JP5834488B2 - タッチパネルセンサー付液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

タッチパネルセンサー付液晶表示装置及びその製造方法 Download PDF

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本発明は、タッチパネルを備えるカラー液晶表示装置に関し、特にはタッチパネルセンサーの容量検出用電極に使用する材料及びその組成に関する。
近年、携帯電話機や、携帯情報端末、カーナビゲーションシステムを始め、様々な電子機器の操作部にタッチパネル型入力装置(以下、単にタッチパネルと記す。)が採用されている。タッチパネルは、液晶表示装置等の表示用パネルの表示面上に、指先やペン先の接触位置を検出する入力装置として貼り合わせて使用されるものである。タッチパネルセンサーには、その構造及び検出方式の違いにより、抵抗膜型や静電容量型等の様々なタイプがある。
静電容量型のタッチパネルセンサーは、図1に示すように一枚のガラス基板上にマトリック状の透光性電極パターンを形成し、電極間部分に指等が接触することによって誘起される静電容量の変化を、微弱な電流変化として検出することでタッチパネル上の被接触位置を特定するものであり、従来より使用されていた抵抗膜型入力装置に比べて、より高い透過率を有するという利点がある。
タッチパネルを備える液晶表示装置では、タッチパネルが、液晶表示装置の表示用パネルの偏光板上に位置合わせの上で搭載固定されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。すなわち、タッチパネルが液晶表示装置とは独立に製造され、しかる後一体化される。タッチパネルを液晶表示装置に固定する方法としては、表示用パネルの外周に約0.5mm以上の厚みの粘着剤付きクッションゴムを敷設してタッチパネルを固定する方法や表示パネルとタッチパネルとを透明接着剤で全面貼り付けする方法などが採用されている。
ところで、完成した2組のパネル同士を積層する形態のタッチパネル付液晶表示装置には次のような問題がある。先ず、重ねた分だけ厚く重くなるという問題がある。次に、液晶表示装置もタッチパネルもガラス基板が使われるのでガラス基板間の光の散乱や反射による光学的ロスが大きく表示特性が悪くなるという問題がある。
そこで液晶パネルを構成する2枚のガラス基板の一方のガラス基板、一般にはカラーフィルタが形成される側のガラス基板をタッチパネル用の支持基板として共用する技術が開示されている(特許文献3参照)。この場合にはタッチパネルセンサーと記載するが、特許文献3にはタッチパネルセンサー側の容量検出用透明電極の材質について特に記述はないが、液晶駆動用透明電極材料として常用されているITOを使用すると、高透過率で低抵抗という所望の特性を得るためには、ITO電極を200℃以上の高温でアニールする必要がある。
カラー液晶表示装置を構成する部材には、図4に示すようにカラーフィルタ5を備えるガラス基板1、TFT基板2、これら対抗する基板を接着するシール材6、液晶4がある。液晶4については、液晶パネルを製造した後、すなわちITOのアニール後に封入することも可能であるが、その場合でもシール材6がダメージを受けるのは避けられない。
また、一枚のガラス基板1の表裏に、カラーフィルタ5とタッチパネルセンサー10を形成してからTFT基板2と張り合わせてパネル化することも可能である。しかしながら、パネルの厚みを薄くするためフッ化水素酸でガラス基板をエッチングするのが好ましいが、この手順を採用すると、ガラス基板1の表裏のいずれかでエッチングが実施できず、パネル全体を薄くできないという問題がある。先行して形成した機能膜がフッ化水素酸でダメージを受けるからである。
最初から薄いガラス基板を投入することも考えられるが、薄いガラス基板は、それ自体では工程を回流させるのが困難である。したがって、一般には液晶パネルを完成させてから一対のガラス基板1とガラス基板2の外側をエッチングするする処理を行い、しかる後タッチパネルセンサー加工をする必要がある。
その場合、ITOのような電極材料をタッチパネルセンサーに使用するとなると、液晶パネル自体も高温中に曝露せざるを得ず、液晶パネルを構成する一対のガラス基板を接着しているシール材や狭持されている液晶材料が劣化してしまうという問題がある。
特開2007−178758号公報 特開平2−135317号公報 特開平5−19233号公報
そこで、本発明は、液晶を狭持する一対のガラス基板のうちカラーフィルタを備える側のガラス基板をタッチパネルセンサーの支持基板として使用する形式のタッチパネルセンサー付液晶表示装置であって、液晶表示装置部分を、容量検出用電極材料をアニールすることが必要なために200℃以上の高温に曝露せずとも、容量検出用電極について所定の抵抗特性や光学特性が得られる電極材料を見出すことを直接の目的とし、該電極材料を使用した極めて薄いタッチパネルセンサー付液晶表示装置を提供することを課題とした。
上記課題を達成するための請求項1記載の発明は、液晶を狭持する一対のガラス基板のうちカラーフィルタを備える側のガラス基板をタッチパネルセンサーの支持基板としてし、前記タッチパネルセンサーの容量検出用電極が120℃以下の低温で形成された金属酸化物からなるタッチパネルセンサー付液晶表示装置において、
前記共用するガラス基板のカラーフィルタから見て裏面側に直接一体的に形成された静電容量方式のタッチパネルセンサーの容量検出用電極の前記金属酸化物がIn とZnOの混合比が重量%で90:10から80:20の範囲のIZO金属酸化物であることを特徴とするタッチパネルセンサー付液晶表示装置としたものである。
請求項に記載の発明は、前記IZO金属酸化物のシート抵抗が300Ω/□以下で、透過率が80%以上であることを特徴とする請求項に記載のタッチパネルセンサー付液晶表示装置としたものである。
請求項に記載の発明は、少なくとも、カラー液晶表示装置を製造する工程と、前記液晶表装置を構成する2枚のガラス基板をウエットエッチングにより薄くする工程と、カラーフィルタを裏面に備えるガラス基板の表面に静電容量型タッチパネルセンサーを形成する工程と、をこの順で有するタッチパネルセンサー付液晶表示装置の製造方法であって、前記タッチパネルセンサーの形成工程は、スパッタ法でIn2O3とZnOの混合比が重量%で90:10から80:20の範囲のスパッタ用ターゲットをスパッタしてIZO金属酸化物を成膜する工程と、IZO金属酸化物を120℃以下の温度でアニールする工程と、IZO金属酸化物をパターニング処理する工程と、を有することを特長とするタッチパネルセンサー付液晶表示装置の製造方法としたものである。
本発明になるタッチパネルセンサー付液晶表示装置は、ガラス基板の枚数が少なく光学的ロスが低減される結果、視覚特性が良好で薄くて軽いという特徴を有する。
特に、液晶パネルの表裏からフッ化水素酸でウエットエッチングが可能となるので薄いタッチパネルセンサー付液晶表示装置が提供できる。
また、容量検出用電極材料であるIZO(インジウム亜鉛酸化物)のスパッタ成膜は、ITO(インジウム錫酸化物)に比べると120℃以下の低温で堆積できるので、液晶表示装置自体に与えるダメージが低減され、特にシール材の接着力を劣化させることがない。また,IZOはスパッタ装置内でのノジュール発生が少なくメンテンスフリーで実施できる結果、タッチパネルセンサー部の製造コストを下げられるという効果を奏する。
タッチパネルセンサーの電極配置の一例を説明する上面視の図である。 図1に示すII−IIラインの拡大断面視の図である。 スルーホールの拡大した上面視の図である。 タッチパネルセンサー付液晶表示装置の構成の概略を示す断面視の図である。 表面抵抗率と透過率をInとZnOの混合比の関数としてプロットした図である。
以下、タッチパネルセンサー付液晶表示装置の製造工程に即して本発明を説明する。
タッチパネルセンサー10をその基板裏面に形成するカラーフィルタ基板は、40cm×50cmで厚さ0.5mmのガラス基板1を使用して、定法のフォトリソグラフィー法を適用して製造した(図4参照)。着色した感光性樹脂をガラス基板1上にスリットコーティングした後、露光・現像処理等所定の手順を踏んで着色パターンを形成する工程を繰り返す方法である。
カラーフィルタ5が形成されたガラス基板1に対してTFT基板2を位置合わせの上、エポキシ系接着剤をシール材6として貼り合わせて液晶パネル化した後、ネマチック液晶4を減圧封入し、図4の下側に示すカラー液晶表示装置7を得た。エポキシ系のシール材6は、120℃以上に昇温すると融解・変質して接着力が低下したり変形するので、この後のタッチパネルセンサー工程では液晶表示装置7を高温中に曝露するのは好ましくない。昇温できる温度はシール材6の許容上限温度に依存して決める必要がある。
次に、カラーフィルタ5が形成されたガラス基板1の裏面側表面に、スクリーン印刷により黒色インキを用いて枠状加飾部(図示せず)の印刷を行った。枠状加飾部の大きさは携帯電話の表示部外周程度である。印刷インキには帝国インキ社製GLS−912を使用し、乾燥後の厚みが2μm程度となるように230メッシュ版を用いた。印刷後、120℃で30分間オーブン乾燥を行った。
次に、同じ裏面側にアクリル系のUV硬化型オーバーコート用樹脂(JSR社製 NN901)を、スリットコート法を使用して4μmの厚みで塗布しオーバーコート層(図せ
ず)を形成し、UV硬化させた。オーバーコートの目的は、枠状加飾部の凸状を低減して平坦化することと、均一に加飾部を被覆して加飾部からの出ガスを防止することである。オーバーコート材は、エポキシ系の熱硬化樹脂、もしくは可視光領域において高透過率を有するノボラック系のポジ型材料を使用することもできる。但し、オーバーコート層は必ずしも必須ということはなく、そのため図面上では省略してある。
次に、タッチパネルセンサーを前記オーバーコート層の上に形成するが、図1は、静電容量型のタッチパネル単体の電極配置の概略構成を示す上面視の図であり、図2は、図1に示すII−IIラインの拡大断面視図である。また、図3は、図1に示すスルーホール17近傍の拡大図である。加飾部は端にあるため省略されている。
静電容量型のタッチパネルセンサー10は、前述したオーバーコート層の上かガラス基板1上に、複数のジャンパー線18と、絶縁膜16と、複数の第1の透明電極13と、複数の第2の透明電極14とを備えている。ジャンパー線18、絶縁膜16、透明電極(第1の透明電極13は孤立して形成され、第2の透明電極14はくびれた接続部15を介してY方向に接続して形成されている)は、オーバーコート層5上かガラス基板1上にこの順序で形成される。
ジャンパー線18は、導電性を有する材料によって形成され、オーバーコート層5の表面にマトリックス状に配置されている。ジャンパー線18の各々は、それぞれが孤立した第1の透明電極13をX軸方向に接続するためのものであり、両端部がX軸方向に隣接する一対の第1の透明電極13の各々と重なり合うような位置及び寸法に形成されている。ジャンパー線18は、例えば、透明電極材料、Mo/Al/Moの積層体、Ag、Ag合金、導電性高分子等から選択して形成することができる。本実施形態では後述するIZOを用いた。
絶縁膜16は、透明絶縁性材料(製品名:JSR社製 NN901)をジャンパー線18及びオーバーコート層5の表面全体を覆うように積層することにより形成し、第1の透明電極13とジャンパー線8とが重なり合う部分には、ジャンパー線18の表面にまで達するスルーホール17が、定法のフォトリソ法を用いて設けてある。絶縁性材料としては、誘電率が2〜4の光透過性の高いアクリル系材料が好ましい。
第1の透明電極13及び第2の透明電極14は、絶縁膜上の同一レイヤ内に、X軸方向及びこれと直交するY軸方向に図1に示すようにマトリクス状に配列され、第1の透明電極13及び第2の透明電極14は、本実施形態では透光性のIZO導電材料を用いてスパッタ法で2μm厚に生膜し、しかる後定法のフォトリソ法を適用して同一工程でパタニングして形成した。IZOは成膜したものをそのまま高温アニールなしで使用した。エッチング液にはシュウ酸を用いた。
第1のIZO透明電極(以下、単にIZO電極と記す。)13の各々は、図1に示されるように、絶縁膜16上においてはX軸方向及びY軸方向のいずれにも相互に接続されていないが、スルーホール17を介してオーバーコート層上のジャンパー線18に接続されている。この結果、X軸方向に整列する第1の透明電極13が相互に電気的に接続された状態となる。
一方、第2のIZO電極14の各々は、第1のIZO電極13の行間及び列間に配置され、絶縁膜6上において、第2のIZO電極14と同時にパターニングされるくびれた接続部15を介してY軸方向に相互に連結されている。
X軸方向に接続される第1のIZO電極13と、Y軸方向に接続される第2のIZO電
極14とを同一レイヤに配列する場合、交差部分が生じるため、いずれか一方向の接続を行うためにジャンパー線18のような配線部が必要となる。本実施形態に係る静電容量型タッチパネルでは、ジャンパー線18をオーバーコート層5の表面に形成し、その上方に絶縁膜16と第1及び第2のIZO電極13及びIZO透明14を形成しているため、表面側から見た際にジャンパー線8を目立ちにくくすることができる。
本実施形態では、スルーホール17の開口部全体が第1のIZO電極13によって覆われているため、例えば、図3に示す矢印の範囲に絶縁膜のオーバーハングが生じた場合でも、オーバーハングのないスルーホール17の内壁に沿って第1のIZO電極13がジャンパー線18の表面に到達することができる。したがって、スルーホール17内壁の断面形状にかかわらず、ジャンパー線18の断線を防止することができる。
ジャンパー線18を金属系の遮光性材料で形成することが可能であれば、ジャンパー線18のパターニングと同一工程で、ジャンパー線18と同一材料を用いて基板上に位置決め用のアライメントマーク及び端子用電極を形成することができる。この結果、アライメントマーク形成プロセスを省略することができると共に、2層目以降の膜を形成するために用いる露光機に特段の改造を施すことなく、標準的な読み取り機構を用いて露光時の位置決めをすることが可能となる。
また、2層目以降の膜形成時に顕微鏡等で目視確認して位置合わせを行う場合、1層目のジャンパー線18が遮光性材料で形成されていることによって、視認性が向上するので、位置合わせを容易に行うことが可能となる。
導電性高分子材料は、透光性と導電性がトレードオフの関係にあるが、ジャンパー線18が形成される限られた範囲であれば遮光性があっても入力装置全体の光透過性に与える影響は小さい。また、導電性についても、IZOやITO程度の抵抗値を有する材料であれば良いため、導電性高分子の使用は生産効率が高まるという利点がある。
次に、保護層として前述の透明絶縁材料を用いてタッチパネルセンサーを被覆した後、多面付けされている液晶表示装置郡を個々の装置に断裁し、偏光フィルム、位相差フィルム等を貼り付けてタッチパネルセンサー付液晶表装置として完成した。
最後に、InとZnOの混合比を変えたIZOターゲットを用いてスパッタ成膜したIZO金属酸化物の表面抵抗値及び光線透過率(λ=550nm)の測定結果について述べる。比較として標準的な組成In:SnO=90:10のITO膜についても測定を行った。組成と結果の一覧は表1に、表面抵抗と透過率をグラフ化したものを図5に示した。
先ず,IZOの表面抵抗の組成依存は、図5から明らかなように、In成分が90重量%から80重量%の範囲で250Ω/□程度の最小値をとり,ZnO成分が増えると急激に増大することがわかる。この値はIZOの高温アニールなしの成膜後室温(25℃程度)での値である。
尚、IZOは、アニール温度に対する表面抵抗と透過率の変化が少なく、100℃で表面抵抗210Ω/□、透過率は87%(λ=550nm)程度であった。
一方、ITOの表面抵抗は、アニール温度が230℃なら150Ω/□とIZOより低抵抗であるが、アニールしないと1050Ω/□とIZOの4倍程度になり高抵抗であった。また230℃アニールではシール材が溶解する現象が見られた。
尚、ITOは、アニール温度100℃で表面抵抗400Ω/□、透過率は89%(λ=550nm)程度であった。
したがって、IZOは、容量検出用電極としてアニール処理を格段行わずとも250Ω/□程度の表面抵抗を有しており十分実用的であった。
透過率については、IZOはIn成分が多いほど高透過率であり,ITOの下限程度かそれに近い値であった。
以上から総合的に判断して、IZOの、ITOのような高温アニールが不要であるというメリットは、表面抵抗値と透過率が若干ITOを下回るデメリットを凌ぐものであった。
1、ガラス基板
2、TFT側基板
3、TFT(Thin film Transistor)
4、液晶
5、カラーフィルタ
6、シール材
7、カラー液晶表示装置
10、タッチパネルセンサー
12、基板
13、第1の透明電極
14、第2の透明電極
15、接続部
16、(透明)絶縁膜
17、スルーホール
18、ジャンパー線

Claims (3)

  1. 液晶を狭持する一対のガラス基板のうちカラーフィルタを備える側のガラス基板をタッチパネルセンサーの支持基板としてし、前記タッチパネルセンサーの容量検出用電極が120℃以下の低温で形成された金属酸化物からなるタッチパネルセンサー付液晶表示装置において、
    前記共用するガラス基板のカラーフィルタから見て裏面側に直接一体的に形成された静電容量方式のタッチパネルセンサーの容量検出用電極の前記金属酸化物がIn とZnOの混合比が重量%で90:10から80:20の範囲のIZO金属酸化物であることを特徴とするタッチパネルセンサー付液晶表示装置。
  2. 前記IZO金属酸化物のシート抵抗が300Ω/□以下で、透過率が80%以上であることを特徴とする請求項に記載のタッチパネルセンサー付液晶表示装置。
  3. 少なくとも、カラー液晶表示装置を製造する工程と、前記液晶表装置を構成する2枚のガラス基板をウエットエッチングにより薄くする工程と、カラーフィルタを裏面に備えるガラス基板の表面に静電容量型タッチパネルセンサーを形成する工程と、をこの順で有するタッチパネルセンサー付液晶表示装置の製造方法であって、前記タッチパネルセンサーの形成工程は、スパッタ法でInとZnOの混合比が重量%で90:10から80:20の範囲のスパッタ用ターゲットをスパッタしてIZO金属酸化物を成膜する工程と、IZO金属酸化物を120℃以下の温度でアニールする工程と、IZO金属酸化物をパターニング処理する工程と、を有することを特長とするタッチパネルセンサー付液晶表示装置の製造方法。
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