JP2006111392A - ロープ式エレベータ装置 - Google Patents

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政彦 肥田
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Abstract

【課題】この発明は、主索に過大な曲げ応力が発生するのを防止しつつ主索の方向を転換させ、エレベータ占有空間の縮小化を図ることができるロープ式エレベータ装置を得ることを目的とする。
【解決手段】方向転換装置7aは、円弧に沿って互いに間隔をおいて配置された4個の滑車15を持つ滑車群15aを有している。滑車15の直径は、主索11の方向を転換するのに必要な、二点鎖線の円16の直径よりも十分に小さい。また、主索11は、滑車15の円周の1/4未満で滑車15と接触している。
【選択図】図2

Description

この発明は、主索の方向を転換させる方向転換装置を有したロープ式エレベータ装置に関するものである。
従来のロープ式エレベータ装置では、エレベータかご及び釣合おもりに設置された吊り車並びに昇降路に設置された返し車によって主索の方向を転換していた(例えば、特許文献1参照)。
特許第3489578号公報
上記のような従来のロープ式エレベータ装置では、エレベータ占有空間を縮小するために吊り車及び返し車といった綱車を小径化することが考えられるが、綱車の極度の小径化は、主索に過大な曲げ応力を発生させ、主索が製品性能を維持できないという問題を発生させる可能性がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、主索に過大な曲げ応力が発生するのを防止しつつ主索の方向を転換させ、エレベータ占有空間の縮小化を図ることができるロープ式エレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るロープ式エレベータ装置は、昇降路内を移動するエレベータかご、エレベータかごを懸架する主索、及び主索の方向を転換する方向転換装置を備え、方向転換装置は、円弧に沿って互いに間隔をおいて配置された複数の滑車を有している。
この発明は、円弧に沿って互いに間隔をおいて配置された複数の滑車を有する方向転換装置を用いたので、主索に過大な曲げ応力が発生するのを防止しつつ主索の方向を転換させ、エレベータ占有空間の縮小化を図ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるロープ式エレベータ装置を示す斜視図である。図において、昇降路1内にはエレベータかご2及び釣合おもり3が設けられている。エレベータかご2は、昇降路1内に設置されたかごガイドレール4に沿って昇降路1内を昇降される。また、釣合おもり3は、釣合おもりガイドレール5に沿って昇降路1内を昇降される。
昇降路1内の下部には、エレベータかご2及び釣合おもり3を昇降させる駆動装置6が設置されている。駆動装置6は、モータ及びブレーキを含む駆動装置本体と、駆動装置本体により回転される駆動綱車6aとを有している。
エレベータかご2の下部には、1対の方向転換装置7a,7bが設けられている。釣合おもり3の上部には、釣合おもり吊り車8が設けられている。昇降路1内の上部には、かご返し車9及び釣合おもり返し車10が配置されている。
エレベータかご2及び釣合おもり3は、複数本の主索11により、2:1ローピング方式で昇降路1内に吊り下げられている。主索11は、第1及び第2端部12a,12bを有している。第1及び第2端部12a,12bは、昇降路1内の上部に固定された綱止め部13,14に接続されている。また、主索11は、第1端部12a側から順に、方向転換装置7a,7b、かご返し車9、駆動綱車6a、釣合おもり返し車10及び釣合おもり吊り車8に巻き掛けられている。
図2は、図1のロープ式エレベータ装置の方向転換装置7aを示す正面図である。図において、方向転換装置7aは、円弧に沿って互いに間隔をおいて配置された4個の滑車15を持つ滑車群15aを有している。即ち、方向転換装置7aには、主索11の経路に沿って滑車15が配置されている。また、各滑車15には、全ての主索11が巻き掛けられている。
また、滑車15は、回転軸が水平になるように設けられている。さらに、滑車群15aの各々の滑車15は、等間隔に配置されている。さらにまた、滑車群15aの各々の滑車15は、直径が全て等しいものが使われている。
また、滑車15の直径は、主索11の方向を転換するのに必要な、二点鎖線の円16の直径よりも十分に小さい。さらに、主索11は、滑車15の円周の1/4未満で滑車15と接触している。
このようなロープ式エレベータ装置では、方向転換装置7a,7bを用いることで、二点鎖線の円16で示す従来のかご吊り車を用いる場合と比べ、かご下機器の縦方向のスペースを約1/2にできる。
また、主索11と滑車15とが接触している部分は、滑車15の1/4未満なので、主索11に過大な曲げ応力が発生するのを防ぐことができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるロープ式エレベータ装置を示す展開図である。図において、エレベータかご2の下部には1対のかご吊り車7c,7dが設けられている。昇降路1内の上部には、1対の方向転換装置9a,9bが配置されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなロープ式エレベータ装置では、1対の方向転換装置9a,9bを配置することで、二点鎖線の円17で示す従来のかご返し車を用いる場合と比べ、主索11を傾けずに鉛直に配置することができる。
また、従来のかご返し車で主索11を傾けずに配置するには、二点鎖線の円18で示すように、かご返し車の直径を大きくする必要があったが、方向転換装置9a,9bを用いることで、主索11を容易に鉛直に配置でき、エレベータ占有空間を縮小することができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるロープ式エレベータ装置の方向転換装置19を示す正面図である。図において、方向転換装置19は、6個の滑車20を持つ滑車群20aと、滑車群20aを囲むように巻かれたベルト21とを有している。このベルト21の表層は、主索11の表層と同等、もしくはそれよりも柔らかい素材で製造される。その他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなロープ式エレベータ装置では、方向転換装置19がベルト21を有しているので、主索11と滑車20とが直接接触する場合に比べ、主索11の磨耗を低減することができる。
なお、上記の例では、エレベータかご2及び釣合おもり3が2:1ローピング方式で吊り下げられているロープ式エレベータ装置を示したが、ローピング方式はこれに限定されない。
また、上記の例では、エレベータかご2の下部や昇降路1の上部に配置される方向転換装置7a,7b,9a,9bにこの発明を適用したが、例えば釣合おもりや昇降路の下部に配置される方向転換装置にもこの発明は適用できる。
さらに、上記の例では、共通の滑車15に複数本の主索11が巻き掛けられているが、滑車は、各主索毎に別々に設けてもよい。
さらにまた、滑車は異なる間隔で配置してもよい。
また、場合によっては直径の異なる滑車を組み合わせて使用してもよい。
この発明の実施の形態1によるロープ式エレベータ装置を示す斜視図である。 図1のロープ式エレベータ装置の方向転換装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるロープ式エレベータ装置を示す展開図である。 この発明の実施の形態3によるロープ式エレベータ装置の方向転換装置を示す正面図である。
符号の説明
2 エレベータかご、7a,7b 方向転換装置、11 主索、15,20 滑車、21 ベルト。

Claims (3)

  1. 昇降路内を移動するエレベータかご、
    上記エレベータかごを懸架する主索、及び
    上記主索の方向を転換する方向転換装置
    を備え、
    上記方向転換装置は、円弧に沿って互いに間隔をおいて配置された複数の滑車を有していることを特徴とするロープ式エレベータ装置。
  2. 上記主索は、上記滑車の円周の1/4未満で上記滑車と接触していることを特徴とする請求項1に記載のロープ式エレベータ装置。
  3. 上記方向転換装置は、上記複数の滑車を含む滑車群を囲むように巻かれたベルトをさらに有していることを特徴とする請求項1に記載のロープ式エレベータ装置。
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