JPWO2012029125A1 - 冬用空気入りタイヤ用トレッド - Google Patents
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Abstract
Description
また、「細い切れ込み」とは、いわゆるサイプなどとも呼ばれる、ナイフの刃のようなものにより形成された切れ込みのことを言い、この細い切れ込みのトレッド表面での幅は、主に横溝に対して相対的に小さいものである。
また、「小穴」とは、切れ込みの一種であり、トレッドにおいて、タイヤ内径方向に延びる断面円形状の穴を言う。
また、「一連の小穴」とは、複数の小穴が、連続的に配列されている小穴を言う。
また、「拡幅部」とは、その幅が、細い切れ込みの幅に対して増加している部分のことを言い、細長い切れ込みと連通して、一体的に形成されているものをいう。
このように構成された本発明においては、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下の抑制とを図ることが出来る。即ち、周方向エッジと、底部に拡幅部を有する細い切れ込みとの間隔を8.0mmよりも小さくすると、それらの中間部に形成された一連の小穴のブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまう。一方、周方向エッジと、底部に拡幅部を有する細い切れ込みとの間隔を14.0mmよりも大きくすると、拡幅部を持つ細い切れ込みと、一連の小穴を組み合わせることにより、拡幅部の周囲のブロック剛性の局所的な低下による一連の小穴の氷表面の水膜の吸い上げ効率を向上させる効果が薄れ、氷上性能が低下してしまう。従って、周方向エッジと少なくとも1つの細い切れ込みとの間隔を8.0mm〜14.0mmとすれば、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下の抑制とを図ることが出来る。
このように構成された本発明においては、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下の抑制とを図ることが出来る。即ち、一連の小穴を構成する小穴の直径を1.0mmよりも小さくすると、それらの小穴が氷表面の水膜を内部に吸い上げる効果が、拡幅部によるブロック剛性の局所的な低下に伴う小穴による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果と合わせてもなお不十分となり、氷上性能が低下してしまう。一方、一連の小穴を構成する小穴の直径を3.0mmよりも大きくすると、一連の小穴を周方向エッジの所定の近傍領域に形成したことによるブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまうのみならず、ブロック表面の小穴の面積が拡大することにより、ブロック表面の路面に接触する面積が減少してしまうことにより、氷上性能が低下してしまう。従って、小穴の直径を1.0mm〜3.0mmとすれば、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下を抑制とを図ることが出来る。
このように構成された本発明においては、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下の抑制とを図ることが出来る。即ち、一連の小穴を構成する小穴の隣接間隔を3.0mmよりも小さくすると、一連の小穴を周方向エッジの所定の近傍領域に形成したことによるブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまう。一方、一連の小穴を構成する小穴の隣接間隔を6.0mmよりも大きくすると、それらの小穴が氷表面の水膜を内部に吸い上げる効果が、拡幅部によるブロック剛性の局所的な低下に伴う小穴による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果と組み合わせてもなお不十分となり、氷上性能が低下してしまう。従って、一連の小穴を構成する小穴の隣接間隔を3.0mm〜6.0mmとすれば、トレッドパターン耐久性の向上と、氷上性能の低下の抑制とを図ることが出来る。
このように構成された本発明においては、拡幅部が、一般的に、応力の分散(応力集中の抑制)と、空気に触れる面積の増加による放熱性とのバランスに優れる円形状の断面形状を有するので、トレッドパターン耐久性を向上させることができ、また底部に拡幅部を有する細い切れ込みを製造する際の工程の複雑さも緩和することができる。
このように構成された本発明においては、氷上性能の低下の抑制とトレッドパターン耐久性の向上とを図ることが出来る。即ち、少なくとも1つの細長い切れ込みが有する拡幅部の円形状の断面の直径を1.0mmよりも小さくすると、拡幅部の局所的なブロック剛性の低下度合いが小さくなり、周方向エッジと拡幅部を有する細い切れ込みの中間部に少なくとも1つの一連の小穴を配置しても、その一連の小穴による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果が低下してしまう。一方、少なくとも1つの細長い切れ込みが有する拡幅部の円形状の断面の直径を3.0mmよりも大きくすると、拡幅部の局所的なブロック剛性の低下度合いが大きくなり、ブロック剛性が全体的に低下し易くなり、トレッドパターン耐久性が低下してしまう。従って、少なくとも1つの細長い切れ込みが有する拡幅部の円形状の断面の直径を1.0mm〜3.0mmとすれば、氷上性能の低下の抑制とトレッドパターン耐久性の向上とを図ることが出来る。
また、「ブロック壁」とは、ブロック側面の溝に面している部分のことを言う。ブロックがトレッドショルダー部に位置している場合、トレッド外側に位置するブロック側面もブロック壁と呼ぶ。
先ず、図1乃至図3により、本発明の第1実施形態による冬用空気入りタイヤ用トレッドを説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による冬用空気入りタイヤ用トレッドを模式的に示す図であり、図2は、本発明の第1実施形態による冬用空気入りタイヤ用トレッド上のブロックを模式的に示す図であり、図3は、図2のIII−III線に沿って見た冬用タイヤ用トレッド上のブロックの拡大断面図である。
このトレッド1には、タイヤの周方向に延びる3本の周方向溝2と、タイヤの横方向(幅方向)に延びる複数の横方向溝3が形成されている。符号4は、第1実施形態による冬用タイヤトレッド1上のブロックを示し、これらのブロック4は、周方向溝2及び横方向溝3により区切られることにより形成され、また、横方向溝3により、周方向エッジ42が形成される。なお、本実施形態における冬用タイヤトレッド1は、タイヤ回転方向が規定されていないものである。
また、図3に示すように、周方向エッジ42は、横方向溝3に面している。
図2及び図3に示すように、一連の小穴6a(6b)は、路面と接触する面41に開口すると共にタイヤ内径方向に延び、周方向溝2の溝深さD以下の深さDHをそれぞれ有する5個の小穴7a(7b)を有し、これらの小穴7a(7b)が連続的に配列されて構成される。本実施形態では、一連の小穴6a(6b)は、小穴7aが直線的に並ぶよう構成されている。
なお、本実施形態では、一連の小穴6a(6b)を5つの小穴7a(7b)で構成しているが、この図示の例に限らず、少なくとも2つ以上の小穴で構成しても良い。小穴7の深さDHは、最大で周方向溝2と同じDである。本実施形態において、小穴7の深さDHは7.5mmである。
先ず、図1乃至図3に示すように、ブロック4には、路面と接触する面41に開口し、タイヤ内径方向に延びる細い切れ込み5a(5b)が、ブロックの中央領域に形成されている。図1及び図2に示すように、細い切れ込み5a(5b)は、その全体が、タイヤ横方向に延び、また、周方向エッジ42にほぼ平行に延びるように形成されている。
ここで、一般的に、一連の小穴を形成する場合、細い切れ込みを形成する場合よりも、ブロック剛性の低下を抑制して、ブロック全体として高いブロック剛性を確保することができるが、一方、一連の小穴を形成する場合、細長い切れ込みを形成する場合よりも、ブロック剛性の低下を抑制した分、一連の小穴のエッジ部に働くエッジ圧力を上げることが難しく、小穴での氷上性能の向上は得られない。
これは、周方向エッジ42と、底部に拡幅部51a、51bを有する細い切れ込み5a、5bとの間隔dsを8.0mmよりも小さくすると、それらの中間部に形成された一連の小穴6a、6のブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまうからである。一方、周方向エッジ42と、底部に拡幅部51a、51bを有する細い切れ込み5a、5bとの間隔dsを14.0mmよりも大きくすると、拡幅部(51a、51b)を持つ細い切れ込み(5a、5b)と、一連の小穴(6a、6b)を組み合わせることにより、拡幅部(51a、51b)の周囲のブロック剛性の局所的な低下による一連の小穴(6a、6b)の氷表面の水膜の吸い上げ効率を向上させる効果が薄れ、氷上性能が低下してしまうからである。
これは、一連の小穴(6a、6b)を構成する小穴(7a、7b)の直径dhを1.0mmよりも小さくすると、それらの小穴が氷表面の水膜を内部に吸い上げる効果が、細長い切れ込み(5)の拡幅部(51a、51b)による、ブロック剛性の局所的な低下に伴う小穴(7a、7b)による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果と合わせてもなお不十分となり、氷上性能が低下してしまうからである。一方、一連の小穴(6a、6b)を構成する小穴(7a、7b)の直径dhを3.0mmよりも大きくすると、一連の小穴(6a、6b)を周方向エッジ42の近傍領域に形成したことによる上述したようなブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまうのみならず、ブロックの表面の小穴(7a、7b)の面積が拡大することにより、ブロック表面の路面に接触する面積が減少してしまうことにより、氷上性能が低下してしまうからである。
これは、一連の小穴6a(6b)を構成する小穴7a(7b)の隣接間隔dbを3.0mmよりも小さくすると、一連の小穴6a(6b)を周方向エッジ42の近傍領域Aに形成したことによるブロック剛性の低下抑制効果が薄れ、トレッドパターン耐久性が低下してしまうからである。一方、一連の小穴6a(6b)を構成する小穴7a(7b)の隣接間隔dbを6.0mmよりも大きくすると、それらの小穴が氷表面の水膜を内部に吸い上げる効果が、拡幅部(51a、51b)によるブロック剛性の局所的な低下に伴う小穴(7a、7b)による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果と組み合わせてもなお不十分となり、氷上性能が低下してしまうからである。
これは、細長い切れ込み5a(5b)が有する拡幅部51a(51b)の円形状の断面の直径dwを1.0mmよりも小さくすると、拡幅部51a(51b)の局所的なブロック剛性の低下度合いが小さくなり、一連の小穴6a(6b)を、周方向エッジ42の近傍領域Aに形成すると共に、周方向エッジ42と拡幅部51a(51b)を有する細い切れ込み5a(5b)の中間部に配置するようにしても、拡幅部51a(51b)の周囲の局所的なブロック剛性の低下がその一連の小穴6a(6b)に及ばず、或いは、及びにくくなり、一連の小穴6a(6b)による氷表面の水膜の吸い上げ効率の向上効果が低下してしまうからである。一方、細長い切れ込み5a(5b)が有する拡幅部51a(51b)の円形状の断面の直径dwを3.0mmよりも大きくすると、拡幅部51a(51b)の周囲の局所的なブロック剛性の低下度合いが大きくなり、ブロックの全体的な剛性が低下し易くなるので、トレッドパターン耐久性が低下してしまうからである。
なお、上述した拡幅部51a(51b)の断面形状は円形状に限らず、その場合の細い切れ込み5a(5b)に対する幅の増加分は、上述したような作用を得られる範囲で変更できる。
この第2実施形態のタイヤ用トレッドの基本構成は、上述した第1実施形態と同様であるので、以下では、主に異なる点を説明する。
図4に示すように、第2実施形態においても、ブロック4は、横方向溝3の溝深さDと同じブロック高さを持つように形成され、タイヤ転動時に路面と接触する面41を有している。
この第3実施形態におけるトレッド1は、図5の矢印DRで回転方向を示すように、タイヤの回転方向が規定されており、トレッド1上には四本の周方向溝2が形成され、これら周方向溝2に区切られる形でトレッド1が複数領域に分割されている。なお、この例におけるタイヤサイズは205/55R16である。
ブロック4には、第1実施形態で上述したものと同様の一連の小穴6が形成されている。この第3実施形態では、トレッドショルダー部におけるブロック4に、路面と接触する面41に開口し、タイヤ内部方向に延び、5つの小穴7からなる一連の小穴6が1つ形成されている。
他方の拡幅部51bを有する細い切れ込み5aは、ブロック4のさらなる氷上性能の向上及び放熱に寄与する。
第1乃至第3実施形態による冬用空気入りタイヤ用トレッド1は、横方向溝3により形成される周方向エッジ42と、周方向エッジ42に対しほぼ平行に延びると共に周方向溝2の深さD以下の深さDIを有し、その底部に拡幅部51を有する少なくとも1つの細い切れ込み5と、ブロック4の接地面41に開口し、タイヤ内径方向に延びると共に周方向溝2の深さD以下の深さDHを有し、少なくとも二つの小穴7からなる少なくとも1つの一連の小穴6と、がそれぞれ形成された周方向に並ぶブロック4を有し、少なくとも1つの一連の小穴6を、それらの小穴7が周方向エッジ42に対しほぼ平行に並ぶように「周方向エッジ42の所定の近傍領域」、即ち、「細長い切れ込みを形成する場合と比較してブロック剛性の低下の度合いを抑制できるような周方向エッジの近傍領域(上述した第1乃至第3実施形態では、周方向エッジ42或いは蹴り出し側周方向エッジ42aから8mmの距離daの領域A)」に形成するようにしているので、細長い切れ込みを形成する場合よりもブロック剛性の低下を抑制することが出来、その結果、トレッドパターンの耐久性を向上させることが出来る。言い換えれば、氷上性能を維持する第1の機能を果たす細長い切れ込みを周方向エッジ42の近傍に形成するとブロック4の剛性の低下度合いが大きいので、上述した実施形態のように、氷上性能を維持する第2の機能を果たす一連の小穴6を、周方向エッジ42或いは蹴り出し側周方向エッジ42aの近傍領域Aに形成すれば、ブロック剛性の低下を抑制することが出来る。
2 周方向溝
3 横方向溝
4 ブロック
41 ブロック4上でタイヤ転動時に路面と接触する面
42 周方向エッジ
43 ブロック壁
5、5a、5b 細い切れ込み
51、51a、51b 細い切れ込みの拡幅部
6、6a、6b 一連の小穴
7、7a、7b 小穴
Claims (9)
- タイヤ周方向に延びる少なくとも一本の周方向溝と、タイヤ横方向に延びる複数の横方向溝と、これらの周方向溝及び横方向溝によって区切られた複数のブロックと、を有する冬用空気入りタイヤ用トレッドであって、
前記横方向溝により形成される周方向エッジと、
前記周方向エッジに対しほぼ平行に延びると共に前記周方向溝の深さ以下の深さを有し、その底部に拡幅部を有する少なくとも1つの細い切れ込みと、
ブロックの接地面に開口し、タイヤ内径方向に延びると共に前記周方向溝の深さ以下の深さを有し、少なくとも二つの小穴からなる少なくとも1つの一連の小穴と、がそれぞれ形成された周方向に並ぶブロックを有し、
前記少なくとも1つの一連の小穴は、前記周方向エッジの所定の近傍領域に形成され、且つ、前記周方向エッジと前記少なくとも1つの細い切れ込みの中間部に形成されていることを特徴とする冬用空気入りタイヤ用トレッド。 - 前記冬用空気入りタイヤ用トレッドは規定された回転方向を有し、
前記周方向エッジの所定の近傍領域は、蹴り出し側周方向エッジ近傍領域である請求項1記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。 - 前記少なくとも1つの一連の小穴が間に形成された前記周方向エッジと前記少なくとも1つの細い切れ込みとの間隔が8.0mm〜14.0mmである請求項1又は請求項2に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 前記少なくとも1つの一連の小穴を構成する小穴の直径が1.0mm〜3.0mmである請求項1乃至3の何れか1項に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 前記少なくとも1つの一連の小穴を構成する小穴の隣接する小穴の間隔が3.0mm〜6.0mmである請求項1乃至4の何れか1項に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 前記少なくとも1つの細長い切れ込みが有する拡幅部は円形状の断面形状を有する請求項1乃至5の何れか1項に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 上記拡幅部の円形状の断面の直径が1.0mm〜3.0mmである請求項6に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 前記周方向に並ぶブロックはトレッドショルダー部に形成されている請求項1乃至7の何れか1項に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
- 前記少なくとも1つの細い切れ込みは、トレッド外側に位置するブロック壁に開口するように形成されている請求項1乃至8の何れか1項に記載の冬用空気入りタイヤ用トレッド。
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