JP5028403B2 - エレベータ設備 - Google Patents

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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures

Description

本発明は、次のようなエレベータ設備に関する。即ち、シャフト内に複数のかごを備えたエレベータ設備であって、第1のかごの下側に第2のかごが配され、各々のかごに、トラクションシーブを備えた駆動部と、少なくとも1つのケーブルストランドであって、前記トラクションシーブに巻き掛けられて前記かごをカウンタウェイトに連結するものとが関連付けられており、かつ、前記第2のかごが、懸架比1:1で保持されると共に、該第2のかごの前記トラクションシーブに巻き掛けられた、前記第2のかごの異なる側面に関連付けられた2つのケーブルストランドによって該かごのカウンタウェイトに連結されるようなエレベータ設備に関する。
共通のシャフト内を互いに独立に昇降し得る複数のかごを使用することはエレベータ設備の処理能力の向上を可能にする。これらのかごは、かごをそれぞれのカウンタウェイトに連結するケーブルストランドが巻き掛けられるトラクションシーブによって駆動されることができる。第1のかごには単一のケーブルストランドが必要とされるだけである。第1のかごの下側に配置された第2のかごには通例2つのケーブルストランドが使用され、これらのケーブルストランドはかごの異なる2側面に配置されて、第1のかごの側方外側を走行する。US-A-5 419 414には、そのため、第2のかごの2つのケーブルストランドをそれぞれ別々のトラクションシーブに巻き掛けて、第2のかごの駆動が、駆動軸を介して共通の駆動モータに結合される、かごの幅だけ互いに離間させられた2つのトラクションシーブによって行われるようにすることが提案されている。但し、これには第2のかご用の長い駆動軸を有した別の駆動モータが必要であると共に、大きなシャフト空間も必要とされ、エレベータ設備の製造・運転コストの高まりを招く。
EP-A-1 329 412では、第2のかごの2つのケーブルストランドを共通のトラクションシーブに巻き掛けることが提案されている。これによって、シャフト空間を節減すると共に、第2のかごの駆動に標準モータを使用することが可能になる。但し、第2のかごの2つのケーブルストランドはかごの運転中にそれぞれ別様に損耗するため、ケーブルはそれぞれ異なる時点で最大許容損耗度に達する。ケーブルストランドを交換するために、エレベータ設備は運転停止されなければならず、しかもこれらの非稼動時間をできるだけ短くするために、2つのケーブルストランドは、厳密にはより激しく損耗している方のケーブルストランドのみがこうして交換される必要があり、損耗度の低い方のケーブルストランドについては最大許容損耗度にまだ達していないにもかかわらず、同時に交換されるのが通例である。
US 5,419,414 A US 1,805,227 EP 1 329 412 A1 DE 39 07 541 DE 199 63 286 A1 EP 0 578 237 A1 WO 03/043924 A1
本発明の目的は、可能な限り、第2のかごの2つのケーブルストランドが同時点にそれぞれの最大許容損耗度に達し、こうして運転コストの低下が図られるようにする、冒頭に述べたタイプのエレベータ設備を開発することである。
この目的は、本発明によれば、一般的なタイプのエレベータ設備において、次のようにすることで達成される。即ち、上記第2のかごに関連付けられた上記トラクションシーブが、2つのトラクションシーブ部分を有し、該トラクションシーブ部分の各々に上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの1つが巻き掛けられると共に、上記トラクションシーブ部分の間の距離が、上記第2のかごの領域における上記2つのケーブルストランドの間の距離よりも小さいこと、及び、本エレベータ設備が、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドを等しい荷重に付するケーブル案内装置を有すること、である。上記ケーブルラインの荷重は、ケーブルライン自らが受ける引張り力だけでなく、方向転換ローラ及び関連付けられた上記トラクションシーブにおけるケーブルライン自らの転向によってももたらされる。本発明によれば、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドが、上記ケーブル案内装置によって、ケーブルストランドがほぼ同じケーブル荷重を受けるように配置及び案内される。従って、上記2つのケーブルストランドは等しく損耗し、ほぼ同じ時点にその最大許容損耗度に達する。この時点において、双方のケーブルストランドは交換可能であると共に同じ損耗度を示す。その結果、上記ケーブルストランドの一方をその耐久寿命の終りに達する前に交換する必要はない。それ故、本発明による上記エレベータ設備は運転コストの低下によって特徴づけられる。
上記第2のかごを駆動するために、単一のトラクションシーブが使用される。このトラクションシーブに、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドが巻き掛けられる。上記トラクションシーブは2つのトラクションシーブ部分を有し、このトラクションシーブ部分の各々に上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの1つが巻き掛けられる。上記トラクションシーブ部分の間の距離は、上記第2のかごの領域における上記2つのケーブルストランドの間の距離よりも小さい。
特に、上記2つのトラクションシーブ部分が互いに接するようにしてもよい。このタイプのエレベータ設備の構成は特にコンパクトな構造形態を特徴としており、比較的小さなシャフト空間を占める。
上記第2のかごは懸架比1:1で保持される。つまり、上記第2のかごの上記ケーブルストランドは上記かごに固定されるため、上記2つのケーブルストランドのケーブル速度は上記かごの速度に等しい。これによって、上記第2のかごの走行騒音及び振動を抑制することが許容される。上記第1のかごも懸架比1:1で保持することができるため、本発明による上記エレベータ設備は総じて低騒音レベルによって特徴づけられる。懸架比1:1の場合、上記かごの高さの変化は、上記かごをそのカウンタウェイトに連結するそれぞれのケーブルストランドの送りに等しい。
本発明による上記エレベータ設備において、上記第1のかご用にも、上記第2のかご用にも、標準駆動モータを使用することができる。これによって、同じく、上記エレベータ設備の製造・運転コストを低下させることが可能である。
上記ケーブル案内装置が方向転換ローラを含み、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドが同数の方向転換ローラ及び上記第2のかごの上記トラクションシーブに巻き掛けられると有利である。各ケーブルストランドは方向転換ローラ及び上記トラクションシーブの双方にて損耗を受けるため、上記2つのケーブルストランドにつき同数の方向転換ローラを使用することで、上記ケーブルがより等しく損耗されるという効果がもたらされる。
上記ケーブル案内装置が方向転換ローラを含み、隣接する2方向転換ローラ間の距離及び上記第2のかごの上記トラクションシーブとこのトラクションシーブに隣接する方向転換ローラとの間の距離が上記第2のかごの双方のケーブルストランドにつきそれぞれ一致しているのが有利である。方向転換ローラと上記トラクションシーブとに巻き掛けられた上記ケーブルストランドの損耗はそれぞれの方向転換ローラ間の距離ならびに上記方向転換ローラと上記トラクションシーブとの間の距離にも依存する。上記2つのケーブルストランドにつきこれらの距離がそれぞれ一致していれば、上記第2のかごの上記ケーブルストランドのより等しい損耗が達成され得る。
本発明の特に好ましい1実施形態において、上記ケーブル案内装置は方向転換ローラを含み、上記それぞれの方向転換ローラならびに上記トラクションシーブの箇所で生ずる方向変化の順序は上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドにつきそれぞれ同じとされている。従って、上記方向転換ローラ及び上記トラクションシーブによって上記ケーブルストランドがそれぞれ受ける曲げ方向は上記2つのケーブルストランドにつきそれぞれ一致している。結果として、特に、双方のケーブルストランドにつき曲げ方向の変化が等しく生ずることが保証される。こうした方向変化は上記それぞれのケーブルストランドに大きな荷重をもたらす。双方のケーブルストランドにつき方向変化が一致するように保証することにより、上記ケーブルの荷重及び、従って、上記ケーブルの損耗もほぼ等しいものとすることができる。
上記ケーブル案内装置が方向転換ローラを含み、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドが互いに対応する方向転換ローラならびに上記第2のかごの上記トラクションシーブの箇所でそれぞれ同じ角度だけ転向されるのが特に有利である。例えば、上記それぞれのケーブルストランドがそれぞれ同じ角度だけ転向される方向転換ローラが上記2つのケーブルストランドの各々につき同じ高さ位置に配置され、こうして、上記ケーブルストランドがそれぞれ上記方向転換ローラならびに上記トラクションシーブの箇所で同じ荷重及び同じ損耗を受けるようにすることができる。
好ましい1実施形態において、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドは対称面を中心にして互いに鏡像対称的に走行する。上記2つのケーブルストランドの対称的な走行により、上記2つのケーブルストランドの特に等しい損耗を達成することが可能になる。
上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの各々が、上記第2のかごから出発して第1の方向転換ローラにまで延びるケーブルストランド第1区間と、上記第1区間に接続されるケーブルストランド第2区間とを有し、上記ケーブルストランド第2区間は上記ケーブルストランド第1区間に対して垂直に並べられるのが有利である。これにより、上記第1のかごの異なる側面の脇を通過する上記2つのケーブルストランドを上記ケーブルストランド第2区間で会合させ、こうしてシャフト空間を節減することが可能である。
上記ケーブルストランド第2区間は水平に並べられるのが有利である。従って、上記第2のかごの上記ケーブルストランドは上記第2のかごから延びて第1の方向転換ローラに達すると同所で90°転向される。上記第2のかごから延びる上記ケーブルストランド第1区間は垂直上方に向かって上記第1のかごの脇を走行通過し、90°転向された後、上記ケーブルストランド第1区間は水平に並べられた上記ケーブルストランド第2区間に接続される。
上記ケーブルストランド第2区間は第2の方向転換ローラにまで延び、同所で上記第2区間はケーブルストランド第3区間に接続されることができる。この場合、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの上記ケーブルストランド第3区間は互いに平行に並べられるのが有利であり、特に、上記ケーブルストランド第3区間は垂直に並べられてよい。従って、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの各々はそれぞれのケーブルストランド第3区間で垂直方向上方、又は下方に案内されることができる。
本発明の好ましい1実施形態において、上記ケーブルストランド第3区間は第3の方向転換ローラ、又は上記第2のかごの上記トラクションシーブにまで延び、同所で上記第3区間はケーブルストランド第4区間に接続され、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドのケーブルストランド第4区間は互いに平行に並べられる。
上記ケーブルストランド第4区間は上記トラクションシーブから直接、上記第2のかごの上記カウンタウェイトにまで延びることができる。この場合、上記ケーブルストランド第4区間は垂直方向に走行する。
別法として、上記ケーブルストランド第4区間は、例えば水平に並べられるようにすることができる。
上記ケーブルストランド第4区間は上記第2のかごの上記トラクションシーブから第3の方向転換ローラにまで延びてよく、同所で上記ケーブルストランド第4区間はケーブルストランド第5区間に接続され、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの上記ケーブルストランド第5区間は互いに平行に並べられる。特に上記ケーブルストランド第5区間は垂直に並べられるようにすることができる。
本発明の好ましい1実施形態において、上記ケーブルストランド第5区間は上記第2のかごの上記カウンタウェイトにまで延びる。つまり、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの各々は総計4回の転向を受け、各々のケーブルストランドに3方向転換ローラと、更に加えて上記第2のかごの上記共通のトラクションシーブとが使用される。
本発明は上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドにつき特定回数の転向に限定されるものではない。但し、可能な限り、双方のケーブルストランドは同一回数の転向に付されなければならない。上記ケーブルストランドが上記転向箇所で同じ角度だけ転向され、かつ、上記転向箇所間の距離が双方のケーブルストランドにつき同じであれば、特に有利である。また、上記転向の順序が上記2つのケーブルストランドにつき同じで、かつ、転向も同じ箇所で生ずるのが有利である。
上記第2のかごに関連付けられた上記トラクションシーブの回転軸は、上記2つのケーブルストランドの上記第2のかごに結合された上記ケーブルストランド第1区間と水平面との交点を結ぶ水平結合線と平行に並べられていれば、特に有利である。これにより、特に上記2つのケーブルストランドの損耗を等しくして上記ケーブルを案内することが可能になることが判明した。
上記第1と第2のかごの上記カウンタウェイトは好ましくは互いに隣接して上記シャフト内を移動することができる。これにより、上記第1のかごの上記ケーブルストランドを通す通し穴を上記第2のかごの上記カウンタウェイトに設ける必要なしに、上記2台のかごの上記ケーブルストランドをそれぞれのカウンタウェイトに直接取付けることが可能になる。従って、上記2カウンタウェイトは同じ構造であってよく、これにより上記エレベータ設備の製造コストを低下させることができる。
上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの可能な限り等しい損耗を達成するため、上記2つのケーブルストランドのケーブル張力は等しいのが有利である。従って、上記2つのケーブルストランドはほぼ等しい伸び・滑り挙動によっても特徴づけられる。
既に説明したように、上記第2のかごを駆動するために、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドが巻き掛けられる単一のトラクションシーブが使用される。このため、上記トラクションシーブは、上記第2のかごの上記2つのケーブルストランドの一方がそれぞれ巻き掛けられる2つのトラクションシーブ部分を有していてよく、上記トラクションシーブ部分間の距離は上記第2のかごの領域における上記2つのケーブルストランド間の距離よりも小さい。特に上記2つのトラクションシーブ部分は互いに接するようにすることができる。このタイプのエレベータ設備の構成は比較的小さなシャフト空間を占める特にコンパクトな構造形態を特徴としている。
上記エレベータ設備は2台以上のかごを擁することができる。第3のかごは上記第2のかごの下側に配置することができ、更にその他のかごも別々のケーブルストランドにより懸架比1:1で保持されて上記シャフト内に配置することができ、かつ、本発明によるケーブル案内装置が使用されれば、上記ケーブルの案内につき上記と同一の利点を達成することが可能である。
本発明の好ましい2つの実施形態の下記説明は、図面と相俟ってより詳細な説明に資するものである。
図に、第1のかご12と、このかごの下側に配された第2のかご14とを備えたエレベータ設備10を概略的に示す。これらのかごはシャフト16内を互いに独立に昇降させることができる。第1のかご12は単一のケーブルストランド18によってカウンタウェイト20に連結され、ケーブルストランド18はトラクションシーブ22及び方向転換ローラ24に巻き掛けられている。トラクションシーブ22及び方向転換ローラ24は、シャフト16の上端に位置するシャフト領域内又は機械スペース26内に保持される。トラクションシーブ22が駆動モータ28によって駆動される結果、第1のかごはシャフト16内を昇降することができる。ケーブルストランド18が複数の個別ケーブルを含むようにしてもよい。
第2のかご14は2つのケーブルストランド30,31によって別のカウンタウェイト33に連結されていて、カウンタウェイト33は、第1のかご12のカウンタウェイト20の横方向に隣接して配される。第2のかご14の2つのケーブルストランド30,31はそれぞれ、複数の個別ケーブルを含んでいてよい。これらのケーブルは、かご14の互いに対向する側面に固定されるため、第1のかご12の側方外側を走行する。これにより、後者がケーブルストランド30,31によって妨げられることはない。第2のかご14から出発して、ケーブルストランド第1区間30a,31aはそれぞれ垂直方向上方に延びて、上端のシャフト領域又は機械スペース26内にそれぞれ配された第1の方向転換ローラ35,36にまで達し、同所でケーブルストランド第2区間30b,31bにそれぞれ接続される。ケーブルストランド第2区間30b,31bは水平方向に延びてそれぞれ第2の方向転換ローラ38,39にまで達し、同所でケーブルストランドの各々は垂直方向に延びるケーブルストランド第3区間30c,31cにそれぞれ接続される。各々のケーブルストランド30,31は第1の方向転換ローラ35,36の箇所ならびに第2の方向転換ローラ38,39の箇所のいずれにあってもそれぞれ90°ずつ転向される。
ケーブルストランド第3区間30c,31cは垂直方向に延びてトラクションシーブ41にまで達する。共通のトラクションシーブ41は、駆動モータ44によって駆動され、かつ第1のトラクションシーブ部分42と後者に直に接する第2のトラクションシーブ部分43とを有する。トラクションシーブ部分42,43は、互いに剛的に、特には一体に連結されてよい。ケーブルストランド30は第1のトラクションシーブ部分42に巻き掛けられ、ケーブルストランド31は第2のトラクションシーブ部分43に巻き掛けられる。図1及び2に示す実施形態では、各トラクションシーブ部分42,43において、ケーブルストランド30,31はそれぞれ再度90°の転向に付される。このため、各ケーブルストランド第3区間30c,31cはそれぞれ、水平に並べられたケーブルストランド第4区間30d,31dにそれぞれ接続される。ケーブルストランド第4区間30d,31dはそれぞれ、第3の方向転換ローラ45,46のそれぞれ後方で、垂直方向下方に向かう、第2のかご14のカウンタウェイト33の箇所を終端とするケーブルストランド第5区間30e,31eにそれぞれ接続される。第3の方向転換ローラ45,46は互いに直に接している。これらの方向転換ローラは、単一部品の形をした共通の回動自在の方向転換ローラとして形成してもよい。
特に図2から明らかなように、第2のかご14の2つのケーブルストランド30,31は対称面48を中心にして互いに鏡像対称的に走行し、ケーブルストランド第1区間30a,31aはもとより、第3、第4及び第5のケーブルストランド区間30c,31c;30d,31d及び30e,31eも対称面と平行に走り、ケーブルストランド第2区間30b,31bはそれぞれ対称面に対して同じ角度で傾いている。
また、図2から、第2のかご14のトラクションシーブ41の回転軸50は、結合線52と平行に走っていることも明らかである。結合線52は、ケーブルストランドの2区間30b,31bによって定義される水平面57とケーブルストランド第1区間30a,31aとの仮想上の交点54,55を互いに結ぶ。結合線52は、ケーブルストランド第4区間30d,31dに対して垂直に走行する。
2つのケーブルストランド30,31の各々は同じケーブル張力を有し、方向転換ローラ35,36,38,39,45,46及びトラクションシーブ41の箇所で生ずる方向変化の順序は2つのケーブルストランド30,31について同一である。ケーブルストランド30,31はいずれも、第2のかご14とカウンタウェイト33との間の領域で1回の反転変化を受けるだけである。なぜなら、ケーブルストランド30,31がそれぞれの第1の方向転換ローラ35,36の箇所で有する巻き掛け方向は、第2の方向転換ローラ38,39の箇所で有する巻き掛け方向とは逆である一方、第2の方向転換ローラ38,39の領域だけでなくトラクションシーブ41及び第3の方向転換ローラ45,46の領域においても巻き掛け方向はそれぞれ同じだからである。ケーブルストランド30の第1の方向転換ローラ35と第2の方向転換ローラ38との間の距離は、ケーブルストランド31の第1の方向転換ローラ36と第2の方向転換ローラ39との間の距離と同じである。同じことは第2の方向転換ローラ38,39のそれぞれとトラクションシーブ41との間の距離にもそのまま当てはまり、また、トラクションシーブ41と第3の方向転換ローラ45,46のそれぞれとの間の距離にも当てはまる。第2のかご14に対する2つのケーブルストランド30,31の各ケーブル締結点59,60と第1の方向転換ローラ35,36のそれぞれとの間の距離は同じであり、更に加えて、第3の方向転換ローラ45,46のそれぞれとカウンタウェイト33に対する2つのケーブルストランド30,31の共通のケーブル締結点62との間の距離も同じである。
図3に、第2の実施形態のケーブル案内装置を備えた、本発明によるエレベータ設備の概略平面図を示す。エレベータ設備は、図1,2に示したエレベータ設備10と概ね同じである。従って、図1,2の場合と同じ参照符号が図3の同一の部品に使用されている。繰り返しを避けるため、この点については上述の説明を参照されたい。
図3に表された実施形態において、ケーブルストランド18は第1のかご12から出発して先ず方向転換ローラ24に巻き掛けられ、90°転向されて水平なケーブルストランド区間を経た後、トラクションシーブ22に達する。ケーブルストランド18は後者つまりトラクションシーブから直接カウンタウェイト20に向かって垂直方向に延びている。
図3に示した実施形態の場合にも、図1,2に表された実施形態と同様に、第2のかご14は2つのケーブルストランド30,31によって、第1のかご12のカウンタウェイト20の側方に隣接した配置されたカウンタウェイト33に連結されている。2つのケーブルストランド30,31はかご14の互いに対向する反対側の側面に固定され、第1のかご12の側方外側を走り、後者つまり第1のかごの脇を通過する。ケーブルストランド第1区間30a,31aはそれぞれ第2のかご14から垂直方向上方に延びて、上端のシャフト領域、又は機械スペース26内にそれぞれ配置された第1の方向転換ローラ35,36にまで達し、同所でケーブルストランド第2区間30b,31bにそれぞれ接続される。図1,2に表された第1実施形態とは異なって、ケーブルストランド第2区間30b,31bは、第2のかご14のカウンタウェイト33に面するかご14の側面の方向に延びている。区間は水平に延びてそれぞれ第2の方向転換ローラ38,39にまで達し、同所でそれぞれ垂直方向上方に延びるケーブルストランド第3区間30c,31cにそれぞれ接続される。ケーブルストランド30,31の各々はそれぞれ第1の方向転換ローラ35,36とそれぞれ第2の方向転換ローラ38,39の双方の箇所で90°ずつ転向される。
ケーブルストランド第3区間30c,31cは垂直方向に延びて、共通のトラクションシーブ41にまで達する。このトラクションシーブ41は、第2のかご14のケーブルストランド30,31がそれぞれ巻き掛けられる、互いに直接隣接した2つのトラクションシーブ部分42,43を有する共通である。ケーブルストランド30,31はそれぞれのトラクションシーブ部分42,43で180°の転向に付される。これにより、図3に表された実施形態において、それぞれのケーブルストランド第3区間30c,31cは、トラクションシーブ41から直接カウンタウェイト33に向かって延びる垂直方向に並べられたケーブルストランド第4区間30f,31fにそれぞれ接続されることとなる。
図1,2に表された第1の実施形態ならびに図3に表された第2の実施形態のいずれの場合にも、第2のかご14の2つのケーブルストランド30,31はエレベータ設備10の運転中ほぼ同じケーブル荷重を受け、そのためにまた、ほぼ同じ損耗を有する。これにより、2つのケーブルストランド30,31はケーブルの交換が行われなければならないほぼ同時点に最大許容損耗度に達することになる。ケーブルストランド30,31の伸び・滑り挙動もほぼ同じである。ケーブルストランド30,31の交換を同時に行うことができると共に、ケーブルストランド30,31のいずれをも最適に使用し切ることができる。結果として、エレベータ設備10の運転コストを比較的低く抑えることができる。
互いに上下に配置された2台のかごと第1の実施形態のケーブル案内装置とを有するエレベータ設備を単純化して示す図。 図1のエレベータ設備の概略平面図。 第2の実施形態のケーブル案内装置を有するエレベータ設備の、図2に相当する概略平面図。

Claims (18)

  1. シャフト内に複数のかごを備えたエレベータ設備であって、
    第1のかご(12)の下側に第2のかご(14)が配され、
    各々のかご(12,14)に、トラクションシーブ(22,41)を備えた駆動部(28,44)と、少なくとも1つのケーブルストランド(18;30,31)であって、前記トラクションシーブ(22,41)に巻き掛けられて前記かご(12;14)をカウンタウェイト(20;33)に連結するものとが関連付けられており、かつ
    前記第2のかご(14)が、懸架比1:1で保持されると共に、該第2のかご(14)の前記トラクションシーブ(41)に巻き掛けられた、前記第2のかご(14)の異なる側面に関連付けられた2つのケーブルストランド(30,31)によって該かごのカウンタウェイト(33)に連結されるものにおいて、
    前記第2のかご(14)に関連付けられた前記トラクションシーブ(41)が、2つのトラクションシーブ部分(42,43)を有し、該トラクションシーブ部分の各々に前記第2のかご(14)の前記2つのケーブルストランドの1つが巻き掛けられると共に、前記トラクションシーブ部分(42,43)の間の距離が、前記第2のかご(14)の領域における前記2つのケーブルストランド(30,31)の間の距離よりも小さいこと、及び、
    本エレベータ設備(10)が、前記第2のかご(14)の前記2つのケーブルストランド(30,31)を等しい荷重に付するケーブル案内装置を有すること、及び、
    上記ケーブル案内装置が方向転換ローラ(35,36,38,39,45,46)を含み、かつ
    上記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)が、互いに対応する方向転換ローラ(35,36;38,39;45,46)及び上記第2のかご(14)の上記トラクションシーブ(41)にて、それぞれ同じ角度だけ転向されること、
    を特徴とするエレベータ設備。
  2. 請求項1に記載のエレベータ設備において、上記2つのトラクションシーブ部分(41)が互いに接していることを特徴とするもの。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベータ設備において
    記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)が、同じ数の方向転換ローラ(35,38,45;36,39,46)及び上記第2のかご(14)の上記トラクションシーブ(41)に巻き掛けられること、
    を特徴とするもの。
  4. 請求項1又は2又は3に記載のエレベータ設備において
    つの隣接する方向転換ローラ(35,38,45;36,39,46)の間の距離及び上記第2のかご(14)の上記トラクションシーブ(41)と該トラクションシーブに隣接する方向転換ローラ(38,45;39,46)との間の距離が、上記第2のかご(14)の双方のケーブルストランド(30,31)につき同じであること、
    を特徴とするもの。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載のエレベータ設備において
    記各方向転換ローラ(35,38,45;36,39,46)及び上記トラクションシーブ(41)にて生ずる方向変化の順序が、上記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)につき同じであること、
    を特徴とするもの。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のエレベータ設備において、上記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)が、対称面(48)に関し、互いに鏡像対称的に走行すること、
    を特徴とするもの。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載のエレベータ設備において、
    上記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)がそれぞれ、上記第2のかご(14)から出発して第1の方向転換ローラ(35;36)まで延びるケーブルストランド第1区間(30a;31a)と、前記第1区間に接続されるケーブルストランド第2区間(30b;31b)とを有し、かつ
    前記ケーブルストランド第2区間(30b;31b)が前記ケーブルストランド第1区間(30a;31a)に対して垂直に並べられること、
    を特徴とするもの。
  8. 請求項7に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第2区間(30b,31b)が水平に並べられることを特徴とするもの。
  9. 請求項7又は8に記載のエレベータ設備において、
    上記ケーブルストランド第2区間(30b,31b)がそれぞれ第2の方向転換ローラ(38;39)まで延び、該方向転換ローラにて上記第2区間がケーブルストランド第3区間(30c;31c)に接続され、かつ
    前記ケーブルストランド第3区間(30c;31c)が互いに平行に並べられること、
    を特徴とするもの。
  10. 請求項9に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第3区間(30c;31c)が垂直に並べられることを特徴とするもの。
  11. 請求項9又は10に記載のエレベータ設備において、
    上記ケーブルストランド第3区間(30c;31c)が、第3の方向転換ローラ又は上記第2のかご(14)の上記トラクションシーブ(41)まで延び、該方向転換ローラ又は該トラクションシーブ(41)にて上記第3区間がケーブルストランド第4区間(30d;31d)に接続され、かつ
    前記ケーブルストランド第4区間(30d;31d)が互いに平行に並べられること、
    を特徴とするもの。
  12. 請求項11に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第4区間(30f;31f)が、上記トラクションシーブ(41)から直接、上記第2のかご(14)の上記カウンタウェイト(33)まで延びること、を特徴とするもの。
  13. 請求項11に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第4区間(30d;31d)が水平に並べられること、を特徴とするもの。
  14. 請求項11又は13に記載のエレベータ設備において、
    上記ケーブルストランド第4区間(30d;31d)が、上記第2のかご(14)の上記トラクションシーブ(41)から第3の方向転換ローラ(45;46)まで延び、該方向転換ローラにて上記ケーブルストランド第4区間がケーブルストランド第5区間(30e;31e)に接続され、かつ
    前記ケーブルストランド第5区間(30e;31e)が互いに平行に並べられること、
    を特徴とするもの。
  15. 請求項14に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第5区間(30e;31e)が垂直に並べられること、
    を特徴とするもの。
  16. 請求項14又は15に記載のエレベータ設備において、上記ケーブルストランド第5区間(30e;31e)が上記第2のかご(14)の上記カウンタウェイト(33)まで延びること、を特徴とするもの。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項に記載のエレベータ設備において、
    上記第2のかご(14)に関連付けられた上記トラクションシーブ(41)の回転軸(50)が水平結合線(52)と平行に並べられ、かつ
    前記水平結合線が、上記第2のかご(14)に結合された、上記2つのケーブルストランド(30,31)の上記ケーブルストランド第1区間(30a;31a)と水平面(57)との交点(54,55)を結ぶこと、
    を特徴とするもの。
  18. 請求項1から17までのいずれか1項に記載のエレベータ設備において、上記第2のかご(14)の上記2つのケーブルストランド(30,31)のケーブル張力が等しいこと、を特徴とするもの。
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