JP7373433B2 - エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法 - Google Patents

エレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、エレベータを制御する技術に関する。
エレベータの昇降路の床面積当たりの輸送力を増加させるために、昇降路内に複数のかご(乗りかご)を配置するマルチカーエレベータが注目されている。
特許文献1には、マルチカーエレベータにおいて、かご同士の衝突を回避するために、2台のかごが互いに接近するような走行を禁止する技術が開示されている。この技術は、走行が禁止されている状態のときに、かご内に乗客がいれば、かごを戸開して待機することで、かごの衝突を回避しつつ、乗客の閉じ込めを減少させている。
特許文献2には、マルチカーエレベータにおいて、1つのかごが目的階に向けて走行して停止しようとしているときに、他のかごの位置に応じて減速パターンを変更することで衝突を回避する技術が開示されている。
特許4291370号公報 特開2000-63189号公報
一般的にマルチカーエレベータでは、かご同士の衝突などを避けるために、かごを目的の乗場以外の場所で停止することがある。この場合、かごの乗客は、かごの停止した原因が分からず、不安を覚えてしまうことがある。
特許文献1に記載の技術では、かごの走行が禁止されている状態を前提としており、走行中のかごを停止させることについては考慮されていない。また、特許文献2に記載の技術では、かごの減速パターンを変化させて、かご同士の衝突を回避するものであるため、走行中のかごを停止させることについては考慮されていない。このため、特許文献1及び2に記載の技術では、乗客にとって原因の分からないかごの停止による乗客の不安を緩和することができない。
本開示の目的は、乗客にとって原因の分からないかごの停止による乗客の不安感を緩和することが可能なエレベータ制御システムおよびエレベータ制御方法を提供することである。
本開示の一態様に従うエレベータ制御システムは、情報提示装置を備えた複数のかごが同一の昇降路内を運行するマルチカーエレベータを制御するエレベータ制御システムであって、走行中の前記かごである対象かごの走行が他のかごの影響で阻害される運行阻害状況が発生した場合、前記対象かごを臨時停止するかご運行管理部と、前記対象かごが臨時停止した場合、前記対象かごに備わった情報提示装置を用いて正常な停止である旨を含む通知情報を出力する通知部と、を有する。
本発明によれば、乗客にとって原因の分からないかごの停止による乗客の不安感を緩和することが可能になる。
本開示の第1の実施形態によるエレベータシステムの構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態によるエレベータの概略図である。 本開示の第1の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第2の実施形態によるエレベータシステムの構成を示す図である。 本開示の第2の実施形態によるエレベータの概略図である。 本開示の第2の実施形態によるエレベータの他の概略図である。 本開示の第2の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第2の実施形態によるかごループ停止パターン判定部の動作を説明するためのフローチャートである。 本開示の第3の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第4の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第5の実施形態によるエレベータの動作を説明するための図である。 本開示の第6の実施形態によるエレベータシステムの概略図である。 本開示の第7の実施形態によるエレベータシステムの概略図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本開示の第1の実施形態におけるエレベータシステムの構成の一例を示す図である。図1に示すエレベータシステムは、エレベータ制御システム100と、ホール呼びボタン110と、エレベータ120とを有する。
エレベータ制御システム100は、エレベータ120を制御する制御装置である。エレベータ制御システム100は、図示したように複数のエレベータ120を制御してもよい。
ホール呼びボタン110は、エレベータ120のかごに対してホール呼びを行うためのボタンであり、例えば、エレベータ120の乗場ごとに設けられる。
エレベータ120は、複数のかご(乗りかご)130を同一の昇降路に配置したマルチカーエレベータである。図の例では、エレベータ120は、m個のかご130のうち、3つのかご130が示されている。各かご130には、種々の情報を乗客に対して出力して提示するための情報提示装置131が設けられている。
情報提示装置131は、例えば、スピーカのような音声を出力する音声出力装置でもよいし、例えば、ディスプレイ及びサイネージのような画像を表示する表示装置でもよいし、これらを組み合わせたものでもよい。
また、図示していないが、各かご130には、そのかごに対するかご呼びを行うためのかご呼びボタン、かごの戸開を行う戸開ボタン、及び、かごの戸閉を行う戸閉ボタンなどを含むボタン部、及び、各かご130の乗客の有無及び人数を検出するための質量計測センサなども備わっている。
エレベータ制御システム100は、かご運行管理部101と、通知部102とを有する。
かご運行管理部101は、エレベータ120の運行を管理する。例えば、かご運行管理部101は、エレベータの運行状況として、発生中の呼び(かご呼び及びホール呼び)、その呼びに対応しているかご130、エレベータ120内の各かご130の位置、各かごの走行状態(速度及び加速度など)、及び、各かごの乗客の有無などを監視し、その監視状況に基づいて、各かご130の走行を制御する。
また、かご運行管理部101は、運行状況に基づいて、エレベータ120内の同一の昇降路に配置された複数のかご130のうち、走行中のかごである対象かごの走行が他のかごの影響で阻害される運行阻害状況が発生したか否かを判定する。かご運行管理部101は、運行阻害状況が発生した場合、対象かごを臨時停止する。このとき、例えば、かご運行管理部101は、対象かごを乗場に臨時停止するとともに、対象かごを戸開してもよい。
運行阻害状況は、本実施形態では、対象かごを臨時停止させなかった場合に、対象かごと他のかごとが所定の距離よりも近づくと予想される状況である。なお、運行阻害状況は、所定の距離がゼロの状況、つまり、対象かごと他のかごととが衝突すると予想される状況を含む。なお、所定の距離は、第3の実施形態で後述する安全距離dと同じ距離でもよいし、異なる距離でもよい。
通知部102は、種々の情報を、かご130の乗客に対して、そのかご130の情報提示装置131を用いて出力する。具体的には、対象かごが臨時停止した場合、通知部102は、
対象かごの情報提示装置131を用いて、かごの停止が正常の停止である旨を含む通知情報を出力する。通知部102は、対象かごに乗客がいる場合にのみ、通知情報を出力してもよい。また、対象かごが臨時停止時に戸開された場合、かごの戸開が正常の戸開である旨を通知情報に含ませてもよい。
図2は、エレベータ120の具体例を示す図である。図2に示すエレベータ120は、1つの昇降路200内に、かご130として2台のかご130a及び130bが設けられている。かご130a及び130bは、互いに異なるロープ(図示せず)と連結され、互いに独立して走行可能である。また、かご130a及び130bは、昇降路200の上下方向の同じ位置に同時に存在することができない。つまり、かご130a及び130bは、互いに追い抜くことができない。図の例では、かご130aは、かご130bよりも下に位置する。
また、かごの乗場であるサービス階床が1階床から8階床まである。なお、かご130の台数及び乗場の数である階床数は、この例に限定されない。また、昇降路200の上部にかご130bを収納してかご130aを8階まで運行させるスペースが設けられてもよいし、昇降路200の下部にかご130aを収納してかご130bを1階まで運行させるスペースが設けられてもよい。
図3~図5は、本実施形態のエレベータシステムの動作を説明するための図である。以下では、エレベータ120は、図2に示したエレベータ120であるとする。
図3は、2台のかご130a及び130bのうち一方が上昇し、他方が停止している場合におけるエレベータシステムの動作を説明するための図である。なお、本開示の図面において、〇印は、かご呼びにより指定されたサービス階床を示し、△印は、ホール呼びが行われたサービス階床を示す。
図3(a)は、乗客を乗せたかご130aがかご呼びに対応して1階から6階に向けて上昇方向に走行中であり、かご130bが5階に停止している状況を示す。この場合、かご運行管理部101は、かご130aを対象かご130aとする。なお、かご130bには、乗客がいてもいなくても良い。
図3(a)の状況では、かご130bが5階に停止しているため、対象かご130aは、かご130bによって走行が阻害され、目的の6階まで走行することができない。このため、かご運行管理部101は、運行阻害状況が発生したと判定し、図3(b)に示すように、対象かご130aを5階よりも下(図の例では、3階)に臨時停止する。この場合、3階へのかご呼びも、3階でのホール呼びも行われておらず、対象かご130aの乗客にとって対象かご130aの停止は予想外であり、原因が分からないと思われる。このため、乗客は不安感を覚える恐れがある。
そこで、本実施形態では、対象かご130aが臨時停止すると、通知部102は、正常な停止である旨を含む通知情報を、対象かご130aの情報提示装置131を用いて出力する。これにより、乗客の不安感を緩和させることが可能になる。
図4及び図5は、2台のかご130a及び130bの両方が走行している場合におけるエレベータシステムの動作を説明するための図である。この場合、かご運行管理部101は、かご130a及び130bの一方を対象かごとして選択し、運行阻害状況が発生すると、対象かごを停止し、他のかごの走行は継続させる。
対象かごを選択する選択方法としては、かご130a及び130bのうち乗客がいるかごを優先的に対象かごとして選択する方法が挙げられる。この場合、かご130a及び130bの両方に乗客がいる場合、又は、かご130a及び130bの両方に乗客がいない場合、かご運行管理部101は、例えば、かご130a及び130bの走行状況に応じて対象かごを選択する。例えば、かご運行管理部101は、かご130a及び130bのうち、目的の乗場に到着するまでにかかると予想される時間が短い方を対象かごとして選択してもよいし、走行している時間が長い方のかごを対象かごとしてもよい。以下では、かご130aを対象かご130aとする。
図4は、2台のかご130a及び130bの両方が同一方向(ここでは、上昇方向)に走行している場合におけるエレベータシステムの動作を説明するための図である。
図4(a)は、乗客を乗せた対象かご130aが5階へのかご呼びに対応して1階から5階に向けて上昇方向に走行中であり、かご130bが4階の近くを上昇方向に走行している状況を示す。また、対象かご130aの速度はかご130bの速度よりも速く、対象かご130aは、停止しなければ、5階に到着する前にかご130bと衝突する状況であるとする。つまり、運行阻害状況が発生している。
この場合、かご運行管理部101は、図4(b)に示すように、対象かご130aを、かご130bと衝突するよりも前(図の例では、3階)に臨時停止する。そして、通知部102は、正常な停止である旨を含む通知情報を、対象かご130aの情報提示装置131を用いて出力して、乗客の不安感を緩和させる。
図5は、2台のかご130a及び130bが互いに異なる方向に走行している場合におけるエレベータシステムの動作を説明するための図である。
図5(a)は、乗客を乗せた対象かご130aが6階へのかご呼びに対応して1階から6階に向けて上昇方向に走行中であり、かご130bが5階のホール呼びに対応して7階から5階に向けて下降方向に走行中の状況を示す。また、対象かご130aは、停止しなければ、6階に到着する前にかご130bと衝突する状況であるとする。つまり、運行阻害状況が発生している。
この場合、かご運行管理部101は、図5(b)に示すように、対象かご130aを、5階よりも前(図の例では、3階)に臨時停止する。そして、通知部102は、正常な停止である旨を含む通知情報を、対象かご130aの情報提示装置131を用いて出力して、乗客の不安感を緩和させる。
以上説明したように本実施形態によれば、かご運行管理部101は、走行中のかごである対象かご130aの走行が他のかご130bの影響で阻害される運行阻害状況が発生した場合、対象かご130aを臨時停止する。通知部102は、対象かご130aが臨時停止した場合、対象かご130aに備わった情報提示装置131を用いて正常な停止である旨を含む通知情報を出力する。したがって、乗客にとって原因の分からないかごの停止による乗客の不安感を緩和することが可能になる。
また、本実施形態では、運行阻害状況は、対象かご130aと他のかご130bとが所定の距離よりも近づくと予想される状況である。この場合、対象かご130aを適切に臨時停止することが可能になる。
また、本実施形態では、通知部102は、臨時停止した対象かご130aに乗客がいる場合、通知情報を出力するため、必要のない動作(通知情報の出力)を抑制することができる。
また、本実施形態では、臨時停止した対象かご130aを戸開した場合、通知部102は、対象かご130aの戸開が正常の戸開である旨をさらに含む通知情報を出力する。このため、乗客にとって原因の分からないかごの戸開による乗客の不安感を緩和することが可能になる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、エレベータシステムとして、2つ以上のかごが互いに釣合錘となるように同一のロープに連結したかごループを形成した対向かごつり合い式マルチカーエレベータを使用する例について説明する。以下では、第1の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
図6は、本実施形態におけるエレベータシステムの構成の一例を示す図である。図6に示すエレベータシステムは、図1に示した第1の実施形態のエレベータシステムと比較して、エレベータ120に複数のかご130を含むかごループ140が形成されている点と、エレベータ制御システムにループかご管理部103及びかごループ停止パターン判定部104がさらに備わっている点で異なる。
かごループ140は、1つのエレベータに複数あってもよい。また、かごループ140に含まれるかご130の数は、それらのかご130のつり合いが取れれば、特に限定されないが、ここでは、偶数個、より具体的には、2つであるとする。
図7は、本実施形態のエレベータ120の一例を示す図である。
図7に示すエレベータ120は、循環型の対向かごつり合い式マルチカーエレベータであり、サービス階床は1階床から8階床まである。なお、階床数は、この例に限定されない。
エレベータ120は、環状の昇降路を有する。具体的には、昇降路として、かご130を上昇方向に走行させる上昇方向専用の昇降路201と、かご130を下降方向に走行させる下降方向専用の昇降路202とを有する。また、昇降路として、昇降路201及び202の上側と接続された方向反転スペース203と、昇降路201及び昇降路202の下側と接続された方向反転スペース204とを有する。方向反転スペース203は、昇降路201を上昇方向に走行してきたかご130の走行方向を反転させて昇降路202を走行させるための昇降路である。方向反転スペース203は、昇降路202を下降方向に走行してきたかご130の走行方向を反転させて昇降路202を走行させるための昇降路である。
また、エレベータ120は、かご130として、4つのかご130a~130dが設けられている。かご130a及び130bは、互いにつり合い錘とするように同一のロープで連結されたかごループ140aを構成し、かご130c及び130dは、互いにつり合い錘とするように同一のロープで連結されたかごループ140bを構成する。なお、かご130の台数及びかごループの数は、この例に限定されない。また、図7(a)は、かごループ140a及び140bを有するエレベータ120全体の構成を示し、図7(b)は、かごループ140aの構成を示し、図7(c)は、かごループ140bの構成を示している。
また、エレベータ120では、かご130a~130dは、昇降路の上下方向の同じ位置において、同時に同じ方向に走行することはできないが、同時に異なる方向に走行することはできる。また、同一のかごループ140に含まれる各かご130はロープで連結されているため、それらのかご130のいずれかが停止すると、同一のかごループ140に含まれる他のかご130も停止する。このため、あるかご130にとって、同一のかごループ140に含まれる他のかご130が停止する状況は、走行が他のかごの影響で阻害される運行阻害状況となる。
なお、本実施形態のエレベータ120は、対向かごつり合い式マルチカーエレベータであれば、循環型の構成に限定されることない。例えば、昇降路201及び202について、かごの走行方向を一方向に限定せず、昇降路201及び202のそれぞれにおいて、かごの上昇方向及び下降方向の移動を可能としてもよい。この場合、方向反転スペース203および下方の方向反転スペース204は、使用されなくてもよいし、設けられなくてもよい。
図6の説明に戻る。ループかご管理部103は、かごループ140ごとに、そのかごループ140に含まれるかご130を特定するループかご情報111を保持する。
かごループ停止パターン判定部104は、かご運行管理部101が走行中のかご130である対象かごを停止した場合、ループかご管理部103に保持されているループかご情報111に基づいて、かご運行管理部101によって対象かご130が運行阻害状況によって臨時停止されたか否かを判定する。
対象かご130が臨時停止された場合、通知部102は、第1の実施形態と同様に、対象かご130の情報提示装置131を用いて、正常な停止である旨を含む通知情報を出力する。
次に本実施形態におけるエレベータシステムの動作について説明する。以下の動作では、説明の簡単化を図るために、かごループの数を1つとする。
図8は、かごループの数を1つの場合における循環型の対向かごつり合い式マルチカーエレベータを示す図であり、図7(a)に示した構成からかごループ140bに係る構成を除いたものと同じである。
図9は、本実施形態のエレベータシステムの動作を説明するための図である。
図9(a)は、乗客を乗せたかご130aがかご呼びに対応して昇降路201を上昇方向に6階に向けて走行中であり、かご130bは6階の下降方向へのホール呼びに対応して昇降路202を下降方向に6階に向けて走行中の状況を示す。
図9(a)の状況において、かご130bがかご130aよりも早く目的の乗場である6階に到着し、図9(b)に示すようにかご130bが3階で停止したとする。この場合、かご130aは、かご130bと共に停止するため、目的の乗場である6階床に進むことができない。
この場合、かごループ停止パターン判定部104は、図10で後述するように、かご130aに運行阻害状況が発生していると判定する。そして、通知部102は、第1の実施形態と同様に、130aの情報提示装置131を用いて、正常な停止である旨を含む通知情報を出力する。この場合、かご130aが対象かごとなる。
図10は、かごループ停止パターン判定部104の動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、ステップS101では、かごループ停止パターン判定部104は、エレベータ120の走行中のかご130のいずれか1つ以上が停止すると、かご運行管理部101から、停止したかご130に関する停止かご情報を取得する。停止かご情報は、例えば、停止したかご130の一覧を示す一覧情報、停止したかご130の乗客の有無を示す乗客情報、停止かしたかごの位置を示す位置情報、停止したかご130の対応中の呼びを示す呼び情報などを含む。
ステップS102では、かごループ停止パターン判定部104は、停止かご情報に含まれる一覧情報が示すかご130のいずれかを第1のかごであるかごAとして選択する。
ステップS103では、かごループ停止パターン判定部104は、停止かご情報に含まれる乗客情報に基づいて、かごAに乗客がいるか否かを判定する。かごループ停止パターン判定部104は、乗客がいる場合、ステップS104の処理に進み、乗客がいない場合、ステップS108の処理に進む。
ステップS104では、かごループ停止パターン判定部104は、ループかご管理部103に保持されているループかご情報111に基づいて、かごAと同一のかごループ140に含まれる他のかご130をかごBとして特定する。
ステップS105では、かごループ停止パターン判定部104は、停止かご情報に含まれる呼び情報に基づいて、かごBがかごB自身に対応する呼びによって停止したか否かを判定する。かごループ停止パターン判定部104は、かごBがかごB自身に対応する呼びによって停止した場合、ステップS106の処理に進み、かごBがかごB自身に対応する呼びによって停止していない場合、ステップS108の処理に進む。
ステップS106では、かごループ停止パターン判定部104は、呼び情報に基づいて、かごAがかごA自身に対応する呼びによって停止したか否かを判定する。かごループ停止パターン判定部104は、かごAがかごA自身に対応する呼びによって停止していない場合、ステップS107の処理に進み、かごAがかごA自身に対応する呼びによって停止した場合、ステップS108の処理に進む。
ステップS107では、かごループ停止パターン判定部104は、かごAに運行阻害状況が発生し、かつ、かごAに乗客がいると判定して、かごAを通知対象のかごとして特定する(ステップS107)。
ステップS108では、かごループ停止パターン判定部104は、一覧情報が示すかご130の全てをかごAとして選択したか否かを判定する。かごループ停止パターン判定部104は、かご130を全て選択していない場合、ステップS102の処理に戻り、別のかご130をかごAとして選択し、かご130を全て選択した場合、処理を終了する。
かごループ停止パターン判定部104が処理を終了すると、通知部102は、通知対象のかごとして特定されたかご130がある場合、そのかご130の情報提示装置131を用いて通知情報を出力する。
本実施形態によれば、2つ以上のかご130を同一のロープに連結したかごループ140を有するエレベータ120、特に対抗かごつり合い式マルチカーエレベータにおいて、対象かご130と同一のかごループ140に含まれる他のかごが停止する状況が運行阻害状況として判定されるため、適切に通知情報を出力することが可能になる。
(第3の実施形態)
ここでは、第2の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
図11は、本実施形態のエレベータシステムの動作を説明するための図である。図11は、図7(a)で示した構成と同じ構成を有したエレベータ120において、かご130a~130dが走行している状態を示している。
図11(a)は、かごループ140aにおいて、かご130aが7階のホール呼びに対応して昇降路201を上昇方向に走行中であり、かご130bが昇降路202を下降方向に走行中の状況を示す。また、かごループ140bにおいては、かご130cが昇降路201の5階に停止中であり、かご130dが昇降路202の5階に停止中である。かご130a及びかご130bには、乗客がいないものとする。かご130c及びかご130dには、乗客がいてもいなくてもよい。ここでは、かご130aを対象かご130aとする
図11(a)の状況では、かご130cが5階に停止しているため、対象かご130aは、かご130cによって走行が阻害され、目的の7階まで走行することができない。このため、かご運行管理部101は、運行阻害状況が発生したと判定し、図11(b)に示すように、対象かご130aを5階よりも下に臨時停止する。このとき、本実施形態では、かご運行管理部101は、対象かご130aを、運行阻害状況の発生原因となる他のかご130(つまり、対象かご130aの進行方向上の最も近い直近かご130c)と対象かご130aとの間の距離が所定の安全距離d以上離れた位置に臨時停止する。図11(b)の例では、かご運行管理部101は、直近かご130cと対象かご130aとの間の距離が所定の安全距離d離れた位置に臨時停止している。
安全距離dは、例えば、固定値である。また、安全距離dは、対象かご130aの速度に応じた値でもよい。例えば、対象かご130aの速度(例えば、対象かご130aを臨時停止すると判断した時の速度又は最高速度など)が速いほど、安全距離dを長くしてもよい。また、安全距離dは、エレベータ140の運行状況、又は、時間帯に応じた値でもよい。例えば、対象かご130aの乗客が多いほど、安全距離dを短くしてもよいし、乗客が多いと予想される時間帯の場合、他の時間帯よりも安全距離dを短くしてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、運行阻害状況が発生した場合、対象かご130aが対象かご130aと直近かご130cとの間の距離が安全距離d以上離れた位置に臨時停止するため、エレベータ120の安全性をより確保することが可能になる。
(第4の実施形態)
ここでは、第1の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
本実施形態では、第1の実施形態で説明したエレベータ120において、かご運行管理部101は、かご運行管理部101は、対象かごを、直近かごとの間の距離を安全距離d以上離れた位置に臨時停止する例について説明する。なお、本実施形態では、安全距離dは、直近かごの走行状態に応じて変化する。
図12は、本実施形態のエレベータシステムの動作を説明するための図である。図12では、かご130aが対象かご、かご130bが直近かごであり、運行阻害状況が発生して、対象かご130aが臨時停止された後の状態が示されている。
図12(a)は、直近かご130bが停止している例を示し、図12(b)は、直近かご130bが対象かご130aと同じ方向に走行している例を示し、図12(c)は、直近かご130bが対象かご130aと逆方向に走行している例を示す。安全距離dは、図12(b)の例が最も短く、図12(c)の例が最も長く、図12(a)の例がそれらの間の距離となる。
本実施形態では、対象かご130aに乗客がいるものとする。この場合、かご運行管理部101は、対象かご130aを、対象かご130aと直近かご130bとの間の距離が安全距離d以上離れた乗場(サービス階床)のうち、直近かご130bに最も近い乗場に臨時停止し、さらに対象かご130aを戸開する。
本実施形態によれば、安全距離dが直近かご130bの走行状態に応じて変化するため、安全性を確保しつつ、対象かご130aを目的の乗場の近くまで走行させることが可能になる。
また、本実施形態では、対象かご130aに乗客がいると、対象かご130aが乗場で臨時停止されるため、乗客の判断で対象かご130aから階段で目的のサービス階床に行くことなどが可能になり、乗客の利便性を向上させることが可能となる。
(第5の実施形態)
ここでは、第4の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
図13は、本実施形態のエレベータシステムの動作を説明するための図である。図13では、かご130aが対象かご、かご130bが直近かごであり、運行阻害状況が発生して、対象かご130aが臨時停止された後の状態が示されている。
図13(a)は、直近かご130bが停止している例を示し、図13(b)は、直近かご130bが対象かご130aと同じ方向に走行している例を示し、図13(c)は、直近かご130bが対象かご130aと逆方向に走行している例を示す。安全距離dは、図13(b)の例が最も短く、図13(c)の例が最も長く、図13(a)の例がそれらの間の距離となる。
本実施形態では、第4の実施形態と異なり、対象かご130aに乗客がいないものとする。この場合、かご運行管理部101は、対象かご130aは、直近かご130bから安全距離d離れた位置に臨時停止する。なお、かご運行管理部101は、対象かご130aの戸開は行わない。
本実施形態によれば、対象かご130aの安全性を確保しつつ、目的の乗場の近くまで走行させることが可能になる。
(第6の実施形態)
ここでは、第1の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
図14は、本実施形態におけるエレベータシステムの構成の一例を示す図である。図14に示すエレベータシステムは、図1に示した第1の実施形態のエレベータシステムと比較して、エレベータ制御システム100に予測停止時間算出部105がさらに備わっている点で異なる。
予測停止時間算出部105は、例えば、図3(b)、図4(b)及び図5(b)で示したようにかご運行管理部101が対象かご130aを臨時停止した際に、運行阻害状況が解消して対象かご130aの走行が再開されるまでの解消予測時間として、直近かご130bが目的の乗場で停止する停止時間を予測した予測停止時間を算出する。
通知部102は、通知情報に加えて、予測停止時間を対象かご130aの情報提示装置131を用いて通知する。
予測停止時間の算出方法は、特に限定されないが、ここでは、その一例を説明する。
直近かご130bの乗客数をp人、直近かご130bの定員をr人、乗客1人がかごから降りる時間をa秒、乗客1人がかごに乗り込む時間をb秒、戸開時間をo秒、戸閉時間をc秒とすると、例えば、予測停止時間算出部105は、以下の算出式(1)によって、予測停止時間を算出する。
予測停止時間=平均降り人数×a+min(平均乗り込み人数,(r-(p-平均降り人数))×b+o+c ・・・(1)
なお、平均乗り込み人数及び平均降り人数の算出方法は、例えば、エレベータ120の稼働実績から予め算出される。平均乗り込み人数及び平均降り人数は、全ての乗場での平均値でも良く、乗場ごとに個別に算出されてもよい。
本実施形態によれば、運行阻害状況が解消されるまでの解消予測時間が通知されるため、乗客の利便性を向上させることが可能となる。
(第7の実施形態)
ここでは、第1の実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
図15は、本実施形態におけるエレベータシステムの構成の一例を示す図である。図15に示すエレベータシステムは、図1に示した第1の実施形態のエレベータシステムと比較して、エレベータ制御システムに戸閉ボタン無効部106がさらに備わっている点で異なる。また、図15では、図1で図示していなかった各かご130の戸閉ボタン132を示している。
本実施形態では、かご運行管理部101は、運行阻害状況が発生した場合、図3(b)、図4(b)及び図5(b)で示したように、対象かご130aを乗場のいずれかに臨時停止し、対象かご130を戸開する。
戸閉ボタン無効部106は、対象かご130aが臨時停止すると、運行阻害状況が解消さるまで、対象かご130aの戸閉ボタン132を無効にする。
通知部102は、通知情報に加えて、戸閉ボタン132を無効にしている旨を対象かご130aの情報提示装置131を用いて通知する。
本実施形態では、対象かご130aが走行できないときに、対象かご130aの戸閉が行われて、乗場の人が対象かごに乗れなくなることを抑制することが可能になるため、利便性を向上させることが可能になる。
上述した本開示の実施形態は、本開示の説明のための例示であり、本開示の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本開示の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本開示を実施することができる。
100:エレベータ制御システム、101:かご運行管理部、102:通知部、103:ループかご管理部、104:ループ停止パターン判定部、105:予測停止時間算出部、106:戸閉ボタン無効部、110:ホール呼びボタン、120:エレベータ、130:かご、131:情報提示装置、132:戸閉ボタン、140:かごループ、200~202:昇降路、203~204:方向反転スペース

Claims (5)

  1. 情報提示装置を備えた複数のかごが同一の昇降路内を運行するマルチカーエレベータを制御するエレベータ制御システムであって、
    走行中の前記かごである対象かごの走行が他のかごの影響で阻害される運行阻害状況が発生した場合、前記対象かごを臨時停止する運行管理部と、
    前記対象かごが臨時停止した場合、前記臨時停止した対象かごに乗客がいると、前記対象かごに備わった情報提示装置を用いて正常な停止である旨を含む通知情報を出力する通知部と、を有し、
    前記マルチカーエレベータは、互いに独立して走行可能な2台以上の前記かごを有し、
    前記運行阻害状況は、前記対象かごと前記他のかごとが所定の距離よりも近づくと予想される状況であり、
    前記運行管理部は、前記運行阻害状況が発生した場合、前記対象かごに乗客がいると、前記対象かごを、前記対象かごと前記対象かごの進行方向上の最も近いかごである直近かごとの間の距離が所定の安全距離以上離れた乗場のうち、前記直近かごに最も近い乗場に停止して戸開し、前記対象かごに乗客がいないと、前記対象かごを、前記直近かごとの間の距離が前記安全距離離れた位置に停止し、
    前記通知部は、前記運行管理部が前記対象かごを戸開した場合、前記対象かごの戸開が正常の戸開である旨をさらに含む前記通知情報を出力する、エレベータ制御システム。
  2. 前記安全距離は、前記直近かごの走行状態に応じて変化する、請求項に記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記運行阻害状況が発生した場合、当該運行阻害状況が解消するまでの解消予測時間を算出する算出部をさらに有し、
    前記通知部は、前記解消予測時間を示す情報をさらに出力する、請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  4. 前記運行管理部は、前記対象かごを戸開した場合、前記運行阻害状況が解消されるまで、前記対象かごの戸閉ボタンを無効にする、請求項1に記載のエレベータ制御システム。
  5. 情報提示装置を備えた複数のかごが同一の昇降路内を運行するマルチカーエレベータを制御するエレベータ制御システムによるエレベータ制御方法であって、
    走行中の前記かごである対象かごの走行が他のかごの影響で阻害される運行阻害状況が発生した場合、前記対象かごを臨時停止し、
    前記対象かごが臨時停止した場合、前記臨時停止した対象かごに乗客がいると、前記対象かごに備わった情報提示装置を用いて正常な停止である旨を含む通知情報を出力し、
    前記マルチカーエレベータは、互いに独立して走行可能な2台以上の前記かごを有し、
    前記運行阻害状況は、前記対象かごと前記他のかごとが所定の距離よりも近づくと予想される状況であり、
    前記臨時停止では、前記運行阻害状況が発生した場合、前記対象かごに乗客がいると、前記対象かごを、前記対象かごと前記対象かごの進行方向上の最も近いかごである直近かごとの間の距離が所定の安全距離以上離れた乗場のうち、前記直近かごに最も近い乗場に停止して戸開し、前記対象かごに乗客がいないと、前記対象かごを、前記直近かごとの間の距離が前記安全距離離れた位置に停止し、
    前記通知情報の出力では、前記対象かごが戸開された場合、前記対象かごの戸開が正常の戸開である旨をさらに含む前記通知情報を出力する、エレベータ制御方法。
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