JPWO2012124610A1 - 前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

車室(2)の前方側に配設された前室(3)を有する車体(1)における前部車体構造(10)は、前室の内部に位置して車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバ(11)と、前室内において前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワー(16)と、ストラットタワーの上部とストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材(20)とを具備する。これにより、自動車の車体のねじり剛性および横曲げ剛性を効率的に向上することができる前部車体構造、ひいては、高張力鋼板を用いた薄肉化により、効率的に車体の軽量化を図ることができる前部車体構造が提供される。

Description

本発明は、自動車用車体の剛性を向上するための前部車体構造に関する。
周知のように、自動車の燃費や運動性能を向上させるために、或いは安全対策や装備充実に伴う重量増加を吸収するために、自動車の軽量化が求められている。このため、例えば、高張力鋼板を用いて車体構造を薄肉化することによって、車体の軽量化が進められている。
例えば、590MPa級高張力鋼板を用いて車体を軽量化した場合、車体強度を確保しつつ従来鋼板と比較して約40%程度の軽量化が実現可能とされ、非常に大きな成果が期待されている。
一方、自動車は、走行中に路面の凹凸から受ける力や路肩等に乗り上げた場合の衝撃等、種々の力を受けるため、車体強度に加えてねじり剛性が必要とされる。しかしながら、高張力鋼板を用いて車体構造を薄肉化すると、一般的に、車体強度が確保されてもねじり剛性は低下する。
すなわち、高張力鋼板では、温度履歴や成分等により鋼板の引張強度は向上するが、鉄のヤング率は一定で変わらない。このため、車体構造が薄肉化されると、断面二次極モーメントが小さくなり、その結果、ねじり剛性が低下することになる。
したがって、高張力鋼板等を用いて車体強度を維持しつつ車体を薄肉化して軽量化する場合、併せてねじり剛性を向上させることが必要である。
上記車体のねじり剛性の向上に関して、前部車体構造に着目した技術として、例えば、特許文献1〜4に示すような技術が開示されている。
具体的には、特許文献1には、ホイールハウジングを形成するホイールエプロンパネルの上縁に設けられたホイールエプロン補強部材の一部にストラットタワーのアッパ部を形成すると共に、ホイールエプロン補強部材をエンジンルーム内で車幅方向に延びるサブフレームに連結することが開示されている。
特許文献2には、前端がフロントサイドフレームの後部に接続されると共に後端がストラットタワーの後部においてサイドパネルに接続される補助フレーム部材と、補助フレーム部材の後部に接続されてカウル部材の下方で幅方向に延びるダッシュクロスメンバとが設けられた前部車体構造が開示されている。
特許文献3には、エンジンルーム後方で幅方向に延びるダッシュパネルの周囲にダッシュメンバを設けることが開示されている。
特許文献4には、ストラットハウジングを単一部品として形成すると共に、サイドメンバ、フードリッジ、ダッシュパネルおよびカウルトップパネルをストラットハウジングに結合して一体化することが開示されている。
特開平2−293277号公報 特開2009−40127号公報 特開2001−130450号公報 特開2009−078575号公報
しかしながら、車体構造の薄肉化により軽量化を推進するためには、上記特許文献1〜4に開示された補強等だけでは車体のねじり剛性を向上させるのに充分とはいない。このため、高張力鋼板の将来の強度向上を睨んださらに有効なねじり剛性の向上技術に対する強い要請がある。
また、上記車体構造を有する車両のレーンチェンジ等の操舵時の応答性を担保するためには、前部車体構造について横曲げ剛性が必要になる。斯かる横曲げ剛性も、ねじり剛性と同様に、高張力鋼板を用いて車体構造を薄肉化すると一般的に低下する。したがって、ねじり剛性と同様に、横曲げ剛性の向上技術についても強い要請がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、自動車の車体のねじり剛性および横曲げ剛性を効率的に向上することができる前部車体構造、ひいては、高張力鋼板を用いた薄肉化により、効率的に車体の軽量化を図ることができる前部車体構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明者らは鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
・ストラットタワーの上部とこのストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材を設けることにより、ストラットタワーに入力される荷重を分散させることができる。
・上記補強部材により、ストラットタワー上部に加わる車幅方向の荷重を、このストラットタワーに対向するフロントサイドメンバに伝達することができる。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
(1)車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材とを具備することを特徴とする前部車体構造。
なお、「ストラットタワーの上部」は、サスペンション設置部からフロントサイドメンバまで延びるストラットタワーを上下二等分した場合に上方側に位置する部分を意味する。
(2)前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、上記(1)に記載の前部車体構造。
(3)前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の前部車体構造。
(4)前記補強部材は、中実の棒状材で構成されていることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の前部車体構造。
(5)前記補強部材は、両ストラットタワーの上部と両フロントサイドメンバとに結合された一つの部材であることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の前部車体構造。
(6)前記補強部材はパネル部材であり、該パネル部材の幅方向縁部はその全長に亘ってストラットタワーおよびフロントサイドメンバに結合されることを特徴とする、上記(5)に記載の前部車体構造。
(7)前記パネル部材には、補強ビード部が形成されていることを特徴とする、上記(6)に記載の前部車体構造。
サスペンションからストラットタワーに入力される荷重は、ホイールハウジングを形成するサイドパネルやアッパメンバ等を介して車体構造全体に伝達される。本発明に係る全ての前部車体構造によれば、ストラットタワーの上部とストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材が設けられる。斯かる補強部材を設けることにより、サスペンションからストラットタワーに入力される荷重は、既存の構成要素(サイドパネルやアッパメンバ)に加えて補強部材を介して車体構造全体に伝達される。このため、ストラットタワーに入力される荷重を分散して車体構造全体に伝達することができ、その結果、自動車の車体のねじり剛性を効率的に向上させることができる。
また、本発明に係る全ての前部車体構造では、補強部材がストラットタワー上部とこのストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されている。このため、ストラットタワー上部に加わる車幅方向の荷重をこのストラットタワーに対向するフロントサイドメンバに伝達することができる。その結果、車体前部における横曲げ剛性を効果的に向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る車体の全体構造の概略を示す図である。 第1の実施形態に係る前部車体構造を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る前部車体構造を前方から見た図である。 本発明の第2の実施形態に係る車体の全体構造の概略を示す図である。 第2の実施形態に係る前部車体構造を前方から見た図である。 本発明の第2の実施形態の変更例に係る前部車体構造を前方から見た図である。 本発明の第2の実施形態の変更例に係る前部車体構造を前方から見た図である。 車体のねじり剛性の測定方法の一例を示す概略図であり、(A)は車体構造の長手方向における荷重を負荷する位置を、(B)は、(A)における線X−Xから見た図であって、車体の幅方向におけるトルク発生の概略を示す図である。 図8(A)の線X−Xから見た、ねじりトルクを負荷する前後の車体の変位およびねじれ角を示す図である。 車体の横曲げ剛性の測定・算出方法の一例を示す概略図である。 図10の線Y−Yから見た、幅方向の荷重を負荷する前後の車体の変位を示す図である。
以下、図1から図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る前部車体構造10を有する車体1を示す図である。車体1は、乗員が搭乗する空間を形成する車室2と、車室2の前側(図1において左側)に配設された前室3とを具備する。本実施形態においては、前室3内には、車輪を駆動するモータやエンジン等のパワーユニットが搭載される。また、本実施形態においては、車体1の主要材料は高張力鋼とされる。
本実施形態に係る前部車体構造10は、前室3の内部(特に、本実施形態では、前室3内の下方)に位置して車体1の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバ11と、前室3の幅方向両端部の上方において車体1の前後方向に延在する一対のアッパメンバ12とを具備する。前部車体構造10は、さらに、車体1の幅方向に延在して車室2と前室3とを区分けするダッシュパネル13と、アッパメンバ12から下方に延びる一対のサイドパネル14とを具備する。
各サイドパネル14は、フロントホイールハウス15と、ストラットタワー16とを具備する。各フロントホイールハウス15は、車体1の幅方向内方に膨出すると共に、その下方においてフロントサイドメンバ11に接続されるように形成される。各フロントホイールハウス15は、外方に開口した構造とされ、その内部には前輪(図示せず)が配置される。
また、各ストラットタワー16は、フロントホイールハウス15およびその上方のサイドパネル14が車体1の幅方向内方に膨出して形成される。見方を変えると、各ストラットタワー16は、フロントホイールハウス15の天井部から上方に突出するように設けられると言うこともできる。特に、本実施形態では、各ストラットタワー16の頂部の高さが、アッパメンバ12の高さとほぼ同一とされている。いずれにせよ、一対のストラットタワー16は前室3内において前室3の幅方向両側に配置される。また、各ストラットタワー16の内部には前輪用サスペンション(図示せず)が配置され、各ストラットタワー16のサスペンション設置部17には前輪用サスペンションの上端部が固定される。
加えて、本実施形態においては、ストラットタワー16の上部とこのストラットタワー16に対向するフロントサイドメンバ11とに結合されてこれらの間で延びる補強部材20が設けられる。ここで、ストラットタワー16の上部とは、サスペンション設置部17からフロントサイドメンバ11まで延びるストラットタワーを上下二等分した場合に上方側に位置する部分を意味する。
補強部材20について、より具体的に説明する。ここで、上述したようにフロントサイドメンバ11およびストラットタワー16は車両の幅方向両側に配置されており、幅方向一方側(図3において左側)に配置されているものをそれぞれ11L、16L、幅方向他方側(上記幅方向一方側に対して幅方向において反対側。図3において右側)に配置されているものをそれぞれ11R、16Rとする。
補強部材20は、幅方向一方側のストラットタワー16Lの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材21と、幅方向他方側のストラットタワー16Rの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材22とを備える。本実施形態では、第1補強部材21および第2補強部材22はいずれも車体の前後方向に対して垂直な平面(鉛直面)に沿って延在している。
第1補強部材21および第2補強部材22は、例えば略円筒形状の鋼管により形成されており、一端がストラットタワー16の上部に、他端がフロントサイドメンバ11に、それぞれ溶接によって結合されている。
ここで、車体1の前方から見た場合に、第1補強部材21と第2補強部材22とは、互いに交差するタスキがけの形態に配置されており、第1補強部材21と第2補強部材22の交差する部分は、互いに拘束されないようになっている。
このように構成された本実施形態の前部車体構造10によれば、上述したような補強部材20が設けられるため、ストラットタワー16から入力される荷重を、第1補強部材21および第2補強部材22によってフロントサイドメンバ11へと分散させることができる。
すなわち、幅方向一方側のストラットタワー16Lから入力される荷重は、アッパメンバ12や幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lだけでなく、第1補強部材21を介して幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rへと伝達される。これにより、この荷重によるストラットタワー16Lの変形が抑制される。同様に、幅方向他方側のストラットタワー16Rから入力される荷重は、アッパメンバ12や幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rだけでなく、第2補強部材22を介して幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lへと伝達される。これにより、この荷重によるストラットタワー16Rの変形が抑制される。これにより、車体1全体のねじり剛性を向上させることができる。
また、ストラットタワー16のサスペンション設置部17には、車両の旋回等に伴って車幅方向の荷重が加わる場合がある。本実施形態の前部車体構造10によれば、幅方向一方側のストラットタワー16Lから入力される車幅方向の荷重も、アッパメンバ12や幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lだけでなく、第1補強部材21を介して幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rへと伝達される。同様に、幅方向他方側のストラットタワー16Rから入力される車幅方向の荷重も、アッパメンバ12や幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rだけでなく、第2補強部材22を介して幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lへと伝達される。これにより、車体前部における横曲げ剛性を向上させることができる。
さらに、第1補強部材21および第2補強部材22が、車体1の前後方向に対して垂直な平面(鉛直面)に沿って配設されているので、ストラットタワー16から入力される荷重をフロントサイドメンバ11へと効率的に伝達させることができる。これにより、前部車体構造10のねじり変形をより高い程度で抑制することができ、車体1全体のねじり剛性を向上させることが可能となる。
次に、図4および図5を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係る前部車体構造60を有する車体51を示す図である。なお、第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施形態に係る前部車体構造60においては、補強部材として一対のフロントサイドメンバ11と一対のストラットタワー16とに結合された一つのパネル部材70が配設されている。特に、本実施形態では、パネル部材70の幅方向縁部はその全長に亘ってストラットタワー16およびフロントサイドメンバ11に結合される。したがって、本実施形態では、パネル部材70はストラットタワー16の上部および下部の両方に結合されているといえる。
より詳細には、パネル部材70の幅方向一方側の縁部70Lが、幅方向一方側のストラットタワー16Lの上方および下方並びにフロントサイドメンバ11Lに結合される。また、パネル部材70の幅方向他方側の縁部70Rが、幅方向他方側のストラットタワー16Rの上方および下方並びにフロントサイドメンバ11Rに結合される。本実施形態では、このパネル部材70は、車体51の前後方向に対して垂直な平面(鉛直面)に沿って配設されている。
パネル部材70は、鋼板によって形成されており、その幅方向縁部の全長がレーザ溶接によってストラットタワー16およびフロントサイドメンバ11に結合されている。また、パネル部材70には、パネル部材70自体の強度を向上させるための補強ビード部75が形成されている。本実施形態では、図5に示すように、幅方向に延びる複数の補強ビード部75が形成されている。また、本実施形態では、補強ビード部75はプレスにより形成されると共に、その断面が一辺の開いた矩形状になるように形成される。
このような構成とされた本実施形態の前部車体構造60によれば、補強部材として上述したようなパネル部材70が設けられるため、ストラットタワー16から入力される荷重をパネル部材70によってフロントサイドメンバ11へと分散させることができる。よって、ストラットタワー16から入力される荷重による変形をパネル部材70によって抑制することができ、その結果、車体51全体のねじり剛性を向上させることができる。また、第1の実施形態と同様に、車体前部における横曲げ剛性も向上させることもできる。
さらに、本実施形態では、パネル部材70が、車体51の前後方向に対して直交する平面(鉛直面)に沿って配設されているので、ストラットタワー16から入力される荷重をフロントサイドメンバ11へと効率的に伝達させることができる。これにより、車体51全体のねじり剛性をさらに向上させることが可能となる。
また、パネル部材70に、補強ビード部75が形成されているので、パネル部材70自体の強度が向上して変形が抑制されることになり、前部車体構造60のねじり変形をより高い程度で抑制することができる。
さらに、本実施形態では、パネル部材70の幅方向縁部の全長がレーザ溶接によってストラットタワー16およびフロントサイドメンバ11に結合されている。このため、パネル部材70のストラットタワー16およびフロントサイドメンバ11への接合強度が向上し、前部車体構造60のねじり変形を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、衝突時において、前室53内に収容された部品等が車室52内へと入り込むことをパネル部材70によって抑制することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更をすることが可能である。
例えば、上記実施形態においては、車体の主要材料が高張力鋼により形成される場合について説明したが、車体の一部または全部がアルミ、FRP等、一般に車体に用いられうる他の材料により形成されていてもよい。また、補強部材についても鋼材が用いられているが、アルミ、FRP等、他の材料を用いてもよい。加えて、補強ビードの断面は、必ずしも一辺の開いた矩形状である必要はなく、一辺の開いた台形状や、半円形、半長円形等、様々な形状とすることができる。
また、第1の実施形態において、第1補強部材21および第2補強部材22を、略円筒形状の鋼管により形成されたものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1補強部材21および第2補強部材22は、矩形状の断面等、円筒とは異なる断面形状の棒状材であってもよいし、また、それぞれ中央側が太く形成されるか或いは端部に向かって幅広に形成されていてもよい。
さらに、第1の実施形態において、第1補強部材21および第2補強部材22は、溶接によってストラットタワー16の上部およびフロントサイドメンバ11に結合されているが、結合方法はこれに限定されるものではない。したがって、結合方法としては、ボルトやリベット等を用いて固定する方式等、他の方法を採用してもよい。
また、第1の実施形態において、第1補強部材21および第2補強部材22を、中実の棒状材(線材または棒鋼など)で構成してもよい。この場合、第1補強部材21および第2補強部材22の占有スペースを小さく抑えることができる。その結果、空間を有効活用しつつねじり剛性を向上することが可能となる。ここで、例えば、幅方向一方側のストラットタワー16から上方に向かうような荷重が入力された場合には、幅方向一方側のストラットタワー16と幅方向他方側のフロントサイドメンバ11とを連結する第1補強部材21に引張力が作用するが、この引張力を第1補強部材21である鋼線によって受けることができ、車体1のねじり変形が抑制されることになる。
さらに、第1の実施形態では、上述したように第1補強部材21および第2補強部材22はいずれも車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在している。しかしながら、必ずしもこの平面に沿って延在している必要はなく、この平面に対して傾斜した平面に沿って延在するようにしてもよい。また、第1補強部材21と第2補強部材22とが延在する平面は必ずしも平行である必要はなく、互いに平行でない平面上で延びるように形成されてもよい。しかしながら、これら第1補強部材21および第2補強部材22は車体の幅方向中央において車体の前後方向に延びる平面を中心としてほぼ対称に配置されるのが好ましい。
加えて、第1の実施形態では、第1補強部材21と第2補強部材22の交差する部分は互いに拘束されないように形成されているが、これら第1補強部材21および第2補強部材22は互いに結合・固定されるように形成されてもよい。この場合、第1補強部材21および第2補強部材22を同一平面上に配置することが可能になり、これにより車体のねじり剛性をより向上させることができる。
また、第2の実施形態においては、パネル部材70に幅方向に延在する補強ビード部75を設けたものとして説明したが、補強ビード部75の形状は図4、5の形状に限定されるものではない。したがって、図4、5に示したパネル部材70の代わりに、例えば、図6に示すように、幅方向一方側のストラットタワー16Lの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバ11Rとの間で延びるビード85と、幅方向他方側のストラットタワー16Rの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバ11Lとの間で延びるビード86とを設けたパネル部材80を用いてもよい。或いは、図7に示すように、X字状のビード95を車幅方向に複数設けたパネル部材90を用いてもよい。
さらに、第2の実施形態において、パネル部材70の幅方向縁部の全長をレーザ溶接するものとして説明したが、パネル部材70の結合方法はこれに限定されるものではない。したがって、結合方法としては、スポット溶接による方法や、ボルトやリベット等を用いる方法等、他の方法を採用してもよい。
加えて、第2の実施形態では、上述したようにパネル部材70は車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在している。しかしながら、必ずしもこの平面に沿って延在している必要はなく、この平面に対して傾斜した平面に沿って延在するようにしてもよい。
また、本実施形態では、前室内にはモータやエンジン等のパワーユニットが搭載されるものとして説明したが、これに限定されることはなく、荷室等として使用するものであってもよい。
さらに、本発明に係る前部車体構造が、内燃機関を搭載した自動車のほか、ハイブリッド車や各車輪にモータ(電動機)が設けられた電気自動車等に適用できることはいうまでもない。なお、前述の電気自動車等においては、前室に大型のエンジンを搭載する必要がないため、第1補強部材、第2補強部材を確実に配設することが可能となる。
また、車体全体の形状についても、図1および図4に開示されたものに限定されることはなく、ステーションワゴンタイプ、ワンボックスタイプ、SUVタイプ等、他の形状のものとされていてもよい。
本実施形態の効果を確認すべく、図8および図9に示す手法を用いてねじり剛性を計算し、図10に示す手法を用いて横曲げ剛性を計算した。
以下では、まず、図8および図9を参照してねじり剛性の測定・算出方法について説明する。図8は、ホワイトボディ(車体)100のねじり剛性の測定・算出方法を示す概念図を、図9は、リアアクスル位置100R(リアの車軸が配置される車体前後方向における位置)を基準とするフロントアクスル位置100F(フロントの車軸が配置される車体前後方向における位置)のねじれに基づくねじり剛性を説明するための図である。
ねじり剛性の測定は、例えば、図8(A)に示すように、ホワイトボディ100をリアアクスル位置100Rにおいて固定し、フロントアクスル位置100Fにおいてねじりトルクを負荷して得られる平均的なねじり剛性値GJにより評価される。(G;横弾性係数、J;断面極二次モーメント)
具体的には、リアアクスル位置100Rにおいてホワイトボディ100を固定(例えば、リアストラットタワーのサスペンション設置部RL、RRを固定)すると共に、フロントストラットタワーのサスペンション設置部FL、FRそれぞれにダミーバー101の上端を取り付ける。この状態で、ダミーバー101の下端を取り付けたシーソ台102を軸線O回りで回動させ、これによりフロントストラットタワーのサスペンション設置部FL、FRにねじりトルクTを負荷する(図8(B)参照)。
図9は図8(A)の線X−Xから見た、フロントアクスル位置100Fにおける車体断面を示す図である。ねじり剛性値GJは、上記ねじりトルクTを負荷した際に、フロントアクスル位置100Fにおいて生じる車体の左右の変位δL、δRに基づいて算出される。なお、図9において、二点鎖線で示した100Cおよび実線で示した100Dは、それぞれねじりトルクTを負荷する前および後の車体(外形)を示している。
ここで、ねじりトルクTによるねじれ角θ(rad)は小さいので、
θ≒tanθ=((δL+δR)/B);(Bは、フロントアクスル位置100FにおけるねじりトルクT負荷に係る車体幅寸法)と近似することができるため、
ねじり剛性値GJ=(T/(θ/ホイールベース長さL))
=(T・B・ホイールベース長さL)/(δL+δR
となる。(例えば、「自動車の強度」(株式会社 山海堂 1990年10月30日第2刷発行)参照)
次に、図10および図11を参照して横曲げ剛性の測定・計算方法について説明する。図10は、ホワイトボディ100の横曲げ剛性の測定方法を示す概念図であり、図11はフロントアクスル位置100Fにおける幅方向変位に基づく横曲げ剛性を説明するための図である。図10に示したように、横曲げ剛性の測定をする際には、リアアクスル位置100Rの代わりにサイドシル中間部105において車体を固定する。
また、図8(B)と同様に、フロントストラットタワーのサスペンション設置部FL、FRそれぞれにダミーバー101の上端を取り付ける。この状態で、ダミーバー101の下端を取り付けたシーソ台102を車幅方向に移動させ、これによりフロントストラットタワーのサスペンション設置部FL、FRに幅方向の荷重Lを負荷する。
図11は図10の線Y−Yから見た、フロントアクスル位置100Fにおける車体断面を示す図である。横曲げ剛性値は、上記幅方向の荷重Lを負荷した際に、フロントアクスル位置100Fにおいて生じる車体の幅方向の変位δに基づいて算出される。なお、図11において、二点鎖線で示した100Eおよび実線で示した100Fは、それぞれ幅方向の荷重Lを負荷する前後の車体(外形)を示している。この場合、横曲げ剛性は以下のように表せる。
横曲げ剛性=入力荷重L/荷重点変位δW
本実施例では、従来例として、第1補強部材および第2補強部材並びにパネル部材を配設しないモデルを使用した。本発明例として、第1の実施形態に示すように、第1補強部材および第2補強部材を配設したモデルを使用した。なお、第1補強部材および第2補強部材は、外径20mm、肉厚2mmの鋼管とした。
上記測定・計算方法によりねじり剛性および横曲げ剛性を計算した結果、本発明例では、従来例に比べてねじり剛性が5.49%向上し、横曲げ剛性が26%向上することが確認された。
自動車の車体構造のねじり剛性および横曲げ剛性を向上することにより、自動車の走行における安定性を向上できるので、産業上利用可能である。
1、51 車体
2、52 車室
3、53 前室
10、60 前部車体構造
11 フロントサイドメンバ
16 ストラットタワー
20 補強部材
21 第1補強部材
22 第2補強部材
70 パネル部材
75 補強ビード部
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
(1)車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で直線的に延びる部分を有する補強部材とを具備することを特徴とする前部車体構造。
なお、「ストラットタワーの上部」は、サスペンション設置部からフロントサイドメンバまで延びるストラットタワーを上下二等分した場合に上方側に位置する部分を意味する。
(2)前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、上記(1)に記載の前部車体構造。
(3)前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の前部車体構造。
(4)車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材とを具備し、前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、前部車体構造。
(5)前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、上記(4)に記載の前部車体構造。
)前記補強部材は、中実の棒状材で構成されていることを特徴とする、上記(1)〜()のいずれか1つに記載の前部車体構造。
)前記補強部材は、両ストラットタワーの上部と両フロントサイドメンバとに結合された一つの部材であることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の前部車体構造。
)前記補強部材はパネル部材であり、該パネル部材の幅方向縁部はその全長に亘ってストラットタワーおよびフロントサイドメンバに結合されることを特徴とする、上記()に記載の前部車体構造。
)前記パネル部材には、補強ビード部が形成されていることを特徴とする、上記()に記載の前部車体構造。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
(1)車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で直線的に延びる部分を有する補強部材とを具備し、前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、前部車体構造。
なお、「ストラットタワーの上部」は、サスペンション設置部からフロントサイドメンバまで延びるストラットタワーを上下二等分した場合に上方側に位置する部分を意味する。
(2)前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、上記(1)に記載の前部車体構造
(3)車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材とを具備し、前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、前部車体構造。
)前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、上記()に記載の前部車体構造。
)前記補強部材は、中実の棒状材で構成されていることを特徴とする、上記(1)〜()のいずれか1つに記載の前部車体構造。

Claims (7)

  1. 車室の前方側に配設された前室を有する車体における前部車体構造であって、
    前記前室の内部に位置して前記車体の前後方向に延在する一対のフロントサイドメンバと、
    前記前室内において前記前室の幅方向両側に配置されて内部に前輪用サスペンションが配置される一対のストラットタワーと、
    前記ストラットタワーの上部と該ストラットタワーに対向するフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる補強部材とを具備することを特徴とする前部車体構造。
  2. 前記補強部材は、車体の前後方向に対して垂直な平面に沿って延在していることを特徴とする、請求項1に記載の前部車体構造。
  3. 前記補強部材は、幅方向一方側のストラットタワーの上部と幅方向他方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第1補強部材と、幅方向他方側のストラットタワーの上部と幅方向一方側のフロントサイドメンバとに結合されてこれらの間で延びる第2補強部材とを備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の前部車体構造。
  4. 前記補強部材は、中実の棒状材で構成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の前部車体構造。
  5. 前記補強部材は、両ストラットタワーの上部と両フロントサイドメンバとに結合された一つの部材であることを特徴とする、請求項1または2に記載の前部車体構造。
  6. 前記補強部材はパネル部材であり、該パネル部材の幅方向縁部はその全長に亘ってストラットタワーおよびフロントサイドメンバに結合されることを特徴とする、請求項5に記載の前部車体構造。
  7. 前記パネル部材には、補強ビード部が形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の前部車体構造。
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