JPH1022347A - バンプ付きワークのボンディング装置 - Google Patents

バンプ付きワークのボンディング装置

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JPH1022347A
JPH1022347A JP17471996A JP17471996A JPH1022347A JP H1022347 A JPH1022347 A JP H1022347A JP 17471996 A JP17471996 A JP 17471996A JP 17471996 A JP17471996 A JP 17471996A JP H1022347 A JPH1022347 A JP H1022347A
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    • H01L24/80Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
    • H01L24/81Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a bump connector

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリップチップなどのバンプ付きのワーク
を、基板などのワークに作業性よくボンディングできる
ワークのボンディング装置を提供すること。 【解決手段】 ロータリーヘッド1はワーク保持ヘッド
2A〜2Dと熱圧着ツール3A〜3Dを備える。ロータ
リーヘッド1の周囲にはワーク供給ステーションA、粘
液塗布ステーションB、ボンディングステーションCが
設けられる。ワーク保持ヘッド2A〜2Dはロータリー
ヘッド1に沿ってピッチ回転しながらワーク供給ステー
ションAのトレイ9に備えられたワークをピックアップ
し、粘液塗布ステーションBにおいてワークのバンプに
フラックスを付着させた後、ボンディングステーション
Cの基板43に搭載する。熱圧着ツール3A〜3Dもロ
ータリーヘッド1に沿ってピッチ回転し、ボンディング
ステーションCにおいて、ワークのバンプを基板43の
パッドに熱圧着してボンディングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ付きチップ
などのワークを、プリント基板などのワークにボンディ
ングするバンプ付きワークのボンディング装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】フリップチップなどのバンプ付きのワー
クをプリント基板などのワークにボンディングする装置
として、特開平2−56946号公報に記載されたもの
が知られている。このものは、バンプB(符号は同公報
援用、以下同)を上面側にして備えたチップ供給部5の
フリップチップFをアーム26の先端部のチップ吸着部
27で吸着してピックアップし、アーム26を180°
回転させてフリップチップFを上下反転させて移送ヘッ
ド6に受け渡し、基板4へ移送搭載するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フリップチップなどの
バンプ付きのワークを基板などの他方のワークにボンデ
ィングするためには、上記した工程の他に、バンプにフ
ラックスやボンドなどの粘液を塗布する工程や、バンプ
付きのワークを他方のワークに熱圧着する工程などの他
の工程が必要である。このようにこの種バンプ付きのワ
ークのボンディング作業は、様々な工程が必要である
が、このような様々な工程を一連の連続した作業として
作業性よく行えるボンディング技術は未だ確立されてい
ない実情にあり、このためバンプ付きのワークのボンデ
ィング作業には手間と時間がかかり、生産性があがらな
いという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、フリップチップなどのバ
ンプ付きのワークを、基板などのワークに作業性よくボ
ンディングできるワークのボンディング装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピッチ回転を
行うロータリーヘッドと、このロータリーヘッドに設け
られた複数個のワーク保持ヘッドおよび熱圧着ツールを
備え、また前記ワーク保持ヘッドと前記熱圧着ツールの
移動路に、前記ワーク保持ヘッドにバンプ付きのワーク
を供給するワーク供給ステーション、前記ワーク保持ヘ
ッドに保持されたワークの下面のバンプに粘液を塗布す
る粘液塗布ステーション、前記粘液が塗布されたワーク
を前記保持ヘッドにより他方のワークに搭載し前記熱圧
着ツールによりワークを他方のワークに熱圧着するボン
ディングステーションを設けた。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、ロータリーヘッ
ドをピッチ回転させながらワーク保持ヘッドと熱圧着ツ
ールを各ステーションへ移動させ、ワーク供給ステーシ
ョンに備えられたワークをワーク保持ヘッドにピックア
ップする作業、ワーク保持ヘッドにピックアップされた
ワークの下面のバンプにフラックスなどの粘液を塗布す
る作業、バンプ付きのワークを他方のワークに搭載する
作業、熱圧着ツールによりバンプ付きのワークを他方の
ワークに熱圧着してボンディングする作業などの諸作業
を、一連の作業として作業性よく行うことができる。
【0007】以下、本発明の一実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態のバンプ付
きワークのボンディング装置の平面図、図2は同側面
図、図3は同部分側面図、図4は同粘液塗布ステーショ
ンの側面図、図5、図6、図7、図8、図9は同ボンデ
ィング動作の説明図である。
【0008】まず、図1を参照して、バンプ付きワーク
のボンディング装置の全体構造を説明する。ロータリー
ヘッド1には、4個のワーク保持ヘッド2A,2B,2
C,2Dと熱圧着ツール3A,3B,3C,3Dが円周
方向に沿って交互に設けられている。ロータリーヘッド
1は、駆動手段(図外)に駆動されて垂直な回転軸19
(図2)を中心に矢印R方向へピッチ回転する。
【0009】ロータリーヘッド1の周囲には、ワーク供
給ステーションA、粘液塗布ステーションB、ボンディ
ングステーションCの複数の作業ステーションが設けら
ている。ワーク供給ステーションAには、ワーク供給ユ
ニット4と、ピックアップユニット10が設けられてい
る。ワーク供給ユニット4は、可動テーブルを構成する
Xテーブル5およびYテーブル6と、Xテーブル5上に
載置された置台7から成っており、置台7上には複数個
(本例では4個)のトレイ9が横並びに置かれている。
トレイ9には、フリップチップなどのバンプ付きのワー
ク8(図2)が備えられている。
【0010】次に、図2を参照して、ピックアップユニ
ット10を説明する。ピックアップユニット10は、ワ
ーク供給ステーションAにあって、トレイ9にバンプ8
a(図4)を上面にして備えられたワーク8をピックア
ップし、ワーク8を上下反転させてバンプ8aを下面に
したうえで、ワーク保持ヘッド2A〜2Dに供給するも
のである。
【0011】ピックアップユニット10は、垂直な回転
軸11と、回転軸11の下端部に設けられた回転部12
と、回転部12から水平方向へ延出する複数本(本例で
は3本)のアーム13と、各アーム13の先端部に設け
られたノズル14から成っている。図1において、ノズ
ル14は120°毎に合計3個備えられている。回転軸
11は、駆動部(図外)に駆動されてその軸心を中心に
N1方向へピッチ回転し、またN2方向に上下動作を行
う。またアーム13は、回転部12に駆動されてその軸
心を中心にN3方向へ回転する。
【0012】各ノズル14は、チューブを介してバキュ
ーム装置(図外)に接続されている。Xテーブル5とY
テーブル6が作動することにより、トレイ9は水平方向
へ移動し、所望のワーク8を図2で右側のノズル14の
直下に位置させる。そこでノズル14は下降・上昇動作
を行って、トレイ9のワーク8をその下端部に真空吸着
してピックアップする。次にこのノズル14は回転軸1
1を中心にN1方向へ水平回転し、何れかのワーク保持
ヘッド(図2ではワーク保持ヘッド2A)の直下へ移動
する。その途中で、回転部12が駆動してノズル14は
アーム13を中心にN3方向へ180°回転し、ワーク
8を上下反転させてワーク保持ヘッド2Aに対向させる
(図2において左側のノズル14およびノズル14の上
端部に真空吸着されたワーク8を参照)。そこでワーク
保持ヘッド2Aは下降・上昇動作を行ってその下端部に
ワーク8を真空吸着する(図2において、鎖線で示すワ
ーク8を参照)。以上のようにして、バンプ8aを上面
にしてトレイ9に備えられたワーク8は、ピックアップ
ユニット10によりピックアップされ、さらに上下反転
されてバンプ8aを下面にしたうえで、ワーク保持ヘッ
ド2Aに引き渡される。本実施の形態では、ワーク供給
ユニット4およびピックアップユニット10がワーク供
給手段を構成している。
【0013】次に、図2を参照して、ワーク保持ヘッド
2A〜2Dに上下動作を行わせるための上下動手段につ
いて説明する。ロータリーヘッド1の外周部には垂直な
シャフト20が設けられており、各シャフト20の下端
部にワーク保持ヘッド2A〜2Dが設けられている。な
お図示しないが、各ワーク保持ヘッド2A〜2Dは、チ
ューブを介してバキューム装置に接続されており、その
吸引力により、ワーク8を真空吸着して保持する。
【0014】シャフト20の上端部にはプレート21が
装着されており、ロータリーヘッド1とプレート21の
間にはスプリング22が介装されている。スプリング2
2は、シャフト20を上昇させる方向へ弾発している。
23は昇降手段であって、背板24と、背板24の前面
に設けられた垂直な送りねじ25と、送りねじ25を回
転させるモータ26と、送りねじ25に螺着されたナッ
ト27と、ナット27に結合された押圧子28から成っ
ている。押圧子28はプレート21の上方に位置してい
る。
【0015】モータ26が駆動して送りねじ25が正回
転すると、ナット27は送りねじ25に沿って下降す
る。すると押圧子28も下降してプレート21をスプリ
ング22のばね力に抗して押し下げ、シャフト20およ
びワーク保持ヘッド2A〜2Dは下降する。またモータ
26が逆方向に駆動して送りねじ25が逆回転すると、
ナット27や押圧子28は上昇し、シャフト20および
ワーク保持ヘッド2A〜2Dはスプリング22のばね力
により上昇する。図2に示す昇降手段23は、図1にお
いてワーク供給ステーションA、粘液塗布ステーション
B、ボンディングステーションCにそれぞれ設けられて
いる。
【0016】次に、図4を参照して粘液塗布ステーショ
ンBについて説明する。30は容器であり、フラックス
31が浅く貯溜されている。32はスキージユニットで
あって、左右2枚のスキージ33を備えている。何れか
一方のスキージ33を下降させ、水平方向へ移動させる
ことにより、スキージ33の下端部でフラックス31の
液面を平滑する。図1においてロータリーヘッド1が矢
印R方向へピッチ回転することにより、ワーク供給ステ
ーションAにおいてワーク8を真空吸着したワーク保持
ヘッド2Aは容器30の上方へ移動してくる。そこで昇
降手段23が作動することによりワーク保持ヘッド2A
は下降してその下面のバンプ8aをフラックス31に着
水させ、次いで上昇することにより、バンプ8aにフラ
ックス31が塗布される。本実施の形態では、容器3
0,スキージユニット32および粘液塗布ステーション
Bに配置されたワーク保持ヘッドの昇降手段23が、ワ
ーク保持ヘッドに保持されたワークに粘液を塗布する塗
布手段を構成している。
【0017】なお図2において、トレイ9のワーク8は
バンプ8aを上面側にして備えられており、ワーク8を
ピックアップしたノズル14が矢印N3方向へ180°
回転することにより、ワーク8を上下反転させてバンプ
8aを下面側にし、ワーク保持ヘッド2Aに引き渡す。
したがって図3に示す粘液塗布ステーションBでは、ワ
ーク保持ヘッド2Aに保持されたワーク8はバンプ8a
を下面側にしている。
【0018】次に、図1および図2を参照してボンディ
ングステーションCについて説明する。ボンディングス
テーションCにはXテーブル41とYテーブル42から
成る可動テーブル40が設置されている。Yテーブル4
2上には基板43が載置されている。Xテーブル41と
Yテーブル42が作動すると、基板43はX方向やY方
向へ水平移動し、所定の位置に位置決めされる。ボンデ
ィングステーションCには認識ユニット50が設けられ
ている。認識ユニット50は、可動部51に装着された
鏡筒52を備えており、可動部51が駆動すると、鏡筒
52はワーク8のボンディング位置に対して矢印N4方
向へ前進後退する。53は可動部51が固定されたフレ
ームである。
【0019】図5は、鏡筒52が基板43の上方へ前進
した状態を示している。鏡筒52の内部には、プリズム
54と上下2個のカメラ55,56が収納されている。
カメラ55,56は認識処理部57に接続されている。
図5に示すように、ワーク8を保持するワーク保持ヘッ
ド2Aが基板43の上方へ移動してくると、鏡筒52は
ワーク8と基板43の間に前進し、ワーク8の下面のバ
ンプ8aと、このバンプ8aがボンディングされる基板
43の上面のパッド44をカメラ55,56で観察す
る。そして上方のカメラ55に取り込まれたバンプ8a
の位置と、下方のカメラ56に取り込まれたパッド44
の位置の相対的な位置ずれを認識処理部57で演算して
求める。次に図6に示すように鏡筒52を後退させると
ともに、Xテーブル41とYテーブル42を駆動して基
板43をX方向やY方向へ水平移動させることにより、
上記位置ずれを補正してバンプ8aとパッド44を位置
合わせしたうえで、ワーク保持ヘッド2Aを下降させて
ワーク8を基板43に搭載する。
【0020】図3において、熱圧着ツール3A〜3Dの
保持手段は、図2に示すワーク保持ヘッド2A〜2Dと
同様に、シャフト20、プレート21、スプリング22
から構成されている。熱圧着ツール3A〜3Dの内部に
は、ヒータが内蔵されている。またボンディングステー
ションCにおけるプレート21の上方には、押圧手段と
してのシリンダ60が倒立して設けられている。図7お
よび図8に示すように、シリンダ60のロッド61が下
降すると、シャフト20は押し下げられ、熱圧着ツール
3A〜3Dは下降してワーク8を基板43に押し付け、
その伝熱によりバンプ8aをパッド44に熱圧着する。
【0021】図2および図3に示すように、本実施の形
態では、ワーク保持ヘッド2A〜2Dに上下動作を行わ
せるための昇降手段23と、熱圧着ツール3A〜3Dに
上下動作を行わせるための押圧手段(シリンダ60)を
別々に設けている。これは、ワーク保持ヘッド2A〜2
Dの下降動作、すなわちワーク8を基板43に搭載する
動作には正確な速度とストロークの制御が要求されるの
に対し、熱圧着ツール3A〜3Dの下降動作、すなわち
ワーク8を基板43に押し付ける動作にはストロークの
調整機能だけでなく、荷重の大きさの正確な制御(荷重
制御機能)が必要なためである。したがって本実施の形
態では、ワーク保持ヘッド2A〜2Dには正確な速度制
御とストローク制御に有利な送りねじ25やナット27
などの送りねじ機構を用い、熱圧着ツール3A〜3Dに
は荷重制御に有利なシリンダ60を用いたものである。
勿論、ワーク保持ヘッド2A〜2Dと熱圧着ツール3A
〜3Dを共通の昇降手段により上下動させて、構造の簡
単化を図ってもよいものである。この場合、昇降手段と
しては、荷重制御機能を付加したものが好ましい。
【0022】このバンプ付きワークのボンディング装置
は上記のように構成されており、次に全体の動作を説明
する。図2において、ピックアップユニット10の右側
のノズル14は上下動作を行ってトレイ7のワーク8を
ピックアップする。次にこのノズル14は矢印N3方向
へ180°回転して上下反転しながら、回転軸11を中
心に矢印N3方向へ180°水平回転してワーク保持ヘ
ッド2Aの直下に移動する。
【0023】そこでワーク保持ヘッド2Aは上下動作を
行ってノズル14の上端部に保持されたワーク8をピッ
クアップする。次に図1においてこのワーク保持ヘッド
2Aは粘液塗布ステーションBへ移動する。そこで図4
に示すようにワーク保持ヘッド2Aは上下動作を行って
バンプ8aにフラックス31を付着させる。次にワーク
保持ヘッド2AはボンディングステーションCへ移動す
る。図5および図6を参照して説明したように、ボンデ
ィングステーションCでは鏡筒52を前進後退させてバ
ンプ8aとパッド44の相対的な位置ずれを検出した
後、この位置ずれを補正するように基板43を水平移動
させ、次いでワーク保持ヘッド2Aに上下動作を行わせ
てワーク8を基板43上に搭載する。
【0024】次に熱圧着ツール3Aはワーク8の上方へ
移動し、図7および図8を参照して説明したように、熱
圧着ツール3Aに上下動作を行わせてバンプ8aをパッ
ド44に熱圧着してボンディングする。図9は、以上の
ようにしてワーク8がボンディングされた基板43を示
している。上述した動作が繰り返されることにより、基
板43にはワーク8が次々にボンディングされる。本実
施の形態のように、ロータリーヘッド1にワーク保持ヘ
ッド2A〜2Dを複数個設ければ、各ステーション毎の
上記諸作業を並行して作業能率よく行うことができる。
【0025】さらに本実施の形態ではワーク8を基板4
3へ搭載するためのワーク保持ヘッド2A〜2Dとヒー
タ等の熱源を内蔵した熱圧着ツール3A〜3Dを別々に
備えている。これによりワーク保持ヘッド2A〜2Dに
熱源を設ける必要がなくなるので熱によってワーク保持
ヘッド2A〜2Dやシャフト20が変形するおそれがな
くなり、精度よくワーク8を基板へ搭載することができ
る。またワーク保持ヘッド2A〜2Dに保持されたワー
ク8にフラックス31等の粘液を塗布しても、これらの
ワーク保持ヘッド2A〜2Dには熱源がないので、塗布
されてから基板に搭載されるまでの間に熱によって粘液
が変質する心配がなくなり、この変質に起因するボンデ
ィング不良を防止できる。
【0026】本発明は上記実施の形態に限定されないの
であって、例えば粘液塗布ステーションには、フラック
スに替えて導電ペーストなどを備え、この導電ペースト
をバンプに付着させて、バンプを基板のパッドにボンデ
ィングするようにしてもよい。
【0027】また供給ユニット4のトレイ9に替えて、
粘着シートにワーク8を粘着して供給するようにしても
よい。また供給手段としては、ピックアップユニット1
0を廃止してトレイ9のワーク8をワーク保持ヘッド2
A〜2Dで直接ピックアップするようにしてもよい。こ
の場合、トレイ9にはワーク8のバンプを下向きにして
収納しておく。その他、塗布手段についても本実施の形
態に限定されるものではなく種々の変更を加えてよいも
のである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ワーク供給ステーショ
ンに備えられたワークをワーク保持ヘッドにピックアッ
プする作業、ワーク保持ヘッドにピックアップされたワ
ークの下面のバンプにフラックスなどの粘液を塗布する
作業、バンプ付きのワークを他方のワークに搭載する作
業、熱圧着ツールによりバンプ付きのワークを他方のワ
ークに熱圧着してボンディングする作業などの諸作業
を、一連の作業として作業性よく行うことができる。
【0029】またワークを保持するワーク保持ヘッドと
熱源を有する熱圧着ツールを別体にしているので、ワー
ク保持ヘッドに比較的長時間保持されるワークが加熱さ
れて熱膨張し、搭載精度が低下したり、あるいはワーク
のバンプに付着したフラックスや導電ペーストなどの粘
液が加熱されて変質することもない。またロータリーヘ
ッドの円周方向にワーク保持ヘッドと熱圧着ツールをそ
れぞれ複数個備えることが可能であり、このようにこれ
らを複数個備えて諸作業を並行して行うことにより、作
業能率を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置の平面図
【図2】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置の側面図
【図3】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置の部分側面図
【図4】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置の粘液塗布ステーションの側面図
【図5】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置のボンディング動作の説明図
【図6】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置のボンディング動作の説明図
【図7】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置のボンディング動作の説明図
【図8】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置のボンディング動作の説明図
【図9】本発明の一実施の形態のバンプ付きワークのボ
ンディング装置のボンディング動作の説明図
【符号の説明】
1 ロータリーヘッド 2A,2B,2C,2D ワーク保持ヘッド 3A,3B,3C,3D 熱圧着ツール 4 ワーク供給ユニット 8 ワーク 8a バンプ 10 ピックアップユニット 14 ノズル 23 昇降手段 31 フラックス 43 基板 44 パッド 50 認識ユニット 60 シリンダ A ワーク供給ステーション B 粘液塗布ステーション C ボンディングステーション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピッチ回転を行うロータリーヘッドと、こ
    のロータリーヘッドに設けられた複数個のワーク保持ヘ
    ッドおよび熱圧着ツールを備え、また前記ワーク保持ヘ
    ッドと前記熱圧着ツールの移動路に、前記ワーク保持ヘ
    ッドにバンプ付きのワークを供給するワーク供給ステー
    ション、前記ワーク保持ヘッドに保持されたワークの下
    面のバンプに粘液を塗布する粘液塗布ステーション、前
    記粘液が塗布されたワークを前記保持ヘッドにより他方
    のワークに搭載し前記熱圧着ツールによりワークを他方
    のワークに熱圧着するボンディングステーションを設け
    たことを特徴とするバンプ付きワークのボンディング装
    置。
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