JP5913972B2 - キャップおよびこれを用いたリザーバタンク - Google Patents

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Description

本発明は、液体が収納されているリザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときにリザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するリザーバタンクに用いられるキャップの技術分野およびこれを用いたリザーバタンクの技術分野に関するものである。なお、本発明の説明において使用される「前後左右」の各方向は、それぞれ、リザーバタンクが車両に装着された状態での車両の前後左右と同じ方向をいう。
従来、自動車等の車両においては、液圧を利用した液圧作動装置として液圧ブレーキ装置を採用した車両がある。この液圧ブレーキ装置には、液圧を発生させるマスタシリンダに供給する作動液を貯留するリザーバタンクが用いられている。
この種のリザーバタンクは作動液を注入する作動液注入口を有するとともに、この作動液注入口を開閉するキャップを有している。従来のキャップとして、リザーバタンク内の作動液面に対向し、振動等で生じる作動液の跳ね上がりを抑制するバッフルと、作動液注入口の内周をシールするシール部と、キャップ本体とを有するキャップが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のキャップのバッフルには、リザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するためのポート(残留空気開放通路)が上下方向(鉛直方向)に形成されている。
ところで、車両のエンジンルーム内には種々の多くの機器が収納されるようになってきているため、ブレーキのリザーバタンクの配設スペースも制限される。そこで、制限された配設スペースをできるだけ有効に活用するために、従来から車両の前後方向に延びるリザーバタンクが種々提案されている(例えば、特許文献2参照)。その場合、作動液注入口が車両の前方に向くように配設されている。この車両の前後方向に延びるリザーバタンクは最近では主流となってきている。
特開平5−270390号公報。 特開平8−268260号公報。
しかしながら、特許文献1に記載のキャップでは、残留空気開放通路が設けられているため、車両の傾動によりリザーバタンクが傾動すると、リザーバタンク内の作動液が水平を維持しようとするため傾動した方向に移動して、リザーバタンクに対して作動液の液面傾斜が生じる。このため、作動液が作動液注入口のキャップの位置まで移動するとともに、更にキャップの残留空気開放通路を通してリザーバタンクの外部へ漏出することが考えられる。特に、最近主流となってきている特許文献2に記載のよな車両の前後方向に延びるリザーバタンクの場合、車両が前方へ傾動するとリザーバタンクも同方向へが傾動するため、作動液注入口が大きく下方に傾動する。このため、作動液がキャップの残留空気開放通路を通してリザーバタンクの外部へ漏出するおそれが大きくなることが考えられる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、リザーバタンクの作動液注入口が大きく下方に傾動しても、作動液が残留空気開放通路を通して外部に漏
出する可能性を効果的に低減するかまたは作動液が残留空気開放通路を通して外部に漏出するのを効果的に抑制することのできるキャップおよびこれを用いたリザーバタンクを提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明のキャップは、キャップ本体、筒状の側壁と底部とを少なくとも有し、作動液の跳ね上がりを抑制するバッフルと、前記バッフルの前記側壁の上端に設けられるダイヤフラムとを備え、作動液を貯留するリザーバタンクの作動液注入口を閉じるとともに、前記リザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときに前記リザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するキャップにおいて、前記側壁、前記底部、および前記ダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに前記残留空気開放通路の一部を通して前記リザーバタンクの外部に連通される空間を有し、前記底部の上面が前記底部の外周縁から前記底部の中心に向かうにつれて暫時上方へ隆起する傾斜面とされているとともに、前記底部の外周縁に前記リザーバタンクの内部と前記空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられていることを特徴としている。
また、本発明のキャップは、キャップ本体、筒状の側壁と底部とを少なくとも有し、作動液の跳ね上がりを抑制するバッフルと、前記バッフルの前記側壁の上端に設けられるダイヤフラムとを備え、作動液を貯留するリザーバタンクの作動液注入口を閉じるとともに、前記リザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときに前記リザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するキャップにおいて、前記側壁、前記底部、および前記ダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに前記残留空気開放通路の一部を通して前記リザーバタンクの外部に連通される空間を有し、前記底部の上面が前記底部の外周縁から前記底部の中心に向かうにつれて暫時下方へ下がる傾斜面とされているとともに、前記底部の中心側に前記リザーバタンクの内部と前記空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられていることを特徴としている。
更に、本発明のキャップは、前記ダイヤフラムに、前記残留空気開放通路の一部を構成するダイヤフラム通気孔が設けられるとともに前記空間内に移動してきた前記作動液が前記ダイヤフラム通気孔に移動するのを抑制する作動液移動抑制部材が設けられていることを特徴としている。
更に、本発明のキャップは、前記作動液移動抑制部材が、前記ダイヤフラムに前記底部の方へ向かって突設された互いに径の異なりかつ前記ダイヤフラム通気孔の中心と同心円の所定数の円環状のリブであることを特徴としている。
更に、本発明のキャップは、キャップ本体、筒状の側壁と底部とを少なくとも有し、作動液の跳ね上がりを抑制するバッフルと、前記バッフルの前記側壁の上端に設けられるダイヤフラムとを備え、作動液を貯留するリザーバタンクの作動液注入口を閉じるとともに、前記リザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときに前記リザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するキャップにおいて、前記側壁、前記底部、および前記ダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに前記残留空気開放通路の一部を通して前記リザーバタンクの外部に連通される空間を有し、前記底部の上面が水平な平坦面とされているとともに、前記底部の中心側に前記リザーバタンクの内部と前記空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられており、前記ダイヤフラムに、前記残留空気開放通路の一部を構成するダイヤフラム通気孔が設けられるとともに前記空間内に移動してきた前記作動液が前記ダイヤフラム通気孔に移動するのを抑制する作動液移動抑制部材が設けられており、前
記作動液移動抑制部材が、前記ダイヤフラムに前記底部の方へ向かって突設された互いに径の異なりかつ前記ダイヤフラム通気孔の中心と同心円の所定数の円環状のリブであり、前記円環状のリブが前記底部の前記ダイヤフラム通気孔と上下方向に対向していることを特徴としている。
更に、本発明のキャップは、前記所定数の円環状のリブに、それぞれ円周方向の異なる位置に、対応する前記リブの外周部と内周部とを連通する切欠溝が形成されていることを特徴としている。
更に、本発明のキャップは、前記バッフル側通気孔が作動液移動抑制板により遮蔽されて前記リザーバタンクの内部と直接対向しないようにされていることを特徴としている。
一方、本発明のリザーバタンクは、作動液を貯留するタンク本体と、前記タンク本体に設けられて前記タンク本体内に作動液を注入する作動液注入口と、前記作動液注入口を閉じるキャップとを少なくとも有し、前記キャップが、前述の本発明のキャップのいずれか1つであることを特徴としている。
このように構成された本発明のキャップおよびこれを用いたリザーバタンクによれば、側壁、底部、およびダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに残留空気開放通路の一部を通してリザーバタンクの外部に連通される空間を有し、底部の上面が底部の外周縁から底部の中心に向かうにつれて暫時上方へ隆起する傾斜面とされているとともに、底部の外周縁にリザーバタンクの内部と空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられる。または、側壁、底部、およびダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに残留空気開放通路の一部を通してリザーバタンクの外部に連通される空間を有し、底部の上面が底部の外周縁から底部の中心に向かうにつれて暫時下方へ下がる傾斜面とされているとともに、底部の中心側にリザーバタンクの内部と前述の空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられる。これにより、リザーバタンクの傾動やリザーバタンクの揺れ等により、リザーバタンク内の作動液が、前述の空間内に流入しても、リザーバタンクの傾動やリザーバタンクの揺れ等が解消されたとき、この空間内に流入した作動液を、底部の上面の傾斜面に沿って底部の外周縁または中心側にに移動させることができるとともに更に底部の外周縁または中心側からバッフル側通気孔を通してリザーバタンク内へ戻すことができる。したがって、作動液がリザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するための残留空気開放通路を設けても、リザーバタンク内の作動液の移動や揺れにより、この残留空気開放通路を通ってリザーバタンクの外部に漏出する可能性を効果的に低減することが可能となる。
特に、車両の前後方向に延びるようにして車両に搭載されるリザーバタンクに用いられるキャップの場合には、リザーバタンクが車両の前方かつ下方に傾動することで、作動液注入口が下方に大きく傾動しても、作動液がキャップの残留空気開放通路を通ってリザーバタンクの外部に漏出する可能性を効果的に低減することが可能となる。
また、ダイヤフラムに設けられた作動液移動抑制部材により、前述の空間内に移動した作動液がダイヤフラム側通気孔へ移動するのが抑制されるので、作動液のリザーバタンクの外部への漏出を更に抑制することができる。また、作動液移動抑制部材が所定数の円環状のリブで形成されるとともに当該リブに設けられた切欠溝により作動液の表面張力が低減されるので、作動液がダイヤフラム側通気孔に接近するのを抑制することができる。これにより、作動液の外部への流出の可能性を低減することができる。しかも、各リブがかつダイヤフラム側通気孔の中心と同心でかつ互いに径の異なる円から円環状に形成されるとともに、各切欠溝が同心円の円周方向で互いに反対側に位置するように設けられることで、円弧状の各リブおよび互いに周方向に反対側に設けられた各切欠溝により迷路状の通
路が形成される。これにより、作動液の外部への流出を更に効果的に抑制することができる。
また、前述のリブがバッフル側通気孔と上下方向に対向させることで、バッフル側通気孔を通過して前述の空間内に移動してきた作動液は、そのほとんどがバッフル側通気孔に対向するリブに衝突してこのリブの周囲に散乱し、ダイヤフラム側通気孔の方へ移動しない。これにより、作動液の外部への漏出が更に効果的に抑制することができる。
特に、車両の前後方向に延びるようにして車両に搭載されるリザーバタンクに用いられるキャップの場合には、リザーバタンクが車両の前方かつ下方に傾動することで、作動液注入口が下方に大きく傾動しても、作動液がキャップの残留空気開放通路を通ってリザーバタンクの外部に漏出するのを効果的に抑制することが可能となる。
本発明に係るキャップの実施の形態の第1例を備えるブレーキ装置を、模式的に示す図である。 (A)は第1例のキャップの断面図、(B)は(A)におけるIIB方向から見た部分図である。 本発明のキャップの実施の形態の第2例を示す、図2(A)と同様の断面図である。 (A)は本発明のキャップの実施の形態の第3例を示す、図2(A)と同様の断面図、(B)は(A)におけるIVB方向から見た部分図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態について説明する。以下の説明において、水平および鉛直は、リザーバタンクが水平または略水平な車両に搭載された状態についていい、作動液の必要最多液量(MAX)ラインおよび必要最少液量(MIN)ラインはリザーバタンクの同状態での水平ラインである。
図1は本発明に係るキャップの実施の形態の第1例を備えるブレーキ装置を、模式的に示す図である。図2(A)は第1例のキャップの断面図、図2(B)は図2(A)におけるIIB方向から見た部分図である。
図1に示すように、この例の液圧ブレーキ装置1は、基本的には従来公知の一般的な2系統の液圧ブレーキ装置と同じである。すなわち、液圧ブレーキ装置1は、ブレーキペダル2、倍力装置3、タンデムマスタシリンダ4、リザーバタンク5、およびブレーキシリンダ6,7,8,9を備えている。
そして、運転者が車両運転中等にブレーキペダル2を踏み込むと、倍力装置3が作動してペダル踏力を所定のサーボ比で倍力して出力する。この倍力装置3の出力でタンデムマスタシリンダ4のプライマリピストン4aが作動してプライマリ液圧室4bの作動液であるブレーキ液を一方の系統のブレーキシリンダ6に送給するとともに、セカンダリピストン4cが作動してセカンダリ液圧室4dのブレーキ液を他方の系統のブレーキシリンダ6に送給する。各ブレーキ系統のロスストロークが消滅すると、タンデムマスタシリンダ4が液圧を発生する。このタンデムマスタシリンダ4の液圧が各ブレーキシリンダ6,7,8,9に伝達され、各ブレーキシリンダ6,7,8,9がブレーキ力を発生して、それぞれ対応する前後左右の車輪10,11,12,13にブレーキがかけられる。
この液圧ブレーキ装置1に用いられているリザーバタンク5は、作動液を貯留する容器であるタンク本体14を有する。このタンク本体14は、樹脂成形された上部体15およ
び同じく樹脂成形された下部体16を有している。そして、タンク本体14は、下部体16の上端開口端が上部体15の下端開口端に加熱および加圧により液密に溶着されて形成される。これにより、リザーバタンク5は比較的薄いほぼ平坦な形状で比較的大きな水平面の面積を有している。
上部体15の前部15aには、作動液注入部17がリザーバタンク5の車両搭載状態で前方(図1において左方)に向かって一体に突設されている。作動液注入部17は、上部体15の前部15aからその先端に向かって水平方向に対して斜め上前方に傾斜した連通部17aと、この連通部17aの先端から鉛直方向で上方に延設された円筒状の作動液注入口17bとを有する。その場合、リザーバタンク5内の作動液の必要最多液量(MAX)ラインが作動液注入口17bの所定の位置に設けられているとともに、作動液の必要最少液量(MIN)ラインが下部体16の所定の位置に設けられている。そして、図2に示すように作動液注入口17bの先端開口部17c(図1において上端部)に第1例のキャップ18が設けられることで作動液注入口17bの先端開口部17cが閉じられる。また、キャップ18が先端開口部17cから取り外されることで先端開口部17cが開放される。
図2(A)に示すように、キャップ18は、キャップ本体19と、キャップ本体19から図2(A)において下方に突設されて作動液注入口17bの内部に嵌入可能でかつ振動等で生じる作動液の跳ね上がりを抑制するバッフル20と、バッフル20の上端に設けられたダイヤフラム21とを有する。
キャップ本体19は円筒状に形成されかつその上端部が閉じられている。このキャップ本体19は、作動液注入口17bの先端開口部17cへの着脱時に作業員が把持する把持部19aと、先端開口部17cの外周面に突設された被係止部17dに係止可能な係止部19bと、内部に設けられた被係合部19cと、上下方向(鉛直方向)に延設される所定数のキャップ本体側通気溝19d,19eとを有する。
バッフル20は、円筒状の側壁20aと、側壁20aの下端開口を閉塞する底部20bと、底部20bに下方に向かって所定の間隙αをおいて設けられた円板状の作動液移動抑制板20cと、底部20bの中心に上方に突設された中心軸20dと、側壁20aの上端に設けられた円環状の係合部20eとを有する。その場合、底部20bの上面20fは側壁20aの内周壁面20gから中心軸20dに向かうにつれて上方に暫時隆起する截頭円錐台形状の傾斜面とされている。更に、底部20bの外周縁部(内周壁面側縁部)には、底部20bを上下方向(あるいは、鉛直方向)に貫通する所定数(好ましくは2つ)のバッフル側通気孔20h,20iが、それぞれ周方向に等間隔に穿設されている(なお、所
定数のバッフル側通気孔20h,20iは必ずしも周方向に等間隔でなくてもよい。)。
また、係合部20eの上端には所定数のバッフル側通気溝20jが水平方向に延設されている。
そして、側壁20a、底部20b、作動液移動抑制板20c、中心軸20d、および係合部20eは一体に樹脂成形される。その場合、作動液移動抑制板20cが両バッフル側通気孔20h,20iと上下方向に重なるように配設されることで、両バッフル側通気孔
20h,20iは作動液移動抑制板20cによりリザーバタンク5の内部と直接対向しな
いように遮蔽される。
ダイヤフラム21は円板状に形成されている。図2(A)および(B)に示すように、このダイヤフラム21は、その中心に上下方向(あるいは、鉛直方向)に貫通するようにして穿設されたダイヤフラム側通気孔21aと、下面に下方(つまり、底部20bの方)に向かって突設された径の異なる所定数(図示例では2つ)の円環状のリブ21b,21
c(本発明の作動液移動抑制部材に相当)と、肉厚に形成された円環状の外周縁部21dとを有する。
各リブ21b,21cはそれぞれ1つの切欠溝21e,21fが形成されている。その場合、各切欠溝21e,21fは、同心円の円周方向で互いに反対側に位置するように設け
られている。これにより、各リブ21b,21cが設けられる領域では、外側のリブ21
bの外部からダイヤフラム側通気孔21aまでの通路が、外側のリブ21bの切欠溝21e、各リブ21b,21cの間の円弧状の通路、および内側のリブ21cの切欠溝21f
を通る迷路状の通路とされている。また、ダイヤフラム21の外周縁部21dの上端には所定数のダイヤフラム側通気溝21gが水平方向に延設されている。
ダイヤフラム21がバッフル20の円筒状の側壁20aの上端に配設されてこの側壁20aを閉じている。また、側壁20aの上端の円環状の係合部20eがキャップ本体19の被係合部19cに係合されることで、キャップ本体19が側壁20aの上端に一体的に取り付けられる。このようにキャップ本体19が側壁20aに取り付けられた状態では、ダイヤフラム21の円環状の外周縁部21dがキャップ本体19とバッフル20との間に挟持される。したがって、ダイヤフラム21はキャップ本体19とバッフル20の底部20bとの間に配置される。
そして、キャップ本体19の係止部19bが作動液注入口17bの先端開口部17cの被係止部17dに係止されることで、キャップ18が作動液注入口17bに取り付けられて先端開口部17cを閉じる。
キャップ18が作動液注入口17bの先端開口部17cに取り付けられた状態で、リザーバタンク5内のエアー圧(残留空気圧)が大気圧より高くなると、図2(A)に点線の矢印で示すようにリザーバタンク5内のエアー(残留空気)は作動液注入口17bの内周面と作動液移動抑制板20cの外周面との間の間隙、作動液移動抑制板20cの上面と底部20bの下面との間の間隙α、バッフル側通気孔20h,20i、各リブ21c,21bの切欠溝21f,21e、ダイヤフラム側通気孔21a、ダイヤフラム21のダイヤフラ
ム側通気溝21g、バッフル20の係合部20eのバッフル側通気溝20j、およびキャップ本体19の各キャップ本体側通気溝19d,19eを通って外部に排気される。これ
により、リザーバタンク5内のエアー圧は大気圧に保持される。
また、リザーバタンク5内のエアー圧が大気圧より低くなると、リザーバタンク5の外部のエアー(大気)は、図2(A)に示す点線の矢印と逆向きにキャップ本体19の各キャップ本体側通気溝19e,19d、バッフル20の係合部20eのバッフル側通気溝2
0j、ダイヤフラム21のダイヤフラム側通気溝21g、ダイヤフラム側通気孔21a、各リブ21c,21bの切欠溝21f,21e、バッフル側通気孔20h,20i、作動液
移動抑制板20cの上面と底部20bの下面との間の間隙α、および作動液注入口17bの内周面と作動液移動抑制板20cの外周面との間の間隙を通ってリザーバタンク5内に吸い込まれる。これにより、リザーバタンク5内のエアー圧は大気圧に保持される。
このように、作動液注入口17bの内周面と作動液移動抑制板20cの外周面との間の間隙、作動液移動抑制板20cの上面と底部20bの下面との間の間隙α、バッフル側通気孔20h,20i、各リブ21c,21bの切欠溝21f,21e、ダイヤフラム側通気
孔21a、ダイヤフラム側通気溝21g、バッフル側通気溝20j、および各キャップ本体側通気溝19d,19eにより、リザーバタンク5内のエアーが外部に流出するエアー
開放通路(本発明の残留空気開放通路に相当)が構成される。
一方、リザーバタンク5の傾動やリザーバタンク5の揺れ等により、リザーバタンク5
内の作動液が傾動した方に移動したり波打つように揺れたりすると、この作動液の移動あるいは揺れは、作動液移動抑制板20cによって抑制される。また、作動液が移動することで、作動液は作動液注入口17bの内周面と作動液移動抑制板20cの外周面との間の間隙、作動液移動抑制板20cの上面と底部20bの下面との間の間隙α、およびバッフル側通気孔20h,20iを通って側壁20aの内周側壁面20gと、底部20bと、ダ
イヤフラム21とで囲まれる空間内に流入することがある。
リザーバタンク5の傾動やリザーバタンク5の揺れ等が解消されると、この空間内に流入した作動液は、傾斜面にされている底部20bの上面20fに沿って底部20bの外周縁に移動するとともに底部20bの外周縁からバッフル側通気孔20h,20iを通って
リザーバタンク5内へ移動する(戻る)。したがって、リザーバタンク5内の作動液の移動や揺れにより、作動液が前述のエアー開放通路を通って外部に漏出する可能性が効果的に低減される。
特に、ダイヤフラム21に設けられた円環状のリブ21b,21cにより、前述の空間
内に移動した作動液の外部への漏出が抑制される。また、各リブ21b,21cに設けら
れた各切欠溝21e,21fにより、作動液の表面張力が低減される。そして、このよう
に作動液の表面張力が低減されることにより、作動液がダイヤフラム側通気孔21aに接近しないようにされ、作動液の外部に流出する可能性が低減される。しかも、各切欠溝21e,21fが同心円の円周方向で互いに反対側に位置するように設けられることで、円
弧状の各リブ21b,21cおよび互いに周方向に反対側に設けられた各切欠溝21fに
より迷路状の通路が形成されている。これにより、前述の空間内に移動してきたエアーはバッフル側通気孔20h,20iの方へ移動し難くなり、作動液の外部への流出が更に抑
制される。なお、バッフル20には係合部20eが形成されることで環状の凹部20kが形成されるが、ダイヤフラム21により、作動液がこの凹部20k内に貯留することは抑制される。
このように構成されたこの例のキャップ18によれば、バッフル20における底部20bの上面20fが、側壁20aの内周壁面20gから中心軸20dに向かうにつれて上方に暫時隆起する傾斜面とされているとともに、底部20bの外周縁部(内周壁面側縁部)にはバッフル側通気孔20h,20iが設けられている。これにより、リザーバタンク5
の傾動やリザーバタンク5の揺れ等により、リザーバタンク5内の作動液が、側壁20aの内周側壁面20gと、底部20bと、ダイヤフラム21とで囲まれる空間内に流入しても、リザーバタンク5の傾動やリザーバタンク5の揺れ等が解消されたとき、この空間内に流入した作動液を、底部20bの上面20fの傾斜面に沿って底部20bの外周縁に移動させることができるとともに更に底部20bの外周縁からバッフル側通気孔20h,2
0iを通ってリザーバタンク5内へ戻すことができる。したがって、作動液がリザーバタンク5内のエアー圧を大気圧に維持するための前述のエアー開放通路を設けても、リザーバタンク5内の作動液の移動や揺れにより、このエアー開放通路を通ってリザーバタンク5の外部に漏出する可能性を効果的に低減することが可能となる。
特に、車両の前後方向に延びるリザーバタンク5に用いられるキャップ18の場合には、リザーバタンク5が車両の前方かつ下方に傾動することで、作動液注入口17bが下方に大きく傾動しても、作動液がキャップ18のエアー開放通路を通ってリザーバタンク5の外部に漏出する可能性を効果的に低減することが可能となる。
また、ダイヤフラム21に設けられた円環状のリブ21b,21cにより、前述の空間
内に移動した作動液がダイヤフラム側通気孔21aへ移動するのが抑制されるので、作動液のリザーバタンク5の外部への漏出を更に抑制することができる。また、各リブ21b,21cに設けられた各切欠溝21e,21fにより作動液の表面張力が低減されるので、
作動液がダイヤフラム側通気孔21aに接近するのを抑制することができる。これにより、作動液の外部への流出の可能性を低減することができる。しかも、各切欠溝21e,2
1fが同心円の円周方向で互いに反対側に位置するように設けられることで、円弧状の各リブ21b,21cおよび互いに周方向に反対側に設けられた各切欠溝21e,21fにより迷路状の通路が形成されるので、作動液の外部への流出を更に効果的に抑制することができる。
特に、車両の前後方向に延びるリザーバタンク5に用いられるキャップ18の場合には、リザーバタンク5が車両の前方かつ下方に傾動することで、作動液注入口17bが下方に大きく傾動しても、作動液がキャップ18のエアー開放通路を通ってリザーバタンク5の外部に漏出するのを効果的に抑制することが可能となる。
図3は本発明のキャップの実施の形態の第2例を示す、図2(A)と同様の断面図である。以下の実施の形態の各例の説明では、その例より前に記載された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省略する。
図3に示すように、第2例のキャップ18では、バッフル20の側壁20aにおける底部20bの上面20fが、前述の第1例の場合とは逆に、側壁20aの内周壁面20gから中心軸20dに向かうにつれて下方に暫時下がる逆截頭円錐台形状の傾斜面とされている。また、この第2例のキャップ18では、底部20bの内周縁部(中心軸側縁部)に所定数(好ましくは2つ)のバッフル側通気孔20h,20iが設けられている。
この第2例のキャップ18の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と実質的に同じである。また、第2例のキャップ18を備えるリザーバタンク5の構成およびその作用効果と、このリザーバタンク5を備えるブレーキ装置1の構成およびその作用効果も、それぞれ第1例のキャップ18を備えるリザーバタンク5の構成およびその作用効果、このリザーバタンク5を備えるブレーキ装置1の構成およびその作用効果と同じである。
図4(A)は本発明のキャップの実施の形態の第3例を示す、図2(A)と同様の断面図、図4(B)は図4(A)におけるIVB方向から見た部分図である。
図4(A)および(B)に示すように、第3例のキャップ18では、側壁20aにおける底部20bの上面20fが、傾斜しない水平な平坦面とされている。また、この第3例のキャップ18では、底部20bに所定数(好ましくは2つ)のバッフル側通気孔20h,20iがそれぞれ外側のリブ21bに対向する位置に設けられている。
このように構成された第3例のキャップ18においては、図4(A)に点線で示すようにバッフル側通気孔20h,20iを通過したエアーは、そのほとんどが外側のリブ21
bに当接した後各リブ21b,21cの間の通路および切欠溝21eを通ってダイヤフラ
ム側通気孔21aの方へ流動する。なお、図4(A)には示さないが、バッフル側通気孔20h,20iを通過したエアーの一部は外側のリブ21bに当接した後外側のリブ21
bの外側通路、切欠溝21f、各リブ21b,21cの間の通路および切欠溝21eを通
ってダイヤフラム側通気孔21aの方へ流動する。
一方、バッフル側通気孔20h,20iを通過してダイヤフラム21と底部20bとの
間の空間内に移動してきた作動液も、そのほとんどが各バッフル側通気孔20h,20i
に対向する外側のリブ21bに衝突してこのリブ21cの周囲に散乱し、ダイヤフラム側通気孔21aの方へ移動しない。これにより、作動液の外部への漏出が更に効果的に抑制することができる。
この第3例のキャップ18の他の構成および他の作用効果は前述の第1例と実質的に同
じである。また、第3例のキャップ18を備えるリザーバタンク5の構成およびその作用効果と、このリザーバタンク5を備えるブレーキ装置1の構成およびその作用効果も、それぞれ第1例のキャップ18を備えるリザーバタンク5の構成およびその作用効果、このリザーバタンク5を備えるブレーキ装置1の構成およびその作用効果と同じである。
なお、本発明は、前述の各例に限定されることはない。例えば、前述の実施の形態の各例では、キャップ18がブレーキ装置1のリザーバタンク5に用いられるとしているが、本発明のキャップは、クラッチマスタシリンダ用のリザーバタンク、液圧式倍力装置用のリザーバタンクを始め、液体が収納されているタンク内のエアー圧を大気圧に維持するためのエアーが流動するエアー開放通路を有するリザーバタンクに用いられるキャップであればどのようなキャップにも適用することができる。要は、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で、種々の設計変更が可能である。
本発明に係るキャップは、液体が収納されているリザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときにリザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するリザーバタンクに用いられるキャップに好適に利用することができる。
また、本発明に係るリザーバタンクは、前述の残留空気開放通路を有するリザーバタンクに好適に利用することができる。
1…液圧ブレーキ装置、2…ブレーキペダル、3…倍力装置、4…タンデムマスタシリンダ、5…リザーバタンク、6,7,8,9…ブレーキシリンダ、14…タンク本体、17…
作動液注入部、17b…作動液注入口、17c…先端開口部、18…キャップ、19…キャップ本体、19d,19e…キャップ本体側通気溝、20…バッフル、20a…側壁、
20b…底部、20c…作動液移動抑制板、20f…上面、20g…内周側壁面、20h,20i…バッフル側通気孔、20j…バッフル側通気溝、21…ダイヤフラム、21a
…ダイヤフラム側通気孔、21b,21c…リブ、21d…外周縁部、21e,21f…切欠溝、21g…ダイヤフラム側通気溝

Claims (4)

  1. キャップ本体、筒状の側壁と底部とを少なくとも有し、作動液の跳ね上がりを抑制するバッフルと、前記バッフルの前記側壁の上端に設けられるダイヤフラムとを備え、作動液を貯留するリザーバタンクの作動液注入口を閉じるとともに、前記リザーバタンク内の残留空気圧が大気圧より高くなるときあるいは大気圧より低くなるときに前記リザーバタンク内の残留空気圧を大気圧に維持するために空気を流動させる残留空気開放通路を有するキャップにおいて、
    前記側壁、前記底部、および前記ダイヤフラムにより囲まれて形成されるとともに前記残留空気開放通路の一部を通して前記リザーバタンクの外部に連通される空間を有し、
    前記底部の上面が水平な平坦面とされているとともに、前記底部の中心側に前記リザーバタンクの内部と前記空間とを連通するバッフル側通気孔が設けられており、
    前記ダイヤフラムに、前記残留空気開放通路の一部を構成するダイヤフラム通気孔が設けられるとともに前記空間内に移動してきた前記作動液が前記ダイヤフラム通気孔に移動するのを抑制する作動液移動抑制部材が設けられており、
    前記作動液移動抑制部材は、前記ダイヤフラムに前記底部の方へ向かって突設された互いに径の異なりかつ前記ダイヤフラム通気孔の中心と同心円の所定数の円環状のリブであり、
    前記円環状のリブは前記底部の前記バッフル側通気孔と上下方向に対向している
    ことを特徴とする記載のキャップ。
  2. 前記所定数の円環状のリブに、それぞれ円周方向の異なる位置に、対応する前記リブの外周部と内周部とを連通する切欠溝が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載のキャップ。
  3. 前記バッフル側通気孔が作動液移動抑制板により遮蔽されて前記リザーバタンクの内部と直接対向しないようにされている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャップ。
  4. 作動液を貯留するタンク本体と、前記タンク本体に設けられて前記タンク本体内に作動液を注入する作動液注入口と、前記作動液注入口を閉じるキャップとを少なくとも有し、
    前記キャップは、請求項1〜3のいずれか1に記載のキャップである
    ことを特徴とするリザーバタンク。
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