JPWO2010047202A1 - エレベータの安全装置 - Google Patents
エレベータの安全装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2010047202A1 JPWO2010047202A1 JP2010534758A JP2010534758A JPWO2010047202A1 JP WO2010047202 A1 JPWO2010047202 A1 JP WO2010047202A1 JP 2010534758 A JP2010534758 A JP 2010534758A JP 2010534758 A JP2010534758 A JP 2010534758A JP WO2010047202 A1 JPWO2010047202 A1 JP WO2010047202A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- light
- door
- foreign object
- light projecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B13/00—Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
- B66B13/24—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers
- B66B13/26—Safety devices in passenger lifts, not otherwise provided for, for preventing trapping of passengers between closing doors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B5/00—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
- B66B5/02—Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
Description
又、乗りかごの乗降口を横切る光ビームを生成して、該光ビームを人や異物が遮ると、かごドア及び乗り場ドアを閉じ動作から開き動作に反転させることが行なわれている。光ビームを用いた異物検知方式として、種々の方式が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかしながら、レーザ光は危険度に応じてクラス分けが行なわれており、比較的安全なクラスに属するレーザ光であっても、人が覗き込んだ場合には目に障害を受ける虞がある。又、覗き込んだことによって障害を受けていないか不安を抱くこともある。そこで、レーザ光等の光ビームを用いて異物を検知するエレベータにおいては、光ビームが覗き込まれることを防止する対策を講じることが必要となる。
本発明の目的は、光ビームが覗き込まれることを防止することが出来るエレベータの安全装置を提供することである。
両かごドアの閉じ動作の開始時点或いは両かごドアの閉じ動作中に投光手段による出射動作が開始されて、異物検知手段による異物検知動作が開始される。乗りかごの乗降口に異物が存在しない場合、異物検知動作が開始されてから両かごドアが全閉状態となるまで、投光手段から出射される光ビームは受光手段へ入射する。従って、受光手段による光ビームの検知が中断されることはなく異物検知信号は生成されない。これに対し、乗降口に異物が存在する場合には、異物検知動作が開始されてから両かごドアが全閉状態となるまでの過程で、投光手段から出射される光ビームが該異物によって遮られるので、受光手段による光ビームの検知が中断され、その結果、異物検知信号が生成される。
上記本発明に係る第1のエレベータの安全装置においては、上述の如く両かごドアの全開状態では投光手段による出射動作を停止させることによって、該状態で光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
又、両かごドアの閉じ動作中に人が乗降口に頭や肩を入れて投光手段から出射される光ビームを覗き込もうとした場合には、異物検知手段により人の頭や肩が異物として検知され、その結果、両かごドアが閉じ動作から開き動作に反転すると共に、投光手段による出射動作が停止されることになる。従って、両かごドアの閉じ動作中に投光手段から出射される光ビームを覗き込むことは出来ず、両かごドアの閉じ動作中においても光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
両かごドアの閉じ位置が前記所定の閉じ位置に到達した時点で投光手段による出射動作が開始されて、異物検知手段による異物検知動作が開始される。乗りかごの乗降口に異物が存在しない場合、異物検知動作が開始されてから両かごドアが全閉状態となるまで、投光手段から出射される光ビームは受光手段へ入射する。従って、受光手段による光ビームの検知が中断されることはなく異物検知信号は生成されない。これに対し、乗降口に異物が存在する場合には、異物検知動作が開始されてから両かごドアが全閉状態となるまでの過程で、投光手段から出射される光ビームが該異物によって遮られるので、受光手段による光ビームの検知が中断され、その結果、異物検知信号が生成される。
上記具体的形態においては、乗降口に異物が存在する場合、上述の如く両かごドアが閉じる過程で異物検知信号が生成され、その結果、両かごドアが閉じ動作から開き動作に反転することになるのであるが、このとき、投光手段による出射動作が停止される。これによって、両かごドアの反転開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
又、両かごドアの閉じ動作中に人が乗降口に頭や肩を入れて投光手段から出射される光ビームを覗き込もうとした場合、異物検知手段により人の頭や肩が異物として検知され、その結果、両かごドアが閉じ動作から開き動作に反転すると共に、投光手段による出射動作が停止されることになる。従って、両かごドアの閉じ動作中に投光手段から出射される光ビームを覗き込むことは出来ず、両かごドアの閉じ動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
前記異物検知手段による異物検知信号の生成の有無に拘わらず強制的に両かごドアを閉じる強制戸閉め動作を実行する強制戸閉め手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行前に、或いは該強制戸閉め動作の実行中に、該強制戸閉め動作の実行を報知する報知手段
とを具えている。
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の完了後に乗りかごの走行を開始させる乗りかご制御手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行中に前記異物検知手段により異物検知信号が生成された場合に、前記乗りかご制御手段により乗りかごの走行が開始される前に乗りかごの走行開始を報知する第2の報知手段
とを具えている。
かごドアの閉じ動作の開始時点或いはかごドアの閉じ動作中に投光手段による出射動作が開始されて、異物検知手段による異物検知動作が開始される。乗りかごの乗降口に異物が存在しない場合、異物検知動作が開始されてからかごドアが全閉状態となるまで、投光手段から出射される光ビームは受光手段へ入射する。従って、受光手段による光ビームの検知が中断されることはなく異物検知信号は生成されない。これに対し、乗降口に異物が存在する場合には、異物検知動作が開始されてからかごドアが全閉状態となるまでの過程で、投光手段から出射される光ビームが該異物によって遮られるので、受光手段による光ビームの検知が中断され、その結果、異物検知信号が生成される。
上記本発明に係る第4のエレベータの安全装置においては、上述の如くかごドアの全開状態では投光手段による出射動作を停止させることによって、該状態で光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
又、かごドアの閉じ動作中に人が乗降口に頭や肩を入れて投光手段から出射される光ビームを覗き込もうとした場合には、異物検知手段により人の頭や肩が異物として検知され、その結果、かごドアが閉じ動作から開き動作に反転すると共に、投光手段による出射動作が停止されることになる。従って、かごドアの閉じ動作中に投光手段から出射される光ビームを覗き込むことは出来ず、かごドアの閉じ動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
かごドアの閉じ位置が前記所定の閉じ位置に到達した時点で投光手段による出射動作が開始されて、異物検知手段による異物検知動作が開始される。乗りかごの乗降口に異物が存在しない場合、異物検知動作が開始されてからかごドアが全閉状態となるまで、投光手段から出射される光ビームは受光手段へ入射する。従って、受光手段による光ビームの検知が中断されることはなく異物検知信号は生成されない。これに対し、乗降口に異物が存在する場合には、異物検知動作が開始されてからかごドアが全閉状態となるまでの過程で、投光手段から出射される光ビームが該異物によって遮られるので、受光手段による光ビームの検知が中断され、その結果、異物検知信号が生成される。
上記具体的形態においては、乗降口に異物が存在する場合、上述の如くかごドアが閉じる過程で異物検知信号が生成され、その結果、かごドアが閉じ動作から開き動作に反転することになるのであるが、このとき、投光手段による出射動作が停止される。これによって、かごドアの反転開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
又、かごドアの閉じ動作中に人が乗降口に頭や肩を入れて投光手段から出射される光ビームを覗き込もうとした場合、異物検知手段により人の頭や肩が異物として検知され、その結果、かごドアが閉じ動作から開き動作に反転すると共に、投光手段による出射動作が停止されることになる。従って、かごドアの閉じ動作中に投光手段から出射される光ビームを覗き込むことは出来ず、かごドアの閉じ動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
前記異物検知手段による異物検知信号の生成の有無に拘わらず強制的に前記かごドアを閉じる強制戸閉め動作を実行する強制戸閉め手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行前に、或いは該強制戸閉め動作の実行中に、該強制戸閉め動作の実行を報知する報知手段
とを具えている。
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の完了後に乗りかごの走行を開始させる乗りかご制御手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行中に前記異物検知手段により異物検知信号が生成された場合に、前記乗りかご制御手段により乗りかごの走行が開始される前に乗りかごの走行開始を報知する第2の報知手段
とを具えている。
第1実施例
本実施例のエレベータは、図1及び図2に示す如く、乗りかごの乗降口を開閉する左右一対のかごドア(2)(3)を具えたセンターオープンタイプのエレベータであって、乗降口上方のフレーム(102)にレール(1)が固定され、両かごドア(2)(3)はそれぞれ、ハンガー(21)(31)によってレール(1)に吊り下げられると共に、ドア下端部に突設されたガイドシュー(22)(32)が敷居(8)に摺動可能に嵌まって、水平方向の往復移動が案内されている。
又、フレーム(102)上には、両かごドア(2)(3)の開閉動作を制御する制御ユニット(100)が設置されている。
尚、投光/受光ユニット(4)の投光器としては例えば赤色半導体レーザを採用し、これによって直径1〜2mmのスポットを形成する。投光/受光ユニット(4)の受光器は、入射光ビームによる受光量が所定の閾値を上回っているときは、異物検知信号を出力しない。これに対し、入射光ビームによる受光量が所定の閾値を下回っているときは、異物検知信号を出力する。
尚、アーム部材(51)は、図8に示すステー(52)を介して左側のかごドア(2)に支持されている。ここで、ステー(52)はかごドア(2)に対してドア開閉方向の位置調節が可能に取り付けられ、アーム部材(51)はステー(52)に対してドア開閉方向とは直交する前後方向の位置調節が可能に取り付けられている。
図2の如く両かごドア(2)(3)が全閉位置まで閉じる過程で、前記清掃具(7)が、左側のかごドア(2)に配備されている第1反射部材(5)の表面を清掃する(図8参照)。これによって、第1反射部材(5)の表面は常に良好な反射面に維持される。
その後、両かごドア(2)(3)が全閉直前状態から全閉状態まで閉じる過程で、投光/受光ユニット(4)は右側のかごドア(3)に形成されている収容空間(30)に侵入し、これによって、投光/受光ユニット(4)から出射された光ビームBは第2反射部材(6)へ入射して反射され、反射光ビームBは投光/受光ユニット(4)へ戻ることになる。
これに対し、投光/受光ユニット(4)は、光ビームの検知が中断されたとき、異物検知信号を生成し、制御ユニット(100)へ出力する。これに応じて、制御ユニット(100)は、両かごドア(2)(3)を閉じ動作から開き動作に反転させると共に、投光/受光ユニット(4)に光ビームの出射動作を停止させる。
又、上述の如く両かごドア(2)(3)が全開状態から閉じる過程でセーフティシューフレームが人や異物と衝突し、該セーフティシューフレームに力が作用したときに、制御ユニット(100)は、両かごドア(2)(3)を閉じ動作から開き動作に反転させると共に、投光/受光ユニット(4)に光ビームの出射動作を停止させる。
図11(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全開状態から全閉直前状態まで閉じていく過程で、光ビームBは徐々に紐Sに接近し、更に図12(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全閉直前状態から全閉状態まで閉じる過程で、光ビームBは紐Sを横切ることになる。このとき投光/受光ユニット(4)による光ビームの検知が中断するので、異物検知信号が生成される。
図13(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全開状態から全閉直前状態まで閉じていく過程で、最初は紐Sが光ビームBと左側のかごドア(2)の間に位置しているが、戸閉動作の進行に伴って紐Sは光ビームBと交叉する位置まで移動し、その後、図14(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全閉直前状態から全閉状態まで閉じる過程で、光ビームBは紐Sの外側へ移行することになる。この過程で、光ビームBが紐Sを横切るとき、投光/受光ユニット(4)による光ビームの検知が中断するので、異物検知信号が生成される。
図15(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全開状態から全閉直前状態まで閉じていく過程で、最初は紐Sが光ビームBと左側のかごドア(2)の間に位置しているが、戸閉動作の進行に伴って紐Sは光ビームBと交叉する位置まで移動し、その後、図16(a)(b)(c)の如く両かごドア(2)(3)が全閉直前状態から全閉状態まで閉じる過程で、光ビームBは紐Sの外側へ移行することになる。この過程で、光ビームBが紐Sを横切るとき、投光/受光ユニット(4)による光ビームの検知が中断するので、異物検知信号が生成される。
ステップS3にてノーと判断されたときは、ステップS4に移行して、通常の速度(高速)で戸閉動作を実行すると共に投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を実行した後、ステップS5にて異物が検知されたか否かを判断する。
ここで、異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときには、乗りかごの乗降口に乗降中の人や異物が存在するか、或いは人が光ビームの覗き込み動作を行なっているものと推定されるため、ステップS6に移行して、反転戸開きを実行すると共に投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止した後、ステップS1に戻って、戸開き完了で待機すると共に光ビームの出射停止状態を継続する。
ここで、異物検知信号が生成されないときには、ステップS12に移行して、戸閉終端位置検出装置から得られるオン/オフ信号に基づいて強制戸閉動作が完了したか否かを判断し、ノーと判断されたときは、ステップS13にて強制戸閉動作を継続した後、ステップS11に戻る。その後、強制戸閉動作が完了してステップS12にてイエスと判断されたときに、ステップS20に移行して、反転戸開きの回数をクリアすると共に通常の制御動作を再開する。これによって、乗りかごは走行を開始し得る状態となる。最後に、図18のステップS8に移行して、投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止して、上記一連の手続きを終了する。
その後、戸閉動作中に異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときに、反転戸開きが実行されると共に投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。これに対し、異物が検知されることなく戸閉動作が完了した場合には、その完了時点で投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。
そして、異物の検知によって反転戸開きが所定回数N以上繰り返されたとき、或いは戸開き待機時間が所定時間Tに達したときには、強制戸閉動作が開始される旨が報知された後に強制戸閉動作が開始される。更に、この強制戸閉動作中に投光/受光ユニット(4)により異物が検知されたときには、強制戸閉動作の完了後に乗りかごの走行が開始される旨が報知され、その後、乗りかごの走行が開始される。
又、戸閉動作中に異物が検知されたとき、反転戸開き動作が実行されることになるのであるが、このとき、投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。これによって、反転戸開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
第1実施例のエレベータは、戸閉動作の開始時点で投光/受光ユニット(4)による光ビームの出射動作が開始されるものであるのに対し、本実施例のエレベータは、戸閉動作の開始後、両かごドア(2)(3)が所定の閉じ位置まで閉じたときに該出射動作が開始されるものである。本実施例のエレベータの全体構成及び電気的構成は、制御ユニットを除いて、第1実施例のエレベータと同じであるので説明を省略する。
ステップS23にてノーと判断されたときは、ステップS24に移行して、通常の速度(高速)で戸閉動作を実行すると共に光ビームの出射停止状態を継続し、ステップS25では、異物が検知されたか否かを判断する。
ここで、セーフティシューフレームに何らかの力が作用したときには、乗りかごの乗降口に乗降中の人や異物が存在するものと推定されるため、ステップS26に移行して、反転戸開きを実行すると共に光ビームの出射停止状態を継続し、ステップS21に戻って、戸開き完了で待機すると共に光ビームの出射停止状態を継続する。
ここで、異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときには、乗りかごの乗降口に異物が存在するものと推定されるため、ステップS26に移行して、反転戸開きを実行すると共に投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止した後、ステップS21に戻って、戸開き完了で待機すると共に光ビームの出射停止状態を継続する。
一方、ステップS29にて異物が検知されなかったと判断されたときは、ステップS30に移行して、戸閉終端位置検出装置から得られるオン/オフ信号に基づいて戸閉動作が完了したか否かを判断し、ノーと判断されたときはステップS28に戻って、通常の速度での戸閉動作を継続すると共に光ビームの出射動作を継続する。その後、戸閉動作が完了してステップS30にてイエスと判断されたときは、ステップS31にて投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止して、一連の手続きを終了する。
続いてステップS34では、ドア制御装置から得られるドア位置信号に基づいて両かごドアが上記所定の閉じ位置に到達したか否かを判断し、ノーと判断されたときはステップS33に戻って、強制戸閉動作を継続する。
ここで、異物検知信号が生成されないときには、ステップS37に移行して、戸閉終端位置検出装置から得られるオン/オフ信号に基づいて強制戸閉動作が完了したか否かを判断し、ノーと判断されたときはステップS38にて、強制戸閉動作を継続した後、ステップS36に戻る。その後、強制戸閉動作が完了してステップS37にてイエスと判断されたときに、ステップS45に移行して、反転戸開きの回数をクリアすると共に通常の制御動作を再開する。これによって、乗りかごは走行を開始し得る状態となる。最後に、図20のステップS31に移行して、投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止して、上記一連の手続きを終了する。
又、両かごドア(2)(3)が前記所定の閉じ位置まで閉じるまでは、セーフティシューフレームに何らかの力が作用したときに、光ビームの出射停止状態を維持して反転戸開きが実行される。両かごドア(2)(3)が前記所定の閉じ位置まで閉じた後は、異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときに、反転戸開きが実行されると共に、投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。これに対し、異物が検知されることなく戸閉動作が完了した場合には、その完了時点で投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。
更に、異物の検知によって反転戸開きが所定回数N以上繰り返されたとき、或いは戸開き待機時間が所定時間Tに達したときには、強制戸閉動作が開始される旨が報知された後に強制戸閉動作が開始される。更に、この強制戸閉動作中に投光/受光ユニット(4)により異物が検知されたときには、強制戸閉動作の完了後に乗りかごの走行が開始される旨が報知され、その後、乗りかごの走行が開始される。
又、戸閉動作中及び強制戸閉動作中は、両かごドア(2)(3)が前記所定の閉じ位置まで閉じたときに投光/受光ユニット(4)による光ビームの出射動作が開始されるので、光ビームの出射動作が開始された後に人が乗降口に頭や肩を入れて光ビームを覗き込むことは物理的に不可能であり、戸閉動作中に光ビームが覗き込まれることを確実に防止することが出来る。
更に、戸閉動作中に異物が検知されたとき、反転戸開き動作が実行されることになるのであるが、このとき、投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止されるので、反転戸開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
本実施例のエレベータは、戸閉動作中のみならず戸開状態での待機中においても投光/受光ユニット(4)による異物の検知を行なうものである。本実施例のエレベータの全体構成及び電気的構成は、制御ユニットを除いて、第1実施例のエレベータと同じであるので説明を省略する。
ここで、異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときには、乗りかごの乗降口に乗降中の人や異物が存在するか、或いは人が光ビームの覗き込み動作を行なっているものと推定されるため、ステップS58に移行して、反転戸開きを実行すると共に投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止した後、ステップS51に戻って、異物の検知によって反転戸開きを所定回数N以上繰り返したか否かの判断を行なう。
一方、戸開き待機時間が所定時間Tに達して図23のステップS64にてイエスと判断されたときは、図24のステップS67に移行する。
その後、ステップS69では、強制戸閉動作中に投光/受光ユニットにより異物が検知されたか否かを判断する。
ここで、異物検知信号が生成されないときには、ステップS70に移行して、戸閉終端位置検出装置から得られるオン/オフ信号に基づいて強制戸閉動作が完了したか否かを判断し、ノーと判断されたときは、ステップS71にて強制戸閉動作を継続した後、ステップS69に戻る。その後、強制戸閉動作が完了してステップS70にてイエスと判断されたときに、ステップS78に移行して、反転戸開きの回数をクリアすると共に通常の制御動作を再開する。これによって、乗りかごは走行を開始し得る状態となる。最後に、図22のステップS60に移行して、投光/受光ユニットによる光ビームの出射動作を停止して、上記一連の手続きを終了する。
又、戸閉動作中においても投光/受光ユニット(4)による光ビームの出射動作が実行され、戸閉動作中に異物検知信号が生成されたとき、或いはセーフティシューフレームに何らかの力が作用したときに、反転戸開きが実行されると共に投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。これに対し、異物が検知されることなく戸閉動作が完了した場合には、その完了時点で投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。
更に、異物の検知によって反転戸開きが所定回数N以上繰り返されたとき、或いは戸開き待機時間が所定時間Tに達したときには、強制戸閉動作が開始される旨が報知された後に強制戸閉動作が開始される。更に、この強制戸閉動作中に投光/受光ユニット(4)により異物が検知されたときには、強制戸閉動作の完了後に乗りかごの走行が開始される旨が報知され、その後、乗りかごの走行が開始される。
又、戸閉動作中に異物が検知されたときに反転戸開き動作が実行されるのであるが、このとき、投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止される。これによって、反転戸開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。又、第1実施例と同様に、戸閉動作中に人が乗降口に頭や肩を入れて投光/受光ユニット(4)から出射される光ビームを覗き込もうとした場合には、反転戸開き動作が実行されると共に投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止されることになるので、戸閉動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
更に、通常戸開き動作中には投光/受光ユニット(4)からの光ビームの出射が停止されるので、通常戸開き動作中に光ビームが覗き込まれることを防止することが出来る。
例えば、上記第1実施例乃至第3実施例においては、本発明をセンターオープンタイプのエレベータの安全装置に実施しているが、図25に示す如く戸当たりフレーム(12)に対して接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する少なくとも1つのかごドア(23)を具えたサイドオープンタイプのエレベータの安全装置に実施することも可能である。この種のエレベータの安全装置においては、例えば図示の如く、かごドア(23)には、戸当たりフレーム(12)と当接すべき閉方向端面(23a)から戸当たりフレーム(12)側へ所定距離だけ離れた位置を上下に延びる直線上の上端位置に、下方へ向けて投光/受光ユニット(4)が配備される一方、前記直線上の下端位置に、上方へ向けて第1反射部材(5)が配備されている。
又、本発明は、図27に示す如く乗降口の上方に配備されたフレーム(80)に投光/受光ユニット(4)が配備され、一対のかごドア(2)(3)の内、一方のかごドア(3)に反射部材(5)が配備されたエレベータの安全装置に実施することも可能である。この種のエレベータの安全装置においては、例えば図示の如く、フレーム(80)には、一対のかごドア(2)(3)が全閉状態にて互いに当接する当接位置を上下に延びる直線上の位置に下方へ向けて投光/受光ユニット(4)が配備され、一方のかごドア(3)には、他方のかごドア(2)と当接すべき閉方向端面(3a)の下端位置に上方へ向けて反射部材(5)が配備されている。
更に、本発明は、上記投光/受光ユニット(4)と共に、乗降口の全域或いは略全域を横切る多数本の光ビームを出射し、それらの光ビームの一部でも遮られたときに異物検知信号を生成する多光軸センサを具えたエレベータの安全装置に実施することも可能である。例えば図18及び図19に示す制御手続きを採用したエレベータにおいては、戸閉動作の開始直後に人が光ビームを覗き込もうとした場合、乗降口に頭や肩を入れた瞬間に頭や肩が異物として検知されて光ビームの出射が停止されることになるので、戸閉動作中における光ビームの覗き込みが確実に防止されることになる。又、図22乃至図24に示す制御手続きを採用したエレベータにおいても、同様に、戸開待機中及び戸閉動作中における光ビームの覗き込みが確実に防止されることになる。
更に又、本発明は、例えば乗降口の上方に投光器が配備され、下方に受光器が配備されたエレベータの安全装置の如く、投光器から出射された光ビームがその進路に異物が存在しない限り直接に受光器に入射することとなるエレベータの安全装置に実施することも可能である。
(2) かごドア
(2a) 閉方向端面
(3) かごドア
(3a) 閉方向端面
(30) 収容空間
(4) 投光/受光ユニット
(5) 第1反射部材
(6) 第2反射部材
(7) 清掃具
(8) 敷居
(9) 異物侵入防止部材
(100) 制御ユニット
B 光ビーム
S 紐
Claims (22)
- 互いに接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する一対のかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、両かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、両かごドアの全開状態では前記投光手段に出射動作を停止させ、両かごドアの閉じ動作の開始時点で或いは両かごドアの閉じ動作中に前記投光手段に出射動作を開始させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 互いに接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する一対のかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、両かごドアが所定の閉じ位置まで閉じたことを検知する閉じ位置検知手段と、両かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、両かごドアの全開状態と両かごドアの閉じ動作が開始されてから前記閉じ位置検知手段により両かごドアが前記所定の閉じ位置まで閉じたことが検知されるまでは前記投光手段に出射動作を停止させ、前記閉じ位置検知手段により両かごドアが前記所定の閉じ位置まで閉じたことが検知されたときに前記投光手段に出射動作を開始させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアが全閉位置から開く通常開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項1又は請求項2に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアが閉じる過程で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに両かごドアを閉じ動作から開き動作に反転させ、両かごドアの反転開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 互いに接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する一対のかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、両かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、両かごドアの全開状態で前記投光手段に出射動作を実行させ、該状態で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに前記投光手段に出射動作を停止させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアの全開状態で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたとき、両かごドアを全開状態に維持すべき時間を延長する請求項5に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアの全開状態で前記投光手段に出射動作を停止させた後、両かごドアを全開状態に維持すべき時間が満了した時点で前記投光手段に出射動作を開始させ、前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときは、前記投光手段に出射動作を停止させると共に両かごドアを全開状態に維持すべき時間を延長する一方、異物検知信号が生成されないときは、両かごドアの閉じ動作を開始する請求項5又は請求項6に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアが全閉位置から開く通常開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項5乃至請求項7の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、両かごドアの閉じ動作中に前記投光手段に出射動作を実行させ、両かごドアが閉じる過程で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに両かごドアを閉じ動作から開き動作に反転させ、両かごドアの反転開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項5乃至請求項8の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、
前記異物検知手段による異物検知信号の生成の有無に拘わらず強制的に両かごドアを閉じる強制戸閉め動作を実行する強制戸閉め手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行前に、或いは該強制戸閉め動作の実行中に、該強制戸閉め動作の実行を報知する報知手段
とを具えている請求項1乃至請求項9の何れかに記載のエレベータの安全装置。 - 前記制御手段は更に、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の完了後に乗りかごの走行を開始させる乗りかご制御手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行中に前記異物検知手段により異物検知信号が生成された場合に、前記乗りかご制御手段により乗りかごの走行が開始される前に乗りかごの走行開始を報知する第2の報知手段
とを具えている請求項10に記載のエレベータの安全装置。 - 戸当たりフレームに対して接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する少なくとも1つのかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、前記かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、前記かごドアの全開状態では前記投光手段に出射動作を停止させ、前記かごドアの閉じ動作の開始時点で或いは前記かごドアの閉じ動作中に前記投光手段に出射動作を開始させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 戸当たりフレームに対して接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する少なくとも1つのかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、前記かごドアが所定の閉じ位置まで閉じたことを検知する閉じ位置検知手段と、前記かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、前記かごドアの全開状態と前記かごドアの閉じ動作が開始されてから前記閉じ位置検知手段により前記かごドアが前記所定の閉じ位置まで閉じたことが検知されるまでは前記投光手段に出射動作を停止させ、前記閉じ位置検知手段により前記かごドアが前記所定の閉じ位置まで閉じたことが検知されたときに前記投光手段に出射動作を開始させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアが全閉位置から開く通常開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項12又は請求項13に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアが閉じる過程で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに前記かごドアを閉じ動作から開き動作に反転させ、前記かごドアの反転開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項12乃至請求項14の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 戸当たりフレームに対して接近離間する方向に移動して乗降口を開閉する少なくとも1つのかごドアを具えたエレベータの安全装置において、乗降口を横切る光ビームを出射する投光手段と、投光手段から出射された光ビームを検知する受光手段と、受光手段による光ビームの検知が中断されたときに異物検知信号を生成する異物検知手段と、前記かごドアの開閉動作及び前記投光手段による光ビームの出射動作を制御する制御手段とを具えており、該制御手段は、前記かごドアの全開状態で前記投光手段に出射動作を実行させ、該状態で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに前記投光手段に出射動作を停止させることを特徴とするエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアの全開状態で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたとき、前記かごドアを全開状態に維持すべき時間を延長する請求項16に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアの全開状態で前記投光手段に出射動作を停止させた後、前記かごドアを全開状態に維持すべき時間が満了した時点で前記投光手段に出射動作を開始させ、前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときは、前記投光手段に出射動作を停止させると共に前記かごドアを全開状態に維持すべき時間を延長する一方、異物検知信号が生成されないときは、前記かごドアの閉じ動作を開始する請求項16又は請求項17に記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアが全閉位置から開く通常開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項16乃至請求項18の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、前記かごドアの閉じ動作中に前記投光手段に出射動作を実行させ、前記かごドアが閉じる過程で前記異物検知手段により異物検知信号が生成されたときに前記かごドアを閉じ動作から開き動作に反転させ、前記かごドアの反転開き動作中は前記投光手段に出射動作を停止させる請求項16乃至請求項19の何れかに記載のエレベータの安全装置。
- 前記制御手段は、
前記異物検知手段による異物検知信号の生成の有無に拘わらず強制的に前記かごドアを閉じる強制戸閉め動作を実行する強制戸閉め手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行前に、或いは該強制戸閉め動作の実行中に、該強制戸閉め動作の実行を報知する報知手段
とを具えている請求項12乃至請求項20の何れかに記載のエレベータの安全装置。 - 前記制御手段は更に、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の完了後に乗りかごの走行を開始させる乗りかご制御手段と、
前記強制戸閉め手段による強制戸閉め動作の実行中に前記異物検知手段により異物検知信号が生成された場合に、前記乗りかご制御手段により乗りかごの走行が開始される前に乗りかごの走行開始を報知する第2の報知手段
とを具えている請求項21に記載のエレベータの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010534758A JP5321597B2 (ja) | 2008-10-20 | 2009-09-18 | エレベータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270201 | 2008-10-20 | ||
JP2008270201 | 2008-10-20 | ||
JP2010534758A JP5321597B2 (ja) | 2008-10-20 | 2009-09-18 | エレベータの安全装置 |
PCT/JP2009/066403 WO2010047202A1 (ja) | 2008-10-20 | 2009-09-18 | エレベータの安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2010047202A1 true JPWO2010047202A1 (ja) | 2012-03-22 |
JP5321597B2 JP5321597B2 (ja) | 2013-10-23 |
Family
ID=42119248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010534758A Active JP5321597B2 (ja) | 2008-10-20 | 2009-09-18 | エレベータの安全装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8672098B2 (ja) |
EP (1) | EP2347987B1 (ja) |
JP (1) | JP5321597B2 (ja) |
KR (1) | KR101244969B1 (ja) |
CN (1) | CN102186758B (ja) |
CA (1) | CA2741033C (ja) |
HK (1) | HK1157720A1 (ja) |
TW (1) | TWI372720B (ja) |
WO (1) | WO2010047202A1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI402207B (zh) * | 2008-09-01 | 2013-07-21 | Fujitec Kk | 電梯的安全裝置 |
WO2010124891A1 (de) * | 2009-04-29 | 2010-11-04 | Inventio Ag | Markierungsvorrichtung in aufzugsanlage |
WO2013005796A1 (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-10 | 日本ゼオン株式会社 | 二次電池用多孔膜、二次電池用セパレーター及び二次電池 |
JP2014094803A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Fujitec Co Ltd | エレベータ装置 |
JP6305206B2 (ja) * | 2013-07-08 | 2018-04-04 | 三菱電機株式会社 | 紐状物体検知装置及びエレベーターシステム |
TW201507965A (zh) * | 2013-08-27 | 2015-03-01 | Li Fa Technology Co Ltd | 電梯自救控制系統 |
CN106068237A (zh) * | 2014-03-19 | 2016-11-02 | 奥的斯电梯公司 | 用于监测至少一个门,尤其是电梯门的移动的方法和装置 |
KR101780732B1 (ko) | 2015-09-09 | 2017-09-22 | 주식회사 오디텍 | 엘리베이터 멀티빔센서를 이용한 모니터링방법 |
WO2017199426A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 三菱電機株式会社 | エレベータのドア装置 |
JP6585003B2 (ja) * | 2016-05-30 | 2019-10-02 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータードア用敷居溝異物診断装置 |
CN108217401A (zh) * | 2016-12-15 | 2018-06-29 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯控制系统 |
CN106586790A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-04-26 | 广州日滨科技发展有限公司 | 电梯光幕充电控制方法、系统及装置 |
CN107643549B (zh) * | 2017-10-13 | 2024-03-01 | 国能大渡河流域水电开发有限公司龚嘴水力发电总厂 | 非接触式发电机组气隙异物在线检测报警结构及报警方法 |
CN110526058B (zh) | 2018-05-23 | 2022-06-03 | 奥的斯电梯公司 | 电梯门监控系统、电梯系统和电梯门监控方法 |
JP6799802B1 (ja) * | 2020-04-20 | 2020-12-16 | フジテック株式会社 | エレベータの安全装置 |
CN115551795A (zh) * | 2020-05-25 | 2022-12-30 | 三菱电机株式会社 | 电梯门的安全装置 |
CN113120733A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-07-16 | 南通中力科技有限公司 | 一种高可靠性电梯矢量伺服门机系统 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1099143B (de) | 1956-03-27 | 1961-02-09 | Giulio Dickmann | Vorrichtung zum selbsttaetigen OEffnen und Schliessen von Schachtfluegeltueren und Kabinentueren von Aufzuegen |
US4029176A (en) * | 1975-10-06 | 1977-06-14 | Mills Gerald W | Doorway safety device |
JPS61203680A (ja) | 1985-03-06 | 1986-09-09 | Nec Corp | Mis型半導体装置 |
JPH04358685A (ja) * | 1991-06-05 | 1992-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ扉の安全装置 |
US5149921A (en) * | 1991-07-10 | 1992-09-22 | Innovation Industries, Inc. | Self correcting infrared intrusion detection system |
US5410149A (en) | 1993-07-14 | 1995-04-25 | Otis Elevator Company | Optical obstruction detector with light barriers having planes of light for controlling automatic doors |
US5493812A (en) * | 1993-09-15 | 1996-02-27 | Rmt Associates | ge door opener with remote safety sensors |
US5587566A (en) * | 1994-04-29 | 1996-12-24 | Otis Elevator Company | Method for adjusting an elevator door |
GB9415772D0 (en) * | 1994-08-04 | 1994-09-28 | Memco Ltd | Lift installation |
US5821478A (en) * | 1996-11-25 | 1998-10-13 | Otis Elevator Company | Generation of an elevator door close warning |
US5925858A (en) * | 1997-06-23 | 1999-07-20 | Otis Elevator Company | Safety system for detecting small objects approaching closing doors |
JPH1129284A (ja) * | 1997-07-09 | 1999-02-02 | Hitachi Ltd | エレベータ制御装置 |
JP2000095464A (ja) | 1998-09-22 | 2000-04-04 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータのドア安全装置の取付方法及び取付装置 |
GB2342714B (en) * | 1998-10-13 | 2003-04-16 | Memco Ltd | Apparatus for reducing power consumption in a lift door protection system |
US6167991B1 (en) * | 2000-02-28 | 2001-01-02 | Otis Elevator Company | Method and apparatus for detecting position of an elevator door |
JP4771245B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2011-09-14 | オプテックス株式会社 | 自動ドアセンサ |
JP4527362B2 (ja) * | 2002-05-03 | 2010-08-18 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | エレベータ装置のシャフトドア監視方法 |
US7755223B2 (en) * | 2002-08-23 | 2010-07-13 | The Chamberlain Group, Inc. | Movable barrier operator with energy management control and corresponding method |
JP2005008300A (ja) | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ出入口の安全装置 |
WO2007039929A1 (ja) | 2005-10-03 | 2007-04-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | エレベータのドア制御装置 |
JP5016815B2 (ja) * | 2005-12-21 | 2012-09-05 | 株式会社日立製作所 | エレベータ装置 |
EP2011759A1 (de) * | 2007-07-03 | 2009-01-07 | Inventio Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Betrieb eines Aufzugs |
TWI402207B (zh) * | 2008-09-01 | 2013-07-21 | Fujitec Kk | 電梯的安全裝置 |
AU2012289065A1 (en) * | 2011-07-28 | 2014-01-30 | Inventio Ag | Method and device for aligning shaft doors of an elevator |
-
2009
- 2009-09-18 EP EP09821901.7A patent/EP2347987B1/en not_active Not-in-force
- 2009-09-18 US US13/125,119 patent/US8672098B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-09-18 KR KR1020117008848A patent/KR101244969B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2009-09-18 WO PCT/JP2009/066403 patent/WO2010047202A1/ja active Application Filing
- 2009-09-18 CA CA2741033A patent/CA2741033C/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-09-18 JP JP2010534758A patent/JP5321597B2/ja active Active
- 2009-09-18 CN CN200980141582.2A patent/CN102186758B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2009-10-14 TW TW098134721A patent/TWI372720B/zh not_active IP Right Cessation
-
2011
- 2011-11-08 HK HK11112058.1A patent/HK1157720A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI372720B (en) | 2012-09-21 |
EP2347987A1 (en) | 2011-07-27 |
CN102186758A (zh) | 2011-09-14 |
KR101244969B1 (ko) | 2013-03-18 |
CN102186758B (zh) | 2015-07-29 |
JP5321597B2 (ja) | 2013-10-23 |
CA2741033A1 (en) | 2010-04-29 |
KR20110076943A (ko) | 2011-07-06 |
HK1157720A1 (en) | 2012-07-06 |
TW201024200A (en) | 2010-07-01 |
US8672098B2 (en) | 2014-03-18 |
EP2347987B1 (en) | 2013-11-13 |
CA2741033C (en) | 2014-01-14 |
EP2347987A4 (en) | 2013-04-10 |
WO2010047202A1 (ja) | 2010-04-29 |
US20110192684A1 (en) | 2011-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5321597B2 (ja) | エレベータの安全装置 | |
JP5293741B2 (ja) | エレベータの安全装置 | |
JP3995522B2 (ja) | エレベータ装置 | |
KR100567366B1 (ko) | 엘리베이터의 도어제어장치 | |
JP5764284B2 (ja) | 自動ドア装置 | |
JP5542661B2 (ja) | スライドドア装置及びエレベータ | |
JP2007168962A (ja) | エレベータ装置 | |
JP2014094803A (ja) | エレベータ装置 | |
JP5932580B2 (ja) | 出入り口装置およびエレベータ装置 | |
JP5034555B2 (ja) | エレベータ装置及びエレベータシステム | |
JP2003003749A (ja) | 戸挟み検知装置 | |
JP5577636B2 (ja) | 出入口装置及びエレベータ装置 | |
JPH10139333A (ja) | エレベータードアの引込まれ防止装置 | |
JP2003026382A (ja) | エレベータの出入口の安全装置 | |
JP2005119761A (ja) | エレベータのドア安全装置 | |
JPH088239Y2 (ja) | 建築用シヤツターの障害物検知装置 | |
JP4980017B2 (ja) | エレベータドア引き込まれ警報装置 | |
JPH08259157A (ja) | エレベーターの扉安全装置 | |
JPH10316340A (ja) | エレベータドアの安全装置 | |
JP3156432B2 (ja) | エレベーターのドア安全装置 | |
JP2023142378A (ja) | エレベータドア装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5321597 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |