JP5303202B2 - 被充填部材配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキ液等の作動流体が充填される被充填部材の配置構造に関するものである。
従来の被充填部材配置構造として、タンデム型マスタシリンダの上部にリザーバが配置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−39783号公報
特許文献1の図1において、リザーバRは、筒状で上部に給油口9が設けられ、この給油口9がキャップCで塞がれ、タンデム型マスタシリンダMの上部に取付けられているが、このリザーバRが配置される車両側の周辺のレイアウトとしては、例えば、メンテナンス性では、リザーバR内の作動流体量や作動流体の漏れなどを点検でき、作動流体を注入できることが求められ、車両性能では、例えば、リザーバRに水が掛からないことが求められる。
また、車両デザインやパッケージ性に関しては、近年、エンジンルーム内のスペースに余裕がなくなってきているため、エンジンルーム内にリザーバRが配置されている場合に、上記した作動流体量の点検や作動流体の注入ができるようにスペースを確保したり、リザーバRに水が掛からないようにカバー等を設けると、これまでエンジンルーム内に配置されていた部品が収納しきれなくなり、車両デザイン、パッケージ性に影響を与えることになる。
本発明の目的は、車両デザイン、パッケージ性を損なうことなく、メンテナンス性や車両性能を確保可能な被充填部材配置構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、エンジンルームの上方を覆うフードと共に前記エンジンルームを構成するボディの一部からなるアンダパネルに開けられた貫通孔と、この貫通孔を着脱自在に塞ぐキャップとが設けられ、前記エンジンルーム内の前記アンダパネルの下側で且つ前記貫通孔と対向する位置に作動流体が充填された被充填部材が配置され、前記アンダパネルの少なくとも一部を覆うカウルトップの前記キャップと対向する部分に、点検蓋が設けられ、該点検蓋は、前記点検蓋の上方を構成する上壁部と、該上壁部の前端側に構成され、且つ前記エンジンルームに面する前壁部とが一体に形成された部品であることを特徴とする。
キャップを外し、貫通孔を通して被充填部材の作動流体量、作動流体の漏れなどを点検する、あるいは、貫通孔を通して被充填部材に作動流体を注入する。
被充填部材は、エンジンルームを構成するボディの一部からなるアンダパネルの下側に配置され、貫通孔はキャップで塞がれているから、被充填部材に雨水などが掛からず、また、被充填部材は、これまで使用されていなかったエンジンルーム内のボディの一部からなるアンダパネルの下側に配置されるから、ボディの一部からなるアンダパネル下側のデッドスペースが有効利用されて、メンテナンスのためのスペースが確保され、また、車両デザイン、パッケージ性を損なうことがない。
また、点検蓋を開け、更にキャップを外し、貫通穴を通して被充填部材を点検する。
点検蓋を開けることで、キャップの着脱や被充填部材の点検が容易に行える。
請求項2に係る発明は、貫通孔では、その縁に上方に突出する筒状部材が取付けられ、この筒状部材にキャップが着脱自在に保持されることを特徴とする。
筒状部材にキャップとの係合部やシール部を設けることが可能になり、キャップが筒状部材に容易に保持されるとともにキャップと筒状部材とのシール性が向上する。
また、筒状部材によってボディの一部からなるアンダパネルに開けられた貫通孔が直接手に触れる恐れがないため、作業の際に安全性が向上する。
請求項に係る発明では、被充填部材は、ブレーキ液が充填されるリザーブタンクであることを特徴とする。
請求項に係る発明では、筒状部材は、アンダパネルの上面に密着してシールするフランジテーパ部と、キャップの裏面に密着してシールする上端テーパ部と、を有することを特徴とする。
請求項に係る発明では、キャップの上面は、車体後方に向かって後下がりに傾斜していることを特徴とする。
請求項に係る発明では、被充填部材は、前壁部より車両後方に配置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、エンジンルームの上方を覆うフードと共にエンジンルームを構成するボディの一部からなるアンダパネルに開けられた貫通孔と、この貫通孔を着脱自在に塞ぐキャップとが設けられ、エンジンルーム内のアンダパネルの下側で且つ貫通孔と対向する位置に作動流体が充填された被充填部材が配置されるので、アンダパネルの下側に配置された被充填部材の上方は貫通孔を塞ぐキャップで覆われているため、被充填部材に雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
また、被充填部材は、これまで使用されていなかったエンジンルーム内のアンダパネルの下側に配置されるから、アンダパネル下側のデッドスペースを有効利用することができる。従って、メンテナンスのためのスペースを確保することができ、メンテナンスを容易に行うことができるとともに、車両デザイン、パッケージ性を損なうことがない。
さらに、アンダパネルの少なくとも一部を覆うカウルトップのキャップと対向する部分に、点検蓋が設けられるので、点検蓋を開けることで、キャップの着脱や被充填部材の点検を容易に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
加えて、点検蓋は、点検蓋の上方を構成する上壁部と、上壁部の前端側に構成され、且つエンジンルームに面する前壁部とが一体に形成された部品なので、被充填部材に雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
請求項2に係る発明では、貫通孔は、その縁に上方に突出する筒状部材が取付けられ、この筒状部材にキャップが着脱自在に保持されるので、筒状部材にキャップとの係合部やシール部を設けることができ、キャップを筒状部材によって保持しやすくすることができるとともにキャップと筒状部材との間のシール性を向上させることができる。
また、筒状部材によってアンダパネルに開けられた貫通孔が直接手に触れる恐れがないため、作業の際の安全性を向上させることができる。
請求項に係る発明では、被充填部材は、ブレーキ液が充填されるリザーブタンクなので、リザーブタンクに雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
請求項に係る発明では、筒状部材は、アンダパネルの上面に密着してシールするフランジテーパ部と、キャップの裏面に密着してシールする上端テーパ部と、を有するので、雨水に対しシールすることができ、車両に求められる性能を確保するとができる。
請求項に係る発明では、キャップの上面は、車体後方に向かって後下がりに傾斜しているので、被充填部材に雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
請求項に係る発明では、被充填部材は、前壁部より車両後方に配置されているので、被充填部材に雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第1斜視図(図中の矢印(FRONT)は自動車の前方を示している。以下同じ。)であり、ブレーキ液が充填された被充填部材としてのリザーブタンク10は、車室前方に設けられたウインドシールド11と、エンジンルームの上方を覆うフード12との間に設けられたカウルトップ13の下方の、エンジンルーム内のスペースに設けられている。
図中の符号16はカウルトップ13に備える点検蓋(輪郭の一部が太線で示された部分である。)であり、リザーブタンク10の上方に設けられる。
リザーブタンク10を点検する(例えば、ブレーキ液の量や漏れを確認する)、あるいは、リザーブタンク10にブレーキ液を注入する場合には、点検蓋16を開けて行う。なお、符号17,18はカウルトップ13上に揺動軸が設けられた左右一対のワイパ、21はフロントフェンダである。
図2は本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第2斜視図であり、図1の状態から点検蓋16を外した状態を示している。
点検蓋16(図1参照)を装着するためにカウルトップ13に開口部13aが設けられ、この開口部13aを通して、カウルトップ16の下方に配置されたアンダパネル24と、このアンダパネル24に取付けられた筒状のベース部材25と、このベース部材25の上端開口を塞ぐためにベース部材25に着脱自在に取付けられたキャップ26とを臨むことができる。
アンダパネル24は、ボディの一部、詳しくは、エンジンルーム33の後壁の一部を構成する部材であり、上記リザーブタンク10(図1参照)が配置されたスペースと、エンジンルーム33とは、連通している。即ち、リザーブタンク10は、エンジンルーム33内のこれまで使用されていなかったスペースに配置されている。
図3は本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第3斜視図であり、図2の状態からキャップ26を外した状態を示している。
ベース部材25に設けられた開口部25aを通してリザーブタンク10を臨むことができる。
図4は図1の4−4線断面図であり、カウルトップ13は、カウルトップ本体31と、このカウルトップ本体31に形成された開口部13aを塞ぐ点検蓋16とからなる。
点検蓋16は、上壁部16aと、この上壁部16aの前端側に形成された前壁部16bとが一体に形成された部品である。
上壁部16aは、前下がりに形成された前部傾斜部16cと、後下がりに形成された後部傾斜部16dとからなる。
前壁部16bは、エンジンルーム33に面する部分である。
アンダパネル24は、後下がりに形成された部分に貫通孔24aが開けられ、この貫通孔24aにベース部材25が挿入されるように取付けられ、このベース部材25の上端部にキャップ26が係合されている。
キャップ部材26の上面26aも後下がりとなり、これによって、雨水が上面26aに溜まるのを防止することができる。例えば、キャップ部材26の上面26aが水平であると、上面26aに雨水が溜まり、キャップ26を外す際に雨水がリザーブタンク10に掛かるおそれがあるが、上面26aの傾斜によって、これを防止できる。
リザーブタンク10は、タンク本体35と、このタンク本体35の上部開口35aを塞ぐためにタンク本体35の上端部に着脱自在に係合されたタンクキャップ36とからなる。
図に示されるように、リザーブタンク10のための配置構造としては、ボディの一部を構成するアンダパネル24の上方を覆うようにカウルトップ13が配置され、このカウルトップ13に着脱自在に点検蓋16が設けられ、この点検蓋16の下方に、アンダパネル24にベース部材25を介して着脱自在に設けられるとともにリザーブタンク10の上方を覆うキャップ26が配置されている。
リザーブタンク10は、エンジンルーム33内に配置されている。
図5は本発明に係るアンダカウル、ベース部材及びキャップを示す斜視図であり、アンダパネル24に貫通孔24aが開けられ、この貫通孔24aにベース部材25が挿入されて取付けられ、このベース部材25の上端部にキャップ26が着脱自在に係合される。
貫通孔24aは、その縁にベース部材25の回り止めのための一対の切欠き24b,24bが形成され、これらの切欠き24b,24bに、ベース部材25の下部外周面に形成された一対の凸部(不図示)が挿入される。
図6は本発明に係るベース部材を示す斜視図であり、ベース部材25は、例えば、樹脂製のものであり、筒状部25cと、この筒状部25cの外周面25hから側方に突出するフランジ部25dと、筒状部25cの上端に、上にいくほど広がるようにテーパ状に形成された上端テーパ部25eと、フランジ部25dより下方の筒状部25cの外周面25hに形成された複数のストッパ爪25f及び前述の一対の凸部(不図示)と、フランジ部25dより上方で上端テーパ部25eより下方の筒状部25cの外周面25hに形成された係合鉤部25j,25j(一方の符号25jのみ図示)とからなる。
フランジ部25dは、筒状部25cから半径方向外側に延びる環状平坦部25kと、この環状平坦部25kの外周縁から半径方向外側にいくにつれて下がるように形成されたフランジテーパ部25mとからなり、アンダパネル24(図5参照)の上面に接する部分である。
フランジテーパ部25mは、可撓性を有する部分であり、アンダパネル24に固定されたときにアンダパネル24の上面に密着してシール部材の役目をする。
上端テーパ部25eも、可撓性を有し、ベース部材25にキャップ26(図5参照)を装着したときにキャップ26の裏面に密着してシール部材の役目をする部分である。
ストッパ爪25fは、筒状部25cに一体に繋がった下端部25pから上方へ延びる片持ちばり状で可撓性を有する部分であり、ストッパ爪25fの外面25rは、下端部25pから上端部25qへいくにつれて筒状部25cの外周面25hよりも半径方向外側への突出量が大きくなるように傾斜しているため、筒状部25cをアンダパネル24の貫通孔24a(図5参照)に挿入したときに、上端部25qと筒状部25cの外周面25hとの段差でベース部材25を貫通孔24aから抜けないようにすることが可能である。
係合鉤部25jは、キャップ26と着脱自在に係合する部分である。
図7は本発明に係るキャップを示す斜視図であり、キャップ26の裏面26c側を示している。
キャップ26は、円板状の上壁26dと、この上壁26dの外周縁から下方に延びる環状壁26eと、この環状壁26eの下端面26fに形成された一対の係合片26gとからなる。
係合片26gの内端部26hは、環状壁26eの内周面26jよりも半径方向内側に突出している。従って、このような係合片26gの突出部分でベース部材25(図6参照)の係合鉤部25j(図6参照)と係合可能となる。
図8は図4のA部拡大図であり、ベース部材25の筒状部25cがアンダパネル24の貫通孔24aに挿入され、アンダパネル24が、ベース部材25のフランジ部25dとストッパ爪25fとに挟まれて、アンダパネル24にベース部材25が取付けられた状態を示している。
ベース部材25の筒状部25cをアンダパネル24の貫通孔24aに挿入するときには、ストッパ爪25fの上端部25q側が下端部25pを中心にして矢印の向きに傾き、ストッパ爪25fが貫通孔24aを通過した後は、ストッパ爪25fの上端部25qが図の位置に戻って、貫通孔24aよりも半径方向外側へ広がり、筒状部25cが貫通孔24aから抜けなくなる。
また、ベース部材25のフランジ部25dは、アンダパネル24に取付ける前は、フランジテーパ部25mの断面形状が下方に曲がった形状(二点鎖線で描かれた部分である。)になっているが、アンダパネル24に取付けた後は、フランジテーパ部25mは、アンダパネル24の上面に密着し、アンダパネル24とフランジ部25dとの間のシール性を高めるとともに、アンダパネル24に対してベース部材25を安定させる。
図9は図4のB部拡大図であり、ベース部材25とキャップ26との係合状態を示している。
即ち、係合鉤部25jが、ベース部材25の外周面25hから半径方向外側へ突出し、係合片26gの内端部26hが、キャップ26の環状壁26eの内周面26jよりも半径方向内側へ突出して、係合鉤部25jの下部に係合片26gが係合している。
このとき、キャップ26の裏面26cは、ベース部材25の上端テーパ部25eの先端部に密着し、シール性が高められる。
係合片26gを係合鉤部25jに係合させるには、ベース部材25の上端にキャップ26を被せ、キャップ26を一方向に回転させて係合鉤部25jの下方に係合片26gを移動させる。
また、係合片26gと係合鉤部25jとの係合を解除させるには、キャップ26を上記とは反対の方向に回転させて、係合片26gを係合鉤部25jの下方以外の位置に移動させる。
以上に述べた被充填部材配置構造の作用を次に説明する。
図10は本発明に係る被充填部材配置構造の作用を示す斜視図である。
リザーブタンク10のメンテナンスとして、例えば、リザーブタンク10にブレーキ液を注入する場合には、図4において、点検蓋16を外し、次に、キャップ26を外し、更に、リザーブタンク10のタンクキャップ36を外して、図10に示すように、ブレーキ液が入った容器41の口をリザーブタンク10の上部開口35aに近づける。そして、ブレーキ液を注入する。
このように本実施形態のリザーブタンク10の配置構造では、リザーブタンク10のメンテナンスを容易に行うことができる。
以上の図4に示したように、エンジンルーム33の上方を覆うフード12と共にエンジンルーム33を構成するボディとしてのアンダパネル24に開けられた貫通孔24aと、この貫通孔24aを着脱自在に塞ぐキャップ26とが設けられ、アンダパネル24の下側で且つ貫通孔24aと対向する位置に作動流体としてのブレーキ液が充填された被充填部材としてのリザーブタンク10が配置されるので、アンダパネル24の下側に配置されたリザーブタンク10の上方は貫通孔24aを塞ぐキャップ26で覆われているため、リザーブタンク10に雨水などが掛からず、車両に求められる性能を確保するとができる。
また、リザーブタンク10は、これまで使用されていなかったアンダパネル24の下側に配置されるから、アンダパネル24の下側のデッドスペースを有効利用することができる。従って、メンテナンスのためのスペースを確保することができ、メンテナンスを容易に行うことができるとともに、車両デザイン、パッケージ性を損なうことがない。
また、図4、図8、図9に示したように、貫通孔24aは、その縁に筒状部材としてのベース部材25が取付けられ、このベース部材25にキャップ26が着脱自在に保持されるので、ベース部材25にキャップ26との係合部(キャップ26の係合片26gに係合する係合鉤部25j)やシール部(キャップ26の裏面26cに密着する上端テーパ部25e)を設けることができ、キャップ26をベース部材25によって保持しやすくすることができるとともにキャップ26とベース部材25との間のシール性を向上させることができる。また、ベース部材25によってアンダパネル24に開けられた貫通孔24aが直接手に触れる恐れがないため、作業の際の安全性を向上させることができる。
更に、図4に示したように、アンダパネル24の少なくとも一部を覆うカウルトップ13のキャップ26と対向する部分に、点検蓋16が設けられるので、点検蓋16を開けることで、キャップ26の着脱やリザーブタンク10の点検を容易に行うことができ、メンテナンス性を向上させることができる。
尚、本実施形態では、被充填部材としてブレーキ液が充填されるリザーブタンクを示したが、これに限らず、被充填部材としては、クラッチを作動させる作動流体、ラジエータ用冷却液、ウインドシールド用洗浄液がそれぞれ充填されるタンクでもよい。
また、図1に示したように、リザーブタンク10を、右側のフロントフェンダ21の近傍に配置したが、これに限らず、リザーブタンク10を、左側のフロントフェンダの近傍に配置してもよい。
本発明の被充填部材配置構造は、自動車に好適である。
本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第1斜視図である。 本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第2斜視図である。 本発明に係る被充填部材配置構造を備えた自動車の前部要部を示す第3斜視図である。 図1の4−4線断面図である。 本発明に係るアンダカウル、ベース部材及びキャップを示す斜視図である。 本発明に係るベース部材を示す斜視図である。 本発明に係るキャップを示す斜視図である。 図4のA部拡大図である。 図4のB部拡大図である。 本発明に係る被充填部材配置構造の作用を示す斜視図である。
符号の説明
10…被充填部材(リザーブタンク)、12…フード、13…カウルトップ、16…点検蓋、24…ボディ(アンダパネル)、24a…貫通孔、25…筒状部材(ベース部材)、26…キャップ、33…エンジンルーム。

Claims (6)

  1. エンジンルームの上方を覆うフードと共に前記エンジンルームを構成するボディの一部からなるアンダパネルに開けられた貫通孔と、
    この貫通孔を着脱自在に塞ぐキャップとが設けられ、
    前記エンジンルーム内の前記アンダパネルの下側で且つ前記貫通孔と対向する位置に作動流体が充填された被充填部材が配置され
    前記アンダパネルの少なくとも一部を覆うカウルトップの前記キャップと対向する部分に、点検蓋が設けられ、
    該点検蓋は、前記点検蓋の上方を構成する上壁部と、該上壁部の前端側に構成され、且つ前記エンジンルームに面する前壁部とが一体に形成された部品であることを特徴とする車両の被充填部材配置構造。
  2. 前記貫通孔は、その縁に上方に突出する筒状部材が取付けられ、
    この筒状部材に前記キャップが着脱自在に保持されることを特徴とする請求項1記載の車両の被充填部材配置構造。
  3. 前記被充填部材は、ブレーキ液が充填されるリザーブタンクであることを特徴とする請求項1記載の車両の被充填部材配置構造。
  4. 前記筒状部材は、前記アンダパネルの上面に密着してシールするフランジテーパ部と、前記キャップの裏面に密着してシールする上端テーパ部と、を有することを特徴とする請求項記載の車両の被充填部材配置構造。
  5. 前記キャップの上面は、車体後方に向かって後下がりに傾斜していることを特徴とする請求項1記載の車両の被充填部材配置構造。
  6. 前記被充填部材は、前記前壁部より車両後方に配置されることを特徴とする請求項記載の車両の被充填部材配置構造。
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