JPWO2011093336A1 - 車両用ブラケット - Google Patents

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Abstract

ブラケット(3)は、車両(1)のエンジンルーム(12)内に配置されて補機(2)を支持するものである。ブラケット(3)は、このブラケット(3)を車体(11)に固定する上側固定部(3a)と、上側固定部(3a)よりも下側に設けられてブラケット(3)を車体(11)に固定する下側固定部(3b)と、上側固定部(3a)と下側固定部(3b)との間において、上下方向に延出形成される補機取付用の第1支持部(3c)と、上側固定部(3a)から第1支持部(3c)と水平方向に対向する側へ延出形成される補機取付用の第2支持部(3d)と、を一体に備えてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両のエンジンルーム内に配置されるブレーキリザーバ(「ブレーキリザーバタンク」ともいう)やクラッチリザーバ(「クラッチリザーバタンク」ともいう)等の補機を支持する車両用ブラケットに関する。
従来、例えば、ブレーキリザーバやクラッチリザーバ等のエンジンを駆動させて車両を走行させるときに、その走行を間接的に補助する補機は、エンジンルームの内壁面に、ブラケットを介在してボルトによって取り付けられている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。ブレーキリザーバ(リザーバタンク)は、一般に、前記特許文献1,2に記載されているように、フードの直ぐ下に配置されている。
そのフードは、車両が歩行者と衝突したときに、歩行者をフロントバンパで跳ね上げて、フードをクッション材として使用して受け止めることによって、歩行者を保護できるようになっている。このため、フードは、衝突時の歩行者の衝撃力を十分吸収するように、厚さが薄くて変形し易く、クッション性を有するものが使用されている。
従来、歩行者がフードに当たってフードが変形し、そのフードの下にあるブレーキリザーバに荷重が負荷された際に、ブレーキリザーバにかかった衝撃を吸収するものとしては、特許文献3に記載されたリザーバタンクの取り付け構造が知られている。
特許文献3のリザーバタンクの取り付け構造は、フード(ボンネット)に上方から衝撃が作用されたとき、その衝撃がフードの変形を通じてブレーキリザーバに伝えられると、ブレーキリザーバを保持しているブラケットが、下方に変位して衝撃を緩和している。その際、ブレーキリザーバは、ストッパによってマスタシリンダに対して所定の高さに維持されるようになっている。
図6は、従来のブレーキリザーバを車体に取り付ける際に使用されるブラケット、下支え治具及びブレーキフルード真空充填治具を示す分解斜視図である。図7は、従来のブラケットで車体に取り付けたブレーキリザーバに下支え治具及びブレーキフルード真空充填治具を取り付けたときの状態を示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、従来のブレーキリザーバ210等の補機200は、エンジンルーム100内の内壁110に固定された側面視してコ字形のブラケット300の上側支持片301上に、ボルト締めすることによって取り付けられていた。ブレーキリザーバ210には、ブレーキフルード真空充填治具400によってブレーキフルード(ブレーキオイル)が注入される。ブラケット300には、ブレーキリザーバ210内にブレーキフルードを注入する際に、ブレーキフルード真空充填治具400をブレーキリザーバ210上に取り付けた状態で注入作業が行われるので、ブレーキリザーバ210及びブレーキフルード真空充填治具400の荷重が負荷される。
ブラケット300には、注入作業時に、上側支持片301にかかるその荷重に耐える強度を確保するために、上側支持片301を下側から支持する下支え治具500を着脱可能にする下側支持部材320が溶接されている。上側支持片301には、ブレーキリザーバ210を固定するためのボルト600が挿入されるボルト挿入孔302と、ボルト挿入孔302の下側に溶接されたナット330と、が設けられている。
また、ブラケット300は、衝突した際に歩行者を保護するために、金属製板材からなるブラケット本体310をL字状に折曲させて上側支持片301に弾性を持たせ、強度をやや低下させることによって、衝撃エネルギーを吸収する機能を向上させている。
特許第3536621号公報(図1) 特許第3993374号公報(図1) 特開平2008−68717号公報(図1〜図6)
前記したようにブラケット300は、歩行者を保護するために強度を低下させているので、ブレーキフルード真空充填時に、下支え治具500を装着させてブレーキフルード真空充填治具400の荷重を受けさせることが必要となっている。
このため、ブレーキフルード真空充填時に、下支え治具500を使用してブレーキフルード真空充填治具400を下から支えなければならないので、これに使用する加工工具の数や作業工数が多くなるので、充填作業の作業性が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、ブレーキフルード真空充填治具等の荷重を支える強度と歩行者を保護するための衝撃吸収性とを兼ね備えた車両用ブラケットを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両用ブラケットは、車両のエンジンルーム内に配置されて補機を支持する車両用ブラケットであって、前記車両用ブラケットを車体に固定する上側固定部と、前記上側固定部よりも下側に設けられて前記車両用ブラケットを前記車体に固定する下側固定部と、前記上側固定部と前記下側固定部との間において、上下方向に延出形成される補機取付用の第1支持部と、前記上側固定部から前記第1支持部と水平方向に対向する側へ延出形成される補機取付用の第2支持部と、を一体に備えてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両用ブラケットは、一体形成された上側固定部と下側固定部との上下二箇所を離間させた状態で車体に二点支持することによって、支持スパンが大きくなるので、車体に対してしっかりと固定することができる。このため、車両用ブラケットの取付強度を向上させることができる。また、車両用ブラケットは、上側固定部から上下方向に延出形成される第1支持部と、水平方向に対向する側へ延出形成される第2支持部とが一体形成されていることにより、その延出形成された分だけモーメントが大きくなり、上方からの荷重によって弾性変形し易くなる。その結果、車両用ブラケットは、強度を上げつつ、歩行者を保護するための衝撃吸収性を向上させることができる。
請求項2に記載の車両用ブラケットは、請求項1に記載の車両用ブラケットであって、前記第1支持部は、略環状に形成された環状部位の一部に形成され、前記環状部位内には、前記エンジンルーム内に配置される部品を挿入した状態に配置可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第1支持部は、環状部位の一部に形成されることによって、環状部位の両基端部を車体に固定すると、閉断面を形成して、両基端部の二箇所で環状部位を片持ち支持する状態になる。このため、荷重を支える強度を向上させることができる。環状部位は、荷重がかかった際に、環状部位の両端を支点として弾性変形するので、衝撃吸収率が高い。また、環状部位内は、エンジンルーム内に配置される部品を挿入した状態に配置可能であるので、部品を環状部位内に配置することによって、スペースを有効活用して省スペース化を図ることができる。なお、車両用ブラケットは、環状部位内に配管を挿通して配置すれば、その配管の支持部としても使用することができる。
請求項3に記載の車両用ブラケットは、請求項1に記載の車両用ブラケットであって、前記第1支持部は、前記補機であるブレーキリザーバが取り付けられると共に、前記第2支持部には、前記補機であるクラッチリザーバが取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載の車両用ブラケットは、請求項2に記載の車両用ブラケットであって、前記第1支持部は、前記補機であるブレーキリザーバが取り付けられると共に、前記第2支持部には、前記補機であるクラッチリザーバが取り付けられることを特徴とする。
請求項3及び請求項4に記載の発明によれば、車両用ブラケットは、第1支持部にブレーキリザーバを取り付け、第2支持部にクラッチリザーバを取り付けることによって、1つのブラケットに複数の部品や複数の種類の部品を取り付けることができる。その結果、車両用ブラケットを取り付ける箇所周辺の設計自由度を向上させることができる。
請求項5に記載の車両用ブラケットは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ブラケットであって、前記車両用ブラケットは、複数の板部材が溶接結合して形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、車両用ブラケットは、複数の板部材を溶接結合して形成されていることによって、複雑な形状のものであったとしても、容易に製造することができる。また、車両用ブラケットは、複数の板部材からなるブラケット類同士を接合して形成すれば、複数の部品を被取付部に取り付ける固定具として使用することもできる。
請求項6に記載の車両用ブラケットは、車両のエンジンルーム内に配置されて補機を支持する車両用ブラケットであって、前記車両用ブラケットを車体に固定する上側固定部と下側固定部との間において、上下方向に延出形成される補機取付用の支持部と前記上側固定部とを水平方向に離間させて配置したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、車両用ブラケットは、上下方向に延出形成される補機取付用の支持部と上側固定部とを水平方向に離間させて配置したことにより、上側固定部から補機取付用の支持部までの長さが長くなるので、支持スパンを大きくすることができる。このため、車両用ブラケットは、荷重を受けた際に、荷重をしっかりと受け止めながら弾性変形して衝撃荷重を吸収し易くなる。
本発明に係る車両用ブラケットは、ブレーキフルード真空充填治具等の荷重を支える強度と、歩行者を保護するための衝撃吸収性とを兼ね備えることができる。
本発明の実施形態に係る車両用ブラケットの設置状態の一例を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ブラケットに補機を取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ブラケットに補機を取り付けるときの状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ブラケットを示す図であり、クラッチリザーバの設置状態の一例を示す正面図である。 図2に示す車両用ブラケットの拡大斜視図である。 従来の車両用ブラケットに補機を取り付けるときの状態を示す分解斜視図である。 従来の車両用ブラケットに補機を取り付けるときの状態を示す斜視図である。
1 車両
2 補機
3 ブラケット(車両用ブラケット)
3a 上側固定部
3b 下側固定部
3c 第1支持部(支持部)
3d 第2支持部
3e 環状部位
8 部品
11 車体
12 エンジンルーム
21 ブレーキリザーバ
22 クラッチリザーバ
31 第1板部材(板部材)
32 第2板部材(板部材)
33 第3板部材(板部材)
34 第4板部材(板部材)
次に、図1〜図5を参照して本発明の実施形態に係る車両用ブラケットの一例を説明する。
車両用ブラケット3(以下、単に「ブラケット3」という)は、取り付ける被取付部の状態によって設置する向きが変化する。以下、便宜上、車両1の進行方向を「前」、後退方向を「後」、車幅方向を「左」、「右」として説明する。まず、ブラケット3を説明する前に、このブラケット3が取り付けられる車両1及び車体11について説明する。
≪車両の構成≫
図1に示すように、車両1は、車体11の前方部分にエンジンルーム12を有する自動車であり、そのエンジンルーム12内に、補機2を支持するブラケット3が取り付けられている。
なお、車両1は、エンジンルーム12を有する自動車であればよく、車両1の型式等は特に限定されない。つまり、車両1は、バスやトラックや作業車等であってもよい。以下、車体11の前方部分にエンジンルーム12を配置したボンネット形の乗用車を例に挙げてブラケット3を説明する。
<車体の構成>
図1に示すように、車体11は、自動車の骨格を形成する不図示の骨格フレームと、パネルボディと、から主に構成されている。この車体11には、車室Rの前方に、フード13によって上部開口部が開閉される前記エンジンルーム12が形成されている。
<エンジンルームの構成>
図1に示すように、エンジンルーム12は、エンジン(図示省略)を収納する空間であり、内壁12aと、フード13とを備えて中空状に形成されている。そのエンジンルーム12内には、エンジンを駆動させて車両1を走行させるのに必要な周辺機器である補機2が配置されている。
内壁12aは、例えば、ブラケット3が取り付けられる被取付部である。この内壁12aは、エンジンルーム12内の左右の側壁12b,12bと、エンジンルーム12と車室Rとを仕切る隔壁12cと、エンジンルーム12の前側の壁を形成するフロントグリル(図示省略)と、から形成されている。
側壁12b,12bは、不図示の左右一対のサイドメンバ(図示省略)に固定された金属製パネル材によって形成されている。
隔壁12cは、前記左右のサイドメンバと、このサイドメンバに直交して配置されたクロスメンバ(図示省略)に固定された金属製パネル材からなる。
≪補機の構成≫
前記補機2は、エンジンを駆動させて車両1を走行させるのに必要な機器であればよく、その機器については、特に限定されない。補機2は、例えば、フットブレーキ用のブレーキリザーバ21やクラッチリザーバ22(図4参照)からなり、ブラケット3を介在してエンジンルーム12の内壁12aにボルト締めされる。
<ブレーキリザーバの構成>
図1に示すように、ブレーキリザーバ21は、ブレーキに用いられるブレーキフルードを貯溜しておくためのタンクである。ブレーキリザーバ21は、樹脂製のタンク本体21aと、タンク本体21aの開口部21c(図2参照)を塞ぐキャップ21bと、から主に構成されている。ブレーキリザーバ21は、ブレーキフルードをその供給先であるブレーキのブレーキマスタシリンダ(図示省略)に供給するときに、エアの吸い込みを防止するために、エンジンルーム12内において、ブレーキマスタシリンダ(図示省略)より高い位置に配置されている。
図2に示すように、タンク本体21aは、例えば、上側に配置される上ケース21dと、下側に配置される下ケース21eと、を接合して一体化された樹脂製容器からなる。上ケース21dと下ケース21eとを接合した部位には、タンク本体21aをブラケット3の第1支持部3c上に載置して固定するための取付片21fが突出形成されている。
上ケース21dには、前記開口部21cと、この開口部21cの外側周縁に形成されたリング状の鍔部21gと、一端がマスタシリンダ(図示省略)に接続されたチューブ5(図1参照)の他端が接続されるチューブ接続部21hと、が一体に形成されている。
下ケース21eには、前記取付片21fと、一端がマスタシリンダ(図示省略)に接続されたチューブ5(図1参照)の他端が接続されるチューブ接続部21iと、が形成されている。
前記取付片21fは、リザーバ固定ボルト7の雄ねじ部が挿入される挿通孔21jが穿設された厚板状の舌片からなる。
鍔部21gは、開口部21cからブレーキリザーバ21内にブレーキフルードを注入するブレーキフルード真空充填治具4の連結部41が係止される部位である(図3参照)。
なお、ブレーキフルード真空充填治具4は、前記した従来のブレーキフルード真空充填治具400(図6及び図7参照)と同じ構造をしている。
≪クラッチリザーバの構成≫
図4に示すように、クラッチリザーバ22は、クラッチに用いられるクラッチフルードを貯溜しておくためのタンクである。クラッチリザーバ22は、樹脂製の第2タンク本体22aと、第2タンク本体22aの開口部(図示省略)を塞ぐ蓋部22bと、から主に構成されている。クラッチリザーバ22は、クラッチフルードをクラッチ装置のクラッチマスタシリンダ(図示省略)にスムーズに供給できるようにするために、クラッチマスタシリンダより高いエンジンルーム12内の上方部位に配置されている。
第2タンク本体22aには、外周部に、後記するブラケット3の抱持部33cに内嵌される係合片22cと、抱持部33cの上端に当接する当接部22dと、配管類24が外嵌される配管接続部22eと、が一体形成されている。
係合片22cは、第2タンク本体22aの側面に垂直に一体形成された四角形の厚板状のものからなる。
当接部22dは、係合片22cの上端部から第2タンク本体22aの側面に亘って水平に一体形成された平板状のものからなる。
≪ブラケットの構成≫
図2に示すように、ブラケット3(車両用ブラケット)は、補機2を車体11に固定するための固定部材である。ブラケット3は、例えば、第1板部材31、第2板部材32、第3板部材33及び第4板部材34をそれぞれ所望形状にプレス加工した金属製板部材から構成されており、これらの4つの金属製板部材が溶接手段によって一体に溶接接合して形成されてなる。ブラケット3は、それぞれ後記する上側固定部3aと、下側固定部3bと、第1支持部3cと、第2支持部3dと、を有している。
なお、ブラケット3が取り付けられる部位は、エンジンルーム12内であればよく、以下、隔壁12c(内壁12a)に取り付けた場合を例に挙げて説明する。このブラケット3は、上側固定部3aと下側固定部3bとの二箇所を隔壁12c(車体11)にボルト締めして二点支持される。
また、ブラケット3に取り付けられる補機2は、1つであっても、2つであってもどちらでも構わない。つまり、ブラケット3には、ブレーキリザーバ21のみ、または、クラッチリザーバ22のみを取り付けてもよいし、ブレーキリザーバ21及びクラッチリザーバ22の両方を取り付けてもよい。
<第1板部材の構成>
図5に示すように、第1板部材31には、ブラケット3をエンジンルーム12の内壁12aに固定した際に、内壁12aに当接する第1当接面31aと、前記取付片21f(図2参照)が載置される座面31bと、内壁12aから離間した位置に配置される垂下部31cと、が形成されている。
第1当接面31aは、第1板部材31が取り付けられる隔壁12cの設置面の形状に合わせて、上下方向に略平らな帯状に形成されると共に、車幅方向に延設される。第1当接面31aには、右側下端に座面31bが延設され、左側端部に第3板部材33が溶接されている。第1当接面31aには、略中央部に穿設され第1固定ボルト61の雄ねじ部が挿入される固定孔31dと、この第1当接面31aの上縁全体を略L字状に折曲してなる補強折曲部31eと、が形成されている。
座面31bは、ブレーキリザーバ21(図2参照)が取り付けられる設置面であり、水平に形成されている。座面31bには、その略中央部にリザーバ固定ボルト7が挿入される挿通孔31fと、挿通孔31fの下側周縁に溶着された固定ナット35と、外側の一部を切欠形成したブレーキリザーバ21に形成した位置決め凸部(図示省略)に係合する位置決め部31gと、が設けられている。
垂下部31cは、座面31bの前側端部から下側に向かって折曲されて垂下した状態に形成された部位であり、前記第1当接面31a及び後記する第2当接面32aから前側方向に離間して配置されている。
固定孔31dは、ブラケット3を隔壁12cに取り付ける際の基準位置となる孔である。
<第2板部材の構成>
図5に示すように、第2板部材32は、第1板部材31の前側端部に接合されて連結される板部材である。第2板部材32には、ブラケット3をエンジンルーム12の隔壁12cに固定した際に、隔壁12cに当接する第2当接面32aと、第2当接面32aから前方側に延設された腕部32bと、内壁12aから離間した位置に配置される立設部32cと、が形成されている。
第2当接面32aは、第2板部材32が取り付けられる隔壁12cの設置面の形状に合わせて、上下方向に略平らな舌片からなる。第2当接面32aには、斜め左側上方向に向けて長く形成されて、挿入される第1固定ボルト61の位置を移動可能にさせた位置調整用の長孔32dが穿設されている。
腕部32bは、全体が縦断面視して略V字状に折曲されると共に、中心線上部位に上方向に向けて半円状に湾曲させて突出させた補強凸部32eが形成されている。
立設部32cは、腕部32bの先端から上方向に折曲して形成された部位であり、上端部が前記垂下部31cに溶接手段等によって接合されている。立設部32cの上側最先端部は、前側方向に向けて水平に折曲されている。
<第3板部材及び第4板部材の構成>
図5に示すように、第3板部材33は、第1板部材31の左側端部に溶接手段等によって一体に接合されて、平面視して略L字状の板部材である。第3板部材33には、下端部及び前側端部の縁に形成された補強用折曲部33aと、上端縁に上方向に向けて形成された突出片33bと、クラッチリザーバ22(図2参照)の当接部22dが抱持される抱持部33cと、が形成されている。
第4板部材34は、第3板部材33の左側表面に重ねるように接合された補強部材である。
<上側固定部及び下側固定部の構成>
上側固定部3aは、ブラケット3の上側部位を隔壁12cに当接させて、第1固定ボルト61を固定孔31dに挿入し、その第1固定ボルト61で車体11に固定される部位である。
先端部の下側固定部3bは、ブラケット3を隔壁12cに固定する部位である。下側固定部3bは、上側固定部3aから離間されて配置され、上側固定部3aよりも下側に設けられて、ブラケット3の隔壁12cへの支持スパンが大きくなっている。
<第1支持部の構成>
図5に示すように、第1支持部3cは、ブレーキリザーバ21(図2参照)が取り付けられる補機取付用部位であり、環状部位3eにおいて、上側固定部3aと下側固定部3bとの間の上側部分に形成されている。第1支持部3cは、前述した座面31bが形成される部位であって、上側固定部3aから前方向(離間する方向)に延出して形成されている。つまり、第1支持部3cは、ブラケット3を隔壁12cに固定する上側固定部3aと下側固定部3bとの間において、上側固定部3aと水平方向に離間させて配置されている。この第1支持部3cは、隔壁12cに取り付けた際に、隔壁12cとで略環状に形成されて、環状部位3eを形成する。
<第2支持部の構成>
図5に示すように、第2支持部3dは、ブラケット3にブレーキリザーバ21以外の補機2であるクラッチリザーバ22を取り付けるための部位である(図2参照)。第2支持部3dは、上側固定部3aから第1支持部3cと左方向(水平方向)に対向する側へ延出して形成されている。つまり、第2支持部3dは、上下方向に延出して形成されて、垂直な面でクラッチリザーバ22(図2参照)を支持する。
図5に示すように、環状部位3eは、ブラケット3において、側面視して略コ字状に形成された部分である。この環状部位3eは、第1板部材31の上側固定部3a及び垂下部31cと、第2板部材32の腕部32b及び立設部32cとで略コ字状に形成されている。その環状部位3e内には、エンジンルーム12内に配置される配管類24(図4参照)等の部品8を挿入した状態に配置可能である。
≪リザーバ固定ボルト及び締結部材の構成≫
図2に示すように、リザーバ固定ボルト7は、ブレーキリザーバ21をブラケット3に固定するためのボルトである。
締結部材6は、ブラケット3を隔壁12c等の車体11に固定するための締結具であり、例えば、座付ボルト、汎用ボルトあるいは溶接ボルトからなる。締結部材6は、上側固定部3aを隔壁12cに固定する第1固定ボルト61と、下側固定部3bを隔壁12cに固定する第2固定ボルト62との二本からなる。
第1固定ボルト61は、隔壁12cに形成された雌ねじ部12dに螺着される。第2固定ボルト62は、隔壁12cに形成された雌ねじ部12eに螺着される。なお、雌ねじ部12d,12eは、隔壁12cの後側に固定されたナット(図示省略)でもよい。
≪作用≫
次に、図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係る車両用ブラケットの作用をブレーキリザーバ21を車体11に取り付けるときの取付手順と共に説明する。
まず、図2を参照してブラケット3を隔壁12c(車体11)に固定する場合を説明する。この場合は、第1固定ボルト61を固定孔31dに挿入して雌ねじ部12dに螺着し、ブラケット3の上側固定部3aを隔壁12cに固定する。次に、第2固定ボルト62を長孔32dに挿入して雌ねじ部12eの位置を微調整しながら螺着し、ブラケット3の下側固定部3bを隔壁12cに固定する。これにより、ブラケット3の隔壁12cへの取り付けが完了する。
このようにしてエンジンルーム12(図1参照)の内壁12aに固定されたブラケット3は、上側固定部3aと下側固定部3bとが上下に離間されて支持スパン(上側固定部3aと下側固定部3bとの間隔)が大きいので、しっかりと固定される。
次に、図2を主に参照しながらブレーキリザーバ21にブレーキフルード4を注入する場合を説明する。
この場合は、まず、ブレーキリザーバ21の取付片21fをブラケット3の第1支持部3c上に載置し、リザーバ固定ボルト7の雄ねじ部を挿通孔21j,31fに挿入して固定ナット35に螺着させることによって、ブレーキリザーバ21をブラケット3に固定させる。
次に、ブレーキフルード真空充填治具4の連結部41を、ブレーキリザーバ21の開放した開口部21cの周縁の鍔部21gに係合させて、図3に示すように、ブレーキフルード真空充填治具4をブレーキリザーバ21上にセットする。そして、ブレーキフルード真空充填治具4を用いてブレーキフルードをブレーキリザーバ21の開口部21c内に注入する。
注入後は、ブレーキリザーバ21からブレーキフルード真空充填治具4を取り外し、開口部21cにキャップ部21b(図1参照)を外嵌させる。
このようにして、ブレーキリザーバ21の上にブレーキフルード真空充填治具4を載置してブレーキフルードの注入作業を行った場合には、ブレーキリザーバ21、ブレーキフルード真空充填治具4及びブレーキフルードの荷重がブラケット3の第1支持部3cにかかる。この場合、図5に示すように、ブラケット3は、第1支持部3cが、垂下部31c、立設部32c及び腕部32bに連続形成されて、側面視して略コ字状の環状部位3eが形成されている。環状部位3eの上端部にある上側固定部3aと、環状部位3eの下端部にある下側固定部3bとは、前記したように上下に離して支持スパンを大きくして隔壁12cに二点支持される。このため、ブラケット3は、隔壁12cにしっかりと固定される。
さらに、環状部位3eは、下側部位を形成する腕部32bが、縦断面視して略V字状に形成されると共に、中心線に沿って補強凸部32eが形成されて補強されている。このため、ブラケット3は、上下方向の荷重に対する強度が向上されて、従来使用していた下支え治具500(図6参照)が無くても、ブレーキリザーバ21及びブレーキフルード真空充填治具4を支えることができる強度を備え、しっかりと支持することが可能である。
その結果、従来使用していた下支え治具500(図6参照)が不用となるため、製造ライン上での作業工数を削減することができる。
次に、図1を主に参照して車両1が歩行者と衝突して、歩行者がフード13上に跳ね上げられた場合を説明する。
この場合、歩行者がフロントバンパによって跳ね上げられてフード13で受け止められると、フード13は、図1に二点鎖線で示すように、下側に湾曲するように変形して、衝突時の歩行者の衝撃力を十分吸収するクッション性を有している。そして、フード13が下側に大きく変形した場合には、そのフード13がエンジンルーム12内のブレーキリザーバ21のキャップ部21bを下方向に押圧することもある。
この場合、ブラケット3には、ブレーキリザーバ21を載置した第1支持部3cに荷重がかかる。この第1支持部3cがある部位は、側面視して略コ字状に形成されて隔壁12cに二点支持された環状部位3eの一部である。このため、ブラケット3は、第1支持部3cに負荷された荷重を、垂下部31c及び立設部32cが下降して、環状部位3eが屈曲するように弾性変形して緩和することができる。つまり、ブラケット3は、環状部位3eが弾性変形することによって、歩行者の衝撃力をさらに吸収することができる。
なお、通常時において、ブラケット3は、荷重に対してクッション性と強度とを備えていることによって、車両1が走行中に振動を受けたとしても、がたつくことなくしっかりと隔壁12cに固定されている。
次に、図4を主に参照してクラッチリザーバ22をブラケット3に取り付けた場合を説明する。
この場合は、図4に示すように、クラッチフロードを注入したクラッチリザーバ22の係合片22cを、隔壁12cに取り付けられたブラケット3の抱持部33cに挿入して、当接部22dを抱持部33cの上端に当接させることによって、クラッチリザーバ22をブラケット3に固定させることができる。
さらに、クラッチリザーバ22をブラケット3にしっかりと固定させる場合には、第2支持部3dの外側からブラケット3を介在してクラッチリザーバ22の係合片22cにねじ部材(図示省略)をねじ込むことによって堅固することができる。
このようにクラッチリザーバ22を単独でブラケット3に取り付けた場合であっても、または、前記したブレーキリザーバ21と一緒にクラッチリザーバ22をブラケット3に取り付けた場合であっても、クラッチリザーバ22をしっかりとブラケット3に固定することができる。
つまり、ブラケット3は、ブレーキリザーバ21を保持する第1支持部3cがある第1板部材31と、クラッチリザーバ22を保持する第2支持部3dがある第3板部材33と、を接合したことによって、他部品を取り付けることが可能な二種類のブラケット同士を接合した機能を果たす。
クラッチリザーバ22が取り付けられたブラケット3は、前記同様に、クラッチリザーバ22の蓋部22bがフード13によって下方向へ押圧されたとしても、第2支持部3dが、第1固定ボルト61で車体11に固定された上側固定部3aから左方向へ延設されて片持ち梁状に保持されて弾性変形し易くなっているので、クラッチリザーバ22にかかる荷重を緩和することができる。
よって、ブラケット3は、クラッチリザーバ22もクッション性及び強度を兼ね備えた状態で支持することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
≪変形例≫
前記実施形態では、ブラケット3に取り付けられる補機2の一例として、ブレーキリザーバ21とクラッチリザーバ22を隔壁12cに取り付ける場合を例に挙げて説明したが、それ以外のタンク類や機器類や部品8であっても構わない。
また、ブラケット3を設置する場所として、エンジンルーム12内の隔壁12cを例に挙げて説明したが、ブラケット3の上側固定部3aと下側固定部3bとを締結部材6で固定できる箇所であれば、エンジンルーム12内に係わらずエンジンルーム12以外の車体11等であっても、適宜に取り付けて使用することが可能である。
このため、ブラケット3は、どのような形式の車両1であっても、部品8を取り付けるためのものとして適用することができる。

Claims (6)

  1. 車両のエンジンルーム内に配置されて補機を支持する車両用ブラケットであって、
    前記車両用ブラケットを車体に固定する上側固定部と、
    前記上側固定部よりも下側に設けられて前記車両用ブラケットを前記車体に固定する下側固定部と、
    前記上側固定部と前記下側固定部との間において、上下方向に延出形成される補機取付用の第1支持部と、
    前記上側固定部から前記第1支持部と水平方向に対向する側へ延出形成される補機取付用の第2支持部と、を一体に備えてなることを特徴とする車両用ブラケット。
  2. 前記第1支持部は、略環状に形成された環状部位の一部に形成され、
    前記環状部位内には、前記エンジンルーム内に配置される部品を挿入した状態に配置可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブラケット。
  3. 前記第1支持部には、前記補機であるブレーキリザーバが取り付けられると共に、
    前記第2支持部には、前記補機であるクラッチリザーバが取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブラケット。
  4. 前記第1支持部には、前記補機であるブレーキリザーバが取り付けられると共に、
    前記第2支持部には、前記補機であるクラッチリザーバが取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブラケット。
  5. 前記車両用ブラケットは、複数の板部材が溶接結合して形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用ブラケット。
  6. 車両のエンジンルーム内に配置されて補機を支持する車両用ブラケットであって、
    前記車両用ブラケットを車体に固定する上側固定部と下側固定部との間において、上下方向に延出形成される補機取付用の支持部と前記上側固定部とを水平方向に離間させて配置したことを特徴とする車両用ブラケット。
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