JP5055333B2 - エレベータシステム - Google Patents
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(1)位置検出センサ1及び2が共に乗り場敷居102よりも上方にある場合、安全コントローラ4は「乗りかごはドアゾーン外」と認識し、記憶されるべきであり、位置検出センサ1及び2も何も検出しておらず、出力は共にOFF状態である。
(2)乗りかごが(1)の状態よりも下方へ移動し位置検出センサ2が乗り場敷居102を検出しONを出力した場合、位置検出センサ2により生じる出力信号により、安全コントローラ4の認識は、「乗りかごはドアゾーン外」と言う記憶された現在位置から「乗りかごはドアゾーン内」というように判定結果を反転して書き換える。
(3)乗りかごが(2)の状態よりもさらに下方へ移動し、位置検出センサ1及び2の間に乗り場敷居102がある場合、位置検出センサ1及び2は乗り場敷居を検出していないため出力状態はOFF状態であるが、(2)の状態から遷移したことより安全コントローラ4により乗りかご100はドアゾーン内であることが認識される。
(4)乗りかごが(3)の状態よりもさらに下方へ移動し位置検出センサ1が乗り場敷居102を検出しONを出力した場合、位置検出センサ1により生じる出力信号により、安全コントローラ4の認識は、「乗りかごはドアゾーン外」という認識へ遷移する。
(5)位置検出センサ1及び2が共に乗り場敷居102よりも下方にある場合、安全コントローラ4は「乗りかごはドアゾーン外」と判断し、位置検出センサ1及び2も何も検出しておらず、出力はOFF状態である。
位置検出センサ1と位置検出センサ2の間に新たに位置検出センサ21(第3の位置検出センサ)を設けたものであり、例えば停電時や瞬停時に安全コントローラ4が現在状態の記憶を保持することができなかった場合についても、現在状態を再認識することが可能となる。
図10は安全コントローラ4が現在状態の記憶が不明または正しい認識状態でない場合(たとえば真の乗りかごの位置はドアゾーン内であるのに安全コントローラ4は「ドアゾーン外である」と認識している場合)に、乗りかごに取り付けられた位置検出センサ1,位置検出センサ21及び位置検出センサ2が下降し、乗り場敷居102を検出することを安全コントローラ4の認識状態と併せて示したものである。
(1)位置検出センサ1,21及び2が共に乗り場敷居102よりも上方にある場合、安全コントローラ4は「乗りかごの位置は不明」という認識であり、位置検出センサ1,21及び2も何も検出しておらず、出力はOFF状態である。
(2)乗りかごが(1)の状態よりも下方へ移動し位置検出センサ2が乗り場敷居102を検出しONを出力した場合、位置検出センサ2によりトリガーが生じるが、安全コントローラ4の認識は、「乗りかごの位置は不明」という認識のままである。
(3)乗りかごが(2)の状態よりもさらに下方へ移動し、位置検出センサ2及び21の間に乗り場敷居102がある場合、位置検出センサ1,21及び2は乗り場敷居102を検出していないため出力状態はOFF状態であり、安全コントローラ4の認識状態は不明のままである。
(4)乗りかご100が(3)の状態よりもさらに下方へ移動し位置検出センサ21が乗り場敷居102を検出しONを出力した場合、位置検出センサ21により生じるトリガーにより、安全コントローラ4の認識は、「乗りかごはドアゾーン内」という認識へ遷移する。新たに設けた位置検出センサ21が、位置検出センサ1と位置検出センサ2の間にあり、このセンサ間がドアゾーン内と定義されているため、位置検出センサ21が乗り場敷居102を検出すると、乗りかご100の現在位置は確実にドアゾーン内である。
(5)位置検出センサ1と21の間に乗り場敷居102がある場合、安全コントローラ4は「乗りかごはドアゾーン内」という認識であり、位置検出センサ1及び2も何も検出しておらず、出力はOFF状態である。
安全コントローラ4には、停電時や瞬間停電時に現在状態を再認識できなかった場合のために、乗りかご位置確認モードが設けてあり、以下のステップに従い乗りかごの現在位置を再認識する。
コントローラ4には、乗りかごの絶対位置を検出するための検出器からの信号31が新たに入力される。検出器の例としては、たとえばカム機構を用いたリミットスイッチや、光電センサとそれを検出するための被検出体など、乗りかごの昇降路内における絶対位置を検出できるものが良い。
4 安全コントローラ
100 乗りかご
Claims (7)
- 乗りかごの位置が乗りかご及び乗り場の戸が開閉可能な昇降位置に到達し、乗客が乗降可能である領域を示すドアゾーンを検知するエレベータシステムにおいて、
前記乗りかご側に設けられ、昇降方向に所定距離だけ離され、かつ乗り場側に対向して設置され、前記乗り場の被検出体を検出する2個の位置検出センサと、
前記乗りかごの現在位置が前記ドアゾーン内あるいは前記ドアゾーン外に位置しているかの判定結果を記憶する現在位置記憶手段と、
を備え、2個の前記位置検出センサの間に前記被検出体がある場合、各前記位置検出センサは検出していない出力状態となって前記乗りかごの現在位置が前記ドアゾーン内と判定され、前記2個の位置検出センサのいずれかの出力が得られた場合、前記現在位置記憶手段に記憶された前記判定結果を反転することを特徴としたエレベータシステム。 - 請求項1に記載のものにおいて、前記所定距離は、前記ドアゾーンに対応して設置されていることを特徴としたエレベータシステム。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記位置検出センサは、乗り場側敷居を被検出体として検出することを特徴としたエレベータシステム。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記乗りかごの移動方向を検出するパルス発生器を備え、前記パルス発生器と、前記位置検出センサとにより得られる乗りかご移動方向の情報を比較し、一致しない場合、エレベータを停止させることを特徴としたエレベータシステム。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記2個の位置検出センサの間に第3の位置検出センサを設けたことを特徴としたエレベータシステム。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記2個の位置検出センサのいずれかの出力が得られるまで前記乗りかごを昇降させる乗りかご位置確認モードを有することを特徴としたエレベータシステム。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記2個の位置検出センサの間に第3の位置検出センサを設け、該第3の位置検出センサの出力により前記乗りかごの現在位置が前記ドアゾーン内あるいは前記ドアゾーン外に位置しているかの判定を行うことを特徴としたエレベータシステム。
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