JPWO2011013279A1 - 電極基板、電極基板の製造方法、および画像表示装置 - Google Patents

電極基板、電極基板の製造方法、および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

電極パターンの交差部における寄生容量の増大を伴わずに、電極パターンの低抵抗化を図るために、タッチパネル(10)は、透明基板(40)の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターン(30)と、第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターン(20)とが形成されており、第1の電極パターン(30)のそれぞれは、複数の透明電極(31)が導電性の接続部(32)を介して数珠状に連結されてなり、第2の電極パターン(20)のそれぞれは、複数の透明電極(21)が導電性の接続部を介して数珠状に連結されてなり、第2の電極パターン(20)のそれぞれは、第2の電極パターン(20)の接続部において、絶縁層(41)を介して第1の電極パターン(30)のそれぞれと交差しており、第2の電極パターン(20)の少なくとも1つにおいて、該第2の電極パターン(20)の複数ある接続部の少なくとも1つが金属配線(22)である。

Description

本発明は、透明基板上に複数の電極パターンが配設された電極基板に関し、より詳細には、検出対象の接触位置を静電容量の変化として検出する静電容量型の座標入力装置として使用し得る電極基板に関する。
近年、携帯電話端末、携帯型ゲーム機、カーナビゲーション、券売機、および銀行の端末などの電子機器には、表示画面の表面に入力装置が配置され、ユーザが表示画像を参照しながら指またはペンなどで画面に触れることにより操作できるようになってきている。
このような入力装置には、抵抗膜型タッチパネルおよび静電容量型タッチパネルなどがあるが、動作温度範囲、および経時変化に対する強さなどの観点から静電容量型タッチパネルの市場要望が高まっている。
静電容量型のタッチパネルとしては、互いに交差する方向に電極パターンを延在させて、指およびペンなどが接触した際に、電極間の静電容量が変化することを検知して入力位置を検出するタイプが知られている。互いに交差する方向の電極パターンとは、例えば、X座標検出用のパターンおよびこれに直交するY座標検出用のパターンである。
例えば特許文献1には、透光性基板の同一面上に、第1の方向に延在する第1の透光性電極パターンと、第1の方向に交差する第2の方向に延在する第2の透光性電極パターンとが形成されている静電容量型入力装置が開示されている。この静電容量型入力装置では、電極の交差部において、一方の電極パターンは繋がっているが、他方の電極パターンは途切れている。途切れている方の電極パターンは、繋がっている方の電極パターンの上層において、中継電極によって電気的に接続されている。
図12は、特許文献1に開示されている静電容量型入力装置の構成を模式的に示した図である。図12に示すように、入力装置100は、ITO(Indium Tin Oxide)によって形成されている透光性電極パターン130と、これと交差する、ITOによって形成されている透光性電極パターン120とが基板上に形成されている構成である。透光性電極パターン120は、透光性電極パターン130と透光性電極パターン120との交差部分110において、途切れている。透光性電極パターン120は、透光性電極パターン120を形成するパッド部121が交差部分110において透光性の中継電極122によって電気的に接続されている構成である。
日本国公開特許公報「特開2008−310550号公報(2008年12月25日公開)」
しかしながら、ITOなどの透光性の電極は電気抵抗率が比較的大きいため、従来の静電容量型の入力装置では、電極パターンの抵抗が大きくなり、入力位置の検出における精度または感度が低下するなど、入力装置の特性に悪影響が及んでいる。とりわけ、従来の静電容量型の入力装置を用いての入力装置の大型化について検討したところ、本発明者らは、大型化に伴い、精度または感度の低下の問題がより顕著になることを見出した。これは、入力装置の大型化に伴い電極パターンを伸長する必要があり、電極パターンの伸長により抵抗が増大しているためであると考えられる。
この問題に対して、電極パターンの抵抗を低下させるために、パッド部121よりも幅が小さい中継電極122の面積を大きくすると、電極の交差部分110における寄生容量が大きくなり、結局のところ、タッチパネルの精度が低下することになる。
なお、ITOを採用したことによる電極パターンの高抵抗化、および電極パターンの交差による寄生容量の増大は、タッチパネルに限らず、同様の構成を有する電極基板においても生じる問題であると考えられる。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、寄生容量を増大させることなく、電極パターンの低抵抗化を実現する電極基板を提供することにある。
本発明に係る電極基板は、上記課題を解決するために、透明基板の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとが形成された電極基板であって、上記複数の第1の電極パターンのそれぞれ、および上記複数の第2の電極パターンのそれぞれは、複数の透明電極が導電性の接続部を介して数珠状に連結されてなり、上記複数の第2の電極パターンのそれぞれは、該第2の電極パターンの各接続部において、絶縁層を介して上記複数の第1の電極パターンのそれぞれと交差しており、上記複数の第2の電極パターンの少なくとも1つにおいて、該第2の電極パターンの複数ある上記接続部の少なくとも1つが金属配線である構成を有している。
本明細書において金属配線は、単一の金属によって形成されている配線のみならず、複数の金属からなる合金によって形成されている配線をも含むものである。
上記構成によれば、透明電極が数珠状に連結されてなる複数の第1の電極パターンと第2の電極パターンとが交差して透明基板上に配設されている。第2の電極パターンは、第2の電極パターンの接続部において、第1の電極パターンと交差している。第1の電極パターンと第2の電極パターンとが交差する部分においては、第1の電極パターンと第2の電極パターンとの間に絶縁層が設けられている。
第2の電極パターン中の各透明電極は、導電性の接続部によって数珠状に繋がっている。全体として複数ある、第2の電極パターンの接続部のうちの少なくとも1つは、金属配線である。金属配線は、半導体および金属酸化物などと比較し、導電性が高いことが知られている。そのため、金属配線を含む電極パターンでは、金属配線を含まずに構成されている電極パターンと比較し、抵抗がより小さくなる。そのため、全体として少なくとも1つの金属配線が電極パターンに含まれる本発明に係る電極基板では、電極パターン内に金属配線を全く含まない電極基板と比較し、全体的な抵抗が低下している。
また、金属配線は導電性が高いことから、金属配線を接続部とする際その接続部のサイズを、金属配線を用いなかった場合の接続部のサイズと同じかそれ以下にできるため、第1の電極パターンと第2の電極パターンとの重なり面積が増えることはない。したがって、第1の電極パターンと第2の電極パターンとの交差部分における寄生容量が増大することはない。
すなわち、上記構成によれば、第1の電極パターンと第2の電極パターンとの交差部分における寄生容量の増大を防ぎつつ、電極パターンの低抵抗化を実現した電極基板を提供できる。
したがって、上記構成を有する電極基板を、例えば、静電容量型の座標入力装置として使用した場合には、電極パターンの抵抗が小さいため、より小さな静電容量の変化も検出できるようになる。そのため、検出の精度が優れた、より高精細な座標入力装置を実現できる。
さらに本発明に係る電極基板では、電極パターンの低抵抗化の実現により、電極パターンをより長くしても電極パターンの抵抗の増加を抑えることができる。そのため、本発明に係る電極基板は、従来の電極基板を使用するよりも、座標入力装置の大型化により適している。
本発明に係る画像表示装置は、上記課題を解決するために、画像を表示する表示パネルと、上記表示パネルの画像表示面側に、上述の電極基板とを有する構成である。
上記構成によれば、電極パターンの抵抗がより小さい電極基板を備えた画像表示装置を提供できるので、この電極基板を座標入力装置として使用することにより、入力位置の検出の精度が優れた座標入力装置を備えた画像表示装置を実現できる。
本発明に係る電極基板の製造方法は、上記課題を解決するために、透明基板の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとを備える電極基板の製造方法であって、上記一方の面上に、透明電極膜を形成し、該透明電極膜のパターン化によって、上記第1の電極パターンと、上記第2の電極パターンに含まれる透明電極とを形成する電極形成工程と、上記第1の電極パターンと、上記透明電極とを覆うように、上記透明基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、上記第1の電極パターンを挟んで隣り合う少なくとも1対の上記透明電極のそれぞれの一部が露出するように、かつ該第1の電極パターンの、該隣り合う透明電極に挟まれた部分が上記絶縁膜に覆われたままになるように、上記絶縁膜の一部を取り除く除去工程と、上記隣り合う透明電極の露出した部分同士が電気的に接続されるように、金属配線を形成する金属配線形成工程とを包含する構成である。
上記構成によれば、透明基板の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとを備え、上記第2の電極パターンの少なくとも1対の透明電極同士が金属配線によって電気的に接続されてなる電極基板を製造することができる。したがって、電極パターンの低抵抗化を実現する電極基板を容易に製造することができる。
以上のように、本発明に係る電極基板は、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとが形成されており、第2の電極パターンは、複数の透明電極が導電性の接続部を介して数珠状に連結されてなり、全体として複数ある、第2の電極パターンの接続部のうち少なくとも1つが金属配線である構成を有している。そのため、第2の電極パターンの抵抗を小さくすることが可能となる。よって、本発明に係る電極基板を、例えば、座標入力装置として使用する場合には、入力位置の検出の精度が向上した座標入力装置となる。
本発明の実施の一形態に係る電極基板の構成を模式的に示す平面図である。 図1に示した電極基板の断面図であり、(a)は、図1中の破線A−A’における断面を示しており、(b)は、図1中の破線B−B’における断面を示している。 本発明の別の実施形態に係る電極基板の構成を模式的に示す断面図であり、(a)〜(c)はそれぞれ異なる構成を示している。 金属配線の形状を示す図であり、(a)および(b)はそれぞれ異なる形状を示している。 本発明の別の実施形態に係る電極基板の交差部分の断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る電極基板の交差部分の断面図である。 本発明の実施の一形態に係る液晶表示装置の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係る液晶表示装置の構成を模式的に示す断面図である。 金属配線を含まない電極基板の構成を模式的に示す平面図である。 本発明の別の実施形態に係る電極基板の構成を模式的に示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係る電極基板の構成を模式的に示す図であり、(a)は上面を示しており、(b)は(a)中の破線C−C’における断面を示しており、(c)は(a)中の破線D−D’における断面を示している。 従来の入力装置の構成の一部を模式的に示す平面図である。
[実施の形態1]
本発明に係る電極基板の一実施形態について、図1〜図10に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、本実施形態における電極基板は、静電容量型のタッチパネルである。
〔タッチパネル〕
(タッチパネル全体の構成)
図1は、本実施形態における電極基板(以下、タッチパネルという)の入力領域の一部の構成を模式的に示した平面図である。なお、説明の便宜上、タッチパネルの構成要素である透明基板を省略して図示している。
図1に示すように、タッチパネル10は、その入力領域において、透明基板40(図2参照)上に、複数列の第1の電極パターン30と、複数列の第2の電極パターン20とが配設された構成を有している。入力領域の外側である額縁領域(額縁部)には、第1の電極パターン30の各と電気的に接続している配線(額縁部金属配線)および第2の電極パターン20の各と電気的に接続されている配線(額縁部金属配線)が配設されている。なお、本実施形態において入力領域とは、タッチパネル10において、第1の電極パターン30と第2の電極パターン20とに占められている領域であり、ユーザが指などを触れて入力操作を行う領域である。また、額縁領域における構成は従来公知のタッチパネルと同様であるため、本明細書においては、その説明を省略する。
図1に示すように、第1の電極パターン30は、矢印xで示す第1の方向に延在しており、第2の電極パターン20は、第1の方向と交差する矢印yで示す第2の方向に延在している。
このような構成を有するタッチパネル10では、複数の第1の電極パターン30および複数の第2の電極パターン20に順次、電圧印加し、電荷を与えた際、何れかの箇所に導電体である指およびペンなどが触れると、第1の電極パターン30および第2の電極パターン20と、指などとの間でも容量を持つことになる。その結果として静電容量が低下するので、いずれの箇所に指などが触れたかを検出することができる。
(各電極パターンの構成)
第1の電極パターン30は、複数の透明電極31が導電性の接続部32を介して数珠状に連なった構成を有している。本実施の形態では、透明電極31と接続部32とはITO(Indium Tin Oxide)によって一体的に形成されている。
一方、第2の電極パターン20は、ITOからなる複数の透明電極21が金属配線22を介して数珠状に連なった構成を有している。すなわち、金属配線22が、各透明電極を電気的に連結する導電性の接続部となっている。
なお、第1の電極パターン30および透明電極21はそれぞれ、1層のITOによって形成されているが、上記特許文献1に示される入力装置のように、シリコン酸化膜などの絶縁膜を挟持する2層のITOによって形成されているものであってもよい。
本実施の形態では、第2の電極パターン20のそれぞれにおいて、各透明電極21を電気的に連結する導電性の接続部の全てが金属配線22によって構成されているが、これに限定されるものではない。全体的な抵抗値を低下させるためには、複数ある第2の電極パターン20の少なくとも1つにおいて、この少なくとも1つの第2の電極パターン20に複数ある接続部の少なくとも1つが金属配線22であればよい。例えば、第2の電極パターン20のそれぞれにおいて、各透明電極21を電気的に連結する接続部の何れか1箇所のみが金属配線22となっているものであってもよい。さらには、入力領域全体において複数ある、第2の電極パターン20の接続部の何れか1箇所のみが金属配線22となっているものであってもよい。なお、複数ある第2の電極パターン20の接続部のうちの一部のみが金属配線22によって構成されている場合、第2の電極パターン20の残りの接続部については、例えば、第2の電極パターン20の透明電極21と同一材料によって形成すればよい。
第2の電極パターン20のそれぞれにおいて抵抗が小さいことが好ましいという観点からは、第2の電極パターン20それぞれが、少なくとも1つの金属配線22を含むことが好ましい。
また、タッチパネル10における入力位置の検出性能が入力領域全体にわたって均一であることが好ましいという観点からは、各第2の電極パターン20の抵抗値が同等であることが好ましい。そのため、各第2の電極パターン20同士が、同じ数の金属配線22を含むことが好ましい。
検出性能をより高めるためには、第2の電極パターン20の抵抗値を最小限に抑えることが好ましい。したがって、このような観点からは、複数ある第2の電極パターン20における接続部の全てが、金属配線22であることが好ましい。
各透明電極21、31は、各金属配線22および各接続部32よりも表面積が大きくなっている。そのため、タッチパネル10の入力領域は、その大部分が透明電極21、31によって占められている。
図2は、タッチパネル10の構成を説明するための概略断面図であり、図2の(a)は、図1の破線A−A’における断面を示しており、図2の(b)は、図1の破線B−B’における断面を示している。
図1および図2に示すように、透明電極21は、透明基板40の表面、透明電極31および接続部32と同一層上に形成されている。透明電極21および第1の電極パターン30は、SiO、SiNおよびTaなどによって形成されている透明な絶縁層41によって覆われている。
絶縁層41には、透明電極21上、接続部32に近い位置において、コンタクトホール45が形成されている。
上述の第2の方向において接続部32を挟んで隣り合う各透明電極21同士は、絶縁層41上およびコンタクトホール45内に設けられた金属配線22によって電気的に繋がっており、これにより第2の電極パターン20を形成している。
図12に示した従来の入力装置100では、ITOの層が2層形成されることになる(透光性電極パターン130およびパッド部121の層、ならびに中継電極122の層)。そして、額縁領域に金属の配線の層が別に形成される。
一方、タッチパネル10では、ITOの層は1層のみ形成されている(第1の電極パターン30および透明電極21の層)。また、額縁領域の金属の配線(不図示)は、第2の電極パターン20の金属配線22と同一層とすることができる。したがって、総合的には、タッチパネル10では、従来の入力装置と比較して、ITOの層を1層削減することができる。そのため、製造工程をより簡略化できる。
(各電極パターンの配置)
図1および図2に示すように、第2の電極パターン20は、金属配線22において第1の電極パターン30と交差するように設けられている。金属配線22は第1の電極パターン30よりも上層に設けられている。各金属配線22は、第1の電極パターン30のいずれか1つと交差している。第1の電極パターン30は、接続部32において、第2の電極パターン20と交差している。各接続部32は、第2の電極パターン20のいずれか1つと交差している。
図3は、タッチパネル10の別の実施形態の構成を示す断面図であり、図3の(a)〜(c)はそれぞれ相違する実施形態の構成を示している。
上述の本実施形態においては、絶縁層41にコンタクトホール45を設けることによって、透明電極21と金属配線22とを電気的に接続していた。しかしながら、図3の(a)に示すように、接続部32を覆う部分の絶縁層41を残しつつ、透明電極21の端部全体が露出するように絶縁層41を除去して、透明電極21の端部全体と金属配線22とを接続させてもよい。この構成は、タッチパネル10の製造過程において、絶縁層41のパターニングの精度が低くても形成可能である。よって、製造がより容易となる。
また、上述の本実施形態においては、透明基板40の表面上に、第1の電極パターン30と、第2の電極パターン20の透明電極21とが形成されており、その上層に絶縁層41が形成されており、さらにその上層に金属配線22が形成されていた。しかしながら、図3の(b)に示すように、透明基板40の表面上に、金属配線22が形成されており、その上層に絶縁層41が形成されており、さらにその上層に、第1の電極パターン30と、第2の電極パターン20の透明電極21とが形成されているものであってもよい。この場合には、金属配線22の端部に近い位置において、絶縁層41にコンタクトホール45が形成されており、透明電極21がコンタクトホール45内にも設けられていることによって、金属配線22と透明電極21とが電気的に接続されている。また、絶縁層41を介して金属配線22上に、金属配線22と交差するように、第1の電極パターン30の接続部32を設ければよい。
図3の(c)に示すように、上述の本実施形態のタッチパネル10の金属配線22層の上層に絶縁層46をさらに形成してもよい。金属配線22層の上層に絶縁層46を設けることにより、表面が絶縁層46で覆われるため、入力装置としての精度の低下が抑えられ、信頼性がさらに向上する。なお、図3の(a)に示す構成および図3の(b)に示す構成を有するタッチパネル10においても、図3の(c)に示すように最上層に絶縁層46を形成してもよいことは言うまでもない。
これまでは、透明電極21と透明電極31および接続部32とが同一の層に形成されていたが、それぞれが異なる層に設けられているものであってもよい。図10は、透明電極21と透明電極31および接続部32とが異なる層に設けられているタッチパネル10の構成を表す断面図である。
図10に示すように、このタッチパネル10では、透明基板40上に透明電極31(不図示)および接続部32が形成されており、これらよりも上の層となるように、透明電極21が形成されている。なお、透明電極21と透明基板40との間には絶縁層41が形成されている。
(第1の電極パターンの別の構成)
上述の実施の形態では、第1の電極パターン30は、透明電極31と接続部32とがITOによって一体的に形成されていたが、第1の電極パターン30の接続部32も金属配線とすることが可能である。
この場合、入力領域全体において複数ある接続部32の何れか1つを金属配線にしてもよいし、第1の電極パターン30のそれぞれにおいて、接続部32の少なくとも何れか1つを金属配線にしてもよい。あるいは、接続部32の全てを金属配線とすることもまた可能である。
第1の電極パターン30に金属配線を導入した場合には、第1の電極パターン30の抵抗もより小さくすることができる。したがって、入力領域における第2の方向のみならず、第1の方向においても電極パターンの抵抗を小さくできるため、何れの方向においてもタッチパネル10の入力位置の検出の精度をより向上させることができる。また、第1の電極パターン30のそれぞれにおいて、接続部32の少なくとも1つが金属配線である場合には、入力領域の全体にわたって、入力位置の検出の精度をより向上させることができる。なお、製造が容易になるという観点からは、第1の電極パターン30は、透明電極31と接続部32とをITOなどの透明電極材料によって一体的に形成される方が好ましい。
(金属配線の材料)
まず、金属配線22を形成する金属材料について説明する。
タッチパネル10においては、導電性に優れた金属配線22を用いて各透明電極21を電気的に接続することによって、第2の電極パターン20の低抵抗化を実現している。したがって、金属配線22に用いられる金属は、透明電極21を構成する電極材料(本実施の形態ではITO)よりも電気抵抗率が低い金属であれば特に制限がないが、とりわけ、電気抵抗率が10−7Ωm以下である金属であれば、より効果的に低抵抗化を実現できる。なお、液晶表示パネルの製造工程において、ITOと金属(Al、Cu、AgおよびW等)とのシート抵抗を比較すると、ITOの方が50〜1000倍大きいことが知られている。
金属配線22は、単一の金属によって形成されていてもよく、電気抵抗率が同様である限り、複数の金属からなる合金によって形成されていてもよい。
上述のように、金属配線22の形成に使用される金属に制限はないが、製造上および安定性の観点から、従来、液晶ディスプレイの配線およびタッチパネルの配線などに用いられている金属が好ましい。このような金属としては、Ag、Cu、Al、W、Ta、Ti、MoおよびCrなどが挙げられる。
なお、タッチパネル10の額縁領域には、第1の電極パターン30と電気的に接続された配線および第2の電極パターン20と電気的に接続された配線が形成されている。そのため、これらの配線と、第2の電極パターン20内の金属配線22とを同一の金属によって形成することにより、同一の工程でそれぞれを形成することができ、タッチパネル10の製造をより簡略化することができる。
(金属配線の形状)
次に、金属配線22の形状について、図4を参照して説明する。
液晶ディスプレイにおいては、視認性を低下させる可能性のある部分の大きさが0.03mm以上である場合、その液晶ディスプレイは欠陥であると判定される。換言すれば、視認性を低下させる可能性のある部分の大きさが0.03mm未満であれば、十分に使用可能であると判定される。タッチパネル10は、液晶ディスプレイなどの表示装置の画像表示部に重ねて配置し使用するのが一般的であるため、タッチパネル10においても、視認性を低下させる部分がある場合、その大きさが0.03mm未満であることが好ましい。金属配線22は透光性を有していないため、タッチパネル10の視認方向における金属配線22の表面積、すなわち透明基板40の法線方向への投影面積は0.03mm未満であることが好ましい。したがって、例えば、幅0.3mm×長さ0.1mmより小さくなるように、金属配線22の幅Wおよび長さL(図4の(a)参照)を設計すればよい。
一般に、人間の目視限界は0.05mm程度とされており、また、多くの人が0.01mm程度の大きさのものを目視できるとされている。したがって、タッチパネル10の視認方向における金属配線22の表面積が0.01mm未満であることがより好ましい。一般的なユーザが目視できないレベルまで金属配線22を小さくするには、金属配線22の大きさを、幅0.05mm×長さ0.05mmよりも小さいサイズに設計すればよい。例えば、幅0.02mm×長さ0.05mmよりも小さいサイズとすることが可能である。
なお、従来公知の抵抗膜方式タッチパネルには、2枚の基板の間にドットスペーサが存在し、その直径は通常0.15mm程度(0.023mm)である。したがって、0.02mm×0.05mm(=0.001mm)よりも小さなサイズで金属配線22が形成されている場合には、従来公知の抵抗膜方式タッチパネルと比べると、十分視認性に優れているといえる。
図4の(b)は、金属配線22の形状の別の形態を示している。図4の(b)に示すように、金属配線22の中央部22bの幅を、プロセスの最小線幅(1μm〜10μm)とすることも可能である。ただしこの場合、透明電極21との接触部分となる、金属配線22の末端のコンタクト部22aは、中央部22bの幅よりも大きくする必要がある。絶縁層41のコンタクトホール45の上には金属配線22が存在する必要があり、絶縁層41のコンタクトホール45の最小短辺長が、プロセスの最小線幅と同程度なためである。
各透明電極21間の接続部をITOなどによって形成した場合、接続部の幅を狭くすると抵抗値が増加してしまう。一方、接続部を金属配線22とした場合、一般的に金属は、ITOなどの透明電極材料と比較し導電性に優れているため、接続部の幅を狭くしても、抵抗の増加を抑えることができる。
また、第2の電極パターン20は、金属配線22部分において第1の電極パターン30と交差しているため、金属配線22の幅を狭くすることにより、第1の電極パターン30と第2の電極パターン20との重なり面積を小さくすることができる。しがたって、金属配線22を導入することによって、交差部分における寄生容量を削減することができる。
(金属配線の表面構成)
本実施の形態では、金属配線22は単一層として形成されている。すなわち、1種の金属材料によって形成されている。しかしながら、金属配線22を複数層として形成してもよい。この場合、最外層を形成する金属として、他の層を形成する金属よりも反射率の低い金属を用いることにより、金属配線22の表面における光の反射を抑え、金属配線22の存在をより目立たなくすることができる。
図5は、金属配線22が複数層からなる場合における、タッチパネル10の交差部分11の断面図である。
図5に示すように、このタッチパネル10では、金属配線22が、絶縁層41側の第1層22cとその上層であり最外層(透明基板40に対向する側と反対側の最外層)である第2層22dとの2層構造となっている。例えば、金属配線22の第1層22cを、Ag、CuおよびAlなどにより形成し、金属配線22の第2層22dを、第1層22cを形成する金属よりも反射率の小さい反射特性の低いTi、TaまたはMoなどにより形成することができる。これにより、Ag、CuおよびAlのみによって金属配線22を形成した場合よりも、金属配線22の表面における光の反射を抑えることができる。これにより、金属配線22の存在をより目立たなくすることができる。
図5には、金属配線22が2層構造である場合を図示しているが、3層以上であってもよい。この場合でも、最外層に、反射率のより小さい金属を採用することにより、金属配線22の表面における光の反射を抑え、金属配線22の存在をより目立たなくすることができる。
金属配線22を複数層とし、その最外層において反射率のより低い金属を使用する代わりに、金属配線22の上層にブラックマトリクスを設けることにより、交差部分11における反射を低減させることができる。
図6は、金属配線22上に、ブラックマトリクス43が形成されている場合における、タッチパネル10の交差部分11の断面図である。
図6に示すように、このタッチパネル10では、金属配線22の上層にブラックマトリクス43が形成されている。ブラックマトリクス43は、黒色の着色剤が分散している組成物によって形成することができる。例えば、金属クロム膜、および酸化チタン等を主原料として形成することができる。この場合であっても、金属配線22の存在をより目立たなくすることができる。
(透明電極)
タッチパネル10は、液晶表示装置の液晶表示パネルなど、画像表示を行う表示装置の画像表示部に重ねて用いることができる。そのため、表示される画像の視認を妨げないように、第1の電極パターン30および第2の電極パターン20を構成する電極は透明電極となっている。透明電極21、31としては、例えば、ITO、IZO(Indium Zinc Oxide)、IZGO(Indium Zinc Gallium Oxide)、GZO(Gallium Zinc Oxide)、AZO(Aluminium Zinc Oxide)、TiO:NbおよびMg(OH):Cなどの導電性金属酸化膜、導電性高分子膜、ITOナノインク膜、ならびにCNT(Carbon Nano Tube)ナノインク膜などを用いることができる。なかでも、導電性および製造コストの観点から、ITOまたはIZOであることが好ましい。
透明電極21、31の形状は、従来公知の静電容量型のタッチパネルと同様に、ひし形形状とすることができる。また、透明電極21、31の厚みは、製造上の観点および抵抗値の観点から、10〜1000nmの範囲であることが好ましい。
(タッチパネルにおける第2の電極パターンの方向)
タッチパネル10の形状が矩形であり、第1の電極パターン30および第2の電極パターンの何れか一方が矩形の長辺に沿った方向に形成されており、他方が短辺に沿った方向に形成されている場合には、長辺に沿って形成された電極パターンの方が、短辺に沿って形成された電極パターンよりも長さが大きくなる。電極パターンが長くなると、抵抗が増大するため、タッチパネルの特性が低下してしまう。そのため、長辺に沿って形成される電極パターンを、第2の電極パターン20とすることが好ましい。
図9は、形状が矩形であるタッチパネルの構成を示す図である。説明の便宜上、このタッチパネルには金属配線22を設けていない。
図9に示すように、タッチパネル10’は矩形の透明基板40’上に、複数列の電極パターン71と、複数列の電極パターン70とが配設されている。各電極パターン71は、透明基板40’の長辺方向に沿って延在しており、各電極パターン70は、透明基板40’の短辺方向に沿って延在している。各電極パターン71は、各電極パターン70と交差している。各電極パターン71は端部において配線82と接続しており、各電極パターン70は端部において配線81と接続している。
タッチパネル10’では、電極パターン70よりも電極パターン71の方が、その抵抗値が大きくなるため、電極パターン71の方に金属配線22を導入して、第2の電極パターン20とすることにより、得られる効果が大きくなる。すなわち、タッチパネル10の特性の低下をより抑えることができる。
なお、一方の電極パターンの全ての接続部を金属配線22とする場合、電極パターン71および電極パターン70のいずれに導入しても、導入される金属配線22の数は変わらない。そのため、視認性の観点からは、金属配線22を導入する電極パターンは、電極パターン71および電極パターン70のいずれであってもよい。
以上のように、タッチパネル10は、第2の電極パターン20において、透明電極21が金属配線22によって連結されている。そのため、入力領域における電極パターンの抵抗値を低下させることができ、タッチパネルの精度を向上させることができる。
さらには、タッチパネルの大型化を図ると、電極パターンが長くなって電極パターンの抵抗値が増加することになり、結果、タッチパネルの精度の低下を招くため、電極パターンの低抵抗化を実現しているタッチパネル10は、タッチパネルの大型化において好適に利用され得る。
また、タッチパネル10では、ITOなどによって透明電極21同士を接続する場合と比較し、抵抗値を増加させることなく金属配線22の幅を細くすることが可能である。第2の電極パターン20は、金属配線22において、第1の電極パターン30と交差しているため、金属配線22の幅を細くすることによって、第1の電極パターン30と第2の電極パターン20との重なり面積を小さくすることができる。しがたって、金属配線22を導入することによって、交差部分における寄生容量を削減することができる。交差部分における寄生容量の増大は、タッチパネルの精度の低下を招くため、タッチパネル10においては、寄生容量の増大によるタッチパネルの精度の低下もまた抑えることができる。
〔画像表示装置〕
次に、タッチパネル10を有する画像表示装置について、図7および図8を参照して、以下に説明する。なお、以下の説明では、タッチパネル付きの液晶表示装置について説明するが、本発明に係る画像表示装置は、画像を表示する表示パネルと、この表示パネルの画像表示面側に、本発明に係る電極基板とを有していればよく、液晶表示装置に限定されるものではない。例えば、タッチパネル付きの有機EL表示装置などであってもよい。
タッチパネル10は、上述のように、液晶表示パネルの表面に重ねて配置して使用することができる。この場合に、液晶表示パネルに含まれるガラス基板を、タッチパネル10の透明基板40として使用することができる。
図7は、タッチパネル10を有する液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。
図7に示すように、液晶表示装置(画像表示装置)50は、タッチパネル付き液晶表示パネル(電極基板、表示パネル)60、およびバックライト51によって構成されている。
タッチパネル付き液晶表示パネル60は、バックライト51の光照射側から、偏光板52、薄膜トランジスタ基板58、液晶層55、対向基板59、タッチパネル10の電極部44、および偏光板57がこの順に積層されてなる構成を有している。
薄膜トランジスタ基板58は、ガラス基板53の液晶層55と対向する側の表面に配線層54が形成された基板である。ここで配線層54は、TFT、配向膜およびITOなどの薄膜構造、樹脂ならびに配線が設けられた層をいう。
対向基板59は、ガラス基板42の液晶層55と対向する側の表面にカラーフィルタ層56が形成された基板である。ここでカラーフィルタ層56は、カラーフィルタ、配向膜およびITOなどの薄膜構造、樹脂ならびに配線が設けられた層をいう。
タッチパネル10の電極部44とは、タッチパネル10の透明基板40上に形成される第1の電極パターン30、第2の電極パターン20および絶縁層41、ならびにその他必要な配線などを含むことが意図される。
液晶表示装置50では、対向基板59のガラス基板42が、タッチパネル10における透明基板としても機能している。すなわち、ガラス基板42の画像表示面側の表面に、直接、第1の電極パターン30と、第2の電極パターン20の透明電極21とが形成されている。したがって、液晶表示パネル上に、別に準備したタッチパネル10を重ねて配置する場合と比較し、透明な基板を1層省略することができる。そのため、タッチパネル付き液晶表示パネル60および液晶表示装置50の全体の厚みを、より薄くすることができる。
タッチパネル付き液晶表示パネル60は、タッチパネル10を含んで構成されているため、タッチパネル付き液晶表示パネル60を用いて液晶表示装置50を製造することにより、入力の検出性能に優れたタッチパネルを有する液晶表示装置50を提供できる。
図8は、別の構成を有する液晶表示装置50を示す図である。
図8に示すように、この液晶表示装置50では、金属配線22と偏光板57との間にも絶縁層46が形成されている。金属配線22と偏光板57との間に絶縁層46を設けることにより、信頼性が向上する。
〔タッチパネルの製造方法〕
タッチパネル10は、以下のようにして製造することができる。
まず、透明基板40の一方の面上に、膜厚10〜1000nmのITO膜(透明電極膜)を形成する。ITO膜の形成後、マスクを用いたエッチングによってITO膜をパターン化し、第1の電極パターン30と、第2の電極パターン20の透明電極21とを形成する。
次いで、第1の電極パターン30と、透明電極21とを覆うように、透明基板40上に膜厚10〜1000nmの絶縁層(絶縁膜)41を形成する。
絶縁層41を形成した後、第1の電極パターン30を挟んで隣り合う透明電極21のそれぞれの一部が露出するように、エッチングによって絶縁層41にコンタクトホール45を形成する。または、第1の電極パターン30における、隣り合う透明電極21によって挟まれた部分を絶縁層41に覆われた状態としたまま、透明電極21の端部領域をエッチングによって露出させる。
次いで、互いに隣り合う透明電極21の露出した部分同士が電気的に接続されるように、厚み10〜1000nmの金属配線22を形成する。金属配線22は、スパッタリングおよび蒸着など従来公知の方法によって形成することができる。電極配線22を形成する際、額縁領域にある、第1の電極パターン30に接続される配線(額縁部金属配線)および第2の電極パターン20に接続される配線(額縁部金属配線)も同時に形成することができる。従来のタッチパネルでは、金属配線は額縁領域にしか形成されていなかったため、各電極パターンとは別に額縁領域の金属の配線を形成する必要があった。しかしながら、本方法によれば、第2の電極パターン20の形成と同時に、額縁領域の金属の配線を形成することができ、タッチパネルの製造における工程数を削減することができる。
電極配線22を形成した後、所望により、さらに絶縁層46を形成してもよい。
[実施の形態2]
本発明に係る他の実施形態について、図11に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、本実施形態では、前記実施の形態1との相違点について説明するため、説明の便宜上、実施の形態1において説明した部材と同一の機能を有する部材には同一の部材番号を付し、その説明を省略する。
図11は、タッチパネル(電極基板)10aの構成を模式的に表す図であり、図11の(a)は透明基板40の法線方向から眺めた上面を示している。図11の(b)および図11の(c)はそれぞれ、図11の(a)に示す破線C−C’および破線D−D’における断面を示している。
図11の(a)〜(c)に示すように、タッチパネル10aでは、第1の電極パターン30の透明電極31と接続部32とは一体となっており、一体化された透明電極31が、第2の電極パターン20の透明電極21の周囲を囲むように形成されている。すなわち、第1の電極パターン30は、一部が開放している略リング形状の透明電極32が数珠状に連なっている。第2の電極パターン20は、金属配線22において、リング形状の第1の電極パターン30と交差している。
図11に示す形態であっても、各透明電極21の接続に金属配線22を用いているため、第2の電極パターン20における電気抵抗値を、従来のものよりも小さくすることができる。さらに、金属配線22を用いたことにより、透明電極21間の接続部の幅を小さくできるため、第2の電極パターン20と第1の電極パターン30との重なりが小さくなり、寄生容量を削減することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る電極基板では、上記複数の第2の電極パターンのそれぞれにおいて、上記第2の電極パターンの上記接続部の少なくとも1つが金属配線であることが好ましい。
上記構成によれば、第2の電極パターンのそれぞれにおいて、従来よりも抵抗を小さくできるため、第2の電極パターンが配設された領域の全体にわたって、低抵抗化を実現できる。
したがって、上記構成を有する電極基板を、例えば、静電容量型の座標入力装置として使用した場合には、第2の電極パターンが配設された領域である入力領域の全体にわたって、電極パターンの低抵抗化が実現しているため、検出の精度がより優れた座標入力装置を実現できる。
また、本発明に係る電極基板において、上記金属配線は、電気抵抗率が10−7Ωm以下の金属によって形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、金属配線の電気抵抗率が透明電極の電気抵抗率よりも大幅に小さくなるため、金属配線を含む電極パターンの抵抗を従来よりも大幅に小さくすることができる。
また、本発明に係る電極基板において、上記金属配線における、上記透明基板の法線方向への投影面積が、0.03mm未満であることが好ましい。
液晶ディスプレイにおいて、視認性を低下させる可能性のある部分の大きさが0.03mm以上である場合に、視認性に問題があるとして、一般的に欠陥と判定される。
したがって、上記構成によれば、本発明に係る電極基板を液晶ディスプレイ上に適用しても視認性に問題がなく、この液晶ディスプレイを目視したユーザに対して違和感を与えることを防ぐことができる。
また、本発明に係る電極基板においては、上記金属配線が複数の層からなり、上記透明基板に対向する側と反対側の最外層は、他の層の金属よりも反射率が小さい反射特性を有する金属によって形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、金属配線が設けられている部分における光の反射をより抑えることができるため、電極基板または電極基板を搭載した液晶ディスプレイを目視したユーザに対して、金属配線の存在をより目立たなくすることができる。
また、本発明に係る電極基板においては、上記金属配線の上層に、ブラックマトリクスが形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、金属配線による光の反射を防ぐことができるため、電極基板または電極基板を搭載した液晶ディスプレイを目視したユーザに対して、金属配線の存在をより目立たなくすることができる。
また、本発明に係る電極基板において、上記第1の電極パターンの上記第1の方向に沿った長さよりも、上記第2の電極パターンの上記第2の方向に沿った長さの方が大きいことが好ましい。
上記構成によれば、第1の電極パターンの長さよりも第2の電極パターンの長さの方が大きくなる。電極パターンが長くなると、より抵抗が大きくなる。したがって、より抵抗が大きくなる電極パターンに対して金属配線が設けられているため、より効果的に抵抗を小さくでき、電極パターンが配設された領域の全体的な低抵抗化を実現できる。
なお、本発明に係る電極基板においては、上記透明電極がITOによって形成されている構成とすることができる。
また、本発明に係る電極基板において、上記第1の電極パターンの上記透明電極と上記第1の電極パターンの上記接続部とが、同一の材料によって一体的に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、第1の電極パターンの形成工程において、接続部と透明電極とを同時に形成することが可能となるため、電極基板の製造が安価かつ容易となる。
また、本発明に係る電極基板において、上記絶縁層が透明な層であることが好ましい。
上記構成によれば、本発明に係る電極基板を液晶ディスプレイ上に適用しても視認性に問題がなく、この液晶ディスプレイを目視したユーザに対して違和感を与えることを防ぐことができる。
本発明に係る画像表示装置において、上記表示パネルは、薄膜トランジスタが配置された薄膜トランジスタ基板、該薄膜トランジスタ基板に対向して配置された対向基板、および該薄膜トランジスタ基板と該対向基板とに挟持された液晶層を備えた液晶表示パネルであり得る。
また、本発明に係る画像表示装置において、上記対向基板に含まれる基板が、上記透明基板を兼ねており、上記対向基板に含まれる基板の、上記液晶層に面する側とは反対側の面上に、上記第1の電極パターンおよび上記第2の電極パターンが形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、液晶表示パネルの対向基板の基板を、電極基板の透明基板としているため、液晶表示パネル上に、透明基板を既に備えた電極基板を重ねて配置する場合に比べ、基板の数が減少している。電極基板を含む液晶表示パネル全体の厚みをより小さくできる。したがって、電極基板を例えば座標入力装置として使用する場合には、厚みがより小さな座標入力装置付き液晶表示パネルを備える画像表示装置を提供できる。
本発明に係る電極基板の製造方法において、上記電極基板は、該電極基板の周辺領域である額縁部に、上記複数の第1の電極パターンのそれぞれおよび上記複数の第2の電極パターンのそれぞれと電気的に接続している複数の額縁部金属配線を有しており、上記金属配線形成工程において、上記複数の額縁部金属配線を、上記金属配線と同時に形成することが好ましい。
上記構成によれば、電極基板の周辺領域である額縁部に設けられる金属配線と、電極パターンを構成する金属配線とを同時に形成できるため、工程数を増加させることなく、金属配線を有する第2の電極パターンを形成できる。
本発明に係る電極基板は、静電容量型のタッチパネルに利用することができ、携帯電話端末、携帯型ゲーム機、カーナビゲーション、券売機、および銀行の端末などの画像表示部に適用することができる。
10 タッチパネル(電極基板)
10a タッチパネル(電極基板)
10’ タッチパネル
11 交差部分
20 第2の電極パターン
21 透明電極
22 金属配線
22a コンタクト部
22b 中央部
22c 第1層
22d 第2層
30 第1の電極パターン
31 透明電極
32 接続部
40,40’ 透明基板
41,46 絶縁層
42 ガラス基板
43 ブラックマトリクス
44 電極部
45 コンタクトホール
50 液晶表示装置
51 バックライト
52 偏光板
53 ガラス基板
54 配線層
55 液晶層
56 カラーフィルタ層
57 偏光板
58 薄膜トランジスタ基板
59 対向基板
60 タッチパネル付き液晶表示パネル
70,71 電極パターン
81,82 配線

Claims (15)

  1. 透明基板の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとが形成された電極基板であって、
    上記複数の第1の電極パターンのそれぞれ、および上記複数の第2の電極パターンのそれぞれは、複数の透明電極が導電性の接続部を介して数珠状に連結されてなり、
    上記複数の第2の電極パターンのそれぞれは、該第2の電極パターンの各接続部において、絶縁層を介して上記複数の第1の電極パターンのそれぞれと交差しており、
    上記複数の第2の電極パターンの少なくとも1つにおいて、該第2の電極パターンの複数ある上記接続部の少なくとも1つが金属配線であることを特徴とする電極基板。
  2. 上記複数の第2の電極パターンのそれぞれにおいて、上記第2の電極パターンの上記接続部の少なくとも1つが金属配線であることを特徴とする請求項1に記載の電極基板。
  3. 上記金属配線は、電気抵抗率が10−7Ωm以下の金属によって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電極基板。
  4. 上記金属配線における、上記透明基板の法線方向への投影面積が、0.03mm未満であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電極基板。
  5. 上記金属配線が複数の層からなり、上記透明基板に対向する側と反対側の最外層は、他の層の金属よりも反射率が小さい反射特性を有する金属によって形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電極基板。
  6. 上記金属配線の上層に、ブラックマトリクスが形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電極基板。
  7. 上記第1の電極パターンの上記第1の方向に沿った長さよりも、上記第2の電極パターンの上記第2の方向に沿った長さの方が大きいことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の電極基板。
  8. 上記透明電極がITOによって形成されていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の電極基板。
  9. 上記第1の電極パターンの上記透明電極と上記第1の電極パターンの上記接続部とが、同一の材料によって一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の電極基板。
  10. 上記絶縁層が透明な層であることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の電極基板。
  11. 画像を表示する表示パネルと、
    上記表示パネルの画像表示面側に、請求項1〜10の何れか1項に記載の電極基板とを有することを特徴とする画像表示装置。
  12. 上記表示パネルは、薄膜トランジスタが配置された薄膜トランジスタ基板、該薄膜トランジスタ基板に対向して配置された対向基板、および該薄膜トランジスタ基板と該対向基板とに挟持された液晶層を備えた液晶表示パネルであることを特徴とする請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 上記対向基板に含まれる基板が、上記透明基板を兼ねており、上記対向基板に含まれる基板の、上記液晶層に面する側とは反対側の面上に、上記第1の電極パターンおよび上記第2の電極パターンが形成されていることを特徴とする請求項12に記載の画像表示装置。
  14. 透明基板の一方の面上に、第1の方向に延在する複数の第1の電極パターンと、該第1の方向に交差する第2の方向に延在する複数の第2の電極パターンとを備える電極基板の製造方法であって、
    上記一方の面上に、透明電極膜を形成し、該透明電極膜のパターン化によって、上記第1の電極パターンと、上記第2の電極パターンに含まれる透明電極とを形成する電極形成工程と、
    上記第1の電極パターンと、上記透明電極とを覆うように、上記透明基板上に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    上記第1の電極パターンを挟んで隣り合う少なくとも1対の上記透明電極のそれぞれの一部が露出するように、かつ該第1の電極パターンの、該隣り合う透明電極に挟まれた部分が上記絶縁膜に覆われたままになるように、上記絶縁膜の一部を取り除く除去工程と、
    上記隣り合う透明電極の露出した部分同士が電気的に接続されるように、金属配線を形成する金属配線形成工程とを包含することを特徴とする電極基板の製造方法。
  15. 上記電極基板は、該電極基板の周辺領域である額縁部に、上記複数の第1の電極パターンのそれぞれおよび上記複数の第2の電極パターンのそれぞれと電気的に接続している複数の額縁部金属配線を有しており、
    上記金属配線形成工程において、上記複数の額縁部金属配線を、上記金属配線と同時に形成することを特徴とする請求項14に記載の電極基板の製造方法。
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