JPWO2018109807A1 - 部品装着機 - Google Patents

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Abstract

部品装着機は、それぞれ部品を保持可能な複数の保持具を保持具ごとに昇降させる個別モードと一括して昇降させる一括モードとを選択して実行可能な装着ヘッドと、保持具の数と同数の部品が纏められた一括昇降予定グループを複数記憶する記憶部と、保持具による部品の保持、部品への塗布剤のディップ、及び部品の基板への装着を順に実行する制御部と、を備える。制御部は、一括昇降予定グループ内に保持具保持をスキップする部品が含まれている場合、そのグループの部品保持を禁止し、そのグループ内における保持具保持をスキップしない部品を新グループ内の部品として割り当てる。新グループのディップを、その新グループ内の部品の数が保持具の数と同数である場合は一括モードにより行い、一方、その新グループ内の部品の数が保持具の数よりも少ない場合はその部品割り当てがなされた保持具ごとに個別モードにより行う。

Description

本発明は、部品装着機に関する。
従来、電子部品などの部品を基板に装着する部品装着機が知られている(例えば、特許文献1参照)。部品装着機は、装着ヘッドを備えている。装着ヘッドは、基板の搬送方向及びその搬送方向に直交する方向の水平面内に移動可能である。装着ヘッドは、部品を保持可能なノズルを保持している。装着ヘッドは、ノズルを鉛直方向に移動させることが可能である。装着ヘッドは、部品を保持するフィーダからノズルを用いて部品を保持すると共に、その保持した部品を基板に装着する。
装着ヘッドとしては、複数のノズルを保持するものがある。この複数のノズルを保持する装着ヘッドを備える部品装着機においては、すべてのノズルが部品を保持した後、基板へ装着する前に、それらの部品にはんだペーストやフラックスなどの塗布剤を塗布するディップが行われることがある(例えば、特許文献2参照)。このディップは、ノズルの昇降により、塗布剤を保持する槽の転写面に部品を当接させて、その部品に塗布剤を転写するものである。この部品装着機においては、すべてのノズルが部品を保持した状態で一括して同時に昇降されることで、すべての部品に塗布剤が同時に塗布される。従って、ディップの効率化を図ることができる。
また、1つの基板に、繰り返しパターンで電子部品を装着する複数の割り基板部を形成することがある(例えば、特許文献3参照)。特定の割り基板部が、例えばキズなど何らかの要因を有する場合に、当該特定の割り基板部に部品を装着しないようにすることがある。この場合、当該特定の割り基板部に対応する生産ジョブにスキップ情報を記憶させる。スキップ情報が含まれる生産ジョブにおいては、ノズルが当該部品を吸着せずに、当該部品が対応する割り基板部に装着されないようにする。そして、スキップ情報が含まれない生産ジョブに対応する割り基板部にだけ、部品が装着される。
特開平11−163596号公報 特開2000−188498号公報 特開2013−51307号公報
ところで、部品に塗布剤をディップした後に割り基板部に当該部品を装着する場合には、生産ジョブに従って、すべてのノズルが部品を保持した状態で一括して同時に昇降されることで、すべての部品に塗布剤を同時にディップする。その後に、対応する割り基板部に部品を装着する。
一方、特定の割り基板部に対応する生産ジョブにスキップ情報が含まれている場合には、当該特定の割り基板部に対応するノズルによる部品の保持がスキップされる。部品を保持していないノズルが、部品を保持しているノズルと一緒に、塗布剤の塗布のために一括して同時に昇降されるものとすると、その部品を保持していないノズルに塗布剤が付着するおそれがある。
そこで、ディップによって部品を保持していないノズルに塗布剤が付着するのを回避するためには、部品を保持しているノズルごとに昇降させる各個ディップを実施して、その部品に塗布剤を塗布することが考えられる。この各個ディップによれば、部品を保持していないノズルに塗布剤を付着させることなく、部品を保持しているノズルの部品に塗布剤を塗布することが可能となる。
しかしながら、ディップによって部品を保持していないノズルに塗布剤が付着するのを回避するために、部品を保持しているノズルごとに昇降させる各個ディップが実施されるものとすると、装着ヘッドの有するノズルの数(例えば、4個や8個など)が多く、部品を保持しているノズルの数が多くなるほど、そのディップの開始から終了までに要する時間が長くなってしまう。
本発明は、何らかの要因でノズルへの部品の保持がスキップされるときに、必要な部品すべてに塗布剤を塗布するディップを確実に実行しつつ、できるだけそのディップに要する時間を短くすることが可能な部品装着機を提供することを目的とする。
本明細書は、それぞれ部品を保持可能な複数のノズルを保持し、前記ノズルごとに昇降させる個別モードとすべての前記ノズルを一括して昇降させる一括モードとを選択して実行可能である装着ヘッドと、予め前記ノズルの数と同数の前記部品が一つに纏められたグループを一括昇降予定グループとして複数記憶する記憶部と、前記ノズルによる前記部品の保持、前記部品への塗布剤のディップ、及び前記部品の基板への装着を順に実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記一括昇降予定グループ内に前記ノズルによる保持をスキップする前記部品が含まれていない場合、該一括昇降予定グループにおける前記ディップを前記一括モードにより行う一括ディップ制御部と、前記一括昇降予定グループ内に前記ノズルによる保持をスキップする前記部品が含まれている場合、該一括昇降予定グループにおける前記ノズルによる前記部品の保持を禁止すると共に、該一括昇降予定グループ内における前記ノズルによる保持をスキップしない前記部品を新たなグループ内の部品として割り当てる新グループ割当部と、前記新グループ割当部にて前記新たなグループ内の部品として前記ノズルの数と同数の前記部品が割り当てられた場合、該新たなグループにおける前記ディップを前記一括モードにより行い、一方、前記新たなグループ内の部品として前記ノズルの数と同数の前記部品が割り当てられなかった場合、該新たなグループにおける前記ディップを、割り当てがなされた前記部品を保持した前記ノズルごとに前記個別モードにより行う新グループディップ制御部と、を有する、部品装着機を開示する。
本開示によれば、一括昇降予定グループ内に吸着をスキップする部品が含まれる場合、その一括昇降予定グループ内の吸着をスキップしない部品を新たなグループとして割り当て、その新たなグループに割り当てられた部品の数が吸着ノズルの数と同数であるときにその新たなグループにおける部品への塗布剤のディップを一括モードにより行うことができる。このため、一括昇降予定グループ内の吸着をスキップしない部品への塗布剤のディップが個別モードにより行われるものと比較して、基板に装着するディップが必要な部品すべてのディップに要する時間を短くすることができる。
本発明の一実施形態に係る部品装着機の上面図である。 本実施形態の部品装着機が備えるテープフィーダ及びリールの構成図である。 本実施形態の部品装着機が備える装着ヘッド及び吸着ノズルの構成図である。 ノズル昇降プッシャを軸方向から見た図であって、4個の吸着ノズルを同時に昇降させる場合の姿勢を示す図である。 ノズル昇降プッシャを軸方向から見た図であって、4個の吸着ノズルのうち1個の吸着ノズルのみを昇降させる場合の姿勢を示す図である。 本実施形態の部品装着機を制御する制御システムのブロック図である。 一実施形態として、基板が割り基板部に領域を分割される場合であって、割り基板部に部品が装着される前後の状態を示す図である。 図7における生産ジョブを示す図である。 実施形態の他の例として、基板が割り基板部に領域を分割される場合であって、割り基板部に部品が装着される前後の状態を示す図である。 図9における生産ジョブを示す図である。 一部の割り基板部に部品を装着しない場合において、割り基板部に部品が装着される前後の状態を示す図である。 図11における生産ジョブであって、本実施形態の処理を適用しない場合の比較例を示す。 図11における生産ジョブであって、本実施形態の処理を適用した場合を示す。 本実施形態に実行される制御ルーチンの一例のフローチャートである。 本実施形態の第一の変形形態の生産ジョブであって、図10に示す生産ジョブにおける一部の割り基板部に部品を装着しない場合を示す。 本実施形態の第二の変形形態として、基板が割り基板部に領域を分割される場合であって、割り基板部に部品が装着される前後の状態を示す図である。 図16における生産ジョブであって、本実施形態の処理を適用した場合を示す。
(1.部品装着機の構成)
本発明の一実施形態に係る部品装着機10の構成について、図を参照して説明する。部品装着機10は、電子部品などの部品を保持具を用いて基板に移載する装置であって、基板生産ライン上に設けられる装置である。部品装着機10は、図1に示す如く、基板搬送部12と、部品供給部14と、部品移載部16と、を備えている。
基板搬送部12は、生産対象の回路基板などの基板18を搬送する装置である。基板搬送部12は、一対のガイドレール20と、コンベアベルト22と、クランプ装置24と、を有している。一対のガイドレール20は、間隔を空けて互いに平行に配置されている。ガイドレール20は、搬送方向Xに向けて基板18を案内する。コンベアベルト22は、基板18を載置可能なベルト部材であって、輪転可能に設けられている。基板18は、一対のガイドレール20により案内されつつコンベアベルト22により搬送方向Xに向けて搬送される。クランプ装置24は、搬送方向Xにおける所定の部品装着位置に配設されている。クランプ装置24は、基板18をクランプすることが可能である。基板18は、コンベアベルト22により所定の部品装着位置まで搬送されると、クランプ装置24によって位置決めされる。
部品供給部14は、基板18に装着する部品26を所定の部品移載位置Lまで供給する装置である。部品供給部14は、図2に示す如く、リール30及びテープフィーダ32を有している。リール30及びテープフィーダ32は、部品装着機10に対して着脱可能な載置台34に載置される。載置台34は、複数のリール保持部36と、複数のフィーダ保持部38と、を有している。
各リール保持部36にはそれぞれ、リール30が着脱可能かつ回転可能に保持されている。リール30は、部品26を複数個収容したキャリアテープ40が巻回されている回転体である。キャリアテープ40は、複数個の部品26を収容している。リール30は、部品26の種類ごとに設けられている。各フィーダ保持部38にはそれぞれ、テープフィーダ32が着脱可能に保持されている。テープフィーダ32は、リール保持部36に保持されているリール30に巻回されているキャリアテープ40を送り出す装置である。テープフィーダ32は、スプロケット46と、電動モータ48と、を有している。
キャリアテープ40は、テープ挿入口42への挿入後、ガイドレール44に案内されつつテープフィーダ32本体における所定の部品移載位置L側へ送り出されることが可能である。スプロケット46は、所定の部品移載位置L側に配置されており、テープフィーダ32本体に対して回転可能に軸支されている。スプロケット46の歯は、ガイドレール44に案内されているキャリアテープ40のスプロケット孔に嵌入して係合する。スプロケット46は、電動モータ48の回転により回転駆動される。電動モータ48は、スプロケット46を、キャリアテープ40を所定供給方向(具体的には、テープ挿入口42側から所定の部品移載位置L側への方向)へ送る回転方向に回転駆動させることが可能である。
スプロケット46が電動モータ48により回転駆動されると、キャリアテープ40が、リール30から引き出されつつガイドレール44上を所定供給方向へ送られる。キャリアテープ40は、ガイドレール44の上面におけるスプロケット46に近い位置においてカバーテープが剥離されることで、ベーステープに収容されている部品26を部品移載部16により移載可能な状態となる。部品26は、キャリアテープ40の所定供給方向への送りにより所定の部品移載位置Lに到達した後、部品移載部16により吸着されて、基板18に向けて移載される。
部品移載部16は、所定の部品移載位置Lから部品26を、所定の部品装着位置に位置決めされる基板18に向けて移載する装置である。部品移載部16は、Y軸スライダ50と、X軸スライダ52と、装着ヘッド54と、を有している。
Y軸スライダ50は、ガイドレール56により支持されている。ガイドレール56は、基板搬送部12による基板18の搬送方向Xに直交する方向(以下、直交方向Yと称す。)に延びており、基板搬送部12の上方に配設されている。Y軸スライダ50は、直交方向Yに向けて移動可能である。Y軸スライダ50は、Y軸サーボモータ(図示せず)に接続されている。Y軸スライダ50は、Y軸サーボモータの駆動によりガイドレール56に沿って直交方向Yへ位置移動される。
X軸スライダ52は、Y軸スライダ50に搬送方向Xに向けて移動可能に取り付けられている。X軸スライダ52は、Y軸スライダ50に固定されたX軸サーボモータ(図示せず)に接続されている。X軸スライダ52は、X軸サーボモータの駆動により搬送方向Xへ位置移動される。
X軸スライダ52には、装着ヘッド54が取り付けられている。装着ヘッド54は、図3に示す如く、部品26を吸着可能な吸着ノズル60を保持している。装着ヘッド54は、複数の吸着ノズル60を周方向に等間隔(90°間隔)に保持する。以下、装着ヘッド54は、4個の吸着ノズル60を保持するものとする。各吸着ノズル60は、部品供給部14の所定の部品移載位置Lに位置する部品26を負圧などを用いてノズル先端(具体的には、ノズル下端)に吸着すると共に、その吸着した部品26をその吸着解除により所定の部品装着位置に位置決めされた基板18に装着する保持具である。
装着ヘッド54は、ノズル昇降プッシャ62を備えている。ノズル昇降プッシャ62は、装着ヘッド54に対して、搬送方向X及び直交方向Yの双方に直交する上下方向Zに昇降可能である。更に、ノズル昇降プッシャ62は、上下方向Zに平行な軸まわりに回転可能である。ノズル昇降プッシャ62は、図4及び図5に示す如く、等間隔(90°間隔)に配置された4個の一括昇降部62a,62b,62c,62dと、一括昇降部62a,62b,62c,62dとは異なる角度位置に配置された個別昇降部62eと、を備えている。
図4に示す如く、4個の一括昇降部62a,62b,62c,62dが4個の吸着ノズル60のそれぞれに位置合わせされた状態で、ノズル昇降プッシャ62が昇降されることで、全ての吸着ノズル60が一括して昇降される。一方、図5に示す如く、個別昇降部62eが1個の吸着ノズル60に位置合わせされた状態で、ノズル昇降プッシャ62が昇降されることで、対応する1個の吸着ノズル60が、他の吸着ノズル60とは独立して昇降される。装着ヘッド54は、ノズル昇降プッシャ62が駆動されることにより、すべての吸着ノズル60を一括して昇降させる一括モードと、吸着ノズル60ごとに昇降させる個別モードと、を選択して実行することが可能である。
図1に示す如く、X軸スライダ52には、基板カメラ66が取り付けられている。基板カメラ66は、所定の部品装着位置に位置決めされている基板18の基準マークを上方から撮像して、基板位置基準情報を取得し、又は、所定の部品移載位置Lに到着した部品26を上方から撮像して、部品位置情報を取得する。部品位置情報は、吸着ノズル60への部品26の吸着時にその吸着ノズル60の位置制御や姿勢制御に用いられる。また、基板位置基準情報は、吸着ノズル60に吸着した部品26の基板18への装着時にその吸着ノズル60の位置制御や姿勢制御に用いられる。
部品移載部16の基台には、部品カメラ68が取り付けられている。部品カメラ68は、吸着ノズル60により吸着されている部品26を下方から撮像して、その部品26の姿勢情報などを取得する。この姿勢情報は、装着ヘッド54の吸着ノズル60に吸着した部品26の基板18への装着時にその吸着ノズル60の位置制御や姿勢制御に用いられる。
また、部品移載部16の基台には、ディップ槽70が取り付けられている。ディップ槽70は、部品カメラ68に隣接して設けられている。ディップ槽70は、部品26に塗布する塗布剤を溜める槽である。塗布剤としては、フラックスやはんだペーストや銀ペーストなどがある。
部品装着機10は、制御部80により制御される。具体的には、制御部80には、部品装着機10における、基板搬送部12の駆動部、部品供給部14の駆動部、部品移載部16の駆動部(特に、Y軸スライダ50、X軸スライダ52、ノズル昇降プッシャ62)、基板カメラ66、部品カメラ68などが電気的に接続されている。制御部80は、これらの駆動部などの動作を制御することが可能である。制御部80の制御は、部品装着機10を用いた基板18の生産計画や部品装着機10の稼動状況などに基づいて行われる。尚、生産計画には、複数種類の基板18の生産計画が含まれると共に、その基板18の生産計画に合わせて使用する部品26の種類や数を示した使用計画が含まれる。この生産計画は、逐次更新される。
制御部80には、図6に示す如く、記憶部82が接続されている。記憶部82は、生産ジョブを格納している。生産ジョブは、基板に装着する部品の順序を含む。更に、生産ジョブは、部品に塗布剤をディップする場合において、装着ヘッド54の保持する4個の吸着ノズル60が同時期に保持して塗布剤を塗布する予定である4個の部品26が一つに纏められたグループの情報を含む。以下、このグループを一括昇降予定グループと称す。
一括昇降予定グループは、4個の部品26が纏められた集合体である。一括昇降予定グループ内の4個の部品26同士は、一括モードでのディップ時に下面を同じ高さに位置させるために、上下方向Zに略同じ高さを有する。尚、一括昇降予定グループは、上下方向Zに略同じ高さを有すれば、同種の部品26の集合体であってもよいし、また、異種の部品26の集合体であってもよい。
記憶部82は、一括昇降予定グループを複数記憶している。複数の一括昇降予定グループは、上下方向Zに略同じ高さを有する4個の部品26の集合体として、互いに上下方向Zの高さが異なる集合体同士であってもよいし、互いに上下方向Zの高さが同じ集合体同士であってもよい。これら複数の一括昇降予定グループには、予め定められた使用順序が付されている。
また、上記の記憶部82に格納される生産ジョブは、装着ヘッド54の保持する吸着ノズル60が同時期に保持して塗布剤を塗布する予定である、吸着ノズル60の数(具体的には、4個)よりも少ない数の部品26が一つに纏められたグループの情報を含むことができる。以下、このグループを個別昇降予定グループと称す。
個別昇降予定グループは、特に、その後に使用される部品26がほとんど存在しなくなる生産の終盤に現れる集合体であって、例えば、一つの基板18の生産において使用する部品26の数が4の倍数でないときに一括昇降予定グループに後続する最終グループとして現れる。記憶部82は、個別昇降予定グループが存在する場合は、上記の一括昇降予定グループと一緒にその個別昇降予定グループを記憶する。
尚、個別昇降予定グループは、纏められる部品26同士が上下方向Zに略同じ高さを有する必要はないが、略同じ高さを有するものであってもよい。また、個別昇降予定グループは、纏められる部品26の上下方向Zの高さに応じて複数設けられるものであってもよい。更に、個別昇降予定グループは、上下方向Zの高さが異なる部品26が纏められていてもよい。
(2.部品装着機10の動作)
次に、部品装着機10の動作について説明する。部品装着機10は、基板搬送部12により部品未装着の基板18を所定の部品装着位置まで搬送すると共に、部品供給部14により基板18に装着する部品26を所定の部品移載位置Lまで供給する。そして、その所定の部品移載位置Lにおいて部品移載部16の装着ヘッド54の吸着ノズル60に部品26を吸着し、その吸着後の部品26にディップ槽70の塗布剤を塗布するディップを行い、その後、その塗布剤が塗布された部品26を上記所定の部品装着位置にある基板18に装着する。
部品装着機10は、上記の吸着ノズル60による部品26の吸着、その部品26への塗布剤のディップ、及びその部品26の基板18への装着を順に実行するピックアンドプレースサイクル(以下、PPサイクルと称す。)を複数回に亘って繰り返す。制御部80は、複数の一括昇降予定グループに対応したPPサイクルを繰り返し行うと共に、個別昇降予定グループに対応したPPサイクルを行う。
本実施形態においては、図7に示す如く、1枚の基板18が複数の領域に分割された各割り基板部に、同種の部品Pを装着する場合を例に挙げる。図7の左欄は、部品Pが装着されていない基板18を示しており、図中のA〜Lは、基板18に領域が割り当てられた各割り基板部である。図7の右欄は、部品Pが装着された状態の基板18を示しており、各割り基板部A〜Lに同種の部品Pがそれぞれ装着されている。更に、すべての部品Pは、塗布剤がディップされた後に、対応する割り基板部A〜Lに装着されるものとする。
この場合の生産ジョブは、図8に示す如く、例えば、割り基板部A〜Lの順に、部品Pを装着するものとする。生産ジョブによれば、4個の吸着ノズル60が部品Pをそれぞれ吸着し、4個の吸着ノズル60が部品を保持した状態で同時にディップした後に、それぞれの部品Pを所定の装着位置に装着する。
1PPサイクル目に割り基板部A−Dに対応する4個の部品Pが纏められた一括昇降予定グループが設定されている。同様に、2PPサイクル目に割り基板部E〜Hに対応する4個の部品Pが纏められた一括昇降予定グループが、3PPサイクル目に割り基板部I〜Lに対応する4個の部品Pが纏められた一括昇降予定グループが、それぞれ設定されている。この場合、制御部80は、予定通りであれば、以下の手順でPPサイクルを実行する。
すなわち、制御部80は、1PPサイクル目に4個の吸着ノズル60にて割り基板部A−Dに対応する4個の部品Pを吸着した後、ノズル昇降プッシャ62を図4に示す姿勢に位置決めした状態で上下方向Zに昇降させて4個の吸着ノズル60を一括して昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された4個の部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行い、その塗布剤が塗布された4個の部品Pそれぞれを基板18の対応する割り基板部A−Dに装着する。
そして、制御部80は、2PPサイクル目及び3PPサイクル目も同様に、4個の吸着ノズル60にて割り基板部E〜H(又はI〜L)に対応する4個の部品Pを吸着した後、4個の吸着ノズル60を一括して昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された4個の部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行い、その塗布剤が塗布された4個の部品Pそれぞれを基板18の対応する割り基板部E〜H(又はI〜L)に装着する。
一括モードでの4個の吸着ノズル60の昇降移動量は、吸着ノズル60が吸着する部品Pの上下方向Zの高さに応じて変更されるものであって、一括昇降予定グループごとに予め設定されている。上記した各PPサイクルでの一括モードでのディップは、その一括昇降予定グループの昇降移動量に対応させて昇降されるものである。
かかる処理によれば、割り基板部A〜Lへの12個の部品Pの装着を、装着ヘッド54の4個の吸着ノズル60を用いた3回のPPサイクルで実現することができると共に、一括昇降予定グループ内の4個の部品Pへの塗布剤のディップを、4個の吸着ノズル60を一括モードにより昇降させることで実現することができる。このため、一括昇降予定グループ内の4個の部品Pに塗布剤をディップするのに要する処理時間を短縮することができ、短時間で割り基板部A〜Lに部品Pを装着することができる。
また例えば、図9に示す如く、割り基板部A〜Kに部品Pを装着する場合において、1PPサイクル目に割り基板部A〜Dに対応する4個の部品Pが纏められた一括昇降予定グループが、2PPサイクル目に割り基板部E〜Hに対応する4個の部品Pが纏められた一括昇降予定グループが、3PPサイクル目に割り基板部I〜Kに対応する3個の部品Pが纏められた個別昇降予定グループが、それぞれ設定されているものとする。この場合、制御部80は、予定通りであれば、以下の手順でPPサイクルを実行する。
すなわち、制御部80は、図10に示す如く、1PPサイクル目及び2PPサイクル目に、上記図8に示す例と同様に、吸着ノズル60にて割り基板部A〜D(又はE〜H)に対応する4個の部品Pを吸着した後、ノズル昇降プッシャ62を図4に示す姿勢に位置決めした状態で上下方向Zに昇降させて4個の吸着ノズル60を一括して昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された4個の部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行い、その塗布剤が塗布された4個の部品Pそれぞれを基板18の対応する割り基板部A〜D(又はE〜H)に装着する。
次に、制御部80は、3PPサイクル目に、装着ヘッド54の何れか3個の吸着ノズル60にて割り基板部I〜Kに対応する3個の部品Pを吸着した後、それら3個の部品Pを吸着する3個の吸着ノズル60がそれぞれ昇降されるように、順次、ノズル昇降プッシャ62を図5に示す姿勢に位置決めすると共に、ノズル昇降プッシャ62を上下方向Zに昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された3個の部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行い、その塗布剤が塗布された3個の部品Pそれぞれを基板18の対応する割り基板部I〜Kに装着する。
かかる処理によれば、割り基板部A〜Kへの11個の部品Pの装着を、装着ヘッド54の吸着ノズル60を用いた3回のPPサイクルで実現することができる。このうち2回分のPPサイクルにおける一括昇降予定グループ内の4個の部品Pへの塗布剤のディップを、4個の吸着ノズル60を一括モードにより昇降させることで実現する。残りの1回分のPPサイクルにおける個別昇降予定グループ内の3個の部品Pへの塗布剤のディップを、3個の吸着ノズル60を個別モードにより昇降させることで実現する。
このため、一括昇降予定グループについては一括モードでディップを行うので、4個の部品Pに塗布剤をディップするのに要する処理時間を短縮することができる。また、個別昇降予定グループについては個別モードでディップを行うので、一括モードとは異なり、吸着ノズル60に吸着した部品Pに塗布剤をディップする際に、部品Pを吸着していない残りの吸着ノズル60の先端に塗布剤が付着するのを確実に防止することができ、これにより、先端に付着した塗布剤の除去などで吸着ノズル60の手入れに手間がかかるのを回避することができる。
ところで、当初は図7に示す如く、割り基板部A〜Lに部品Pを装着する予定であったが、図11に示す如く、一部の割り基板部(例えばC,F)がキズなどの何らかの要因を有していたために、当該割り基板部C,Fへの部品Pの装着をスキップして未装着とすることがある。このスキップは、生産ジョブの作成後に生じ、記憶部82に一括昇降予定グループ及び個別昇降予定グループが記憶された後に生じることがある。例えば、図12に示す如く、生産ジョブにおいて、割り基板部C,Fに対応する項目にスキップ情報(図中、記号「S」で示す。)が記録されて、1PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部C及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部Fに対応する部品Pが、未装着部品として選択されて、吸着ノズル60によるその部品Pの吸着がスキップされることがある。
図12に示す如く吸着スキップが行われる状況において、ディップ時に割り基板部C,Fに対応する部品Pを吸着する予定であった吸着ノズル60への塗布剤の付着を防止するためには、1PPサイクル目及び2PPサイクル目における他の部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより実行することが考えられる。
具体的には、制御部80は、1PPサイクル目は、装着ヘッド54の何れか3個の吸着ノズル60にて割り基板部Cに対応する部品Pを除く3個の部品Pを吸着した後、それら3個の部品Pを吸着する3個の吸着ノズル60がそれぞれ昇降されるように、順次、ノズル昇降プッシャ62を位置決めして上下方向に昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された3個の部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行い、その塗布剤が塗布された3個の部品Pそれぞれを基板18の割り基板部A,B,Dに装着する。そして、2PPサイクル目は、装着ヘッド54の何れか3個の吸着ノズル60にて割り基板部Fに対応する部品Pを除く3個の部品Pを吸着した後、それら3個の部品Pを吸着する3個の吸着ノズル60がそれぞれ昇降されるように、順次、ノズル昇降プッシャ62を位置決めして上下方向Zに昇降させる。このように、吸着ノズル60に保持された3個の部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行い、その塗布剤が塗布された3個の部品Pそれぞれを基板18の割り基板部E,G,Hに装着する。かかる構成によれば、ディップ時に割り基板部C,Fに対応する部品Pを吸着する予定であった吸着ノズル60への塗布剤の付着を防止しつつ、保持した部品Pに塗布剤を塗布することができる。
一括モードによる一回のディップと、個別モードによる一回のディップと、で吸着ノズル60の昇降時間はほとんど変わらない。以下、一括モードでも個別モードでも吸着ノズル60の昇降時間を例えば1秒とする。図8に示す予定通り、一括昇降予定グループの部品Pに塗布剤を塗布するディップが一括モードにより実行されるものとすると、1PPサイクル目〜3PPサイクル目についてディップに要する時間が各1秒となるので、3回のPPサイクルにおいてディップに要する総時間が3秒となる。
一方、図12に示す如く吸着スキップが行われる状況において一括昇降予定グループの残りの部品Pに塗布剤を塗布するディップのモードが個別モードであると、1PPサイクル目のディップに要する時間が3秒となり、2PPサイクル目のディップに要する時間が3秒となり、3PPサイクル目のディップに要する時間が1秒となるので、3回のPPサイクルにおいてディップに要する総時間が7秒となる。このため、吸着がスキップされる部品Pを含む一括昇降予定グループの数が多くなるほど、全PPサイクルにおいてディップに要する総時間が長くなり、基板18の割り基板部A〜Lの生産開始から生産終了までの時間が長くなってしまう。
そこで、本実施形態では、制御部80が以下の処理を行うこととしている。すなわち、制御部80は、基板生産時、まず、図14に示すルーチン中のステップS100において、スキップ判別部80aにて、記憶部82に記憶されている一括昇降予定グループ(尚、個別昇降予定グループを含んでもよい。;以下同じ。)に割り当てられている各部品Pについて、吸着ノズル60による吸着がスキップされるか否かを判別する。この判別は、それらの各部品Pの吸着ノズル60による吸着が行われる前に実施される。制御部80は、一括昇降予定グループ内に吸着がスキップされる部品Pが含まれないと判別した場合は、ステップS102において、一括ディップ制御部80bにて、予定通り、記憶部82に記憶されている一括昇降予定グループごとに部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行う。また、個別昇降予定グループがある場合は、個別ディップ制御部80cにて、その個別昇降予定グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行う。
一方、制御部80は、一括昇降予定グループ内に吸着がスキップされる部品Pが含まれると判別した場合は、ステップS104において、新グループ割当部80dにて、その吸着がスキップされる部品Pを含む一括昇降予定グループにおける吸着ノズル60による部品Pの吸着を禁止する。更に、ステップS106において、新グループ割当部80dにて、その一括昇降予定グループ内の吸着がスキップされる部品Pを除く残りの部品Pを、リカバリ部品に設定して、新たな昇降グループ内の部品Pとして割り当てる。
上記の新昇降グループは、リカバリ部品が纏められる集合体であって、この新昇降グループにおいて纏められるリカバリ部品の最大数は、装着ヘッド54が保持する吸着ノズル60の数と同じ数である。リカバリ部品の数が装着ヘッド54が保持する吸着ノズル60の数を超えた場合は、新たに別の新昇降グループが作成される。尚、新昇降グループは、上下方向Zに略同じ高さを有するリカバリ部品が纏められるものであり、各新昇降グループ内の部品Pとして纏められるリカバリ部品の上下方向Zの高さは、新昇降グループ間で互いに同じであってもよいし異なっていてもよい。
上記の如く作成された新昇降グループは、記憶部82に記憶される。新昇降グループは、予め定められている一括昇降予定グループ及び個別昇降予定グループのPPサイクルに後続してPPサイクルが行われるように設定される。新昇降グループにおける一括モードでの4個の吸着ノズル60の昇降移動量は、吸着ノズル60が吸着する部品Pの上下方向Zの高さに応じて変更されるものであって、新昇降グループごとに設定されていてよい。
例えば、図13に示す如く、図12に示す場合と同様に、1PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部C及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部Fに対応する部品Pが未装着部品として選択されて、吸着ノズル60によるその部品Pの吸着がスキップされる。この状況においては、制御部80が、1PPサイクル目及び2PPサイクル目それぞれの一括昇降予定グループにおける吸着ノズル60によるすべての部品Pの吸着を禁止する。更に、1PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部A,B,D及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部E,G,Hに対応する部品Pがリカバリ部品に設定される。制御部80が、当該部品Pを新昇降グループ内の部品Pとして割り当てる。この場合には、リカバリ部品の数が6個であるので、装着ヘッド54における吸着ノズル60の数と同数の4個の部品P(具体的には、割り基板部A,B,D,Eに対応する部品P)を纏めた新昇降グループが4PPサイクル目に設定される。更に、装着ヘッド54における吸着ノズル60の数よりも少ない残りの2個の部品P(具体的には、割り基板部G,Hに対応する部品P)を纏めた新昇降グループが5PPサイクル目に設定される。
制御部80は、上記の如く新昇降グループの設定後、ステップS108において、一括ディップ制御部80b、及び、個別昇降予定グループが存在する場合は個別ディップ制御部80cにて、吸着がスキップされる部品Pを含まない一括昇降予定グループ及び個別昇降予定グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを実行する。そしてその後、新グループディップ制御部80eにて、新昇降グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを実行する。
具体的には、制御部80は、新グループディップ制御部80eにてディップを実行しようとする際、まず、ステップS110において、その新昇降グループ内の部品として装着ヘッド54の有する吸着ノズル60の数と同数の部品Pが割り当てられたか否かを判別する。その結果、新昇降グループ内の部品Pの数が吸着ノズル60の数と同数であると判別した場合は、ステップS112において、その新昇降グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行う。一方、新昇降グループ内の部品Pの数が吸着ノズル60の数よりも少ないと判別した場合は、ステップS114において、その新昇降グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行う。
例えば、図13に示す場合は、1PPサイクル目及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループにおけるPPサイクルを共に禁止した後、3PPサイクル目のPPサイクルを実行し、次いで、4PPサイクル目及び5PPサイクル目のPPサイクルを繰り返し実行する。制御部80は、3PPサイクル目における割り基板部I〜Lに対応する部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行う。制御部は、4PPサイクル目における割り基板部A,B,D,Eに対応する部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行う。最後に、制御部80は、5PPサイクル目における割り基板部G,Hに対応する部品Pへの塗布剤のディップを個別モードにより行う。
この処理によれば、1PPサイクル目及び2PPサイクル目の吸着ノズル60への部品吸着は禁止されるので、1PPサイクル目及び2PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が0秒となり、3PPサイクル目及び4PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が各1秒となり、5PPサイクル目のディップに要する時間が2秒となるので、全PPサイクルにおいてディップに要する総時間が4秒となる。
このように、一括昇降予定グループ内に吸着をスキップする部品Pが含まれる場合、残りの部品Pをリカバリ部品に設定して、そのリカバリ部品を纏めた一括モードによりディップを行い得る新昇降グループを作成するので、その一括昇降予定グループ内の残りの部品Pへの塗布剤のディップが個別モードにより実行されるものと比較して、基板18に装着するディップが必要な部品Pすべてのディップに要する時間を短くすることができる。
従って、本実施形態によれば、何らかの要因で吸着ノズル60への部品Pの吸着がスキップされるときに、必要な部品Pすべてに塗布剤を塗布するディップを確実に実行しつつ、できるだけそのディップに要する時間を短くすることができる。
(3.上記実施形態の効果)
以上、説明したことから明らかなように、本実施形態の部品装着機10は、それぞれ部品Pを保持可能な複数の吸着ノズル60を保持し、吸着ノズル60ごとに昇降させる個別モードとすべての吸着ノズル60を一括して昇降させる一括モードとを選択して実行可能である装着ヘッド54と、予め装着ヘッド54における吸着ノズル60の数と同数の部品Pが一つに纏められたグループを一括昇降予定グループとして複数記憶する記憶部82と、吸着ノズル60による部品Pの吸着、部品Pへの塗布剤のディップ、及び部品Pの基板18への装着を順に実行する制御部80と、を備える。
制御部80は、一括昇降予定グループ内に吸着ノズル60による吸着をスキップする部品Pが含まれていない場合、該一括昇降予定グループにおける部品Pへのディップを一括モードにより行う一括ディップ制御部80bと、一括昇降予定グループ内に吸着ノズル60による吸着をスキップする部品Pが含まれている場合、該一括昇降予定グループにおける吸着ノズル60による部品Pの吸着を禁止すると共に、該一括昇降予定グループ内における吸着ノズル60による吸着をスキップしない部品Pを新たな昇降グループ内の部品として割り当てる新グループ割当部80dと、その新グループ割当部にて新たな昇降グループ内の部品として装着ヘッド54における吸着ノズル60の数と同数の部品Pが割り当てられた場合、該新たな昇降グループにおける部品Pへのディップを一括モードにより行い、一方、新たな昇降グループ内の部品として吸着ノズル60の数と同数の部品Pが割り当てられなかった場合、該新たな昇降グループにおける部品Pへのディップを、割り当てがなされた部品Pを保持した吸着ノズル60ごとに個別モードにより行う新グループディップ制御部80eと、を有する。
この構成によれば、一括昇降予定グループ内に吸着をスキップする部品Pが含まれる場合、その一括昇降予定グループ内の吸着をスキップしない部品Pを新昇降グループとして割り当て、その新昇降グループに割り当てられた部品Pの数が吸着ノズル60の数と同数であるときにその新昇降グループにおける部品Pへの塗布剤のディップを一括モードにより行うことができる。このため、一括昇降予定グループ内の吸着をスキップしない部品Pへの塗布剤のディップが個別モードにより行われるものと比較して、基板18に装着するディップが必要な部品Pすべてのディップに要する時間を短くすることができる。
また、部品装着機10において、記憶部82は、予め装着ヘッド54における吸着ノズル60の数よりも少ない数の部品Pが一つに纏められたグループを個別昇降予定グループとして更に記憶し、制御部80は、個別昇降予定グループにおける部品Pへのディップを個別モードにより行う個別ディップ制御部80cを更に有する。
この構成によれば、装着ヘッド54における吸着ノズル60の数よりも少ない数の部品Pが一つに纏められた個別昇降予定グループがあるときに、その個別昇降予定グループにおける部品Pへのディップを確実に実行することができる。
また、部品装着機10において、制御部80は、一括昇降予定グループにおける吸着ノズル60による吸着前に、該一括昇降予定グループ内に吸着ノズル60による吸着をスキップする部品Pが含まれているか否かを判別するスキップ判別部80aを更に有する。
この構成によれば、一括昇降予定グループにおける吸着ノズル60による部品Pの吸着前に、その一括昇降予定グループ内にその吸着をスキップする部品Pが含まれているか否かを判別することができるので、その一括昇降予定グループ内に吸着をスキップする部品Pが含まれている場合にその一括昇降予定グループに対して一括モードで部品Pへのディップが実行されるのを回避することができる。
また、部品装着機10において、一括昇降予定グループ及び新昇降グループ(更には、個別昇降予定グループを含んでもよい。)として部品Pが一つに纏められるグループは、同種の部品Pが纏められる集合体である。従って、部品装着機10において、一括昇降予定グループ及び新昇降グループ(更には、個別昇降予定グループを含んでもよい。)として部品Pが一つに纏められるグループは、吸着ノズル60の昇降方向に同じ高さを有する部品Pが纏められる集合体となる。
この構成によれば、グループ内の各部品Pの下面を互いに同じ高さに位置させることができるので、一括モードでの各部品Pへのディップを適切に行うことができる。
また、部品装着機10において、一括モードでの吸着ノズル60の昇降移動量は、一括昇降予定グループごとかつ新昇降グループごとに設定されている。この構成によれば、グループごとに一括モードでの吸着ノズル60の昇降移動量を変更することができるので、グループごとの昇降移動量に対応させて一括モードでの各部品Pへのディップを適切に行うことができる。
(4.実施形態の第一の変形形態)
ところで、上記の実施形態においては、一括昇降予定グループ内に吸着がスキップされる部品Pが含まれる場合、その一括昇降予定グループ内の吸着がスキップされる部品Pを除く残りの、吸着がスキップされない部品Pを、個別昇降予定グループとは別に新規に作成される新昇降グループ内の部品Pとして割り当てることとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、記憶部82に個別昇降予定グループが既に格納されているときは、その一括昇降予定グループ内の吸着がスキップされない部品Pを、一以上の部品Pの割り当てが可能なその個別昇降予定グループ内の部品として割り当てることとしてもよい。すなわち、一括昇降予定グループ内の吸着がスキップされない部品Pの割り当てを、個別昇降予定グループ内の部品Pへの割り当てから開始することとしてもよい。
尚、この一括昇降予定グループ内の吸着がスキップされない部品(すなわち、リカバリ部品)Pの、個別昇降予定グループ内の部品Pへの割り当ては、そのリカバリ部品の上下方向Zの高さと上下方向Zに略同じ高さを有する部品Pが纏められている個別昇降予定グループが存在する場合にその個別昇降予定グループから開始されるものであってよく、かかる個別昇降予定グループが存在しない場合は行われなくてよい。個別昇降予定グループが存在しない場合は、リカバリ部品の割り当ては、上記実施形態の処理と同様に、新規に作成される新昇降グループ内の部品Pへの割り当てから開始されるものであればよい。
例えば、図15に示す如く、図10に示す場合と同様に、基板18の割り基板部A〜Kに11個の部品Pを装着する場合において、1PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部C及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部Fに対応する部品Pが未装着部品として選択されて、吸着ノズル60によるその部品Pの吸着がスキップされる。この状況においては、1PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部A,B,D及び2PPサイクル目の一括昇降予定グループ内の割り基板部E,G,Hに対応する部品Pが、リカバリ部品(図中、リカバリ情報欄の「R」で示す。)に設定される。
制御部80は、そのリカバリ部品の割り当てを、3PPサイクル目の個別昇降予定グループ内の4番目の部品Pへの割り当てから開始する。この場合には、装着ヘッド54における吸着ノズル60の数と同数の4個の部品P(具体的には、割り基板部I,J,K,Aに対応する部品P)を纏めた個別昇降予定グループから変化した新昇降グループが3PPサイクル目に設定される。装着ヘッド54における吸着ノズル60の数と同数の4個の部品P(具体的には、割り基板部B,D,E,Gに対応する部品P)を纏めた新昇降グループが4PPサイクル目に設定される。更に、装着ヘッド54における吸着ノズル60のよりも少ない1個の部品P(具体的には、割り基板部Hに対応する部品P)を含む新昇降グループが5PPサイクル目に設定される。
この変形形態によれば、通常は個別モードでディップが行われる個別昇降予定グループ内の部品Pの数を増やすことができ、装着ヘッド54における吸着ノズル60の数に一致させることができる。このため、その個別昇降予定グループ内の部品Pの数が装着ヘッド54における吸着ノズル60の数に一致した場合にそのグループにおけるディップを一括モードにより実行することが可能となるので、基板18に装着するディップが必要な部品Pすべてのディップに要する時間を更に短縮することができる。
例えば、図10に示す場合、仮に上記の実施形態の処理を適用した場合には、1PPサイクル目及び2PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が0秒となり、3PPサイクル目のディップに要する時間が3秒となり、4PPサイクル目のディップに要する時間が1秒となり、5PPサイクル目のディップに要する時間が2秒となるので、全PPサイクルにおいてディップに要する総時間が6秒となる(図示せず)。これに対して、上記の第一の変形形態の処理によれば、図15に示す如く、1PPサイクル目及び2PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が0秒となり、3PPサイクル目及び4PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が各1秒となり、5PPサイクル目のディップに要する時間が1秒となるので、全PPサイクルにおいてディップに要する総時間が3秒となる。
(5.実施形態の第二の変形形態)
上記の実施形態においては、1種類の部品Pを各割り基板部A〜Lに装着するものとした。図16に示す如く、複数種類の部品P1,P2を各割り基板部A〜Lに装着するようにしてもよい。ここで、部品P1,P2は、高さが異なる。従って、部品P1と部品P2とは、同時に塗布剤のディップを行うことができない。
生産ジョブは、図17に示すとおりである。当初の生産ジョブは、図17における1PPサイクル目から6PPサイクル目までである。つまり、1PPサイクル目にて、割り基板部A〜Dに部品P1を装着し、2PPサイクル目にて、割り基板部A〜Dに部品P2を装着する。続いて、3,4PPサイクル目にて、割り基板部E〜Hに、部品P1,P2を順次装着し、5,6PPサイクル目にて、割り基板部I〜Lに、部品P1,P2を順次装着する。
ここで、割り基板部C,Fに対応する部品P1,P2がスキップ部品に設定されているとする。そのため、1PPサイクル目から4PPサイクル目に含まれる残りの部品P1,P2が、リカバリ部品に設定される。7PPサイクル目に、割り基板部A,B,D,Eに対応する部品P1への塗布剤のディップを一括モードにより行い、8PPサイクル目に、残りの割り基板部G,Hに対応する部品P1への塗布剤のディップを個別モードにより行う。部品P1と部品P2とは高さが異なるため、同時に塗布剤のディップを行うことができない。そこで、部品P1のみを纏めて、新昇降グループ内の部品として割り当てる。
続いて、9PPサイクル目に、割り基板部A,B,D,Eに対応する部品P2への塗布剤のディップを一括モードにより行い、10PPサイクル目に、残りの割り基板部G,Hに対応する部品P2への塗布剤のディップを個別モードにより行う。ここでは、部品P2のみを纏めて、新昇降グループ内の部品として割り当てる。
この処理によれば、1PPサイクル目から4PPサイクル目までの吸着ノズル60への部品吸着は禁止されるので、1PPサイクル目から4PPサイクル目までのそれぞれのディップに要する時間が0秒となる。5PPサイクル目及び6PPサイクル目それぞれのディップに要する時間が各1秒となる。リカバリ後の7PPサイクル目のディップに要する時間が1秒となり、8PPサイクル目のディップに要する時間が2秒となる。9PPサイクル目のディップに要する時間が1秒となり、10PPサイクル目のディップに要する時間が2秒となる。全PPサイクルにおいてディップに要する総時間が8秒となる。
仮に、部品P1と部品P2とが同じ高さの場合には、図17における7PPサイクル目から10PPサイクル目までを全て纏めることができる。例えば、9PPサイクル目及び10PPサイクル目を前詰めすることができる。この場合、生産ジョブは、9PPサイクル目で終了することとなる。
(6.その他)
また、上記の実施形態においては、装着ヘッド54が、部品Pを負圧などで吸着する吸着ノズル60を複数保持するものであって、部品Pが吸着ノズル60により吸着されるものである。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、装着ヘッド54が、部品26,P,P1,P2をチャックし或いは把持するチャック部材や把持部材などを複数保持するものであって、部品26,P,P1,P2がそれらの部材によりチャックされ或いは把持されるものであってもよく、装着ヘッド54が保持する保持部材で部品26,P,P1,P2が保持されるものであればよい。
また、上記の実施形態においては、割り基板部A〜Lに部品26,P,P1,P2を装着するものとした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、基板18に装着する部品26に塗布剤をディップする場合であって、何らかの要因によりスキップ部品が設定されることがあればよい。本発明は、例えば、部品切れによりスキップ部品が設定される場合にも同様に適用される。尚、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
10:部品装着機、18:基板、26,P,P1,P2:部品、54:装着ヘッド、60:吸着ノズル、62:ノズル昇降プッシャ、70:ディップ槽、80:制御部、80a:スキップ判別部、80b:一括ディップ制御部、80c:個別ディップ制御部、80d:新グループ割当部、80e:新グループディップ制御部、82:記憶部。

Claims (7)

  1. それぞれ部品を保持可能な複数の保持具を保持し、前記保持具ごとに昇降させる個別モードとすべての前記保持具を一括して昇降させる一括モードとを選択して実行可能である装着ヘッドと、
    予め前記保持具の数と同数の前記部品が一つに纏められたグループを一括昇降予定グループとして複数記憶する記憶部と、
    前記保持具による前記部品の保持、前記部品への塗布剤のディップ、及び前記部品の基板への装着を順に実行する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記一括昇降予定グループ内に前記保持具による保持をスキップする前記部品が含まれていない場合、該一括昇降予定グループにおける前記ディップを前記一括モードにより行う一括ディップ制御部と、
    前記一括昇降予定グループ内に前記保持具による保持をスキップする前記部品が含まれている場合、該一括昇降予定グループにおける前記保持具による前記部品の保持を禁止すると共に、該一括昇降予定グループ内における前記保持具による保持をスキップしない前記部品を新たなグループ内の部品として割り当てる新グループ割当部と、
    前記新グループ割当部にて前記新たなグループ内の部品として前記保持具の数と同数の前記部品が割り当てられた場合、該新たなグループにおける前記ディップを前記一括モードにより行い、一方、前記新たなグループ内の部品として前記保持具の数と同数の前記部品が割り当てられなかった場合、該新たなグループにおける前記ディップを、割り当てがなされた前記部品を保持した前記保持具ごとに前記個別モードにより行う新グループディップ制御部と、
    を有する、部品装着機。
  2. 前記記憶部は、予め前記保持具の数よりも少ない数の前記部品が一つに纏められたグループを個別昇降予定グループとして更に記憶し、
    前記制御部は、前記個別昇降予定グループにおける前記ディップを前記個別モードにより行う個別ディップ制御部を更に有する、請求項1に記載の部品装着機。
  3. 前記新グループ割当部は、前記一括昇降予定グループ内における前記保持具による保持をスキップしない前記部品の割り当てを、前記個別昇降予定グループ内の部品への割り当てから開始する、請求項2に記載の部品装着機。
  4. 前記制御部は、前記一括昇降予定グループにおける前記保持具による保持前に、該一括昇降予定グループ内に前記保持具による保持をスキップする前記部品が含まれているか否かを判別するスキップ判別部を更に有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の部品装着機。
  5. 前記部品が一つに纏められるグループは、前記保持具の昇降方向に同じ高さを有する部品が纏められる集合体である、請求項1乃至4の何れか一項に記載の部品装着機。
  6. 前記部品が一つに纏められるグループは、同種の部品が纏められる集合体である、請求項1乃至4の何れか一項に記載の部品装着機。
  7. 前記一括モードでの前記保持具の昇降移動量は、前記一括昇降予定グループごとかつ前記新たなグループごとに設定されている、請求項1乃至6の何れか一項に記載の部品装着機。
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