a)と前記ハブ(53)の前記外周(56c)との間に設けられることを特徴とする請求項2から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記付勢部材(82)は、前記延出部(67)の前記内周(67a)に着脱可能に係合するクリップ部材(83)と前記摩擦板(81)との間で圧縮されることを特徴とする請求項8記載の鞍乗り型車両。
  10. 前記スプロケット(58)を前記スプロケット支持部材(57)に固定する固定ボルト(68)が設けられ、
    前記固定ボルト(68)は、前記スプロケット支持部材(57)から車幅方向外側に突出して前記スプロケット(58)を支持するボルト部(68a)と、前記凹部(56c)内に延出して前記ダンパー部材(59)に当接するダンパー当接部(68b)とを備えることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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