JP5683900B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
例えば、エレベータ制御装置は、かごの走行開始直後に、光電センサ装置により異物が検出されると、かごを停止させ、直前に出発した停止階の階床位置へかごを戻して戸開させる制御を行う。
以上を鑑みて、この発明に係るエレベータ装置では、エレベータ制御盤が、かごの移動中、高さ方向に隣接する光電センサが、順次遮光信号を出力した場合に、直前の停止階にかごを戻す制御を行うように構成されているので、かごは、移動を開始した後、エレベータドアへの異物の挟まれに起因してかごを停止する必要がある場合のみ、直前の停止階に戻される。従って、不必要にかごの運転を停止させることを回避できる。
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの模式図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータのかご出入り口まわりをかご内から見た正面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るエレベータのシステム構成図である。
さらに、エレベータ装置1は、図2及び図3に示されるように、かご15に設けられる光電センサユニット20を備えている。
なお、乗場ドア12は、かごドア17の開閉移動に連動して開閉移動されるように構成されている。
図2及び図3において、光電センサユニット20は、複数の光電センサ21により構成されている。
光電センサ21は、投光器22、受光器23、及び受光器23の受光状態に応じた信号を出力する検出信号出力部24を有している。
図3において、エレベータ制御盤30は、ドアモータ25の駆動を制御可能にドアモータ25に接続されており、かごドア17及び乗場ドア12は、エレベータ制御盤30に制御されるドアモータ25の駆動力により移動してかご出入り口16及び乗場出入り口11を開閉する。以下、かごドア17及び乗場ドア12を単にドア17,12とする。
図4はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置において、紐がかごドアの間に挟まれた状態を、一方のかごドア及び乗場ドアを省略して間口方向から図示した図である。図5はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置において、紐がかごドアの間に挟まれた状態からかごが移動したときの各光電センサの遮光信号の出力の時間変化を示す図であり、縦軸はかご床からの高さであり、各光電センサの高さ位置を−印で示し、遮光信号を参照する時間毎に、遮光信号が確認された光電センサの高さ位置を●で示している。図6は図4の状態からかごが上方へ移動した直後の紐の様子を示した図である。
以下、長尺異物としての紐28が、かごドア17に挟まれた状態からかご15が上方向に移動する場合の各光電センサ21が出力する遮光信号、及び遮光信号に応じたかご15の運転制御について説明する。
かご15が所定量だけ上方向に移動したところで、紐28が遮光していた光の高さ位置からずれ、一旦、遮光信号の出力が途切れる。次いで、これまで光を遮光されていた光電センサ21の下方に隣接する光電センサ21の高さ位置に、紐28の高さ位置が一致したところで、当該光電センサ21の投光器22が投光する光が紐28により遮光されて当該センサか21ら遮光信号が出力される。
いずれにしろ、エレベータ制御盤30は、高さ方向に隣接する任意の光電センサ21が、順次遮光信号を出力した場合、移動中のかご15を反転させて直前の停止階の乗場10に戻してドア17,12を開く制御を行う。
図7はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ装置1において、かごドア及び乗場ドアが開状態にあり、かごドアを横切る紐の高さ位置が変化するときの各光電センサの遮光信号の出力の時間変化を示す図であり、縦軸に光電センサの高さ位置を―で図示し、遮光信号を参照する時間毎に、遮光信号が確認された光電センサの高さ位置を●で示している。
なお、ドア制御基準間隔時間は、参照間隔の少なくとも3倍であり、ドア17,12の閉動作を行わずにドア17,12の開閉制御を放置したときに、乗客に不快感を抱かせない程度で、参照間隔に対してより長い時間であることが好ましく、ここでは、数秒に設定している。
例えば、ドア17,12が全開して乗客がかご15内に入り、紐がドア17,12を横切ったところで、所定の光電センサ21が遮光信号を出力する。
犬がうごいて紐の高さ位置が変化するのに伴い、Cで示される一点鎖線の円に囲まれる円内の●で示されるように、遮光信号を出力する光電センサ21が切り替えられる。
1つ目の条件は、参照間隔が経過する毎に行われる遮光信号の有無を確認した結果、遮光信号を出力する光電センサの数が0または1であることである。2つ目の条件は、遮光信号を出力する光電センサ21の数が0のまま、予め設定される遮光継続時間を超えて継続されないことである。なお、遮光継続時間は、ドア制御基準間隔時間以内で、参照間隔の少なくとも3倍の時間に設定される。3つ目の条件は、出力される遮光信号のみを時系列的に見たときに、時系列的に連続している遮光信号を出力した2つの光電センサ21の高さ位置の差が、予め設定された所定の距離以内にあることである。例えば、所定の距離は、隣接する光電センサ21の互いの間隔以上の距離で適宜設定され、ここでは、100mmに設定されている。
エレベータ装置1と同様の構成を有する従来のエレベータでは、複数の光電センサ21を用いてかごドア17の間に位置する異物を検出してドア17,12の開閉を制御するのに、ゴミ等が一瞬だけ一つの投光器22に付着することなどして光が遮光される場合を鑑み、一つの光電センサ21が、遮光信号を2回以上の遮光信号の参照動作で続けて確認されないと異物の検出を認定しない構成のものが一般的である。
さらに、各光電センサ21の投光器22及び受光器23は、一対のかごドア17の相対する戸当たり部17aに取り付けるものによらず、一対の乗場ドア12の相対する戸当たり部に取り付けたり、乗場出入り口11の両側部に位置する図示しない三方枠の相対する縦枠に取り付けたりしてもよい。
図8はこの発明の実施の形態2に係るエレベータ装置のかご出入り口まわりをかご内から見た正面図である。
また、一対のかごドア40のうちの一方のかごドア40と一方のかごドア40の全閉時に接する戸当たり柱としての袖壁41において、かごドア40の全閉時に互いに接する部位が、戸当たり部40a,41aを構成している。
なお、図示しないが、乗場10には、乗場出入り口11を開閉するように一対のかごドア40の移動に連動して移動する片引き式の一対の乗場ドアが設けられている。
なお、光電センサユニット20は、実施の形態1と同様、複数の光電センサ21を高さ方向に互いに離間して複数設けることで構成されている
この実施の形態2のエレベータ装置の他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
従って、エレベータ装置1によれば、実施の形態1と同様、不必要にかご15の運転が停止することを回避できる。
また、ドアが開いているときのドアの開閉制御も実施の形態1と同様に行われるので、ドアが開いているときに不必要にドアを反転動作させることを回避できる。
また、各光電センサ21の投光器22及び受光器23は、乗場ドアと乗場ドアと相対する戸当たり柱の戸当たり部に取り付けたりしてもよい。なお、一般的には、ここでの戸当たり柱は、図示しない三方枠の縦枠である。また、投光器22及び受光器23は、乗場出入り口11の両側部に位置する三方枠の相対する縦枠に取り付けてもよい。
Claims (3)
- 昇降路に昇降自在に設けられたかごと、
エレベータ出入り口を開閉する両開きのエレベータドアと、
それぞれが、上記エレベータ出入り口の両側部、または上記エレベータドアの相対する一対の戸当たり部に相対させて配置される投光器及び受光器を有し、上記投光器から上記受光器への光が遮光された場合に遮光信号を出力するように構成されており、高さ方向に互いに離間させて配置される複数の光電センサと、
各上記光電センサの上記遮光信号に応じて上記かごの運転を制御するエレベータ制御盤と
を備え、
上記エレベータ制御盤は、上記かごの移動中、高さ方向に隣接する上記光電センサが、順次遮光信号を出力した場合に、直前の停止階に上記かごを戻すことを特徴とするエレベータ装置。 - 昇降路に昇降自在に設けられたかごと、
エレベータ出入り口を開閉する片開きのエレベータドアと、
それぞれが、上記エレベータ出入り口の両側部、または上記エレベータドアと上記エレベータドアの全閉時に接する戸当たり柱のそれぞれの戸当たり部に相対させて配置される投光器及び受光器を有し、上記投光器から上記受光器への光が遮光された場合に遮光信号を出力するように構成されており、高さ方向に互いに離間させて配置される複数の光電センサと、
各上記光電センサの遮光信号に応じて上記かご及び上記エレベータドアの運転を制御するエレベータ制御盤と
を備え、
上記エレベータ制御盤は、上記かごの移動中、高さ方向に隣接する上記光電センサが、順次遮光信号を出力した場合に、直前の停止階に上記かごを戻すことを特徴とするエレベータ装置。 - 上記エレベータ制御盤は、所定の参照間隔で複数の上記光電センサの上記遮光信号の有無を判断するように構成されており、上記エレベータドアが開状態にある場合、各上記遮光信号の有無を参照する時間では、現在から過去の所定時間内における上記遮光信号の有無を参照した結果において、各参照時間で上記遮光信号を出力している上記光電センサの数が0または1であり、上記遮光信号を出力する上記光電センサの数が0のまま所定の遮光継続時間を超えて継続されることなく、かつ、確認された上記遮光信号のうち、時系列的に連続する上記遮光信号を出力した各上記光電センサの高さ位置の差が、予め設定された所定の距離以内にある場合に上記エレベータドアを開状態に維持する、または通常の閉動作より遅い速度で閉じることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置。
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