JP5297895B2 - エレベーターのドア装置 - Google Patents

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本発明は、エレベーターの出入口を通過する障害物を検出する検出センサを備えたエレベーターのドア装置に関する。
従来、検出センサの投光器と受光器が分かれている遮光型の光センサにおいて、障害物が無くても検出信号を出す故障(オン故障)と、障害物があっても検出信号を出さない故障(オフ故障)の検査方法が示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−137004号公報
上記特許文献1では、乗客がエレベーター内にいないとき、つまり障害物が存在しないときに障害物の検出信号が出力された場合にオン故障と判断している。しかし、この方法は投光器が正常に機能していることを前提としており、投光器が故障した場合には適用できない。また、非検出状態において投光器の出力のみオフした場合、つまり障害物により投光器からの光が遮断された状態を模擬した場合に、障害物の検出信号が出力されない場合にオフ故障と判断しているが、この方法も投光器が正常に機能していることを前提としており、投光器が故障した場合には適用できない。
本発明の目的は、投光器および受光器のどちらが故障していても故障検出を可能としたエレベーターのドア装置を提供する。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、ドア開閉機構によりエレベーターの出入口を開閉するドアと、乗かごに設けられ、ドア開時の一定時間にエレベーターの出入口を通過する障害物を検出する乗り場方向に検出範囲を持つ反射型検出センサと、前記センサが障害物を検出した場合にはドアを開放するよう制御されているエレベーターのドア装置において、ドア開時、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時、検出センサの機能をオフして乗かごを再度或いは複数回他の階に移動し、ドアを開放して前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続するか否かを判断し、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時前記検出センサを故障と判断することを特徴とする。
この構成によれば、ドア開時、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時、検出センサの機能をオフして乗かごを再度或いは複数回他の階に移動し、ドアを開放して前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続するか否かを判断し、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時前記検出センサを故障と判断するため、投光器および受光器のどちらが故障していても故障と検出することができる。
本発明によれば、投光器および受光器のどちらが故障していても故障を検出することのできるエレベーターのドア装置を提供することができる。
本発明の第1の実施例におけるエレベーター装置の側面図である。 図1の状態を用いたオン故障検出方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例におけるオフ故障検出動作中のエレベーター装置の側面図である。 図3の状態を用いたオン故障検出方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1において、乗かご1は乗り場11に停止しており、かごドア2および乗り場ドア9は開放されている。乗かご1には、かごドア2の開閉を案内するかご敷居3が付いている。また、乗り場11には乗り場ドア9の開閉を案内する乗り場敷居8が付いている。乗かご1の出入口上部にはかごドア開閉機構4およびかごドア制御器5があり、かごドア開閉機構4には検出センサ6が取り付けられている。また、検出センサ6の検出範囲7は乗り場11側に傾いている。また、昇降路壁10はコンクリートや金属板などで構成されている。
図1において、利用者が出入口を通過する際、検出センサ6の検出範囲7に利用者や利用者の荷物などが入り込むと、かごドア制御器5はドアを開放させる信号を出し、かごドア開閉機構4がかごドア2を開放させる。また、図1において、所定時間経過後もしくは乗客が乗かご1内の戸閉じボタン(図示せず)を操作した際には、かごドア制御器5は戸閉じ指令を出し、かごドア開閉機構4がかごドア2を閉じ、同時に図示しない係合装置が乗り場ドア9を閉じるとともに、乗り場ドア9を検出しないようかごドア制御器5が検出センサ6の機能停止指令を出し、検出センサ6の機能を停止する。
図1において、利用者が連続して乗降する場合には、検出センサ6は連続して検出信号を出力する可能性があるが、仮に検出センサ6がオン故障した場合には、利用者や利用者の荷物が乗り場11に無くても、検出センサ6が検出信号を出し、かごドア制御器5はかごドア2の開放指令を出力し続け、結果としてかごドア2が閉まらなくなってしまう。
つまり、検出センサ6は障害物を検出して検出信号を出力しているのか、オン故障して検出信号を出力しているのか区別ができない。また、エレベーターに乗らない人が出入口付近に居座り続けることや、エレベーターの出入口付近に荷物を放置することは、エレベーターの利用形態から考えて発生頻度は少ないと考えられるがゼロではない。
そこで、図2に示すフローチャートのようにしてオン故障の検査を行う。つまり、検出状態が所定時間継続しているかを判断し(ステップS1)、検出状態が所定時間継続している場合には、検出センサ6の機能を停止してかごドア2を閉じる(ステップS2)。この際、安全の為ブザーを鳴らしたりアナウンスをしたりしても良い。そして、別の階でも同様に検出状態が所定時間継続しているかを判断し(ステップS3)、さらに検出状態が所定時間継続する状態が所定回数発生しているかを判断し(ステップS4)、検出状態が所定時間継続する状態が所定回数発生していればオン故障と判断(ステップS5)する。
上記のように、障害物を検出して検出信号を出力しているのか、オン故障して検出信号を出力しているのか区別ができないセンサにおいても、エレベーターの利用形態を利用してオン故障を判断することができる。なお、この例では、他の階への移動を1回にしたが複数回行ってから故障と判断しても良い。
図3において、乗かご1は昇降路を昇降中であり、かごドア2および乗り場ドア9は閉じられている。なお、図1で説明した第1の実施例と同じ働きをする部位は同じ番号とした。
反射型の光センサは障害物が無いから検出信号が出ないのか、オフ故障しているから検出信号が出ないのかが区別できない。そこで、図4に示すフローチャートのようにオフ故障の検査をする。
通常エレベーターのかごドア2を閉じきる直前に、乗り場ドア9そのものを検出しないよう検出センサ6の機能を停止するが、かごドア2が閉じていることをかごドア制御器5が検出した後(ステップS1)、再度検出センサ6を作動させる(ステップS2)。このとき、検出信号が所定時間出力されるかを判断する(ステップS3)。つまり、検出センサ6が正常であれば、乗かご1の昇降中では乗り場ドア11のほかに昇降路壁10や乗り場敷居8、その他昇降路機器が検出できるはずである。このように、何らかの検出信号が所定時間出力された場合には、検出センサ6は異常なしと判断し(ステップS4)、逆に検出信号が所定時間出力されなかった場合にはオフ故障と判断する(ステップS5)。ここで、オフ故障検査の際に障害物の検出信号が出力されたとしてもかごドア2は開かないようにしている。
上記のように、障害物が無いから検出信号が出ないのか、オフ故障しているから検出信号が出ないのかが区別できないセンサにおいても、エレベーターの構造を利用してオフ故障を判断することができる。
以上に示した方法によれば、投光器と受光器が一体である反射型の光センサであっても、エレベーターの利用形態や構造を利用してオン故障およびオフ故障を判断することが可能である。
なお、本発明の実施例2では、乗かご1が昇降中のときの方法を示したが、もちろん乗かご1が停止中でもかまわない。つまり、乗かご1が乗り場11の脇で停止しているときに検出センサ6を作動させると、検出センサ6が正常であれば乗り場ドア9が検出できるはずであり、このときに検出信号が所定時間出力されれば異常なし、検出信号が所定時間出力されなければオフ故障と判断できる。ただし、乗り場ドア9の材質や表面の光沢によっては検出センサ6が正常であっても検出信号が出ない場合が考えられる。その場合は、本発明の実施例2で説明したように、乗かご1が昇降中にオフ故障の検査を行うことで、昇降路壁10の凹凸や昇降路機器の凹凸により検出センサ6に対して投光器からの光が正反射する成分が必ずあるため、確実なオフ故障の検査が可能である。
さらに、本発明は片開きのドアを持つエレベーターでも、両開きのドアを持つエレベーターでもどちらでも良い。
1 乗かご
2 かごドア
3 かご敷居
4 かごドア開閉機構
5 かごドア制御器
6 検出センサ
7 検出範囲
10 昇降路壁
11 乗り場

Claims (1)

  1. ドア開閉機構によりエレベーターの出入口を開閉するドアと、乗かごに設けられ、ドア開時の一定時間にエレベーターの出入口を通過する障害物を検出する乗り場方向に検出範囲を持つ反射型検出センサと、前記センサが障害物を検出した場合にはドアを開放するよう制御されているエレベーターのドア装置において、
    ドア開時、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時、検出センサの機能をオフして乗かごを再度或いは複数回他の階に移動し、ドアを開放して前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続するか否かを判断し、前記検出センサの障害物検出信号が所定時間継続した時前記検出センサを故障と判断することを特徴とするエレベーターのドア装置。
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