JPWO2011108171A1 - マルチカーエレベーター制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
<前提技術>
1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて、マルチカーエレベーター制御装置は、特開2003−81542のように同一シャフト内のかご同士の衝突を避けるとともに、階と階の間でかごが停止しないよう衝突回避運行制御を行う。
マルチカーエレベーター制御装置の構成を図3に示す。昇降路1に上かご2Uと下かご2Dが走行しているものとする。マルチカーエレベーター制御装置は、図において上かご2Uの運行を制御する上かご制御装置3U、下かご2Dの運行を制御する下かご制御装置3Dとして示されている。上かご制御装置3Uは、下かご制御装置3Dと通信を行って下かご2Dの位置情報を取得するかご間通信手段3U5、走行可能区間を演算する走行可能区間演算部3U1、火災階の情報を取得する火災階情報取得部3U2、走行可否を判断する走行可否判断部3U3、火災時停止禁止区間を演算する火災時停止禁止区間演算部3U4を備えている。下かご制御装置3Dも同様に、上かご制御装置3Uのかご間通信手段3U5と通信を行うかご間通信手段3D5の他、走行可能区間演算部3D1、火災階情報取得部3D2、走行可否判断部3D3、火災時停止禁止区間演算部3D4を備えている。
図2に沿って、本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置の動作を説明する。ここでは、5Fで火災が発生しており、火災階と火災直上階の5F〜6Fを火災時停止禁止区間として設定している。図2(a)は、自かごが8Fから7Fへ走行中であり、拘束相手かごが3Fから2Fへ走行中の状況を示している。この場合、自かご占有区間は8Fと7F、拘束相手かご占有区間は3Fと2F、安全余裕区間は4Fとなる。よって、走行可能区間は5F〜6Fとなる。走行可能区間のうち火災時停止禁止区間とならない階が存在しないため、自かごには停止指令が出され7Fで停止する。これによって、仮に拘束相手かごが何らかの理由で3Fに停止した場合でも、火災時停止禁止区間に停止することを避けられる。
本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置では、すでに述べたとおり以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置は、1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するものであり、停止した前方かごに衝突することなく停止して戸開出来る階の範囲を走行可能区間として演算する走行可能区間演算部3U1と、火災階情報を取得する火災階情報取得部3U2と、火災階情報から火災階を含む予め設定された所定範囲の階をかごの停止として禁止する火災時停止禁止区間を演算する火災時停止禁止区間演算部3U4と、走行可能区間と火災時停止禁止区間を参照してエレベーターの走行可否を判断する走行可否判断部3U3とを備えることを特徴とする。停止可能範囲に火災時停止禁止区間以外が常に含まれるようにかごを制御することにより、前方かごが何らかの原因で停止した場合でも、火災時停止禁止区間以外に停止し、かごの外に乗客を避難させることが出来る。
<構成>
図9に、実施の形態2のマルチカーエレベーター制御装置の構成を示す。図は、1つの昇降路1に上かご2U、中かご2M、下かご2Dが走行するマルチカーエレベーターシステムを示している。上かご2Uには、上かご2Uの運行を制御する上かご制御装置3Uが、中かご2Mには、中かご2Mの運行を制御する中かご制御装置3Mが、下かご2Dには、下かご2Dの運行を制御する下かご制御装置3Dが設けられている。なお、1昇降路内のかご台数は3台に限るものではなく、2台以上の任意の台数に対して適用可能である。
図7,8に沿って、本実施の形態のマルチカーエレベーターの動作を説明する。図7では、実施の形態1で示した火災時停止禁止区間に対して、かごの走行方向側に安全余裕距離を加えた区間を火災時閉塞区間として設定し、火災時閉塞区間にはかごを1台しか走行させないように制御する場合を示す。なお、火災が発生していないときは実施の形態1と同様に衝突回避制御を行っている。
本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置では、既に述べたとおり以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置は、1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するものであり、火災階情報を取得する火災階情報取得部43と、火災階情報から、かごが1台しか走行することを許可しない火災時閉塞区間を設定する火災時閉塞区間設定部45と、火災時閉塞区間にかごが1台存在する場合に、他のかごが火災時閉塞区間に侵入しないように他のかごを制御する火災時閉塞制御部46と、を備える。火災階から所定の範囲にある火災時閉塞区間にかごが1台しか存在しないようにかごを制御することにより、前方かごが何らかの理由で火災階近傍の階に停止した場合でも、後方かごは火災時停止禁止区間以外に停止し、かごの外に乗客を避難させることが出来る。また、火災階に対して固定された距離の区間を火災時閉塞区間として設定するため、ロジックを持った電子的回路だけでなく、リレーなどの電気的回路で火災時閉塞区間設定部や火災時閉塞制御部を構成することができる。
実施の形態3に係るマルチカーエレベーター制御装置は、実施の形態1に係るマルチカーエレベーター制御装置の変形例である。図2(a)に示すように、拘束相手かご占有区間と火災時停止禁止区間の間に走行可能区間がないが安全余裕区間がある場合に、自かごの速度及び減速度を下げて安全余裕区間を短縮し、拘束相手かご占有区間と火災時禁止区間の間に走行可能区間を設定するものである。
実施の形態3に係るマルチカーエレベーター制御装置において、走行可能区間演算部3U1,3D1は、前方かご占有区間の自かご側に隣接して設けられた安全余裕区間と自かご占有区間の間の区間を走行可能区間として演算し、安全余裕区間は、かごの速度及び減速度に基づいて決定され、走行可否判断部3U3,3D3は、走行可能区間のうち、火災時停止禁止区間と重ならない区間がある場合にのみ走行を許可し、走行可能区間が全て火災時停止禁止区間と重なった場合に、安全余裕区間を狭めるかごの速度及び減速度の組み合わせの候補を提示する速度・減速度候補提示部3U6,3D6と、前記候補を用いた場合に前災時停止禁止区間の通過に要する通過時間を演算する通過時間演算部3U1,3D1と、前記通過時間が最も短い前記候補を、自かごの新たな速度及び減速度として選択する速度・減速度選択部3U8,3D8とをさらに備えるので、かごをより速く、火災時停止禁止区間よりも前方へと走行させることが可能となる。
実施の形態4に係るマルチカーエレベーター制御装置は、実施の形態3で説明した自かごの速度及び減速度を調整する技術を、実施の形態2のマルチカーエレベーター制御装置に対して適用したものである。すなわち、図7(a)や図8(a)のように火災時閉塞区間にかごが存在する場合に、占有区間の走行方向端に隣接して火災時閉塞区間を持つかご、つまり、図7(a)における7Fのかごや、図8(a)における8Fのかごの速度及び減速度を下げて安全余裕距離を短縮することにより、火災時閉塞区間を短縮して火災時閉塞区間内にかごが存在しないようにするものである。ここで、上述の速度及び減速度を調整する対象となったかごを閉塞停止対象かごと定義する。
実施の形態4のマルチカーエレベーター制御装置は、火災時閉塞区間を狭める閉塞停止対象かごの速度及び減速度の組み合わせの候補を提示する速度・減速度候補提示部48と、前記候補を用いた場合に閉塞停止対象かごが火災時閉塞区間の通過に要する通過時間を演算する通過時間演算部49と、前記通過時間が最も短い前記候補を、閉塞停止対象かごの新たな速度及び減速度として選択する速度・減速度選択部410とをさらに備えるので、火災時閉塞区間によってかごが停止しなければならない状況を削減しながら、閉塞停止対象かごをより速く、火災時停止禁止区間よりも前方へと走行させることが可能となる。
実施の形態5に係るマルチカーエレベーター制御装置は、実施の形態1に係るマルチカーエレベーター制御装置に火災時出発制御機能を備えたものである。火災時出発制御とは、火災時停止禁止区間によってかごが途中で停止することを防止するために、自かごの位置、拘束相手かごの位置、速度、方向、戸状態、火災時停止禁止区間から自かごと拘束相手かごの将来の位置を予測し、その予測結果に基づいて自かごの出発タイミングを制御することである。
実施の形態5に係るマルチカーエレベーター制御装置によれば、出発予定の自かごが火災時停止禁止区間に到着する時刻を予測する到着時刻予測部3U9,3D9と、到着時刻における拘束相手かご(前方かご)の位置を予測する拘束相手かご位置予測部3U10,3D10(前方かご位置予測部)と、前記到着時刻及び前記到着時刻における前方かごの位置から、前記到着時刻における自かごの走行可能区間を演算し、走行可能区間の中に火災時停止禁止区間と重ならない区間ができるまで自かごの出発待機を行うかご出発判断部3U11とを備えるので、走行途中で火災階に近い階でかごを停止する必要が無くなり、かご内の乗客の焦燥感を減ずることが可能となる。
実施の形態6に係るマルチカーエレベーター制御装置は、実施の形態2に係るマルチカーエレベーター制御装置に火災時出発制御機能を備えたものである。火災時出発制御とは、火災時閉塞区間によってかごが途中で停止することを防止するために、自かごの位置、前方かごの位置、速度、方向、戸状態、火災時停止禁止区間から自かごと前方かごの将来の位置を予測し、予測結果に基づいて、自かごの走行開始タイミングを制御することである。
本発明によれば、火災時閉塞区間に起因する停止が必要なくなるまで、かご出発の待機を行うため、走行途中で火災階に近い階でかごを停止する必要が無くなり、かご内の乗客の焦燥感を減ずることが可能となる。
本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置では、すでに述べたとおり以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置は、1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するものであり、停止した前方かごに衝突することなく停止して戸開出来る階の範囲を走行可能区間として演算する走行可能区間演算部3U1と、火災階情報を取得する火災階情報取得部3U2と、火災階情報から火災階を含む予め設定された所定範囲の階をかごの停止を禁止する火災時停止禁止区間として演算する火災時停止禁止区間演算部3U4と、走行可能区間に火災時停止禁止区間以外の階が含まれる場合はエレベーターの走行を許可し、走行可能区間に火災時停止禁止区間以外の階が含まれない場合はかごを停止させる走行可否判断部3U3とを備えることを特徴とする。停止可能範囲に火災時停止禁止区間以外が常に含まれるようにかごを制御することにより、前方かごが何らかの原因で停止した場合でも、火災時停止禁止区間以外に停止し、かごの外に乗客を避難させることが出来る。
本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置では、既に述べたとおり以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のマルチカーエレベーター制御装置は、1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するものであり、火災階情報を取得する火災階情報取得部43と、火災階を含む予め設定された所定範囲の階である火災時停止禁止区間に、かごの走行方向又は両方向に所定の安全余裕距離を加えた区間を火災時閉塞区間として設定する火災時閉塞区間設定部45と、火災時閉塞区間にかごが1台存在する場合に、他のかごが火災時閉塞区間に侵入しないように、現在位置から停止可能な直近の階までの区間である自かご占有区間の走行方向側の端の階が前記火災時閉塞区間のいずれか一方の端に隣接した階にいるかごを停止させる火災時閉塞制御部46と、を備える。火災階から所定の範囲にある火災時閉塞区間にかごが1台しか存在しないようにかごを制御することにより、前方かごが何らかの理由で火災階近傍の階に停止した場合でも、後方かごは火災時停止禁止区間以外に停止し、かごの外に乗客を避難させることが出来る。また、火災階に対して固定された距離の区間を火災時閉塞区間として設定するため、ロジックを持った電子的回路だけでなく、リレーなどの電気的回路で火災時閉塞区間設定部や火災時閉塞制御部を構成することができる。
Claims (9)
- 1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するマルチカーエレベーター制御装置であって、
停止した前方かごに衝突することなく停止して戸開出来る階の範囲を走行可能区間として演算する走行可能区間演算部と、
火災階情報を取得する火災階情報取得部と、
前記火災階情報から火災階を含む予め設定された所定範囲の階をかごの停止を禁止する火災時停止禁止区間として演算する火災時停止禁止区間演算部と、
前記走行可能区間と前記火災時停止禁止区間を参照してエレベーターの走行可否を判断する走行可否判断部と、を備えることを特徴とするマルチカーエレベーター制御装置。 - 前記火災時停止禁止区間演算部は、前記火災階情報に含まれる火災階の位置から上下方向に所定距離を加えた範囲を火災時停止禁止区間とすることを特徴とする、請求項1に記載のマルチカーエレベーター制御装置。
- 1つの昇降路に複数のかごが走行するマルチカーエレベーターシステムにおいて各かごの運転を制御するマルチカーエレベーター制御装置であって、
火災階情報を取得する火災階情報取得部と、
前記火災階情報から、かごが1台しか走行することを許可しない火災時閉塞区間を設定する火災時閉塞区間設定部と、
前記火災時閉塞区間にかごが1台存在する場合に、他のかごが火災時閉塞区間に侵入しないように他のかごを制御する火災時閉塞制御部と、を備えることを特徴とするマルチカーエレベーター制御装置。 - 前記火災時閉塞区間設定部は、火災階を含む予め設定された所定範囲の階である火災時停止禁止区間に所定の安全余裕距離を加えた区間を火災時閉塞区間として設定する、
請求項3に記載のマルチカーエレベーター制御装置。 - 前記安全余裕距離は、かごの速度及び加速度に基づいて決定される、
請求項4に記載のマルチカーエレベーター制御装置。 - 前記走行可能区間演算部は、前方かご占有区間の自かご側に隣接して設けられた安全余裕区間と自かご占有区間の間の区間を前記走行可能区間として演算し、
前記安全余裕区間は、かごの速度及び減速度に基づいて決定され、
前記走行可否判断部は、前記走行可能区間のうち、前記火災時停止禁止区間と重ならない区間がある場合にのみ走行を許可し、
前記走行可能区間が全て前記火災時停止禁止区間と重なった場合に、前記安全余裕区間を狭めるかごの速度及び減速度の組み合わせの候補を提示する速度・減速度候補提示部と、
前記候補を用いた場合に前記火災時停止禁止区間の通過に要する通過時間を演算する通過時間演算部と、
前記通過時間が最も短い前記候補を、自かごの新たな速度及び減速度として選択する速度・減速度選択部とをさらに備える、
請求項1に記載のマルチカーエレベーター制御装置。 - 前記火災時閉塞区間内にかごが存在する場合に、占有区間の走行方向端に隣接して前記火災時閉塞区間を持つ閉塞停止対象かごの速度及び減速度を調整するマルチカーエレベーター制御装置であって、
前記火災時閉塞区間を狭める前記閉塞停止対象かごの速度及び減速度の組み合わせの候補を提示する速度・減速度候補提示部と、
前記候補を用いた場合に前記閉塞停止対象かごが前記火災時閉塞区間の通過に要する通過時間を演算する通過時間演算部と、
前記通過時間が最も短い前記候補を、前記閉塞停止対象かごの新たな速度及び減速度として選択する速度・減速度選択部とをさらに備える、請求項5に記載のマルチカーエレベーター制御装置。 - 出発予定の自かごが前記火災時停止禁止区間に到着する時刻を予測する到着時刻予測部と、
前記到着時刻における前方かごの位置を予測する前方かご位置予測部と、
前記到着時刻及び前記到着時刻における前方かごの位置から、前記到着時刻における自かごの走行可能区間を演算し、前記走行可能区間の中に前記火災時停止禁止区間と重ならない区間ができるまで自かごの出発待機を行うかご出発判断部とを備えた、
請求項1に記載のマルチカーエレベーター制御装置。 - 出発予定の自かごが前記火災時閉塞区間に到着する時刻を予測する到着時刻予測部と、
前記到着時刻における前方かごの位置を予測する前方かご位置予測部と、
前方かごが前記火災時閉塞区間を通過するタイミングで、自かごが前記火災時閉塞区間に到着するように、適宜自かごの出発待機を行うかご出発判断部と、
を備える請求項3に記載のマルチカーエレベーター制御装置。
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