JP5863002B2 - カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 - Google Patents
カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5863002B2 JP5863002B2 JP2011172109A JP2011172109A JP5863002B2 JP 5863002 B2 JP5863002 B2 JP 5863002B2 JP 2011172109 A JP2011172109 A JP 2011172109A JP 2011172109 A JP2011172109 A JP 2011172109A JP 5863002 B2 JP5863002 B2 JP 5863002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- substrate
- panel sensor
- color filter
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
Description
前記接触部分は、その幅が少なくとも部分的に前記伝導部分の幅より大きくなるよう構成されていてもよい。
以下、図1乃至図10(a)(b)を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。まず図4(a)(b)(c)により、本実施の形態におけるタッチパネル機能付き表示装置60全体について説明する。なお本実施の形態においては、タッチパネル機能付き表示装置60の例として、タッチパネル機能付き液晶表示装置を示している。しかしながら、これに限定されることはなく、有機ELディスプレイやプラズマディスプレイなど、タッチパネル機能を備えたその他の表示装置の場合においても、本願発明を適用することにより、タッチパネル機能付き液晶表示装置の場合と同様の効果を得ることができる。
図4(a)に示すように、タッチパネル機能付きの表示装置60は、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20と、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20に対向するよう設けられたTFT基板(表示基板)50と、を備えている。図4(a)に示すように、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20は、基板11と、基板11の一面11a上に設けられたタッチパネルセンサ部10と、基板11の他面11b上に設けられたカラーフィルタ部30と、を有している。また、TFT基板50は、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20のカラーフィルタ部30と対向するよう設けられている。すなわち、基板11の他面11b側が表示基板(TFT基板)側となっており、基板11の一面11a側が観察者側となっている。
次に図1乃至図3Cおよび図4(a)(b)を参照して、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20について説明する。上述のように、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20は、基板11と、基板11の一面11a上に設けられたタッチパネルセンサ部10と、基板11の他面11b上に設けられたカラーフィルタ部30と、を有している。
次に図4(a)(b)を参照して、カラーフィルタ部30について説明する。図4(b)は、図4(a)に示す表示装置60のカラーフィルタ部30を矢印IVb−IVbの方向から見た場合を示す図である。図4(b)に示すように、カラーフィルタ部30は、基板11と、基板11の他面11b上に設けられたブラックマトリクス層31と、基板11の他面11b上でブラックマトリクス層31間に設けられた複数色の着色層32と、を有している。
このうち赤色着色層に用いられる着色剤としては、例えば、ペリレン系顔料、レーキ顔料、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料等が挙げられる。これらの顔料は単独で用いられてもよく、若しくは、2種以上が混合されて用いられてもよい。
青色着色層に用いられる着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等が挙げられる。これらの顔料は単独で用いられてもよく、若しくは、2種以上が混合されて用いられてもよい。
緑色着色層に用いられる着色剤としては、例えば、ハロゲン多置換フタロシアニン系顔料もしくはハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料等のフタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等が挙げられる。これらの顔料または染料は、単独で用いられてもよく、若しくは、2種以上が混合されて用いられてもよい。
複数色の着色層32が上記の赤色着色層、青色着色層および緑色着色層に限られることは無く、その他の色の着色層、例えば黄色着色層が含まれていてもよい。
次に図1乃至図3Cを参照して、タッチパネルセンサ部10について説明する。図1は、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20をタッチパネルセンサ部10側から見た場合を示す平面図である。図2は、図1のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサにおいて枠IIで囲まれた部分を拡大して示す平面図である。図3A乃至図3Cはそれぞれ、図1のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20をIIIA−IIIA方向乃至IIIC−IIIC方向から見た縦断面図である。
はじめに電極パターン13,15について詳細に説明する。図1に示すように、複数の電極パターン13,15は、第1方向(図1に示すy方向)に延びる複数の第1電極パターン15と、第1方向に直交する第2方向(図1に示すx方向)に延びる複数の第2電極パターン13とからなっている。このうち各第1電極パターン15は、第1方向に沿って並べられ、略正方形の形状を有する複数の第1電極単位15aと、隣り合う2つの第1電極単位15aを接続する第1接続部15bと、を含んでいる。また各第2電極パターン13は、基板11の法線方向から見て第1電極単位15と重なり合わないよう第2方向に沿って並べられ、略正方形の形状を有する複数の第2電極単位13aと、隣り合う第2電極単位13aを接続する第2接続部13bと、を含んでいる。
次に導電パターン14,16および端子部17について説明する。図1に示すように、複数の導電パターン14,16は、第1電極パターン15と端子部17との間を電気的に接続する第1導電パターン16と、第2電極パターン13と端子部17との間を電気的に接続する第2導電パターン14と、からなっている。
次に第1接続部15bについて詳述する。上述のように、第1接続部15bは、導電パターン14,16および端子部17と同一の導電性材料から形成されている。このため後述するように、第1接続部15bを、導電パターン14,16および端子部17と同時に形成することが可能となっている。これによって、第1接続部15bと導電パターン14,16および端子部17とが別々の工程で形成される場合に比べて、より少ない工数でタッチパネルセンサ部10を製造することができる。
次に保護層22について説明する。保護層22は、各電極パターン13,15及び各導電パターン14,16を外部から保護するための層である。例えば後述するように、基板11の他面11b上にカラーフィルタ部30を設ける際、既に基板11の一面11a上に設けられているタッチパネルセンサ部10の各電極パターン13,15及び各導電パターン14,16が損傷するのを防ぐための層である。また保護層22は、外部の水分を遮蔽するという役割も担っている。このような保護層22を構成する材料としては、絶縁性を有する材料が用いられ、例えば光硬化性アクリル樹脂が用いられる。
各除電パターン23は、図1に示すように、少なくとも部分的に基板11の外縁に達するともに、電極パターン13,15、端子部17および導電パターン14,16のいずれにも接触しないよう設けられている。また、各除電パターン23は、内方に向かって先細になる先細領域24を含んでおり、この先細領域24の先端部24aは、保護層22により覆われている。ここで「内方に向かって先細になる」とは、タッチパネルセンサ部10の非表示領域から表示領域に向かうにつれて、先細領域24の幅が狭くなることを意味している。
ここでは、複数のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサが割り付けられた多面付けワーク基板を製造する方法について説明する。
なお多面付けワーク基板70から各チップ部71を切り出す前に、多面付けワーク基板70とTFT基板50とが貼り合わされ、液晶セルの組み立てが行われてもよい。この場合、多面付けワーク基板70とTFT基板50とが貼り合わされた組立体から、個別の液晶セルが切り出される。
以下、図5A乃至図8Bを参照して、ワーク基板70の一面70a上にタッチパネルセンサ部10を形成する方法について説明する。
はじめに、ワーク基板70の一面70a上の各チップ部71に第1電極単位15a,第2電極単位13aおよび第2接続部13bを形成する工程について、図5A乃至図5Cを参照して説明する。図5Aは、ワーク基板70の一面70aを示す平面図であり、図5Bは、図5Aに示すワーク基板70のチップ部71を拡大して示す図であり、図5Cは、図5Bのワーク基板70をVC−VC方向から見た縦断面図である。
次に絶縁層18を形成する工程について、図6Aおよび図6Bを参照して説明する。図6Aは、ワーク基板70のチップ部71を拡大して示す図であり、図6Bは、図6Aのワーク基板70をVIB−VIB方向から見た縦断面図である。
次に、ワーク基板70の一面70a上の各チップ部71に第2導電パターン14,第1導電パターン16,端子部17および第1接続部15bを形成する工程について、図7A乃至図7Cを参照して説明する。図7Aは、ワーク基板70の一面70aを示す平面図であり、図7Bは、図7Aに示すワーク基板70のチップ部71を拡大して示す図であり、図7Cは、図7Bのワーク基板70をVIIC−VIIC方向から見た縦断面図である。
これによって、図7Bおよび図7Cに示すように、ワーク基板70の一面70a上の各チップ部71に、透明電極材料層27および導電性材料層29を含む除電パターン23が形成される。この除電パターン23は、図7Bに示すように、チップ部71の外縁に達するとともに、チップ部71の内方に向かうにつれて先細になる先細領域24を含んでいる。また先細領域24の先端部24aは、図7Cに示すように、透明電極材料層27および導電性材料層29に加えてさらに先端部用絶縁層28を含んでいる。このため、先細領域24のうち先端部24aがその他の部分に対して上方へ突出している。
また図7A乃至図7Cに示すように、ワーク基板70の一面70a上の外枠部72に、透明電極材料層27および導電性材料層29を含む外枠除電パターン74が形成される。この外枠除電パターン74は、好ましくは、可能な限り大きな面積を有するようなパターンとして形成される。また外枠除電パターン74は、図7Bおよび図7Cに示すように、各チップ部71の除電パターン23に接続されている。各除電パターン23および外枠除電パターン74は、後述するように、ワーク基板70の一面70a側での帯電量を低減する除電部73として機能する。
次に保護層22を形成する工程について、図8Aおよび図8Bを参照して説明する。図8Aは、ワーク基板70のチップ部71を拡大して示す図であり、図8Bは、図8Aのワーク基板70をVIIIB−VIIIB方向から見た縦断面図である。
次に、図9を参照して、ワーク基板70の他面70b上にカラーフィルタ部30を形成する方法について説明する。図9は、カラーフィルタ部30を形成する際に実施される工程で用いられる装置を示す図である。この装置は、塗布手段81と、乾燥手段82と、プリベーク手段83と、露光・現像手段84と、水切り手段85とを備えている。
ところで、塗布手段81などにおいては、図10(a)に示すように、複数の吸着穴88を有する支持台86によってワーク基板70が支持される。ここで図10(b)は、ワーク基板70を支持台86から剥離させようとしている状態を示す図である。この場合、剥離の際の剥離帯電に起因して、タッチパネルセンサ部10の保護層22が帯電することが考えられる。ここで本実施の形態によれば、上述のように、ワーク基板70の一面70a上には、保護層22に接続された除電パターン23と、除電パターン23に接続された外枠除電パターン74とが設けられている。このため、保護層22に蓄えられている静電気を、除電パターン23および外枠除電パターン74に引き受けさせることができる。これによって、保護層22における帯電量を低減させることができ、このことにより、静電気の放電が生じるのを防ぐことができる。これによって、ワーク基板70を支持台86から剥離させる際、静電気の放電によってタッチパネルセンサ部10が損傷するのを防ぐことができる。
一方、本実施の形態によれば、第1接続部15bを複数の接続部材35によって構成することにより、各接続部材35を間隔を空けて配置することが可能となる。このため、TFT基板50からの光は、隣り合う2つの接続部材35の間の領域を透過することができる。また一般に、観察者には、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20の法線方向からだけでなくその他の様々な方向からの光が到達する。このため、2つの接続部材35の面積と上述の2倍幅接続部材の面積とが同一の場合であっても、2つの接続部材35の方が、液晶表示装置60の表示を妨げる度合いが小さくなっている。このため、本実施の形態によれば、1つの2倍幅接続部材が用いられる場合と同様の電気抵抗の低減を実現しながら、液晶表示装置60の表示が妨げられることを抑制することができる。
また回転する搬送ローラー87によってワーク基板70を搬送する場合、搬送ローラー87に起因して保護層22が帯電することが考えられる。例えば、搬送ローラー87が空転する際に搬送ローラー87が帯電し、この電気が保護層22に伝導されることが考えられる。この場合も、上述の剥離帯電の場合と同様に、保護層22に蓄えられている静電気を、除電パターン23および外枠除電パターン74に引き受けさせることができる。これによって、保護層22における帯電量を低減させることができ、このことにより、静電気の放電が生じるのを防ぐことができる。また、仮に放電が生じ、これによってタッチパネルセンサ部10に放電電流が流れるとしても、複数の接続部材35を用いて第1接続部15bを構成することにより、第1接続部15bが損傷してしまうことを防ぐことができる。
また水切り手段85においてエアーナイフを用いてワーク基板70上の液を除去する際、エアーナイフによる大気との摩擦帯電によって保護層22が帯電することが考えられる。この場合も、上述の剥離帯電の場合と同様に、保護層22に蓄えられている静電気を、除電パターン23および外枠除電パターン74に引き受けさせることができる。これによって、保護層22における帯電量を低減させることができ、このことにより、静電気の放電が生じるのを防ぐことができる。また、仮に放電が生じ、これによってタッチパネルセンサ部10に放電電流が流れるとしても、複数の接続部材35を用いて第1接続部15bを構成することにより、第1接続部15bが損傷してしまうことを防ぐことができる。
次に、複数のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20が割り付けられた多面付けワーク基板70から、カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20を1つ1つ取り出す。この際の具体的な方法が特に限られることはなく、例えば切断によりカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ20が取り出される。ここで、好ましくは、保護層22は、ワーク基板70の一面70a上において、チップ部71内にのみ設けられている。このため、ワーク基板70の切断の際、保護層22が切断されることはない。すなわち、切断の際に保護層22に過大な力が印加されることはない。これによって、切断の際に保護層22がワーク基板70の一面70a上から剥離されるのを防ぐことができる。
また本実施の形態によるタッチパネルセンサ部10の形成工程において、はじめに第1電極単位15a,第2電極単位13aおよび第2接続部13bが形成され、次に第2接続部13b上に絶縁層18が形成され、その後に第1接続部15bが形成される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、はじめに第1接続部15bを形成し、次に第1接続部15b上に絶縁層18を形成し、その後に第1電極単位15a,第2電極単位13aおよび第2接続部13bを形成してもよい。
また本実施の形態において、除電パターン23が、内方に向かって先細になる先細領域24によって構成されている例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図12に示すように、除電パターン23は、基板11の外縁に達するとともに部分的に基板11の外縁に沿って延びるよう構成されていてもよい。この場合、好ましくは、除電パターン23と第2導電パターン14との間の容量結合によって第2導電パターン14を通る信号が乱されることのないよう、除電パターン23と第2導電パターン14との間の間隔が適切に設定される。
次に図13および図14を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。ここで図13は、本実施の形態におけるタッチパネルセンサ部の第1接続部を拡大して示す平面図であり、図14は、図13のタッチパネルセンサ部をXIV−XIV方向から見た縦断面図である。
図13に示すように、第1接続部15bは1つの接続部材35を含んでいる。この接続部材35は、図13に示すように、隣り合う2つの第1電極単位15a上に各々配置された2つの接触部分36と、2つの接触部分36の間において第1方向(y方向)に延びる伝導部分37と、を含んでいる。このうち接触部分36は、その幅が少なくとも部分的に伝導部分37の幅より大きくなるよう構成されている。例えば図13に示すように、各接触部分36は、伝導部分37の幅w2よりも大きな直径を有する円形の部分となっている。この場合、各接触部分36は、伝導部分37との境界において伝導部分37の幅と同一の幅w2を有している。また接触部分36の幅は、接触部分36を構成する円形の中心に至るまで、伝導部分37から離れるにつれて単調に増加している。
基板11上に、上述の第1の実施の形態の場合と同様に、2つの接続部材35から構成される第1接続部15bを有するタッチパネルセンサ部10を形成した。次に、隣り合う2つの第1電極単位15aの一方から他方へ向けて第1接続部15bを介して電流を流した。流れる電流を0〜約0.04Aまで変化させ、その際、一方の第1電極単位15aのほぼ中心部と他方の第1電極単位15aのほぼ中心部との間での電圧を測定した。
基板11上に、上述の第2の実施の形態の場合と同様に、接触部分36と伝導部分37とを含む1つの接続部材35から構成される第1接続部15bを有するタッチパネルセンサ部10を形成した。次に、実施例1の場合と同様にして、隣り合う2つの第1電極単位15aの間での電圧を測定した。
第1接続部15bが1つの接続部材35から構成される点を除いて、実施例1の場合と同様にして、隣り合う2つの第1電極単位15aの間での電圧を測定した。
11 基板
11a 基板の一面
11b 基板の他面
13 第2電極パターン
13a 第2電極単位
13b 第2接続部
14 第2導電パターン
15 第1電極パターン
15a 第1電極単位
15b 第1接続部
16 第1導電パターン
17 端子部
18 絶縁層
20 カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ
22 保護層
23 除電パターン
24 先細領域
24a 先端部
27 透明電極材料層
28 先端部用絶縁層
29 導電性材料層
30 カラーフィルタ部
31 ブラックマトリクス層
32 着色層
35 接続部材
36 接続部材
37 接触部分
38 伝導部分
40 液晶
41 封止材
50 TFT基板
51 基板
52 透明電極部
53 配線部
60 表示装置
70 ワーク基板
70a ワーク基板の一面
70b ワーク基板の他面
71 チップ部
72 外枠部
73 除電部
74 外枠除電パターン
81 塗布手段
82 乾燥手段
83 プリベーク手段
84 露光・現像手段
85 水切り手段
86 支持台
87 搬送ローラー
88 吸着穴
Claims (7)
- 基板と、
前記基板の一面上に設けられたタッチパネルセンサ部と、
前記基板の他面上に設けられ、複数色の着色層を有するカラーフィルタ部と、を備え、 前記タッチパネルセンサ部は、第1方向に延びる第1電極パターンと、第1方向と直交する第2方向に延びる第2電極パターンと、を有し、
各第1電極パターンは、前記第1方向に沿って並べられ、透明性を有する複数の第1電極単位と、隣り合う2つの第1電極単位を接続する第1接続部と、を含み、
各第2電極パターンは、前記第2方向に沿って並べられ、透明性を有する複数の第2電極単位と、隣り合う2つの第2電極単位を接続するよう設けられ、透明性を有する第2接続部と、を含み、
各第1接続部は、前記第1方向に延び、その両端が隣り合う2つの第1電極単位にそれぞれ接続された少なくとも2つの接続部材を含み、
前記第1接続部の前記接続部材および前記第2接続部は、前記基板の法線方向から見て重なり合うよう配置されており、
前記第1接続部の前記接続部材と前記第2接続部との間には絶縁層が介在されており、
前記第1接続部の各接続部材は、隣り合う2つの第1電極単位上に各々配置された2つの接触部分と、2つの接触部分の間において前記第1方向に延びる伝導部分と、を含み、
前記第1接続部は、金属材料から形成されており、
前記第1接続部の前記伝導部分の幅は、20μm以下となっていることを特徴とするカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。 - 前記接触部分は、その幅が少なくとも部分的に前記伝導部分の幅より大きくなるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。
- 前記タッチパネルセンサ部は、各々が各第1電極パターンに電気的に接続され、金属材料からなる複数の第1導電パターンをさらに有し、
前記第1接続部は、前記第1導電パターンと同一の金属材料から形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。 - 前記第1接続部の各接触部分は、前記基板の法線方向から見て湾曲した輪郭を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。
- 少なくとも部分的に前記基板の外縁に達するとともに前記第1電極パターンに接触しないよう前記基板の前記一面上に設けられ、導電性を有する除電パターンと、
前記第1電極パターンおよび前記除電パターンを少なくとも部分的に覆うよう前記基板の前記一面上に設けられた保護層と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。 - 前記除電パターンは、内方に向かって先細になる先細領域を含み、
前記除電パターンのうち少なくとも前記先細領域の先端部が前記保護層によって覆われていることを特徴とする請求項5に記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載のカラーフィルタ一体型タッチパネルセンサと、
前記カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサの前記カラーフィルタ部側に設けられた表示基板と、を備えたことを特徴とするタッチパネル機能付き表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011172109A JP5863002B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011172109A JP5863002B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013037484A JP2013037484A (ja) | 2013-02-21 |
JP5863002B2 true JP5863002B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=47887060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011172109A Active JP5863002B2 (ja) | 2011-08-05 | 2011-08-05 | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5863002B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6057332B2 (ja) * | 2013-02-06 | 2017-01-11 | アルプス電気株式会社 | 入力装置 |
KR20150011926A (ko) * | 2013-07-24 | 2015-02-03 | 삼성디스플레이 주식회사 | 터치 스크린 패널 및 그 제조방법 |
KR102188985B1 (ko) | 2014-02-10 | 2020-12-10 | 삼성디스플레이 주식회사 | 터치 패널 및 터치 패널의 제조 방법 |
TWI502445B (zh) * | 2014-06-11 | 2015-10-01 | Innolux Corp | 觸控顯示裝置及觸控基板 |
EP3447616B1 (en) | 2016-04-19 | 2021-06-09 | Alps Alpine Co., Ltd. | Capacitive sensor |
CN109143637B (zh) | 2017-06-16 | 2020-02-18 | 京东方科技集团股份有限公司 | 面板的制造方法、面板及显示装置 |
US20200249053A1 (en) * | 2017-10-20 | 2020-08-06 | Panasonics Intellectual Property Management Co., Ltd. | Touch sensor |
CN207601768U (zh) * | 2017-11-30 | 2018-07-10 | 昆山国显光电有限公司 | 一种触控面板及触控显示装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4039549B2 (ja) * | 2001-12-28 | 2008-01-30 | オプトレックス株式会社 | 液晶表示パネル |
TWM344544U (en) * | 2007-12-25 | 2008-11-11 | Cando Corp | Sensory structure of touch panel |
JP2010231533A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Citizen Electronics Co Ltd | 透明電極基板及びそれを備えたタッチパネル |
JP2011013725A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Seiko Epson Corp | タッチパネル、タッチパネルの製造方法、電気光学装置、電子機器 |
EP2461232A1 (en) * | 2009-07-31 | 2012-06-06 | Sharp Kabushiki Kaisha | Electrode substrate, method for manufacturing electrode substrate, and image display device |
KR101073333B1 (ko) * | 2009-08-27 | 2011-10-12 | 삼성모바일디스플레이주식회사 | 터치 스크린 패널 및 그 제조방법 |
TWI447475B (zh) * | 2009-09-07 | 2014-08-01 | Au Optronics Corp | 觸控面板 |
JP5251820B2 (ja) * | 2009-10-15 | 2013-07-31 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネルセンサ、およびタッチパネルセンサを作製するためのマトリックス型電極基板、及びその製造方法 |
TWI427520B (zh) * | 2009-12-10 | 2014-02-21 | Au Optronics Corp | 觸控顯示面板以及觸控基板 |
TWI471790B (zh) * | 2010-02-03 | 2015-02-01 | Wintek Corp | 電容式觸控感應器及其製造方法及電容式觸控面板 |
-
2011
- 2011-08-05 JP JP2011172109A patent/JP5863002B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013037484A (ja) | 2013-02-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5863002B2 (ja) | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサおよびタッチパネル機能付き表示装置 | |
JP5418130B2 (ja) | 静電容量式タッチパネルセンサおよび当該タッチパネルセンサの製造方法 | |
US9158419B2 (en) | Touch panel | |
TWI466600B (zh) | 可撓式印刷電路板以及具有其之觸控螢幕面板設備 | |
JP5533566B2 (ja) | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ、タッチパネル機能付き表示装置および多面付けワーク基板の製造方法 | |
TWI421581B (zh) | Input device and manufacturing method thereof | |
US8717321B2 (en) | Display device integrated with touch panel | |
JP6253923B2 (ja) | タッチセンサ内蔵有機エレクトロルミネッセンス装置 | |
TWI533185B (zh) | 觸控面板基板及光電裝置 | |
KR101691619B1 (ko) | 터치 스크린 패널 및 이를 구비한 표시 장치 | |
TWI417779B (zh) | 觸控式面板以及具有該面板之液晶顯示裝置 | |
TWI467455B (zh) | 觸控面板基板及顯示面板 | |
TWI590109B (zh) | 觸控面板、其電子裝置及其製造方法 | |
US20150060125A1 (en) | Touch panel | |
US20150085205A1 (en) | Touch panel | |
JP5780455B2 (ja) | 投影型静電容量式タッチパネルセンサー及びその製造方法、投影型静電容量式タッチパネルセンサーを備えた表示装置 | |
JP2011192251A (ja) | タッチスクリーンパネル及びその製造方法 | |
JPWO2013035276A1 (ja) | 一体型タッチセンサー基板、これを備える表示装置、および一体型タッチセンサー基板の製造方法 | |
TWM458612U (zh) | 觸控面板 | |
KR101241469B1 (ko) | 터치 패널 | |
KR102122525B1 (ko) | 터치 패널 및 그의 제조 방법 | |
TWI498948B (zh) | Input device and manufacturing method thereof | |
JP2013045261A (ja) | カラーフィルタ付タッチパネルセンサ、液晶表示装置、および座標検出装置 | |
JP5534452B2 (ja) | カラーフィルタ一体型タッチパネルセンサ、タッチパネル機能付き表示装置および多面付けワーク基板の製造方法 | |
KR102254179B1 (ko) | 터치 감지 디스플레이 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5863002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |