JPWO2009147749A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

巻上機は、巻上機本体と、巻上機本体により回転される駆動シーブとを有している。そらせ車は、駆動シーブに対して間隔を置いて配置されている。駆動シーブ及びそらせ車間には、駆動シーブの回転により周回移動を行う無端状の摩擦ベルトが巻き掛けられている。また、駆動シーブ及びそらせ車には、かごを吊り下げる主ロープが摩擦ベルトを介して連続的に巻き掛けられている。主ロープは摩擦ベルトの周回移動により移動され、かごは主ロープの移動により昇降される。

Description

この発明は、かごを吊り下げる主ロープが巻上機の駆動シーブに巻き掛けられ、駆動シーブの回転によりかごを昇降させるトラクション式のエレベータ装置に関するものである。
かご及び釣合おもりを吊り下げる主ロープが巻上機の駆動シーブに巻き掛けられているトラクション式のエレベータ装置では、主ロープと駆動シーブとの間の摩擦係数をμ、駆動シーブの外周部に形成されたロープ溝の形状によって決まる係数をK2、駆動シーブに対する主ロープの巻き付け角をθとすると、トラクション能力Γは以下の式(1)で表される。
Γ=e(μ・K2・θ)…(1)
ただし、eは自然対数の底である。
また、このようなトラクション式のエレベータ装置では、駆動シーブと主ロープとの間で滑りが発生することがないように、主ロープのかご側の張力T1、主ロープの釣合おもり側の張力T2及びトラクション能力Γが以下の式(2)の関係を満たすように設計されている。
T2/T1≦Γ…(2)
ただし、式(2)では、T2>T1であるときの各張力T1,T2及びトラクション能力Γの関係を示している。
トラクション能力Γを大きくする場合には、式(1)により、摩擦係数μ、係数K2及び巻き付け角θの少なくともいずれかの値を大きくすればよい。
従来のエレベータ装置では、駆動シーブと、駆動シーブから離れて配置されたそらせ車との間で主ロープを複数回巻き掛けて駆動シーブに対する主ロープの巻き付け角を大きくすることにより、トラクション能力の向上が図られている(特許文献1参照)。
特開2002−145556号公報
しかし、駆動シーブ及びそらせ車間で主ロープを複数回巻き掛けると、駆動シーブ及びそらせ車のそれぞれに加わる荷重が増加するので、例えば巻上機等の機器が大形化してしまう。
また、巻上機の位置を上方へ移動させて駆動シーブ及びそらせ車の各位置の高さ方向の距離を拡げることにより、駆動シーブに対する主ロープの巻き付け角を大きくすることも考えられるが、昇降路の高さ方向の寸法が大きくなってしまう。
さらに、駆動シーブに形成されたロープ溝の形状を工夫して係数K2の値を大きくすることも考えられるが、駆動シーブと主ロープとの間の接触面圧が大きくなるので、駆動シーブ及び主ロープのそれぞれの寿命が短くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、所定のトラクション能力を確保したまま、小形化を図ることができるとともに、長寿命化を図ることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、昇降路内を昇降可能なかご、巻上機本体と、巻上機本体により回転される駆動シーブとを有し、かごを昇降させる駆動力を発生する巻上機、駆動シーブに対して間隔を置いて配置されたそらせ車、駆動シーブ及びそらせ車間に巻き掛けられ、駆動シーブの回転により周回移動を行う無端状の摩擦ベルト、及び摩擦ベルトを介して駆動シーブ及びそらせ車に連続的に巻き掛けられ、かごを吊り下げる主ロープを備えている。
この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す縦断面図である。 図1の駆動シーブ及び摩擦ベルトを示す断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す縦断面図である。 図4のエレベータ装置を示す平面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す縦断面図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール2及び一対の釣合おもりガイドレール3が設置されている。各かごガイドレール2間にはかご4が昇降可能に配置され、各釣合おもりガイドレール3間には釣合おもり5が昇降可能に配置されている。
かご4は、正面、背面、一対の側面、底面及び天井面を有している。かご4の正面には、かご出入口4aが設けられている。かご4の背面は、かご4の奥行き方向についてかご4の正面に対向している。かご4の各側面は、各かごガイドレール2間に配置され、かご出入口4aの間口方向について互いに対向している。
釣合おもり5は、かご4の背面側を昇降される。従って、昇降路1を垂直投影したときの投影面内においては、かご4及び釣合おもり5がかご4の奥行き方向について互いに並んで配置されている。なお、各かごガイドレール2を含む平面と各釣合おもりガイドレール3を含む平面とは平行になっている。
昇降路1の上部には、機械室6が設けられている。機械室6の床面には、機械台7が固定されている。機械台7には、巻上機8及びそらせ車9が支持されている。
巻上機8は、かご4及び釣合おもり5を昇降させる駆動力を発生する。また、巻上機8は、モータを含む巻上機本体10と、巻上機本体10に設けられ、巻上機本体10により回転される駆動シーブ11とを有している。駆動シーブ11は、水平に配置された綱車軸を中心に回転される。
そらせ車9は、駆動シーブ11に対して間隔を置いて配置されている。また、そらせ車9は、駆動シーブ11の綱車軸と平行に配置された綱車軸に回転自在に設けられている。さらに、そらせ車9は、駆動シーブ11の位置よりも低い位置に配置されている。駆動シーブ11及びそらせ車9は、例えば鋼材や鋳鉄等により構成されている。
駆動シーブ11及びそらせ車9間には、無端状の摩擦ベルト12が巻き掛けられている。摩擦ベルト12には、駆動シーブ11とそらせ車9との間隔を調整することにより所定の張力が与えられている。摩擦ベルト12は、駆動シーブ11の回転に応じて周回移動される。そらせ車9は、摩擦ベルト12の周回移動に応じて回転される。
駆動シーブ11及びそらせ車9には、複数本の主ロープ13が摩擦ベルト12を介して連続的に巻き掛けられている。かご4及び釣合おもり5は、主ロープ13により昇降路1内に吊り下げられている。この例では、主ロープ13は金属製のロープとされている。また、この例では、主ロープ13の一端部がかご4に接続され、主ロープ13の他端部が釣合おもり5に接続されている。
主ロープ13は、摩擦ベルト12の周回移動に伴って移動される。かご4及び釣合おもり5は、主ロープ13の移動によって昇降路1内を昇降される。かご4及び釣合おもり5が昇降されるときには、かご4が各かごガイドレール2に案内され、釣合おもり5が各釣合おもりガイドレール3に案内される。
図2は、図1の駆動シーブ11及び摩擦ベルト12を示す断面図である。図において、駆動シーブ11の外周部には、駆動シーブ11の回転方向に沿った複数の嵌合溝14が設けられている。この例では、嵌合溝14の断面形状は、底辺を持つV状とされている。
摩擦ベルト12は、耐摩耗性の高摩擦材により構成されている。高摩擦材としては、例えばウレタンゴムや樹脂等が挙げられる。従って、摩擦ベルト12の材料は、駆動シーブ11、そらせ車9及び主ロープ13のそれぞれの材料よりも柔らかい材料とされている。摩擦ベルト12の内周面には、各嵌合溝14に嵌め合わされる複数の嵌合突部15が設けられている。摩擦ベルト12の外周面には、各主ロープ13が挿入される複数のロープ溝16が設けられている。各嵌合突部15及び各ロープ溝16は、摩擦ベルト12の長さ方向に沿って配置されている。なお、この例では、摩擦ベルト12の幅寸法が駆動シーブ11の厚さ寸法と同一とされている。
摩擦ベルト12内には、摩擦ベルト12の長さ方向に沿った複数の芯体17が埋められている。各芯体17は、それぞれ無端状に構成されている。また、各芯体17は、摩擦ベルト12の幅方向へ並べて配置されている。さらに、各芯体17は、摩擦ベルト12の高摩擦材よりも強度の高い材料(高強度材)により構成されている。この例では、鋼線が芯体17として用いられている。これにより、摩擦ベルト12の破断の防止が図られている。
駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと摩擦ベルト12との間、及び各主ロープ13と摩擦ベルト12との間には、所定の摩擦力が発生している。これにより、摩擦ベルト12が駆動シーブ11の回転に応じた周回移動を行い、各主ロープ13が摩擦ベルト12の周回移動に応じた移動を行う。
また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと摩擦ベルト12との間における最大摩擦力は、各主ロープ13と摩擦ベルト12との間における最大摩擦力よりも大きくなっている。ここで、最大摩擦力とは、互いに接触する部材間で滑りが発生する直前の摩擦力である。従って、各主ロープ13が摩擦ベルト12に対して滑る場合であっても、摩擦ベルト12が駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに対して滑ることが防止される。
このようなエレベータ装置では、無端状の摩擦ベルト12が駆動シーブ11及びそらせ車9間に巻き掛けられ、かご4を吊り下げる各主ロープ13が摩擦ベルト12を介して駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに連続的に巻き掛けられているので、摩擦ベルト12の周回移動により、駆動シーブ11の回転力をそらせ車9の位置にも及ぼすことができる。従って、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれにおいて、駆動シーブ11の回転力を各主ロープ13に伝達することができる。これにより、駆動シーブ11に対する主ロープ13の巻き付け角にそらせ車9に対する主ロープ13の巻き付け角を付加した角度を、トラクション能力に寄与する巻き付け角とすることができ、トラクション能力の向上を図ることができる。
また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと主ロープ13との間に摩擦ベルト12が介在しているので、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと主ロープ13との間で発生する金属同士の接触を避けることができ、駆動シーブ11、そらせ車9及び主ロープ13のそれぞれの長寿命化を図ることができる。さらに、主ロープ13の長寿命化を図ることができるので、主ロープ13の径を小さくすることができ、駆動シーブ11の径と主ロープ13の径との比(D/d比)を保ったまま、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれの径を小さくすることができる。これにより、巻上機8及びそらせ車9の小形化を図ることができ、エレベータ装置全体の小形化を図ることができる。
また、摩擦ベルト12には、主ロープ13が挿入されるロープ溝16が設けられているので、摩擦ベルト12から主ロープ13を外れにくくすることができる。
また、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと摩擦ベルト12との間における最大摩擦力は、主ロープ13と摩擦ベルト12との間における最大摩擦力よりも大きくなっているので、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに対して摩擦ベルト12を滑りにくくすることができ、摩擦ベルト12の長寿命化を図ることができる。即ち、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれと摩擦ベルト12との間で滑りが発生すると、摩擦ベルト12が摩耗する。摩耗した摩擦ベルト12は、駆動シーブ11に対してさらに滑りやすくなる。従って、摩擦ベルト12の摩耗が進行することにより、最終的には、摩擦ベルト12が駆動シーブ11に対して完全に滑ることとなってしまい、駆動シーブ11の駆動力が主ロープ13に伝達されなくなってしまう。従って、駆動シーブ11及びそらせ車9のそれぞれに対して摩擦ベルト12を滑りにくくすることにより、摩擦ベルト12の摩耗の進行を抑制することができ、摩擦ベルト12の長寿命化を図ることができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータ装置を示す縦断面図である。この例によるエレベータ装置は、機械室が設けられていないタイプのエレベータ装置(機械室レスエレベータ装置)とされている。従って、巻上機8及びそらせ車9は、昇降路1内に設けられている。
巻上機8は、軸線方向の寸法が径方向の寸法よりも小さい薄形巻上機とされている。また、巻上機8は、モータを含む薄形の巻上機本体10と、巻上機本体10に設けられ、巻上機本体10により回転される駆動シーブ11とを有している。
駆動シーブ11及びそらせ車9は、水平方向へ互いに間隔を置いて配置されている。即ち、駆動シーブ11及びそらせ車9は、同一の高さの位置に配置されている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータ装置では、駆動シーブ11及びそらせ車9が同一の高さの位置に配置されているので、巻上機8及びそらせ車9を設置するためのスペースの高さ方向の寸法を小さくすることができる。これにより、昇降路1の高さ方向の縮小化を図ることができる。また、駆動シーブ11及びそらせ車9を同一の高さの位置に配置しても、トラクション能力に寄与する巻き付け角は実施の形態1と同じなので、トラクション能力の向上も図ることができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるエレベータ装置を示す縦断面図である。また、図5は、図4のエレベータ装置を示す平面図である。図において、釣合おもり5は、かご4の一方の側面側を昇降される。従って、昇降路1を垂直投影したときの投影面内においては、かご4及び釣合おもり5がかご4の幅方向(かご出入口4aの間口方向)について互いに並んで配置されている。なお、各釣合おもりガイドレール3を含む平面は、各かごガイドレール2を含む平面に対して垂直になっている。
一方のかごガイドレール2及び一方の釣合おもりガイドレール3の各上部間には、固定部材21が固定されている。他方のかごガイドレール2の上部には、固定部材22が固定されている。各釣合おもりガイドレール3の各上端部間には、固定部材23が固定されている。固定部材23は、図4に示すように、固定部材21の位置よりも高い位置に配置されている。
固定部材21には、巻上機8が支持されている。固定部材22には、第1の綱止め部24が設けられている。固定部材23には、そらせ車9が支持されているとともに、第2の綱止め部25が設けられている。巻上機8及びそらせ車9は、図5に示すように、昇降路1を垂直投影したときの投影面内において、かご4の領域から外れた位置に配置されている。そらせ車9は、駆動シーブ11の位置よりも高い位置に配置されている。
かご4の下部には一対のかご吊り車26が設けられ、釣合おもり5の上部には釣合おもり吊り車27が設けられている。
かご4及び釣合おもり5は、複数の主ロープ13により吊り下げられている。各主ロープ13の一端部は第1の綱止め部24に接続され、各主ロープ13の他端部は第2の綱止め部25に接続されている。各主ロープ13は、第1の綱止め部24から、各かご吊り車26、駆動シーブ11、そらせ車9、釣合おもり吊り車27の順に巻き掛けられ、第2の綱止め部25に達している。駆動シーブ11及びそらせ車9には、各主ロープ13が摩擦ベルト12を介して巻き掛けられている。かご4及び釣合おもり5は、駆動シーブ11の回転により昇降路1内を昇降される。他の構成は実施の形態2と同様である。
このようなエレベータ装置では、そらせ車9が駆動シーブ11の位置よりも高い位置に配置されているので、そらせ車9の下方で釣合おもり3を昇降させることにより、昇降路1の寸法を維持したまま、釣合おもり3が昇降される範囲の上限位置をより上方に設定することができる。従って、レイアウト設計上、釣合おもり3の高さ方向の寸法が大きくなる場合であっても、昇降路1の拡大の防止を図ることができる。
即ち、巻上機8はそらせ車9よりも大きいので、巻上機8が釣合おもり3の上方に配置されると、そらせ車9が釣合おもり3の上方に配置される場合よりも、釣合おもり3が昇降される範囲の上限位置が低くなってしまう。また、そらせ車9が釣合おもり3の上方に配置されても、駆動シーブ11がそらせ車9の位置よりも高い位置に配置されている場合には、昇降路1の高さ方向の寸法が大きくなってしまう。従って、駆動シーブ11の位置よりも高い位置にそらせ車9を配置し、そらせ車9の下方で釣合おもり3を昇降させることにより、昇降路1の寸法を維持したまま、釣合おもり3が昇降される範囲の上限位置をより上方に設定することができる。
また、駆動シーブ11の位置よりも高い位置にそらせ車9を配置しても、トラクション能力に寄与する巻き付け角は実施の形態2と同じなので、トラクション能力の向上も図ることができる。

Claims (5)

  1. 昇降路内を昇降可能なかご、
    巻上機本体と、上記巻上機本体により回転される駆動シーブとを有し、上記かごを昇降させる駆動力を発生する巻上機、
    上記駆動シーブに対して間隔を置いて配置されたそらせ車、
    上記駆動シーブ及び上記そらせ車間に巻き掛けられ、上記駆動シーブの回転により周回移動を行う無端状の摩擦ベルト、及び
    上記摩擦ベルトを介して上記駆動シーブ及び上記そらせ車に連続的に巻き掛けられ、上記かごを吊り下げる主ロープ
    を備えていることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 上記摩擦ベルトには、上記主ロープが挿入されるロープ溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
  3. 上記駆動シーブ及び上記そらせ車のそれぞれと上記摩擦ベルトとの間における最大摩擦力は、上記主ロープと上記摩擦ベルトとの間における最大摩擦力よりも大きくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 上記駆動シーブ及び上記そらせ車は、同一の高さの位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ装置。
  5. 上記そらせ車は、上記駆動シーブの位置よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のエレベータ装置。
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