JP4980017B2 - エレベータドア引き込まれ警報装置 - Google Patents

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この発明は、エレベータドアに人の手などが引き込まれることを防止するエレベータドア引き込まれ警報装置に関する。
エレベータの戸が開くとき、乗客が開く戸に手を付けたままでいると、戸と出入口柱の間または2枚戸片開きドアや4枚戸中央開きドアの高速の戸と低速の戸の間に、手などが引き込まれる可能性があった。そこで、マルチビームセンサにより構成される引き込まれ検知センサを出入口に設置し、乗客が戸の近くにいることを検知して、戸開動作を開始する時点を遅らせたり、警報をアナウンスしたりしてから戸を開くことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−280900号公報
しかし、かご戸のかご側と乗場戸の乗場側にそれぞれ引き込まれ検知センサが配置されているとき、三方枠の枠幅が小さい場合や出入口の幅が大きい場合には、かご戸および乗場戸が開けられる途中において、一方の引き込まれ検知センサからのビームが他方の引き込まれ検知センサで感知されてしまうという問題がある。
また、この引き込まれ検知センサを戸閉動作時にも人を検出できるようにし、人を検出したとき戸の動作を戸閉動作から戸開動作に反転させるように構成した場合、正常であれば引き込まれ検知センサのビームを人が遮ることにより戸の動作が反転するが、人によって遮られたビームと異なるビームを引き込まれ検知センサが感知してしまうので、引き込まれ検知センサが人の通過を検出することができず、人がかご戸または乗場戸に衝突してしまうという問題がある。
また、既設のエレベータではドアまわりの安全性を向上するために、戸閉動作中に出入口を通過する乗客を検出するための戸閉センサを設置している場合が多い。この既設のエレベータに引き込まれ検知センサを併設すると、戸閉センサの誤動作を起こしてしまうという問題がある。
この発明の目的は、閉じる途中の戸に乗客が衝突しないように設置された戸閉センサの誤動作を防止できる人の手などの引き込まれを防ぐエレベータドア引き込まれ警報装置を提供することである。
この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置は、エレベータかごの出入口をかご戸のかご室側の表面に沿って横切るように投光するビームが上記かご戸に触れる人により遮られることを検知するかご側引き込まれ検知センサまたは乗場の出入口を乗場戸の乗場側の表面に沿って横切るように投光するビームが上記乗場戸に触れる人により遮られることを検知する乗場側引き込まれ検知センサの少なくともいずれか一方を備え、上記かご側引き込まれ検知センサと上記乗場側引き込まれ検知センサは、上記かご戸および上記乗場戸が全閉状態のときだけ、触れる人を検知するエレベータドア引き込まれ警報装置において、上記かご側引き込まれ検知センサまたは上記乗場側引き込まれ検知センサの少なくともいずれか一方から投光される上記ビームの進む方向が、上方から見て上記かご戸と上記乗場戸の間に設置されて上記出入口を横切るようにビームを投光し、このビームが乗客により遮られることを検知するかご側戸閉センサにおける上記ビームの進む方向とは反対にされている
この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置の効果は、戸閉センサが既設のエレベータにかご側引き込まれ検知センサまたは乗場側引き込まれ検知センサの少なくともいずれか一方を備えても、かご側引き込まれ検知センサと乗場側引き込まれ検知センサとがかご戸および乗場戸が全閉状態のときだけそれらの戸に触れる人を検知するので、戸閉センサとかご側引き込まれ検知センサおよび乗場側引き込まれ検知センサが干渉して戸閉センサが誤動作することを防げる。引き込まれ検知センサを配置既設の戸閉センサに乗場側のマルチビームセンサの受光器に、かご側のマルチビームセンサのビームが入り込み、乗場側のマルチビームセンサの戸閉方向での人の検出に誤動作を発生させることを防止することができる。
図1は、この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置を備えたエレベータの概略図である。図2と図3は、この発明のエレベータドア引き込まれ警報装置を設置したエレベータの出入口の横断面図である。図2は、かご戸および乗場戸が全閉状態であり、図3は、かご戸および乗場戸が戸開動作途中である。
この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置は、エレベータのかご戸13または乗場戸23を戸開動作するとき、かご戸13または乗場戸23の移動につられて人の手などが引き込まれないように、人の手などがかご戸13または乗場戸23に触れているまたは近接しているか否かを検知して警報を発する装置である。
そこで、この発明に係わるエレベータを簡単に説明すると、図1に示すように、エレベータは昇降路内を昇降するエレベータかご1、乗客が乗り降りする各階床に設けられる乗場2、エレベータかご1を昇降するかご駆動装置3、エレベータかご1の出入口に設けられるかご戸13、各乗場2の出入口に設けられる乗場戸23、かご戸13を開閉する戸駆動装置4、エレベータかご1の位置を検出する位置センサ5およびエレベータ全体を制御するエレベータ制御装置6を備える。
次に、かご戸13および乗場戸23について詳しく図1、図2を参照して説明する。
かご戸13は、エレベータかご1の出入口柱12により挟まれた出入口を開閉し、エレベータかご1の上部に設置する戸駆動装置4の図示しないドアモータにより開閉される。
乗場戸23は、各階床の乗場2の三方枠21に囲まれた出入口を開閉し、かご戸13と図示しない係合装置によって係合して、かご戸13の開閉に連動して開閉され、かご室11に乗客が乗降することができるようにする。
乗場戸23は、かご戸13に係合されて開き始める。開き始めのわずかの動きで、図示しない係合装置の図示しない可動ベーンが乗場2の図示しない乗場の錠ラッチに連動している図示しない係合ローラを押して乗場の錠を外して乗場戸23が開くことが可能になって戸開きする。
かご戸13と乗場戸23の間に、エレベータを乗降する乗客が戸閉動作中のかご戸13に衝突することを未然に防止する目的で、かご側戸閉センサ15が配置されている。かご側戸閉センサ15は、一方のかご戸13と対面する一方の乗場戸23の間に設置する投光器15aと、他方のかご戸13と対面する他方の乗場戸23の間に設置する受光器15bを備える。そして、投光器15aから出入口の上から下まで全域に亘って横方向に横切るビーム15cが投光されている。この投光器15aから投光されるビーム15cが遮られたとき、かご戸13の動作を戸開動作に反転する。
戸駆動装置4は、戸開指令信号が入力されるとかご戸13を開き、戸閉指令信号が入力されるとかご戸13を閉じる。また、かご戸13および乗場戸23が全開状態になると全開完了信号、かご戸13および乗場戸23が全閉状態になると全閉完了信号を出力する。
次に、この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置の構成について、図1と図2を参照して説明する。
エレベータドア引き込まれ警報装置は、かご側引き込まれ検知センサ14、乗場側引き込まれ検知センサ24、かご側警報装置16、乗場側警報装置25、引き込まれ制御装置7を備える。
かご側引き込まれ検知センサ14は、かご室11内の乗客がかご戸13に手などが触れていると、エレベータかご1が行先階の階床の乗場2に着床決定してからかご戸13が開き始めるまでの間、かご戸13と出入口柱12との間に手などが引き込まれることを未然に防止するため、乗客の手などを検知する。そして、かご側引き込まれ検知センサ14は、マルチビームセンサから構成されている。
このかご側引き込まれ検知センサ14は、出入口の一方の側に配置される出入口柱12とかご戸13の間に設置する投光器14aと、出入口の他方の側に配置される出入口柱12とかご戸13の間に設置する受光器14bを備える。そして、投光器14aから出入口の上から下まで全域に亘って横方向に横切るビーム14cが投光されている。そして、かご戸13に触れる人の手などがビーム14cを遮ることにより、人の手などを検知することができる。
また、ビーム14cは、水平に対して約15度拡がりを有しているので、投光器14aと受光器14bの光軸がずれていてもかご戸13に触れる人の手などを検出することができる。
また、かご側引き込まれ検知センサ14は、近くにかご側戸閉センサ15が配置されており、かご側引き込まれ検知センサ14の受光器14bがかご側戸閉センサ15の投光器15aからのビームを受光しないように、ビームの進む方向を反対にしてある。
かご側警報装置16は、かご戸13が全閉の状態でエレベータかご1が行先階の乗場2に着床しようと決定するときから、かご戸13が開く動作を開始するときまでの間で、かご側引き込まれセンサ14が乗客の手などを検知したとき、警報を発する。
乗場側引き込まれ検知センサ24は、マルチビームセンサから構成され、一方の縦枠の乗場側に設置する投光器24aと他方の縦枠の乗場側に設置する受光器24bを備える。この投光器24aと受光器24bは、直接外力が加わって破損しないように図示しないカバーで保護している。そして、投光器24aから三方枠21の上から下まで全域に亘って横方向に横切るビーム24cが投光されている。
乗場側警報装置25は、エレベータかご1が行先階の乗場2に着床して、乗場戸23が戸開するときに乗場戸23に乗客の手などが触れているとき、乗場戸23が開く動作をすることにより三方枠21と乗場戸23の間に手などが引き込まれてしまうことを未然に防止するための警報装置である。受光器24bの全体を覆うカバーの中に小形のスピーカなどで構成されている。
次に、引き込まれ制御装置7の動作について図3のフローチャートを参照して説明する。この説明では、エレベータかご1が行先階、例えばN階に向かって走行しているとする。また、図2に示すように、かご側引き込まれ検知センサ14のビーム14cおよび乗場側引き込まれ検知センサ24のビーム24cが投光されている。
ステップS1で、引き込まれ制御装置7は、位置センサ5から送られてくる位置信号に基づいて、エレベータかご1が走行方向に向いて呼びのあるN階の階床の手前Lmmの位置に近づいたか否かを判断し、Lmmよりも手前にあるときにはステップS1を繰り返し、Lmm以内に入ったときにはステップS2に進む。
ステップS2で、引き込まれ制御装置7は、かご側引き込まれ検知センサ14または乗場側引き込まれ検知センサ24から人の手などを検知した信号が送られてきたか否かを判断し、検知した信号が送られてきたときにはステップS3に進み、検知した信号が送られていないときにはステップS6に進む。
ステップS3で、引き込まれ制御装置7は、かご側警報装置16または乗場側警報装置25に警報アナウンス指令を送り、それに従って、かご側警報装置16または乗場側警報装置25は、警報をアナウンスし、ステップS4に進む。
ステップS4で、引き込まれ制御装置7は、遅延時間T経過後、かご側引き込まれ検知センサ14または乗場側引き込まれ検知センサ24から人の手などを検知した信号がおくられてきたか否かを判断し、検知した信号が送られてきたときにはステップS5に進み、検知した信号が送られていないときにはステップS6に進む。
ステップS5で、引き込まれ制御装置7は、かご側警報装置16または乗場側警報装置25にブザー警報指令を送り、それに従って、かご側警報装置16または乗場側警報装置25は、ブザー音を鳴らしたり警報アナウンスしたりしてステップS6に進む。
ステップS6で、引き込まれ制御装置7は、戸駆動装置4に戸開指令を送り、それに従って戸駆動装置4は、かご戸13を開き始め、それに連動して乗場戸23が開き始め、ステップS7に進む。
ステップS7で、引き込まれ制御装置7は、かご側引き込まれ検知センサ14の投光器14aおよび乗場側引き込まれ検知センサ24の投光器24aからのビームの投光を停止し、また、かご側引き込まれ検知センサ14の受光器14bおよび乗場側引き込まれ検知センサ24の受光器24bの受光機能を停止し人の手などを検知する機能を無効化してステップS8に進む。なお、図4にかご戸13および乗場戸23が戸開動作を開始している状態を表す。
ステップS8で、引き込まれ制御装置7は、戸開完了信号を受信したか否かを判断し、戸開完了信号を受信したときステップS9に進み、戸開完了信号を受信していないときステップS8を繰り返す。
ステップS9で、引き込まれ制御装置7は、戸開完了信号を受信してからタイマで計時を開始し、不干渉時間Tだけ経過したら戸閉指令を戸駆動装置4に送り、それに従って、戸駆動装置4は、かご戸13を閉め始め、それに連動して乗場戸23が閉まり始める。
ステップS10で、引き込まれ制御装置7は、戸閉完了信号を受信したか否かを判断し、戸閉完了信号を受信したときステップS11に進み、戸閉完了信号を受信していないときステップS10を繰り返す。
ステップS11で、引き込まれ制御装置7は、戸閉完了信号を受信したらかご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24のビームを投光し、人の手などを検知する機能を有効化する。この状態は図2に示す。
このように、行先階に停止し、かご戸13および乗場戸23の戸開動作を開始するときに、人の手などがかご戸13または乗場戸23に触れているまたは近接していると警報がアナウンスされ、遅延時間Tだけ戸開動作を開始する時点を遅らすので、人の手などが引き込まれることを防ぐことができる。
なお、上述した引き込まれ制御装置7の動作は、エレベータかご1が走行中にある場合であるが、エレベータかご1がN階に停止している状態で行先階登録が有る場合には、かご戸13および乗場戸23が全閉状態で、かご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能が有効になったまま、エレベータかご1が行先階に走行される。そして、図3のステップS1から引き込まれ制御装置7の動作が開始される。
また、エレベータかご1がN階に停止している状態で停止している階以外の階の乗場呼びがある場合も、かご戸13および乗場戸23が全閉状態で、かご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能が有効になったまま、エレベータかご1が乗場呼びのあった階に走行される。そして、図3のステップS1から引き込まれ制御装置7の動作が開始される。
一方、エレベータかご1がN階に停止している状態で停止しているN階の乗場呼びが有るときには、かご戸13および乗場戸23が全閉状態にあり、かご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能が有効になっており、図3のステップS2から引き込まれ制御装置7の動作が開始される。
次に、この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置の効果について説明する。 もし、戸開動作中に亘ってかご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能を有効のままにしておくと、投光器24aからのビーム24cが受光器14bに入射してしまい、人が出入口を通過していて、ビーム14cを遮断し、戸が反転して戸開してくれるものと期待していると、ビーム24cの誤動作により戸閉動作中に反転せずに乗客に衝突してしまう可能性があった。
しかし、図3のステップS6で戸開動作を開始するとステップS7でかご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24のビームを遮断し、且つ受光器14b、24bを停止して人の手などを検知する機能を無効化しているので、誤動作の危険を未然に防止することができる。
また、かご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能を戸閉動作中に有効にしていると、投光器15aからのビーム15cが受光器24bに入射して乗場側引き込まれ検知センサ24を誤動作する可能性があったが、図3のステップS6で戸開動作を開始するとステップS7でかご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24のビームを遮断して、人の手などを検知する機能を無効化しているので、誤動作の危険を未然に防止することができる。
また、図2のように乗場側引き込まれ検知センサ24を乗客が多い階だけに設置し、図5に示すようにその他の階に設置しない場合がある。この場合には、設置した階の乗場側引き込まれ検知センサ24は、戸閉方向には無効である。もし、戸閉方向に有効にしていると、乗場側引き込まれ検知センサ24を設置した階で、乗客が出入口を通過中に乗場側引き込まれ検知センサ24のビーム24cを遮るので、戸閉動作中の乗場戸23が反転する。乗客は乗場側引き込まれ検知センサ24の設置してない階でも、乗場戸23が反転動作すると勘違いして戸閉動作中の乗場戸23に衝突する可能性があった。
しかし、戸が開いたときには乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能を無効にしているので、乗場側引き込まれ検知センサ24が設置された階でも、戸が反転しないために、乗場側引き込まれ検知センサ24が設置されていない階で乗客が勘違いして、戸閉動作中の出入口に突入することがなく、勘違いによる戸との衝突を防止することができる。
また、かご側戸閉センサ15の代わりに光電装置を2セット、投光部と受光部とを逆向きにしてかご戸13に設置する場合があり、その場合、光の広がりがあるために、2セットのビームの向きを同じ向きにすると、上側の投光部のビームを下側の受光部が受けて誤動作しないように、ビームの向きを逆にしている。
この場合には、ビームの広がり仰角が、かご側戸閉センサ15よりも大きいため、かご側引き込まれ検知センサ14、乗場側引き込まれ検知センサ24の誤動作を引き起こす可能性が高い。
しかし、戸が開いたときにはかご側引き込まれ検知センサ14および乗場側引き込まれ検知センサ24の人の手などを検知する機能を無効にしているので、それぞれが誤動作することを未然に防止することができる。
この発明に係わるエレベータドア引き込まれ警報装置を備えたエレベータの概略図である。 この発明のエレベータドア引き込まれ警報装置を設置したエレベータの出入口の、かご戸および乗場戸が全閉状態にあるときの横断面図である。 この発明の引き込まれ制御装置の動作を示すフローチャートである。 この発明のエレベータドア引き込まれ警報装置を設置したエレベータの出入口の、かご戸および乗場戸が戸開動作中の横断面図である。 乗場側引き込まれ検知センサを省略したときのエレベータの出入口の横断面図である。
符号の説明
1 エレベータかご、2 乗場、3 かご駆動装置、4 戸駆動装置、5 位置センサ、6 エレベータ制御装置、7 引き込まれ制御装置、11 かご室、12 出入口柱、13 かご戸、14 かご側引き込まれ検知センサ、14a、15a、24a 投光器、14b、15b、24b 受光器、14c、15c、24c ビーム、15 かご側戸閉センサ、16 かご側警報装置、21 三方枠、23 乗場戸、24 乗場側引き込まれ検知センサ、25 乗場側警報装置。

Claims (1)

  1. エレベータかごの出入口をかご戸のかご室側の表面に沿って横切るように投光するビームが上記かご戸に触れる人により遮られることを検知するかご側引き込まれ検知センサまたは乗場の出入口を乗場戸の乗場側の表面に沿って横切るように投光するビームが上記乗場戸に触れる人により遮られることを検知する乗場側引き込まれ検知センサの少なくともいずれか一方を備え、
    上記かご側引き込まれ検知センサと上記乗場側引き込まれ検知センサは、上記かご戸および上記乗場戸が全閉状態のときだけ、触れる人を検知するエレベータドア引き込まれ警報装置において、
    上記かご側引き込まれ検知センサまたは上記乗場側引き込まれ検知センサの少なくともいずれか一方から投光される上記ビームの進む方向が、上方から見て上記かご戸と上記乗場戸の間に設置されて上記出入口を横切るようにビームを投光し、このビームが乗客により遮られることを検知するかご側戸閉センサにおける上記ビームの進む方向とは反対にされていることを特徴とするエレベータドア引き込まれ警報装置。
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